JP2020018075A - 配線ボックスの目隠し部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁内に配線ボックスが存在する状況下において、これを迅速に閉塞することができる配線ボックスの目隠し部材を提供する。【解決手段】配線ボックスを遮蔽するために使用する配線ボックス用目隠し部材10であって、配線ボックスよりも縦及び横方向の長さが長い板状のパネル部分20を備えており、パネル部分における配線ボックスのネジ穴と正対する位置には、ネジ穴との接続部、又はネジ穴との接続部材の設置部40が設けられており、パネル部分の裏面には、裏面から突出する補強リブ部30が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は電源コンセントやスイッチなどを設置するための配線用ボックスを壁面内に遮蔽するのに最適な配線ボックスの目隠し部材に関し、特に壁面に設けられた埋込ボックスを塞ぐのに適した配線ボックスの目隠し部材に関する。
家屋等の建物の壁面や天井等の裏側には、電源コンセントやスイッチなどを設置するための配線用ボックスが設けられている。かかる配線用ボックスは、壁面に埋め込んだ形で設置されており、正面側の開口には、コンセントやスイッチなどを壁面から露出させた状態で取り付けることができる。
ところで、かかる壁面に設けられたコンセントやスイッチなどは、居住者の生活環境の変化に応じて、リフォームや室内の模様替え等を行った際には、その環境に応じた場所に移動させたい場合も生じる。その際、既存のコンセントやスイッチ等を使用しなくなった場合には、これら正面に露出しているコンセントやスイッチなどを撤去し、配線用ボックスの正面開口には、当該開口を塞ぐためのブランクカバーを設けていた。
しかしながら当該ブランクカバーは、使わない配線用ボックスを塞ぐことを目的としており、その取付構造上、当該ブランクカバー自体が壁面から露出するものとなっていた。
そして従前においては、当該ブランクカバーに関する技術も提案されており、例えば特許文献1(特開平8−275337号公報)では、ブランクカバーに凸状の膨らみを持たせることにより電線の収納が能率的にでき、さらに透明な材質を用いることによりアウトレットボックスの内部状況を確実に点検できる凸状ブランクカバーを開示している。
また従前においては、壁板等に生じた孔などの破損を簡単に修復するための補修用裏当て具も提案されている。即ち特許文献2(登録実用新案第3023348号公報)では、建築物の躯体に設けられた壁等の破損箇所を補修する壁等の補修用裏当て具であって、孔を有し前記破損箇所の裏側に当接する裏当て板と、前記孔に螺合可能な雄ネジを有する棒状材とを備え、前記裏当て板は前記破損箇所から挿入可能でかつ前記破損箇所を閉塞可能な形状に形成され、前記破損箇所より前記孔に螺合した前記棒状材の先端が前記躯体に押圧して、前記裏当て板を前記破損箇所の裏面に圧接させて該裏当て板を固定する壁等の補修用裏当て具が提案されている。
特開平8−275337号公報 登録実用新案第3023348号公報
従前においても使用しない配線用ボックスを塞ぐためのブランクカバーは提供されている。しかしながら、当該ブランクカバーは壁面から突出して露出することから、当該配線ボックスを壁の中に埋め込んで目立たないようにしたい場合には使用できないものとなっていた。また、従前においては壁等に生じた比較的大きな孔などの破損を簡単に修復する為の壁等の補修用裏当て具も提案されているが、壁内に配線ボックスが存在する状況下では使用できないものとなっていた。
そこで本発明は、壁内に配線ボックスが存在する状況下において、これを迅速に閉塞することができる配線ボックスの目隠し部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するべく、本発明では内外壁や天井などの壁面に埋め込んで設けられた配線ボックスを見えないように遮蔽して目隠しするための配線ボックス用目隠し部材を提供する。
即ち本発明では、前記課題を解決するために、配線ボックスを遮蔽するために使用する配線ボックス用目隠し部材であって、前記配線ボックスよりも縦及び横方向の長さが長い板状のパネル部分を備えており、当該パネル部分における前記配線ボックスのネジ穴と正対する位置には、当該ネジ穴との接続部、又は当該ネジ穴との接続部材の設置部が設けられており、当該パネル部分の裏面には、当該裏面から突出する補強リブ部が設けられている配線ボックス用目隠し部材を提供する。
補強リブは任意の形状であって良いが、望ましくは縦方向及び横方向に延伸する突起として形成することができる。また、当該補強リブは、前記パネル部分の周縁部分を除いた領域、望ましくは当該配線ボックス用目隠し部材が設置される配線ボックスの開口面に収まる領域に形成することができる。
上記本発明の配線ボックス用目隠し部材において、前記パネル部分は、縦方向及び横方向の少なくとも何れかの側方部分が、背面方向に向かって弾性変形可能に曲折していることが望ましい。当該曲折部は、内角が170°〜179°となるように折り曲げて形成することができる。かかる曲折部は、パネル部材の縦方向、横方向、又は縦方向及び横方向に延伸するように形成することができる。特に曲折部を縦方向及び横方向に延伸するように形成した場合には、縦方向の曲折部と横方向の曲折部の交差部分から縁方向に向かって切開部を形成することができる。当該切開部によって、配線ボックスに設置した際に壁面から突出することなく、面一にすることができる。
また、前記当該パネル部分における前記配線ボックスのネジ穴と正対する位置には、当該ネジ穴との接続部材の設置部として開口部が形成されており、当該開口部は、前記パネル部分の表面から陥没した位置に形成されており、前記補強リブは当該開口部を包囲するように形成することができる。
また、前記パネル部材の表面には、微細な凹凸が加工するか、又は装飾加工を施すことができる。微細な凹凸は溝状である他、エンボス、又は穴として形成することができ、装飾加工は着色、描画又は装飾フィルムやシートの貼付によって形成することができる。
また本発明では、前記課題を解決するために、前記配線ボックス用目隠し部材を用いて配線ボックスを遮蔽する配線ボックスの目隠し工法を提供する。
即ち、壁面に設けられている配線ボックスを遮蔽する配線ボックスの目隠し工法であって、壁面に開口している配線ボックスの開口部に、前記本発明にかかる配線ボックス用目隠し部材を取り付ける配線ボックス用目隠し部材設置工程と、設置した配線ボックス用目隠し部材の上からパテ材料を施工する配線ボックスの目隠し工法を提供する。
上記本発明の配線ボックスの目隠し部材は、前記配線ボックスよりも縦及び横方向の長さが長い板状のパネル部分を備え、当該パネル部分における前記配線ボックスのネジ穴と正対する位置には、当該ネジ穴との接続部、又は当該ネジ穴との接続部材の設置部を設けていることから、壁内に配線ボックスが存在する状況下において、これを迅速に閉塞することができる配線ボックスの目隠し部材を提供することができる。
更にこの配線ボックスの目隠し部材は、パネル部分の裏面に当該裏面から突出する補強リブ部を設けていることから、外力が作用したとしても破損することなく配線ボックスの露出を避けることができる。
第1の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材を示す(A)正面図、(B)右側面図、(C)Y−Y断面図、(D)背面図、(E)平面図、(F)X−X断面図 設置状態を示す斜視図 第2の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材を示す(A)正面図、(B)右側面図、(C)Y−Y断面図、(D)背面図、(E)平面図、(F)X−X断面図 第3の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材を示す(A)背面斜視図、(B)正面斜視図
以下、図面を参照しながら、本実施の形態にかかる配線ボックス50の目隠し部材10を具体的に説明する。特に本実施の形態はプラスチックを用いて成型加工した例を示しているが、その他にもセラミックスや金属などを用いて成形することもできる。
図1は第1の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10を示す(A)正面図、(B)右側面図、(C)Y−Y断面図、(D)背面図、(E)平面図、(F)X−X断面図である。なお、本実施の形態において左側面図は右側面図と対称に現れ、底面図は平面図と対称に現れる。
この実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10は、正面側に存在するパネル部分20と、このパネル部分20の背面から突出している補強リブ部30と、正面から背面に向かって厚さ方向に窪むと共に中心に貫通孔42を設けた開口部40とを備えて形成されている。これら各部はプラスチックを用いて一体形成することができ他、金属を打ち抜いて形成することもでき、更にパネル部分20を金属で補強リブ部30を樹脂で形成することもできる。なお、当該パネル部分20を金属で形成した場合には、その厚さにもよるが前記補強リブ部30は省略することもできる。
前記パネル部分20は板状に形成することができ、更に本実施の形態に示すように、縦方向及び/又は横方向に延伸する縁側部分を背面方向に折り曲げて形成することができる。この背面方向に折り曲げた曲折部21は、170°〜179°の内角となるように折り曲げることができ、本実施の形態では縦方向及び横方向の縁部分を折り曲げており、長尺な縦方向に延伸する曲折部21は、178°の内角で折り曲げている。この曲折部21の折り曲げ角度は パネル部分20を構成する材料の弾性に基づいて適宜変更することができ、望ましくは配線ボックに固定した状態において、当該曲折部21が平坦になるような角度で形成する。
また当該パネル部分20が金属などで形成されており、十分な剛性を備える場合には、当該曲折部21を形成せずに平坦な板として形成することもできる。かかる曲折部21はその弾性変形によって、配線ボックが設置されている壁面に密着することができるように機能する為である。なお、この曲折部21は縦方向又は横方向の何れか一方に延伸するものとして形成することもできる。
かかるパネル部分20は、配線ボックス50の開口を塞ぐことを目的として形成されていることから、少なくとも当該配線ボックス用目隠し部材10を設置する配線ボックス50の正面開口を遮蔽できる大きさ(広さ)に形成されるべきである。よって当該パネル部分20は対象とする配線ボックス50の大きさ(1個用か2個用か等)に応じて、あらかじめいくつかのサイズのものを用意することが望ましい。また2個用の配線ボックス50に対して、1個用の配線ボックス50に対応するものを2つ並べて設置することもできる。かかるパネル部分20は、前記配線ボックス50の正面開口を塞ぎ、更に当該配線ボックス50が設けられている壁面に当接することから、当該パネル部分20の縁部分には、壁面当接部が設けられるのが望ましい。
また、当該パネル部分20は、極力薄く形成することが望ましい。本実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10は、壁内に埋め込まれて設置されている配線ボックス50を遮蔽するものであり、パネル部分20は壁面に重なるように設置される。このため壁面からの出っ張りを無くし、できるだけ壁面との段差をなくすために当該パネル部分20はできるだけ薄く、望ましくは1mm程度の厚さに形成するのが望ましい。そしてその曲げ剛性を高めるために後述の補強リブ部30を設けることが望ましい。即ち、本実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材は、壁面との段差を無くしながらも曲げ強度を高めて形成されている。また当該パネル部分20と壁面(内壁面など)との段差をなくすために、当該パネル部分20の縁部は、正面側が面取り加工されていることも望ましい。即ち正面から背面に向かって徐々に肉厚を薄くするように形成するのも望ましい。
更に当該パネル部分20の正面形状は、本実施の形態では四隅の角を落として丸くした四角形に形成しているが、その他にも角が立った四角形や、円形、楕円形、ひし形、ハート形などの意匠形状に形成することもできる。特に各種キャラクターやハート形などの意匠を凝らした形状に形成した場合には、当該配線ボックス用目隠し部材10を設置した後において、前記パネル部分20の正面を壁面に露出させたままにしておくこともできる。
そして当該パネル部分20の正面には、各種キャラクターを印刷して意匠効果を高めたり、室内壁面に使用する壁紙などの内装部材を設けて、そのまま露出させて設置することもできる。更に当該パネル表面には、その後におけるパテ処理や壁紙との接合性を考慮して、微細な凹凸やローレット加工等のような粗面加工を施すこともできる。かかる粗面加工を施すことにより、パテや内装部材との接合性を高めて長期的に剥がれを阻止することができる。
そして上記のパネル部分20において、設置する配線ボックス50のネジ穴51に対応する位置には、本実施の形態では当該ネジ穴51との接続部材(ネジ60)の設置部として開口部40を形成している。この開口部40は本実施の形態では縦に2個並べて形成しており、これは規格化されている配線ボックス50のネジ穴51に対応している。かかる開口部40は背面側に向かって凹状に窪ませた凹部41と、当該凹部41の底面に形成した貫通穴42とからなっている。この貫通孔42は、当該配線ボックス用目隠し部材10を配線ボックス50に固定するためのネジなどを通すために機能する。凹部41として窪ませた底面に貫通孔42を形成することにより、固定のためのネジ60などの頭部が突出することがなくなり、設置時においてパネル部分20の正面側における突出部を無くすことができる。これにより当該配線ボックス用目隠し部材10の表側に壁紙などの内装を行った場合であっても、凹凸を生じさせることなく平坦に仕上げることができる。
また前記パネル部分20の背面には、前記した開口部40を四角形に取り囲むようにして背面から突出する補強リブ部30を設けている。この補強リブ部30は、少なくとも当該配線ボックス用目隠し部材10を設置する配線ボックス50の正面開口に収まる大きさに形成され、その突出幅も配線ボックス内に収容される程度に形成される。前記曲折部21は当該補強リブ部30から延伸するように形成することができ、これにより脆弱部の発生を阻止することができる。
以上のように構成した配線ボックス用目隠し部材10は、図2に示すように壁面の内部に設けられた配線ボックス50を目隠しするために使用することができる。具体的には図2(A)に示すように、壁面から陥没した状態で露出している配線ボックス50に正対させるようにして当該配線ボックス用目隠し部材10を設置し、これにより当該陥没部を閉塞する。この配線ボックス用目隠し部材10の設置に際しては、既に設置されている配線ボックス50のネジ穴51を利用して固定する。具体的には、配線ボックス用目隠し部材10の開口部40にネジを刺し通して、当該ネジを配線ボックス50のネジ穴51に螺合することによって、当該配線ボックス用目隠し部材10を固定する。この時、当該配線ボックス用目隠し部材10の固定を確実にするとともに、パネル部分20を壁面に密着させるために、当該パネル部分20を弾性変形させながらネジで螺着する。その際、当該パネル部分20には曲折部21が形成されており、縁部分が背面方向に折れ曲がっていることから、当該折れ曲がった部分が平坦になる程度にネジを差し込むのが望ましい。
これにより図2(B)に示すように、壁面に設置した状態においては、前記配線ボックス50による壁面の陥没は覆い隠され、壁面からは当該配線ボックス用目隠し部材10のパネル部分20の分の厚さだけ段差が生じることになる。そこで当該段差部分については、パテ材などを施工することで解消し、その後、必要に応じて壁紙などの内装材料を施工することができる。
以上の結果、本実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10を使用することにより、配線ボックス50によって陥没した壁面に対して、裏当てをした上で石膏ボードを施工するなどの作業を要することなく、既存の配線ボックス50を利用して簡易に当該陥没を塞ぐことが可能になる。よって作業の効率化を図り、施工コストを大幅に削減することができる。更に本実施の形態かかる配線ボックス用目隠し部材10によれば、特段の経験を要することなく壁面の陥没穴を塞ぎ、目隠し工事を実施することができる。
図3及び図4は他の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材を示している。即ち、図3は、第2の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材210を示す(A)正面図、(B)右側面図、(C)Y−Y断面図、(D)背面図、(E)平面図、(F)X−X断面図であり、この図3においても左側面図は右側面図と対称に現れ、底面図は平面図と対称に現れる。
この図3に示す第2の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10は、特に縦方向の傾斜部分と横方向の傾斜部分との間に切込み22を形成している。この切込み22は縦方向の傾斜部と横方向の傾斜部が曲折部21から弾性変形する際に、その変形による歪みを逃がすために機能することができ、これにより当該配線ボックス用目隠し部材10のパネル部分20は一層平坦に展開することができる。かかる切込み22は、当該パネル部分20の弾性変形による歪みを解消するために形成していることから、当該パネル部分20が変形しない場合には、当該切込み22を不要とすることができる。また弾性変形がわずかであり、歪みが生じない場合にも当該切込み22を不要とすることができる。
特に本実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10において、前記切込み22は曲折部21を始点として形成されている。その結果、当該始点を結んだ線上に前記曲折部21が存在するように形成している。その結果、弾性変形による応力は当該曲折部21に集中し当該曲折部21の曲がりを解消して平坦な板状に弾性変形させることができる。
なお、本実施の形態に示すように切込み22を形成する際には、その幅は任意であって良いが出来るだけ狭い幅で形成するのが望ましい。当該切込み22の展開による段差の幅を小さくするためである。
図4は第3の実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材310を示す(A)背面斜視図、(B)正面斜視図である。この実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材10は、パネル部分20の背面側に、配線ボックス50のネジ穴51に嵌入される接続部61を突設して形成した配線ボックス用目隠し部材310となっている。
即ちパネル部分20における、配線ボックス50のネジ穴51と正対する位置に、当該ネジ穴51との接続部61を形成している。本実施の形態において、当該接続部61は、配線ボックス50のネジ穴51に嵌入する大きさに形成し、周面にはネジ溝と嵌合する大きさの凹凸を形成している。その結果、当該配線ボックス用目隠し部材310の設置に際しては、当該接続部を、配線ボックス50のネジ穴51に合わせて嵌入するだけでよく、当該配線ボックス用目隠し部材310の設置作業を簡素化することができる。なお、当該接続部の周面に形成する凹凸は、嵌入方向の逆向きに傾斜した爪として形成することもでき、当該爪の弾性変形によって前記ネジ穴51に嵌入されるように形成しても良い。
また本実施の形態にかかる配線ボックス用目隠し部材310において、補強リブ部330は前記接続部61の間に連架して設けられる縦方向補強リブ部331と、当該縦方向補強リブ部331と交差して横方向に伸長する2つの横方向補強リブ部332とで形成している。補強リブ部330はパネル部の破損を阻止する為に形成されることから、当該機能を担保する限りにおいて任意の形状に形成することができる。
そして縁部分を背面方向に折り曲げる曲折部21は、前記補強リブ部330の端部近傍に形成されており、当該配線ボックス用目隠し部材10を設置する際には、この曲折部21の弾性変形によって、正面側を平らにしながらも壁面に密着させることができる。
なお、上記配線ボックス50は、電源ボックス、スイッチボックス、アンテナ線などの信号ボックスなどが含まれ、規格化されているものの他、規格化されておらず、壁面に埋め込んだ状態で設置する各種のボックスを含んでいる。
本発明の配線ボックス50の目隠し部材10は、壁や天井などの壁面に出現した陥没、特に配線ボックス50の露出による陥没を塞いで目隠しるために利用することができる。その他にも壁や天井などの壁面に生じた穴を閉塞するために使用することもできる。
10 配線ボックス用目隠し部材
20 パネル部分
21 曲折部
22 切込み
30 補強リブ部
40 開口部
41 凹部
42 貫通孔
50 配線ボックス
51 ネジ穴
60 ネジ
60 接続部材(ネジ)
61 接続部

Claims (5)

  1. 配線ボックスを遮蔽するために使用する配線ボックス用目隠し部材であって、
    前記配線ボックスよりも縦及び横方向の長さが長い板状のパネル部分を備えており、
    当該パネル部分における前記配線ボックスのネジ穴と正対する位置には、当該ネジ穴との接続部、又は当該ネジ穴との接続部材の設置部が設けられており、
    当該パネル部分の裏面には、当該裏面から突出する補強リブ部が設けられていることを特徴とする、配線ボックス用目隠し部材。
  2. 前記パネル部分は、縦方向及び横方向の少なくとも何れかの側方部分が、背面方向に向かって弾性変形可能に曲折している、請求項1に記載の配線ボックス用目隠し部材。
  3. 前記当該パネル部分における前記配線ボックスのネジ穴と正対する位置には、当該ネジ穴との接続部材の設置部として開口部が形成されており、当該開口部は、前記パネル部分の表面から陥没した位置に形成されており、
    前記補強リブは当該開口部を包囲するようにして矩形に形成されている、請求項1又は2に記載の配線ボックス用目隠し部材。
  4. 前記パネル部材の表面には、微細な凹凸が加工されているか、又は装飾加工が施されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の配線ボックス用目隠し部材。
  5. 壁面に設けられている配線ボックスを遮蔽する配線ボックスの目隠し工法であって、
    壁面に開口している配線ボックスの開口部に、請求項1〜4の何れか一項に記載の配線ボックス用目隠し部材を取り付ける配線ボックス用目隠し部材設置工程と、
    設置した配線ボックス用目隠し部材の上からパテ材料を施工することを特徴とする配線ボックスの目隠し工法。
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