JP3130101U - 集合住宅構築用室ユニット - Google Patents

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伸廣 山口
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キャピタル建設株式会社
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Abstract

【課題】建築現場において、骨組みの形成、内外壁の張着、室内諸設備の組み込み等の作業が不要で、単に縦横に連結していくだけで、3〜4階建ての集合住宅を簡易迅速に、且つ、低コストにて建築することを可能にする集合住宅構築用室ユニットを提供することを課題とする。
【解決手段】建築基準法に基くラーメン構造に構成されたワンルームサイズの鉄骨フレーム1に、内外壁及び床板を張着し、室内に少なくともバス、トイレ、流し台を組み込むと共に、床下に上下水道管及び電気配線を配設して成る。
【選択図】 図1

Description

本考案は集合住宅構築用室ユニット、より詳細には、直ちに居住可能な状態に設備が組み込まれていて、建築現場に搬送後、縦横に複数連結することによって複層の集合住宅を簡易迅速に建築し得る集合住宅構築用室ユニットに関するものである。
いわゆるワンルームマンション(アパート)等の集合住宅は、寝食用スペースにバス、トイレ、流し等の居住に必要な設備を配備した狭小な室を縦横に連設したものであるが、通例各室に個性を持たせる必要はなく、画一的な設備及び内装のものとして建築される。そのため、上記設備等はユニット化され、現場での工事の手間をできるだけ省くように配慮される。
しかるに、3階建てや4階建て等の集合住宅の場合は、一般に、鉄骨によって建築基準法に基くラーメン構造の全体骨組みを形成し、それを区切った各室ごとのフレームに内壁材を張り、そこに上記ユニット化したバス、トイレ、流し等を組み込み、電気配線をし、上下水道管の配設等を行ない、また、全体的に外壁材を定着して仕上げる。
従来の集合住宅はこのようにして建築するため、骨組みの形成、ユニット化された諸設備の組み込み、配線、配管等に手間がかかって多くの時間を取られ、工期が長引くだけでなく、工事コストも嵩むという問題がある。
本考案は上記従来技術における問題点を解決せんとしてなされたもので、建築現場において、骨組みの形成、内外壁の張着、室内諸設備の組み込み等の作業が不要で、単に縦横に連結していくだけで、3〜4階建ての集合住宅を簡易迅速に、且つ、低コストにて建築することを可能にする集合住宅構築用室ユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本考案に係る集合住宅構築用室ユニットは、建築基準法に基くラーメン構造に構成されたワンルームサイズの鉄骨フレームに、内外壁及び床板を張着し、室内に少なくともバス、トイレ、流し台を組み込むと共に、床下に上下水道管及び電気配線を配設して成り、前記鉄骨フレームは、それぞれ7本の鉄骨を組んだ天面枠と底面枠、及び、天面枠と底面枠とを結ぶ6本の柱骨とから構成し、前記各鉄骨はボルトを使わずに溶接によって一体化することを特徴とする。各室ユニットは、相互に縦横に連結可能にすると共に、一旦連結した後に分離することも可能にすることが好ましい。
本考案は上述した通りであって、ワンルームの居住に必要な諸設備が予め工場において組み込まれ、建設現場では単に連結するだけで、簡易迅速且つ低コストにて複数層の集合住宅を建築することができる効果がある。また、一旦建築した集合住宅を、分解して再建築に供し得る効果がある。
本考案の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。本考案に係る室ユニットは、建築基準法に基くラーメン構造に組まれた、ワンルームサイズの鉄骨フレーム1で以て構成される。
図1に示されるように、鉄骨フレーム1は、基本的には、それぞれ7本の鉄骨を組んだ天面枠2と底面枠3、及び、天面枠2と底面枠3とを結ぶ6本の柱骨4とから構成する。各鉄骨はボルトを使わずに溶接によって一体化することにより、十分な強度を持たせることができ、また、同時に鉄骨フレーム1は、建築基準法に基くラーメン構造とすることが容易となる。各鉄骨間には、適宜鉄筋の筋交い5を配する。
鉄骨フレーム1には、更に必要に応じ、その天面枠2にベランダ用鉄骨枠6と、廊下用鉄骨枠7を設置する。これらのベランダ用鉄骨枠6と廊下用鉄骨枠7は、それを設ける鉄骨フレーム1の室の上層の室用となる。輸送の都合上これらの鉄骨枠6、7は、現場において設置することとしてもよい。
鉄骨フレーム1の8つのコーナーのそれぞれに、海上輸送用コンテナのものと同じコーナーキャスティグ8を設置することがある(図2参照)。このコーナーキャスティング8は、コンテナをクレーンによって懸架する際等に使用する定形の孔9、9aを備えており、本考案に係る室ユニットの海上輸送等に際し、コンテナにおける場合と同様にして用いることができる。このコーナーキャスティング8の孔9、9aは、室ユニットを縦横に連結していく際にも利用することがある。
図3は、各ユニット間の結合を、コーナーキャスティング8を取り外して行なう場合を示すもので、天面枠2とその上層の室ユニットの底面枠3とをボルト10で連結し、また、隣接するユニットの柱骨4同士を通しボルト11で連結する。
本考案に係る室ユニットは、予め工場において、上記鉄骨フレーム1に、コーナーキャスティング8を残して隠蔽するように、玄関口、窓等の開口部を設けた内壁材及び外壁材を張着し、また、床下に上下水道配管及び電気配線等を配設して床板を張る。
また、玄関ドアを取り付け、更に、寝食用スペースを残してバス、トイレ、流し、電気コンセント等の室内設備を、メーター類と共に組み込んで完成となり(図4参照)、居住可能な状態となる。そして、この完成状態のまま、一般のコンテナと同様にして海上輸送及び陸上輸送し、建築現場に搬入することができる。
建築現場に搬入された室ユニットは、1階部分については、アンカーボルト等の固定金具で基礎に固定していき、その上に、上述した方法によって上層の室ユニットを積層して連結していく。室ユニットを所定数縦横に連結した後、玄関設置側に、廊下用鉄骨枠7を利用して、外側階段に続く通路を配設し、また、ベランダ用鉄骨枠6を利用してベランダを構築する。そして、各室ユニットの配管類を、外部管に接続して工事完了となる(図5参照)。この工事は、通例数日で完了させることができる。
各ユニットは上記のようにして相互に連結するので、その連結を解除することも比較的容易である。従って、一旦建築した集合住宅を、各ユニットの連結を解除して分解し、移設して再建築することも可能となる。
この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この考案は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本考案に係る室ユニットの3階建ての場合の第1層乃至第3層の鉄骨フレームを示す図である。 本考案に係る室ユニットにおけるコーナーキャスティングを示す図である。 本考案に係る室ユニットの連結方法を示す図である。 本考案に係る室ユニットの構成例を示す間取図である。 本考案に係る室ユニットによって建築した集合住宅の外観例を示す図である。
符号の説明
1 鉄骨フレーム
2 天面枠
3 底面枠
4 柱骨
5 筋交い
6 ベランダ用鉄骨枠
7 床下用鉄骨枠
8 コーナーキャスティング
9 孔
9a 孔
10 ボルト
11 通しボルト

Claims (2)

  1. 建築基準法に基くラーメン構造に構成されたワンルームサイズの鉄骨フレームに、内外壁及び床板を張着し、室内に少なくともバス、トイレ、流し台を組み込むと共に、床下に上下水道管及び電気配線を配設して成り、前記鉄骨フレームは、それぞれ7本の鉄骨を組んだ天面枠と底面枠、及び、天面枠と底面枠とを結ぶ6本の柱骨とから構成し、前記各鉄骨はボルトを使わずに溶接によって一体化することを特徴とする集合住宅構築用室ユニット。
  2. 縦横に連結可能にすると共に、連結後の分離を可能にした請求項1に記載の集合住宅構築用室ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102354815B1 (ko) * 2021-09-17 2022-01-21 문수용 건축용 조립식 모둘러
KR102412822B1 (ko) * 2022-01-10 2022-06-23 문수용 건축용 조립식 모듈러

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