JP3127308U - スリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】左右兼用スリッパであり、不特定多数の人が使用しても、足からのスリッパの滑り落ちを防止する。
【解決手段】スリッパの中底は、足指付け根の土踏まず部位に対応し、足指先及び足裏接地部位の障害とならない中底本体の前部分に配設され、負荷状態にて足指の指掛可能なかたさ、及び幅3乃至10mm,高さ3乃至10mmの断面形状,左右対称の円弧の平面形状を有し、緩衝性と復元性も有する指掛凸部を備え、滑らかな表面で水分を容易に拭き取り可能なPVC製不織布による被覆布が、この指掛凸部を覆い、足裏が直接接触する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、室内履物であるスリッパに関し、特にその中底と被覆布に特徴を有する左右兼用のスリッパに関する。
不特定多数の人が利用する旅館,ホテル,病院及び学校等の公共施設において、使用されるスリッパは、左足と右足の兼用タイプであり、水拭き掃除し易い素材のポリ塩化ビニル(PVC)の不織布等を、足裏の接する中底の被覆布に使用している。他方、スリッパの中底に多数の凸部を設けた、いわゆる健康スリッパが、広く市販されている。一般的なこの種のスリッパは、足裏のつぼを刺激するような位置に、大小の凸部が設けられている。本考案者においても、特許文献1に開示される複数の凸部を有した履物の中底構造を提案している。これらの凸部は、外反母趾の予防を主眼とし、足裏の安定性確保を副次的に捕える位置に配設されている。
登録実用新案公報第3003970号
中底の被覆布に使用されるPVC不織布等は、水拭き掃除し易い為に滑らかな表面であり、スリッパ内において足が滑り易くなっている。ここで、スリッパの歩行状態は、踵を覆う靴等のクォータが無くて甲部のみでスリッパを支える為に、足を床面に平行のまま引き上げるアヒル歩行、又はすり足歩行となっている。従って、滑り易い素材の被覆布と相まって、歩行中にスリッパが滑り落ち易い。しかも、このスリッパの滑り落ちを防ごうとして、アヒル歩行及びすり足歩行の傾向がより強くなってしまうという悪循環が生じてしまう。また、不特定多数の人が使用する左右兼用スリッパのために、左右及び各サイズの足にフィットさせようとすると、大きめで大雑把なサイズのスリッパとなって、滑り落ち改善が困難となる。ここで、高齢者等の運動能力の不足する人々にとって、滑り落ち防止は特に重要となる。他方、中底に多数の凸部を設けるスリッパでも、歩行時の安定性確保を図ることも不可能でない。しかし、足裏のつぼ刺激等の医療的な効果が主眼である。また、安定性を考慮した上記特許文献1に開示される複数の凸部でも、履物全般を対象としており、スリッパ専用でないだけでなく、スリッパにおける安定性確保の点では不十分である。
本考案は上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、左右兼用スリッパであり、たとえ不特定多数の人が使用しても、足からのスリッパの滑り落ちを防止できるスリッパを提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に係るスリッパは、
負荷状態にて足指の指掛可能なかたさ及び断面形状を有し、緩衝性及び復元性も有する指掛凸部が、足指付け根の土踏まず部位に対応し、足指先及び足裏接地部位の障害とならない前部分に配設される中底本体と、
前記指掛凸部を非接着状態にて覆い、足裏が直接接触し、滑らかな表面で水分を容易に拭き取り可能な布材が使用される被覆布とを備え、
左足又は右足の兼用タイプである。
また、請求項2に係るスリッパは、上記請求項1に対して、
上記指掛凸部は、断面形状が幅3乃至10mm,高さ3乃至10mmとし、平面形状が左右対称の円弧であり、上記被覆布の布材が、ポリ塩化ビニルである。
また、請求項3に係るスリッパは、上記請求項2に対して、
上記指掛凸部の断面形状が、幅7mm,高さ7mmの矩形であり、平面形状が、内側半径及び外側半径47mm,長さ60mmの円弧である。
請求項1乃至3に係るスリッパであれば、左右兼用スリッパであり、たとえ不特定多数の人が使用しても、足からのスリッパの滑り落ちを防止でき、指掛凸部の外形が必要以上に目立つことが無く、足を入れたときの好感触を得られる。
以下に、請求項2に対応する第1実施形態を図面を参照して説明する。ここで用いるスリッパは、左足又は右足の兼用タイプであり、左右の二つで一対であるが、左右同一形状であるため一方のみを用いて説明する。図1は、第1実施形態のスリッパが備える中底本体1の前部分を示す平面図である。中底本体1は、左右足裏に対応できる平面形状の板材であり、指掛凸部2を配設している。指掛凸部2は、中底本体1の前部分であって、足指11の付け根の土踏まず部位に対応し、足指先及び足裏接地部位の障害とならない位置に配設される。指掛凸部2の平面形状は、図1に示す左右対称の円弧であり、断面形状は、図2に示すように、幅Wを3乃至10mm,高さHを3乃至10mmの矩形である。この平面形状が、左右対称の円弧であるため、左右の足に対して左右の区別無く対応できる。
また、図3に示すように、指掛凸部2は負荷状態にて足指11の指掛け可能なかたさ及び断面形状を有する。断面形状は矩形に限定されず、他の形状である台形,半円,半だ円等も足指11を掛けることができる形状であれば採用できる。また、指掛凸部2自体は、足指11を乗せるときの緩衝性及び復元性を発揮する弾性素材である。このため、大きさの多少異なる足指11の不特定多数の場合でも、中底本体1が少し大きめであれば足が載せられる。そして、指掛凸部2が足指付け根の土踏まず部位に十分に充填されると、足指11が生理的に掴む動作を行い、誰でも例え運動能力の不足する人でも、足指11による十分な指掛を可能とする。
なお、中底本体1はボール紙,EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体),ウレタン等を材料とし、指掛凸部2はEVA,ウレタン等にて、中底本体1に接着剤等で接着されるか、一体成形される。
図1においては、省略されているが、中底本体1及び指掛凸部2の表面を覆うように、被覆布3が配設される。被覆布3は、図4に示すように、指掛凸部2に対して非接着状態にて覆い、中底本体1の周囲にて接着される構成である。被覆布3は、足裏が直接接触し、滑らかな表面で水分を容易に拭き取り可能な布材が使用される。使用布材としては、例えばPVC不織布,又は各種繊維による滑らかな表面の織物,更にはっ水処理等の各種表面処理を施して、滑らかな表面に加工された布材等である。
以上の構成のスリッパであれば、スリッパの歩行状態において、いわゆるアヒル歩行又はすり足歩行の場合、足指11が指掛凸部2を十分に掴んで指掛り状態となり、同時に足指11の背及び足甲が高くなってスリッパの甲部を内側から支える。このため、足からスリッパが滑り落ちが防止される。この足の動作は、人の生理的な動作であり、運動能力の優劣とは関係ない。従って、高齢者等の運動能力の不足している人々によって、スリッパ滑り落ち防止の有効な手段となる。
また、被覆布3が指掛凸部2に対して非接着状態の構成であるため、指掛凸部2の外形が必要以上に目立つことなく、また、被覆布3の伸縮性が保証されれば、足を入れた時に良好な感触が得られる。スリッパ製造工程においても、指掛凸部2等への接着の必要もないため、接着をする場合に比べて、被覆布3のしわ発生を防止できる。
請求項1に対応する他の実施形態としては、指掛凸部2の平面形状を上述の円弧とせず、他の形状を採用できる。例えば、図5(イ)に示す左右対称の底なし台形の平面形状の指掛凸部21であり、図5(ロ)に示す左右対称の鈍角二辺の平面形状の指掛凸部22である。
実施例としては、請求項2のスリッパの指掛凸部2の大きさを限定したものであり、請求項3に対応するスリッパである。
スリッパはMサイズ、左右兼用であり、指掛凸部の断面形状が、幅W7mm,高さH7mmの矩形であり、平面形状が、内側半径及び外側半径47mm,長さ60mmの円弧である。
スリッパ以外の履物にも応用可能である。
第1実施形態のスリッパの中底本体に指掛凸部が設けられた状態の平面図である。 第1実施形態の指掛凸部の断面図である。 足指による負荷状態の指掛凸部の断面図である。 被覆布が指掛凸部への非接着状態を示す断面図である。 イは他実施形態の底なし台形の指掛凸部の平面図であり、ロは鈍角二辺の指掛凸部の平面図である。
符号の説明
1 中底本体 2,21,22 指掛凸部 3 被覆布 11 足指

Claims (3)

  1. 負荷状態にて足指の指掛可能なかたさ及び断面形状を有し、緩衝性及び復元性も有する指掛凸部が、足指付け根の土踏まず部位に対応し、足指先及び足裏接地部位の障害とならない前部分に配設される中底本体と、
    前記指掛凸部を非接着状態にて覆い、足裏が直接接触し、滑らかな表面で水分を容易に拭き取り可能な布材が使用される被覆布とを備え、
    左足又は右足の兼用タイプであること、を特徴とするスリッパ。
  2. 上記指掛凸部は、断面形状が幅3乃至10mm,高さ3乃至10mmとし、平面形状が左右対称の円弧であり、上記被覆布の布材が、ポリ塩化ビニルであること、を特徴とする請求項1に記載されるスリッパ。
  3. 上記指掛凸部の断面形状が、幅7mm,高さ7mmの矩形であり、平面形状が、内側半径及び外側半径47mm,長さ60mmの円弧であること、を特徴とする請求項2に記載されるスリッパ。
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