JP4217442B2 - スリッパ、サンダル等の履物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スリッパ、サンダル等の履物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、底の上面に足裏のツボや反射区を押圧する多類の突起を設けたスリッパやサンダル等の履物が公知である。
【0003】
上記のような従来の履物は、突起が足裏全体に接触するにも拘らず、土踏まずに対する刺激が感じられず、指圧効果が少ないという不満がある。また、長時間、歩行したり立っていると、足裏に部分的に圧力がかかって、その部分が痛くなり、疲れやすくなるという不満もある。
【0004】
また、従来のスリッパやサンダルは、歩いたときにパタパタと音がしてうるさいという問題や、すり足で歩いたときに、つま先部分が段差に引っ掛かって躓きやすいという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題を解決すること、すなわち、足裏の特に土踏まずに対して十分な刺激を加えて指圧効果を高めることができ、又、足指等が自然に動いて血液の循環が良くなることにより足が疲れにくくなり、又、歩くときにパタパタ音がしなくなり、さらに、躓きにくくなるスリッパ、サンダル等履物の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のスリッパ、サンダル等の履き物は、底1の上面に足裏のツボや反射区を押圧する多数の突起2を設けるとともに、底の裏面側の中間部を除く前後両端部をカットすることにより底1の前後両端部を中間部よりも肉薄状となし、又、底1の中間部の裏面側を横方向に斜めにカットしてその中間部に外側よりも内側を肉薄状にする斜面8を形成したことを特徴とする、という構成にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。図は本発明の一実施例であるスリッパを示したものであるが、本発明の履物は勿論このスリッパだけに限定するものではない。まず、図1に示すように、底1は、その表面(上面)全体に足裏のツボや反射区を押圧する多数の突起2を設けている。なお、足裏の特に土踏まずに当たる部分の突起2は、他の個所の突起2に比べサイズを大きくすることができる。
【0008】
次に、図2及び図3に示すように、底1は前後両端部が肉薄部3,4となっていて、その中間部が肉厚部5となっている。なお、底1の前後両端の肉薄部3,4は、底1の裏面(下面)側をカットすることにより形成している。
【0009】
また、底1の裏面側における中間部の肉厚部5と前後両端の肉薄部3,4との境界個所は斜面6,7となるように斜めにカットすることができる。なお、図2では底裏の各部分の境界を明確にするために線を引いてあるが、実物は境界が緩やかに変化していて、このように明確な線で区画されるものではない。
【0010】
次に、図4に示すように、底1の中間部の肉厚部5は、外側より内側が肉薄となるように裏面側を斜めにカットしている。すなわち、この肉厚部5も斜面8になっている。なお、内側とは親指側を意味し、外側とは小指側を意味するものとする。
【0011】
また、中間の肉厚部5における内側の前後両端部も、図2、図5及び図6に示すように、その裏面側を斜めにカットして斜面9,10にすることができる。
【0012】
なお、底1の素材は自由である。
【0013】
本発明の履物を履いて床に立つと、底1の前後両端は肉薄部3,4となっていて床から浮いた状態になるので、中間肉厚部5が体重を支えることになる。そして、その中間肉厚部5は内側が肉薄となるように斜面8となっているので、足は内股状となって、その内側の土踏まずの個所に圧力が集中する。したがって、足裏の土踏まずに対する突起2による刺激が強くなって指圧効果が高まる。
【0014】
なお、上記のように、中間の肉厚部5における内側の前後両端部も、その裏面側を斜めにカットして斜面9,10を形成すれば、内側の中央部へ圧力がより集中するので、さらに、足裏の土踏まずに対する突起2による刺激を強くして、指圧効果を一段と高めることができる。
【0015】
また、本発明の履物を履いて歩くとき、まず、底1の裏面側における後端部の肉薄部4、つまり、踵が着地し、次に、底裏の中間部の肉厚部5が着地し、最後に、底1の裏面側における前端部の肉薄部3、つまり、ツマ先部分が着地することになるが、底1の前後両端が肉薄部3,4となっていて中間肉厚部5との間に段差があるので、踵立ち状態や、ツマ先立ち状態が顕著になって、足の一部だけでなく足全体を使うようになる。特に、足の指が自然に大地をつかむ感じが強くなって、普段は使われていない足指がよく動く。したがって、足の血行が良くなって、足の一部が痛くなったり、足が疲れやすくなるのを防止することができ、正しい姿勢で歩行することができる。
【0016】
また、底1の裏面側における前端部の裏面側をカットして肉薄部3としたことにより、床に段差があってもツマ先部分が引っ掛からないので躓きを防止することができる。
【0017】
また、本発明の履物を履いて歩くとき、底裏の前後両端部が床を強く叩くことがないので、パタパタ音を発生しなくなる。
【0018】
また、上記のように、本発明の履物を履いて歩くときは、やや内股状になるので、水が跳ねることもない。
【0019】
【発明の効果】
本発明のスリッパ、サンダル等の履物は、上記のように、足裏の土踏まずに圧力が集中して、突起2による指圧効果を高めることができる。また、歩くときに、足全体、特に足指が良く動くので、足の血行が良くなり、足の一部が痛くなることや、足が疲れるのを防止することができる。また、歩くときにツマ先部分が肉薄となっているので、床の段差等に躓きにくくなる。また、底の前後両端部分が肉薄となっていて床を強く叩かないので、パタパタ音がしなくなる。また、底の中間部の裏面が斜めにカットされているので内股歩きとなり、雨の日でも水が跳ねにくくなる。また、外反母趾の予防効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面図である。
【図2】裏面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】図2のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 底
2 突起
3 肉薄部
4 肉薄部
5 肉厚部
6 斜面
7 斜面
8 斜面
9 斜面
10 斜面
Claims (1)
- 底1の上面に足裏のツボや反射区を押圧する多数の突起2を設けるとともに、底の裏面側の中間部を除く前後両端部をカットすることにより底1の前後両端部を中間部よりも肉薄状となし、又、底1の中間部の裏面側を横方向に斜めにカットしてその中間部に外側よりも内側を肉薄状にする斜面8を形成し、
上記中間部の底1の内側の前後両端部を斜めにカットすることにより斜面9,10を形成したことを特徴とするスリッパ、サンダル等の履物。
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JP2002232493A JP4217442B2 (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | スリッパ、サンダル等の履物 |
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2002
- 2002-08-09 JP JP2002232493A patent/JP4217442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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