JP3021312U - スリッパ - Google Patents
スリッパInfo
- Publication number
- JP3021312U JP3021312U JP1995009062U JP906295U JP3021312U JP 3021312 U JP3021312 U JP 3021312U JP 1995009062 U JP1995009062 U JP 1995009062U JP 906295 U JP906295 U JP 906295U JP 3021312 U JP3021312 U JP 3021312U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slipper
- foot
- slippers
- rear cover
- footrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スリッパとしての簡便性を有していながら、
簡単には脱げ落ちないようなスリッパを提供する。 【解決手段】 前半部に甲被部16が一体に取着された
足載せ部12の後半部に、柔らかな素材で形成され足に
装着したときに踵上部を包込むようにその側面及び後面
を被覆する後部覆い18を一体に取着した。
簡単には脱げ落ちないようなスリッパを提供する。 【解決手段】 前半部に甲被部16が一体に取着された
足載せ部12の後半部に、柔らかな素材で形成され足に
装着したときに踵上部を包込むようにその側面及び後面
を被覆する後部覆い18を一体に取着した。
Description
【0001】
この考案は、ホテルや旅館などで室内用の履物として用いられるスリッパに関 する。
【0002】
スリッパは、足の甲の前半部だけを覆う甲被部を有し踵を含めて底全体が薄く て平らに形成された室内用の履物であり、爪先側を甲被部に滑り込ませるだけで 履くことができ、脱ぐのも簡単である。このように、スリッパは、脱ぎ履きが簡 単で安価である、といった利点から、室内履きとして広く使用されている。
【0003】
ところが、スリッパの脱ぎ履きが簡単であるということは脱げ易いということ でもあり、スリッパが脱げないようにするには、スリッパの底を多少引き摺り加 減で歩くようにする。また、足早で歩いたり小走りしたりすると、スリッパは簡 単に脱げ落ちてしまう。
【0004】 勿論、従来のスリッパは、室内用の履物として大変に便利なものであり、現在 のままの形態でこれからも使用し続けられるものであるが、状況や場面によって は、不便を感じるようなときもある。例えば、ホテルや旅館に設けられた遊戯施 設で遊ぶようなとき、神社仏閣や名蹟などを拝観・見学する場合のように比較的 長い距離を室内履きで歩く必要があるときなどでは、スリッパが脱げないように 気にしながら身体を動かすのは煩わしいものであり、また、スリッパが脱げない ように注意しながら長い距離を歩行するのは疲れるものであり、特に階段や段差 が多い建物内を歩くのは結構大変である。
【0005】 そこで、この考案は、スリッパとしての簡便性を有していながら、簡単には脱 げ落ちないようなスリッパを提供することを目的とする。
【0006】
この考案は、請求項1に係る考案は、足底に対応した形状の足載せ部の前半部 に、足載せ部上面との間に足が挿入される甲被部を一体に取着した従来のスリッ パを改良し、前記足載せ部の後半部に、柔らかな素材で形成され足に装着したと きに踵上部を包み込むようにその側面及び後面を被覆する後部覆いを一体に取着 したことを特徴とする。このような構成のスリッパは、足載せ部と甲被部との間 に足の爪先側が挿入され、踵上部が後部覆いによって包み込まれるようにして装 着されるので、従来のスリッパのように簡単には脱げ落ちなくなる。また、後部 覆いは柔らかな素材で形成されているので、靴を履いたときのような窮屈さを感 じない。
【0007】 請求項2に係る考案は、請求項1記載のスリッパにおいて、上記甲被部及び後 部覆いがタオル地で形成したことを特徴とする。このような構成のスリッパは、 通気性が非常に良好であり、長時間装着しても靴を履いたときのように蒸れるこ とはない。また、後部覆いはタオル地であるので、後部覆いを踵で踏みつけて平 たく押し潰した状態で装着することもでき、その場合には、従来のスリッパと同 様に脱ぎ履きが簡単になり、また、必要により、後部覆いを起こして踵上部が後 部覆いによって包み込まれるような状態で装着するようにすればよい。
【0008】
以下、この考案の最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1は、この考案の実施の形態の1例を示すスリッパの斜視図である。このス リッパは、一般のスリッパと同様、ゴム材により薄い平板状に形成されたゴム底 10の上面側を布地等の被覆材12で覆い、それらの間にスポンジ等の薄いクッ ション材(図示せず)を介挿して、ゴム底10の周縁部と被覆材12の周縁部と を縫着することにより、足底に対応した形状の足載せ部14が形成され、その足 載せ部14の前半部に、布地等で形成され足載せ部14の上面との間に足が挿入 される空間を有するように甲被部16が一体に縫着されている。そして、このス リッパでは、足載せ部14の後半部に、足に装着したときに踵上部を包み込むよ うにその側面及び後面を被覆する後部覆い18が一体に縫着されている。後部覆 い18は、布地等の柔らかな素材で形成されており、多少の伸縮性を有している 。
【0010】 足載せ部14の被覆材12、甲被部16及び後部覆い18は、例えばタオル地 でそれらを形成するようにすると、通気性が良く、また、特に後部覆い18につ いては、十分な柔軟性と適度な伸縮性を有することになるので、好適である。但 し、それらの素材については、従来からスリッパの素材として一般に用いられて いるものでよく、このスリッパに特有の素材といったものは特に無い。
【0010】
請求項1に係る考案のスリッパは、スリッパとしての簡便性を有していながら 、底を多少引き摺るようにしたりせずに普通に歩いたりまた走ったりしても脱げ 落ちることがなく、また、靴を履いたときのような窮屈さも無いので、特に、ホ テルや旅館或いは会社などの室内において活発に動き回る場合や、神社仏閣や名 蹟などの拝観や見学に際して比較的長い距離を室内履きで歩く必要がある場合な どに、室内履きとして非常に有用なものである。また、例えば自動車を運転する 際に、靴をこのスリッパと履き変えるようにすれば、脱げにくいので運転上も安 全であり、足に対する圧迫感が無いので、靴を履いて運転するより快適で疲労感 も少なくなり、また車内が汚れないので、便利である。
【0011】 請求項2に係る考案のスリッパは、通気性が非常に良好で長時間装着しても蒸 れること我内ので、履き心地が良く、また、後部覆いを踵で踏み潰した状態で装 着することもできるので、従来のスリッパと同様に脱ぎ履きが簡単である。
【図1】この考案の実施の形態の1例を示すスリッパの
斜視図である。
斜視図である。
14 足載せ部 16 甲被部 18 後部覆い
Claims (2)
- 【請求項1】 足底に対応した形状の足載せ部の前半部
に、足載せ部上面との間に足が挿入される甲被部を一体
に取着したスリッパにおいて、 前記足載せ部の後半部に、柔らかな素材で形成され足に
装着したときに踵上部を包み込むようにその側面及び後
面を被覆する後部覆いを一体に取着したことを特徴とす
るスリッパ。 - 【請求項2】 甲被部及び後部覆いがタオル地で形成さ
れた請求項1記載のスリッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009062U JP3021312U (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | スリッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009062U JP3021312U (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | スリッパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3021312U true JP3021312U (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=43156657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009062U Expired - Lifetime JP3021312U (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | スリッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021312U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077768A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Matsumoto Gishi Seisakusho:Kk | スリッパ |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP1995009062U patent/JP3021312U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077768A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Matsumoto Gishi Seisakusho:Kk | スリッパ |
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