JP3126598U - イヤリング - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた使用感が得られるとともに、清潔でアレルギー等の心配がなく、構造が簡単で耐久性に富むイヤリングを提供する。
【解決手段】 U字状ないし一部が切り欠かれた環状に形成された、弾性撓み変形容易な保持金具2と、前記保持金具2の両端にそれぞれ設けられた、耳を表裏両側から挟み込む一対の保持体3、4とを備えており、前記保持金具2と一対の保持体3、4が純チタンを素材として一体に鋳造されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、耳たぶを挟んで装着する構造のイヤリングに関する。
従来のイヤリングのタイプには、耳に装着する構造から分類すると、ピアスのように耳たぶに孔を開けて通すタイプのものと、金具で耳たぶを挟んで保持するタイプのものが一般的に広く用いられている。
このうち、金具で耳たぶを挟むタイプのイヤリングは、耳たぶに孔を開ける必要がなく、誰でも手軽に使用できる利点がある。このタイプのイヤリングは、さらに、2つのタイプに分類することができる。
その一つは、U字状の金具の対向する2つの片の一方にねじ孔が設けられており、ここに固定用のねじ部材を螺合するようになっているもので、耳たぶを当該ねじ部材の先端部と、U字状の金具の他方の片との間に挟み込んで、ねじ部材を適度に締め付けることにより、イヤリングを耳たぶに保持する構造になっている。
また、他の一つは、弾性撓み変形が容易なU字状もしくは一部が切り欠かれた環状に形成されている保持金具の両端に、それぞれ球形等の形状の保持体を固定したものである。(例えば、特許文献1参照。)
特開平9−84609号公報
これらの保持体の間の隙間は、保持金具に外力を加えない自然の状態においては、耳たぶの厚みよりも若干狭くなっているように設定されていて、イヤリングの装着時には、保持金具の弾性に抗して保持体どうしの間隔を指で拡げ、これらの間に耳たぶを挟み込んで保持金具の弾性復元力によって耳たぶに保持させるようにしている。
前述したような、種々のイヤリングのうち、特許文献1に記載されているような、保持金具の弾性によりイヤリングを保持するタイプのものは、耳への装着や取り外しが容易で、且つ、構造が比較的簡単であるため、製作コストを安くできる利点がある。(なお、同文献中の記載においては、「支持リング」が前記保持金具に、「係止体」が前記保持体にそれぞれ相当している。)
しかしながら、このタイプのイヤリングは、保持体と保持金具とを連結する構造として、一般的に、保持体に形成した孔に保持金具の端部を嵌入して接着剤で固定したり、保持体側にねじ穴を設け、保持金具の先端部に雄ねじを加工して、両者を螺合して結合する方法が採られているため、耳への着脱の繰り返すことにより、接着剤が剥離したり、ねじの結合に緩みが生じたりして、使用中に保持体が保持金具から脱落する恐れがあった。
また、このタイプのイヤリングの保持金具は、弾性撓み変形を容易にするために、ピアノ線等の鋼線材を曲げ加工して製作しているものが一般的であるが、特に、保持体と保持金具とをねじにより結合するタイプのものにおいては、ねじ穴や雄ねじの加工可能な最小径に制限があるため、使用可能な鋼線材の直径のものでは、保持金具の撓み変形に対するばね定数が大きくなり、ばね力が強すぎる傾向にある。
そのため、耳に装着した時に保持体で耳たぶが圧迫されて使い心地が悪く、保持体間の対向間隔が少し狭まっただけで、急激にばね力が低下する傾向にあるため、耳に装着したイヤリングが使用中に脱落する恐れがあった。
また、保持金具の素材として使用されるピアノ線等のばね鋼材は、汗等の塩分や水分で錆びを生じやすいため、ロジウムメッキ等の表面処理を行う必要であるとともに、イヤリングの使用中は、一対の保持体は常に耳に接しているため、発汗等の影響により保持体から溶け出した金属イオンが金属アレルギーを引き起こす恐れもあった。
そこで、本考案は、前述したような従来のイヤリングにおける問題点を解消し、優れた使用感が得られるとともに、清潔でアレルギー等の心配がなく、構造が簡単で耐久性に富むイヤリングを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案のイヤリングは、U字状ないし一部が切り欠かれた環状に形成された、弾性撓み変形容易な保持金具と、前記保持金具の両端にそれぞれ設けられた、耳を表裏両側から挟み込む一対の保持体とを備えたイヤリングであって、前記保持金具と前記一対の保持体が純チタンを素材として一体に鋳造されているものである。
本考案のイヤリングにおいては、少なくとも前記一対の保持体が陽極酸化処理法により互いに異なった色に着色処理されていることが好ましい。また、前記一対の保持体の少なくとも一方には貴石、宝石等の宝飾部材が設けられていることも好ましい。
請求項1記載の考案に係るイヤリングによれば、U字状ないし一部が切り欠かれた環状に形成された、弾性撓み変形容易な保持金具と、前記保持金具の両端にそれぞれ設けられた、耳を表裏両側から挟み込む一対の保持体とを、純チタンを素材として一体に鋳造したものであるから、従来のこの種のイヤリングのように、保持体に加工した穴に保持金具の端部を嵌入して接着剤で固定したり、保持体側にねじ穴を設け、保持金具の先端部に雄ねじを加工して前記ねじ穴に螺合して固定する構造のものと比較して、長期の使用によっても、保持金具から保持体が脱落するようなことがない。
また、一対の保持体と保持金具とが鋳造によって一体に製造されているため、組み立て工程や組み立て後の調整工程を何ら必要としないので、量産効果が大きく、製品コストを低減することができる。
また、保持体部分と保持金具部分とを別部品として製造して組み立てている従来のイヤリングと比較して、デザインの自由度を高めることができる。
また、イヤリングの素材である純チタン自体が鋼と比較して弾性係数が小さく、保持金具部分の変形量に対して弾性復元力の変化が少ない特性を有するため、イヤリングを耳に装着した際に、保持体による耳たぶへの圧迫感が軽減されて快適な使用感が得られるとともに、使用中に脱落して紛失する可能性を低減することができる。
さらに、純チタンを使用していることにより、錆びや腐食を生じたり、金属アレルギーを起こす恐れがなく、しかも、保持体や保持金具の表面に空気中で自然に生成される酸化チタンの被膜が、光触媒として機能し、太陽光等に含まれる紫外線を受けて活性酸素を生成するため、保持体や保持金具に汚れが付着しにくく、抗菌の効果があるため衛生的である。
また、請求項2記載の考案に係るイヤリングによれば、イヤリングの装着時に少なくとも保持部の耳の表面側に見えるものと、裏側になるものとで、陽極酸化処理によって表面に形成された被膜の干渉色が異なる色として発色がされるため、耳へ装着する向きを逆にすることによって、一つのイヤリングで種類の異なる2つのイヤリングのように使用することができる。
また、請求項3記載の考案に係るイヤリングによれば、保持体に、貴石、宝石等の宝飾体を設けていることにより、装飾効果をより高めることができる。
以下、図面に基づいて、本考案の実施形態を説明する。図1は、本考案のイヤリングの1実施形態を示す図であって、イヤリング1は、円形横断面を有するU字状の保持金具2と、当該保持金具2の両端部に連続して一体に形成されている一対の球状の保持体3、4を備えている。
保持金具2と一対の保持体3、4は、純チタンを素材として一体に鋳造されて製作されるものであって、小型のアーク炉で溶解したチタンを、ロストワックス法を用いて鋳造し、表面を鏡面に研磨して仕上げている。
前記イヤリング1は、詳細には図示していないが、保持金具2と保持体3、4との連結部分で断面積が不連続になってこの部分の強度が低下するのを防止するため、当該連結部分は微小な円弧状の滑らかな曲面で形成されている。
本実施形態のイヤリング1は、保持金具2部分の横断面が直径が0.8mmの円形断面であり、保持体3、4はともに直径6mmであって、図2に示すように、力が作用しない自然状態において保持体3と保持体4との隙間はおよそ2mmになるように設定されていて、耳への装着時には、保持金具2の弾性変形の範囲内で、前記隙間は4mm程度まで指で拡げられるようになっている。
次に、図3は、前記イヤリング1の使用例を示す図であって、保持金具2の部分に連結環5を通して装飾体6を連結している。ここで、連結環5は純チタンの線材を環状に曲げて形成したもので、装飾体6は、イヤリング1と同様に純チタンをロストワックス法で鋳造し、陽極酸化処理法を用いて表面が青色や金色に発色するように処理されていて、その一部に、ジルコニア等の飾り石7が埋め込まれている。
また、図4は、本考案のイヤリングの他の実施形態を示すものであって、この実施形態のイヤリング1Aは、2つの保持体3A、4Aの形状をそれぞれ涙滴形として、線状の保持金具2Aとの連結部分の断面積がより滑らかに変化するようにしており、デザイン面で趣向を凝らしているとともに、耳への装着時における連結部分への応力の集中を緩和して強度を向上を図っている。
次に、図5に示すイヤリング1Bは、U字状の保持金具2Bの半分ずつと、それぞれの部分の端部に設けられている保持体3B、4Bとを陽極酸化処理法を用いて、左右両側で別々の色に発色するように処理したものである。
この実施形態のものにおいては、例えば、一方の保持体3Bと当該保持体3Bに連続している保持金具2Bの半分を青色に発色させ、他方の保持体4Bと当該保持体4Bに連続している保持金具2Bの半分をピンク色に発色させることで、イヤリング1Bの装着時に耳の表面側に見える部分と、裏側に隠れる部分とが異なった色になるため、耳へ装着する向きを逆にすることによって、イヤリング1B一つで色の異なる二種類のイヤリングのように使用することができる。
また、図6は、本考案のイヤリングのさらに他の実施形態を示すものであって、同図に示すイヤリング1Cは、一方の保持体3Cを球状に形成し、他方の保持体4Cの形状を涙滴形に形成したものである。
図7に示すイヤリング1Dは、一対の保持体3D、4Dを異なる形状としているとともに、保持金具2Dも非対称な形状としたもので、鋳造の利点を生かしてデザイン的な趣向をより高めたものである。
さらに、図8に示すイヤリング1Eは、U字状に形成された保持金具2Eの中央部に、円環部8を一体に鋳造して形成し、これに飾り9を連結したものである。なお、一対の保持体3E、4Eは、図1に示したものと同様に球状に形成されている。
また、図9に示すイヤリング1Fは、保持金具2Fの両端に設けられた一対の保持体3F、4Fのうち、片方の保持体4Fに、水晶やラピスラズリ等の飾り石10を被嵌して接着剤で固定したものである。
さらに、図示は省略するが、一対の保持体の対向面側にそれぞれ異極どうし向くように、それぞれの保持体内部にネオジム磁石等の永久磁石を組み込んでもよく、これらの磁石が発生する磁界を非磁性体であるチタンの保持体を通過させて、耳たぶのツボに作用させることにより、磁気健康器具としての機能を兼用させることができる。
また、一対の保持体の対向面側に表面が露出するように、ゲルマニウム鉱石やトルマリン鉱石を各保持体内に組み込むことにより、ゲルマニウム健康器具やトルマリン健康器具としての機能を兼用させるようにしても良い。
本考案のイヤリングは、一般的な装身具としてのイヤリングとして用いることができる他、耳へ保持体を装着する場所によって耳のつぼ押し効果も得られるため、健康器具を兼ねた利用も可能である。
本考案のイヤリングの1実施形態を示す図である。 耳へ装着する際のイヤリングの変形状態を示す図である。 本考案のイヤリングの使用例を示す図である。 本考案のイヤリングの他の実施形態を示す図である。 本考案のイヤリングのさらに他の実施形態を示す図である。 本考案のイヤリングのさらに他の実施形態を示す図である。 本考案のイヤリングのさらに他の実施形態を示す図である。 本考案のイヤリングのさらに他の実施形態を示す図である。 本考案のイヤリングのさらに他の実施形態を示す図である。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F イヤリング
2、2A、2B、2C、2D、2E、2F 保持金具
3、4、3A、4A、3B、4B、3C、4C、3D、4D、3E、4E、3F、4F 保持体
5 連結環
6 装飾体
7 飾り石
8 円環部
9 飾り
10 飾り石

Claims (3)

  1. U字状ないし一部が切り欠かれた環状に形成された、弾性撓み変形容易な保持金具と、
    前記保持金具の両端にそれぞれ設けられた、耳を表裏両側から挟み込む一対の保持体とを備えたイヤリングにおいて、前記保持金具と前記一対の保持体が純チタンを素材として一体に鋳造されていることを特徴とするイヤリング。
  2. 少なくとも前記一対の保持体が陽極酸化処理法により互いに異なった色に発色するように処理されていることを特徴とする請求項1記載のイヤリング。
  3. 前記一対の保持体の少なくとも一方には、貴石、宝石等の宝飾体を設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載のイヤリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017169976A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 有限会社富士金属工芸社 イヤリング
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JP2020182710A (ja) * 2019-05-09 2020-11-12 青児 佐藤 耳装着具

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