JP3139267U - ピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせ - Google Patents

ピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせ Download PDF

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Abstract

【課題】 コンクリートスラブ上に打設したシンダーコンクリートにより、ピットが凹設される床面を成形すると共に、そのピットの開口縁に蓋受け枠を沿設したピット装置の施工に当たり、工期の短縮とコスト節減を図る。
【解決手段】 支持脚装置Aは、コンクリートスラブS上に起立するアンカ11にネジ止めされる支持板12と、その支持板12上に一体的に立設される支柱13と、その支柱13に高さ調節可能に嵌合され且つネジ止めされて蓋受け枠Kを一体的にクランプ可能なクランプ部材Cとを備え、蓋受け枠Kには、ピットPの内側面を成形するためにコンクリートスラブS上に立てられる型枠Waの成形面Wafに接離可能に当接する型枠支持面7と、その型枠支持面7を貫通して蓋受け枠Kに型枠Waを固定する釘9を挿通させる釘孔8とが設けられる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ピット装置、特にコンクリートスラブ上に打設したシンダーコンクリートにより、ピットが凹設される床面を成形すると共に、そのシンダーコンクリート中に埋入される支持脚装置に支持される蓋受け枠をピットの開口縁に沿設してなるピット装置の施工に当たり使用されるピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせに関する。
従来、上記ピット装置の施工に際しては、例えば図6に例示したように、コンクリートスラブS上に、ピットを成形するための型枠組立体Wを枠組みする一方、それらピットの蓋受け枠Kを、ピット側面成形用型枠Waに臨む所定位置に仮止め保持する。その蓋受け枠Kの仮止め保持に際しては、先ず、コンクリートスラブSに複数のアンカー1を打ち込み、それらアンカー1に複数の繋ぎ鉄筋2を介してクランプ部材3を溶接し、このクランプ部材3に蓋受け枠Kをネジ止めする。しかる後に型枠組立体Wの周囲にシンダーコンクリート10を打設し、そのコンクリートレベルが所定レベルに達したら打設を停止して、その後、シンダーコンクリート10が固化してから、型枠組立体Wを除去するようにしている。
しかしながら従来構造では、コンクリート打設前における型枠組立体Wの構築作業を、蓋受け枠の所定位置への仮止め保持作業とは別個独立に行うようにしており、型枠組立体Wは、単独で強固に枠組みする必要がある。また、蓋受け枠Kの仮止め保持に際しては、コンクリートスラブSに複数のアンカー1を打ち込み、それらアンカー1に複数の繋ぎ鉄筋2をそれぞれ溶接して枠組みし、更にそれら繋ぎ鉄筋2の枠組み体に蓋受け枠Kのクランプ部材3を溶接するようにしているため、その一連の現場作業において溶接等の特殊技能や熟練を要する上、作業が複雑で面倒なものとなり、これらが工期の遅延やコスト増の要因となっていた問題がある。
本考案は、斯かる実情に鑑みてなされたもので、従来構造の上記問題を簡単な構成で解決できるようにしたピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の考案は、コンクリートスラブ上に打設したシンダーコンクリートにより、ピットが凹設される床面を成形すると共に、そのシンダーコンクリート中に埋入される支持脚装置に支持される蓋受け枠をピットの開口縁に沿設してなるピット装置の施工に当たり使用されるピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせであって、前記支持脚装置は、コンクリートスラブ上に起立するアンカにネジ止めされる支持板と、その支持板上に一体的に立設される支柱と、その支柱に高さ調節可能に嵌合され且つネジ止めされて蓋受け枠を一体的にクランプ可能なクランプ部材とを備え、前記蓋受け枠には、前記ピットの内側面を成形するためにコンクリートスラブ上に立てられる型枠の成形面に接離可能に当接する型枠支持面と、その型枠支持面を貫通して該蓋受け枠に該型枠を固定する釘を挿通させる釘孔とが設けられることを特徴とする。
また請求項2の考案は、請求項1の特徴に加えて、前記支柱には、前記型枠の成形面に当接可能な支持片を一体に有する補助支持部材が、前記クランプ部材よりも下側で抱持され、前記支持片には、これに前記型枠を固定する釘を挿通させる補助釘孔が設けられることを特徴とする。
また請求項3の考案は、請求項1又は2の特徴に加えて、前記支持板は、前記アンカを挿通させる単一のアンカ孔を有していて、該アンカに螺合されるナットで該アンカに固着され、そのアンカ孔を取り囲むように配置される少なくとも3本の調整ボルトが、下端をコンクリートスラブに当接可能として前記支持板に螺挿されることを特徴とする。
また請求項4の考案は、請求項1〜3の何れかの特徴に加えて、前記クランプ部材が、前記支柱に摺動及び回転可能に嵌合される円筒状基部を一体に有しており、前記支柱には、前記円筒状基部を支持すべくその下端に係合するナットが螺合され、前記円筒状基部の周壁には、前記支柱の外周面に係合して該基部を回り止めするビスが横向きに螺挿されることを特徴とする。
以上のように本考案によれば、支持脚装置は、コンクリートスラブ上に起立するアンカにネジ止めされる支持板と、その支持板上に一体的に立設される支柱と、その支柱に高さ調節可能に嵌合され且つネジ止めされて蓋受け枠を一体的にクランプ可能なクランプ部材とを備えるので、現場作業において溶接等の特殊技能や熟練を必要とせず、簡単な現場作業でコンクリートスラブ上に支持板付き支柱を介してクランプ部材、延いては蓋受け枠を所望位置、所望レベルに的確に仮止めすることができる。その上、この仮止めした蓋受け枠の型枠支持面にピット側面成形用型枠を当てがい、釘止めすることで、その型枠の位置決め、固定も蓋受け枠を利用して簡単に行うことができ、以上の結果、工期の短縮やコスト節減に大いに寄与することができる。
また特に請求項2の考案によれば、前記支柱には、型枠の成形面に当接可能な支持片を一体に有する補助支持部材が、クランプ部材よりも下側で抱持され、前記支持片には、これに型枠を固定する釘を挿通させる補助釘孔が設けられるので、型枠の上部を蓋受け枠を介して、また型枠の下部を補助支持部材を介してそれぞれ支柱に支持させて、型枠に対する支持を安定させることができ、型枠が打設コンクリートの圧力等でずれ動くのを効果的に防止できる。
また特に請求項3の考案によれば、前記支持板は、アンカを挿通させる単一のアンカ孔を有していて、該アンカに螺合されるナットで該アンカに固着され、そのアンカ孔を取り囲むように配置される少なくとも3本の調整ボルトが、下端をコンクリートスラブに当接可能として支持板に螺挿されるので、1本の支柱を設置するためにコンクリートスラブに打ち込まれるアンカは只1個だけで済んで、更なるコスト節減及び工期短縮が図られる。また、コンクリートスラブ上面が平坦でなくても、3本の調整ボルトの適宜調整により支柱を容易に鉛直姿勢に保つことができる。
また特に請求項4の考案によれば、前記クランプ部材が、支柱に摺動及び回転可能に嵌合される円筒状基部を一体に有しており、その円筒状基部を支持すべくその下端に係合するナットが支柱に螺合され、円筒状基部の周壁には、支柱の外周面に係合して該基部を回り止めするビスが横向きに螺挿されるので、支柱に対するクランプ部材、延いては蓋受け枠の高さ調節と支柱軸線回りの向きの調節とを任意に簡単に行うことができる。
本考案の実施の形態を、添付図面に例示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1〜図4は本考案の一実施例を示すものであって、図1は、ピット装置の要部を示す一部破断斜視図、図2は、図1の2−2線拡大断面図、図3は、図2の3−3線拡大断面図、図4は、図2の4−4線拡大断面図、図5は、施工後のピット装置の横断面図である。
図5に示すようにコンクリートスラブS上に打設したシンダーコンクリート10により床面Fが成形されており、その床面Fには、排水のための溝状ピットPが凹設される。そのピットPの左右両開口縁には、直線状に延びる蓋受け枠Kがそれぞれ一体的に沿設されており、その両蓋受け枠Kには、ピットPの開口を開閉可能に閉める開閉蓋Tの両端部がそれぞれ係合、載置される。
このピット装置及び床面Fを施工する過程で、シンダーコンクリート10をコンクリートスラブS上に打設する前には、図1に示されるように、蓋受け枠Kは、打設後のシンダーコンクリート10中に埋入される支持脚装置Aを介してコンクリートスラブS上の所定位置、所定高さに固定、支持される。
蓋受け枠Kには、その枠Kの直下のピットPの内側面を成形するためにコンクリートスラブS上に立てられる型枠Waの平坦な成形面Wafに接離可能に当接する型枠支持面7と、その型枠支持面7を貫通して該蓋受け枠Kに型枠Waを固定する釘9を挿通させる釘孔8とが設けられる。
前記支持脚装置Aは、コンクリートスラブS上に起立するアンカ11にネジ止めされる支持板12と、その支持板12上に一体的に立設される支柱13と、その支柱13に高さ調節可能に嵌合され且つネジ止めされて蓋受け枠Kを一体的にクランプ可能なクランプ部材Cとを備える。前記支柱13の外周面には、その略全長に亘り雄ネジが刻設され、またその軸線方向に延びる係合溝13gが形成されている。
前記支持板12は、アンカ11を挿通させる単一のアンカ孔12hを有していて、該アンカ11に螺合されるナット14で該アンカ11に固着され、そのアンカ孔12hを取り囲むように配置される少なくとも3本の調整ボルトBが、下端をコンクリートスラブSに当接可能として支持板12に螺挿される。従って、1本の支柱13を設置するためにコンクリートスラブSに打ち込まれるアンカ11は只1個だけで済んで、コスト節減及び工期短縮が図られる。また、コンクリートスラブSの上面が荒れていて平坦でなくても、支柱13の鉛直度は、3本の調整ボルトBの螺合位置の適宜調整により容易に確保することができる。
前記クランプ部材Cは、図示例では、支柱13に下部が抜差可能に嵌合される円筒状基部15と、その基部15の上端部より側方に一体に延設される中間腕部16と、その中間腕部16の先端に固着された帯板状の取付先部17とを備える。その取付先部17は、蓋受け枠Kの蓋載せ面よりも下方で同枠Kの内側部に形成した取付溝部18内にその長手方向に摺動可能に収容される。
その取付溝部18の上下開口縁には、前記取付先部17に係合し得る上下一対の係止爪部18a,18bが一体に連設されており、またその取付先部17には、中間腕部16の両側において一対の取付ビス19が螺挿される。従って、それらのビス19をねじ込むことで、取付先部17を係止爪部18a,18bに強く圧着して、取付先部17、延いてはクランプ部材Cを蓋受け枠Kに固着することができる。
前記支柱13の中間部には、前記円筒状基部15の下端に係合するナットNが螺合され、このナットNの螺合位置を調節することで、該基部15、延いてはクランプ部材Cの支柱13に対する取付高さ位置を任意に調節可能することができる。
前記円筒状基部15の周壁には、回り止め用ビス20が横向きに螺挿されており、このビス20の内端は、支柱13の外周面(雄ネジ面)の軸方向係合溝13gに係合可能である。而してその係合状態でビス20を締め込んで係合溝13gに係合させることで、前記基部15、延いてはクランプ部材Cの支柱13に対する回り止めがなされる。
さらに支柱13には、ピット側面成形用の型枠Waの成形面Wafに当接可能な一対の支持片21aを有する補助支持部材21が、クランプ部材Cよりも下側で抱持される。この補助支持部材21は、本体部21mが平面視でU字状に形成されており、その本体部21mの両端に前記一対の支持片21aがそれぞれ一体に連設される。そして前記本体部21mの半円弧状基端部が支柱13の中間部外周面に嵌合することで前記抱持がなされる。また前記支持片21aには、これに前記型枠Waを固定する釘29を挿通させる補助釘孔28が設けられる。
次に前記実施例の作用について説明する。ピットPをコンクリート成形するに当たっては、先ず、コンクリートスラブS上でピット構築位置の墨出しを行い、その墨出しに基づきコンクリートスラブS上の所定位置、所定高さにピットPの蓋受け枠Kを仮止め保持し、しかる後にピットPを成形するための型枠組立体Wを枠組みする。
蓋受け枠Kの上記仮止め保持に際しては、先ず、コンクリートスラブS上にアンカー11を打ち込み、そのアンカー1に、予め支柱13を溶接、一体化した支持板12のアンカ孔12hを挿通させる。次いで、3本の調整ボルトBの支持板12に対する螺合位置を適宜調整して支持板12を水平姿勢に、即ち支柱13を鉛直姿勢に調整、保持した後、ナット14を締め込むことにより、支持板12、従って支柱13をコンクリートスラブS上に固定する。
その後、クランプ部材Cの取付先部17を蓋受け枠Kの所定位置に固着し、また支柱13にクランプ部材Cの円筒状基部15を嵌合して、ナットNの螺合位置調整とビス20の締込むことにより、支柱13にクランプ部材Cを介して蓋受け枠Kをピット構築予定場所に対応した所定位置、所定高さに仮止め固定する。
しかる後に、その仮止め固定した蓋受け枠Kの型枠支持面7にピット側面成形用型枠Waの成形面Wafを当てがい、釘9を打ち込んで該型枠Waを蓋受け枠Kに固定する。さらに補助支持部材21を支柱13の下部に抱持させつつ該部材21の支持片21aを前記型枠Waの成形面Wafに当てがい、釘29で固着することで、該型枠Waの下部を補助支持部材21を介して支柱13に支持させる。
これにより、型枠Waは、コンクリートスラブS上の適正位置に一応、安定よく起立保持されるが、更にその安定度を高めるために、必要に応じて図1のように型枠Wa相互を枠組みして型枠組立体Wを構築してもよい。尚、この場合でも、型枠Waが前記したように蓋受け枠K及び支持脚装置Aを介してコンクリートスラブSに仮止め固定されているため、この型枠組立体Wの枠組み構造は簡略的なものでよく、即ち、従来技術(図5)ほど頑丈に枠組み、構築する必要はない。
その後、型枠Waの外側にシンダーコンクリート10を打設し、そのコンクリートレベルが蓋受け枠Kの上端に達したら打設を停止する。その後、シンダーコンクリートが固化してから、型枠Waを除去する。その除去後に、蓋受け枠Kの型枠支持面7上や、補助支持部材21の支持片21a上に突出する釘9,29の先端は、適宜工具で切除する。その後、必要に応じて仕上げ作業を行い、図5に示すようなピットPの施工が終わる。
而して、支持脚装置Aは、コンクリートスラブS上に起立するアンカ11にネジ止めされる支持板12と、その支持板12上に予め一体的に立設される支柱13と、その支柱13に高さ調節可能に嵌合され且つネジ止めされて蓋受け枠Kを一体的にクランプ可能なクランプ部材Cとを備えるので、現場作業において溶接等の特殊技能や熟練を必要とせず、簡単な現場作業でコンクリートスラブS上に支持板12付き支柱13を介してクランプ部材C、延いては蓋受け枠Kを所望位置、所望レベルに的確に仮止め保持できる。その上、この仮止めした蓋受け枠Kの型枠支持面7にピット側面成形用型枠Waの成形面Wafに当てがい、釘止めすることで、その型枠Waの位置決め、固定も蓋受け枠Kを利用して簡単に行うことができる。それらの結果、全体として工期の短縮やコスト節減が大いに達成される。
また図示例のように支柱13には、型枠Waの成形面Wafに当接可能な支持片21aを一体に有する補助支持部材21が、クランプ部材Cよりも下側で抱持され、その支持片21aには、これに型枠Waを固定する釘29を挿通させる補助釘孔28が設けられるので、型枠Waの上部を蓋受け枠Kを介して、また型枠Waの下部を補助支持部材21を介してそれぞれ支柱に支持させて、型枠Waに対する支持を安定させることができ、型枠Waが打設コンクリートの圧力等でずれ動くのを効果的に防止できる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案はそれら実施例に限定されることなく、本考案の範囲内で種々の実施例が可能である。
例えば、前記実施例では、排水用のピット装置に本考案を実施したものを示したが、本考案では、配線用のピット装置に本考案を実施してもよい。
本考案の一実施例に係るピット装置の要部を示す一部破断斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線拡大断面図 図2の4−4線拡大断面図 施工後のピット装置の横断面図 従来例を示す、図1対応斜視図
符号の説明
A・・・・支持脚装置
B・・・・調整ボルト
C・・・・クランプ部材
F・・・・床面
K・・・・蓋受け枠
N・・・・ナット
P・・・・ピット
S・・・・コンクリートスラブ
T・・・・開閉蓋
Wa・・・型枠
Waf・・成形面
7・・・・型枠支持面
9・・・・釘
8・・・・釘孔
10・・・シンダーコンクリート
11・・・アンカ
12・・・支持板
12h・・アンカ孔
13・・・支柱
14・・・ナット
15・・・円筒状基部
20・・・ビス
21・・・補助支持部材
21a・・支持片
28・・・補助釘孔
29・・・釘

Claims (4)

  1. コンクリートスラブ(S)上に打設したシンダーコンクリート(10)により、ピット(P)が凹設される床面(F)を成形すると共に、そのシンダーコンクリート(10)中に埋入される支持脚装置(A)に支持した蓋受け枠(K)をピット(P)の開口縁に沿設してなるピット装置の施工に当たり使用されるピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせであって、
    前記支持脚装置(A)は、コンクリートスラブ(S)上に起立するアンカ(11)にネジ止めされる支持板(12)と、その支持板(12)上に一体的に立設される支柱(13)と、その支柱(13)に高さ調節可能に嵌合され且つネジ止めされて蓋受け枠(K)を一体的にクランプ可能なクランプ部材(C)とを備え、
    前記蓋受け枠(K)には、前記ピット(P)の内側面を成形するためにコンクリートスラブ(S)上に立てられる型枠(Wa)の成形面(Waf)に接離可能に当接する型枠支持面(7)と、その型枠支持面(7)を貫通して該蓋受け枠(K)に該型枠(Wa)を固定する釘(9)を挿通させる釘孔(8)とが設けられることを特徴とする、ピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせ。
  2. 前記支柱(13)には、前記型枠(Wa)の成形面(Waf)に当接可能な支持片(21a)を一体に有する補助支持部材(21)が、前記クランプ部材(C)よりも下側で抱持され、前記支持片(21a)には、これに前記型枠(Wa)を固定する釘(29)を挿通させる補助釘孔(28)が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせ。
  3. 前記支持板(12)は、前記アンカ(11)を挿通させる単一のアンカ孔(12h)を有していて、該アンカ(11)に螺合されるナット(14)で該アンカ(11)に固着され、そのアンカ孔(12h)を取り囲むように配置される少なくとも3本の調整ボルト(B)が、下端をコンクリートスラブ(S)に当接可能として前記支持板(12)に螺挿されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせ。
  4. 前記クランプ部材(C)は、前記支柱(13)に摺動及び回転可能に嵌合される円筒状基部(15)を一体に有しており、前記支柱(13)には、前記円筒状基部(15)を支持すべくその下端に係合するナット(N)が螺合され、前記円筒状基部(15)の周壁には、前記支柱(13)の外周面に係合して該基部(15)を回り止めするビス(20)が横向きに螺挿されることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載のピット施工用蓋受け枠及び支持脚装置の組み合わせ。
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