JP2756461B2 - 装飾用資材 - Google Patents

装飾用資材

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はネックレス,ブレスレットなど各種アクセサ
リーに用いて好適なビーズ利用の装飾用資材に関するも
のである。
(従来の技術) 従来よりビーズは手芸用資材として周知であり、刺し
ゅう,編み込みなどに広く用いられているが、従来のビ
ーズ手芸ではビーズを糸などにより線状に連結して用い
るとか、あるいはビーズを全面に分布して面とすると
か、点,線あるいは面という構成での利用が殆どであ
り、立体的な利用については試みられていない。
例えば1つのネックレスを作る場合においても各種の
色のビーズを組み合わせ、また丸大,丸小,角大,角小
など、形の異なるビーズを数でバランスをとりながら組
み合わせ使用するのが通常である。
一方、貴金属,ジュエリーを含むネックレス等のアク
セサリーにおいても種々の形の鎖の連結や種々の材質の
同形,異形,異色の組み合わせで装飾性を高めているの
が一般的となっている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上述の如き実状をふまえ、特に従来のビーズ
手芸あるいはネックレスなどが点,線,面の構成を主と
しているのに対処し、ビーズを通した素材を鎖編編成す
ることによりビーズを保持したリング部を不規則に突出
形成し、ビーズのもつ形状,色彩の多彩化と共にアクセ
サリーとしての立体構成化をはかり、もってビーズ利用
手芸による装飾資材分野の多様化をもたらすことを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) しかして、上記目的に適合する本発明の特徴は、ビー
ズを通したナイロン釣糸の如き柔軟可撓性合成繊維フィ
ラメントにより編成された長さ方向に延びる多数の鎖編
目の連続を基本とし、各編目において夫々側方に引き出
されたリング部を形成して、このリング部に前記ビーズ
を保持させると共に、該リング部を連続して延びる前記
基本となる中心の編目に対し不規則に放射方向に向け外
観上前記中心となる編目を被覆せしめるようにした装飾
用資材の構成にある。
(作用) 上記の如き装飾用資材によるときはリングに保持され
たビーズの形状,色彩,数により種々のデザインが決ま
り,しかもリングは全長を通じて放射方向に突出して従
来の点,線,面とは異なり立体的な感じで多彩な装飾効
果を現出すると共に、立体的かつ放射方向に突出した各
リングは相互に重なり合って色彩をより深め、従来と異
なる雅趣に富む装飾品の作成を可能とする。
(実施例) 以下、更に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る装飾用資材の外観概要図、第2
図乃至第4図はその編成態様である。
また、第5図乃至第7図は上記本発明資材の構成の詳
細を示すモデル図である。
これら図において、(1)はナイロ釣糸などの如き柔
軟可撓性を有する合成繊維フィラメント、特にモノフィ
ラメントであり、(2)は該フィラメント(1)に通さ
れたビーズである。
本発明資材は上記の如きビーズ(2)を通したフィラ
メント(1)を素材として第2図乃至第4図に示すよう
に、先ず糸端(3)を少し残して目(4)を作り、レー
ス針(5)を用いて前記ビーズの通ったフィラメント
(1)をレース針(5)にかけリング編みの要領でフィ
ラメント(1)をリング部(6)を作りつつ上記作り目
(4)から引出して鎖編目(7)を作り、これを繰り返
して長さ方向に連続したリング部(6)を有する鎖編目
(7)を形成することによって作成する。
このとき、リング部(6)の大きさは同一に限らず異
なる大きさとしてもよい。そして、これによってリング
部(6)にビーズ(2)は同じ数に限らず異なる数で保
持される。
第5図乃至第7図はこのようにして得られる本発明資
材の構成をより明らかにするためモデルを用いて示して
おり、長さ方向に延びる連続した鎖編目の編成にあた
り、リング(6)をもって裏に出された部分にビーズ
(2)が残り芯となるフィラメント(1)によって鎖編
目(7)が形成されることが示されている。
なお、上記編成に際し、前記フィラメントの如く弾撥
性をもつ糸を芯とし、これを緊張させてリング編みの繰
り返しにより強く引き締めながら編成してゆくと編み上
がりに引きつれが生じ、本来ならリング部が平面的に芯
となるフィラメントの両側に交互に引き出されてゆくは
ずが、その引きつれによって全体が捩じれを受け、リン
グ部(6)は不規則に放射方向に向いて立体的に形成さ
れる。
そして、上記立体構成されたリング(6)は長さ方向
において、上下不規則に重なり、かつ間隔を狭くして中
心にある鎖編目(7)を実質的に表面から隠蔽し、被覆
する。
以上の構成において、フィラメント(1)に通して用
いられるビーズ(2)は通常、丸大,丸小,角大,角
小,スリーカットなど、大きさの異なる種々の形状で、
かつ各種異色のものが使用可能であり、これらは適宜、
組み合わせ使用することによって、より深い個性的な色
調を現出させる。
従って、前記リング部(6)の大小形成と組み合わせ
るようにすれば更に多彩な変化を得ることができる。
なお、上記本発明においてはビーズを合成繊維フィラ
メントに通しているが、ビーズを通す合成繊維フィラメ
ントは麻,絹など、他の糸も勿論、使用可能であるが、
容易に屈曲し、かつしなやかで強力のある点より合成繊
維フィラメントの使用が好ましく、また合成繊維フィラ
メントとしても伸縮性を有するものであってもよく、こ
の場合には伸縮可能な装飾用資材が得られる。
また、ビーズはガラスビーズに限らず、同様な飾り玉
を使用することも可能である。
かくして上記構成をもつ装飾用資材は、編成当初にお
ける糸端をもって輪状に形成し、ネックレス,ブレスレ
ットを始め、種々のアクセサリー製品として形成するこ
とができる。
以上は糸にビーズを通し、長手方向にリング部を持つ
鎖編目編成を行った場合であるが、上記手法を拡張する
ことによりビーズを通した糸を編組材料として利用し、
紐状物に限らずリングを有し、あるいは有しないで平面
的な編組織の拡がりをもつ、例えばマット状物など種々
の編成品、とりわけ手芸製品を作成することは注目され
る。
(発明の効果) 本発明は以上のようにビーズを通した合成繊維フィラ
メントを用いて長さ方向に延びる鎖編目を連続編成し、
このとき、各編目においてリング部を形成し、ビーズを
該リング部に残すようにすると共に、ビーズを保持した
リング部を放射方向に不規則に突出せしめたものである
から、従来のビーズを糸により連結したもの、あるいは
ビーズを平面的に利用したものと異なり、長さ方向にお
いて放射状に突出するリング部により立体的な構成とな
り、しかもリング部にビーズが保持されて中心にある鎖
編目を被覆しているため、上下のビーズが重なり合って
全体的に嵩高性をもつビーズ利用の装飾用資材を提供す
ることができる。
しかも、請求項2記載のようにビーズとして大小,異
色,異形状をもつ種々のビーズを組み合わせ使用するこ
とが可能となり、前記リング部に保持される立体構成と
相俟ってより一層、装飾効果の多様性を拡げ、ビーズ手
芸によるアクセサリーの多彩化,斯新性の増大に格段の
効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装飾用資材の1例を示す概要図、
第2図乃至第4図は上記装飾用資材の作成態様を示す説
明図、第5図乃至第7図は本発明資材の構造をモデルに
より示した図で、第5図は伸ばした状態、第6図は縮め
た通常の状態、第7図は一部を拡大した状態を示す。 (1)……合成繊維フィラメント, (2)……ビーズ, (6)……リング部, (7)……鎖編目,

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビーズを通した柔軟可撓性合成繊維フィラ
    メントにより編成してなる長さ方向に延びる多数の鎖編
    目の連続からなり、各編目は夫々側方に引き出されたリ
    ング部を有して、該リング部に前記ビーズを保持してい
    ると共に、上記リング部は連続して延びる鎖編目を中心
    として夫々、不規則に放射方向に向き、全体として中心
    の鎖編目を覆っていることを特徴とする装飾用資材。
  2. 【請求項2】ビーズが大きさ,形状,色彩などを異にす
    る異種ビーズの組み合わせよりなることを特徴とする請
    求項1記載の装飾用資材。
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