JP3126785U - 合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋 - Google Patents

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安生 明田
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Abstract

【課題】 両サイドをヒートシールした底ガゼット付きの合成樹脂製袋において、合成樹脂フィルムの使用量を増やすことなく、袋体のデットスペースを低減し、容積の増加、材料コスト、製造コストの低減などを図る。
【解決手段】 表裏2枚のフィルム面2,3の下縁間に、断面W字形状に折り込まれた底ガゼット7を備え、それぞれのフィルム面2,3の左右の側縁部8a,8bを底ガゼット7の左右の端部9a,9bと一体にヒートシールして袋体1を構成する。フィルム面2,3の上縁側を各々内側に折り返しヒートシールして補強面部20を形成し、この補強面部に手提げ用の開口又はスリットからなる手提げ部21を形成する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、合成樹脂製の底ガゼット付き袋に関し、詳しくは、底部に折込みガゼットを備えた合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋に関する。
従来から、底部にガゼット状の折込を有し、両サイドをヒートシールしてなる合成樹脂製のガゼット袋が知られている(例えば特許文献1、2など参照)。
特開2002−370752号 特開2004−59094号
従来の合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋を図4,図5に示す。
この袋は、一枚の合成樹脂フィルムの折曲げとヒートシールにより形成されたもので、袋体100を構成する表裏2枚のフィルム面101,102の下縁間に、折線103で断面V字形状に折り込まれた底ガゼット104を備えると共に、表裏2枚のフィルム面101,102の左右の側縁部105a,105bがヒートシールされており、該ヒートシール部により、底ガゼット104の左右の端部106a,106bも一緒にヒートシールされている。
このような従来の底ガゼット付き袋は、使用時において、底ガゼット104の幅寸法D分だけ拡がって所定の容積を有するようになるが、実際には、底ガゼット104の端部において、折線103の端部とヒートシール部105a,150bとの接合点107a,107bと、底ガゼット104の外縁(フィルム面101,102の下縁)との間に、三角形状の区画面108a,108bが形成され、その分だけ、袋体100において無駄が生じる。
すなわち、区画面108a,108bの大きさは、底辺(底ガゼット104の幅寸法D)×高さ(ヒートシールされた底ガゼット104の左右の端部106a,106b=D/2)÷2で求められるので、底ガゼット104の幅寸法Dが大きくなるほど、区画面108a,108bによるデッドスペースが大きくなる。
このような問題を解消するために、両サイドをヒートシールせず、底辺をシールした横ガゼット付の袋体にすることも考えられるが、このような袋体では、底辺から上縁開口に向かって間口が拡がる逆三角形状の構造となり、内容物が不安定になって使い勝手が悪くなるなどの問題が生じる。
本考案はこのような従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、底部にガゼット状の折込を有し、両サイドをヒートシールしてなる合成樹脂製のガゼット袋において、合成樹脂フィルムの使用量を増やすことなく、前記したデットスペースを低減することができる、新規な合成樹脂フィルム製底ガゼット付き袋を提供することにある。
以上の目的を達成するために本考案は、底部に折込みガゼットを備えた合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋であって、前記底ガゼットが、断面W字形状(三つ折り状)に折り込まれていることを特徴とする。
また本考案は、袋本体の左右の側縁部がヒートシールされていることを特徴とする。
また本考案は、一枚の合成樹脂フィルムの折曲げとヒートシールにより形成された合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋であって、
袋体の表裏2枚のフィルム面の下縁間に、断面W字形状に折り込まれた底ガゼットを備え、且つ、前記それぞれのフィルム面の左右の側縁部が、前記底ガゼットの左右の端部と一体にヒートシールされていることを特徴とする。
本考案において、袋体の上縁開口側に手提げ用の開口又はスリットを備えることが好ましい。
また本考案は、一枚の合成樹脂フィルムの折曲げとヒートシールにより形成された合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋であって、
袋体の表裏2枚のフィルム面の下縁間に、断面W字形状に折り込まれた底ガゼットを備えると共に、前記表裏2枚のフィルム面の上縁側を各々内側又は外側に折り返した補強面部を有し、且つ、前記それぞれのフィルム面の左右の側縁部が前記底ガゼットの左右の端部と一体にヒートシールされており、前記それぞれの補強面部の下縁がヒートシールされており、該それぞれの補強面部に手提げ用の開口又はスリットを備えたことを特徴とする。
本考案に係る合成樹脂フィルム製底ガゼット付き袋は以上説明したように構成したので、袋本体に形成されるデッドスペースが小さくなり、無駄を低減することができる。よって、合成樹脂フィルムの使用量を減らしても従来と同等の容積を得ることができると共に、合成樹脂フィルム使用量の低減に伴う材料コストの低下、製造コストの低下や、合成樹脂の廃棄処理量の低減により地球環境の改善にも寄与し得るなど、多くの効果が期待できる。
以下、実施形態の一例を図1〜図3に基づき説明する。
本例のガゼット付き袋は、一枚の合成樹脂フィルムの折曲げにより底部にガゼット状の折込みを形成した後、両サイドをヒートシールしてなるもので、図1、図2に示すように、袋体1を構成する表裏2枚のフィルム面2,3の下縁間に、折線4,5,6で断面W字形状(三つ折り状)に折り込まれた底ガゼット7を備え、フィルム面2,3の左右の側縁部8a,8bがヒートシールされており、該ヒートシール部により、底ガゼット7の左右の端部9a,9bも一緒にヒートシールされている。
そして、このガゼット付き袋は、使用時において、底ガゼット7の幅寸法D分だけ拡がって所定の容積を有するようになるが、実際には、底ガゼット7の端部において、折線4,6の端部とヒートシール部8a,8bとの接合点10a,10bと、それら折線4,6及び底ガゼット7の外縁(フィルム面2,3の下縁)との間に、三角形状の区画面11a,11bが形成され、これがデッドスペースとなる分だけ、袋体1に無駄が生じる。
しかし、区画面11a,11bの大きさは、底辺(底ガゼット7の幅寸法D)×高さ(ヒートシールされた底ガゼット104の左右の端部9a,9b=D/4)÷2で求められるので、従来の区画面(図4,図5に示す108a,108b)に比べ大幅に低減される。よって、前述したデッドスペースは従来に比べ大幅に小さくなり、無駄も低減される。
また、本例のガゼット付き袋は、袋体1の上部に、フィルム面2,3の上縁側をそれぞれ内側に折り返し且つその下縁20aをヒートシールした補強面部20と、その補強面部20に形成した手提げ部21を有し、手提げ部21は、補強面部20に設けた開口又はスリットからなる。
以下、本考案に係るガゼット付き袋の製造方法の一例を、図3に基づいて説明する。
この例のガゼット付き袋は、一枚の合成樹脂フィルムの折曲げとヒートシールにより形成されるもので、合成樹脂フィルムとしては、ポリプロピレン製、ポリエチレン製、ポリ塩化ビニル製、その他の合成樹脂からなるフィルムを用いることができる。
このような合成樹脂フィルム30を、図3(a)に示すように所定の大きさに裁断し、又は、図示しないが裁断せずに連続シート状のまま、図3(b)に示すように端部を内側に折曲げて下縁をヒートシールすることで、前述した補強面部20を形成する。
次に、図3(c)に示すように、合成樹脂フィルムを二つ折りにして、袋体1を構成する表裏2枚のフィルム面2,3を重ねると共に、それらフィルム面2,3の下縁間に、断面W字形状に折り込まれた底ガゼット7を形成する。
さらに、表裏2枚のフィルム面2,3の左右の側縁部8a,8bを、底ガゼット7の左右の端部9a,9bと一体にヒートシールして袋体1を形成する。
最後に、又は中途工程において、前記補強面部20に手提げ用の開口又はスリットを形成する。
このような方法によれば、本考案に係る合成樹脂フィルム製底ガゼット付き袋を簡単に製造することができる。
以上、本考案の実施形態の一例とその製造方法の一例を図面に基づき説明したが、本考案に係る合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋およびその製造方法は図示例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本考案の底ガゼット付き袋の実施形態の一例を表し、(a)は正面図、(b)はX−X線に沿う簡略断面図を示す。 図1に示す底ガゼット付き袋の使用状態に係る斜視図で、一部切欠して表す。 図1に示す底ガゼット付き袋の製造方法の一例を示す斜視図。 従来の底ガゼット付き袋を表し、(a)は正面図、(b)はY−Y線に沿う簡略断面図を示す。 図4に示す底ガゼット付き袋の使用状態に係る斜視図で、一部切欠して表す。
符号の説明
1:袋体
2,3:フィルム面
4,5,6:底ガゼットの折線
7:底ガゼット
8a,8b:ヒートシール
20:補強面部
21:手提げ部

Claims (5)

  1. 底部に折込みガゼットを備えた合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋であって、前記底ガゼットが、断面W字形状に折り込まれていることを特徴とする底ガゼット付き袋。
  2. 左右の側縁部がヒートシールされていることを特徴とする請求項1記載の底ガゼット付き袋。
  3. 一枚の合成樹脂フィルムの折曲げとヒートシールにより形成された合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋であって、
    袋体の表裏2枚のフィルム面の下縁間に、断面W字形状に折り込まれた底ガゼットを備え、且つ、前記それぞれのフィルム面の左右の側縁部が、前記底ガゼットの左右の端部と一体にヒートシールされていることを特徴とする底ガゼット付き袋。
  4. 袋体の上縁開口側に手提げ用の開口又はスリットを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の底ガゼット付き袋。
  5. 一枚の合成樹脂フィルムの折曲げとヒートシールにより形成された合成樹脂フィルム製の底ガゼット付き袋であって、
    袋体の表裏2枚のフィルム面の下縁間に、断面W字形状に折り込まれた底ガゼットを備えると共に、前記表裏2枚のフィルム面の上縁側を各々内側又は外側に折り返した補強面部を有し、且つ、前記それぞれのフィルム面の左右の側縁部が前記底ガゼットの左右の端部と一体にヒートシールされており、前記それぞれの補強面部の下縁がヒートシールされており、該それぞれの補強面部に手提げ用の開口又はスリットを備えたことを特徴とする底ガゼット付き袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101322924B1 (ko) * 2012-02-29 2013-10-29 주식회사 대진씨앤씨 직육면체형 상자 포장용 비닐팩 제조방법

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