JP3126255B2 - マーク付きチップコイルの製造方法 - Google Patents

マーク付きチップコイルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルの巻き方向と端
子方向との関係を明確にしたマークをチップコイルに付
けることにより、マザーボード等への実装時に該マーク
を利用してチップコイルのマウント方向を決定できるよ
うにしたマーク付きチップコイルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は従来技術の説明図であり、
図4はチップコイルの分解斜視図、図5Aは図4のX−
Y線断面図、図5Bはチップコイルの実装説明図であ
る。
【0003】図4、図5中、1は積層体、1−1〜1−
4は、積層体の第1〜第4の絶縁体層、2はコイルパタ
ーン、4−1、4−2は端子(外部電極)、5はマザー
ボード、6はGNDパターン、7は配線パターンを示
す。
【0004】このチップコイルは、積層体を構成する各
絶縁体層に、コイルパターン(導体パターン)を形成し
て、ヘリカルコイルを構成した例である。図示のよう
に、積層体を構成する絶縁体層を、第1〜第4の絶縁体
層1−1〜1−4で構成する。
【0005】上記第1の絶縁体層1−1上には、何もパ
ターニングしないで、保護層として使用し、第2〜第4
の絶縁体層1−2〜1−4上には、それぞれ、コイルパ
ターン(導体パターン)2をパターニングする。
【0006】そして、第2〜第4の絶縁体層1−2〜1
−4上の各コイルパターン2を、それぞれ、ビア(Vi
a)により接続(図の点線部分)して、1つのヘリカル
コイルとする。
【0007】また、積層体の両端部には、端子(外部電
極)4−1、4−2を設け、この端子と、上記コイルパ
ターンの端部を接続してチップコイルとする。上記のよ
うなチップコイルを、マザーボード5に実装する場合に
は、該マザーボード5に形成した配線パターン7上に載
せて、半田付けする。この場合、例えば、チップコイル
の片側には、GNDパターン6が形成されている。
【0008】上記チップコイルは、図4のX−Y線方向
(両端子方向と垂直な方向)の断面をみると(図5A参
照)、ライン(導体)の数は、X側は、Y側より、必ず
1本多くなる。
【0009】例えば、チップコイルをマザーボード5に
実装した状態で、該チップコイルの両端子4−1、4−
2方向をM−N方向とし、これと直角な方向をP−Q方
向とすると、チップコイル3は、M−N方向の中心線に
対して左右非対称形のライン構造となっている。
【0010】また、チップコイルの実装部付近では、M
−N方向に対して、導体パターン(GNDパターン、配
線パターン等)が、左右非対称形となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :上記チップコイル3は、両端子方向(M−N方向)
に対して、非対称形のライン構造となっている。
【0012】また、チップコイルをマザーボード上に実
装した状態では、マザーボード上のパターン(GNDパ
ターン等)が、チップコイルの両端子方向(M−N方
向)に対して、非対称形のパターンとなっている。
【0013】このため、チップコイルの実装方向を変え
る(例えば、端子を逆にしたり、表裏を逆にする)と、
マザーボードのパターンの非対称形のために、チップコ
イルのインピーダンスがずれる場合がある。
【0014】この現象は、数100MHZ 〜数GHZ
の高周波回路で使用される空芯形のチップコイルでみら
れていた。 :上記のように、チップコイルの実装方向を変える
と、チップコイルのインピーダンスがずれる場合があ
る。このため、狭偏差で空芯チップコイルを使用する事
が出来なかった。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決
し、チップコイルの巻き方向と、端子方向を明確にする
ことにより、実装時の定数バラツキを無くし、狭偏差で
空芯チップコイルが使用出来るようにすることを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図4、図5と同じものは、同一符号
で示してある。また、9は端部電極導体、10−1〜1
0−4は第1〜第4の絶縁体層、11はマーク、12は
コイルパターン間の領域(導体の無い領域)、13は分
割位置を示す。
【0017】本発明は、前記目的を達成するため、次の
ようにした。 複数の絶縁体層10−1〜10−4を積層した積層
体1を具備し、前記積層体1のいずれか一方の表面層を
除く他の絶縁体層にそれぞれコイルパターン2を設定
し、前記積層体1の積層方向に配置された各コイルパタ
ーン間をビアで接続して一体化すると共に、前記表面層
にコイルの巻き方向と端子方向との関係を明確にしたマ
ーク11を設けると共に、前記積層体1の両端部に端子
4−1、4−2を設けたマーク付きチップコイルの製造
方法であって、各コイルパターン2を端部電極導体9付
きのコイルパターンとし、これら隣接する各コイルパタ
ーン2の端部電極導体9同士を一体的に形成して所定間
隔おきに繰り返し配列した第1の絶縁体層10−2、1
0−4と、独立したコイルパターン2を一定間隔おきに
繰り返し配列した第2の絶縁体層10−3を有し、前記
第1の絶縁体層の間に前記第2の絶縁体層が挿入される
ように、前記第1、第2の絶縁体層を積層し、更にその
いずれか一方の表面側に、前記コイルの巻き方向と端子
方向との関係を明確にしたマーク11を所定間隔おきに
繰り返し配列した第3の絶縁体層10−1を積層し、前
記第1の絶縁体層の各コイルパターン2は、隣り合うコ
イル同士が常に反対方向となるようにコイルの巻き方向
を設定してパターニングすると共に、前記マーク11
は、隣り合うマーク同士が常に180°回転された方向
となるようにしてパターニングし、その後、前記積層体
を熱プレスし、脱バインダー及び焼成して分割すること
によりチップコイルとするようにした。
【0018】
【0019】
【0020】:前記のマーク付きチップコイルの製
造方法であって、前記マーク11は、ガラス材料に発色
材料を混合してペースト化し、印刷法で形成するように
した。
【0021】:前記のマーク付きチップコイルの製
造方法であって、前記積層体に各コイル単位に分割する
ための分割溝を形成し、前記分割溝により分割して各マ
ーク付きチップコイルとするようにした。
【0022】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。例えば、図1Aに示したように、絶縁体
層10−1〜10−4を積層して、チップコイルを製作
する場合、第1の絶縁体層10−1上には、マーク11
を形成する。
【0023】この場合、絶縁体層を上から見た場合、各
コイルの巻方向が必ず、右回りになっている。この為、
第1の絶縁体層10−1上に形成するマーク11は、各
コイルに関して同一関係となるように、コイル1個毎
に、180°方向を変えて形成する。
【0024】また、第2、第4の絶縁体層10−2、1
0−4上には、それぞれ端部電極導体9付きのコイルパ
ターン2を形成し、第3の絶縁体層10−3上には、独
立したコイルパターン2を形成する。
【0025】すなわち、第2、第4の絶縁体層10−
2、10−4上に形成するパターンは、端部電極導体9
付きのコイルパターン2とし、これら隣接した各コイル
パターン間の端部電極導体9同士を一体化してパターニ
ングする。そして、このパターンを、所定の間隔をおい
て、繰り返しパターンとして形成する。
【0026】また、第3の絶縁体層10−3上では、独
立したコイルパターン2を、一定の間隔をおいて、繰り
返しパターンとして形成する。このようにすると、積層
体の積層方向に対して、端部電極導体9の位置と、コイ
ルパターン間の領域(導体の無い領域)12の位置が、
互いに対向するように(積層方向で向かい合うように)
1組となって配列され、この配列が積層体の幅方向に対
して、交互に、逆の組み合わせとなって配列される。
【0027】上記の様な各パターンを形成した積層体に
対して、外側の分割位置13に分割溝を形成し、焼成
後、分割して、マーク付きのチップコイルとする。以上
のようにして、マーク11により、チップコイルの巻き
方向と、端子方向を明確にすることにより、実装時の定
数バラツキを無くし、狭偏差で空芯チップコイルが使用
出来るようになる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2、図3は、本発明の実施例の説明図であり、
図2、図3中、図1、図4、図5と同じものは、同一符
号で示してある。
【0029】 :チップコイル製造時の説明・・・図2参照 本実施例は、図2に示したように、第1〜第4の絶縁体
層10−1〜10−4を積層して、マーク付きのチップ
コイル(ヘリカルコイル)を製作する例である。
【0030】先ず、積層体の表面層となる第1の絶縁体
層10−1上には、マーク11を形成する(マークの詳
細な説明は、後述する)。また、第2、第4の絶縁体層
10−2、10−4上には、それぞれ端部電極導体9付
きのコイルパターン2を形成し、第3の絶縁体層10−
3上には、独立したコイルパターン2のみを形成する。
【0031】すなわち、第2、第4の絶縁体層10−
2、10−4上に形成するパターンは、端部電極導体9
付きのコイルパターン2とし、これら隣接した各コイル
パターン間の端部電極導体9同士を一体化してパターニ
ングする。そして、このパターンを、所定の間隔をおい
て、繰り返しパターンとして形成する。
【0032】また、第3の絶縁体層10−3上では、独
立したコイルパターン2を、一定の間隔をおいて、繰り
返しパターンとして形成する。なお、積層体の積層方向
で向かい合った位置に配置されたコイルパターン間は、
ビア(図示省略)により接続し、一体化する(全体が接
続されたパターンとなる)。
【0033】このようにパターニングすると、第2、第
4の絶縁体層10−2、10−4上には、2つのコイル
パターン2を1組として、端部電極導体9間を一体化し
たパターンが、所定の間隔で繰り返し形成され、その間
には、コイルパターン間の領域(導体の無い領域)12
が存在するようになる。
【0034】そして、積層体の積層方向に対して、端部
電極導体9の位置と、コイルパターン間の領域(導体の
無い領域)12の位置が、互いに積層方向で向かい合う
ように、1組となって配列され、この配列が積層体1の
幅方向に対して、交互に、逆の組み合わせとなって配列
される。
【0035】例えば、ある位置では、第2の絶縁体層1
0−2上の端部電極導体9と、第4の絶縁体層10−4
上のコイルパターン間の領域(導体の無い領域)12と
が、互いに積層方向で向かい合うように配置され、その
隣の位置(幅方向の隣)では、第2の絶縁体層10−2
上のコイルパターン間の領域(導体の無い領域)12
と、第4の絶縁体層10−4上の端部電極導体9とが、
互いに積層方向で向かい合うように配置される。
【0036】上記の様な各パターンを形成した積層体に
対して、図示点線の位置に、分割溝を形成する(積層体
の外側に形成)。 :マークの説明 上記第1の絶縁体層10−1上に形成するマーク11
は、次のようにして形成する。
【0037】図2に示した絶縁体層を上から見た場合、
各コイルの巻方向が必ず、右回りになっている。すなわ
ち、コイルの巻方向が常に一定となるようにパターニン
グされている。
【0038】この為、第1の絶縁体層10−1上に形成
するマーク11は、各コイルに関して同一関係となるよ
うに、コイル1個毎に、方向を変えて(180°方向を
変えて)形成する。
【0039】このマークを形成するには、例えば、着色
ガラス等のペーストを、印刷等で形成する(コイルパタ
ーンと同じように形成する)。また、このマークは、完
成したチップコイルの巻方向と、端子方向を明確にし
て、マウント方向を決定するためのマークであるから、
例えば、チップコイルの定数(インダクタンス値等)、
文字、記号等、何でもよい。
【0040】なお、この例では、チップコイルのインダ
クタンス値である「100」を、マーク11として用い
た。 :製造工程の説明・・・図2、図3参照 上記のチップコイルは、次の各工程により製造する。
【0041】−1:セラミックスとバインダーとのス
ラリーをシート化して、グリーンシートを製作する。 −2:製作したグリーンシートの内、積層体の一方の
表面層に配置されるグリーンシート(第1の絶縁体層1
0−1となるもの)上に、マーク11を、着色ガラス等
のペーストの印刷により形成する。
【0042】−3:積層体の第2層以下に配置される
各グリーンシート(第2〜第4の絶縁体層10−2〜1
0−4となるもの)上に、導体ペーストの印刷等によ
り、コイルパターン2、或いは、コイルパターン2と端
部電極導体9とを一体化したパターンを形成する。
【0043】−4:各グリーンシート(第1〜第4の
絶縁体層10−1〜10−4となるもの)を積層し、熱
プレスする。 −5:上記工程−4で製作した積層体に、分割溝を
形成(表面層の分割位置13に形成)する。
【0044】 −6:上記積層体を脱バインダし、焼成する。 −7:積層体を分割溝で分割して、各々のチップと
し、その両端部に端子を形成して、チップコイルが完成
する。
【0045】:完成したチップコイルの説明・・・図
3A、3B参照 上記のようにして、完成したチップコイルは、図3のよ
うになる。図示のように、チップコイルの両端部には、
端子4−1、4−2が設けてあり、その間の積層体1の
表面には、マーク11「100」が設けてある。
【0046】従って、ユーザが、マザーボード5に、上
記チップコイルを実装する際は、自動部品実装機等によ
り、マーク11を識別して実装する。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0047】:チップコイルに付けたマークは、コイ
ルの定数に限らず、任意のマーク(記号、絵、文字等)
でよい。 :チップコイルは、ヘリカルコイルに限らず、スパイ
ラル(渦巻きパターン)状に巻いたコイル等でも、上記
実施例と同様に適用可能である。
【0048】
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :チップコイルに付けたマークを利用することによ
り、ユーザ側で、定数バラツキを起こさないように実装
出来る。
【0050】:空芯チップコイルを、狭偏差で使用可
能となる。:本発明は、各コイルパターンを端部電極導体付きの
コイルパターンとし、これら隣接する各コイルパターン
の端部電極導体同士を一体的に形成して所定間隔おきに
繰り返し配列した絶縁体層と、独立したコイルパターン
を一定間隔おきに繰り返し配列した絶縁体層とを交互に
積層し、更にそのいずれか一方の表面側に、前記コイル
の巻き方向と端子方向との関係を明確にしたマークを所
定間隔おきに繰り返し配列した絶縁体層を積層してチッ
プコイルを製造する。 また、前記各コイルパターンは、
一体的にパターニングされている方向に対して、隣り合
うコイル同士が常に反対方向となるようにコイルの巻き
方向を設定してパターニングすると共に、前記マーク
は、コイルパターンが一体的にパターニングされている
方向に対して、隣り合うマーク同士が常に180°回転
された方向となるようにしてパターニングするようにし
ている。 このようにすれば、有極性の部品(チップコイ
ル)を製造する際、製造工程中、その極性が容易に識別
できるから、製造工程中において製品の管理等が容易に
行える。また、製品供給をテーピング仕様にした場合、
製造側において一定方向で出荷できる。 :本発明は、前記マークを、ガラス材料に発色材料を
混合してペースト化し、印刷法で形成するようにしてい
る。従って、前記ガラス材料として高融点ガラス母材を
使用すれば、印刷後、焼成することにより、積層工程を
マーキングを含めて一貫して行える。このため、製造工
程が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図であり、図1Aはチップコ
イルの分解斜視図、図1Bはチップコイルの斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例の説明図(チップコイルの分解
斜視図)である。
【図3】本発明の実施例の説明図であり、図3Aはチッ
プコイルの平面図、図3Bはチップコイルの実装説明図
である。
【図4】従来技術の説明図(チップコイルの分解斜視
図)である。
【図5】従来技術の説明図であり、図5Aは図4のX−
Y線の断面図、図5Bはチップコイルの実装説明図であ
る。
【符号の説明】
1 積層体 2 コイルパターン 4−1、4−2 端子 9 端部電極導体 10−1〜10−4 第1〜第4の絶縁体層 11 マーク 12 コイルパターン間の領域(導体の無い領域) 13 分割位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−165409(JP,A) 特開 平4−307910(JP,A) 実開 平4−70711(JP,U) 実開 昭56−164510(JP,U) 実開 昭58−44810(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 41/04 H01F 17/00 H01F 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の絶縁体層を積層した積層体を具備
    し、前記積層体のいずれか一方の表面層を除く他の絶縁
    体層にそれぞれコイルパターンを設定し、前記積層体の
    積層方向に配置された各コイルパターン間をビアで接続
    して一体化すると共に、前記表面層にコイルの巻き方向
    と端子方向との関係を明確にしたマークを設けると共
    に、前記積層体の両端部に端子を設けたマーク付きチッ
    プコイルの製造方法であって、 各コイルパターンを端部電極導体付きのコイルパターン
    とし、これら隣接する各コイルパターンの端部電極導体
    同士を一体的に形成して所定間隔おきに繰り返し配列し
    第1の絶縁体層と、独立したコイルパターンを一定間
    隔おきに繰り返し配列した第2の絶縁体層を有し、前記
    第1の絶縁体層の間に前記第2の絶縁体層が挿入される
    ように、前記第1、第2の絶縁体層を積層し、更にその
    いずれか一方の表面側に、前記コイルの巻き方向と端子
    方向との関係を明確にしたマークを所定間隔おきに繰り
    返し配列した第3の絶縁体層を積層し、 前記第1の絶縁体層の各コイルパターンは、隣り合うコ
    イル同士が常に反対方向となるようにコイルの巻き方向
    を設定してパターニングすると共に、 前記マークは、隣り合うマーク同士が常に180°回転
    された方向となるようにしてパターニングし、その後、
    前記積層体を熱プレスし、脱バインダー及び焼成して分
    割することによりチップコイルとする ことを特徴とした
    マーク付きチップコイルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記マークは、ガラス材料に発色材料を混
    合してペースト化し、印刷法で形成することを特徴とし
    請求項1記載のマーク付きチップコイルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記積層体に各コイル単位に分割するため
    の分割溝を形成し、前記分割溝により分割して各マーク
    付きチップコイルとすることを特徴とした請求項1記載
    のマーク付きチップコイルの製造方法。
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