JP3127972U - 壁紙貼り替え用ガイド体 - Google Patents
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Abstract
【課題】新しい壁紙を貼る際に電気設備端末器具ユニット位置で切断箇所を明確にするとともに、特にコンセントユニットにおいては併せて糊の付着を防止することが可能な壁紙貼り替え用ガイド体を提供すること。
【解決手段】コンセントユニットが取り付けられた壁面における壁紙Pの貼り替え時においてはカバープレート及びカバーベースを一旦外し、露出された取り付けベース14前面に壁紙貼り替え用ガイド体1を配置する。ガイド体1はカバープレートの外郭よりも小さな外郭に構成された本体2を備え、本体2裏面にはコンセントヘッド13aが収容される凹部3が形成されている。ガイド体1は磁石6によって仮留めされる。この状態で壁紙Pを貼着し、ガイド体1に沿って壁紙Pを切断する。そしてガイド体1を外し再度カバープレート及びカバーベースを取り付ける。
【選択図】 図4
【解決手段】コンセントユニットが取り付けられた壁面における壁紙Pの貼り替え時においてはカバープレート及びカバーベースを一旦外し、露出された取り付けベース14前面に壁紙貼り替え用ガイド体1を配置する。ガイド体1はカバープレートの外郭よりも小さな外郭に構成された本体2を備え、本体2裏面にはコンセントヘッド13aが収容される凹部3が形成されている。ガイド体1は磁石6によって仮留めされる。この状態で壁紙Pを貼着し、ガイド体1に沿って壁紙Pを切断する。そしてガイド体1を外し再度カバープレート及びカバーベースを取り付ける。
【選択図】 図4
Description
本考案は、壁紙を貼り替える際に電気設備端末器具ユニット位置で新しい壁紙の切断処理をするために使用される壁紙貼り替え用ガイド体に関するものである。
壁面、床、天井(以下、壁面等とする)には任意の位置に電気設備端末器具ユニットが配設されている。一般的に電気設備端末器具ユニットは壁面等に形成された埋め込みスペースに対してコンセントあるいはスイッチのような電気設備端末器具が組み付けられた取り付けベースを固着し、この取り付けベースに対してカバープレートを覆うように取り付けられている。カバープレートによって取り付けベースは隠され、その電気設備端末器具ユニットが例えばコンセントユニットであればコンセントの前面がカバープレートの一部から露出され、スイッチユニットであればスイッチのオン・オフを操作する操作部分がやはりカバープレートの一部から露出されることとなる。
このような電気設備端末器具ユニットの一例について特許文献1に示す。
このような電気設備端末器具ユニットの一例について特許文献1に示す。
ところで、室内においてはしばしばリフォーム等で壁紙を貼り替える場合がある。その場合には古い壁紙を取り除くとともに、電気設備端末器具ユニット部分を露出させるために新しい壁紙を同ユニットの形状に応じて一部切り取る必要がある。その場合には従来では例えば以下のような処理を行っていた。
図9に示すように、古い壁紙を取り除いた壁面にコンパネ100のような壁ベース面が露出されている。コンパネ100の埋め込みスペース101には電気設備端末器具ユニット(コンセントユニット)の一部を成す取り付けベース102が固着されている。ユニットは取り付けベース102の前面からカバープレートやカバーベースが取り外され取り付けベース102だけが残ってコンセント103がコンパネ100前面から前方側に突出した状態である。このような状態において裏面が糊面とされた新しい壁紙Pを壁面に貼着すると図10に示すようにコンセント103上にも壁紙Pが貼着されることとなる(図10の状態)。
次いで、同図に示すようにカッター105のような切断器具によってコンセント103と取り付けベース102の段差間の中空部分をコンセント103外周に略沿って切り取ってその後、取り付けベース103に対して再度カバーベースを取り付け、最後にカバープレートを装着して処理は完了する。
特開平10−285741号公報
図9に示すように、古い壁紙を取り除いた壁面にコンパネ100のような壁ベース面が露出されている。コンパネ100の埋め込みスペース101には電気設備端末器具ユニット(コンセントユニット)の一部を成す取り付けベース102が固着されている。ユニットは取り付けベース102の前面からカバープレートやカバーベースが取り外され取り付けベース102だけが残ってコンセント103がコンパネ100前面から前方側に突出した状態である。このような状態において裏面が糊面とされた新しい壁紙Pを壁面に貼着すると図10に示すようにコンセント103上にも壁紙Pが貼着されることとなる(図10の状態)。
次いで、同図に示すようにカッター105のような切断器具によってコンセント103と取り付けベース102の段差間の中空部分をコンセント103外周に略沿って切り取ってその後、取り付けベース103に対して再度カバーベースを取り付け、最後にカバープレートを装着して処理は完了する。
しかしながら、上記のような処理の仕方では、次のような課題が生じる。
1)コンセント103の前面に壁紙Pの糊が付着してしまうため、そのままでは糊に汚れがついてしまい汚くなってしまう。これを防止するためには、上記処理後に糊を綺麗に拭き取らなければならず、非常に手間がかかることとなっていた。
2)壁紙Pの裏側が見えないことからどこを切断したらよいかのいわゆる「当たり」がつけにくく、切断部分がカバープレートからはみ出してしまうことを避けるためにどうしてもコンセント103寄りで切断する傾向となってしまう。すると、壁紙Pが余ってしまいカバープレート取り付けの障害となってしまうことから、一度の切断ではなく、カバープレートがきちんと納まるまで何度も壁紙Pを切りそろえなければならないといった作業上の不具合が生じるおそれがある。
3)コンセント103と取り付けベース102の段差間の中空部分をコンセント103外周に略沿って手作業で切り取る作業は切断線がなかなかきれいに出ないため、切り跡が一様ではなくなり、その結果仕事が雑な印象をこの部分を見た人に与えることとなり好ましくなかった。
4)コンセントあるいはスイッチのような電気設備端末器具を傷つけないように細心の注意をもって作業しなければならないので、作業者に緊張を強いることとなっていた。
本考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主目的とするところは、新しい壁紙を貼る際に電気設備端末器具ユニット位置で切断箇所を明確にするとともに、特にコンセントユニットにおいては併せて糊の付着を防止することが可能な壁紙貼り替え用ガイド体を提供することにある。
1)コンセント103の前面に壁紙Pの糊が付着してしまうため、そのままでは糊に汚れがついてしまい汚くなってしまう。これを防止するためには、上記処理後に糊を綺麗に拭き取らなければならず、非常に手間がかかることとなっていた。
2)壁紙Pの裏側が見えないことからどこを切断したらよいかのいわゆる「当たり」がつけにくく、切断部分がカバープレートからはみ出してしまうことを避けるためにどうしてもコンセント103寄りで切断する傾向となってしまう。すると、壁紙Pが余ってしまいカバープレート取り付けの障害となってしまうことから、一度の切断ではなく、カバープレートがきちんと納まるまで何度も壁紙Pを切りそろえなければならないといった作業上の不具合が生じるおそれがある。
3)コンセント103と取り付けベース102の段差間の中空部分をコンセント103外周に略沿って手作業で切り取る作業は切断線がなかなかきれいに出ないため、切り跡が一様ではなくなり、その結果仕事が雑な印象をこの部分を見た人に与えることとなり好ましくなかった。
4)コンセントあるいはスイッチのような電気設備端末器具を傷つけないように細心の注意をもって作業しなければならないので、作業者に緊張を強いることとなっていた。
本考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主目的とするところは、新しい壁紙を貼る際に電気設備端末器具ユニット位置で切断箇所を明確にするとともに、特にコンセントユニットにおいては併せて糊の付着を防止することが可能な壁紙貼り替え用ガイド体を提供することにある。
上記の目的を達成するための第1の手段として、少なくとも壁面、床、天井(以下、壁面等とする)に形成された埋め込みスペース周縁に固定された取り付けベースと、同壁面等の内部の配線と接続された同取り付けベースに組み付けられたコンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具と、同取り付けベースを前記壁面等側から覆うカバープレートとから構成される埋め込み型の電気設備端末器具ユニットに使用される壁紙貼り替え用ガイド体であって、
前記取り付けベースの前面に配置される、少なくとも前記カバープレートの外郭よりも小さな外郭に構成された本体と、前記本体に形成され、前記電気設備端末器具の前方側への突出部分を収容する収容部と、同本体を前記取り付けベースに仮留めさせる係止部材とを備えたことをその要旨とする。
このような構成の壁紙貼り替え用ガイド体を使用した壁紙の貼り替え作業は次のように行われる。
まず電気設備端末器具ユニットのカバープレートを取り外し、露出された取り付けベース前面に壁紙貼り替え用ガイド体を配置する。この際にコンセントやスイッチ等の電気設備端末器具が前方に突出しているがその突出部分は干渉しないように本体の収容部に納まる。一方、本体は取り付けベース前面に保持されるように係止部材によって取り付けベースに仮留めされることとなる。これによって取り付けベースには前方側に突出した壁紙貼り替え用ガイド体が配置されることとなる。この状態で新しい壁紙を壁紙貼り替え用ガイド体も一緒に包み込みながら壁面等に貼着する。
そして、このガイド体の本体に沿って壁紙を切断すれば切断部分がカバープレートからはみ出ることはなく、また壁紙を電気設備端末器具よりも外側の位置で切断できるのでちょうどよい切断位置がキープされる。また、コンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具がガイド体(本体)によって包囲されるため、壁紙切断の際にこれら電気設備用端末器具を傷つけるおそれが非常に少なくなる。
切断処理が完了後は切断位置に露出されることとなるガイド体の係止部材による仮留めを解除して取り付けベースから取り外した後、切断部位を隠しながらカバープレートを取り付けて作業は完了する。ここに「仮留め」とはネジ等で固定せずわずかな操作で簡単に外れる程度に保持させることを意味するものである。
前記取り付けベースの前面に配置される、少なくとも前記カバープレートの外郭よりも小さな外郭に構成された本体と、前記本体に形成され、前記電気設備端末器具の前方側への突出部分を収容する収容部と、同本体を前記取り付けベースに仮留めさせる係止部材とを備えたことをその要旨とする。
このような構成の壁紙貼り替え用ガイド体を使用した壁紙の貼り替え作業は次のように行われる。
まず電気設備端末器具ユニットのカバープレートを取り外し、露出された取り付けベース前面に壁紙貼り替え用ガイド体を配置する。この際にコンセントやスイッチ等の電気設備端末器具が前方に突出しているがその突出部分は干渉しないように本体の収容部に納まる。一方、本体は取り付けベース前面に保持されるように係止部材によって取り付けベースに仮留めされることとなる。これによって取り付けベースには前方側に突出した壁紙貼り替え用ガイド体が配置されることとなる。この状態で新しい壁紙を壁紙貼り替え用ガイド体も一緒に包み込みながら壁面等に貼着する。
そして、このガイド体の本体に沿って壁紙を切断すれば切断部分がカバープレートからはみ出ることはなく、また壁紙を電気設備端末器具よりも外側の位置で切断できるのでちょうどよい切断位置がキープされる。また、コンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具がガイド体(本体)によって包囲されるため、壁紙切断の際にこれら電気設備用端末器具を傷つけるおそれが非常に少なくなる。
切断処理が完了後は切断位置に露出されることとなるガイド体の係止部材による仮留めを解除して取り付けベースから取り外した後、切断部位を隠しながらカバープレートを取り付けて作業は完了する。ここに「仮留め」とはネジ等で固定せずわずかな操作で簡単に外れる程度に保持させることを意味するものである。
第2の手段では第1の手段に加え、前記収容部の内周上面は前記電気設備端末器具の突出部分を案内面として進出させられ、同進出位置で前記係止部材を前記取り付けベースに仮留めされることをその要旨とする。
第3の手段では第1又は第2の手段に加え、前記収容部の内周形状は前記電気設備端末器具の外郭と略相似形状とされ、同電気設備端末器具を収容した状態で同電気設備端末器具の外郭との間に若干の隙間が形成されることをその要旨とする。
これらの手段ではつまり本体を取り付けベース前面に配置した段階で例え係止部材が未だ効いていなくとも概ね予定される配置位置に本体を保持させることが可能となり、なおかつ本体を電気設備端末器具の外郭に沿ってスライド移動させることで係止部材の作用位置に案内させることが可能となる。
ここに、「若干の隙間」とは電気設備端末器具と収容部の内周面周囲との間に0.5ミリから数ミリ程度の収容させる際になんら抵抗なく収容できる程度の隙間をいう。あまり狭すぎると収容しにくくなり、あまり隙間が大きいと係止部材を作用させる際に位置調節が必要となって案内としても役に立たなくなるからである。
第3の手段では第1又は第2の手段に加え、前記収容部の内周形状は前記電気設備端末器具の外郭と略相似形状とされ、同電気設備端末器具を収容した状態で同電気設備端末器具の外郭との間に若干の隙間が形成されることをその要旨とする。
これらの手段ではつまり本体を取り付けベース前面に配置した段階で例え係止部材が未だ効いていなくとも概ね予定される配置位置に本体を保持させることが可能となり、なおかつ本体を電気設備端末器具の外郭に沿ってスライド移動させることで係止部材の作用位置に案内させることが可能となる。
ここに、「若干の隙間」とは電気設備端末器具と収容部の内周面周囲との間に0.5ミリから数ミリ程度の収容させる際になんら抵抗なく収容できる程度の隙間をいう。あまり狭すぎると収容しにくくなり、あまり隙間が大きいと係止部材を作用させる際に位置調節が必要となって案内としても役に立たなくなるからである。
第4の手段では第1〜第3のいずれかの手段に加え、前記収容部は前記電気設備端末器具の前方側への突出部分が同本体前面よりも更に前方側に突出しないように収容するようにしたことをその要旨とする。
これによってコンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具がガイド体(本体)によって包囲されるとともに壁紙に接触することがなくなるため、壁紙切断の際にこれら電気設備用端末器具を傷つけるおそれが更に少なくなるとともに、糊が器具前面に付着してしまうことがない。
第5の手段では第4の手段に加え、前記収容部は前記本体の裏面側に開口した有底凹部であることをその要旨とする。
これによってコンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具がガイド体(本体)によって完全に覆われてしまうため、壁紙切断の際にこれら電気設備用端末器具を傷つけるおそれが更に少なくなるとともに、糊が器具前面に付着してしまうことがない。
第6の手段では第1〜第5のいずれかの手段に加え、前記本体の外郭を方形に形成したことをその要旨とする。
これによって切断の際に本体の外郭の直線に沿って壁紙を切断していくことができ、直線で切断できるため切断作業がしやすく、作業効率のアップに寄与する。
これによってコンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具がガイド体(本体)によって包囲されるとともに壁紙に接触することがなくなるため、壁紙切断の際にこれら電気設備用端末器具を傷つけるおそれが更に少なくなるとともに、糊が器具前面に付着してしまうことがない。
第5の手段では第4の手段に加え、前記収容部は前記本体の裏面側に開口した有底凹部であることをその要旨とする。
これによってコンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具がガイド体(本体)によって完全に覆われてしまうため、壁紙切断の際にこれら電気設備用端末器具を傷つけるおそれが更に少なくなるとともに、糊が器具前面に付着してしまうことがない。
第6の手段では第1〜第5のいずれかの手段に加え、前記本体の外郭を方形に形成したことをその要旨とする。
これによって切断の際に本体の外郭の直線に沿って壁紙を切断していくことができ、直線で切断できるため切断作業がしやすく、作業効率のアップに寄与する。
第7の手段では第1〜第6のいずれかの手段に加え、係止部材は磁石であって、強磁性体である前記取り付けベースに対して磁力によって前記本体を着脱可能に固定させるようにしたことをその要旨とする。
これによって、鉄合金等の強磁性の取り付けベースに対しては本体をその前面に配置するだけで磁力による吸着力によって本体は取り付けベースに対して仮留めされるため、作業効率が非常にアップする。
第8の手段では第1〜第6のいずれかの手段に加え、係止部材は弾性係合部材であって、前記取り付けベースに形成された被係合部に対して同弾性係合部材を係合させることで前記本体を着脱可能に固定させるようにしたことをその要旨とする。
クリップのような弾性係合部材を取り付けベースに形成された被係合部に対して弾性作用をもって係合させることでプラスチック製の取り付けベースであっても本体を仮留めさせることが可能となる。具体的には弾性係合部材を進出に伴って取り付けベースとの干渉によって撓ませ(逃がし)て付勢力を与え、更に進出させることで干渉部分を通過させて開放させた付勢力によって撓みが元に戻ることで被係合部に係合させるという作用となる。
これによって、鉄合金等の強磁性の取り付けベースに対しては本体をその前面に配置するだけで磁力による吸着力によって本体は取り付けベースに対して仮留めされるため、作業効率が非常にアップする。
第8の手段では第1〜第6のいずれかの手段に加え、係止部材は弾性係合部材であって、前記取り付けベースに形成された被係合部に対して同弾性係合部材を係合させることで前記本体を着脱可能に固定させるようにしたことをその要旨とする。
クリップのような弾性係合部材を取り付けベースに形成された被係合部に対して弾性作用をもって係合させることでプラスチック製の取り付けベースであっても本体を仮留めさせることが可能となる。具体的には弾性係合部材を進出に伴って取り付けベースとの干渉によって撓ませ(逃がし)て付勢力を与え、更に進出させることで干渉部分を通過させて開放させた付勢力によって撓みが元に戻ることで被係合部に係合させるという作用となる。
上記各請求項の考案では、壁紙貼り替え用ガイド体の本体に沿って壁紙を切断すれば切断部分がカバープレートからはみ出ることはなく、また壁紙を電気設備端末器具よりも外側の位置で切断できるのでちょうどよい切断位置がキープされ、作業効率が非常に向上することとなる。
以下、本考案における壁紙貼り替え用ガイド体を具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施例1)
図1及び図3に示すように、壁紙貼り替え用ガイド体(以下、単にガイド体とする)1は、外形が扁平な略直方体形状の本体2を有している。本体2の平面形状は長方形とされている。本体2の後面2a側中央には隅丸長方形形状の外周に形成された収容部としての凹部3が形成されている。凹部3は有底である。後面2aの左右縁寄りは長手方向に沿って後面2aから一段下がりに一対の段差部4が形成されている。後面2aの上下縁寄りに中央位置に略方形の一対の凹部5が形成されている。凹部5の左右位置にはそれぞれ係止部材としての磁石6が埋設されている。本体2の表面2bには軽量化と成型時のいわゆる「引け」を防止するための浅い凹部7が形成されている。本体2の表面2bと側面2cとのなす角度は直角とされている。
(実施例1)
図1及び図3に示すように、壁紙貼り替え用ガイド体(以下、単にガイド体とする)1は、外形が扁平な略直方体形状の本体2を有している。本体2の平面形状は長方形とされている。本体2の後面2a側中央には隅丸長方形形状の外周に形成された収容部としての凹部3が形成されている。凹部3は有底である。後面2aの左右縁寄りは長手方向に沿って後面2aから一段下がりに一対の段差部4が形成されている。後面2aの上下縁寄りに中央位置に略方形の一対の凹部5が形成されている。凹部5の左右位置にはそれぞれ係止部材としての磁石6が埋設されている。本体2の表面2bには軽量化と成型時のいわゆる「引け」を防止するための浅い凹部7が形成されている。本体2の表面2bと側面2cとのなす角度は直角とされている。
次に、このような構成のガイド体1が使用される電気設備端末器具ユニットとしての一例のコンセントユニット10について説明する。
図4及び図5に示すように、本実施例のコンセントユニット10は壁ベース面を構成するコンパネ11の埋め込みスペース12位置に取り付けられている。コンセントユニット10はコンセント13が取り付けられた鉄合金製の取り付けベース14とカバープレート15及びカバーベース16から構成されている。
図2及び図3に示すように、取り付けベース14はプレス成形によって構成された異形長方形形状の板体であって、その中央位置にはコンセント13の吊り下げ用及び配線確認用の長方形形状の縦型透孔17が形成されている。また、左右縁寄りの長手方向に沿って補強フランジ18が前方に向かって突出形成されている。その他、取り付けベース14には補強用の凸部19、カバーベース16固定用の凸部20、配線支持用のフック部21及び軽量化のための小透孔22a,22b等が散在されている。取り付けベース14はボルト24によってコンセント13が埋め込みスペース12の中央付近に配置されるように固定されている。
図4及び図5に示すように、取り付けベース14が固定された状態でコンセント13の本体部分は埋め込みスペース12内(壁の中)に配置され、差込プラグが差し込まれるコンセントヘッド13aはコンパネ11よりも前面側に突出されている。
図4及び図5に示すように、本実施例のコンセントユニット10は壁ベース面を構成するコンパネ11の埋め込みスペース12位置に取り付けられている。コンセントユニット10はコンセント13が取り付けられた鉄合金製の取り付けベース14とカバープレート15及びカバーベース16から構成されている。
図2及び図3に示すように、取り付けベース14はプレス成形によって構成された異形長方形形状の板体であって、その中央位置にはコンセント13の吊り下げ用及び配線確認用の長方形形状の縦型透孔17が形成されている。また、左右縁寄りの長手方向に沿って補強フランジ18が前方に向かって突出形成されている。その他、取り付けベース14には補強用の凸部19、カバーベース16固定用の凸部20、配線支持用のフック部21及び軽量化のための小透孔22a,22b等が散在されている。取り付けベース14はボルト24によってコンセント13が埋め込みスペース12の中央付近に配置されるように固定されている。
図4及び図5に示すように、取り付けベース14が固定された状態でコンセント13の本体部分は埋め込みスペース12内(壁の中)に配置され、差込プラグが差し込まれるコンセントヘッド13aはコンパネ11よりも前面側に突出されている。
図2に示すように、カバープレート15は隅丸の長方形形状のプラスチック製の板体から構成されており、背面に形成された図示しない爪によってカバーベース16に対して固定されるようになっている。カバープレート15はその中央位置に窓孔23が形成されており、カバープレート15を取り付けベース14に対して取り付けた状態でコンセントヘッド13aが同窓孔23から露出されることとなる。カバープレート15が装着された状態では取り付けベース14は完全に覆われてしまうため前方から目視することはできない。
ここに、コンセントヘッド13aの外郭形状(外周方向の形状)に対して前記ガイド体1の凹部3の内周形状は略相似形状とされ、なおかつ凹部3の内周形状のほうがわずかに大きく構成されている。
図2に示すように、カバーベース16はカバープレート15と同じ外郭形状のプラスチック製の枠体とされ、ボルト25によって取り付けベース14の凸部20に対して固定されている。カバーベース16にはカバープレート15側の図示しない爪に対応する位置にスリット26が散点的に形成されている。カバープレート15側の爪がスリット26に挿入されることでカバープレート15は固定される。
尚、壁紙Pの切断部位は少なくともこのカバープレート15及びカバーベース16よりも内側位置に存在しなければならない。
ここに、コンセントヘッド13aの外郭形状(外周方向の形状)に対して前記ガイド体1の凹部3の内周形状は略相似形状とされ、なおかつ凹部3の内周形状のほうがわずかに大きく構成されている。
図2に示すように、カバーベース16はカバープレート15と同じ外郭形状のプラスチック製の枠体とされ、ボルト25によって取り付けベース14の凸部20に対して固定されている。カバーベース16にはカバープレート15側の図示しない爪に対応する位置にスリット26が散点的に形成されている。カバープレート15側の爪がスリット26に挿入されることでカバープレート15は固定される。
尚、壁紙Pの切断部位は少なくともこのカバープレート15及びカバーベース16よりも内側位置に存在しなければならない。
次に、このようなコンセントユニット10を有する室内における壁紙Pの取り替え作業の概略を説明する。
取り付けベース14からカバープレート15とカバーベース16を取り外し、古い壁紙を剥がしてコンパネ11の表面が露出された状態において、図3に示すように、取り付けベース14の前面側からガイド体1を立てた状態で接近させていく。この時、ガイド体1の凹部3内にコンセントヘッド13aがちょうどに嵌合されるように両者を対面させるようにする。そして、凹部3内にコンセントヘッド13aが嵌合されるとコンセントヘッド13aの上面に凹部3の上面(裏面)が載置されることとなるため、コンセントヘッド13aの上面に沿ってガイド体1をスライドさせながら接近させて行く。つまりコンセントヘッド13a外周面(特に上面)を案内面としてガイド体1を進出させるようにする。するとガイド体1の取り付けベース14への接近に伴ってガイド体1の磁石6の吸引力が強くなり、最後に磁石6は取り付けベース14前面に吸着されるためガイド体1は取り付けベース14に仮留めされることとなる(本実施例では磁石6は凸部19上に接地される)。この時、ガイド体1側の段差部4には取り付けベース14側の補強フランジ18が対応し、ガイド体1側の凹部5には取り付けベース14側の凸部20が対応するため、ガイド体1側の本体2が取り付けベース14に干渉することはない。
この仮留め状態において図4に示すように凹部3内に収容されたコンセントヘッド13aの前面は凹部3の底面に対して若干の隙間が形成されている(つまり、コンセントヘッド13aはガイド体1側に当接しない)。
取り付けベース14からカバープレート15とカバーベース16を取り外し、古い壁紙を剥がしてコンパネ11の表面が露出された状態において、図3に示すように、取り付けベース14の前面側からガイド体1を立てた状態で接近させていく。この時、ガイド体1の凹部3内にコンセントヘッド13aがちょうどに嵌合されるように両者を対面させるようにする。そして、凹部3内にコンセントヘッド13aが嵌合されるとコンセントヘッド13aの上面に凹部3の上面(裏面)が載置されることとなるため、コンセントヘッド13aの上面に沿ってガイド体1をスライドさせながら接近させて行く。つまりコンセントヘッド13a外周面(特に上面)を案内面としてガイド体1を進出させるようにする。するとガイド体1の取り付けベース14への接近に伴ってガイド体1の磁石6の吸引力が強くなり、最後に磁石6は取り付けベース14前面に吸着されるためガイド体1は取り付けベース14に仮留めされることとなる(本実施例では磁石6は凸部19上に接地される)。この時、ガイド体1側の段差部4には取り付けベース14側の補強フランジ18が対応し、ガイド体1側の凹部5には取り付けベース14側の凸部20が対応するため、ガイド体1側の本体2が取り付けベース14に干渉することはない。
この仮留め状態において図4に示すように凹部3内に収容されたコンセントヘッド13aの前面は凹部3の底面に対して若干の隙間が形成されている(つまり、コンセントヘッド13aはガイド体1側に当接しない)。
このようにガイド体1を仮留めした状態で図4に示すように裏面が糊面とされた壁紙Pをガイド体1もろともコンパネ11の表面に貼着する。すると、ガイド体1の本体2の輪郭に沿って壁紙Pに長方形の筋30が浮き彫り状に現れる。そしてその筋30(つまり本体2の角部分)に沿ってカッター28で切断する。そして、切断部分を取り除くとともにガイド体1を取り付けベース14前面から取り外し、カバーベース16によって新しい壁紙Pの切断部位近傍を押さえながら再度固定し、最後にカバープレート15をカバーベース16に対して装着して作業は完了する(図5の状態)。
このように構成することによって本実施例1では次のような効果が奏される。
(1)壁紙Pを通したガイド体1の輪郭形状に沿ってカッター28で切断すればちょうどよい切断が可能であるため、従来のようにカンや熟練のみによる作業ではないことから経験の少ない作業者であっても一定の水準の作業が可能となる。また、本体2の外縁は直線状に形成されているため切断しやすく、きれいな切断面を構成することが可能である。更に切断部位が外に見えず、なおかつ切り残しが多すぎないような最も好ましい切断部位を作業者に示すことが可能となるため、その後のカバーベース16の固定作業やカバープレート15の装着作業等もスムーズに行うことが可能である。
(2)ガイド体1を取り付けベース14前面に配置するためにはコンセントヘッド13aを凹部4に嵌合させるだけでよいため、ガイド体1取り付けのための最適な位置を模索する必要がなく、作業の効率がアップする。
(3)ガイド体1を取り付けベース14前面に配置することによってコンセントヘッド13aが露出しなくなるため、コンセントヘッド13a前面に壁紙Pの糊が付着することを防止することができる。
(4)ガイド体1を取り付けベース14前面に仮留めするのに、磁石6の吸引力を利用しているため単にガイド体1を取り付けベース14前面に配置させるだけでよいため、作業効率がアップする。
(1)壁紙Pを通したガイド体1の輪郭形状に沿ってカッター28で切断すればちょうどよい切断が可能であるため、従来のようにカンや熟練のみによる作業ではないことから経験の少ない作業者であっても一定の水準の作業が可能となる。また、本体2の外縁は直線状に形成されているため切断しやすく、きれいな切断面を構成することが可能である。更に切断部位が外に見えず、なおかつ切り残しが多すぎないような最も好ましい切断部位を作業者に示すことが可能となるため、その後のカバーベース16の固定作業やカバープレート15の装着作業等もスムーズに行うことが可能である。
(2)ガイド体1を取り付けベース14前面に配置するためにはコンセントヘッド13aを凹部4に嵌合させるだけでよいため、ガイド体1取り付けのための最適な位置を模索する必要がなく、作業の効率がアップする。
(3)ガイド体1を取り付けベース14前面に配置することによってコンセントヘッド13aが露出しなくなるため、コンセントヘッド13a前面に壁紙Pの糊が付着することを防止することができる。
(4)ガイド体1を取り付けベース14前面に仮留めするのに、磁石6の吸引力を利用しているため単にガイド体1を取り付けベース14前面に配置させるだけでよいため、作業効率がアップする。
(実施例2)
係止部材として実施例1の磁石6の代わりに、図6に示すような係止部材を使用する事も可能である。本実施例2では実施例1と共通する構成については説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
実施例2のガイド体1の本体2の後面2aには磁石6の位置にそれぞれ鋼線によって構成された弾性係合部材としての鋼製のクリップ31が植設されている。図8(a)〜(c)に示すように、クリップ31は内方に屈曲して形成された第1及び第2のテーパ部32,33を備えている。
以下、図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)に基づいてクリップ31によるガイド体1の取り付けベース14前面への仮留め作用について説明する。
図7(a)に示すように、ガイド体1を取り付けベース14前面に配置させる。そして、この状態からそのままガイド体1を取り付けベース14方向に接近させる。コンセントヘッド13を凹部4に嵌合させながらそのまま進行させるとクリップ31は取り付けベース14の小透孔22a内に進入することとなる。すると、クリップ31は図8(a)の状態から図8(b)のように第1のテーパ部32が小透孔22aの縁部34に当接し、進入ともに付勢されながら外方に撓まされる(図7(b)の状態)。そして、ガイド体1が更に取り付けベース14方向に進出してクリップ31の第1のテーパ部32が小透孔22aの縁部22aを抜けるとクリップ31は付勢力に基づいて原形状に復帰し、第2のテーパ部33が小透孔22aの縁部22aに当接することとなる(図7(c)及び図8(c)の状態)。これによってクリップ31は小透孔22aに係合されたこととなり、ガイド体1は取り付けベース14前面への仮留めされた状態となる。
壁紙Pの切断作業が完了すると、ガイド体1を図7(a)〜(c)の操作と逆に引き戻せば上記と逆の作用でクリップ31が揺動してガイド体1を取り外すことができる。
このような構成とすれば上記実施例1の(1)〜(3)と同様の効果が奏されることとなる。また、磁石6がつかないプラスチック製の取り付けベースにも対応することが可能である。
係止部材として実施例1の磁石6の代わりに、図6に示すような係止部材を使用する事も可能である。本実施例2では実施例1と共通する構成については説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
実施例2のガイド体1の本体2の後面2aには磁石6の位置にそれぞれ鋼線によって構成された弾性係合部材としての鋼製のクリップ31が植設されている。図8(a)〜(c)に示すように、クリップ31は内方に屈曲して形成された第1及び第2のテーパ部32,33を備えている。
以下、図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)に基づいてクリップ31によるガイド体1の取り付けベース14前面への仮留め作用について説明する。
図7(a)に示すように、ガイド体1を取り付けベース14前面に配置させる。そして、この状態からそのままガイド体1を取り付けベース14方向に接近させる。コンセントヘッド13を凹部4に嵌合させながらそのまま進行させるとクリップ31は取り付けベース14の小透孔22a内に進入することとなる。すると、クリップ31は図8(a)の状態から図8(b)のように第1のテーパ部32が小透孔22aの縁部34に当接し、進入ともに付勢されながら外方に撓まされる(図7(b)の状態)。そして、ガイド体1が更に取り付けベース14方向に進出してクリップ31の第1のテーパ部32が小透孔22aの縁部22aを抜けるとクリップ31は付勢力に基づいて原形状に復帰し、第2のテーパ部33が小透孔22aの縁部22aに当接することとなる(図7(c)及び図8(c)の状態)。これによってクリップ31は小透孔22aに係合されたこととなり、ガイド体1は取り付けベース14前面への仮留めされた状態となる。
壁紙Pの切断作業が完了すると、ガイド体1を図7(a)〜(c)の操作と逆に引き戻せば上記と逆の作用でクリップ31が揺動してガイド体1を取り外すことができる。
このような構成とすれば上記実施例1の(1)〜(3)と同様の効果が奏されることとなる。また、磁石6がつかないプラスチック製の取り付けベースにも対応することが可能である。
その他、本発明は以下のような態様で変更して実施することも可能である。
・上記実施例のガイド体1の形状は一例であって、取り付けベース等の形状・大きさに応じて適宜変更可能である。
・上記実施例ではコンセントヘッド13aが収容される凹部3は有底であったが、貫通孔であっても構わない。但し、貫通していても本体2の前面がコンセントヘッド13aよりも前方位置にあるほうが好ましい。コンセントヘッド13a前面に壁紙Pの糊が付着することを防止するためである。
・上記実施例ではカバープレート15はカバーベース16に対して装着されていたが、直接取り付けベース14に取り付けるような構造でも構わない。また、電気設備端末器具としてスイッチ類を使用する場合にはスイッチ押動用のハンドルを介在させるようにしても構わない。
・電気設備端末器具ユニットとしておおよそ壁紙を貼着する部位に配置されるものであればガイド体1はどのような電気設備端末器具ユニットに使用しても構わない。上記実施例では電気設備端末器具ユニットとしての一例のコンセントユニット10について説明したが、例えばスイッチ類やランプ類のような他の電気設備端末器具のユニットが想定される。
・クリップ31はプラスチック製でも構わない。その他、係合手段は上記に限定されるものではない。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施することは自由である。
・上記実施例のガイド体1の形状は一例であって、取り付けベース等の形状・大きさに応じて適宜変更可能である。
・上記実施例ではコンセントヘッド13aが収容される凹部3は有底であったが、貫通孔であっても構わない。但し、貫通していても本体2の前面がコンセントヘッド13aよりも前方位置にあるほうが好ましい。コンセントヘッド13a前面に壁紙Pの糊が付着することを防止するためである。
・上記実施例ではカバープレート15はカバーベース16に対して装着されていたが、直接取り付けベース14に取り付けるような構造でも構わない。また、電気設備端末器具としてスイッチ類を使用する場合にはスイッチ押動用のハンドルを介在させるようにしても構わない。
・電気設備端末器具ユニットとしておおよそ壁紙を貼着する部位に配置されるものであればガイド体1はどのような電気設備端末器具ユニットに使用しても構わない。上記実施例では電気設備端末器具ユニットとしての一例のコンセントユニット10について説明したが、例えばスイッチ類やランプ類のような他の電気設備端末器具のユニットが想定される。
・クリップ31はプラスチック製でも構わない。その他、係合手段は上記に限定されるものではない。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施することは自由である。
1…壁紙貼り替え用ガイド体、2…本体、3…収容部としての凹部、6…係止部材としての磁石、10…コンセントユニット、12…埋め込みスペース、13…コンセント、14…取り付けベース、22…被係合部としての小透孔、31…弾性係合部材としてのクリップ。
Claims (8)
- 少なくとも壁面、床、天井(以下、壁面等とする)に形成された埋め込みスペース周縁に固定された取り付けベースと、同壁面等の内部の配線と接続された同取り付けベースに組み付けられたコンセントあるいはスイッチのような電気設備用端末器具と、同取り付けベースを前記壁面等側から覆うカバープレートとから構成される埋め込み型の電気設備端末器具ユニットに使用される壁紙貼り替え用ガイド体であって、
前記取り付けベースの前面に配置される、少なくとも前記カバープレートの外郭よりも小さな外郭に構成された本体と、
前記本体に形成され、前記電気設備端末器具の前方側への突出部分を収容する収容部と、
同本体を前記取り付けベースに仮留めさせる係止部材とを備えたことを特徴とする壁紙貼り替え用ガイド体。 - 前記収容部の内周上面は前記電気設備端末器具の突出部分を案内面として進出させられ、同進出位置で前記係止部材を前記取り付けベースに仮留めされることを特徴とする請求項1に記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
- 前記収容部の内周形状は前記電気設備端末器具の外郭と略相似形状とされ、同電気設備端末器具を収容した状態で同電気設備端末器具の外郭との間に若干の隙間が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
- 前記収容部は前記電気設備端末器具の前方側への突出部分が同本体前面よりも更に前方側に突出しないように収容することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
- 前記収容部は前記本体の裏面側に開口した有底凹部であることを特徴とする請求項4に記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
- 前記本体の外郭は方形に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
- 係止部材は磁石であって、強磁性体である前記取り付けベースに対して磁力によって前記本体を着脱可能に固定させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
- 係止部材は弾性係合部材であって、前記取り付けベースに形成された被係合部に対して同弾性係合部材を係合させることで前記本体を着脱可能に固定させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の壁紙貼り替え用ガイド体。
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JP2006008153U JP3127972U (ja) | 2006-10-06 | 2006-10-06 | 壁紙貼り替え用ガイド体 |
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- 2006-10-06 JP JP2006008153U patent/JP3127972U/ja not_active Expired - Fee Related
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