JP3227002U - 骨盤運動器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の動きに合わせて柔軟に動きつつ、使用者の骨盤まわりの筋肉に適度な負荷をかけることができる骨盤運動器を提供する。【解決手段】ベース部材2と、ベース部材2上に配置され使用者の臀部を位置決めするための凹部を有するストレッチシート3と、ベース部材2とストレッチシート3との間に設けられ、ストレッチシート3を傾動可能に支持する支持部4と、を備え、支持部4は、ストレッチシート3上に座る使用者の尾てい骨の鉛直線上となるように配置され弾性を有する樹脂で形成された後部支柱14と、使用者の座骨の延長線上となるように配置され弾性を有する樹脂で形成された左右一対の側部支柱15、16と、を備えたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、主に腹筋運動と骨盤まわりの筋肉トレーニングならびに骨盤回りの筋肉をストレッチするとき用いる骨盤運動器に関するものである。
骨盤回りの筋肉をストレッチするときに用いる器具としては、特許文献1記載のものが知られている。
特許文献1記載の骨盤運動器は、ベース部材上に、ストレッチシートを自在継手で連結し、ベース部材とストレッチシートとの間に復帰用のスプリングを設ける。この骨盤運動器によればスプリングが運動を補助するため、使用者が非力であっても容易に運動をすることができる。
実用新案登録第3197398号公報 特開2014−363号公報 実用新案登録第3177291号公報
ところで、特許文献1記載の骨盤運動器は、ストレッチシートとベース部材を自在継手で連結するものであるため、使用者が自在継手の一点を中心として俯仰等する。このため、より自然な動きで運動できる骨盤運動器の開発が望まれていた。
そこで本考案は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、使用者の動きに合わせて柔軟に動きつつ、使用者の骨盤まわりの筋肉に適度な負荷をかけることができる骨盤運動器を提供することにある。
本考案の一の態様によれば、ベース部材と、ベース部材上に配置され使用者の臀部を位置決めするための凹部を有するストレッチシートと、前記ベース部材と前記ストレッチシートとの間に設けられ、前記ストレッチシートを傾動可能に支持する支持部と、を備え、前記支持部は、前記ストレッチシート上に座る使用者の尾てい骨の鉛直線上となるように配置され弾性を有する樹脂で形成された後部支柱と、前記使用者の座骨の延長線上となるように配置され弾性を有する樹脂で形成された左右一対の側部支柱と、を備えることを特徴とする骨盤運動器が提供される。
好ましくは、前記後部支柱及び前記側部支柱は、円柱状に形成されるとよい。
好ましくは、前記ストレッチシートの傾きを規制するためのストッパを備えるとよい。
前記ストッパは、前記側部支柱より前方の前記ストレッチシートに下方に延びて設けられ前記側部支柱より短い棒状に形成された前部ストッパ部材と、前記側部支柱より側方の前記ストレッチシートに下方に延びて設けられ前記側部支柱より短い棒状に形成された側部ストッパ部材とを備えるとよい。
また、前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、弾性を有する樹脂で形成されるとよい。
またさらに、前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、前記ストレッチシートが傾き、前記ベース部材の上面に当接するとき、前記上面に対して傾くように前記ストレッチシートに設けられるとよい。
また、前記ストッパは、前記側部支柱より前方の前記ベース部材に上方に延びて設けられ前記側部支柱より短い棒状に形成された前部ストッパ部材と、前記側部支柱より側方の前記ベース部材に上方に延びて設けられ前記側部支柱より短い棒状に形成された側部ストッパ部材とを備えてもよい。
また、前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、前記ストレッチシートが傾き、前記ストレッチシートの底面に当接するとき、前記底面に対して傾くように前記ベース部材に設けられるとよい。
好ましくは、前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、先端を球面状に形成されるとよい。
本考案によれば、使用者の動きに合わせて柔軟に動きつつ、使用者の骨盤まわりの筋肉に適度な負荷をかけることができる。
本考案の一実施の形態に係る骨盤運動器の正面図である。 骨盤運動器の斜視図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 支持部とストッパの配置を示す斜視図である。 骨盤運動器の側断面図である。 前方に傾いた骨盤運動器の側断面図である。 前部ストッパ部材の作用を説明する要部拡大側面図である。 後方に傾いた骨盤運動器の側断面図である。 左方に傾いた骨盤運動器の要部拡大正面断面図である。 他の実施の形態を示す骨盤運動器の側断面図である。 左方に傾いた他の実施の形態に係る骨盤運動器の要部拡大正面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の実施形態を説明する。なお、後述する実施の形態においては便宜的に骨盤運動器を使用する使用者にとっての前方を前方とし、骨盤運動器の前面視右方を右方とする。本実施の形態における各方向は相対的なものであり、骨盤運動器の各方向とは必ずしも一致しない。
図1は本考案の実施形態に係る骨盤運動器の正面図であり、図2は骨盤運動器を右斜め前方から視た斜視図である。図中の一点鎖線は内部構造を表すべく透視した部材の輪郭を表す。
図1及び図2に示すように、骨盤運動器1は、床上に載置されるベース部材2と、ベース部材2上に配置されるストレッチシート3と、ベース部材2とストレッチシート3との間に設けられストレッチシート3を傾動可能に支持する支持部4と、を備える。
ストレッチシート3は、基板5と、基板5上に設けられたクッション部(図示せず)と、クッション部に被せて設けられたクロスカバー6と、を備える。
基板5は、木板からなり、平面視長円形に形成される。基板5には、後述する後部支柱14、側部支柱15、16、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23のボルト17に螺合されるインサートネジ5aが設けられている。
クッション部はストレッチシート3の形状を決めるべく発泡樹脂で形成される。また、ストレッチシート3の座面7には、左右両側から中央に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜面部8と、座面7後部に形成された後部隆起部9と、座面7前部に形成された前部隆起部10と、が形成される。
傾斜面部8は、座面7の大部分を占めており、使用者の臀部を左右方向に位置決めする。後部隆起部9は、後方に向かうにつれて高くなるように傾斜すると共に左右の両側より中央が高くなるように形成される。これにより後部隆起部9は、使用者の臀部にフィットしつつ臀部の後方移動を規制する。前部隆起部10は、概ね後部隆起部9と前後対称の形状に形成されると共に、後部隆起部9より幅狭に、かつ、高さを低く形成される。前部隆起部10は、使用者の内ももにフィットしつつ太ももの側方移動を規制する。そして、左右の傾斜面部8、後部隆起部9及び前部隆起部10によってストレッチシート3の上面には凹部11が形成される。凹部11は使用者の臀部を位置決めするように機能する。これにより、図2に二点鎖線で示す前側の2つの領域A、B上に使用者の左右の座骨が位置され、後側の領域C上に尾てい骨が位置される。
図3、図4及び図5に示すように、ベース部材2は、平面視長円形の板状に形成される。ベース部材2の上面18は前側が下がるように傾斜される。ベース部材2の上面18の傾斜角度は、約2〜4°の範囲に設定される。また、ベース部材2には、ボルト12を挿通させるための挿通孔2aが3箇所形成されている。ボルト12は、挿通孔2aに下方から挿通され、後述するベース部材2上の側部支柱15、16及び後部支柱14に螺合される。ベース部材2の外周部上縁は、角を丸めるように形成されており、使用者の足等が当たった場合でも、その足等を保護するようになっている。また、ベース部材2の後部には、取っ手13が形成される。取っ手13は、ベース部材2に上下に貫通する孔を形成してなる。
支持部4は、ストレッチシート3上に座る使用者の尾てい骨の鉛直線上(領域Cの鉛直線上)となるように配置される後部支柱14と、使用者の座骨の延長線上(領域A、Bの鉛直線上)となるように配置される左右一対の側部支柱15、16と、を備える。
側部支柱15、16及び後部支柱14は、ゴム等の弾性を有する樹脂にて円柱状に形成される。側部支柱15、16及び後部支柱14の上部には、ストレッチシート3の基板5に締結するためのボルト17が一体に設けられている。具体的には、側部支柱15、16及び後部支柱14の上部には、ボルト17が同軸上に配置されると共にボルト17の下部が埋め込まれており、そのボルト17の上部が上方に突出されている。また、側部支柱15、16及び後部支柱14の下部には、ボルト12に締結するためのナット(図示せず)が埋め込まれて一体に設けられている。側部支柱15、16及び後部支柱14は、それぞれ同じ長さに形成されており、ベース部材2の上面18に対して基板5の底面19が平行となるように基板5を支持する。
また、骨盤運動器1は、ストレッチシート3の傾きを規制するためのストッパ20を備える。ストッパ20は、側部支柱15、16より前方のストレッチシート3に下方に延びて設けられた前部ストッパ部材21と、側部支柱15、16より側方のストレッチシート3に下方に延びて設けられた左右一対の側部ストッパ部材22、23とを備える。
前部ストッパ部材21は、ストレッチシート3の左右中央に配置される。側部ストッパ部材22、23は、後部支柱14より若干前方に配置される。前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、ゴム等の弾性を有する樹脂にて棒状に形成される。前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23の上部には、ストレッチシート3の基板5に締結するためのボルト17が一体に設けられている。また特に、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、側部支柱15、16及び後部支柱14より短く形成され、ストレッチシート3に力がかかっていない状態ではベース部材2から上方に浮いた状態となる。
また、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、先端を球面状に形成されている。これにより、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23がベース部材2の上面18に押し付けられて屈曲されるとき、先端がベース部材2の上面18上で転動するようになっている。
また、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、基板5の底面19に対して垂直に設けられる。これにより、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、ベース部材2の上面18に当接するとき、その上面18に対して傾くようになっている。
なお、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、基板5の底面19に対して必ずしも垂直に設けられなくともよい。前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、ベース部材2の上面18に当接するとき、その上面18に対して傾くようにストレッチシート3に設けられればよい。
また、ベース部材2には、リング状の突起部24が側部支柱15、16、後部支柱14、側部ストッパ部材22、23及び前部ストッパ部材21を囲むように形成される。突起部24の外周には、発泡樹脂からなる筒状の支持部カバー25が設けられる。
次に本実施の形態の作用について述べる。
図2に示すように、使用者がストレッチシート3上に座ると、ストレッチシート3上面の凹部11によって臀部が概ね位置決めされる。これにより、尾てい骨が領域C上に位置され、左右の座骨が領域A、B上に位置される。領域A、B、Cの鉛直線上にはそれぞれ後部支柱14又は左右の側部支柱15、16が配置されているため、着座直後の使用者は前後左右に振られることなく安定して支持される。またこのとき、ストレッチシート3はベース部材2の上面18と同じ角度で前下がりに傾斜されているため、使用者は自然と運動に適した正しい姿勢で座ることができる。
図6に示すように、ストレッチシート3上の使用者が前屈運動を行った場合、ストレッチシート3の前側が下方に押され、その押された力に応じて左右の側部支柱15、16と後部支柱14が変形してストレッチシート3が傾く。このとき、左右の側部支柱15、16は押し潰されながら前方に屈曲され、後部支柱14は前方に屈曲されながら引き延ばされる。このため、ストレッチシート3は使用者から受ける力に応じて前方に柔軟に動きながら傾動することとなり、使用者は自身の関節等を中心とした自然な運動を行うことができる。
またさらに、使用者からストレッチシート3に伝わる力は左右の側部支柱15、16及び後部支柱14に分散されて伝わるため、それぞれの支柱14、15、16が相互にバランスしながら変形することとなり、前屈角度が大きくなるにしたがって各支柱14、15、16によるアシスト力が可及的に大きくなって使用者の体に過大な負荷が掛かるのを抑えることができる。また、尾てい骨の鉛直線上にある後部支柱14が延びることによって前屈運動が斜めにずれるのを抑えることができる。人体の斜め前方への可動角度は比較的小さく、この可動角度を超えた運動を抑えることで効率よく、かつ、安全に骨盤周りの筋肉をトレーニングできる。
ストレッチシート3が前方に大きく傾いた場合、前部ストッパ部材21の先端がベース部材2の上面18に当接してストレッチシート3の傾動を規制する。このとき、前部ストッパ部材21は、弾性を有する樹脂で形成されており、ベース部材2の上面18に当接するときベース部材2の上面18に対して傾斜しているため、ストレッチシート3から受ける力の大きさに応じて徐々に屈曲しながらストレッチシート3の傾動を規制することができ、ストレッチシート3を簡易な構造で柔軟に受け止めることができる。
また、前部ストッパ部材21は先端が球面状に形成されているため、前部ストッパ部材21が屈曲するにしたがってベース部材2上で転動して前方に移動する。図7に示すように、前部ストッパ部材21が屈曲するにしたがって前部ストッパ部材21の実質的な長さ、すなわち、前部ストッパ部材21の基端aからベース部材2と接する接点bまでの長さLを短くすることができ、前部ストッパ部材21のバネ力を可及的に高めることができる。使用者はストレッチシート3から受ける反力が可及的に高くなるのを感じることで無意識に、あるいは自然にストレッチシート3の傾動限界を知ることができ、運動を急激に止められる不快感を感じることなく運動方向を切り返すことができる。
図8に示すように、ストレッチシート3上の使用者が後方に倒れる運動を行った場合、ストレッチシート3の後側が下方に押され、その押された力に応じて後部支柱14が押し潰されながら後方に屈曲される。またこれと同時に側部支柱15、16が後方に屈曲されながら引き延ばされる。このため、ストレッチシート3は使用者から受ける力に応じて後方に柔軟に動きながら傾動することとなり、使用者は自身の関節等を中心とした自然な運動を行うことができる。また、前屈運動の場合と同様にストレッチシート3の後傾角度が大きくなるにしたがって各支柱14、15、16によるアシスト力が可及的に大きくなって使用者の体に過大な負荷が掛かるのを抑えることができる。
ストレッチシート3上の使用者が右斜め後方に倒れる運動を行った場合、ストレッチシート3の後部右側が下方に押され、その押された力に応じて後部支柱14と右の側部支柱16が押し潰されながら右後方に屈曲され、左の側部支柱15が右後方に屈曲されながら引き延ばされる。これにより使用者は自身の関節等を中心とした自然な運動を行うことができる。また、前屈運動の場合と同様にストレッチシート3の後傾角度が大きくなるにしたがって各支柱14、15、16によるアシスト力が可及的に大きくなって使用者の体に過大な負荷が掛かるのを抑えることができる。
ストレッチシート3が右後方に大きく傾いた場合、右の側部ストッパ部材23の先端がベース部材2の上面18に当接してストレッチシート3の傾動を規制する。このとき、前屈運動の場合と同様に、右の側部ストッパ部材23は、ストレッチシート3から受ける力の大きさに応じて徐々に屈曲しながらストレッチシート3の傾動を規制してストレッチシート3を柔軟に受け止める。
また、右の側部ストッパ部材23は、屈曲するにしたがってベース部材2上で転動しつつ右後方に移動する。これにより、右の側部ストッパ部材23の実質的な長さが短くなり、右の側部ストッパ部材23のバネ力が可及的に高まる。使用者はストレッチシート3から受ける反力が可及的に高くなるのを感じることで無意識に、あるいは自然にストレッチシート3の傾動限界を知ることができ、運動を急激に止められる不快感を感じることなく運動方向を切り返すことができる。
なお、ストレッチシート3上の使用者が左斜め後方に倒れる運動を行った場合の作用は、右斜め後方に倒れる運動を行った場合の作用と方向が異なる以外上述と同様である。このためかかる作用については説明を省略する。
また、ストレッチシート3が左後方に大きく傾いた場合の作用は、ストレッチシート3が右後方に大きく傾いた場合の作用と方向が異なる以外上述と同様である。このためかかる作用については説明を省略する。
図9に示すように、ストレッチシート3上の使用者が左方に倒れる運動を行った場合、ストレッチシート3の左側が下方に押される。左の側部支柱15は、その押された力に応じて押し潰されながら左方に屈曲される。また、後部支柱14は、左方に屈曲されながら引き延ばされ、右の側部支柱16は左方に屈曲されながらより大きく引き延ばされる。なお、ストレッチシート3上の使用者が右方に倒れる運動を行った場合の作用は、左方に倒れる運動を行った場合の作用と方向が異なるのみであり、上述と同様であるため説明を省略する。
また、ストレッチ上の使用者が、前屈運動を行ってストレッチシート3を前傾させた後、上半身を時計回りに連続的に回転させる運動を行った場合、上半身の重心位置が時計回りに移動し、その重心の移動に応じて左右の側部支柱15、16及び後部支柱14に作用する力が連続的に変化する。例えば、重心位置が前方から右方に連続的に90°移動するとき、重心の移動とともに右の側部支柱16に作用する下向きの力が大きくなり、左の側部支柱15に作用する力は徐々に小さくなったのち上向きの力に変わり、その上向きの力が徐々に大きくなる。このとき、各支柱14、15、16に作用する力は連続的に変化するため、ストレッチシート3は滑らかに傾斜方向を移動させる。
また、重心位置が右方から後方に移動するときも同様に各支柱14、15、16に作用する力が連続的に変化し、ストレッチシート3は滑らかに傾斜方向を移動させる。
以上、本考案の実施形態を詳細に述べたが、本考案は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)側部支柱15、16及び後部支柱14は、ストレッチシート3及びベース部材2にボルト等で締結されるものとしたが、これに限るものではない。例えば、側部支柱15、16及び後部支柱14は、強力接着剤等でストレッチシート3の基板5及びベース部材2の上面18に接着されてもよい。
(2)図10及び図11に示すように、前部ストッパ部材21と左右の側部ストッパ部材22、23は、ベース部材2の上面18に起立して設けられてもよい。具体的には、前部ストッパ部材21は、側部支柱15、16より前方のベース部材2に上方に延びて設けられるとよく、側部ストッパ部材22、23は、側部支柱15、16より側方のベース部材2に上方に延びて設けられるとよい。
また、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は側部支柱15、16及び後部支柱14より短い棒状に形成されるとよい。また、前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、ストレッチシート3が傾き、そのストレッチシート3の底面19に当接するとき、その底面19に対して傾くようにベース部材2に設けられるとよい。また特に前部ストッパ部材21及び側部ストッパ部材22、23は、ベース部材2内に下方から挿通されたボルト12に締結されるとよい。
前述の各実施形態の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本考案の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、実用新案登録請求の範囲によって規定される本考案の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本考案に含まれる。従って本考案は、限定的に解釈されるべきではなく、本考案の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 骨盤運動器
2 ベース部材
3 ストレッチシート
4 支持部
14 後部支柱
15 側部支柱(左)
16 側部支柱(右)

Claims (10)

  1. ベース部材と、
    ベース部材上に配置され使用者の臀部を位置決めするための凹部を有するストレッチシートと、
    前記ベース部材と前記ストレッチシートとの間に設けられ、前記ストレッチシートを傾動可能に支持する支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、
    前記ストレッチシート上に座る使用者の尾てい骨の鉛直線上となるように配置され弾性を有する樹脂で形成された後部支柱と、
    前記使用者の座骨の延長線上となるように配置され弾性を有する樹脂で形成された左右一対の側部支柱と、
    を備えることを特徴とする骨盤運動器。
  2. 前記後部支柱及び前記側部支柱は、円柱状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の骨盤運動器。
  3. 前記ストレッチシートの傾きを規制するためのストッパを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の骨盤運動器。
  4. 前記ストッパは、前記側部支柱より前方の前記ストレッチシートに下方に延びて設けられ前記側部支柱より短い棒状に形成された前部ストッパ部材と、前記後部支柱より側方の前記ストレッチシートに下方に延びて設けられ前記後部支柱より短い棒状に形成された側部ストッパ部材とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の骨盤運動器。
  5. 前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、弾性を有する樹脂で形成されたことを特徴とする請求項4に記載の骨盤運動器。
  6. 前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、前記ストレッチシートが傾き、前記ベース部材の上面に当接するとき、前記上面に対して傾くように前記ストレッチシートに設けられたことを特徴とする請求項4又は5に記載の骨盤運動器。
  7. 前記ストッパは、前記側部支柱より前方の前記ベース部材に上方に延びて設けられ前記側部支柱より短い棒状に形成された前部ストッパ部材と、前記側部支柱より側方の前記ベース部材に上方に延びて設けられ前記後部支柱より短い棒状に形成された側部ストッパ部材とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の骨盤運動器。
  8. 前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、弾性を有する樹脂で形成されたことを特徴とする請求項7に記載の骨盤運動器。
  9. 前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、前記ストレッチシートが傾き、前記ストレッチシートの底面に当接するとき、前記底面に対して傾くように前記ベース部材に設けられたことを特徴とする請求項7又は8に記載の骨盤運動器。
  10. 前記前部ストッパ部材及び前記側部ストッパ部材は、先端を球面状に形成されたことを特徴とする請求項4から9のいずれか一項に記載の骨盤運動器。
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