JP3126016B2 - 間仕切壁用鋼製スタッド - Google Patents
間仕切壁用鋼製スタッドInfo
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Description
仕切壁用鋼製スタッドに関するものである。
種の改良・開発が行われており、従来広く採用されてい
る構造は、図6に示すように鋼製スタッド1を使用し
て、その両側面2,3に直接けい酸カルシウム板、石膏
板などの下張り板4と上張り板5とで構成される表面板
6を取付けている。
の一方側から加熱されたとき、鋼製スタッド1を通って
他方側に熱が伝わりやすく、耐火性能に問題がある。特
に、下張り板4或いは上張り板5のいずれか一方の継目
が、鋼製スタッド1上に位置してしまうような場合には
より熱が伝わりやすい。
面板6の厚さを増大させればよいが、表面板6を構成す
る下張り板4と上張り板5の厚さを増大させることは、
高価となるばかりではなく、重量が増し、その取扱いや
施工性などに新しい問題が生ずる。
する方法としては、例えば特開昭60−19854号公
報には、図7に示すように鋼製スタッド1の表面板6を
取付ける側の両側面2,3に接着剤でガラス繊維混入石
膏板などの耐火板7を設ける技術が開発されている。
火性能を低下させずに表面板6の厚さを低減できるが、
鋼製スタッド1に接着剤で耐火板7を取付ける作業に手
間がかかるばかりでなく、接着剤が硬化するまでは表面
板6の取付け作業ができない問題がある。また、図7の
ように間仕切壁の厚さは、かえって増大してしまう。
公報、実公昭61−18093号などの公報に開示され
ている間仕切壁にも存在している。
解決するためになされたものであり、耐火板の取付け作
業が容易で、かつ間仕切壁の耐火性能を低下させること
なく、間仕切壁全体の厚さの増大を抑制できる間仕切壁
用鋼製スタッドを提供することを目的としている。
め、本発明の第1の発明は、間仕切壁を構成する表面板
を取付ける側の両側面に断面略コ字状の耐火板用の嵌合
部を設けたことを特徴としている。
る表面板を取付ける側の両側面に断面略コ字状の耐火板
用の嵌合部を設け、この嵌合部の少なくとも一方に長尺
或いは複数個の短尺な耐火板を嵌合したことを特徴とし
ている。
て嵌合部の上下端部には、耐火板を取付けないランナー
用の取付け部を設けたことを特徴としており、第4の発
明は、第1,第2,第3の発明において嵌合部の開口部
を幅狭に形成したことを特徴としている。
表面板を取付ける側の両側面に断面コ字状の耐火板用の
嵌合部を設けたことにより、耐火板の取付け作業が容易
となる。
合部にほぼ1/2程埋込まれるため、間仕切壁全体の厚
みの増大が抑制される。
ンナーへの取付け部を確保でき、第4の発明によれば、
耐火板は嵌合部により強固な取付けとなり、容易に離脱
しない。
る。図1は、本発明の一実施例を示す。図のように、鋼
製スタッド10の両側面11,12、つまり後記する表
面板を取付ける側の両側面11,12に断面略コ字状の
耐火板用の嵌合部13a,13bがそれぞれ設けられて
いる。この嵌合部13a,13bは、側面11,12の
全長より若干幅狭な寸法と、後記するように所定の深さ
とを備えており、嵌合部13a,13bに耐火板14が
取付けられている。
一方の嵌合部13aのみに取付けた鋼製スタッド10a
としてもよいし、図1の(C)のように両方の嵌合部1
3a,13bに取付けた鋼製スタッド10bとしてもよ
い。間仕切壁の遮音性能の面を考慮すると、一方の嵌合
部13a或いは13bに取付ける方が好ましいが、強度
の面を考慮すると両方の嵌合部13a,13bに取付け
ることが好ましい。一方のみに耐火板14を取付ける場
合には、図4のように下張り板15と上張り板16とで
構成される表面板17を設ける際、鋼製スタッド10a
を千鳥状に配置するのが好ましい。
の耐火板14aに構成してもよいが、図3のように短尺
の耐火物14bを適宜な間隔をあけて複数個取付ける構
成にしてもよい。図2,図3のように鋼製スタッド10
a(10b)の上下端部には、間仕切のランナーへの取
付け部8を確保するため耐火板14a,14bを設けな
いことが好ましいが、施工時に耐火板14a,14bを
切除して取付け部を構成してもよい。
剤を使用せず、嵌合部13a,13bに嵌め込む構造で
もよいが、接着剤を併用することにより、より強固な嵌
合状態を確保させて固定できる。
側面11,12の全長より若干幅狭な寸法であり、その
深さは取付ける耐火板14,14a,…の厚さにもよる
が、耐火板14,14a,…の厚さの1/2から1/3
程度の寸法を備えるのが好ましく、少なくとも表面板1
7を取付けたときに鋼製スタッド20本体と下張り板1
5が接触しないような深さとする必要がある。この耐火
板14,14a,…は、けい酸カルシウム板、繊維補強
石膏板など耐火性に優れた材質の板状体を使用するのが
好ましい。
スタッド20に設けられる嵌合部21a,21bは、開
口部22を幅狭に形成した構成としてあり、このように
構成することにより、耐火板23を嵌め込むと、前記実
施例に比べ耐火板23はより強固となり、容易に離脱し
ない。図には、一方の嵌合部21aに耐火板23を取付
けた使用状態を示してあるが、両方の嵌合部21a,2
1bに取付けたり、耐火板23を1本の長尺な耐火板と
したり、複数個の短尺な耐火板に分割した構成とするな
ど前記実施例と同様な構造とすることができる。
壁用鋼製スタッドの表面板を取付ける両側面に断面略コ
字状の耐火板用の嵌合部を設けたことにより、耐火板の
取付け作業が容易となる。
壁の耐火性能を低下させることなく、間仕切壁全体の厚
みの増大が抑制され、経済性に優れたものとなる。
を取付けたり、間隔を設けて複数個の耐火板を取付けた
り、間隔を設けて複数個の耐火板を設けることにより、
耐火板の使用が削減でき、安価となる。しかも嵌合部の
開口部を幅狭にすることによって耐火板はより強固な取
付けとなり、容易に離脱することがない。
を設けていない取付け部を設けてあるため、間仕切のラ
ンナーへの取付けが簡易となる。
Claims (4)
- 【請求項1】 間仕切壁を構成する表面板を取付ける側
の両側面に断面略コ字状の耐火板用の嵌合部を設けたこ
とを特徴とする間仕切壁用鋼製スタッド。 - 【請求項2】 間仕切壁を構成する表面板を取付ける側
の両側面に断面略コ字状の耐火板用の嵌合部を設け、こ
の嵌合部の少なくとも一方に長尺或いは複数個の短尺な
耐火板を嵌合したことを特徴とする間仕切壁用鋼製スタ
ッド。 - 【請求項3】 嵌合部の上下端部には、耐火板を取付け
ないランナー用の取付け部を設けたことを特徴とする請
求項2に記載の間仕切壁用鋼製スタッド。 - 【請求項4】 嵌合部の開口部を幅狭に形成したことを
特徴とする請求項1,2または3記載の間仕切壁用鋼製
スタッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07100471A JP3126016B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 間仕切壁用鋼製スタッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07100471A JP3126016B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 間仕切壁用鋼製スタッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08270142A JPH08270142A (ja) | 1996-10-15 |
JP3126016B2 true JP3126016B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=14274831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07100471A Expired - Fee Related JP3126016B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 間仕切壁用鋼製スタッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3126016B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100467932B1 (ko) * | 2000-04-12 | 2005-01-25 | (주) 파주서원종합건축사사무소 | 스치로폼패널용 불연재의 제조방법 |
CA2458658A1 (en) | 2001-08-30 | 2003-03-13 | Donald A. Stevens | Light gauge steel ribbed-channel, self-setting lath and framing system |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP07100471A patent/JP3126016B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08270142A (ja) | 1996-10-15 |
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