JP3129224B2 - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置

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JP3129224B2
JP3129224B2 JP09046608A JP4660897A JP3129224B2 JP 3129224 B2 JP3129224 B2 JP 3129224B2 JP 09046608 A JP09046608 A JP 09046608A JP 4660897 A JP4660897 A JP 4660897A JP 3129224 B2 JP3129224 B2 JP 3129224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
装置に関し、特に障害発生時に修復処理を行うキャッシ
ュメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術では、エラー発生の原
因となったリクエストの送出元にエラーが発生した旨を
報告し、もし送出したリクエストがリードリクエストで
あった場合にはリクエストの送出元がキャッシュアクセ
スのリトライ処理を行い、もしストアリクエストであっ
た場合にはリクエストの送出元を障害状態に移行させて
いた。
【0003】また、たとえば、特開昭59−11249
8号公報には複数の計算機によってアクセスされる二重
化共有メモリ装置の技術が記載されている。この二重化
共有メモリ装置では、前回のフェッチ時の故障状態信号
を記憶しておいて、再度同じアドレスでフェッチ命令が
与えられた場合には、前回のフェッチ時の故障状態信号
に基づいて正常状態を示す共有メモリブロックのみをア
クセスしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、リトライ処理で対処しようとすると、リ
トライのための処理時間を要するため、システム全体の
性能が低下するという問題がある。また、タイミング次
第ではリトライ処理が必ずしも成功するわけではなく、
システムの信頼性が低下するという問題もある。
【0005】さらに、メモリ部を二重化する場合には、
キャッシュメモリの実質的メモリ容量が半分になってし
まい、キャッシュヒット率を低下させ、システム全体の
性能が低下するという問題もある。
【0006】本発明の目的は、キャッシュメモリ自体を
二重化することなく、システム全体の性能及び信頼性を
向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のキャッシュメモリ装置は、主記憶装置の一部
分に対応するデータを保持するキャッシュメモリ装置で
あって、訂正不能なエラーが検出されたデータについて
前記主記憶装置と一致していることを検出すると、前記
主記憶装置から前記訂正不能エラーを有するデータに対
応するデータを転送して登録する。
【0008】また、本発明の他のキャッシュメモリ装置
は、バスと、このバスに接続する主記憶装置と、前記バ
スに接続する少なくとも一つのクラスタとを含む情報処
理システムにおける、前記クラスタに含まれるキャッシ
ュメモリ装置であって、訂正不能なエラーが検出された
データについて前記主記憶装置と一致していることを検
出すると、前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャ
ッシュメモリ装置の何れかから前記訂正不能エラーを有
するデータに対応するデータを転送して登録する。
【0009】また、本発明の他のキャッシュメモリ装置
において、前記クラスタはリードリクエストまたはスト
アリクエストの何れかを発行する少なくとも一つの処理
装置をさらに含み、前記処理装置によるリクエストにつ
いて訂正不能なエラーが検出された場合において、前記
リクエストがリードリクエストであれば前記主記憶装置
または他のクラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れか
から転送されたデータを当該リクエストを発行した処理
装置に転送し、前記リクエストがストアリクエストであ
れば当該リクエストを発行した処理装置に対して障害の
発生を通知する。
【0010】また、本発明の他のキャッシュメモリ装置
は、バスと、このバスに接続する主記憶装置と、前記バ
スに接続する複数のクラスタとを含む情報処理システム
における、前記クラスタに含まれるキャッシュメモリ装
置であって、キャッシュヒット時に当該ヒットしたデー
タの状態を検出する状態判定回路と、前記ヒットしたデ
ータに訂正不能なエラーが発生したことを検出するエラ
ー検出回路と、このエラー検出回路が訂正不能なエラー
を検出し、かつ、前記状態判定回路が前記主記憶装置と
一致している状態であると判定した場合、前記ヒットし
たデータに対応するデータを前記主記憶装置または他の
クラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送す
るよう要求するリトライ制御回路と、前記主記憶装置ま
たは他のクラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れかか
ら転送されたデータを登録する登録制御回路とを含む。
【0011】また、本発明の他のキャッシュメモリ装置
は、バスと、このバスに接続する主記憶装置と、前記バ
スに接続する複数のクラスタとを含む情報処理システム
における、前記クラスタに含まれるキャッシュメモリ装
置であって、主記憶装置の一部分に対応するデータをブ
ロックを単位として保持するデータアレイと、このデー
タアレイに保持された各ブロックに対応するアドレス及
び状態を管理するアドレスアレイと、このアドレスアレ
イを検索してキャッシュヒット時に前記ブロックの状態
を検出する状態判定回路と、前記データアレイに訂正不
能なエラーが発生したことを検出するエラー検出回路
と、このエラー検出回路が訂正不能なエラーを検出した
ブロックについて、前記状態判定回路によって前記主記
憶装置と一致している状態であると判定された場合には
当該ブロックのデータを前記主記憶装置または他のクラ
スタ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送するよ
う要求するリトライ制御回路と、前記主記憶装置または
他のクラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転
送されたブロックのデータを前記アドレスアレイ及び前
記データアレイに登録する登録制御回路とを含む。
【0012】また、本発明の他のキャッシュメモリ装置
において、前記クラスタはリードリクエストまたはスト
アリクエストの何れかを発行する少なくとも一つの処理
装置をさらに含み、前記処理装置によるリクエストにつ
いて訂正不能なエラーが検出された場合において、前記
リクエストがリードリクエストであれば前記主記憶装置
または他のクラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れか
から転送されたブロックのデータを当該リクエストを発
行した処理装置に転送し、前記リクエストがストアリク
エストであれば当該リクエストを発行した処理装置に対
して障害の発生を通知する。
【0013】また、本発明の情報処理システムは、バス
と、このバスに接続する主記憶装置と、前記バスに接続
する複数のクラスタとを含む情報処理システムであっ
て、前記クラスタは、主記憶装置の一部分に対応するデ
ータをブロックを単位として保持するデータアレイと、
このデータアレイに保持された各ブロックに対応するア
ドレス及び状態を管理するアドレスアレイと、このアド
レスアレイを検索してキャッシュヒット時に前記ブロッ
クの状態を検出する状態判定回路と、前記データアレイ
に訂正不能なエラーが発生したことを検出するエラー検
出回路と、このエラー検出回路が訂正不能なエラーを検
出したブロックについて、前記状態判定回路によって前
記主記憶装置と一致している状態であると判定された場
合には当該ブロックのデータを前記主記憶装置または他
のクラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送
するよう要求するリトライ制御回路と、前記主記憶装置
または他のクラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れか
から転送されたブロックのデータを前記アドレスアレイ
及び前記データアレイに登録する登録制御回路とを含む
キャッシュメモリ装置を含む。
【0014】また、本発明のキャッシュメモリ装置のリ
トライ制御方法は、バスと、このバスに接続する主記憶
装置と、前記バスに接続する複数のクラスタとを含む情
報処理システムにおける各クラスタ内のキャッシュメモ
リ装置のリトライ制御方法であって、キャッシュヒット
時に当該ヒットしたデータの状態を検出する状態判定ス
テップと、前記ヒットしたデータに訂正不能なエラーが
発生したことを検出するエラー検出ステップと、このエ
ラー検出ステップで訂正不能なエラーを検出し、かつ、
前記状態判定ステップで前記主記憶装置と一致している
状態であると判定した場合、前記ヒットしたデータに対
応するデータを前記主記憶装置または他のクラスタ内の
キャッシュメモリ装置の何れかから転送するよう要求す
るリトライ要求ステップと、前記主記憶装置または他の
クラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送さ
れたデータを登録する登録ステップとを含む。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明のキャッシュメモリ装
置の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0016】図1を参照すると、本発明の実施の形態に
おいて、主記憶装置400と少なくとも一つのクラスタ
10がシステムバス500に接続される。クラスタ10
は、キャッシュメモリ装置100と、少なくとも一つの
演算処理装置200と、少なくとも一つの入出力装置3
00とを含んでいる。キャッシュメモリ装置100は、
ブロックを単位として主記憶装置400の一部分のコピ
ーを保持する。演算処理装置200または入出力装置3
00は、主記憶装置400に対して、リード要求または
ストア要求を発行する。その際、キャッシュメモリ装置
100に最新のデータがあれば主記憶装置400へアク
セスすることなく、当該要求を完了できる。
【0017】なお、以下では、キャッシュメモリ装置1
00はストアイン方式(コピーバック方式ともいう)で
あることを前提として説明する。
【0018】まず、ここでキャッシュメモリ装置100
の一般的動作について簡単に説明する。演算処理装置2
00からリードリクエストが発生した場合、キャッシュ
メモリ装置100内部のキャッシュメモリがアクセスさ
れ、キャッシュヒットの場合にはキャッシュメモリより
読み出したデータが、演算処理装置200に転送され
る。一方、キャッシュミス(ミスヒット)の場合には、
キャッシュメモリ装置100はシステムバス500上に
当該ブロックのブロックリード要求を発行する。当該ブ
ロックの最新データを所持する他のキャッシュメモリ装
置100または主記憶装置400のいずれかがブロック
リード要求に応答して当該ブロックに係るデータ(ブロ
ックデータ)を出力する。キャッシュミスを発生したキ
ャッシュメモリ装置100は当該ブロックデータを受け
取り、キャッシュのアドレスアレイ及びデータアレイに
当該ブロックデータを登録する(以下、「登録処理」と
いう。)。
【0019】また、演算処理装置200からストアリク
エストが発行された場合は、リードリクエストの場合と
同様にキャッシュメモリ装置100内部のキャッシュメ
モリがアクセスされ、キャッシュヒットの場合にはキャ
ッシュメモリより読み出したデータを演算処理装置20
0から転送されたストアデータに埋め込んで(結合し
て)再びキャッシュメモリに書き戻す。キャッシュミス
の場合には、リードリクエストの場合と同様に、システ
ムバス500を経由して当該ブロックデータを受け取
り、このブロックデータと演算処理装置200から転送
されたストアデータとを結合した後、登録処理を行う。
【0020】上述のキャッシュへのリクエスト動作は、
キャッシュメモリ装置の配下の演算処理装置や入出力装
置から随時発生し、キャッシュメモリに登録されている
ブロックの状態は随時変化する。このブロックの状態と
して、本発明ではC(Clean)状態、D(Dirty)状態、
I(Invalid)状態の3つの状態を使用するものとす
る。まず、C状態は、当該ブロックのデータが主記憶装
置と一致していることを示す。このC状態では、当該ブ
ロックは他のキャッシュメモリ装置と共有されているか
もしれない。D状態は、当該ブロックのデータのみが最
新データであり、主記憶装置または他のキャッシュメモ
リ装置のいずれとも共有状態に無い。I状態の場合に
は、キャッシュミスとして扱われる。
【0021】ここで、例えばあるブロックがC状態であ
り、複数のキャッシュメモリ装置100に共有されてい
る状態から、あるキャッシュメモリ装置100の当該ブ
ロックに対するストア動作が行われた場合、キャッシュ
メモリ装置100の当該ブロックの状態はD状態に変更
され、また共有状態にあった他のキャッシュメモリ装置
の当該ブロックは無効化される。
【0022】次に図2を参照して、本発明のキャッシュ
メモリ装置の実施の形態の構成について説明する。
【0023】図2を参照すると、キャッシュメモリ装置
100は、バスインタフェース108を介してシステム
バス500と接続されている。キャッシュメモリ装置1
00は、キャッシュアドレスアレイ102と、キャッシ
ュデータアレイ103と、リードバッファ110とスト
アバッファ114を含んでいる。キャッシュアドレスア
レイ102は、キャッシュデータアレイ103の各エン
トリに格納されているブロックのアドレスを管理する。
また、各ブロックの状態もキャッシュアドレスアレイ1
02によって管理される。ストアバッファ114は、演
算処理装置200または入出力装置300からのストア
リクエストに係るデータを保持する。また、リードバッ
ファ110は、システムバス500からバスインタフェ
ースを介して得たブロックデータまたはキャッシュデー
タアレイ103から読み出したブロックデータのいずれ
かを保持する。
【0024】また、このキャッシュメモリ装置100
は、キャッシュヒットまたはキャッシュミスを判別する
ヒット検出回路104と、各ブロックの状態を判定する
状態判定回路116と、リトライ処理を制御するリトラ
イ制御回路117と、キャッシュデータアレイ103の
エラーを検出するエラー検出回路105と、キャッシュ
データアレイ103で発生したエラーを訂正するエラー
訂正回路106と、登録処理を行うための登録制御回路
112とを含んでいる。
【0025】ヒット検出回路104は、キャッシュアド
レスアレイ102を検索して、キャッシュヒットであれ
ばその旨を状態判定回路116へ、キャッシュミスであ
れば当該ブロックデータのリード要求をバスインタフェ
ース108に伝える。状態判定回路116は、キャッシ
ュヒットの場合、キャッシュアドレスアレイ102を検
索して当該ブロックの状態を調べる。エラー検出回路1
05は、キャッシュヒットしたブロックに対応するキャ
ッシュデータアレイ103中のデータに関するエラーを
検出する。また、そのエラーが訂正可能なものか否かを
判別する。エラー訂正回路106は、エラー検出回路1
05で検出された訂正可能なエラーを訂正する。リトラ
イ制御回路117は、状態判定回路116の結果がC状
態で、且つ、エラー検出回路105で検出されたエラー
が訂正不可能なものであれば、当該ブロックデータのリ
ード要求の発行をバスインタフェース108に伝える。
登録制御回路112は、キャッシュアドレスアレイ10
2及びキャッシュデータアレイ103に新たなブロック
データの登録を指示する。データ結合回路115は、リ
ードバッファ110に保持されているブロックデータに
対してストアバッファ114に保持されているストアデ
ータを埋め込む(結合する)。
【0026】また、キャッシュメモリ装置100は、デ
ータ結合回路115からのブロックデータとリードバッ
ファ110からのブロックデータのいずれかのブロック
データを選択するセレクタ111と、リードバッファ1
10からのブロックデータとエラー訂正回路106から
のブロックデータのいずれかのブロックデータを選択す
るセレクタ107とを含んでいる。
【0027】次に、本発明のキャッシュメモリ装置10
0の動作について説明する。
【0028】まず、キャッシュメモリ装置100へのリ
クエストがリードリクエストであった場合、ヒット検出
回路104がキャッシュヒットを検出すると、セレクタ
107はエラー訂正回路106の出力を選択する。これ
により、キャッシュデータアレイ103からのリードデ
ータがリクエスト元に転送される。このとき、もしエラ
ー検出回路105によってエラーが何も検出されなけれ
ば、キャッシュデータアレイ103から読み出されたデ
ータは、そのままリクエスト元に返送される。もしエラ
ー検出回路105によって1ビットエラーが検出された
場合には、エラー訂正回路106にて訂正されたデータ
がリクエスト元に転送される。
【0029】また、リードリクエストに対して、ヒット
検出回路104がキャッシュミスを検出すると、システ
ムバスインタフェース108はシステムバス500上に
ブロックリード要求を発行する。このブロックリード要
求に応答して、他のキャッシュメモリ装置100または
主記憶装置400が当該ブロックデータをシステム50
0上に出力すると、バスインタフェース108からリー
ドバッファ110及びセレクタ107を介してリクエス
ト元へ要求に係るデータが転送される。そして、この転
送と同時に、登録制御回路112は、アドレスアレイ1
02及びデータアレイ103へ登録指示信号113を出
力して、リードバッファ110に格納されたブロックデ
ータをセレクタ111を介してデータアレイ103に登
録する。なお、このとき登録されたブロックデータは主
記憶装置400と一致した状態にあるため、アドレスア
レイ102への当該ブロックの状態登録においてはC状
態として登録する。
【0030】一方、キャッシュメモリ装置100へのリ
クエストがストアリクエストであった場合には、ヒット
検出回路104がキャッシュヒットを検出すると、デー
タアレイ103から読み出されたリードデータがリード
バッファ110を経由して、またリクエスト送出元から
送信されたストアデータがストアバッファ114を経由
して、ともにデータ結合回路115に入力される。そし
て、登録制御回路112の制御により、更新データがデ
ータアレイ103に登録される。このとき当該ブロック
の最新データは当該キャッシュメモリ装置のみが保持し
ている状態となるため、アドレスアレイ102への当該
ブロックデータの登録においてはD状態として登録す
る。
【0031】また、ストアリクエストに対して、ヒット
検出回路104がキャッシュミスを検出すると、リード
リクエストの場合の処理と同様に、システムバス500
へブロックリード要求を発行する。このブロックリード
要求に応答して他のキャッシュメモリ装置100または
主記憶装置400が当該ブロックデータをシステム50
0上に出力すると、当該ブロックデータはバスインタフ
ェース108を介してリードバッファ110に格納され
る。そして、キャッシュヒット時の処理と同様にストア
バッファ114のデータとの結合データをデータアレイ
103に登録する。また、このとき当該ブロックデータ
は主記憶装置400と一致状態にあるため、アドレスア
レイ102へのブロック状態の登録はC状態として登録
する。
【0032】次に、上述の動作において、キャッシュヒ
ット時に、エラー訂正回路106では訂正することが不
可能なエラー(例えば、2ビット以上のエラー)をエラ
ー検出回路105が検出した場合の動作について、図2
及び図3を参照してさらに説明する。
【0033】エラー検出回路105は訂正不能エラーを
検出すると(ステップS601)、その旨をリトライ制
御回路117に通知する。また、ヒット検出回路104
がキャッシュヒットを検出すると、状態判定回路116
はヒットしたブロックの状態を調べ、もし当該ブロック
がC状態であれば(ステップS602)、その旨をリト
ライ制御回路117に通知する。リトライ制御回路11
7は、エラーが訂正不能で、且つ、当該ブロックがC状
態であることを認識すると、バスインタフェース108
を経由してシステムバス500に当該ブロックデータの
ブロックリード要求を発行する(ステップS603)。
このブロックリード要求に応答して送信されたリードデ
ータをシステムバス500より受信すると、もし元のリ
クエストがリードリクエストであった場合には(ステッ
プS605)、該リードデータをバスインタフェース1
08、リードバッファ110、及び、セレクタ107を
介してリクエスト元に送信する(ステップS606)と
ともに、登録制御回路112がキャッシュへの登録処理
を行う(ステップS607)。また、もし元のリクエス
トがストアリクエストであった場合には、バスインタフ
ェース108及びリードバッファ110を介して得たリ
ードデータとストアバッファ114からのストアデータ
とをデータ結合回路115で結合して、セレクタ111
を介してキャッシュデータアレイ103への登録処理を
行う(ステップS607)。この場合のキャッシュアド
レスアレイ102へのブロック状態の登録は、C状態と
して登録する。
【0034】この結果、先に検出された訂正不能エラー
が間欠障害であった場合には、キャッシュメモリ装置1
00に正常なデータが保持されることになり、次回当該
ブロックをアクセスしてもエラーを発生しないで済む。
【0035】なお、上述の状態判定回路116の状態の
調査においては、当該ブロックがD状態である場合には
当該ブロックの正しいデータを得ることができないた
め、リクエスト元へ訂正不能エラーの発生を通知して
(ステップ608)、リクエスト元における障害処理に
委ねることになる。また、訂正可能なエラーであれば、
エラー訂正回路106によってエラー訂正され(ステッ
プ604)、処理が続行される。
【0036】このように、本発明のキャッシュメモリ装
置の実施の形態によれば、キャッシュヒット時に、エラ
ー訂正回路106では訂正することが不可能なエラーを
エラー検出回路105で検出した場合、当該ブロックが
C状態であればリトライ制御回路117によってブロッ
クリード要求をシステムバス500上に発行することに
より、キャッシュデータアレイ103に正しいブロック
データを格納することができる。これにより、先に検出
された訂正不能エラーが間欠障害であった場合には、次
回当該ブロックをアクセスしてもエラーを発生しないで
済み、システム全体の性能及び信頼性を向上させること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、主記憶装置と一致した状態のブロックがエラー
訂正不能な場合、主記憶装置または他のキャッシュメモ
リ装置からブロックリードして当該ブロックに登録する
ことにより、次回当該ブロックをアクセスしてもエラー
を発生しないで済み、システム全体の性能及び信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュメモリ装置を含む情報処理
システムの全体構成を示す図でる。
【図2】本発明のキャッシュメモリ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のキャッシュメモリ装置の実施の形態の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 キャッシュメモリ装置 102 キャッシュアドレスアレイ 103 キャッシュデータアレイ 104 ヒット検出回路 105 エラー検出回路 106 エラー訂正回路 107 セレクタ 108 バスインタフェース 110 リードバッファ 111 セレクタ 112 登録回路 113 登録指示信号 114 ストアバッファ 115 データ結合回路 116 状態判定回路 117 リトライ制御回路 200 演算処理装置 300 入出力処理装置 400 主記憶装置 500 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 G06F 12/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置の一部分に対応するデータを
    ブロック毎に保持するキャッシュメモリ装置であって、当該キャッシュメモリ装置のキャッシュヒットしたブロ
    ックのデータに訂正不可能なエラーが検出された場合、
    その 訂正不能なエラー検出されたブロックの状態が
    「当該ブロックのデータが主記憶装置のデータと一致し
    ている」ことを示す状態にあること検出されると、前
    記主記憶装置から前記訂正不能エラーの検出されたブ
    ロックに対応するデータを転送して登録することを特徴
    とするキャッシュメモリ装置。
  2. 【請求項2】 バスと、このバスに接続する主記憶装置
    と、前記バスに接続する少なくとも一つのクラスタとを
    含む情報処理システムにおける、キャッシュメモリ装置
    であって、前記クラスタの各々は当該キャッシュメモリ装置を含
    み、 前記主記憶装置の一部分に対応するデータをブロック毎
    に保持し、当該キャッシュメモリ装置のキャッシュヒッ
    トしたブロックのデータに訂正不可能なエラーが検出さ
    れた場合、その 訂正不能なエラー検出されたブロッ
    クの状態が「当該ブロックのデータが主記憶装置のデー
    タと一致している」ことを示す状態にあること検出
    ると、前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッ
    シュメモリ装置の何れかから前記訂正不能エラーの検
    出されたブロックに対応するデータを転送して登録する
    ことを特徴とするキャッシュメモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記クラスタはリードリクエストまたは
    ストアリクエストの何れかを発行する少なくとも一つの
    処理装置をさらに含み、 前記処理装置によるリクエストについてキャッシュヒッ
    トしたブロックのデータに訂正不能なエラーが検出さ
    れた場合において、前記リクエストがリードリクエスト
    であれば前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッ
    シュメモリ装置の何れかから転送されたデータを当該リ
    クエストを発行した処理装置に転送し、前記リクエスト
    がストアリクエストであれば当該リクエストを発行した
    処理装置に対して障害の発生を通知することを特徴とす
    る請求項2記載のキャッシュメモリ装置。
  4. 【請求項4】 バスと、このバスに接続する主記憶装置
    と、前記バスに接続する複数のクラスタとを含む情報処
    理システムにおける、キャッシュメモリ装置であって、前記クラスタの各々は当該キャッシュメモリ装置を含
    み、 キャッシュヒット時に当該ヒットしたデータの状態を検
    出する状態判定回路と、 前記ヒットしたデータに訂正不能なエラーが発生した
    ことを検出するエラー検出回路と、 このエラー検出回路が訂正不能なエラーを検出し、か
    つ、前記状態判定回路が前記主記憶装置と一致している
    状態であると判定した場合、前記ヒットしたデータに対
    応するデータを前記主記憶装置または他のクラスタ内の
    キャッシュメモリ装置の何れかから転送するよう要求す
    るリトライ制御回路と、 前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッシュメモ
    リ装置の何れかから転送されたデータを登録する登録制
    御回路とを含むことを特徴とするキャッシュメモリ装
    置。
  5. 【請求項5】 バスと、このバスに接続する主記憶装置
    と、前記バスに接続する複数のクラスタとを含む情報処
    理システムにおける、キャッシュメモリ装置であって、前記クラスタの各々は当該キャッシュメモリ装置を含
    み、 主記憶装置の一部分に対応するデータをブロックを単位
    として保持するデータアレイと、 このデータアレイに保持された各ブロックに対応するア
    ドレス及び状態を管理するアドレスアレイと、 このアドレスアレイを検索してキャッシュヒット時に前
    記ブロックの状態を検出する状態判定回路と、 前記データアレイに訂正不能なエラーが発生したこと
    を検出するエラー検出回路と、 このエラー検出回路が訂正不能なエラーを検出したブ
    ロックについて、前記状態判定回路によって前記主記憶
    装置と一致している状態であると判定された場合には当
    該ブロックのデータを前記主記憶装置または他のクラス
    タ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送するよう
    要求するリトライ制御回路と、 前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッシュメモ
    リ装置の何れかから転送されたブロックのデータを前記
    アドレスアレイ及び前記データアレイに登録する登録制
    御回路とを含むことを特徴とするキャッシュメモリ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記クラスタはリードリクエストまたは
    ストアリクエストの何れかを発行する少なくとも一つの
    処理装置をさらに含み、 前記処理装置によるリクエストについてキャッシュヒッ
    トしたブロックのデータに訂正不能なエラーが検出さ
    れた場合において、前記リクエストがリードリクエスト
    であれば前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッ
    シュメモリ装置の何れかから転送されたブロックのデー
    タを当該リクエストを発行した処理装置に転送し、前記
    リクエストがストアリクエストであれば当該リクエスト
    を発行した処理装置に対して障害の発生を通知すること
    を特徴とする請求項5記載のキャッシュメモリ装置。
  7. 【請求項7】 バスと、このバスに接続する主記憶装置
    と、前記バスに接続する複数のクラスタとを含む情報処
    理システムにおいて、 前記クラスタの各々はキャッシュメモリ装置を含み、当
    該キャッシュメモリ装置の各々は、 主記憶装置の一部分に対応するデータをブロックを単位
    として保持するデータアレイと、 このデータアレイに保持された各ブロックに対応するア
    ドレス及び状態を管理するアドレスアレイと、 このアドレスアレイを検索してキャッシュヒット時に前
    記ブロックの状態を検出する状態判定回路と、 前記データアレイに訂正不能なエラーが発生したこと
    を検出するエラー検出回路と、 このエラー検出回路が訂正不能なエラーを検出したブ
    ロックについて、前記状態判定回路によって前記主記憶
    装置と一致している状態であると判定された場合には当
    該ブロックのデータを前記主記憶装置または他のクラス
    タ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送するよう
    要求するリトライ制御回路と、 前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッシュメモ
    リ装置の何れかから転送されたブロックのデータを前記
    アドレスアレイ及び前記データアレイに登録する登録制
    御回路とを含むとを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 バスと、このバスに接続する主記憶装置
    と、前記バスに接続する複数のクラスタとを含む情報処
    理システムにおけるキャッシュメモリ装置のリトライ制
    御方法であって、前記クラスタの各々は当該キャッシュメモリ装置を含
    み、 キャッシュヒット時に当該ヒットしたデータの状態を検
    出する状態判定ステップと、 前記ヒットしたデータに訂正不能なエラーが発生した
    ことを検出するエラー検出ステップと、 このエラー検出ステップで訂正不能なエラーを検出
    し、かつ、前記状態判定ステップで前記主記憶装置と一
    致している状態であると判定した場合、前記ヒットした
    データに対応するデータを前記主記憶装置または他のク
    ラスタ内のキャッシュメモリ装置の何れかから転送する
    よう要求するリトライ要求ステップと、 前記主記憶装置または他のクラスタ内のキャッシュメモ
    リ装置の何れかから転送されたデータを登録する登録ス
    テップとを含むことを特徴とするキャッシュメモリ装置
    のリトライ制御方法。
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