JP3127899B2 - ガラス板の折割装置 - Google Patents

ガラス板の折割装置

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JP3127899B2
JP3127899B2 JP10251669A JP25166998A JP3127899B2 JP 3127899 B2 JP3127899 B2 JP 3127899B2 JP 10251669 A JP10251669 A JP 10251669A JP 25166998 A JP25166998 A JP 25166998A JP 3127899 B2 JP3127899 B2 JP 3127899B2
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glass plate
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linear slide
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茂 坂東
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Bando Kiko Co Ltd
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ガラス等の
製造において、素板ガラスを必要な形状に切断する際
に、素板ガラスに入れた切り線の通りに当該素板ガラス
を自動的に折割するガラス板の折割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガラス板の折割装置は、図3に示
すように、ガラス板(素板ガラス)12を平面的に支え
るベルト32を有したベルトコンベア装置31と、ベル
ト32上方に配されて、X−Y直交座標系または極座標
系を動く端切り及びプレス装置35とを具備している。
【0003】そして図3に示すガラス板の折割装置で
は、ベルト32の内側(下側)であって、ベルト支持板
34上に、ガラス板12に施した切り線の通りに型切り
された型板33が段差を作るために配され、ガラス板1
2が、その切り線を型板33に重ね合わされた状態でベ
ルト32上に載置され、この状態で、端切り及びプレス
装置35により、まず端切りされ、次にプレスされて段
差で型通りに押し割られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の折割装置では、まず、ガラス板12に施した切り線
の通りに型切りされた型板33を用意しなければならな
いこと、また、型板33を、その外縁がガラス板12
の切り線と正確に重ね合うように、位置決めしなければ
ならないこと、等の面倒な作業を要し、この作業は、手
数を要すると共に、人手によらざるを得ないのである。
【0005】したがって、研磨工程、切断工程(切り線
入れ)が数値制御等により完全に自動化されているにも
かかわらず、折割工程における折割形状の変更の際に
は、人手を要し、手間がかかるということは、自動化の
利点を最大限に発揮できないこととなる。
【0006】本発明は、前記諸点に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、従来の折割装置の上記
のような欠点をなくし、折割すべきガラス板の形状が変
更されても人手を要することなしに、コンピュータ等に
予め記憶させた情報により制御でき、完全に自動化され
た折割を行うことができるガラス板の折割装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、上面にガラス板を載置するガラス板載置面を有した
ガラス板載置装置と、このガラス板載置装置の上方に配
されており、ガラス板載置面に対して平行に移動して、
ガラス板載置面に載置されたガラス板に押し割りを行う
ガラス押し割り装置と、ガラス板載置面の下側にあっ
て、ガラス板載置面を介してガラス板を下面から支える
可動のガラス受体と、このガラス受体をガラス押し割り
装置の移動位置に対応する位置に移動させる移動装置と
を具備したガラス板の折割装置によって達成される。
【0008】
【作用】本発明のガラス板の折割装置によれば、ガラス
受体は、移動装置により、ガラス押し割り装置の移動位
置に対応する位置に移動され、折割されるべきガラス板
は、この移動されたガラス受体により支持される。ガラ
ス受体によって支持されたガラス板は、ガラス押し割り
装置によって切り線に沿って押し割られる。
【0009】以下、本発明によるガラス板の折割装置
を、図に示す一つの実施例を参照して更に詳細に説明す
る。
【0010】
【実施例】図1及び図2において、1は、ガラス板12
を載置するベルトコンベア装置である。ガラス板載置装
置としてのベルトコンベア装置1は、コンベアベルト1
6を有しており、コンベアベルト16のガラス板載置面
としての上面にガラス板12が載置されるようになって
いる。2は、ベルトコンベア装置1の上方に架設した機
枠である。ベルトコンベア装置1の中央部(載置された
ガラス板12の中央部)の上方で機枠2には、角度移動
装置3が取付けられている。角度移動装置3は、その回
転軸心線3Aがコンベアベルト16の上面に対して鉛直
になるように機枠2に取り付けられている。角度移動装
置3の回転部4には、直線スライド装置5が直接又はブ
ラケットを介して取付けられており、直線スライド装置
5は、スライド体6を備えており、角度移動装置3の作
動によってコンベアベルト16の上面上をガラス板12
の平面に対して平行な面内でA方向に回転される一方、
スライド体6をB方向に直線移動(ガラス板12の平面
に対して平行直線移動)させるようになっている。
【0011】直線スライド装置5のスライド体6には、
端切りカッタ装置7とプレス装置8とがそれぞれベルト
コンベア装置1上のガラス板12に対して作業を行うこ
とができるように並設してある。端切りカッタ装置7と
プレス装置8とは、角度移動装置3と直線スライド装置
5との動作によって、ベルトコンベア装置1上におい
て、ガラス板12の平面に平行な面内で極座標移動さ
れ、ステップ的に位置決め移動(ポジショニング)され
るようになっている。
【0012】端切りカッタ装置7は、ガラス板12に対
して進退するエアシリンダ9の先に取り付けられたカッ
タホイールブロック10を有しており、一方、プレス装
置8は、同じくガラス板12に対して進退するエアシリ
ンダ11の先に取り付けられた押し棒51を有してい
る。
【0013】角度移動装置3は、回転位置検出器付きモ
ーターよりなり、ドライブユニット、制御装置に接続さ
れて、デジタルサーボ制御などにより動作される。角度
移動装置3の制御装置は、位置指令入力、速度指令入力
等の情報を記憶するメモリ部、メモリ読出し部等も備え
る。
【0014】直線スライド装置5は、ガイド付の駆動部
13とサーボモーター14とにより主に構成され、制御
装置の制御下で、スライド体6をステップ駆動等、サー
ボ送りする。直線スライド装置5に接続された制御装置
は、メモリ書込み部、メモリ読み出し部、テーチィング
受信部、データ送信部、CPU等を備えている。
【0015】角度移動装置3の回転中心となる位置に
は、固定された中空体15Aが配されており、中空体1
5Aに、ベルトコンベア装置1に対して進退する吸盤装
置15が取り付けられており、吸盤装置15は、コンベ
アベルト16上で、折割られたガラス板12を持上げ
て、カレット(外側耳部)と分離するようになってお
り、分離されてコンベアベルト16上に残るカレット
は、ベルトコンベア装置1の作動により外部へ放出され
る。
【0016】ガラス板12を上面に載置するコンベアベ
ルト16の下面には、当該コンベアベルト16の下面を
平面的に支える支持板17が配されており、支持板17
は、コンベアベルト16上でガラス板12を載置する範
囲域で、省き部17Aとして円形状に省かれており、省
き部17Aには、ガラス板支持装置18が配されてい
る。
【0017】ガラス板支持装置18は、角度移動装置と
しての中央に配された角度モーター19と、直線スライ
ド装置21と、ベルト支え板27とを有しており、角度
モーター19の回転部20に直線スライド装置21がコ
ンベアベルト16の下面と平行に取付けられており、直
線スライド装置21のスライド体22には、コンベアベ
ルト16を介してガラス板12を支えるところのガラス
受体23が取り付けられている。角度モーター19と直
線スライド装置21とは、端切りカッタ装置7とプレス
装置8とからなるガラス押し割り装置の移動位置に対応
する位置にガラス受体23を移動させる移動装置を構成
している。
【0018】角度モーター19の中心部の固定部分から
ガラス板12及びコンベアベルト16を平面的に支持す
る支持台24が立設されており、支持台24の上面は、
コンベアベルト16を支える支持板17と同じ高さに配
されている。
【0019】角度モーター19は、その回転軸心線が支
持台24及び支持板17に対して鉛直状態になるように
配されている。従って角度モーター19の回転部20に
直接又はブラケットを介して取付けられた直線スライド
装置21は、支持台24の上面及びコンベアベルト16
の下面に対して平行な面内で支持台24の回りを水平旋
回されるようになっている。
【0020】コンベアベルト16を支えるところのベル
ト支え板27は、直線スライド装置21に保持され、直
線スライド装置21と一体となって回るようになってい
る。
【0021】角度モーター19は、折割部の角度移動装
置3と同じ機能を保有し、その制御装置により制御駆動
されるようになっている。直線スライド装置21もま
た、直線スライド装置5と同じ機能を有し、同じように
制御駆動されるようになっている。
【0022】角度モーター19は、ブラケット30を介
してコンベアフレーム31に保持されている。
【0023】直線スライド装置21のスライド体22に
取付けられたガラス受体23は、数値制御された直線ス
ライド装置21によるスライド体22の直線運動と、角
度モーター19による直線スライド装置21の角度運動
とより極座標移動されて、ガラス板12の下面の必要部
を順次支えるようになっている。
【0024】ベルトコンベア装置1のコンベアベルト1
6上に載置されたガラス板12が、ガラス板支持装置1
8の支持台24と折割部の吸盤装置15とにより挟圧固
定された状態で、折割部の端切りカッタ装置7とプレス
装置8とが、ガラス板12の上方でガラス板12の中央
部に対して角度制御された旋回と、直線スライド装置5
による直線移動とを受けて、予め記憶した位置に、順次
位置決めされて、端切り又はプレス押しをしていると
き、ガラス板支持装置18のガラス受体23もまた、予
め記憶したプログラムに基づいて極座標移動されて、そ
の端切り又はプレスされているガラス板12の位置をそ
の下から支える。
【0025】即ち、ガラス受体23は予め記憶したプロ
グラムに基づいて端切りカッタ装置7とプレス装置8と
に対応して動くようになっている。
【0026】ガラス受体23は、通常、図1に示すよう
に、平面部28と段差部29とを備えており、端切りカ
ッタ装置7が作動されるときは、平面部28が端切りカ
ッタ装置7の端切りカッタに対応され、プレス装置8が
作動されるときは、段差部29がガラス板12の切り線
に合わせられる。ベルト支え板27には、ガラス受体2
3の直線移動を許容するように、スリット27Aが形成
されている。
【0027】以上のガラス板の折割装置によれば、ガラ
ス板12は、中央部でコンベアベルト16を介して支持
台24で支えられ、且つ、支持台24と吸盤装置15と
により挟圧されて支持されると共に、折割のために端切
り及びプレスされるたびにその位置でコンベアベルト1
6の下を極座標移動するガラス受体23により支えられ
るため、逃げ曲げられることなく平面部28で端切りさ
れ、段差部29でプレス押し割りされる。
【0028】即ち、ガラス板12を支えるコンベアベル
ト16の下側で、ガラス受体23の位置を自由に変える
ことができ、ガラス板12の切り線上のどの位置にもガ
ラス受体23を位置決めすることができる。
【0029】以上の本ガラス板の折割装置によれば、ガ
ラス板12の上方で動き、ガラス板12の複数の必要位
置へ順次に位置決めされて端切り及びプレスを施す端切
りカッタ装置7とプレス装置8との位置に対応する位置
へガラス受体23を動かして、ガラス板12を平面部2
8で平面的に支えて端切りを行い、段差部29をもって
プレス割りを行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明のガラス板の折割装
置によれば、従来のように型板を必要とせずに、折割す
べきガラス板の形状が変更されても人手を要することな
しに、コンピュータ等に予め記憶させた情報により制御
でき、完全に自動化された折割を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス板の折割装置の正面断面図であ
る。
【図2】図1に示すガラス板の折割装置の一部切欠の平
面図である。
【図3】従来の折割装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア装置 16 コンベアベルト 19 角度モーター 21 直線スライド装置 23 ガラス受体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にガラス板を載置するガラス板載置
    面を有したガラス板載置装置と、このガラス板載置装置
    の上方に配されており、ガラス板載置面に対して平行に
    移動して、ガラス板載置面に載置されたガラス板に押し
    割りを行うガラス押し割り装置と、ガラス板載置面の下
    側にあって、ガラス板載置面を介してガラス板を下面か
    ら支える可動のガラス受体と、このガラス受体をガラス
    押し割り装置の移動位置に対応する位置に移動させる移
    動装置とを具備したガラス板の折割装置。
JP10251669A 1998-09-04 1998-09-04 ガラス板の折割装置 Expired - Lifetime JP3127899B2 (ja)

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