JPH0633007Y2 - ガスダンパー駆動型蓋開閉装置 - Google Patents

ガスダンパー駆動型蓋開閉装置

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JPH0633007Y2
JPH0633007Y2 JP10504389U JP10504389U JPH0633007Y2 JP H0633007 Y2 JPH0633007 Y2 JP H0633007Y2 JP 10504389 U JP10504389 U JP 10504389U JP 10504389 U JP10504389 U JP 10504389U JP H0633007 Y2 JPH0633007 Y2 JP H0633007Y2
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JP10504389U
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通 田原
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、歩道に設置した融雪溝や共同溝等の開口部を
閉塞するグレーチング蓋等に使用されるガスダンパー駆
動型の蓋開閉装置に関するものである。
[従来の技術] 実開昭57−133660号公報に開示されたようにガ
スダンパーのシリンダー内に密閉したガス圧力を利用し
て蓋開放操作時の労力負担を軽減することは従来から行
なわれている。
第4図に示した従来装置では、固定枠体51に蓋52の
基端部を水平枢軸53によって枢着し、水平枢軸53よ
り下側の位置において固定ブラケット54の上端部を固
定枠体51の基台部55に固着し、ガスダンパー56の
シリンダー57の取付端部58を水平枢軸59によって
蓋52の先端部に枢着し、基台部55より下側の位置に
おいてガスダンパー56のロッド60の取付端部61を
水平枢軸53と平行な水平枢軸62によって固定ブラケ
ット54の下端部に枢着している。
この従来装置では、第4図に鎖線で示したようにガスダ
ンパー56が水平枢軸62を中心に上向き回転し、水平
枢軸62上に立てた垂直面を水平枢軸53側へ越えた最
終段階では、蓋52は水平面に対して90度をなす。
このように蓋32が所定角度まで開放回転したときに
は、ロッド62の内端部に固着したピストンは、ロッド
62が貫通しているシリンダー57の端部ブロックに当
接しており、ガスダンパー56は最大限に伸張した状態
にある。
しかしながら、固定枠体51と蓋52の間に存在する遊
び空間によって、蓋52は約130度まで開放できる余
地があるため、作業員等の過剰な引張操作によって蓋5
2が前記所定角度を越えて開放回転したときには、最大
限の伸張状態にあるガスダンパー56ではピストンや端
部ブロック、ピストンとロッドの連結部等に過大な力が
負荷されることになり、ガスダンパー56の損傷や破壊
を招くことになった。
[考案が解決しようとする課題] 従って本考案の目的は、蓋の過剰開放によってガスダン
パーが損傷や破壊することがないガスダンパー駆動型蓋
開閉装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考
案のガスダンパー駆動型蓋開閉装置では、固定枠体17
に蓋2の基端部を水平枢軸2によって枢着し、蓋1の下
面にレール枠3を固設し、レール枠3の下側に配設した
アーム5の基端部を、水平枢軸2より下方位置において
水平枢軸4によって固定軸受体20に枢着する。
アーム5の先端部側にガスダンパー13のシリンダー8
の取付端部9を水平枢軸7によって枢着し、水平枢軸4
より下方位置において揺動ブラケット29の基端部を水
平枢軸30によって固定軸受体31に枢着する。
水平枢軸30に関して水平枢軸4の反対側にある揺動ブ
ラケット29の先端部にガスダンパー13のロッド10
の取付端部11水平枢軸12によって枢着する。
アーム5の先端部上面側に突設したローラ14をレール
枠3に嵌合させ、シリンダー8内に密閉されたガスの圧
力によって蓋1を開放方向に回転付勢する。
[実施例] 図示の実施例では、蓋1は歩道15に開設した共同溝の
出入口16を閉鎖するグレーチング蓋である。共同溝の
出入口16の内側壁18には取付基板6がボルト19に
よって固着され、固定軸受体20と固定軸受体31が取
付基板6に溶接されている。ガスダンパー13の全長
は、防水防塵のため蛇腹型円筒カバー22によって包囲
されている。
ローラ14の軸受体24の取付ボルト25は、アーム5
の上面板部の透孔に挿通され、一対のナット26によっ
てアーム5に締付け固着されている。2条のローラ転動
溝27,28を下面板部に形成したレール枠3は、蓋1
の下面に溶接されている。アーム5の先端部側の上面板
部には軸受体21が内側に溶接され、シリンダー8の取
付端部9の枢軸7は、該軸受体21に挿通されている。
揺動ブラケット29は、段違い状に金属板を折曲げ加工
して製作されたものである。揺動ブラケット29の主体
部分29aの左側面には、水平枢軸12が挿通される一
対の軸受板23を溶接してある。溝型材で製作した固定
支持体40は、前記取付基板6に溶接されている。
水平枢軸2と平行な水平枢軸4は、水平枢軸2の斜め下
側にあり、水平枢軸4と平行な水平枢軸30は、水平枢
軸4の斜め下側にあり、水平枢軸30と平行な水平枢軸
12は、水平枢軸30の斜め下側にある。
第1図に示したように揺動ブラケット29の主体部分2
9aは蓋1が90度まで開放回転する間は、固定支持体
40に当接しており、水平枢軸12を所定位置に固定保
持している。蓋1が90度を越えて過剰回転するとき、
揺動ブラケット29の主体部分29aは第2図に示した
ように固定支持体40から離れる。
丸棒より成る摺動ストッパー33の円筒型案内体32
は、先端部を固定ブロック39を介して蓋1の下面に溶
接されている。案内体32の基端部はレール枠3の側面
に直角に溶接されている。摺動ストッパー33の先端部
は、蓋1が所定角度まで開放回転したとき、ローラ14
の側面に係合するようにレール枠3の両側壁板部の透孔
34に掛け通され、これによってローラ14の逆行を制
止する。
案内体32には長さ方向の溝孔35を設け、溝孔35の
両端部には停止溝36,37を円周方向に設けてある。
摺動ストッパー33の中間部には操作ハンドル38を突
設してある。操作ハンドル38は溝孔35に沿って移動
し、ローラ14の制止位置では基端側の停止溝36に係
合する。蓋1を閉鎖回転すときには、操作ハンドル38
を先端側の停止溝37に係合させる。
尚、この蓋開閉装置は通常、一枚の蓋1について前後一
対に装備されるが、蓋1の大きさや重量に応じて取付け
個数を増減変更することができる。また、揺動ブラケッ
ト29の主体部分29aが当接する固定支持体40は、
内側壁18自体に形成した突起部等で構成することもで
きる。
[作用] 蓋1はガスダンパー13によって常時開放方向に回転付
勢されているが、このガスダンパー13による開放方向
の回転力は蓋1の重力による閉鎖方向の回転力よりも一
定限度小さく設定されているので、蓋1は閉鎖状態に安
定に保持される。
この閉鎖方向の回転力と開放方向の回転力との差を打消
すように作業員の人力で蓋1の先端部を引上げて、蓋1
に開放回転の端著を与えると、ガスダンパー13のロッ
ド10がシリンダー8から伸出し、アーム5の先端部の
ローラ14がレール枠3を上方向に押圧するため、蓋1
は水平枢軸2を中心に開放回転を始める。
蓋1の開放回転が進行するにつれてローラ14のレール
枠3に対する押圧点、即ち蓋1への着力点が先端部側か
ら基端部側に移動し、水平枢軸4を中心に回転するアー
ム5と、水平枢軸12を中心に回転するガスダンパー1
3は次第に起立して行く。
第1図に示したようにガスダンパー13が水平枢軸12
上に立てた垂直面を、水平枢軸2側へ10度程越えた最
終段階では、蓋1は水平面に対して90度に直立する。
このように所定角度まで開放された蓋1は、最大限まで
伸張したガスダンパー13の付勢力によって、作業員の
自由な出入りが可能な当該開放位置に保持される。
蓋1の先端部を押し下げると、ガスダンパー13のロッ
ド10がガス圧力に抗してシリンダー8内に退入し、ア
ーム5とガスダンパー13が各水平枢軸4,12を中心
に倒伏方向に回転し、ローラ14がレール枠3内を先端
部に向って転動して、蓋1は閉鎖位置に回転復帰する。
過剰な引張操作によって蓋1の端部縁面1aが固定枠体
17の端部縁面17aに当接するまで、第2図に示した
ように蓋1が前記所定角度から過大に開放回転するとき
には、第2図に示したように揺動ブラケット29は水平
枢軸30を中心に上向き回転し、これに伴ないガスダン
パー13のロッド10の取付端部11を枢着した水平枢
軸12も上向きに移動する。
このような揺動ブラケット29の逃げ回転のため、ガス
ダンパー13は前記所定角度まで開放回転した段階の伸
張状態を保つことになり、更に伸張方向に力を受けるこ
とがない。
[考案の効果] 以上のように本考案のガスダンパー駆動型蓋開閉装置で
は、蓋1の基端部を水平枢軸2によって固定枠体17に
枢着し、蓋1の下面に固設したレール3の下側にアーム
5を配置し、該アーム5の基端部を水平枢軸2より下方
位置において水平枢軸4によって固定軸受体20に枢着
し、アーム5の先端部側にガスダンパー13のシリンダ
ー8の取付端部9を水平枢軸7によって枢着し、水平枢
軸4より下方位置において揺動ブラケット29の基端部
を水平枢軸30によって固定軸受体31に枢着し、水平
枢軸30に関して水平枢軸4の反対側にある揺動ブラケ
ット29の先端部にガスダンパー13のロッド10の取
付端部11を水平枢軸12によって枢着し、アーム5の
先端部上面側に突設したローラ14をレール枠3に嵌合
させたので、蓋1が所定角度を越えて過剰回転しても、
水平枢軸30を中心として揺動ブラケット29が固定支
持体40から離れる方向に逃げ回転するため、ガスダン
パー13の過度の伸張が防止されることになり、ガスダ
ンパー13の損傷や破壊を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るガスダンパー駆動型蓋
開閉装置の蓋閉鎖状態の正面図であり、第2図は該蓋開
閉装置の蓋過剰開放状態の正面図である。第3図は該蓋
開閉装置の摺動ストッパー部分の使用状態の断面図であ
る。第4図は従来のガスダンパー駆動型蓋開閉装置の蓋
閉鎖状態の正面図である。 1……蓋、1a……端部縁面、2……水平枢軸、3……
レール枠、4……水平枢軸、5……アーム、6……取付
基板、7……水平枢軸、8……シリンダー、9……取付
端部、10……ロッド、11……取付端部、12……水
平枢軸、13……ガスダンパー、14……ローラ、15
……歩道、16……出入口、17……固定枠体、17a
……端部縁面、18……内側壁、19……固着用ボル
ト、20……固定軸受体、21……軸受体、22……蛇
腹型円筒カバー、23……軸受板、24……軸受体、2
5……取付ボルト、26……ナット、27,28……ロ
ーラ転動溝、29……揺動ブラケット、29a……主体
部分、30……水平枢軸、31……固定軸受体、32…
…案内体、33……摺動ストッパー、34……側面透
孔、35……溝孔、36,37……停止溝、38……操
作ハンドル、39……固定ブロック、40……固定支持

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定枠体17に蓋2の基端部を水平枢軸2
    によって枢着し、蓋1の下面にレール枠3を固設し、レ
    ール枠3の下側に配置したアーム5の基端部を、水平枢
    軸2より下方位置において水平枢軸4によって固定軸受
    体20に枢着し、アーム5の先端部側にガスダンパー1
    3のシリンダー8の取付端部9を水平枢軸7によって枢
    着し、水平枢軸4より下方位置において揺動ブラケット
    29の基端部を水平枢軸30によって固定軸受体31に
    枢着し、水平枢軸30に関して水平枢軸4の反対側にあ
    る揺動ブラケット29の先端部にガスダンパー13のロ
    ッド10の取付端部11を水平枢軸12によって枢着
    し、アーム5の先端部上面側に突設したローラ14をレ
    ール枠3に嵌合させ、シリンダー8内に密閉されたガス
    の圧力によって蓋1を開放方向に回転付勢するガスダン
    パー駆動型蓋開閉装置。
JP10504389U 1989-09-07 1989-09-07 ガスダンパー駆動型蓋開閉装置 Expired - Lifetime JPH0633007Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0346545U JPH0346545U (ja) 1991-04-30
JPH0633007Y2 true JPH0633007Y2 (ja) 1994-08-31

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