JP2002225879A - 自立袋 - Google Patents

自立袋

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JP2002225879A
JP2002225879A JP2002021819A JP2002021819A JP2002225879A JP 2002225879 A JP2002225879 A JP 2002225879A JP 2002021819 A JP2002021819 A JP 2002021819A JP 2002021819 A JP2002021819 A JP 2002021819A JP 2002225879 A JP2002225879 A JP 2002225879A
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▲らい▼蔵 久下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 落下等における耐衝撃性に優れ、しかも、容
器の自立性という本来要求されるべき機能に優れる自立
袋を提供する。 【構成】 一対の平面部と、折り襞状に内方に折り込ま
れた2つの側面部とを有する筒状の袋本体部と、この袋
本体部の一方の口部を封止する底部形成シートとを備え
る自立袋であって、前記一対の平面部と前記2つの側面
部とをそれぞれ別体の部材で構成し、これら平面部並び
に側面部を構成する各部材の側縁同士を互いに貼り合わ
せ、自立袋として形成された際、この自立袋の4隅に対
応する位置に貼り合わせ部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自立袋、特に内容
物を収納した製品形態で底部が広がり、包装袋そのもの
が自立可能になる自立袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラッスチックフィルムからなる
スタンディング袋で代表的なものとしては、ガセット袋
があり、その他、底材を加工する方式もあるが、いずれ
も自立性を良くする際には、図11に示されるように底
部への底材を固着させるのが一般的である。図11に示
される従来の袋100は、袋本体110と、折り込まれ
た底材シート120を備え、袋本体110とシート12
0の融着部分121は、円弧状になされており、袋本体
110を形成する2枚のシート部分の合わせ目111と
融着部分121とが接合する部分は2つの点Q,Q(以
下、単に固定点Q,Qという)にそれぞれ集結してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように固定点Q,
Qを有するものでは、袋の落下時に、固定点Q,Qに応
力が集中し、この部分から破袋が生じやすいという問題
がある。この問題を回避するためには、強靭性の高い薄
いフィルムを袋材質として用いればよいが、こんどは、
フィルムの腰が弱くなりすぎて、容器の自立性という本
来要求されるべき機能が損なわれる。
【0004】本発明はかかる実情に鑑みて創案されたも
のであって、その目的は、落下等における耐衝撃性に優
れ、しかも、容器の自立性という本来要求されるべき機
能に優れる自立袋およびその製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、袋の前側と後ろ側を構成する対向する一
対の平面部と、折り襞状に内方に折り込まれた折り線を
備えるように形成された2つの側面とを有する筒状の袋
本体部と、この袋本体部の一方の口部を封止する底部形
成シートとを備える自立袋であって、前記一対の平面部
と前記2つの側面部とはそれぞれ別体として設けられた
部材から構成されており、これら平面部並びに側面部を
構成する各部材は、それぞれの側縁同士が互いに貼り合
わされ、自立袋として形成された際、この自立袋の4隅
に対応する位置に貼り合わせ部が形成される自立袋を採
用する。
【0006】また、上記自立袋において、前記底部形成
シートは前記袋本体部とは別体として設けられた四角形
状のシート材からなり、この四角形状のシートの周縁が
前記袋本体部の一方の口部に熱シールされて自立袋の底
部として構成される自立袋を採用する。
【0007】
【作用】本発明では、平面部と側面部とをそれぞれ別体
として設けられたシートを貼り合わせて袋本体部を形成
し、かつ、この袋本体部の口部に底部形成シートの周縁
を貼り合わせて自立袋を形成するので、従来の袋のよう
に応力集中部がなく落下等における耐衝撃性に優れ、し
かも、容器の自立性にも優れる。
【0008】
【実施例】本発明の自立袋1は、図9に示されるように
袋の前側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部1
1,11と、折り襞状に内方に折り込まれた折り線2
3,23を備えるように形成された2つの側面21,2
1とを有する筒状の袋本体部10と、この袋本体部10
の一方の口部10aを封止する底部形成シート30とを
備えている。
【0009】前記袋本体部10は、前記一方の口部10
aを一旦開くために開口端から外方に2つの側面の折り
線を、もとの折り方向とは逆に折り曲げて引き出すよう
にして形成された開き面を有し、該開き面の上に四角状
の底部形成シートが、その周縁全周に亘って熱シール部
30aを形成するように融着されている。なお、図9に
示される自立袋は、その折り線23,23がなくなる程
度にまだ開く余地があり、図9の状態は袋としてはまだ
完全に開ききっていない。このような本発明の自立袋1
は、以下の製造工程を説明することによって、より明瞭
になる。
【0010】まず、図1に示されるように袋の前側と後
ろ側を構成する対向する一対の平面部11,11と、折
り襞状に内方に折り込まれた折り線23,23を備える
ように形成された2つの側面21,21を有する筒状の
袋本体部10を用意する。この筒状の袋本体部10は、
通常、同一材質の包材を用いて、いわゆる合掌貼り法で
形成されるが、後述するように貼り合せで行ってもよ
い。
【0011】次いで、図2に示されるようにこの袋本体
部10の口部端部の4隅の位置、すなわち袋本体部10
の平面部11,11と側面21,21の接合部の上端部
から、それぞれ、内方へ所定の距離まで切り込み15,
15,15,15を入れる。これらの切り込みは、略同
一深さとされる。この切り込みは、製袋作業を容易にす
るため、および後述の切り取り作業により製品形状を整
えるために特に有効である。
【0012】次いで、図3に示されるように、袋本体部
の口部を開くために2つの側面21,21の折り線2
3,23の任意の一点P,Pをそれぞれ基点とし、該基
点P,Pから折り線の口部端H,Hまでの折り線23,
23をもとの折り方向とは逆に折り曲げて、逆の折り目
23a,23aとなるように引き出しつつ折り込む。こ
の折り込みによって、必然的に、袋本体部の4隅(この
場合、4隅に切り込み15,15,15,15を入れて
いるのでこの切り込みの4つの末端部D)から基点P,
Pまでを結ぶ線は、袋の内側に凸となる4つの稜線17
として形成される(図4)。この際、袋の内側が表出し
た開き面11a,11a,21a,21aが形成され
る。なお、本実施例では図4に示される線分GHの長さ
が折り込み長さL1の長さと同じになるように基点Pを
定めている。この開き面は、本実施例では、後述する底
部形成シート30との組み合せの関係から完全に開きき
った形状とせず、180度以内の一定の折り込み角度θ
1を保っている。しかしながら、場合によっては開き面
11a,11aが略同一平面となるように、完全に開か
せることも可能である。
【0013】このような開き面11a,11a,21
a,21aの上方の位置には、図5に示されるごとく、
四角形状の底部形成シート30であって、中央に折り線
30aを有するものが搬送される。この折り線31によ
って折り角θ2が形成され、この折り角θ2は、前記袋
本体の折り込み角度θ1と略同程度とされる。この底部
形成シート30の大きさは、本実施例では開き面11
a,11aの4つのエッジで構成される大きさと同程度
とされているか、もちろんこの4つのエッジで構成され
る大きさよりも大きくしてもよい。
【0014】次いで、図6に示されるように、四角形状
の底部形成シート30を、該シート30の4隅と開き面
11a,11aの4つのエッジとが略一致するように載
置する。これは、底部形成シート30の折り線31と、
袋本体部10の口部端H,H同士を結ぶ直線Kとを位置
合せすれば、容易に出来る。次いで、図7に示されるよ
うに、基線Kを軸として開き面を閉じるように折り畳
む。しかる後、載置された底部形成シート30の周縁全
体がヒートシールされるように熱板が押し当てられる
(図中の斜線で示される部分)。この場合には、通常、
袋本体部のサイドヒートシールが行なわれる。しかる
後、袋本体部の両脇から突出した、タブ29,29を袋
本体部の縦方向端部に沿って切り落とし、さらに、袋本
体部の底部側のはみ出し部28をラインFに沿って横方
向に切り落とし自立袋を完成させる(図8)。このよう
にして形成された自立袋を反転し、内部を広げて自立さ
せた状態が図9に示される。
【0015】このようにして形成された自立袋の中に内
容物を収納する場合は、通常、開放状態にある袋の開口
部から内容物が充填される。その後、その開口部を融着
シールするか、あるいは注出部材を設けるかする。ま
た、開口部は必要に応じてそのままにしておいてもよ
く、融着シール、あるいは注出部材の取り付けを省いて
図9に示されるままの単なる袋として用いてもよい。
【0016】なお、図1に示されるような筒状の袋本体
部は、図10に示されるように平面部シート51,51
と、折り襞状に内方に折り込まれた折り線73,73を
備えるように形成された2つの側面シート71,71と
を互いに対向するように貼り合せて形成してもよい。こ
の場合には、例えば、平面部シート51と側面シート7
1との材質を適宜、変えることもできる。
【0017】
【発明の効果】平面部と側面部とをそれぞれ別体として
設けられたシートを貼り合わせて袋本体部を形成し、か
つ、この袋本体部の口部に底部形成シートの周縁を貼り
合わせて自立袋を形成するので、従来の袋のように応力
集中部がなく落下等における耐衝撃性に優れ、しかも、
容器の自立性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図2】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図3】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図4】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図5】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図6】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図7】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図8】本発明の自立袋の製造過程の一工程を示す概略
斜視図である。
【図9】本発明の自立袋の内部を広げて自立させた状態
を示す概略斜視図である。
【図10】袋本体部を製造する一態様を示す概略斜視図
である。
【図11】従来の自立袋の一例を示した概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…袋本体部 11…平面部 21…側面 30…底部形成シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋の前側と後ろ側を構成する対向する一
    対の平面部と、折り襞状に内方に折り込まれた折り線を
    備えるように形成された2つの側面部とを有する筒状の
    袋本体部と、 この袋本体部の一方の口部を封止する底部形成シートと
    を備える自立袋であって、 前記一対の平面部と前記2つの側面部とはそれぞれ別体
    として設けられた部材から構成されており、これら平面
    部並びに側面部を構成する各部材は、それぞれの側縁同
    士が互いに貼り合わされ、自立袋として形成された際、
    この自立袋の4隅に対応する位置に貼り合わせ部が形成
    されることを特徴とする自立袋。
  2. 【請求項2】 前記底部形成シートは前記袋本体部とは
    別体として設けられた四角形状のシート材からなり、こ
    の四角形状のシートの周縁が前記袋本体部の一方の口部
    に熱シールされて自立袋の底部として構成されることを
    特徴とする請求項1記載の自立袋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6375477B1 (ja) * 2017-11-18 2018-08-15 景子 市川 義歯洗浄着脱袋
WO2020071323A1 (ja) 2018-10-01 2020-04-09 株式会社細川洋行 角底包装袋、包装体、および角底包装袋の製造方法

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