JP3127141B2 - ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置 - Google Patents

ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置

Info

Publication number
JP3127141B2
JP3127141B2 JP09347021A JP34702197A JP3127141B2 JP 3127141 B2 JP3127141 B2 JP 3127141B2 JP 09347021 A JP09347021 A JP 09347021A JP 34702197 A JP34702197 A JP 34702197A JP 3127141 B2 JP3127141 B2 JP 3127141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
horizontal
arm
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09347021A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11166349A (ja
Inventor
靖浩 吉住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP09347021A priority Critical patent/JP3127141B2/ja
Publication of JPH11166349A publication Critical patent/JPH11166349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127141B2 publication Critical patent/JP3127141B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、壁面や窓ガラス
の清掃作業などのために建物屋上から吊り降ろされるゴ
ンドラの出し入れ用開口部に使用される扉開閉装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】 建物屋上の柵壁部の一部を切り欠いて
形成されたゴンドラ出し入れ用開口部は、作業を終了し
てゴンドラを建物屋上に引き上げ収納した後、扉によっ
て全面閉鎖され、人の転落や器物の落下を防止するため
に該扉は適当な施錠装置によって柵壁部に錠止される。
【0003】しかしながら、従来の扉開閉装置では、扉
は水平な蝶番軸によって当該開口部の水平壁面部に枢着
されているだけであり、ゴンドラの通過後、扉を閉鎖位
置へと垂直に起立回転させたとき、扉を当該起立位置に
保持する手段がない。そのため、施錠装置で扉を柵壁部
に対し錠止するまでの間、施錠装置の操作者は片方の手
で扉を起立位置に正確に保持する必要があり、施錠操作
に手間取ることになった。扉の重量が一定以上あるとき
には、施錠装置の操作者のほかに扉を保持する作業員が
必要となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、扉を垂直に起立した閉鎖位置に自動的に正確に
保持することができるため、扉の施錠操作が簡単に行え
る、建物屋上のゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の扉開閉装置では、
建物屋上の柵壁部28に設けたゴンドラ出し入れ用開口
部2の水平床面部2bに扉1の下部1bが水平蝶番軸2
5によって枢着され、扉1は水平に倒伏した開放位置と
垂直に起立した閉鎖位置との間で回転する。扉1を閉鎖
位置において建物屋上部28に錠止するために、扉1の
上部1aと開口部2の垂直壁面部2aの一方に施錠装置
3が装着され、施錠装置3の掛金部材3bが係脱する受
金4が他方に固着される。第一アーム22の上部22a
は、開口部2の垂直壁面部2aに固着された固定側取付
基板18の軸受板部19に第一水平軸10によって枢着
され、第二アーム23の上部23aは、扉1の上部1a
に固着された回動側取付基板20の軸受板部21に第四
水平軸24によって枢着される。
【0006】流体圧ダンパー5の本体シリンダ−6の上
部の取付端部7は、第一水平軸10によって固定側取付
基板18の軸受板部19に枢着され、出力ロッド8の下
部の取付端部9は第三水平軸15によって第二ア−ム2
3の中間部23cに枢着される。第一アーム22の下部
22bと第二アーム23の下部23bは、扉1が起立位
置にあるとき、第一水平軸10と第二水平軸12を結ぶ
垂直線上に第三水平軸15が来るように第二水平軸12
によって枢着される。
【0007】この扉開閉装置では、図1と図2に示した
ように扉1が垂直に起立した閉鎖位置にあるときには、
流体圧ダンパー5の出力ロッド8は本体シリンダー6内
に最大限に収納されており、第一アーム22と第二アー
ム23は左右方向に重なり合い、第四水平軸24は第一
水平軸10と同じ高さ位置に来ている。施錠装置3の掛
金部材3bは受金4に係合しており、扉1は閉鎖位置に
錠止されている。
【0008】施錠装置3の掛金部材3bと受金4との係
合を解除し、水平蝶番軸25を中心に扉1を開放位置に
押し下げ回転させると、第一アーム22は第一枢軸10
を中心として柵壁部28に対し回転し、第二アーム23
は第二水平軸12を中心として第一アーム22に対し回
転し、出力ロッド8が本体シリンダー6から引き出され
る。図3と図4に示したように扉1が水平に倒伏された
とき、ゴンドラ出し入れ用開口部2は全面開放され、ゴ
ンドラは扉1を誘導エプロンとして利用することによっ
て該開口部2へと移動させられ、適当な吊下げ装置によ
って建物の壁面に沿って吊下げ駆動される。
【0009】
【発明の実施の形態】 流体圧ダンパー5としては、本
体シリンダー内に密閉したガス圧力を利用する公知のガ
スダンパー、あるいは開口面積の異なる2個のオリフィ
スを粘性抵抗の高いオイルが通過する公知のオイルダン
パー等が適宜選択して使用される。図示の実施例ではオ
イルダンパーが使用されており、扉1が起立位置へと閉
鎖回転するときには、開口面積の大きなオリフィスが開
かれるため抵抗が小さく、扉1は比較的軽快に回転させ
られる。扉1が倒伏位置へと開放回転するときには、開
口面積の小さなオリフィスが開かれるため抵抗が大き
く、扉1は緩やかに回転させられる。そのため、扉1と
建物屋上の水平床面部2bとの間に作業員の足先が挟み
込まれる事故等がない。水平床面部2bには台座板27
が固着されており、台座板27の上面板部には扉1の上
部1aが当接するクッションゴム26を取り付けてあ
る。
【0010】U字形の固定側取付基板18はゴンドラ出
し入れ用開口部2の垂直壁面部2aにアンカーボルト2
9によって固着されている。一対の軸受板部19,19
の間にはスペーサー筒11を介在させて本体シリンダー
6の取付端部7と第一ア−ム22の上部22aが挿入さ
れ、それぞれの軸孔にはボルトよりなる第一水平軸10
が挿通され、第一水平軸10の先端部には抜止めナット
が嵌められている。L字形の回動側取付基板20はボル
ト30によって扉1の上部1aに固着されている。軸受
板部21には第二ア−ム23の上部23aが当接され、
それぞれの軸孔にはボルトよりなる第四水平軸24が挿
通され、第四水平軸24の先端部には抜止めナットが嵌
められている。
【0011】第二アーム23の下部23bの受孔14に
は、スペーサーピン13が一方の端部が嵌め込み溶接さ
れており、第一アーム22の下部22bの軸孔を通して
ボルトよりなる第二水平軸12が、スペーサーピン13
の他方の端部にねじ込まれている。第2アーム23の中
間部23cの受孔17にはスペーサーピン16の一方の
端部が嵌め込み溶接されており、出力ロッド8の取付端
部9の軸孔を通してボルトよりなる第三水平軸15がス
ペーサーピン16の他方の端部にねじ込まれている。扉
1を所定の水平位置で停止させるクッションゴム26の
U字形台座板27は、アンカーボルト31によって建物
屋上の水平床面部2bに固着されている。
【0012】施錠装置3はロックハンドル式のものであ
り、水平軸を中心として回転する操作ハンドル3aを受
座本体3cがボルト32によって扉1の上部に固着され
ている。操作ハンドル3aの先端部にはローラー型の掛
金部材3bが嵌められている。受金4はゴンドラ出し入
れ用開口部2の垂直壁面部2aにアンカーボルト33に
よって固着されている。受金4の側面部には、掛金部材
3bが入り込み係合するロック受孔4aを設けてある。
【0013】
【発明の効果】 以上のように本発明のゴンドラ出し入
れ用開口部の扉開閉装置では、扉1を垂直に起立した閉
鎖位置に引き上げたとき、第一水平軸10と第二水平軸
12を結ぶ垂直線上に第三水平軸15が来るため、流体
圧ダンパー5は扉の開閉に対して中立状態となり、扉1
は当該起立位置に安定に姿勢保持される。そのため、施
錠装置3による扉1の施錠操作は作業員が片手で扉1を
捉えたり、別の作業員によって扉1を捉えて貰う必要な
しに、簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るゴンドラ出し入れ用
開口部の扉開閉装置の扉閉鎖状態の正面図である。
【図2】 該扉開閉装置の扉閉鎖状態の要部縦断面図で
ある。
【図3】 該扉開閉装置の扉開放状態の正面図である。
【図4】 該扉開閉装置の扉開放状態の要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 扉 2 ゴンドラ出し入れ用開口部 2a 開口部の垂直壁面部 2b 開口部の水平床面部 3 施錠装置 3a 施錠装置の操作ハンドル 3b 施錠装置の掛金部材 3c 施錠装置の受座本体 4 受金 4a 受金のロック受孔 5 流体圧ダンパー 6 流体圧ダンパーの本体シリンダー 7 本反シリンダーの取付端部 8 流体圧ダンパーの出力ロッド 9 出力ロッドの取付端部 10 第一水平軸 11 スペ−サー筒 12 第二水平軸 13 スペーサーピン 14 第二アームのピン受孔 15 第三水平軸 16 スペーサーピン 17 第二アームのピン受孔 18 固定側取付基板 19 固定側取付基板の軸受板部 20 回動側取付板部 21 回動側取付基板の軸受板部 22 第一ア−ム 23 第二ア−ム 24 第四水平軸 25 水平蝶番軸 26 クッションゴム 27 台座板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物屋上の柵壁部28に設けたゴンドラ
    出し入れ用開口部2の水平床面部2bに水平蝶番軸25
    によって下部1bが枢着され、水平に倒伏した開放位置
    と垂直に起立した閉鎖位置との間で回転する扉1と;扉
    1を閉鎖位置において建物屋上部28に錠止するために
    扉1の上部1aと該開口部2の垂直壁面部2aの一方に
    装着される施錠装置3と;施錠装置3の掛金部材3bと
    係脱させるために扉1の上部1aと該開口部2の垂直壁
    面部2aに固着される受金4と;該開口部2の垂直壁面
    部2aに固着される固定側取付基板18と;扉1の上部
    1aに固着される回動側取付基板20と;固定側取付基
    板18の軸受板部19に第一水平軸10によって上部2
    2aが枢着された第一アーム22と;回動側取付基板2
    0の軸受板部21に第四水平軸24によって上部23a
    が枢着された第二アーム23と;本体シリンダ−6の上
    部の取付端部7が第一水平軸10によって固定側取付基
    板18の軸受板部19に枢着され、出力ロッド8の下部
    の取付端部9が第三水平軸15によって第二ア−ム23
    の中間部23cに枢着された流体圧ダンパー5とからな
    り、扉1が起立位置にあるとき、第一水平軸10と第二
    水平軸12を結ぶ垂直線上に第三水平軸15が来るよう
    に第二水平軸12によって第一アーム22の下部22b
    を第二アーム23の下部23bに枢着したことを特徴と
    するゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置。
JP09347021A 1997-12-02 1997-12-02 ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置 Expired - Fee Related JP3127141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09347021A JP3127141B2 (ja) 1997-12-02 1997-12-02 ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09347021A JP3127141B2 (ja) 1997-12-02 1997-12-02 ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11166349A JPH11166349A (ja) 1999-06-22
JP3127141B2 true JP3127141B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=18387390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09347021A Expired - Fee Related JP3127141B2 (ja) 1997-12-02 1997-12-02 ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3127141B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20307958U1 (de) 2003-05-21 2003-09-04 Arturo Salice S.P.A., Novedrate, Como Korpuselement mit Klappe

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11166349A (ja) 1999-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4531325A (en) Hinged vehicle gate arm
JP3127141B2 (ja) ゴンドラ出し入れ用開口部の扉開閉装置
JPH0636209B2 (ja) 窓口を選択的に開閉する装置
US5020834A (en) Window gate construction
US6340184B1 (en) Security device for sliding doors and windows
US5655414A (en) Cable actuator assembly
JP3782069B2 (ja) 簡易扉
JPH031572Y2 (ja)
US5810405A (en) Latching mechanism for a generator fire door
JP2568280Y2 (ja) 跳ね上げドアを有する組立家屋
JP3033217U (ja) 自閉式扉装置
KR200201546Y1 (ko) 전력구의 출입문
CN220036444U (zh) 一种用于作业车的作业门锁机构
CN207892447U (zh) 一种云梯消防车工作平台的联动挡门
JP2500039Y2 (ja) 避難はしごを備える運転室
JP2540474Y2 (ja) 建設機械のアンダーミラー装置
US10982476B1 (en) Support attachments for a door and a door frame
JPH0435495Y2 (ja)
JPH0633007Y2 (ja) ガスダンパー駆動型蓋開閉装置
JP2606175Y2 (ja) 貨物自動車の扉装置
JPH02217526A (ja) 地下構造物用蓋体起立装置
JP3848729B2 (ja) 開閉蓋のロック装置
JPH0633006Y2 (ja) ガスダンパー駆動型蓋開閉装置
KR200389469Y1 (ko) 건축용 호이스트카의 안전 출입문
JP2526932Y2 (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees