JP3128026B2 - コイル駆動回路 - Google Patents

コイル駆動回路

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JP3128026B2 JP04324775A JP32477592A JP3128026B2 JP 3128026 B2 JP3128026 B2 JP 3128026B2 JP 04324775 A JP04324775 A JP 04324775A JP 32477592 A JP32477592 A JP 32477592A JP 3128026 B2 JP3128026 B2 JP 3128026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気ディスク
装置の磁気ヘッドを駆動する場合に用いて好適なコイル
駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、光磁気ディスクの記録の原理を
示している。記録層26を有する光磁気ディスク25
は、スピンドルモータ24により回転されるようになさ
れている。この光磁気ディスク25の上面には、光学ヘ
ッド23が配置され、内蔵するレーザダイオードなどよ
り出射されたレーザ光が、光磁気ディスク25の記録層
26に照射されるようになされている。一方、光磁気デ
ィスク25の下面には、磁気ヘッド22が配置され、記
録データに対応して駆動回路21により駆動され、記録
データに対応する磁界を記録層26に印加するようにな
されている。
【0003】光学ヘッド23が出射するレーザ光が照射
されると、レーザ光が照射された範囲において、記録層
26の温度がキューリ点温度以上に上昇し、記録層26
に記録されている磁界が消去される。そして、記録層2
6がキューリ点温度以下に冷却するとき、その磁界の方
向が、磁気ヘッド22により印加する磁界の方向に対応
するようになる。このため、磁気ヘッド22により印加
する磁界の方向を記録データに対応して変化させること
により、論理1または論理0のデジタルデータを記録層
26に記録することができる。
【0004】図7は、駆動回路21の従来の構成例を示
している。この例においては、コイル10と、このコイ
ル10に対して並列に接続されたコンデンサ11によ
り、磁気ヘッド22が構成されている。そして、この磁
気ヘッド22が、スイッチ2乃至5およびダイオード6
乃至9により構成されるブリッジ回路の中点に接続され
ている。即ち、ブリッジ回路の各辺は、スイッチ2とダ
イオード6、スイッチ3とダイオード7、ダイオード8
とスイッチ4、ダイオード9とスイッチ5によりそれぞ
れ構成されており、磁気ヘッド22は、ダイオード6と
8およびダイオード7と9の接続点の間に接続されてい
る。そして、スイッチ2と3の一端は、所定の電圧源V
1に接続され、スイッチ4と5の一端は接地されてい
る。制御回路1は、入力される記録データに対応して、
スイッチ2乃至5を駆動するようになされている。
【0005】次に、その動作について、図8のタイミン
グチャートを参照して説明する。磁気ヘッド22によ
り、例えばN極の磁界を記録層26に印加するとき、コ
イル10に対して、図7において左から右方向に電流+
Iが流される。このとき、制御回路1はクロック(図8
(d))に同期してスイッチ2と5をオンさせ(図8
(b))、スイッチ3と4をオフさせる(図8
(c))。これにより、スイッチ2、ダイオード6、コ
イル10、ダイオード9、スイッチ5の経路で電流+I
が流れる(図8(a))。
【0006】一方、磁気ヘッド22によりS極の磁界を
発生するとき、コイル10に、図7において左方向に流
れる−Iの電流を供給する。このとき制御回路1は、ス
イッチ3と4をオンし(図8(c))、スイッチ2と5
をオフする(図8(d))。これにより、スイッチ3、
ダイオード7、コイル10、ダイオード8、スイッチ4
の経路で電流が流れる(図8(a))。
【0007】ところで、コイル10により、記録層26
に対して充分な強さの磁界を印加するには、コイル10
のインダクタンスの値をできるだけ大きくすることが好
ましい。しかしながら、コイル10のインダクタンスを
大きくすると、その時定数も大きくなり、スイッチ2乃
至5をスイッチングすることにより、コイル10に供給
する電流の方向を高速で切り換えることが困難になる。
即ち、高周波の信号を記録する(スイッチ2乃至5を高
速でスイッチングする)には、コイル10のインダクタ
ンスは小さい方がよい。しかしながら、上述したよう
に、コイル10のインダクタンスを小さくすると、充分
な強さの磁界を発生することができなくなる。
【0008】そこで本出願人は、特願平4−22753
9号として、図9に示すような駆動回路を先に提案し
た。
【0009】この提案においては、スイッチ2とコイル
10の間に、定電流源回路15と補助コイル17を挿入
し、また、同様に、スイッチ3とコイル10の間に、定
電流源回路16と補助コイル18とを挿入している。
【0010】このように、補助コイル17,18を挿入
することで、コイル10に流す電流の向きを切り換える
タイミングにおいて、補助コイル17,18に蓄積され
たエネルギーを利用して、コイル10に流れる電流の方
向を迅速に切り換えることができるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
9に示すように構成した場合、消費電力が大きくなる課
題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、高速に磁界を反転することができるように
するとともに、電力消費ができるだけ少なくなるように
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のコイル駆動回路
は、磁界を発生するコイル10と、コイル10を駆動す
るためスイッチングする、ブリッジ接続された第1乃至
第4のスイッチング素子としてのスイッチ2乃至5と、
スイッチ2と並列に接続された第1の補助コイル35
と、スイッチ3と並列に接続された第2の補助コイル3
6と、第1の補助コイル35をオンまたはオフするため
にスイッチングする第1の補助スイッチング素子として
のスイッチ31と、第2の補助コイル36をオンまたは
オフするためにスイッチングする第2の補助スイッチン
グ素子としてのスイッチ32と、コイル10を所定の基
準周波数より低い周波数の信号で駆動する場合、スイッ
チ2乃至5を用いてコイル10を駆動し、コイル10を
基準周波数より高い周波数の信号で駆動する場合、スイ
ッチ4およびスイッチ5とともに、第1の補助コイル3
5および第2の補助コイル36を用いてコイル10を駆
動するように、スイッチ2乃至5と、スイッチ31およ
び32を駆動する制御回路1とを備えることを特徴とす
る。
【0014】コイル10と第1の補助コイル35の間、
およびコイル10と第2の補助コイル36の間には、そ
れらを分離する分離回路としてのダイオード37,38
を挿入することができる。
【0015】
【作用】上記構成のコイル駆動回路においては、基準周
波数より低い周波数の信号で駆動する場合、第1のスイ
ッチング素子乃至第4のスイッチング素子が用いられ、
基準周波数より高い周波数の信号で駆動する場合、第3
のスイッチング素子と第4のスイッチング素子、並びに
第1の補助コイルと第2の補助コイルが用いられる。そ
の結果、コイルにおける駆動電流の高速の反転を許容す
るとともに、その周波数が基準周波数より低い場合にお
いては、第1と第2の補助コイルを用いないようにし
て、無駄に電力が消費されることを抑制することができ
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明のコイル駆動回路の一実施例
の構成を示す回路図であり、図7に示した従来の場合と
対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は
繰返しになるので適宜省略する。本実施例においては、
スイッチ2とダイオード6の直列回路に対して、スイッ
チ31、定電流源回路33、補助コイル35およびダイ
オード37の直列回路が並列に接続されている。また、
スイッチ3とダイオード7の直列回路に対して、スイッ
チ32、定電流源回路34、補助コイル36およびダイ
オード38の直列回路が並列に接続されている。そし
て、スイッチ31,32がスイッチ2乃至5と同様に、
制御回路1により切り換え制御されるようになされてい
る。制御回路1には、この駆動回路21の動作状態を切
り換えるための回路切換信号が、図示せぬ回路から供給
されるようになされている。その他の構成は、図7にお
ける場合と同様である。
【0017】次に、図2および図3のタイミングチャー
トを参照して、その動作について説明する。制御回路1
は、回路切換信号が、記録データの周波数が比較的低い
ものであることを示す信号(低周波モードの信号)であ
るとき、スイッチ31,32をオフさせる(図2
(d))。そして、入力される記録データ(図2
(e))に対応して、スイッチ2乃至5をオンまたはオ
フする。即ち、記録データとして論理0が入力されたと
き、制御回路1はスイッチ3と4をオンし(図2
(c))、スイッチ2と5をオフする(図2(b))。
これにより、スイッチ3、ダイオード7、コイル10、
ダイオード8、スイッチ4の経路で電流−Iが流れる
(図2(a))。
【0018】これに対して、論理1が入力されたとき、
制御回路1はスイッチ2,5をオンし(図2(b))、
スイッチ3,4をオフする(図2(c))。これによ
り、スイッチ2、ダイオード6、コイル10、ダイオー
ド9、スイッチ5の経路で電流+Iが流れる(図2
(a))。
【0019】即ち、以上の動作は、図7の例における場
合と同様の動作となる。
【0020】一方、制御回路1は、入力される記録デー
タが、比較的高い周波数の信号であることを示す回路切
換信号(高周波モードの信号)が入力されたとき、スイ
ッチ2,3をオフし(図3(b))、スイッチ31,3
2をオンさせる(図3(c))。そして制御回路1は、
入力される記録データに対応して、スイッチ4と5をオ
ンまたはオフする。
【0021】例えば、記録データ(図3(f))が論理
0であるとき、制御回路1はスイッチ4をオンし(図3
(e))、スイッチ5をオフさせる(図3(d))。こ
れにより、スイッチ32、定電流源回路34、補助コイ
ル36、ダイオード38、コイル10、ダイオード8、
スイッチ4の経路で電流−Iが流れる(図3(a))。
【0022】これに対して、記録データ(図3(f))
が論理1であるとき、制御回路1はスイッチ5をオンし
(図3(d))、スイッチ4をオフする(図3
(e))。これにより、スイッチ31、定電流源回路3
3、補助コイル35、ダイオード37、コイル10、ダ
イオード9、スイッチ5の経路で電流+Iが流れる(図
3(a))。
【0023】いま、スイッチ32、定電流源回路34、
補助コイル36、ダイオード38、コイル10、ダイオ
ード8、スイッチ4の経路で電流−Iが流れているとす
ると、このとき、スイッチ31、定電流源回路33、補
助コイル35、ダイオード37、ダイオード8、スイッ
チ4の経路で、補助コイル35にも定電流源回路33が
出力する定電流が流れている。
【0024】この状態において、コイル10に流れる電
流の方向を切り換えるべく、いまオンしているスイッチ
4をオフし、いまオフしているスイッチ5をオンする
と、コイル10とコンデンサ11は共振し、コイル10
には電流−Iを保持しようとする逆起電力が発生する。
このため、ダイオード6とダイオード8の接続点の電位
は高電位になる。しかしながら、このダイオード6とダ
イオード8の接続点には、ダイオード37を介して補助
コイル35が接続されている。そして、この補助コイル
35のインダクタンスの値は、コイル10のインダクタ
ンスの値より充分大きい値に設定されている。その結
果、コイル10により発生する逆起電力に対抗して、補
助コイル35から電流が供給され、コイル10を流れる
電流の方向が速やかに切り換えられる。
【0025】このことは、スイッチ31、定電流源回路
33、補助コイル35、ダイオード37、コイル10、
ダイオード9、スイッチ5の経路でコイル10に電流+
Iが流れている状態において、スイッチ5をオンからオ
フに切り換え、スイッチ4をオフからオンに切り換える
場合においても同様である。即ち、この場合において
も、ダイオード7と9の接続点に、ダイオード38を介
して補助コイル36が接続されているため、補助コイル
36から供給される電流が、コイル10に発生する逆起
電力に抗してコイル10に流れる電流の方向を迅速に切
り換える。
【0026】以上のようにして、コイル10を高速で駆
動することができる。
【0027】尚、ダイオード37または38は、それぞ
れ補助コイル35または36をコイル10から分離する
ために設けられている。このダイオード37,38が無
い場合、コイル10に対して、補助コイル35あるいは
補助コイル36が直列に接続される。その結果、電流方
向の切り換え時にコイル10とコンデンサ11の間に発
生する共振現象に、この補助コイル35または36が付
加されることとなり、その共振周波数が小さくなる。換
言すれば、共振周期が長くなり、迅速な切り換えが困難
になる(電流−Iから+Iへの切り換え、あるいはその
逆の切り換えは、この共振周期の約1/2の時間で行わ
れる)。そこで、実施例のように、コイル10が共振動
作を実行するとき、補助コイル35または36をコイル
10から分離するためのダイオード37,38を設けて
おくことが好ましい。
【0028】駆動回路21を低周波モードで駆動する
か、高周波モードで駆動するかの切り換えは、コイル1
0とコンデンサ11のインダクタンスとキャパスタンス
の値をそれぞれLまたはCとするとき、その共振周波数
f(=1/(2π(LC)1/2))を基準として行うこ
とができる。即ち、記録データの周波数がこの共振周波
数より高いとき、高周波モードで動作させ、この共振周
波数より低いとき、低周波モードで動作させる。
【0029】高周波モードで動作させる場合、上述した
ように、補助コイル35から出力する電流をコイル10
に供給している状態においても、補助コイル36から出
力する電流を、ダイオード9、スイッチ5の経路で流し
ている。また同様に、補助コイル36より供給する電流
をコイル10に流している期間において、補助コイル3
5より出力する電流をダイオード8、スイッチ4の経路
で流している。このため、必要以上に電力が消費される
ことになる。しかしながら、低周波モードにおいては、
補助コイル35,36が用いられないため、このような
無駄な電力が消費されることがなくなる。
【0030】以上の実施例においては、スイッチ31,
32を高周波モードにおいて常にオンするようにした
が、コイル10に供給する電流の方向をスイッチングす
る直前から、スイッチ31または32をオンするように
することもできる。
【0031】即ち、この場合、図4のタイミングチャー
トに示すように、スイッチ5をオンし、スイッチ4をオ
フし(図4(d),(e))、さらにスイッチ32をオ
フして(図4(c))、コイル10に流す電流を−Iか
ら+Iに切換えるとき(図4(a))、スイッチ4がオ
フし、スイッチ5がオンし、かつ、スイッチ32がオフ
する時刻t2(図4(c),(d),(e))より若干
前の時刻t1において、スイッチ31をオンする(図4
(b))。
【0032】このようにすると、時刻t1より前の時刻
においては、スイッチ31がオフされているため、補助
コイル35に電流が供給されず、その分だけ無駄に電力
が消費されるのが抑制される。そして、時刻t1から時
刻t2の間において、スイッチ4がオンしているタイミ
ングでスイッチ31がオンされるため、スイッチ31、
定電流源回路33、補助コイル35、ダイオード37、
ダイオード8、スイッチ4の経路で電流が流れる。この
ため、時刻t2において、スイッチ5をオンし(図4
(d))、スイッチ4をオフし(図4(e))、スイッ
チ32をオフし(図4(c))、コイル10に流れる電
流(図4(a))を−Iから+Iに切り換えるとき、補
助コイル35に電流(図4(f))が流れているため、
その切り換えが迅速に行われる。
【0033】同様にして、時刻t4において、スイッチ
5をオフし(図4(d))、スイッチ4をオンし(図4
(e))、スイッチ31をオフする(図4(b))と
き、時刻t4より若干前の時刻t3において、スイッチ3
2をオンすると(図4(c))、時刻t3から時刻t4
期間において、スイッチ32、定電流源回路34、補助
コイル36、ダイオード38、ダイオード9、スイッチ
5の経路で電流(図4(g))が流れ、コイル10の電
流(図4(a))を+Iから−Iに切り換える動作が迅
速に行われる。
【0034】尚、図4の実施例において、スイッチ2,
3は、常にオフされている(図4(h))ことは、図3
における場合と同様である。
【0035】図5は、本発明のコイル駆動回路の他の実
施例を示している。この実施例においては、図1の実施
例におけるダイオード8と9が省略されている。その他
の構成は、図1における場合と同様である。
【0036】この図5の実施例のように構成した場合、
コイル10により発生される逆起電圧をダイオード6と
7により負担しなければならないため、その耐圧を図1
の実施例における場合より大きくする必要がある。図1
の実施例においては、コイル10により発生される逆起
電圧をダイオード6と8、またはダイオード7と9によ
り負担するようにしているため、その耐圧は、図5の実
施例における場合の1/2でよい。しかしながら、ダイ
オード6,7の耐圧が大きい場合には、このダイオード
8,9を省略し、部品点数を少なくすることができる。
【0037】このような記録データの周波数の切り換え
は、例えば、所謂、ゾーンCAV方式と称されるディス
クにデータを記録するとき行われる。この場合、所定の
半径位置までのクロック周波数に較べ、そこより外周の
領域におけるクロック周波数が、より高い周波数に切り
換えられる。
【0038】あるいは、ディスク毎に異なるクロックを
用いるような場合にも本発明は適用することができるの
はもとよりである。
【0039】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載のコイル駆動
回路によれば、基準周波数より高い周波数の信号で駆動
する場合にのみ、第1の補助コイルと第2の補助コイル
を用いるようにし、基準周波数より低い周波数の信号で
駆動する場合においては、この第1の補助コイルと第2
の補助コイルを用いないようにしたので、高い周波数の
信号で駆動する場合、高速の応答が可能となり、低い周
波数の信号で駆動する場合、必要以上に電力が消費され
るのを抑制することができる。
【0040】請求項2に記載のコイル駆動回路によれ
ば、コイルと補助コイルの間に、それらを分離する分離
回路を挿入するようにしたので、基準周波数より高い周
波数の信号で駆動することが困難になるようなことが防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイル駆動回路の一実施例の構成を示
す回路図である。
【図2】図1の実施例の低周波モードにおける動作を説
明するタイミングチャートである。
【図3】図1の実施例の高周波モードにおける動作を説
明するタイミングチャートである。
【図4】図1の実施例の高周波モードにおける他の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図5】本発明のコイル駆動回路の他の実施例の構成を
示す回路図である。
【図6】光磁気ディスク装置の記録の原理を説明する図
である。
【図7】従来のコイル駆動回路の構成例を示す回路図で
ある。
【図8】図7の例の動作を説明するタイミングチャート
である。
【図9】従来のコイル駆動回路の他の例の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2乃至5 スイッチ 6乃至9 ダイオード 10 コイル 11 コンデンサ 21 駆動回路 22 磁気ヘッド 23 光学ヘッド 25 光磁気ディスク 31,32 スイッチ 33,34 定電流源回路 35,36 補助コイル 37,38 ダイオード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁界を発生するコイルと、 前記コイルを駆動するためスイッチングする、ブリッジ
    接続された第1乃至第4のスイッチング素子と、 前記第1のスイッチング素子と並列に接続された第1の
    補助コイルと、 前記第2のスイッチング素子と並列に接続された第2の
    補助コイルと、 前記第1の補助コイルをオンまたはオフするためにスイ
    ッチングする第1の補助スイッチング素子と、 前記第2の補助コイルをオンまたはオフするためにスイ
    ッチングする第2の補助スイッチング素子と、 前記コイルを所定の基準周波数より低い周波数の信号で
    駆動する場合、前記第1乃至第4のスイチング素子を用
    いて前記コイルを駆動し、前記コイルを前記基準周波数
    より高い周波数の信号で駆動する場合、前記第3のスイ
    ッチング素子および第4のスイチング素子とともに、前
    記第1の補助コイルおよび第2の補助コイルを用いて前
    記コイルを駆動するように、前記第1乃至第4のスイッ
    チング素子と、前記第1および第2の補助スイッチング
    素子を駆動する制御回路とを備えることを特徴とするコ
    イル駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記コイルと前記第1の補助コイルの
    間、および前記コイルと前記第2の補助コイルの間に
    は、それらを分離する分離回路が挿入されていることを
    特徴とする請求項1に記載のコイル駆動回路。
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