JP3130454U - 装身具用編み物 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工や使用の自由度が高く、かつ、経済的に形成することができる装身具用編み物を提供する。
【解決手段】編み糸を編むことにより、1つの編み目40、若しくは、一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する段部30が、複数段連続して並設されるように形成された装身具用編み物10であって、編み糸として、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20を用いて形成する。
【選択図】図1

Description

この考案は、編み物に関するものであり、さらに詳しくは、ネックレス等の装身具に用いられる編み物に関するものである。
従来より、手編みや機械編みによって鎖編みをすることにより、一定方向に複数の編み目を有する鎖状に形成された鎖状編み物、或いは、横方向及び縦方向に複数の編み目を有する網状に形成された網状編み物が知られている。そして、これらの編み物は、加工をせずに又は加工をすることによって、ネックレスやラリエット等の装身具として用いることができる。
また、これらの編み物を形成するための編み糸としては、製品の耐久性等を考慮して、金属製ワイヤーやテグスを用いるのが一般的である。
しかし、金属製ワイヤーを編んで形成された編み物は、耐久性は高いものの伸縮性や変形性に欠けるため、製品にする際の加工の自由度が低いという問題が生じていた。
また、上述の如く、金属製ワイヤーにより形成された編み物はほとんど伸び縮みしないため、所定の長さを有する製品を形成した場合には、この長さに適合するような使用をすることしかできない。すなわち、ある程度の伸び代を期待して、前記長さ以上の長さにまで適合させるような使用をすることができないため、使用の自由度も低いという問題が生じていた。
また、上述のように、所定の長さを有する製品を形成する場合には、必ず所定の長さまで編まなければならないため、編み糸である金属製ワイヤーを多く使用しなければならず経済的でないという問題も生じていた。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各考案は、上記した事情によりなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の考案は、上記事情によりなされたものであり、加工や使用の自由度が高く、かつ、経済的に形成することができる装身具用編み物を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の考案は、上記した請求項1記載の考案の目的に加え、華やいだ外観を有し、看者に楽しい印象を与えることができる装身具用編み物を提供することを目的とする。
請求項に記載された考案は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各考案の特徴点を図面に示した考案の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、考案の実施の形態において用いた符号を示し、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の考案は、編み糸を編むことにより、1つの編み目40、若しくは、一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する段部30が、複数段連続して並設されるように形成された装身具用編み物10であって、編み糸として、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20を用いて形成されていることを特徴とする。
「装身具用編み物10」とは、編み糸を編むことにより、1つの編み目40、若しくは、一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する段部30が、複数段連続して並設されるように形成されたものであり、鎖状又は網状(すなわちネット状)等となるように編まれて形成された編み物であって、ネックレス等の装身具に用いられるものである。
具体的には、段部30として1つの編み目40を有する場合、段部30を複数段連続して並設させることにより、鎖状の装身具用編み物10が形成されることとなる。また、段部30として一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する場合、段部30を複数段連続して並設させることにより、網状(ネット状)の装身具用編み物10が形成されることとなる。
なお、この装身具用編み物10は、鈎針や編み棒等を用いた手編みにより形成してもよいし、編み機を用いた機械編みにより形成してもよい。また、この装身具用編み物10の編み方についても、特に限定されるものではなく、鎖編みや細編みにより形成することができる。また、この装身具用編み物10は、編み糸(ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20)1本を編みこんで形成してもよく、編み糸(ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20)2本以上を編みこんで形成してもよい。また、この装身具用編み物10は、鎖状編み物、又は、網状(ネット状)編み物を構成する編み目40のみならず、形を整えるための余分な編み目40や、装飾のための余分な編みこみ等を有していてもよい。
そして、この装身具用編み物10は、加工せずにそのままで、たとえば、ラリエットとして利用することができる。ここで、ラリエットとは、輪になっていない単純な紐状の装飾具であって、そのまま首に巻きつけたり、腰に巻いて結んだりしてベルトとして使用する等、自由な使用のアレンジが可能なものである。
また、前記段部30は、1つの編み目40を有するか、若しくは、一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有するものである。なお、一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する段部30は、一本の鎖状となるように編まれたものである。
そして、段部30として1つの編み目40を有する場合には、この段部30を複数段連続して並設させるように編むことで、鎖状の装身具用編み物10が形成される。
また、段部30として一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する場合には、この段部30を複数段連続して並設させるように編むことで、網状の装身具用編み物10が形成される。換言すれば、一定方向に向けて連続した複数の編み目40を有する段部30に、この段部30と同編成の段部30が、複数段連続して並設するように編むことで、網状の装身具用編み物10が形成される。なお、ここで、一定方向としては、横方向や縦方向が含まれる。
具体的には、前記装身具用編み物10は、たとえば、段部30が横方向に向けて連続した複数の編み目40を有するように形成されている場合、この段部30に、同様編成の段部30(すなわち、同数の編み目40が横方向に向けて連続して設けられた段部30)が複数個連続して平行に配置されるように編むことで形成される。より具体的には、前記段部30が、たとえば3個の編み目40から形成されている場合、この段部30が連続して、たとえば30個並設されるように編むことで、縦長網状の装身具用編み物10が形成されることとなる。
また、前記装身具用編み物10は、編み糸として、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20を用いて形成されている。ナイロンコーティングされた金属製スワイヤー20とは、金属製ワイヤーの表面にナイロン等の摩擦係数の小さい繊維生地をコーティングして形成したものである。
一般的な金属製ワイヤーは元の形に復帰しようする力が小さい。さらに、摩擦係数が大きいため、金属製ワイヤーの表面に大きな摩擦力が働くこととなる。そのため、この金属製ワイヤーを編みこんで所定の形の編み目40を形成してしまうと、金属製ワイヤー同士が滑ることができず、結局、装身具用編み物10全体としてほとんど伸び縮みをすることができないこととなる。
これに対して、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20は、一般的な金属製ワイヤーよりも元の形に復帰しようとする力が大きい。そして、摩擦係数が小さいため、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20の表面に働く摩擦力は、一般的な金属製ワイヤーよりも小さい。そのため、一般的な金属製ワイヤーと同じように、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20を編みこんで所定の形の編み目40を形成した場合には、ワイヤー同士が滑ることができ、結局、装身具用編み物10全体として伸び縮みをすることとなる。
(作用)
本考案によれば、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20を編みこむことにより、鎖状又は網状の装身具用編み物10が形成される。そして、この装身具用編み物10においては、編み目40を構成するナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20同士が滑るため、装身具用編み物10全体として伸び縮みをすることとなる。
したがって、様々な製品への加工が可能であるとともに、種々の方法により使用することができることとなる。
また、上述の如く、装身具用編み物10全体として伸び縮みするため、製品を作る際に、目標の長さよりも短めに作成しても目標の長さまで伸ばして使用することもできる。すなわち、同じ長さの製品を作成する場合でも、一般的な金属製ワイヤーよりも伸び代を考慮して短めに作成することもできるため、編み糸の量を減らすことができ、経済的に装身具用編み物10を形成することができることとなる。
また、前記装身具用編み物10を、腕輪や指輪などのリング状に加工した場合、装身具用編み物10は伸び縮みをするため、加工した時点での腕輪や指輪等のサイズよりもやや大きめのサイズとして利用することもできる。
また、前記腕輪や指輪を着脱する場合にもこの腕輪や指輪を伸ばすことができるため、片手で着脱ができるようになる等、容易な着脱が可能となる。
(請求項2)
請求項2記載の考案は、上記請求項2記載の考案の特徴に加え、前記編み糸には装飾物が通されており、かつ、編み目40に前記装飾物が配置されるように形成されていることを特徴とする。
装飾物とは、前記装身具用編み物10を飾り付けるための部材であって、編み糸(ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20)に通されている。装飾物としては、前記編み糸に通すことができるものであれば、特に限定されるものではなく、たとえば、ビーズ、天然石50等が挙げられる。また、装飾物の数も、特に限定されるものではなく、1個とすることもできるし、2個以上とすることもできる。
また、前記装飾物は編み目40に配置されている。すなわち、編み糸に通された装飾物は、装身具用編み物10の編み目40内に位置するものとなっている。なお、前記装身具用編み物10は、この装身具用編み物10の総ての編み目40内に装飾物が配置されるように形成することもできるし、一部の編み目40にのみ装飾物が配置されるように形成することもできる。
(作用)
本考案によれば、編み糸であるナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20に、天然石50等の装飾物が通されており、装身具用編み物10の編み目40に前記装飾物が配置されることとなる。
したがって、装身具用編み物10の編み目40に配置された天然石50等の装飾物により、この装身具用編み物10が華やいだ外観を有することとなり、看者に楽しい印象を与えることができることとなる。
本考案は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の考案によれば、加工や使用の自由度が高く、かつ、経済的に形成することができる装身具用編み物を提供することができる。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の考案によれば、上記した請求項1記載の考案の効果に加え、華やいだ外観を有し、看者に楽しい印象を与えることができる装身具用編み物を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1から図5までは、本発明の実施の形態を示すものである。図1は、装身具用編み物10全体を示す斜視図である。図2は、装身具用編み物10の形成開始前の編み糸及び天然石50を示す概略図である。図3は、一段目の段部30が形成された状態を示す概略図である。図4は、二段目の段部30を形成している状態を示す概略図である。図5は、装身具用編み物10の編み方向を示す概略図である。
また、図6は、本発明の実施の形態の変形例であって、装身具用編み物10全体を示す斜視図である。
(装身具用編み物10)
本実施の形態における装身具用編み物10は、図1に示すように、編み糸としてのナイロンコーティングされた金属製ワイヤー20(以下、「金属製ワイヤー20」とする。)を編むことにより、横方向に5つの編み目40を連続して形成した段部30が15段連続して並設されるように形成したものである。すなわち、この装身具用編み物10は、全部で125個の編み目40を有している。
また、この装身具用編み物10における編み目40の一部には、装飾物としての天然石50が配置されている。
以下、前記装身具用編み物10の作成方法を説明する。
まず、所定個数の天然石50に錐などを用いて微小な貫通孔を形成し、この孔に前記金属製ワイヤー20を通す(図2参照)。この際、前記金属製ワイヤー20に通された天然石50は総て、図2に示すように、この金属製ワイヤー20の一方の端部(本実施の形態では右端部)に寄せておく。
そして、前記金属製ワイヤー20を、天然石50が寄せられている端部と反対の端部(本実施の形態では左端部)から右方向に向けて、鈎針60により鎖編みしていく。すると、図3に示すように、横方向に連続する編み目40が順次形成されていく。そして、5つの編み目40が形成されると、一段目の段部30の完成となる。
そして、一段目の段部30が完成したら、次は、左方向に向けて、一段目の段部30における編み目40一つずつと前記金属製ワイヤー20とを編んでいく。これにより、図4に示すように、一段目の段部30の上側に、当該段部30の各編み目40と対応する編み目40が順次形成されていく。そして、一段目の段部30の左端部における編み目40と前記金属製ワイヤー20とが編まれることにより、全部で5つの編み目40が形成されると、二段目の段部30の完成となる。すなわち、一段目の段部30に、この段部30と同様編成の段部30が並設されたこととなる。
そして、前記作業を繰り返していく。すなわち、図5に示すように、右端部に至るまで右方向に向けて編んでいき、右端部に至ったら、左端部に至るまで左方向にむけて編んでいくという作業を繰り返す。
そして、全部で25段の段部30が形成されると、本実施の形態における装身具用編み物10の完成となる。
また、編み目40内へ天然石50を配置するには、天然石50を配置したいと考える編み目40を形成する直前に、前記金属製ワイヤー20の一端に寄せてある天然石50を移動させてから編み目40を形成する。これにより、所望の編み目40内へ天然石50を配置することができる。
(変形例)
なお、装身具用編み物10は、図6に示すように、段部30として1つの編み目を有し、この段部30を複数段連続して並設するように編むことで形成された鎖状とすることもできる。
本考案の実施の形態であって、装身具用編み物全体を示す斜視図である。 本考案の実施の形態であって、装身具用編み物の形成開始前の編み糸及び天然石を示す概略図である。 本考案の実施の形態であって、一段目の段部が形成された状態を示す概略図である。 本考案の実施の形態であって、二段目の段部を形成している状態を示す概略図である。 本考案の実施の形態であって、装身具用編み物の編み方向を示す概略図である。 本考案の実施の形態の変形例であって、装身具用編み物全体を示す斜視図である。
符号の説明
10 装身具用編み物
20 ナイロンコーティングされた金属製ワイヤー(編み糸)
30 段部
40 編み目
50 天然石(装飾物)
60 鈎針

Claims (2)

  1. 編み糸を編むことにより、
    1つの編み目、若しくは、一定方向に向けて連続した複数の編み目を有する段部が、複数段連続して並設されるように形成された装身具用編み物であって、
    編み糸として、ナイロンコーティングされた金属製ワイヤーを用いて形成されていることを特徴とする装身具用編み物。
  2. 前記編み糸には装飾物が通されており、かつ、編み目に前記装飾物が配置されるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の装身具用編み物。
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