JP3126780U - クッション体 - Google Patents

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Abstract

【課題】手軽に筋力を鍛えることができるクッション体を提供する。
【解決手段】クッション体1は、略中央から端部にかけて設けられた開口部11を有し、使用者が乗馬姿勢で着座できる弾性部材で形成された座部10と、座部10に形成され、開口部11の一方側に位置し、左側太ももに当接する左側当接部10bと、座部10に形成され、開口部11の一方側に位置し、右側太ももに当接する右側当接部10cと、左側当接部10bに接続され、左側太ももの内側に当接するために、開口部11に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部10b’と、右側当接部10cに接続され、右側太ももの内側に当接するために、開口部11に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部10c’とを備える。
【選択図】図5

Description

本考案は、クッション体に係り、特に、手軽に筋力を鍛えることができるクッション体に関する。
乗馬の姿勢は、骨盤の前傾、背筋の美しいS字ライン等を得られるとされ、 近時、乗馬の姿勢を取り入れた装置、例えば、人が着座した状態で揺動運動を行わせて身体のバランス機能や運動機能を訓練するバランス訓練装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このバランス訓練装置は、支持台内の駆動装置を起動させて座席部に前後左右の揺動運動を行わせて、乗馬運動によるバランス訓練を行うものである。
しかしながら、上記バランス訓練装置は、支持台内に駆動装置を用いるなど装置が大がかりとなり、手軽さの点で今一歩であるという問題点があった。
特開2003−93541号公報(図1)
本考案は、前記した問題点を除去するようにしたクッション体を提供することを目的としている。
前記した目的を達成するための請求項1記載のクッション体は、略中央から端部にかけて設けられた開口部を有し、使用者が乗馬姿勢で着座できる弾性部材で形成された座部と、前記座部に形成され、前記開口部の一方側に位置し、左側太ももに当接する左側当接部と、前記座部に形成され、前記開口部の一方側に位置し、右側太ももに当接する右側当接部と、前記左側当接部に接続され、左側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部と、前記右側当接部に接続され、右側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部とを備えているものである。
また、請求項2記載のクッション体は、略中央から端部にかけて設けられた開口部を有し、太もも及び臀部が当接すると共に、弾性部材で形成された座部と 、この座部は、前記臀部に当接する臀部当接部と、左側太ももに当接する左側当接部と、右側太ももに当接する右側当接部とを有し、前記左側当接部は、前記開口部の一方側に位置し、前記右側当接部は、前記開口部の他方側に位置し、前記臀部当接部から前記左側当接部にかけて下がり勾配のスロープが形成され、前記臀部当接部から前記右側当接部にかけて下がり勾配のスロープが形成され、前記左側当接部に接続され、左側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部と、前記右側当接部に接続され、右側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部とを備えているものである。
請求項1記載のクッション体によれば、使用者が乗馬姿勢で着座できる弾性部材で形成された座部であるため、乗馬スタイルに見られる骨盤の前傾で、好ましい姿勢が得られると共に、好ましい姿勢の状態で、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部に左側太ももの内側を、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部に右側太ももの内側を、それぞれ当接し、ある程度負荷を与えて太ももの内側同士を左側太もも傾斜当接部及び右側太もも傾斜当接部を介して近づけたり遠ざけることにより、不足している内側の太ももの筋肉を手軽に鍛え、引いては美脚を得ることができる。
また、請求項2記載のクッション体によれば、太もも及び臀部が当接する座部には 、臀部当接部から左側当接部にかけて下がり勾配のスロープが形成され、臀部当接部から右側当接部にかけて下がり勾配のスロープが形成されているため、乗馬スタイルに見られる骨盤の前傾で、好ましい姿勢が得られると共に、好ましい姿勢の状態で、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部に左側太ももの内側を、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部に右側太ももの内側を、それぞれ当接し、ある程度負荷を与えて太ももの内側同士を左側太もも傾斜当接部及び右側太もも傾斜当接部を介して近づけたり遠ざけることにより、不足している内側の太ももの筋肉を手軽に鍛え、引いては美脚を得ることができる。
本考案の一実施例のクッション体を図面を参照して説明する。
図1〜図6において、1はクッション体で、クッション体1は、椅子2等に置いて、乗馬スタイルに見られる好ましい姿勢の状態で、不足している内側の太ももの筋肉を手軽に鍛えることができるようにするものである。
クッション体1は、弾性部材で形成され、例えば、材質は、合成樹脂(例えば、発泡ウレタン)で、弾性部材の硬度 は、ゴム硬度計による硬度が10〜90度である。
クッション体1は、略中央から端部にかけて設けられた開口部11を有し、使用者が乗馬姿勢で着座できる弾性部材で形成された座部10を有している。
座部10は、太もも及び臀部が当接する部位で、臀部に当接する臀部当接部10aと、左側太ももに当接する左側当接部10bと、右側太ももに当接する右側当接部10cとを有している。
左側当接部10bは、開口部11の一方側に位置し、右側当接部10cは、開口部11の他方側に位置している。
また、座部10には、臀部当接部10aから左側当接部10bにかけて下がり勾配のスロープが、臀部当接部10aから右側当接部10cにかけて下がり勾配のスロープが、それぞれ形成されている。
また、左側当接部10bには弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部10b’が接続され、左側太もも傾斜当接部10b’は左側太ももの内側に当接するためのもので、開口部11に向かって上り勾配に傾斜されると共に、座部10と同じ弾性部材で形成されている。
右側太もも傾斜当接部10c’は、左側太もも傾斜当接部10b’と同様に 、右側当接部10cには弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部10c’が接続され、右側太もも傾斜当接部10c’は右側太ももの内側に当接するためのもので、開口部11に向かって上り勾配に傾斜されると共に、座部10と同じ弾性部材で形成されている。
従って、上述したクッション体1によれば、使用者が乗馬姿勢で着座できる弾性部材で形成された座部10であるため、つまり、臀部当接部10aから左側当接部10bにかけて下がり勾配のスロープが形成され、臀部当接部10aから右側当接部10cにかけて下がり勾配のスロープが形成されているため、乗馬スタイルに見られる骨盤の前傾で、好ましい姿勢が得られると共に、好ましい姿勢の状態で、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部10b’に左側太ももの内側を、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部10c’に右側太ももの内側を、それぞれ当接し、ある程度負荷を与えて太ももの内側同士を左側太もも傾斜当接部10b’及び右側太もも傾斜当接部10c’を介して近づけたり遠ざけることにより、不足している内側の太ももの筋肉を手軽に鍛え、引いては美脚を得ることができる。
図1は、本考案の一実施例のクッション体の概略的斜視図である。 図2は、図1のクッション体を矢印A方向から見た概略的図である。 図3は、図1の3−3線の概略的断面図である。 図4は、図1のクッション体の使用状態の概略的側面図である。 図5は、図1のクッション体の使用状態の概略的斜視図である。 図6は、図1のクッション体の左側太もも傾斜当接部及び右側太もも傾斜当接部5の動きを示すための概略的正面図である。
符号の説明
1 …………クッション体
10 …………座部
10b …………左側当接部
10b’………左側太もも傾斜当接部
10c …………右側当接部
10c’…………右側太もも傾斜当接部
10b…………左側当接部

Claims (2)

  1. 略中央から端部にかけて設けられた開口部を有し、使用者が乗馬姿勢で着座できる弾性部材で形成された座部と、
    前記座部に形成され、前記開口部の一方側に位置し、左側太ももに当接する左側当接部と、
    前記座部に形成され、前記開口部の一方側に位置し、右側太ももに当接する右側当接部と、
    前記左側当接部に接続され、左側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部と、
    前記右側当接部に接続され、右側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部と、
    を備えていることを特徴とするクッション体。
  2. 略中央から端部にかけて設けられた開口部を有し、太もも及び臀部が当接すると共に、弾性部材で形成された座部と、
    この座部は、前記臀部に当接する臀部当接部と、左側太ももに当接する左側当接部と、右側太ももに当接する右側当接部とを有し、
    前記左側当接部は、前記開口部の一方側に位置し、
    前記右側当接部は、前記開口部の他方側に位置し、
    前記臀部当接部から前記左側当接部にかけて下がり勾配のスロープが形成され、
    前記臀部当接部から前記右側当接部にかけて下がり勾配のスロープが形成され、
    前記左側当接部に接続され、左側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された左側太もも傾斜当接部と、
    前記右側当接部に接続され、右側太ももの内側に当接するために、前記開口部に向かって上り勾配に傾斜されると共に、弾性部材で形成された右側太もも傾斜当接部と、
    を備えていることを特徴とするクッション体。
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