JPH047161Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH047161Y2 JPH047161Y2 JP1984043413U JP4341384U JPH047161Y2 JP H047161 Y2 JPH047161 Y2 JP H047161Y2 JP 1984043413 U JP1984043413 U JP 1984043413U JP 4341384 U JP4341384 U JP 4341384U JP H047161 Y2 JPH047161 Y2 JP H047161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic fiber
- organic binder
- ceramic
- fibers
- blanket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 26
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 20
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は炉内壁や炉内部材に取付けて耐火断熱
層を形成するに好適なセラミツクフアイバ成形体
に関する。
層を形成するに好適なセラミツクフアイバ成形体
に関する。
炉内壁内張り等の耐火断熱層を形成する素材と
してセラミツクフアイバが知られており、このセ
ラミツクフアイバは取り扱いや施工性を良好にす
るため、通常ブランケツト又はフエルトの形態で
流通している。ブランケツトは綿状のフアイバ
(バルクフアイバ)をニードリングにより互いに
からみ合わせたもので、軽量で柔軟性に富んだ製
品である。一方、フエルトはバルクフアイバに少
量の有機バインダを添加し、板状に成形したもの
で、ブランケツトより表面が固くなつている。こ
れらのブランケツト及びフエルトはそれぞれ使用
目的、条件等に応じて適宜使いわけられている。
ところが、場合によつてはブランケツトもフエル
トもそれぞれ欠点を生じることがある。例えば、
炉内壁にスタツドやピンを用いて、断熱材を層状
に重ねて取付けるペーパーライニング工法にはブ
ランケツトもフエルトも好ましくない。即ち、ブ
ランケツトは柔軟すぎて施工性が悪く、特に長い
ブランケツトを取付ける際にはブランケツトが自
重で伸びて薄い部分が生じたり、最悪の場合には
切れてしまうという欠点がある。一方、フエルト
は施工性は良いが、炉の運転を開始し炉内が高温
になると有機バインダが焼失し、フアイバ間の接
合がなくなり脱落してしまう欠点がある。
してセラミツクフアイバが知られており、このセ
ラミツクフアイバは取り扱いや施工性を良好にす
るため、通常ブランケツト又はフエルトの形態で
流通している。ブランケツトは綿状のフアイバ
(バルクフアイバ)をニードリングにより互いに
からみ合わせたもので、軽量で柔軟性に富んだ製
品である。一方、フエルトはバルクフアイバに少
量の有機バインダを添加し、板状に成形したもの
で、ブランケツトより表面が固くなつている。こ
れらのブランケツト及びフエルトはそれぞれ使用
目的、条件等に応じて適宜使いわけられている。
ところが、場合によつてはブランケツトもフエル
トもそれぞれ欠点を生じることがある。例えば、
炉内壁にスタツドやピンを用いて、断熱材を層状
に重ねて取付けるペーパーライニング工法にはブ
ランケツトもフエルトも好ましくない。即ち、ブ
ランケツトは柔軟すぎて施工性が悪く、特に長い
ブランケツトを取付ける際にはブランケツトが自
重で伸びて薄い部分が生じたり、最悪の場合には
切れてしまうという欠点がある。一方、フエルト
は施工性は良いが、炉の運転を開始し炉内が高温
になると有機バインダが焼失し、フアイバ間の接
合がなくなり脱落してしまう欠点がある。
本考案はかかる欠点を解消せんとするもので、
施工性が良く、しかも高温になつてもフアイバが
ばらけて脱落することのないセラミツクフアイバ
成形体を提供することを目的とする。
施工性が良く、しかも高温になつてもフアイバが
ばらけて脱落することのないセラミツクフアイバ
成形体を提供することを目的とする。
即ち、本考案はセラミツクフアイバをニードリ
ングにより互いにからみ合つたブランケツト状に
形成し、且つ有機バインダによりセラミツクフア
イバを相互に接合して全体に適度な硬さを与えら
れたフエルト状にしてなるセラミツクフアイバ成
形体である。
ングにより互いにからみ合つたブランケツト状に
形成し、且つ有機バインダによりセラミツクフア
イバを相互に接合して全体に適度な硬さを与えら
れたフエルト状にしてなるセラミツクフアイバ成
形体である。
以下、図面の実施例により本考案を更に詳細に
説明する。
説明する。
本考案になるセラミツクフアイバ成形体1は、
セラミツクフアイバのバルクを層状に拡げ、ニー
ドリングすることによりセラミツクフアイバ2が
相互に複雑にからみ合つたブランケツト状に成形
し、且つ有機バインダによりこのセラミツクフア
イバ2を相互に接合して全体に適度な硬さを与え
られたフエルト状としたものである。有機バイン
ダは、フエルトの場合と同様に、形成体1に全体
的に付与されており、セラミツクフアイバの極く
一部を互いに接合させて成形体1全体に適度な硬
さを与えるためのもので、その混入量は成形体1
に、取扱上及び施工上要求される硬さ及び柔軟さ
を考慮して定められる。有機バインダとしてはフ
エノール樹脂等の熱硬化性樹脂が使用可能であ
る。
セラミツクフアイバのバルクを層状に拡げ、ニー
ドリングすることによりセラミツクフアイバ2が
相互に複雑にからみ合つたブランケツト状に成形
し、且つ有機バインダによりこのセラミツクフア
イバ2を相互に接合して全体に適度な硬さを与え
られたフエルト状としたものである。有機バイン
ダは、フエルトの場合と同様に、形成体1に全体
的に付与されており、セラミツクフアイバの極く
一部を互いに接合させて成形体1全体に適度な硬
さを与えるためのもので、その混入量は成形体1
に、取扱上及び施工上要求される硬さ及び柔軟さ
を考慮して定められる。有機バインダとしてはフ
エノール樹脂等の熱硬化性樹脂が使用可能であ
る。
上記構成のセラミツクフアイバ成形体は、セラ
ミツクフアイバを有機バインダで固めているの
で、適度の硬さと適度の柔軟性を有し、取扱や施
工が極めて容易である。しかも、取付後、有機バ
インダが焼失しても、フアイバ自体がニードリン
グにより複雑にからみ合つているので、脱落する
ことがなく、長期間有効に使用できる。
ミツクフアイバを有機バインダで固めているの
で、適度の硬さと適度の柔軟性を有し、取扱や施
工が極めて容易である。しかも、取付後、有機バ
インダが焼失しても、フアイバ自体がニードリン
グにより複雑にからみ合つているので、脱落する
ことがなく、長期間有効に使用できる。
以上のように、本考案のセラミツクフアイバ成
形体は、取扱や施工が極めて容易であり、且つ炉
内で長期間有効に使用できるという効果を有して
おり、ペーパーライニング工法に使用するに極め
て好適なものである。勿論、他の工法に使用して
もよいことは言うまでもない。
形体は、取扱や施工が極めて容易であり、且つ炉
内で長期間有効に使用できるという効果を有して
おり、ペーパーライニング工法に使用するに極め
て好適なものである。勿論、他の工法に使用して
もよいことは言うまでもない。
図面は本考案の一実施例を示す斜視図である。
1……セラミツクフアイバ成形体、2……セラ
ミツクフアイバ。
ミツクフアイバ。
Claims (1)
- セラミツクフアイバをニードリングにより互い
にからみ合つたブランケツト状に形成し、且つ有
機バインダによりセラミツクフアイバを相互に接
合して全体に適度な硬さを与えられたフエルト状
にしてなるセラミツクフアイバ成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341384U JPS60156143U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | セラミツクフアイバ成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341384U JPS60156143U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | セラミツクフアイバ成形体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156143U JPS60156143U (ja) | 1985-10-17 |
JPH047161Y2 true JPH047161Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=30555058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341384U Granted JPS60156143U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | セラミツクフアイバ成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60156143U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663445A (en) * | 1979-10-31 | 1981-05-30 | Matsushita Electric Works Ltd | Method and device for manufacturing heat insulating material |
JPS5899597A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-13 | 新日本製鐵株式会社 | 工業炉の断熱材 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP4341384U patent/JPS60156143U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663445A (en) * | 1979-10-31 | 1981-05-30 | Matsushita Electric Works Ltd | Method and device for manufacturing heat insulating material |
JPS5899597A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-13 | 新日本製鐵株式会社 | 工業炉の断熱材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60156143U (ja) | 1985-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4222337A (en) | Furnace lining and method of manufacture | |
ATE86340T1 (de) | Aeussere wasserabweisende beschichtung fuer gebaeude. | |
BR9005474A (pt) | Estrutura combinada de material de ceramica | |
JPH047161Y2 (ja) | ||
DK0979168T3 (da) | Ildfast pladeopbygning, fremstillingsfremgangsmåde og anvendelse | |
CA2114620A1 (en) | Inorganic Constructional Board and Method of Manufacturing the Same | |
US4446082A (en) | Method of veneering brick linings of furnaces and other high temperature enclosures | |
JP3126016B2 (ja) | 間仕切壁用鋼製スタッド | |
US4348441A (en) | Fibrous insulating material and insulating wall | |
GB2039829A (en) | An Insulating Block | |
AU625548B2 (en) | Improved insulated building element | |
JPS622476Y2 (ja) | ||
JPS6355098U (ja) | ||
JPS58155598U (ja) | 熱風管連結部の目地構造 | |
GB2102106A (en) | Furnace or like thermal insulation | |
JPS5948779B2 (ja) | 複合耐火断熱材及びこれらを用いた耐火構造体 | |
JPH0769051B2 (ja) | バーナータイル | |
JPH0957880A (ja) | 耐火積層パネル | |
JPH061972Y2 (ja) | 断熱壁構造 | |
JPS5846396Y2 (ja) | 工業炉内張用複合耐火物 | |
JPS626699U (ja) | ||
US5130186A (en) | Material for making a flooring and process for laying a floor covering applying same | |
JPH0129518Y2 (ja) | ||
JPH1113252A (ja) | 複合パネル | |
JPS5860184A (ja) | 内張り耐火れんがの構造 |