JP3129265B2 - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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JP3129265B2
JP3129265B2 JP09344008A JP34400897A JP3129265B2 JP 3129265 B2 JP3129265 B2 JP 3129265B2 JP 09344008 A JP09344008 A JP 09344008A JP 34400897 A JP34400897 A JP 34400897A JP 3129265 B2 JP3129265 B2 JP 3129265B2
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隆司 三上
浩哉 桐村
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32321Discharge generated by other radiation
    • H01J37/3233Discharge generated by other radiation using charged particles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、方形(正方形,長
方形)の基板表面に薄膜を形成する薄膜形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CVD装置を応用した薄膜形成装
置の分野においては、その用途の拡大等を図るため、低
温で均一(膜厚),均質(膜特性)な薄膜を基板に形成
することが望まれる。
【0003】そして、かかる要望に応えるため、本願出
願人は特開平5−55194号公報(H01L 21/
31)に記載の薄膜形成装置を既に発明している。
【0004】この既発明の薄膜形成装置は、成膜室に原
料ガスの高周波プラズマを形成し、同時に、イオン源か
ら成膜室にイオンビームを引出してこのビームを高周波
プラズマ及び基板の表面に照射し、このビーム照射に基
づくプラズマ中の励起種のマイグレーション効果及び膜
質制御により、低温で基板に均一,均質な薄膜を堆積し
て形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のこの種CV
D装置を応用した薄膜形成装置は、プラズマCVD装置
等の他の既存装置等と同様、成膜室の高周波プラズマ生
成用の高周波電極が円筒形であり、この電極の内側のプ
ラズマ生成領域に高周波プラズマが球形状に形成され
る。
【0006】この場合、高周波プラズマの基板に平行な
断面は円形であり、シリコンウエハ等の円板状の基板に
ついては、図13の平面図に示すように、高周波電極1
の電極径を適当に設定することにより基板2の円形の表
面全体が過不足なく高周波プラズマに覆われ、基板2の
表面に効率よく均一,均質な薄膜を形成し得る。
【0007】しかし、TFT−LCDの液晶表示パネル
のガラス基板等の正方形又は長方形の表面を有する方形
板の基板については、つぎに説明するように高周波電力
を無駄なく有効に利用して効率よく均一,均質な薄膜を
形成することができない。
【0008】すなわち、従来装置により方形の基板の表
面全体に均一,均質な薄膜を形成しようとすると、高周
波電極の電極径を基板の対角線より長く設定し、高周波
プラズマが基板の表面全体を覆うようにしなければなら
ない。
【0009】この場合、正方形の基板であっても図14
の(a)に示すように、高周波電極1により形成された
高周波プラズマは基板2からはみ出す斜線部分が成膜に
寄与せず、高周波電力が浪費されて成膜効率の向上が図
れない。
【0010】また、基板外の部分に付着した余分な薄膜
がはがれて基板の成膜面を汚したりしないようにするた
め、クリーニング作業を頻繁に行ったりする必要があ
り、コストアップ等が避けられない。
【0011】そして、長方形の基板であれば図14の
(b)に示すように、高周波プラズマの基板2からはみ
出す斜線の余分な部分が正方形の場合よりさらに多くな
り、一層成膜効率が低下するとともに頻繁なクリーニン
グ作業が必要になる。
【0012】したがって、従来装置の場合は方形の基板
の表面全体に効率よく均一,均質な薄膜を形成すること
ができない問題点がある。
【0013】また、従来装置にあっては、イオン源から
成膜室に基板の表面を円形に照射するようにイオンビー
ムが引出される。
【0014】そのため、前記の高周波プラズマの場合と
同様、方形板の基板の表面全体にイオンビームを照射し
ようとすると、基板に照射されない無駄な部分が多くな
り、この点からも基板に効率よく均一,均質な薄膜を形
成することができない問題点がある。
【0015】つぎに、この種薄膜形成装置においては、
均一,均質な薄膜を形成しようとすると、高周波電極の
電極径を必ず基板を上回る大径にする必要があり、装置
の小型化を図ることができない。
【0016】そして、基板が大面積になる程、高周波電
極の大型化に伴う高周波の伝達遅れ等による高周波電界
の不均一,不安定が生じ、高周波プラズマをむらなく形
成することが困難になり、成膜不良が生じ易い問題点も
ある。
【0017】本発明は、高周波電力を有効に利用して方
形の基板に効率よく基板の表面に均一,均質な薄膜を形
成することを課題とする。
【0018】また、方形の基板の表面全体にイオンビー
ムを無駄なく照射して一層効率よく基板の表面に均一,
均質な薄膜を形成することを課題とする。
【0019】さらに、装置の小型化を図ることも課題と
する。加えて、大面積の方形の基板に均一,均質な薄膜
を形成することをも課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の本発明の薄膜形成装置は、基板が
正方形又は長方形の表面を有する方形板からなり、
つ、基板に平行な断面が基板を囲む正方形又は長方形の
中空の立方体又は直方体の電極からなり、高周波プラズ
マを基板の表面側に基板の表面全体を覆う立方体形状又
は直方体形状に形成する高周波電極を備える。
【0021】したがって、高周波プラズマが従来装置の
ように球形状でなく、方形板の基板の表面形状に応じて
立方体形状又は直方体形状に形成され、高周波プラズマ
によって基板の表面全体が無駄なく覆われ、高周波電力
を無駄なく利用し、正方形又は長方形の表面を有する基
板の表面全体に効率よく均一,均質な薄膜を形成でき
る。
【0022】また、請求項2記載の本発明の薄膜形成装
置は、請求項1記載の装置において、イオンビームが高
周波プラズマを通して基板の表面を照射するように成膜
室に引出され,イオンビームの基板の照射面が基板の表
面全体を照射する正方形状又は長方形状になるイオン源
を備える。
【0023】したがって、イオン源から成膜室に引出さ
れて基板の表面に照射されるイオンビームも基板の照射
面がその表面全体を覆う正方形又は長方形になり、イオ
ンビームの無駄な照射が防止され、電力浪費が一層減少
するとともに基板ホルダ等の基板のない部分のイオンビ
ームの照射による加熱,温度上昇等の弊害が防止され、
方形の基板に一層効率よく均一,均質な薄膜を形成でき
る。
【0024】つぎに、請求項3記載の本発明の薄膜形成
装置は、基板が長方形の表面を有する方形板からなり、
高周波プラズマを,基板の表面側に,基板の表面に平行
な断面の長辺が基板の一辺を覆う長さを有する直方体形
状に形成する高周波電極と、基板を前記断面の短辺方向
に移動する基板移動手段とを備える。
【0025】したがって、高周波電極により形成される
直方体形状の高周波プラズマは、基板に平行な長方形の
断面の短辺が基板より短く、基板の表面の一部しか覆え
ないが、基板移動手段が基板を前記短辺方向に移動する
ため、基板は表面全体が一部分ずつ順次に高周波プラズ
マに覆われ、基板の表面全体に均一,均質な薄膜が形成
される。
【0026】このとき、一方の高周波電極の電極対向面
間隔を基板より小さくした小型の構成で、長方形の基板
の表面に、その基板サイズによらず、効率よく均一,均
質な薄膜を形成できる。
【0027】また、請求項4記載の本発明の薄膜形成装
置は、請求項3記載の装置において、イオンビームが高
周波プラズマを通して基板の表面を照射するように成膜
室に引出され,イオンビームの基板表面への照射領域が
成膜室にて成膜される領域に一致する長方形状になるイ
オン源を備える。
【0028】したがって、イオン源から成膜室に引出さ
れたイオンビームが基板に無駄なく照射され、請求項2
の場合と同様の作用に基づき、一層小型化して効率よく
均一,均質な薄膜を形成することができる。
【0029】つぎに、前記請求項1,請求項2,請求項
3又は請求項4記載の本発明の薄膜形成装置において、
成膜室の基板の表面側に4枚の平板電極を互いに電気的
に絶縁し□字枠状に配置して高周波電極を形成し、各平
板電極に個別に高周波電力を供給して前記各平板電極の
投入電力を個別に制御する高周波給電手段を備えると、
基板の形状,寸法等に応じて高周波プラズマの分布を精
度よく制御し、より一層均一,均質に薄膜を形成するこ
とができ、とくに、大面積の大型の方形基板に均一,均
質に薄膜を形成することができる。
【0030】また、上記各請求項記載の本発明の薄膜形
成装置において、成膜室の表面側に4枚の平板電極を互
いに電気的に絶縁し□字枠状に配置して高周波電極を形
成し、互いに向い合う2枚の平板電極間にそれぞれ高周
波電力を供給する高周波給電手段を備えると、前記と同
様の高周波プラズマの分布制御が行え、とくに、基板の
表面の長辺と短辺の比等に応じて直交する2方向の高周
波電力の給電を正確に制御することができ、給電制御の
誤差等を防止して高周波プラズマの分布を目標通りに制
御することができる。
【0031】さらに、上記各平板電極又は互いに向い合
う2枚の平板電極間に印加する高周波の位相を同期させ
ることにより、より一層均一,均質な薄膜を形成するこ
とができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、図1
ないし図12を参照して説明する。 (第1の形態)まず、本発明の実施の第1の形態につ
き、図1及び図2を参照して説明する。図1は装置構成
を示し、真空チャンバー3はイオンビーム4の引出電極
5により、上部のイオン源室6と下部の成膜室7とに仕
切られ、成膜室7の下部の排気口8から常時真空排気さ
れる。
【0033】そして、イオン源室6に図示省略されたガ
ス導入口からのイオン種のガスが導入されると、このガ
スが高周波放電,マイクロ波放電等によりプラズマ化さ
れ、引出電極5によりイオン源室6から成膜室7にイオ
ンビーム4が引出される。
【0034】なお、図中の9はイオン源室4の周囲に設
けられた永久磁石,コイル等の磁場発生手段であり、引
出電極5,イオン源室6とともにイオン源を形成する。
【0035】また、引出電極5はイオン源室6に近いも
のから順の加速,減速,接地の3種の電極5a,5b,
5cからなり、電極5a〜5c間に絶縁体10が介在し
ている。
【0036】つぎに、成膜室7内においては、排気口8
の上方に基板ホルダ11が水平に設けられ、このホルダ
11のイオンビーム2に照射される位置に、TFT−L
CDのガラス基板等の正方形又は長方形の表面を有する
方形板の基板12が載置されている。
【0037】さらに、この基板12の上方に高周波電極
13が設けられ、この高周波電極13は従来電極のよう
な円筒電極でなく、図1のAA’線の位置から成膜室5
をみた図2の平面図に示すように、基板12に平行な断
面が基板12を囲む正方形又は長方形の中空の立方体或
いは直方体の電極からなる。
【0038】なお、成膜室7の外周には図示省略された
永久磁石又はコイルの磁場発生手段が設けられている。
【0039】そして、ガス導入口14から成膜室7に原
料ガスが導入され、この状態で高周波電極13に適当な
高周波電源15が投入(給電)されて放電が開始する
と、この放電により高周波電極13の内側空間に高周波
プラズマが形成され、この高周波プラズマにより原料ガ
スが分解励起される。
【0040】この分解励起により、イオンやラジカル等
の成膜種が基板12の表面に堆積し、基板12に薄膜が
形成される。
【0041】同時に、イオンビーム4が高周波プラズマ
を通して基板12の表面に照射され、そのエネルギによ
り基板12の膜の結晶性,配向等の特性が均質になるよ
うに制御される。
【0042】このとき、高周波電極13の形状に基づ
き、その内側に、ほぼ基板12の表面のみを覆う立方体
又は直方体の形状に電界が分布し、この形状の高周波プ
ラズマが形成され、このプラズマの分布に基づき、ほぼ
基板12の表面にのみ前記の成膜種が分布し、そのた
め、ほぼ基板12の表面にのみ薄膜が堆積して形成され
る。
【0043】そして、基板ホルダ11等の基板外の部分
に薄膜がほとんど付着せず、高周波電力の浪費が防止さ
れて効率よく薄膜が形成され、しかも、基板外の部分に
ほとんど薄膜が付着せず、不要な薄膜がはがれて基板1
2の成膜面を汚したりすることがなく、クリーニング作
業の軽減が図られる。
【0044】したがって、基板12の正方形又は長方形
の表面全体に、効率よく均一,均質な薄膜を形成するこ
とができる。
【0045】なお、イオン源室6,成膜室7は、立方体
形状,直方体形状又は円筒形状のいずれであってもよ
い。
【0046】(第2の形態)つぎに、本発明の実施の第
2の形態について、図3〜図6を参照して説明する。こ
の形態においては第1の形態のイオンビーム4がほぼ基
板12の表面にのみ照射するようにするため、引出電極
5を構成している全部の電極5a〜5c又は一部の電極
を、図3に示す電極板16により形成する。
【0047】この電極板16は基板12に重合する正方
形又は直方形の範囲にのみ適当数の引出孔17が均一に
形成され、これらの引出孔17からイオンビーム4が引
出されることにより、イオンビーム4の基板12の位置
での照射面がほぼ基板12の表面に重なる正方形又は長
方形になる。
【0048】したがって、この形態の場合は、高周波プ
ラズマがほぼ基板12の表面を覆う立方体形状又は直方
体形状になるとともに、イオンビーム4がほぼ基板12
の表面のみを照射し、イオンビーム4の不要な照射が防
止されてイオンビーム4による電力消費が減少し、一層
効率よく安価に薄膜を形成できる。
【0049】また、イオンビーム4の照射による基板ホ
ルダ11等の基板外の部分の温度上昇が防止されるた
め、成膜特性も一層向上する。
【0050】ところで、イオン源室6,成膜室7が従来
装置と同様に円筒形で引出電極5が円形の場合は、方形
の電極板16を設ける代わりに、つぎのようにしてイオ
ンビームの照射を制御してもよい。
【0051】まず、図4,図5に示すように、イオン源
室6の引出電極5の直前の位置,成膜室7の引出電極5
の直後の位置のいずれか一方又は両方に、円板状のシー
ルド板18を設ける。
【0052】このシールド板18はほぼ基板12の表面
に重合する部分に引出開口19が形成され、この開口1
9によりイオンビーム4がほぼ基板12の表面のみを照
射するように引出される。
【0053】つぎに、シールド板18を設ける代わり
に、引出電極5の全部の電極5a〜5c又は一部の電極
を、図6の(a)に示す多数の引出孔20が均一に形成
された多孔の電極21から、同図の(b)に示すように
ほぼ基板12の表面に重合する部分にのみ短冊状の複数
の引出スリット22が形成された電極23に取換えても
よい。
【0054】この場合も、各引出スリット22によりイ
オンビーム4がほぼ基板12の表面のみを照射するよう
に引出される。
【0055】なお、イオン源室6,成膜室7が円筒形で
ない場合に、シールド板18,電極23を設けてもよ
い。
【0056】(第3の形態)つぎに、本発明の実施の第
3の形態について、図7を参照して説明する。図7は図
2と同様の成膜室7の一部の平面図であり、同図に示す
ように、この形態にあっては、第1の形態の高周波電極
13の代わりに、この電極13の位置に4枚の平板電極
24a〜24dを絶縁体25を介して□字枠状に配置
し、分割型の高周波電極26を設ける。
【0057】さらに、高周波給電手段を形成する4個の
高周波電源27a〜27dから各平板電極24a〜24
dに個別に高周波電力を供給し、各平板電極24a〜2
4dの投入電力を個別に制御する。
【0058】この投入電力の個別制御により高周波プラ
ズマ形成領域としての高周波電極26の内側空間の電界
分布を自在に制御し、高周波プラズマの均一化を図るこ
とができる。
【0059】したがって、とくに基板12が大面積の大
型の基板の場合に、高周波プラズマを均一化して良好な
薄膜を形成することができる。
【0060】すなわち、第1の形態のように高周波電極
13に単一の高周波電源15から給電する場合、基板1
2が大型化すると、この大型化に伴って高周波電極13
が大型化し、高周波の伝達遅延等によりその内側空間の
電界分布が不均一・不安定になり易く、高周波プラズマ
が均一にならず、基板12に薄膜が均一に形成されなく
なって成膜品質の劣化等を招くおそれがある。
【0061】一方、第3の形態の場合は、平板電極24
a〜24dに個別に高周波電源27a〜27dを給電し
て平板電極24a〜24dの投入電力を個別に制御で
き、かつ、基板12が大面積の大型基板であっても、高
周波電極26の内側空間の電界分布の均一化・安定化を
容易に図ることができ、原料ガスの分解の促進等を図っ
て高周波プラズマを均一化し、基板12に均一に薄膜を
形成することができる。
【0062】また、高周波電極26の内側空間に一様に
均一な高周波プラズマが形成されるため、例えば高周波
電極13の内側の高周波プラズマが均一な部分により均
一な薄膜を形成しようとする場合のように電極が不必要
に大型化せず、装置の小型化を図って大面積の基板12
の均一,均質な薄膜形成が行える利点もあり、この場
合、電力消費も少なく、効率よく安価に薄膜を形成する
ことができるのは勿論である。
【0063】(第4の形態)つぎに、本発明の実施の第
4の形態について、図8を参照して説明する。図8は図
7と同様の平面図であり、同図に示すように、この形態
にあっては4枚の平板電極28a〜28dを間隙を設け
て□字枠状に配置し、図7の高周波電極26の位置にこ
の電極26と同様の高周波電極29を設け、互いに向い
合う2枚の平板電極28aと28c,28bと28dそ
れぞれの間に高周波電源30x,30yの高周波電力を
供給する。
【0064】この場合、高周波電源30x,30yから
2枚の平板電極28aと28c,28bと28dとの間
それぞれへの投入電力を、その比が基板12の辺の比に
なるように設定すれば、基板12の表面上に精度よく均
一な高周波プラズマが形成される。
【0065】したがって、とくに基板12が長方形の表
面を有する方形の基板の場合に、その長辺と短辺との比
に基づき、均一な高周波プラズマが形成される高周波電
源30x,30yの投入電力を、容易かつ正確に決定す
ることができる。
【0066】(第5の形態)つぎに、本発明の実施の第
5の形態について、図9を参照して説明する。図9は図
7の構成に位相制御ユニット31を付加し、このユニッ
ト31の位相入力部31aにより各高周波電源27a〜
27dの出力位相を監視検出し、この検出結果に基づ
き、ユニット31の位相制御信号出力部31bにより各
高周波電源27a〜27dの高周波の位相を制御し、各
平板電極24a〜24dに印加する高周波の位相を同期
させる。
【0067】この場合、各平板電極24a〜24dに印
加される高周波電圧の位相ずれによるプラズマ空間の電
界の乱れが防止され、図7の場合より一層安定に高周波
プラズマを形成することができる。
【0068】(第6の形態)つぎに、本発明の実施の第
6の形態について、図10を参照して説明する。図10
は図8の構成に位相制御ユニット31を付加し、このユ
ニット31の位相入力部31aにより互いに向い合う2
枚の平板電極28aと28c,28bと28d間に印加
される高周波電源30x,30yの高周波の位相を制御
し、2枚の平板電極28aと28c,28bと28d間
に印加される高周波の位相を同期させる。
【0069】この場合も、図8の場合より、プラズマ空
間の電界の乱れが減少してより一層安定したプラズマを
形成することができる。
【0070】(第7の形態)つぎに、本発明の実施の第
7の形態について、図11,図12を参照して説明す
る。図11は全体構成を示し、図12はその基板の平面
図を示し、それらの図面において、図1,図2と同一符
号は同一もしくは相当するものを示す。
【0071】そして、この実施の形態においては、基板
12が高周波プラズマに比して長尺であり、そのため、
図11に示すように成膜室7は水平方向の基板搬送路3
2が形成され、コンベア等の基板移動手段により、基板
12が基板ホルダ11に載置された状態で搬送路32に
沿って移動する。
【0072】また、高周波電極13により基板12の表
面側に形成される高周波プラズマは、直方体形状であ
り、図12の斜線部に示すように基板12に平行なその
断面の長辺lが基板12の一辺(図では短辺)aを覆う
長さを有する。
【0073】そして、基板12が高周波プラズマの前記
断面の短辺sの方向,すなわち基板12の長辺bの方向
に移動することにより、基板12の表面の高周波プラズ
マに覆われる個所が移動し、基板12の表面全体に薄膜
が形成される。
【0074】このとき、高周波プラズマがほぼ基板12
の表面のみを覆い、基板外の部分に不要な薄膜が形成さ
れないため、第1の形態等の場合と同様、効率よく均
一,均質な薄膜が形成される。
【0075】そして、基板サイズにかかわらず、高周波
プラズマが基板12の表面の一部を覆う小電極構成で効
率よく基板12の表面全体に均一,均質な薄膜を形成す
ることができ、装置の小型化が図れる。
【0076】なお、基板12の一辺を図12の長辺bと
し、高周波プラズマがその長辺lにより基板12の長辺
bを覆う直方体形状の場合は、基板12を高周波プラズ
マの短辺sの方向に移動すればよい。
【0077】ところで、この第7の形態において、第2
の形態のようにイオンビーム4の照射を制御し、イオン
ビーム4が基板12の高周波プラズマに覆われた部分の
みを照射するようにすれば、より一層効率よく安価に基
板12の表面全体に均一,均質な薄膜を形成できるのは
勿論である。
【0078】また、高周波電極13の代わりに第3,第
4の形態の分割型の高周波電極26,29を設けて高周
波プラズマを形成してもよく、その際、第5,第6の形
態の位相制御ユニット31を付加することが好ましい。
【0079】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)まず、第1の形態のように、高周波電極1
3をその断面が基板12に相似した中立の立方体形状又
は直方体形状にし、高周波プラズマを基板12の表面全
体を覆う立方体又は直方体の形状に形成した場合につい
て説明する。
【0080】基板12を300mm×400mmの長方形の
方形板とし、高周波電極13を350mm×450mmの中
立の直方体形状とし、高周波電源15から高周波電極1
3に800Wの電力を投入して成膜を行った結果、膜厚
均一性,膜質の均質性が共に±5%になった。
【0081】また、基板外への不要な成膜範囲は、円筒
形の高周波電極により成膜する従来装置の場合の70%
程度に減少した。
【0082】(実施例2)つぎに、高周波電極13の代
わりに図7の高周波電極26を設けて成膜した場合につ
いて説明する。すなわち、高周波電極26の各平板電極
24a〜24dにそれぞれ200Wずつ電力を投入し、
実施例1と同様の基板12に成膜を行った結果、膜厚均
一性,膜質均一性が共に±4%になり、いずれも実施例
1の場合より1%程度向上した。
【0083】さらに、図9のように位相制御ユニット3
1を設けて各平板電極24a〜24dに印加する高周波
の位相を同期させたところ、膜圧均一性,膜質均一性が
共に±3.7%になり、一層向上した。
【0084】(実施例3)つぎに、図8の高周波電極2
9を設けて成膜した場合について説明する。すなわち、
高周波電極29の向い合う平板電極28aと28c,2
8bと28dとの間に高周波電源30x,30yから電
力を投入して成膜を行い、その際、基板12を実施例
1,2と同様の長方形の方形板とし、その長辺と短辺の
比に基づき、短辺側の電源30xの投入電力を300
W,長辺側の電源30yの投入電力を400Wとした結
果、膜厚均一性,膜質均一性が共に±4%になった。
【0085】さらに、図10のように位相制御ユニット
31を設けて短辺側の電極28a,28cと長辺側の電
極28b,28dに印加する高周波の位相を同期させた
ところ、膜圧均一性,膜質均一性が共に±3.5%にな
り、一層向上した。
【0086】(実施例4)つぎに、基板12を移動して
薄膜を形成した実施例について説明する。この実施例に
おいては、図11の高周波電極13を基板12に平行な
断面が350mm×100mmの中立の直方体形状に形成
し、高周波電源15から高周波電極13に200Wの電
力を投入し、基板12に平行な断面が350mm(長辺
l)×100mm(短辺s)の直方体形状の高周波プラズ
マを形成した。
【0087】また、イオンビーム4の照射面を、基板1
2の高周波プラズマに覆われる部分に重なる350mm×
100mmとした。
【0088】そして、基板12を300mm(短辺a)×
400mm(長辺b)とし、図12のように高周波プラズ
マの長辺lが基板12の短辺aに平行になるようにして
基板12を基板ホルダ11に載置して長辺bの方向に移
動しながら成膜を行った。
【0089】この結果、基板12の表面全体に膜厚均一
性及び膜質均一性が共に±3%の均一,均質な薄膜が形
成された。
【0090】そして、この実施例の場合、基板1枚当り
の成膜時間は、例えば実施例1の場合の約4倍になる
が、投入電力量は1/4に減少し、均一性も向上した。
【0091】なお、前記各実施例では、高周波の周波数
は全て13.56MHz としたが、本発明はこの周波数に
限定されるものではない。
【0092】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。まず、請求項1の場合は、高周波プラズマが従来装
置のように球形状でなく、方形板の基板12の表面形状
に応じて立方体形状又は直方体形状に形成され、高周波
プラズマによって基板12の表面全体が無駄なく覆わ
れ、高周波電力を無駄なく利用し、正方形又は長方形の
表面を有する基板12の表面全体に、効率よく均一,均
質な薄膜を形成することができる。
【0093】また、請求項2の場合は、イオン源から成
膜室7に引出されて基板12の表面に照射されるイオン
ビーム4の基板12での照射面が、基板12の表面全体
を覆う正方形又は長方形になり、イオンビーム4の無駄
な照射が防止され、電力浪費が一層減少するとともに基
板ホルダ等の基板以外の部分のイオンビーム4の照射に
よる加熱,温度上昇等の弊害が防止され、方形の基板1
2に一層効率よく均一,均質な薄膜を形成することがで
きる。
【0094】さらに、請求項3の場合は基板移動手段が
基板12を高周波プラズマの短辺s方向に移動して基板
12の表面が一部分ずつ順次に高周波プラズマに覆われ
て基板12の表面全体に均一,均質な薄膜が形成され、
このとき、高周波プラズマがほぼ基板12の表面のみを
覆い、高周波プラズマが長方形の基板12の表面の一部
を覆う小電極構造の小型の構成で基板サイズによらず効
率よく均一,均質な薄膜を形成することができる。
【0095】また、請求項4の場合は、請求項3の基板
12を移動する構造の装置において、イオン源から成膜
室13に引出されたイオンビーム4が基板12に無駄な
く照射され、請求項2の場合と同様の作用に基づき、基
板12により一層効率よく均一,均質な薄膜を形成する
ことができる。
【0096】つぎに、請求項5の場合は高周波電極26
を形成する各平板電極24a〜24dに個別に高周波電
力を供給して各平板電極24a〜24dの投入電力を個
別に制御したため、請求項1〜請求項4の装置におい
て、基板12の形状,サイズ等に応じて高周波プラズマ
の分布を精度よく制御し、より一層均一,均質に薄膜を
形成することができ、とくに、大面積の大型の方形基板
に均一,均質に薄膜を形成することができる。
【0097】また、請求項6の場合は、とくに、基板1
2の長辺と短辺との比に応じて直交する2方向の高周波
電力の投入電力比を設定し、長方形状の基板12の表面
上に高周波プラズマを目標通りに均一に分布させること
ができ、請求項5の場合より容易に精度よく均一,均質
な薄膜を形成することができる。
【0098】さらに、請求項7の場合は、請求項5の各
平板電極24a〜24d又は請求項6の互いに向い合う
平板電極28aと28c,28bと28d間に印加する
高周波の位相を同期させたため、より一層均一,均質な
薄膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態の装置構成図であ
る。
【図2】図1のA−A’線の一部の平面図である。
【図3】本発明の実施の第2の形態のイオンビーム引出
電極の電極板の平面図である。
【図4】シールド板を用いてイオンビームを制限する場
合の装置構成図である。
【図5】図4のシールド板の平面図である。
【図6】(a)はイオンビームの引出電極として用いら
れる多孔型の電極板の平面図,(b)はイオンビームの
引出電極として用いられるスリット型の電極板の平面図
である。
【図7】本発明の実施の第3の形態の平面図である。
【図8】本発明の実施の第4の形態の平面図である。
【図9】本発明の実施の第5の形態の平面図である。
【図10】本発明の実施の第6の形態の平面図である。
【図11】本発明の実施の第7の形態の構成図である。
【図12】図11の基板の平面図である。
【図13】従来装置の平面図である。
【図14】(a),(b)はそれぞれ従来装置による方
形板の基板の成膜を説明する平面図である。
【符号の説明】
4 イオンビーム 5 引出電極 6 イオン源室 7 成膜室 12 基板 13,26,29 高周波電極 15,27a〜27d,30x,30y 高周波電源 24a〜24d,28a〜28d 平板電極 31 位相制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 潔 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電 機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−55194(JP,A) 特開 平8−330235(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 16/00 - 16/56 C23C 14/00 - 14/58 H01L 21/205 H01L 21/31

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成膜室に原料ガスの高周波プラズマを形
    成し、 前記高周波プラズマにより前記成膜室の基板の表面に薄
    膜を形成し、 同時に、イオンビームを前記基板の表面に照射して前記
    薄膜の特性を制御する薄膜形成装置において、 前記基板が正方形又は長方形の表面を有する方形板から
    なり、かつ、前記基板に平行な断面が前記基板を囲む正方形又
    は長方形の中空の立方体又は直方体の電極からなり、
    記高周波プラズマを前記基板の表面側に前記基板の表面
    全体を覆う立方体形状又は直方体形状に形成する高周波
    電極を備えたことを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 イオンビームが高周波プラズマを通して
    基板の表面を照射するように成膜室に引出され,前記イ
    オンビームの前記基板の照射面が前記基板の表面全体を
    照射する正方形状又は長方形状になるイオン源を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 成膜室に原料ガスの高周波プラズマを形
    成し、 前記高周波プラズマにより前記成膜室の基板の表面に薄
    膜を形成し、 同時に、イオンビームを前記基板の表面に照射して前記
    薄膜の特性を制御する薄膜形成装置において、 前記基板が長方形の表面を有する方形板からなり、 前記高周波プラズマを,前記基板の表面側に,前記基板
    の表面に平行な断面の長辺が前記基板の一辺を覆う長さ
    を有する直方体形状に形成する高周波電極と、 前記基板を前記断面の短辺方向に平行移動する基板移動
    手段とを備えたことを特徴とする薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 イオンビームが高周波プラズマを通して
    基板の表面を照射するように成膜室に引出され,前記イ
    オンビームの前記基板表面への照射領域が前記成膜室に
    て成膜される領域に一致する長方形状になるイオン源を
    備えたことを特徴とする請求項3記載の薄膜形成装置。
  5. 【請求項5】 成膜室の基板の表面側に4枚の平板電極
    を互いに電気的に絶縁し□字枠状に配置して高周波電極
    を形成し、 前記各平板電極に個別に高周波電力を供給して前記各平
    板電極の投入電力を個別に制御する高周波給電手段を備
    えたことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3又
    は請求項4記載の薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】 成膜室の表面側に4枚の平板電極を互い
    に電気的に絶縁し□字枠状に配置して高周波電極を形成
    し、 互いに向い合う2枚の平板電極間にそれぞれ高周波電力
    を供給する高周波給電手段を備えたことを特徴とする請
    求項1,請求項2,請求項3又は請求項4記載の薄膜形
    成装置。
  7. 【請求項7】 各平板電極又は互いに向い合う2枚の平
    板電極間に印加する高周波の位相を同期させる手段を備
    えたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の薄膜
    形成装置。
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