JP3128749U - 忍返しをとりつけたコンクリート塀 - Google Patents

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Abstract

【課題】忍返しの取付け作業が迅速に、容易にできる忍返しをとりつけたコンクリート塀を提供する。
【解決手段】棒材からなる基部の上部に剣先部を形成した忍返し構成部材を所定間隔をもって所要数配設し、該構成部材の基部の下部には、止具のネジ部が挿通される間隔をもって上下一対の連結支持棒によって一体的に連結されて忍返しが形成されており、該忍返しの上下一対の連結支持棒の止具のネジ部が挿通される間隔に止具のネジ部を挿通して、取付金具の起立部のタップにまたはネジ挿通口にネジ部を螺着してまたはネジ部を挿通してナットで螺着して、忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部をコンクリート塀の上面に直にまたはその上面に座板、笠木などを介して止具で固定する。
【選択図】図4

Description

本考案はことにコンクリート塀(ブロック塀等含む)に忍返しをとりつけた防犯に好適なコンクリート塀を提供する。
従来公知の防犯用コンクリート塀は、該塀の長手方向上面に沿って、先端に剣先部を有する棒状の忍返しを起立状態で、所要間隔で配設し、該棒の根底部を個々に塀の上面に形成した穴に直に埋め込んで、その周囲をセメントで固定しているか、棒の根底部に取付金具を溶接で固定し、該金具を塀上面に止具で固定する構造である。
ところが上記従来の忍返しは、各棒の根底部を直にコンクリート塀に埋め込んでいるので、その埋込み作業は埋め込み穴を個々に設け、その穴に棒の根底部を埋め込んで、さらにセメントを穴の隙間に流し込んで棒の高さ方向と幅方向のレベル調整をしながら固定する構造であり、大変時間のかかる煩わしい作業であった。また棒の根底部に取付金具を溶接で固定して該金具を塀上面に止具で固定する構造においては、溶接作業が煩わしく、面倒であり、かつややもすれば該金具をアンカーボルトにとりつけるにあたり相互の位置調整ができず、アンカーボルトの埋込み位置を変更せざるを得ず大変煩わしい作業であった。
本考案は忍返しのコンクリート塀へのとりつけが煩わしさがなく、位置調整も容易にでき、取り付け作業が容易となり上記の問題点を解消している。
本考案はつぎの特徴を備えている。
その一つは「棒材からなる基部の上部に剣先部を形成した忍返し構成部材を所定間隔をもって所要数配設し、該構成部材の基部の下部には、止具のネジ部が挿通される間隔をもって上下一対の連結支持棒によって一体的に連結されて忍返しが形成されており、該忍返しの上下一対の連結支持棒の止具のネジ部が挿通される間隔に止具のネジ部を挿通して、取付金具の起立部のタップにまたはネジ挿通口にネジ部を螺着してまたはネジ部を挿通してナットで螺着して、忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部をコンクリート塀の上面に直にまたはその上面に座板、笠木などを介して止具で固定したことを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀」である。
その二つは「板材からなる所定長さの基部の上部に多数個の剣先部を形成した忍返しの基部のネジ挿通口にネジ部を挿通して、取付金具の起立部のタップにまたはネジ挿通口にネジ部を螺着してまたはネジ部を挿通してナットで螺着して忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部をコンクリート塀の上面に直に又はその上面に座板、笠木などを介して止具で固定したことを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀」である。
その三つは「上記構成において、取付金具の起立部にはタップが形成されており、取付金具の載置部とコンクリート塀の上面とを固定する止具はアンカーボルトであることを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀」である。
本考案は、棒材からなる基部の上部に剣先部を形成した忍返し構成部材を所定間隔をもって所要数配設し、該構成部材の基部の下部には、止具のネジ部が挿通される間隔をもって上下一対の連結支持棒によって一体的に連結されて忍返しが形成されており、該忍返しの上下一対の連結支持棒の止具のネジ部が挿通される間隔に止具のネジ部を挿通して、取付金具の起立部のタップにまたはネジ挿通口にネジ部を螺着してまたはネジ部を挿通してナットで螺着して、忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部をコンクリート塀の上面に直にまたはその上面に座板、笠木などを介して止具で固定したことを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀であるので、忍返しの取付金具への固定ならびに取付金具のコンクリート塀への固定が強固であり、かつ迅速にできる。
また忍返しが前記構成の板材であっても同様の効果を生じる。
忍返しが取付金具に固定されて自立すれば、取付け作業も1人ででき、レイアウト作業、レベル調整作業も極めて容易であり、コスト安となる。
上下に一対の連結支持棒が長手方向において形成しているので、取付金具の該支持棒への取付箇所が長手方向に存在し、適宜取付け位置が設定できる。
忍返しのコンクリート塀へのとりつけ固定は、取付金具を予めアンカーボルト等の止具を介してコンクリート塀上面に固定し、次いで該取付金具に忍返しを固定してもよく、また予め忍返しを取付金具に固定し、次いで該金具をコンクリート上面に固定してもよく、忍返しを取付ける選択肢は自由であり、取付作業にメリットがある。
本考案の実施形態を図面を用いて以下に説明する。
図1は本考案の忍返しをとりつけたコンクリート塀の一実施例を示す略正面図である。
1は本考案の忍返しで、棒材を溶接(スポット溶接)して組格している。2は忍返し構成部材で、棒材からなる基部2aの上部に剣先部2bを形成している。
上記忍返し構成部材2を所定間隔(たとえば5〜10センチメートル)をもって所要数(たとえば10〜20本)配設し、該構成部材の基部の下部には止具のネジ部が挿通される間隔をもって上下に一対の連結支持棒3、3が溶接(スポット溶接)により一体的に連結されて忍返しが形成されている。連結支持棒3の両端は後述の連結棒のように基部間隔の略2分の1弱程度伸長しているが、伸長しなくてもよい。
4は各忍返し構成部材2を所定高さ位置で連結している連結棒で、両端を基部の両端より基部間隔の略2分の1弱程度伸長しているが、伸長しなくてもよい。この連結棒は補強のためのものであり、上下に2〜3本配設してもよく、なくてもよい。
上記構成の忍返し1をコンクリート塀(ブロック塀等含む)5の上面5aに取付金具6を介して固定し、該塀の長手方向に沿って連設する。
取付金具の起立部には忍返しの上下一対の連結支持棒の間隔に挿通された止具のネジ部が起立部に形成しているタップに螺着して、忍返しをとりつけている。
コンクリート塀5の上面5aに取付金具6の載置部を直に止具で固定している。該取付金具は忍返しの両端部にとりつけているが、その長さに応じて中間部にもとりつけてもよい。
図2は本考案忍返しの側面図を示す。忍返し構成部材2は基部2aの上部に一体の剣先部2bを圧接して拡開状に形成している。基部の下部は上下一対の連結支持棒3、3が止具のネジ部の挿通間隔をもってスポット溶接にて一体的に固定されている。
図3は本考案取付金具の斜視図をを示す。取付金具6は起立部6aと載置部6bを形成しており、側面視略L字型に形成している。6cは起立部に設けた2個のタップ、6dは載置部に設けた止具の挿通口である。この金具が図1においては忍返し両端の忍返し構成部材間にとりつけている。
図4は図1の側面図で、忍返し1を取付金具6に固定し、該取付金具を止具8を介してコンクリート塀5にとりつけた状態を示す説明図である。
取付金具6の起立部6aの一側面(内側面)に上下に一対の連結支持棒3、3が当接され、止具7のネジ部7aが連結支持棒3、3の間隔に挿通され、起立部のタップ6cに螺着固定している。タップを2個形成しているので、止具2個で固定できるが、止具1個で固定してもよい。
5はコンクリート塀、5bは該塀の上面5aに穿設した止具(アンカーボルト等)の埋設する穴、該穴に止具(アンカーボルト)8のスリーブ8aを固着している。次いで取付金具の載置部6bを載置して、止具の挿通口6dを上記アンカーボルトのスリーブの箇所に合致せしめて、ボルト頭部8bの雄ネジを挿通口6dを貫通してスリーブの雌ネジに螺着して取付金具をコンクリート塀の上面6aに固定している。よって忍返しが取付金具を介してコンクリート塀にとりつけ固定できる。9はワッシャーである。
不図示であるが上記実施例のタップに替えてネジ挿通口とし、その挿通口にネジ部を挿通してナットで螺着することもできる。
また取付金具を長尺にして、たとえば忍返しと同程度の長さ、あるいはそれ以上の長さとし、予めコンクリート塀の上面に該金具の載置部をとりつけておき、次いで該金具の起立部に忍返しをとりつけることもできる。
あるいは必要に応じて、コンクリート塀の上面に座板もしくは笠木を介在せしめ、これにに取付金具を止具で固定することもできる。
図5は本考案の別の実施例である。板材からなる所定長さ(たとえば60センチメートル〜100センチメートル)の基部10aの上部に多数個の剣先部10bを形成した忍返し10の基部10aの下部に形成しているネジ挿通口にネジ部7aを挿通し、取付金具6の起立部6aのタップ6cにネジ部を螺着して忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部6bをコンクリート塀5の上面5aに載置して止具8を介して固定したことを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀である。またタップ6cに替えてネジ挿通口とし、その挿通口にネジ部を挿通してナットで螺着することもできる。
止具は上記構成のアンカーボルトに限らず、たとえばボルト頭部を有するコンクリートネジ釘を直に取付金具の載置部の挿通口に挿通して、該載置部をボルト頭部とコンクリート塀の上面間で挟着して固定することもできる。
以上本考案の実施例について説明したが、技術思想を逸脱しない限りの設計変更は可能である。
本考案の忍返しをとりつけたコンクリート塀の一実施例を示す略正面図。 図1に示す本考案忍返しの側面図。 図1に示す本考案取付金具の斜視図。 図1の側面図で忍返しを取付金具に固定し、該金具を止具を介してコンクリート塀にとりつけた状態の説明図。 本考案の別の実施例を示す側面図である。
符号の説明
1 忍返し
2 忍返し構成部材
2a 基部
2b 剣先部
3 連結支持棒
4 連結棒
5 コンクリート塀
5a 上面
5b 穴
6 取付金具
6a 起立部
6b 載置部
6c タップ
6d 挿通口
7 止具
7a ネジ部
8 止具(アンカーボルト、コンクリートネジ釘等)
8a スリーブ
8b ボルト頭部
9 ワッシャ
10 忍返し
10a 基部
10b 剣先部

Claims (3)

  1. 棒材からなる基部の上部に剣先部を形成した忍返し構成部材を所定間隔をもって所要数配設し、該構成部材の基部の下部には、止具のネジ部が挿通される間隔をもって上下一対の連結支持棒によって一体的に連結されて忍返しが形成されており、該忍返しの上下一対の連結支持棒の止具のネジ部が挿通される間隔に止具のネジ部を挿通して、取付金具の起立部のタップにまたはネジ挿通口にネジ部を螺着してまたはネジ部を挿通してナットで螺着して、忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部をコンクリート塀の上面に直にまたはその上面に座板、笠木などを介して止具で固定したことを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀。
  2. 板材からなる所定長さの基部の上部に多数個の剣先部を形成した忍返しの基部のネジ挿通口にネジ部を挿通して、取付金具の起立部のタップにまたはネジ挿通口にネジ部を螺着してまたはネジ部を挿通してナットで螺着して忍返しを取付金具にとりつけるとともに、該取付金具の載置部をコンクリート塀の上面に直に又はその上面に座板、笠木などを介して止具で固定したことを特徴とする忍返しをとりつけたコンクリート塀。
  3. 取付金具の起立部にはタップが形成されており、取付金具の載置部とコンクリート塀の上面とを固定する止具はアンカーボルトであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の忍返しをとりつけたコンクリート塀。
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