JP7037284B2 - 天井構造、段差下地部材、および、天井の段差部の施工方法 - Google Patents
天井構造、段差下地部材、および、天井の段差部の施工方法 Download PDFInfo
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Description
図1および図2を参照して、本実施の形態における部屋9の天井構造1の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る天井構造1の概略を示す外観図である。図2は、天井構造1の段差部の形状を模式的に示す断面図である。図2の断面図は、図1の領域IIを拡大して示している。図1および図2に示す矢印A2は部屋9の上方を表わす。部屋9は、たとえばリビングなどの居室であるものとするが、玄関等の非居室であってもよい。
図2を参照して、本実施の形態に係る天井構造1の側面部13の具体的な形状について説明する。
次に、本実施の形態に係る天井構造1を実現するための段差部の納まりについて、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態に係る天井構造1の段差部の納まりを模式的に示す断面図である。
続いて、図4および図8を参照しながら、天井構造1の段差部の施工方法について説明する。図8は、天井構造1の施工順序を示すフローチャートである。
天井構造1を実現するための納まりは上記例に限定されない。図9は、天井構造1の段差部の納まりの他の例を模式的に示す断面図である。
本実施の形態においては、天井構造1の側面部13における傾斜面21が平坦面であることとしたが、下端から上端に向かって後退するように形成された面であれば、平坦面でなくてもよい。たとえば、図10に示す天井構造1Aの側面部13Aのように、傾斜面21Aは湾曲面であってもよい。なお、湾曲面は、傾斜面21Aのような凸曲面に限定されず、凹曲面であってもよい。
本実施の形態においては、天井構造1の側面部13が窪み部22を有することとしたが、図11に示す天井構造1Bの側面部13Bのように、窪み部を有さなくてもよい。つまり、側面部13Bは傾斜面21のみで構成されてもよい。この場合、傾斜面21は、第1の天井面11だけでなく、第2の天井面12にも交差する。
本実施の形態においては、天井構造1の側面部13における傾斜面21が第1の天井面11と交差することとしたが、図12に示す天井構造1Cの側面部13Cのように、第1の天井面11に交差していなくてもよい。たとえば、傾斜面21の下方に、傾斜面21の下端縁よりも内側に突出する突出部25が配置されていてもよい。
図2および図10に示したように、天井構造の側面部が窪み部22を有する場合、窪み部22に小型の照明装置を配置してもよい。図13には、本変形例に係る天井構造1Dが模式的に示されている。天井構造1Dにおいて窪み部22に配置された照明装置26は、たとえばライン状のLEDである。
上記説明では、第1の天井面11が基準天井面である折上げ天井について説明したが、本実施の形態またはその変形例に係る天井構造を、第2の天井面12が基準天井面である下がり天井にも適用することができる。
Claims (11)
- 建物内の部屋の折上げ天井の構造であって、
前記部屋の壁に直交する第1の天井部材の下面を含む、基準天井面としての第1の天井面と、
前記第1の天井部材よりも上方に離れて位置し、前記第1の天井部材に取り囲まれるように配置された第2の天井部材の下面により形成される、折上げ天井面としての第2の天井面と、
前記第1の天井面と前記第2の天井面とをつなぐ側面部とを備え、
前記側面部は、下端から上端に向かって後退し、30°以上60°以下の角度で前記第1の天井面と交差する傾斜面を含み、
前記第1の天井部材の内側端面に接する部分を有し、前記第1の天井面の内側端部と前記傾斜面とを一体的に形成する段差下地部材をさらに備える、天井構造。 - 前記側面部は、前記傾斜面の上端と前記第2の天井面との間に位置して前記傾斜面の上端よりも後方に窪む窪み部を有している、請求項1に記載の天井構造。
- 前記窪み部の高さ寸法は、前記傾斜面の高さ寸法の1/2以下である、請求項2に記載の天井構造。
- 前記窪み部は、前記第2の天井面と、前記第2の天井面に直交する直立面と、前記傾斜面の上端と前記直立面の下端との間に位置し、前記直立面に直交する底面とにより三方が囲まれた空間である、請求項2または3に記載の天井構造。
- 前記段差下地部材は、前記第1の天井面の内側端部と前記傾斜面と前記窪み部の底面とを一体的に形成する、請求項4に記載の天井構造。
- 前記段差下地部材は、前記第1の天井部材および前記第2の天井部材と同じ材質で形成されている、請求項5に記載の天井構造。
- 前記段差下地部材と前記第2の天井面との間に配置され、前記窪み部の直立面を構成する見切部材をさらに備える、請求項5または6に記載の天井構造。
- 前記第1の天井面、前記第2の天井面、および、前記段差下地部材の表面には、化粧シートが配されており、
前記見切部材は、前記第2の天井面に交差して配置される薄板部と、前記薄板部の表面を被覆する化粧シート材とを含む、請求項7に記載の天井構造。 - 建物内の部屋の天井構造であって、
第1の天井面と、
前記第1の天井面よりも上に位置する第2の天井面と、
前記第1の天井面と前記第2の天井面とをつなぐ側面部とを備え、
前記側面部は、前記第1の天井面と交差し、下端から上端に向かって後退する傾斜面と、前記傾斜面の上端と前記第2の天井面との間に位置して前記傾斜面の上端よりも後方に窪む窪み部とを含み、
前記窪み部は、前記第2の天井面と、前記第2の天井面に直交する直立面と、前記傾斜面の上端と前記直立面の下端との間に位置し、前記直立面に直交する底面とにより三方が囲まれた空間であり、
前記第1の天井面の少なくとも端部と前記傾斜面と前記窪み部の底面とを一体的に形成する段差下地部材をさらに備える、天井構造。 - 請求項9に記載の天井構造における前記第1の天井面と前記第2の天井面との間の段差部に用いられ、
前記第1の天井面の少なくとも端部を形成する下側板部と、
前記下側板部と鋭角をなして交差し、前記傾斜面を形成する傾斜板部と、
前記傾斜板部の上端に一端が連結されて前記下側板部と平行に延び、前記窪み部の底面を形成する上側板部とを備える、段差下地部材。 - 建物内の部屋の第1の天井面と前記第1の天井面よりも上に位置する第2の天井面との間の段差部に、請求項10に記載の段差下地部材を取り付けることを特徴とする、天井の段差部の施工方法。
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