JP3125747B2 - 半導体記憶装置およびその制御回路ならびに制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその制御回路ならびに制御方法

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JP3125747B2
JP3125747B2 JP10145664A JP14566498A JP3125747B2 JP 3125747 B2 JP3125747 B2 JP 3125747B2 JP 10145664 A JP10145664 A JP 10145664A JP 14566498 A JP14566498 A JP 14566498A JP 3125747 B2 JP3125747 B2 JP 3125747B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SRAM(Sta
tic Random Access Memory)
をDRAM(Dynamic Random Acce
ss Memory)に置き換えて使用する半導体記憶
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SRAMは、コントロール信号とアドレ
ス信号をCPUから送ることによりデータを直接取り出
すことができるため、従来はキャッシュメモリとしてS
RAMが用いられることが多かった。そのため、キャッ
シュメモリをコントロールするCPUは、SRAMとの
インタフェースしか備えていないものが多い。
【0003】しかし、キャッシュメモリの記憶容量を増
やすためまたは同じ記憶容量でチップ面積を小さくする
ためには単位面積あたりの記憶容量の少ないSRAMの
代わりに単位面積あたりの記憶容量の多いDRAMをキ
ャッシュメモリとして設ける必要がある。また、DRA
Mにはリフレッシュ動作を行うことが必要となるためS
RAMとのインタフェースしか備えていないCPUに対
してそのままDRAMを用いることはできない。
【0004】そして、DRAMをキャッシュメモリとし
て用いる場合には、リフレッシュ動作を制御するための
制御信号を新たに設けなくてはならずCPUを変更しな
くてはならない。また、CPUを変更せずに毎サイクル
リフレッシュを行なうことによりDRAMのリフレッシ
ュを行なうことも可能ではあるが、アクセス時間が2倍
になり高速性が求められるキャッシュメモリとしては現
実的には使用することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置では、SRAMとのインタフェースしか備えて
いないCPUに対してDRAMを用いることができない
という問題点があった。本発明の目的は、DRAMを有
しているにもかかわらずSRAMとのインタフェースし
か備えていないCPUとでも接続することができ、高速
なアクセスをすることができる半導体記憶装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体記憶装置は、アドレス信号がある特
定の番地のアドレスを指定している場合にアドレス検出
信号をアクティブとするアドレス検出回路と、前記ある
特定の番地以外のアドレスを繰り返し生成してリフレッ
シュアドレス信号として出力するリフレッシュアドレス
生成回路と、前記アドレス信号に含まれるロウアドレス
の変化を検出するロウアドレス変化検出回路と、前記ロ
ウアドレス変化検出回路がロウアドレスの変化を検出す
ると、コントロール信号を予め定められた一定の期間だ
けアクティブとするコントロール回路と、前記アドレス
検出信号がインアクティブの場合には前記アドレス信号
を選択して出力し、前記アドレス検出信号がアクティブ
の場合には前記リフレッシュアドレス信号を選択して出
力するアドレスセレクタと、前記アドレス検出信号がア
クティブとなると記憶していたデータ内容を出力するS
RAMと、前記コントロール信号がアクティブとなると
動作し、前記アドレスセレクタから出力された信号の示
すアドレスに記憶しているデータを出力するDRAM
と、前記DRAMから出力されたデータを一旦保持して
から出力するバッファメモリと、前記アドレス検出信号
がインアクティブの場合には前記バッファメモリから出
力されたデータを外部データ出力信号として出力し、前
記アドレス検出信号がアクティブの場合には前記SRA
Mから出力されたデータを前記外部データ出力信号とし
て出力するデータセレクタとから構成されている。
【0007】本発明では、アドレス信号により特定の番
地を指定して読み出し動作を行うことにより、アドレス
検出回路はアドレス検出信号をアクティブとする。その
ため、アドレスセレクタはリフレッシュアドレス信号を
DRAMに出力し、SRAMは記憶していたデータ内容
をデータセレクタに出力する。そして、SRAMから出
力されたデータはデータセレクタから外部データ出力信
号として出力される。このため、アドレス信号により特
定の番地を指定して読み出し動作を行うだけでDRAM
のリフレッシュ動作を行うことができ、SRAMをDR
AMの特定の番地の領域として動作するようにしたもの
である。したがって、SRAMとのインタフェースしか
備えていないCPUに対してでも接続することができ
る。
【0008】また、本発明の他の半導体記憶装置は、ア
ドレス信号がある特定の番地のアドレスを指定している
場合にアドレス検出信号をアクティブとするアドレス検
出回路と、前記ある特定の番地以外のアドレスを繰り返
し生成してリフレッシュアドレス信号として出力するリ
フレッシュアドレス生成回路と、前記アドレス信号に含
まれるロウアドレスの変化を検出するロウアドレス変化
検出回路と、前記ロウアドレス変化検出回路がロウアド
レスの変化を検出すると、コントロール信号を予め定め
られた一定の期間だけアクティブとするコントロール回
路と、前記アドレス検出信号がインアクティブの場合に
は前記アドレス信号を選択して出力し、前記アドレス検
出信号がアクティブの場合には前記リフレッシュアドレ
ス信号を選択して出力するアドレスセレクタと、前記ア
ドレス検出信号がアクティブとなると記憶していたデー
タ内容を出力するSRAMと、前記コントロール信号が
アクティブとなると動作し、前記アドレスセレクタから
出力された信号の示すアドレスに記憶しているデータを
出力するDRAMとから構成されている記憶部と、前記
記憶部から出力されたデータを一旦保持してから外部デ
ータ出力信号として出力するバッファメモリとから構成
されている。
【0009】本発明は、SRAMとDRAMを1つの回
路である記憶部として形成したので半導体記憶装置の面
積を削減することができる。
【0010】また、本発明の他の半導体記憶装置は、前
記記憶部における前記SRAMは、前記DRAMを構成
しているセンスアンプと同一の回路構成により形成され
ている。
【0011】そのため、SRAMとDRAMから成る記
憶部を、必要最小限度の面積で構成することができる。
【0012】また、本発明の他の半導体記憶装置は、ア
ドレス信号のある特定の1ビット以外のビットにより示
されるアドレスが、ある特定のアドレスを指定している
場合に出力信号をアクティブとするアドレス検出回路
と、前記アドレス信号のうちの前記特定の1ビットの変
化を検出すると出力信号をアクティブとするアドレス遷
移検出回路と、前記アドレス検出回路からの出力信号と
前記アドレス遷移検出回路からの出力信号がともにアク
ティブになるとリフレッシュモード信号をアクティブと
する論理回路と、前記特定の1ビット以外のビットによ
り示されるアドレスを含む番地以外のアドレスを繰り返
し生成してリフレッシュアドレス信号として出力するリ
フレッシュアドレス生成回路と、前記アドレス信号に含
まれるロウアドレスの変化を検出するロウアドレス変化
検出回路と、前記ロウアドレス変化検出回路がロウアド
レスの変化を検出すると、コントロール信号を予め定め
られた一定の期間だけアクティブとするコントロール回
路と、前記リフレッシュモード信号がインアクティブの
場合には前記アドレス信号を選択して出力し、前記リフ
レッシュモード信号がアクティブの場合には前記リフレ
ッシュアドレス信号を選択して出力するアドレスセレク
タと、前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり
前記ある特定の1ビットが“1”の場合に、記憶してい
たデータ内容を出力する第1のSRAMと、前記リフレ
ッシュモード信号がアクティブとなり前記ある特定の1
ビットが“0”の場合に、記憶していたデータ内容を出
力する第2のSRAMと、前記コントロール信号がアク
ティブとなると動作し、前記アドレスセレクタから出力
された信号の示すアドレスに記憶しているデータを出力
するDRAMと、前記DRAMから出力されたデータを
一旦保持してから出力するバッファメモリと、前記リフ
レッシュモード信号がインアクティブの場合には前記バ
ッファメモリから出力されたデータを外部データ出力信
号として出力し、前記リフレッシュモード信号がアクテ
ィブの場合には前記第1または第2のSRAMから出力
されたデータを前記外部データ出力信号として出力する
データセレクタとから構成されている。
【0013】本発明におけるアドレス遷移検出回路は、
ある特定の1ビットが変化した場合のみ出力信号をアク
ティブとする。そのため、アドレス信号によりあるアド
レスを指定した後に、特定の1ビット以外のビットによ
り示されるアドレスがある特定のアドレスであり、かつ
特定の1ビットが前回指定したアドレスとは異なるビッ
トであるアドレスを指定することによりリフレッシュ動
作が行われる。
【0014】したがって、アドレス信号が連続してある
特定のアドレスを指定した場合でも、連続してリフレッ
シュ動作を行うことがないため、リフレッシュ動作が連
続して行われてしまうことにより、大きな消費電流が流
れ続けることを防ぐことができる。
【0015】また、本発明の他の半導体記憶装置は、前
記コントロール回路が、前記アドレス検出信号がアクテ
ィブからインアクティブとなった際に、前記コントロー
ル信号をアクティブとするタイミングを予め定められた
一定の時間だけ遅らせる。
【0016】本発明は、アドレス信号がDRAMに確実
に入力されてからコントロール信号が出力されるように
したので、動作の信頼性を向上することができる。
【0017】また、請求項3記載の発明は、前記コント
ロール信号がアクティブとなると動作し、前記アドレス
セレクタから出力された信号の示すアドレスに記憶して
いるデータをTAGデータ出力信号として出力するTA
G部をさらに有している。
【0018】本発明は、TAGデータ出力信号を出力す
るためのTAG部を設けて、CPUはTAGデータ出力
信号が期待値と異なる場合にのみ他のメモリの読み出し
を行うようにしたものである。
【0019】したがって、本発明の半導体記憶装置をキ
ャッシュメモリとして使用することができる。
【0020】また、上記目的を達成するために本発明の
半導体記憶装置の制御回路は、一定間隔でリフレッシュ
動作を行なうことが必要である半導体記憶装置に対し
て、アドレス信号を介してある特定のアドレスを指定す
ることによりリフレッシュ動作を行なわせる半導体記憶
装置の制御回路において、外部装置が前記アドレス信号
に対して出力したアドレスを監視し、該アドレスが前記
特定のアドレスである場合には、リフレッシュ動作が不
要である旨の信号を出力する監視手段と、前記監視手段
からリフレッシュ動作が不要である旨の信号を入力した
場合には、該信号を入力した時から一定期間内は、デコ
ードした命令コードが指示する命令が前記特定のアドレ
スの読み込みを行う命令である場合でもその命令を実行
せずに、次の命令の実行を行う命令デコード手段とを有
することを特徴とする。
【0021】本発明は、外部装置が半導体記憶装置に対
してリフレッシュ動作を行なわせるための特定のアドレ
スの読み出しを行なってからある一定期間は、命令デコ
ード手段による半導体記憶装置に対するリフレッシュ動
作の指示が行なわれないようにしたものである。したが
って、必要の無いリフレッシュ動作を行うことがないた
め、消費電流を削減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の半導体記憶装置11とCPU12との接続を
示した図である。
【0024】本実施形態の半導体記憶装置11は、CP
U12によりコントロールされデータの読み出し/書き
込みを行っている。
【0025】CPU12は、判定部13と、出力バッフ
ァ15とを有していて、半導体記憶装置11に記憶され
たデータの読み出し/書き込みを行う際には、図示され
ない回路によりアドレス信号101を出力して読み出し
/書き込みを行うアドレスを指定する。
【0026】判定部13は、半導体記憶装置11から出
力されたTAGデータ出力信号104が予め記憶してい
る期待値と一致すれば判定信号105をアクティブと
し、一致しなければ判定信号105をインアクティブと
する。
【0027】出力バッファ15は、半導体記憶装置11
から出力された外部データ出力信号102を入力し、判
定信号105がアクティブの場合は、外部データ出力信
号102をCPU12の内部に出力し、判定信号105
がインアクティブの場合には外部データ出力信号102
を出力しないようにする。
【0028】CPU12は、判定部13によりTAGデ
ータ出力信号104が期待値と一致しないと判定された
場合には、図示されていない回路により外部のメインメ
モリ等の他のメモリの読み出しを行うための動作を実行
する。
【0029】半導体記憶装置11は、図2に示されるよ
うに、リフレッシュアドレス生成回路1と、アドレス検
出回路2と、ロウアドレス変化検出回路3と、コントロ
ール回路4と、アドレスセレクタ5と、TAG部6と、
SRAM7と、DRAM8と、バッファメモリ9と、デ
ータセレクタ10とから構成されている。
【0030】アドレス検出回路2は、アドレス信号10
1が0番地のアドレスを指定している場合にアドレス検
出信号103をアクティブとする。
【0031】リフレッシュアドレス生成回路1は、0番
地以外のアドレスを繰り返し生成してリフレッシュアド
レス信号107として出力する。
【0032】ロウアドレス変化検出回路3は、アドレス
信号101に含まれるロウアドレスの変化を検出する。
このロウアドレス変化検出回路3を設けてロウアドレス
の変化を検出してしているのは、DRAMは一連の動作
を全て終了させないとデータが壊れてしまうのでロウア
ドレスが切り替わったことを検出してTAG部6、DR
AM8の動作を制御するためである。
【0033】コントロール回路4は、ロウアドレス変化
検出回路3がロウアドレスの変化を検出すると、コント
ロール信号106を予め定められた一定の期間だけアク
ティブとする。
【0034】アドレスセレクタ5は、アドレス検出信号
103がインアクティブの場合にはアドレス信号101
を選択して出力し、アドレス検出信号103がアクティ
ブの場合にはリフレッシュアドレス信号107を選択し
て出力する。
【0035】TAG部6は、コントロール信号106が
アクティブとなると動作し、アドレスセレクタ5から出
力された信号の示すアドレスに記憶しているデータをT
AGデータ出力信号104として出力する。
【0036】SRAM7は、アドレス検出信号103が
アクティブとなると記憶していたデータ内容をデータセ
レクタ10に出力する。
【0037】DRAM8は、コントロール信号106が
アクティブとなると動作し、アドレスセレクタ5から出
力された信号の示すアドレスに記憶しているデータをバ
ッファメモリ9に出力するバッファメモリ9は、SRA
Mにより構成されていて、DRAM8から出力されたデ
ータを一旦保持してからデータセレクタ10に出力す
る。このバッファメモリ9は、SRAMに限定されるも
のではなく、DRAM8からのデータを一旦保持する機
能を有していればフリップフロップ等で構成するように
してもよい。データセレクタ10は、アドレス検出信号
103がインアクティブの場合にはバッファメモリ9か
ら出力されたデータを外部データ出力信号102として
出力し、アドレス検出信号103がアクティブの場合に
はSRAM7から出力されたデータを外部データ出力信
号102として出力する。
【0038】次に、本実施形態の動作について図1、図
2および図3を参照して説明する。先ず、アドレス信号
101が0番地以外のアドレスを示して読み出し動作を
行う場合について説明する。
【0039】この場合には、アドレス検出回路2はアド
レス検出信号103をインアクティブとするので、アド
レスセレクタ5はアドレス信号101を選択して出力
し、データセレクタ10はバッファメモリ9からのデー
タ出力を外部データ出力信号102として出力する。
【0040】そのため、DRAM8のアドレス信号10
1によって指定されたアドレスに記憶されているデータ
は、一旦バッファメモリ9に記憶された後にデータセレ
クタ10を介して外部データ出力信号102として出力
される。
【0041】次に、アドレス信号101が0番地を示し
て読み出し動作を行う場合について説明する。
【0042】この場合には、アドレス検出回路2はアド
レス検出信号103をアクティブとするので、アドレス
セレクタ5はリフレッシュアドレス生成回路1によって
生成されたリフレッシュアドレス信号107を選択して
出力し、データセレクタ10はSRAM7からのデータ
出力を外部データ出力信号102として出力する。
【0043】そして、SRAM7ではアドレス検出信号
103がアクティブとなったことにより記憶していたデ
ータ内容を出力する。データセレクタ10では、SRA
M7から出力されたデータ信号を選択して外部データ出
力信号102として出力する。
【0044】また、リフレッシュアドレス生成回路1か
ら出力されたリフレッシュアドレス信号107はアドレ
スセレクタ5によって選択され、DRAM8に出力され
るので、DRAM8では、0番地以外のアドレスに記憶
されているデータのリフレッシュ動作が行われる。
【0045】この場合の動作を図3に模式的に示す。
【0046】図3に示すように、外部のCPU12から
見ると、SRAM7はDRAM8の0番地のアドレス領
域として動作し、SRAM7のデータの読み出しが行わ
れている間にDRAM8の0番地以外のアドレスの領域
のリフレッシュ動作が行われるのである。ここで、斜線
で示されたDRAM8の0番地のアドレスの領域はデー
タの記憶領域としては使用されない。
【0047】次に、この半導体記憶装置11に対してデ
ータの書き込みを行う場合について説明する。
【0048】この場合には、CPU12は書き込みを行
うアドレスをアドレス信号101によって指定し、書き
込みを行うデータを外部データ出力信号102として出
力する。
【0049】アドレス信号101によって0番地以外の
番地が指定された場合には、アドレス検出回路2はアド
レス信号103をインアクティブとするため、データセ
レクタ10は外部データ出力信号102をバッファメモ
リ9を介してDRAM8に出力され、アドレス信号10
1はアドレスセレクタ5によって選択されDRAM8に
出力される。そして、DRAM8ではアドレス信号10
1によって指定されたアドレスの領域にデータを書き込
むことができる。
【0050】そして、アドレス信号101によって0番
地を指定した場合には、アドレス検出回路2はアドレス
検出信号103をアクティブとするため、データセレク
タ10は外部データ出力信号102をSRAM7に出力
する。そのため、SRAM7ではそのデータ内容を記憶
内容として記憶する。
【0051】また、読み出し/書き込み動作に共通し
て、アドレス信号101に含まれるロウアドレスが変化
するとロウアドレス変化検出回路3はロウアドレスの変
化を検出し、コントロール回路14はコントロール信号
106を一定期間アクティブとする。そのため、TAG
部6、DRAM8では記憶しているデータが壊れないよ
うな制御が行われる。
【0052】上述のようにして、CPU12は定期的に
アドレス信号101によって0番地を指定して読み出し
動作を行うだけでDRAM8のリフレッシュを行うこと
ができる。また、本実施形態の半導体記憶装置は、外部
から見ると0番地のアドレスに対してもデータの読み出
し/書き込みを行うことができる。そのため、CPU1
2がSRAMとのインタフェースしか有していない場合
でも本実施形態の半導体記憶装置11を接続することが
できる。
【0053】SRAM7の記憶容量は、アドレスの0番
地のみのデータを記憶するだけでよいので、その占める
面積はごくわすかである。そのため、本実施形態の半導
体記憶装置はSRAMのみを用いてキャッシュメモリを
構成した場合に比べてその面積を大幅に小さくすること
ができる。
【0054】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態の半導体記憶装置21の構成を示したブロック
図である。図2中と同番号は同じ構成要素を示す。
【0055】本実施形態の半導体記憶装置は、図2の第
1の実施形態の半導体記憶装置11に対して、コントロ
ール回路4をコントロール回路14に置き換えたもので
ある。
【0056】コントロール回路14は、図2のコントロ
ール回路4の機能に加えて、アドレス検出信号103を
入力するようにし、アドレス検出信号103がアクティ
ブからインアクティブに変化した際にはコントロール信
号106をアクティブとするタイミングを予め定められ
た時間だけずらすようにしたものである。
【0057】アドレス信号101は、アドレスセレクタ
5を介していることによりTAG部6、DRAM8に入
力されるタイミングは、アドレス検出信号103がアク
ティブからインアクティブとなるタイミングから少し遅
れてしまう。そして、アドレス信号101が0番地から
0番地以外を示すように変化してコントロール信号10
6がアクティブとなった際にDRAM8、TAG部6に
アドレス信号101が入力されていないと正常な動作が
行われない。
【0058】本実施形態は、アドレス検出信号103が
アクティブからインアクティブとなった際には、コント
ロール回路14はコントロール信号106をアクティブ
とするタイミングを一定の時間ずらすことによりアドレ
ス信号101がDRAM8とTAG部6に確実に入力さ
れてからコントロール信号106がアクティブとなるよ
うにしたものである。そのため、本実施形態は、上記第
1の実施形態の効果に加えて、動作の信頼性を向上する
ことができるという効果を有する。
【0059】(第3の実施形態)上記第1および第2の
半導体記憶装置では、アドレス信号101により0番地
のアドレスが指定されることによりリフレッシュ動作が
行われるものである。しかし、CPU12によりたまた
ま0番地に書込んだデータをアクセスし続けるような動
作が行われた場合には、リフレッシュ動作が連続して行
われることとなる。しかし、リフレッシュ動作時には、
通常のデータの読み出しの際に流れる消費電流よりも大
きな消費電流を必要とするため、リフレッシュ動作が連
続して行われてしまうと、大きな消費電流が流れ続ける
ことになってしまう。本実施形態の半導体記憶装置は、
このような問題を解決するためのものである。
【0060】本実施形態の半導体記憶装置31を図5に
示す。図2中と同番号は同じ構成要素を示す。
【0061】本実施形態の半導体記憶装置31は、図2
の第1の実施形態の半導体記憶装置11に対して、アド
レス検出回路2およびSRAM7を削除し、アドレス検
出回路32と、アドレス遷移検出回路33と、論理積回
路34と、SRAM36、37を新たに設けたものであ
る。
【0062】ここで、本実施形態では、アドレス信号1
01は、A0〜A14の15ビットからなる信号である
として以下の説明を行う。
【0063】アドレス遷移検出回路33は、アドレス信
号101のうちのA14ビットを入力し、そのビットが
変化した場合に出力信号をハイレベルとする。
【0064】また、アドレス遷移検出回路33は、図6
に示すように、データフリップフロップ回路(D−F/
F)61と、排他的論理和回路62とを有している。
【0065】D−F/F61は、アドレス信号101の
A14ビットとクロック信号を入力し、クロック信号の
立ち上がりまたは立ち下がりでクロック信号101のA
14ビットをラッチしている。
【0066】排他的論理和回路62は、D−F/F61
からの出力と、アドレス信号101のA14ビットとの
間の排他的論理和を演算し、その演算結果を出力してい
る。アドレス検出回路32は、アドレス信号101のう
ちのA0〜A13の14ビットを入力し、A0〜A13
ビットが全て“0”となった場合に、出力信号をハイレ
ベルとしている。
【0067】また、アドレス検出回路32は、図7に示
すように、nチャネルMOSトランジスタ710〜71
13と、pチャネルMOSトランジスタ73と、バッファ
回路72とから構成されている。
【0068】pチャネルMOSトランジスタ73は、ゲ
ートがグランドに接続されることによりオンし、バッフ
ァ回路72の入力をハイレベルとしている。
【0069】nチャネルMOSトランジスタ710〜7
13は、ゲートにアドレス信号101のA0〜A13ビ
ットがそれぞれ入力され、入力されているビットが
“1”となるとオンしてバッファ回路72の入力をグラ
ンドレベルとしている。
【0070】バッファ回路72は、入力されている信号
の論理をそのまま出力している。
【0071】論理積回路34は、アドレス検出回路32
からの出力信号と、アドレス遷移検出回路33からの出
力信号との間で論理積演算を行ない、その演算結果をリ
フレッシュモード信号108として出力する。
【0072】SRAM36は、リフレッシュモード信号
108がアクティブとなり、アドレス信号101のA1
4ビットが“1”の場合に記憶していたデータ内容をデ
ータセレクタ10に出力する。
【0073】SRAM37は、リフレッシュモード信号
108がアクティブとなり、アドレス信号101のA1
4ビットが“0”の場合に記憶していたデータ内容をデ
ータセレクタ10に出力する。
【0074】また、図2の第1の実施形態では、アドレ
スセレクタ5、データセレクタ10には、アドレス検出
信号103が入力されていたが、本実施形態ではアドレ
ス検出信号103の代わりににリフレッシュモード信号
108が入力されているがその動作は同様である。
【0075】次に、本実施形態の半導体記憶装置の動作
について説明する。
【0076】本実施形態の半導体記憶装置では、アドレ
ス信号101を0番地とした後に、1番地とするかまた
は、アドレス信号101を1番地とした後に、0番地と
することによりリフレッシュ動作が行われる。
【0077】先ず、アドレス信号101を0番地とした
後に1番地とすることによりリフレッシュ動作を行う場
合について説明する。
【0078】アドレス信号101を0番地とした場合に
は、図8(a)に示すようにA0〜A14の全てのビッ
トは“0”となる。そして、次にアドレス信号101を
1番地とするとA0〜A13のビットは“0”のままで
あるためアドレス検出回路32はハイレベルの信号を出
力する。そして、A14ビットは“0”から“1”に変
化したためアドレス遷移検出回路33もハイレベルの信
号を出力する。
【0079】そのため、論理積回路34はリフレッシュ
モード信号108をアクティブとする。そして、リフレ
ッシュモード信号108がアクティブとなり、アドレス
信号101のA14ビットが“1”となったため、SR
AM36は記憶していたデータ内容をデータセレクタ1
0に出力する。データセレクタ10は、リフレッシュモ
ード信号108がアクティブであるため、SRAM36
からのデータを外部データ出力信号102として出力す
る。
【0080】また、リフレッシュモード信号108がア
クティブとなったことにより、アドレスセレクタ5は、
リフレッシュアドレス生成回路1によって生成されたリ
フレッシュアドレス信号107を選択して出力する。そ
のためDRAM8では、リフレッシュ動作が行われる。
【0081】この場合には、アドレス信号101を1番
地とする前のアドレス信号が0番地以外の場合でも、A
14ビットが“0”となっているアドレスの場合にはリ
フレッシュ動作が行われる。
【0082】また、図8(b)に示したアドレス信号1
01を1番地とした後に0番地とした場合におけるリフ
レッシュ動作が行われる動作は上記と同様であるためそ
の説明は省略する。この場合には、SRAM36の代わ
りにSRAM37に記憶されているデータ内容が外部デ
ータ出力信号102として出力される。
【0083】本実施形態の半導体記憶装置31では、ア
ドレス信号101を0番地とした後に1番地とするかま
たは、アドレス信号101を1番地とした後に0番地と
することによりリフレッシュ動作が行われる。しかし、
アドレス信号101を連続して0番地または1番地とし
た場合には、リフレッシュ動作は行われない。そのた
め、リフレッシュ動作が連続して行われてしまうことに
より、大きな消費電流が流れ続けることを防ぐことがで
きる。
【0084】(第4の実施形態)上記第1〜第3の実施
形態では、CPU12は半導体記憶装置に対してリフレ
ッシュ動作を行なわせるために、常に一定間隔である特
定の番地の読み出しを行なわなければならない。しか
し、この半導体記憶装置に対してデータの読み出しを行
うのはCPU12だけではなく他の外部装置もCPU1
2を介して半導体記憶装置が記憶しているデータの読み
出しを行う場合がある。
【0085】このような場合に、外部装置がリフレッシ
ュ動作を行なわせるための特定のアドレスのデータの読
み込みを行なった場合には、その後一定期間はリフレッ
シュ動作は不要である。しかし、それにもかかわらずC
PU12は常に一定期間毎にリフレッシュ動作を行なっ
ているため無駄なリフレッシュ動作が行われてしまうこ
とになる。
【0086】しかし、前述したようにリフレッシュ動作
の際には消費電流が大きくなるためこのような無駄なリ
フレッシュ動作が行われると、半導体記憶装置全体の消
費電流が大きなものとなってしまう。
【0087】本実施形態における、半導体記憶装置の制
御回路は、このような問題を解決するためのものであ
る。
【0088】本実施形態の制御回路であるCPU12
は、図9を参照すると、キャッシュメモリ・インタフェ
ース回路81と、演算処理部82と、命令デコーダ83
と、監視回路84と、命令バッファ85とを有してい
る。
【0089】キャッシュメモリ・インタフェース回路8
1は、半導体記憶装置11をキャッシュメモリとして使
用するためのインタフェース回路であり、半導体記憶装
置11に対するアドレスの指定、データの読み出し/書
込み等の制御を行なっている。また、図示されてはいな
いがこのキャッシュメモリ・インタフェース回路81に
は、図1の判定部13、出力バッファ15も含まれてい
る。また、外部装置はキャッシュメモリ・インタフェー
ス回路81を介して半導体記憶装置11に対してアドレ
ス信号101を出力することができるようになってい
る。
【0090】演算処理部82は、命令デコーダ83から
の指示に従い、各種の演算処理を行なっている。
【0091】命令バッファ85は、CPU12が行う命
令処理のための命令コードが順次記憶されるためのもの
である。
【0092】命令デコーダ83は、命令バッファ85に
記憶されている命令コードをデコードし、その命令コー
ドにより示される命令を演算処理部82、キャッシュメ
モリ・インタフェース回路81に実行させるための処理
を行なっている。そして、命令デコーダ83は、監視回
路84からリフレッシュ動作が不要である旨の信号を入
力した場合には、その信号を入力した時から一定の期間
内は、命令バッファ85から入力した指示が半導体記憶
装置11に対してリフレッシュ動作を行なわせるための
特定のアドレスの読み込みを行う命令である場合でもそ
の命令を実行しないで、次の命令の実行を行う。
【0093】監視回路84は、外部装置がキャッシュメ
モリ・インタフェース回路81を介してアドレス信号1
01に対して出力したアドレスを監視し、そのアドレス
が半導体記憶装置11に対してリフレッシュ動作を行な
わせるための特定のアドレスである場合には、命令デコ
ーダ83に対してリフレッシュ動作が不要である旨の信
号を出力する。
【0094】次に、本実施形態の動作について図9を参
照して詳細に説明する。
【0095】通常の動作時には、命令デコーダ83は、
命令バッファ85に記憶されている命令コードをデコー
ドし、その命令コードにより示される命令を演算処理部
82、キャッシュメモリ・インタフェース回路81に実
行させるための処理を行なう。
【0096】そして、外部装置がキャッシュメモリ・イ
ンタフェース回路81を介して特定のアドレスを示すア
ドレス信号101を半導体記憶装置11に対して出力し
た場合には、監視回路84がそのことを検出し、命令デ
コーダ83に対してリフレッシュ動作が不要である旨の
信号を出力する。
【0097】そして、命令デコーダ83では、監視回路
84からのリフレッシュ動作が不要である旨の信号を入
力すると、その信号を入力した時から一定の期間内は、
命令バッファ85から入力した指示が半導体記憶装置1
1に対してリフレッシュ動作を行なわせるための特定の
アドレスの読み込みを行う命令である場合でもその命令
を実行しないで、次の命令の実行を行う。
【0098】本実施形態は、外部装置が半導体記憶装置
11に対してリフレッシュ動作を行なわせるための特定
のアドレスの読み出しを行なってからある一定期間は、
命令デコーダ83はCPU12から半導体記憶装置11
に対するリフレッシュ動作の指示を行なわないようにし
たものである。したがって、必要の無いリフレッシュ動
作が行なわれるとがないため、消費電流を削減すること
ができる。
【0099】(第5の実施形態)上記第1〜第4の実施
形態の半導体記憶装置では、DRAMの特定の番地の記
憶領域として動作させるためのSRAMが設けられてい
た。このSRAMは特定の番地のみのデータを記憶する
だけでよいので、その占める面積は全ての記憶領域をS
RAMにより構成した場合と比較するとごくわずかであ
る。しかし、このSRAMはDRAMとは別に構成しな
ければいけないため、SRAMがDRAMとは別に設け
られていることにより半導体記憶装置の面積は増加して
しまっている。さらに、上記第3の実施形態のように2
つの番地のデータを記憶させるためのSRAMを形成し
なければならない場合にはSRAMによる面積の増加は
大きなものとなる。
【0100】本実施形態は、この問題を解決するための
ものであり、SRAMを設けたことによる面積の増加を
最小限とするためのものである。
【0101】図10は、本実施形態の半導体記憶装置4
1の構成を示したブロック図である。図2中と同番号は
同じ構成要素を示す。
【0102】本実施形態の半導体記憶装置41は、図2
の第1の実施形態の半導体記憶装置11に対して、SR
AM7とDRAM8を記憶部86に置き換え、データセ
レクタ10を削除し、バッファメモリ9の出力信号を直
接外部データ出力信号102としたものである。
【0103】記憶部86は、図2におけるDRAM8の
一部にSRAMが形成されていて、アドレス検出信号1
03がアクティブとなるとそのSRAMに記憶されてい
るデータがバッファメモリ9に出力され、それ以外のD
RAMとして形成されている部分ではリフレッシュ動作
が行われるものである。
【0104】次に、この記憶部86の具体的な構成を説
明するが、その前に通常のDRAM8の構造を図11お
よび図12を参照して説明する。
【0105】図11は従来のDRAM8の構成を示した
ブロック図、図12(a)は11のDRAM8の構造を
模式的に示した図、図12(b)は図11中のセンスア
ンプ910の構成を示した回路図である。
【0106】このような通常のDRAM8は、デジット
線DL、/DLの間に、ビット線BL、/BLとワード
線115の交点に設けられているメモリセル1101
1104が一定間隔で設けられている。そして、このメ
モリセル1101〜1104の両側にはそれぞれ、ビット
線BL、/BL間の電圧を増幅してデジット線DL、/
DLに出力するためのセンスアンプ910〜913、・・
が2つずつ設けられている。
【0107】そして、各センスアンプ910、911・・
には、それぞれ列選択信号RS00、RS10、・・が接
続されていて、接続されている列選択信号がアクティブ
となっている場合のみビット線BL、/BL間の電圧を
増幅してデジット線DL、/DLに出力している そして、デジット線DL、/DL間の電圧をさらに増幅
するためのデータアンプ941が、デジット線DL、/
DLの端部に設けられている。そして、DRAM8に
は、同様な構造の記憶領域が複数設けられていて、それ
ぞれのデータアンプ941〜94nからの出力は、セレク
タ1221〜122nによて選択され出力バッファ121
を介した後に外部に出力されている。
【0108】このDRAM8を模式的に示すと、図12
(a)のような構造となっている。次に、センスアンプ
910の構造を、図12(b)を参照して説明する。セ
ンスアンプ910は、pチャネルMOSトランジスタ1
11〜114、97、98と、nチャネルMOSトラン
ジスタ95、96とから構成されている。
【0109】SAP、SANはセンスアンプを動作させ
ない場合には、1/2VCC(電源電圧)の電位となっ
ていて、センスアンプを動作させる場合には、SAPは
VCC電位となり、SANはグランド電位となる。
【0110】ビット線BLの電位がビット線/BLの電
位より高い場合には、nチャネルMOSトランジスタ9
7がオンし、ビット線/BLの電位をグランド電位とす
る。そのため、pチャネルMOSトランジスタ96がオ
ンし、ビット線BLがVCC電位となる。
【0111】そのため、nチャネルMOSトランジスタ
114はオンし、nチャネルMOSトランジスタ112
はオフとなる。ここで、列選択信号RS00がアクティ
ブとなると、nチャネルMOSトランジスタ111、1
13が共にオンすることによりデジット線DLはグラン
ド電位となり、デジット線/DLはハイレベルのままと
なる。
【0112】ここで、ビット線BL、/BLに出力され
た論理と、デジット線DL、/DLに出力される論理は
逆になっているが、メモリセルにデータ内容を記憶させ
る際に論理を反転して記憶させているため、出力される
データ内容はメモリセルに記憶させたデータ内容と一致
することになる。
【0113】また、ビット線/BLの電位がビット線B
Lの電位より高い場合には、nチャネルMOSトランジ
スタ98がオンし、ビット線BLの電位をグランド電位
とする。そのため、pチャネルMOSトランジスタ95
がオンし、ビット線/BLがVCC電位となる。この後
に、デジット線DL、/DLにデータが出力される動作
は上記で説明したのと同様であるためその説明は省略す
る。
【0114】このようにセンスアンプ910は、ビット
線BL、/BL間に発生した電圧を増幅して、列選択信
号RS00がアクティブとなると、その電圧を反転した
電圧をデジット線DL、/DLに出力している。
【0115】次、本実施形態における記憶部86の構造
について説明する。
【0116】図13は図10における記憶部86の構成
を示したブロック図、図14(a)は図13の記憶部8
6の構造を模式的に示した図、図14(b)は図13中
のSRAM990の構成を示した回路図である。
【0117】記憶部86は、図11に示したDRAM8
に対して、SRAM990、991を新たに設けたもので
ある。図14(a)の模式図を参照すると、従来のDR
AM8に対して、センスアンプ930、931とデータア
ンプ941の間に、SRAM990、991が設けられて
いる。
【0118】このSRAM990の回路構成を図14
(b)を用いて説明する。
【0119】SRAM990は、図12(b)で説明し
た、センスアンプ910と回路構成は全く同一であり、
印加されている電圧がSAPの代わりにVCCとなり、
SANの代わりにグランド電位(GND)となっている
ものである。
【0120】SAP、SANはセンスアンプを動作させ
ない場合には1/2VCCの電位となるのに対して、S
RAM990、991にはVCCおよびGNDが常時印加
されている。
【0121】このため、pチャネルMOSトランジスタ
55、56およびnチャネルMOSトランジスタ57、
58により構成される回路はフリップフロップ回路とし
て動作し、ビット線BL、/BLにより書込まれたデー
タ内容が記憶される。
【0122】また、このSRAM990におけるnチャ
ネルMOSトランジスタ51〜54は、図12(b)に
示したセンスアンプ910におけるnチャネルMOSト
ランジスタ111〜114に対応していて、記憶された
データ内容が読み出される動作はセンスアンプ910
同様であるためその説明は省略する。
【0123】また、図14(b)には、このフリップフ
ロップ回路にデータ内容を書込むための書き込みゲート
回路は図示されていないが、この書き込みゲート回路は
一般的に使用されている回路を用いることができるもの
である。
【0124】本実施形態の半導体記憶装置41は、セン
スアンプ910、911、・・と同様な回路構成でSRA
M990、991を構成しているためSRAMを設けたこ
とによる面積の増加を必要最小限とすることができる。
この理由は、センスアンプはDRAMの重要/部品の1
つであり、その設計ルールは最適化されているため、フ
リップフロップ回路としては最も小さくすることができ
るからである。
【0125】また、SRAMとDRAMを異なる回路に
より構成した場合には、それぞれにデータアンプが必要
であるが、本実施形態の半導体記憶装置41では1つの
データアンプ941を共用することができるからであ
る。
【0126】図2の第1の実施形態または図4の第2の
実施形態では、SRAM7をSRAM990、991のい
ずれかに対応させることによりSRAM7とDRAM8
を1つの記憶部86として構成することができる。
【0127】また、図5における第3の実施形態では、
SRAM36、37をそれぞれSRAM990、991
対応させることによりSRAM36、37とDRAM8
を1つの記憶部86として構成することができる。その
ため、SRAMを2つ設けなければならない場合には、
得られる効果はさらに大きなものとなる。
【0128】また、図13に示したように1つのコラム
内において2つのセンスアンプが隣接して設けられてい
るようなDRAMでは、コラムアドレスの一部によって
どちらのセンスアンプがアクティブとなるかが選択され
る。そのため、このような構造のDRAMに対して、本
実施形態および第1、2、3の実施形態を適用した場合
には、ロウアドレス変化検出回路3に相当する回路で
は、ロウアドレスだけでなくロウアドレスおよびコラム
アドレスの変化を検出するようにし、ロウアドレスまた
はコラムアドレスのどちらかの変化が検出された場合に
はコントロール回路4またはコントロール回路14はコ
ントロール信号106を一定期間だけアクティブとする
ようにしなければならない。
【0129】また、上記第1および第2の実施形態で
は、SRAM7をDRAM8の0番地の領域として用い
ていたが、本発明はこれに限定されるものではなく他の
番地を用いた場合にも適用することができるものであ
る。但し、この場合でもSRAM7をDRAM8の0番
地または最終番地のメモリとして使用する場合が最も回
路を簡単に構成することができる。
【0130】また、上記第3の実施形態では、SRAM
36をDRAM8の1番地の領域として用い、SRAM
37をDRAM8の0番地の領域として用いていたが、
本発明はこれに限定されるものではなく他の番地を用い
た場合にも適用することができるものである。但し、こ
の場合でもSRAM36、37をDRAM8の0、1番
地または最終番地と最終番地の1つ前の番地のメモリと
して使用する場合が最も回路を簡単に構成することがで
きる。
【0131】また、上記第1から第5の実施形態では、
半導体記憶装置11、21、31、41をキャッシュメ
モリとして使用する場合について説明したが、キャシュ
メモリ以外の通常のメモリとして使用する場合には、T
AG部6は不要となる。
【0132】さらに、第2の実施形態における図4のコ
ントロール回路14を、第3、第5の実施形態の半導体
記憶装置においても使用することができるものである。
この場合にも第2の実施形態と同様な効果を得ることが
できる。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、単位面
積あたりの記憶容量が大きいDRAMを、SRAMとの
インタフェースしか備えていないCPUと接続すること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体記憶装置11
とCPU12との接続を示した図である。
【図2】図1中の半導体記憶装置11の構成を示したブ
ロック図である。
【図3】図2の半導体記憶装置11におけるリフレッシ
ュ動作を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の半導体記憶装置21
の構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の半導体記憶装置31
の構成を示したブロック図である。
【図6】図5中のアドレス遷移検出回路33の構成を示
したブロック図である。
【図7】図5中のアドレス検出回路32の構成を示した
ブロック図である。
【図8】アドレス信号101が0番地から1番地に変更
される様子を説明するための図(図8(a))および1
番地から0番地に変更される様子を説明するための図
(図8(b))である。
【図9】本発明の第4の実施形態の半導体記憶装置の制
御回路の構成を示したブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施形態の半導体記憶装置4
1の構成を示したブロック図である。
【図11】従来のDRAM8の構成を示したブロック図
である。
【図12】図11のDRAM8の構造を模式的に示した
図(図12(a))および図11中のセンスアンプ91
0の構成を示した回路図(図12(b))である。
【図13】図10における記憶部86の構成を示したブ
ロック図である。
【図14】図13の記憶部86の構造を模式的に示した
図(図14(a))および図13中のSRAM990
構成を示した回路図(図14(b))である。
【符号の説明】
1 リフレッシュアドレス生成回路 2 アドレス検出回路 3 ロウアドレス検出回路 4 コントロール回路 5 アドレスセレクタ 6 TAG部 7 SRAM 8 DRAM 9 バッファメモリ 10 データセレクタ 11 半導体記憶装置 12 CPU 13 判定部 14 コントロール回路 15 出力バッファ 21 半導体記憶装置 31 半導体記憶装置 32 アドレス検出回路 33 アドレス遷移検出回路 34 論理積回路 36、37 SRAM 41 半導体記憶装置 51〜54 nチャネルMOSトランジスタ 55、56 pチャネルMOSトランジスタ 57、58 nチャネルMOSトランジスタ 61 データフリップフロップ回路(D−F/F) 62 排他的論理和回路 710〜7113 nチャネルMOSトランジスタ 72 バッファ回路 73 pチャネルMOSトランジスタ 81 キャッシュメモリ・インタフェース回路 82 演算処理部 83 命令デコーダ 84 監視回路 85 命令バッファ 86 記憶部 910〜913 センスアンプ 920〜923 センスアンプ 930、931 センスアンプ 941〜94n データアンプ 95、96 pチャネルMOSトランジスタ 97、98 nチャネルMOSトランジスタ 990、991 SRAM 101 アドレス信号 102 外部データ出力信号 103 アドレス検出信号 104 TAGデータ出力信号 105 判定信号 106 コントロール信号 107 リフレッシュアドレス信号 108 リフレッシュモード信号 1101〜1104 メモリセル 111〜114 nチャネルMOSトランジスタ 120 ワード線 121 出力バッファ 1221〜122n セレクタ RS00〜RS03・・RS0n+1〜RS3n+1 列選択
信号

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス信号がある特定の番地のアドレ
    スを指定している場合にアドレス検出信号をアクティブ
    とするアドレス検出回路と、 前記ある特定の番地以外のアドレスを繰り返し生成して
    リフレッシュアドレス信号として出力するリフレッシュ
    アドレス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスの変化を検出
    するロウアドレス変化検出回路と、 前記ロウアドレス変化検出回路がロウアドレスの変化を
    検出すると、コントロール信号を予め定められた一定の
    期間だけアクティブとするコントロール回路と、 前記アドレス検出信号がインアクティブの場合には前記
    アドレス信号を選択して出力し、前記アドレス検出信号
    がアクティブの場合には前記リフレッシュアドレス信号
    を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記アドレス検出信号がアクティブとなると記憶してい
    たデータ内容を出力するSRAMと、 前記コントロール信号がアクティブとなると動作し、前
    記アドレスセレクタから出力された信号の示すアドレス
    に記憶しているデータを出力するDRAMと、 前記DRAMから出力されたデータを一旦保持してから
    出力するバッファメモリと、 前記アドレス検出信号がインアクティブの場合には前記
    バッファメモリから出力されたデータを外部データ出力
    信号として出力し、前記アドレス検出信号がアクティブ
    の場合には前記SRAMから出力されたデータを前記外
    部データ出力信号として出力するデータセレクタとから
    構成されている半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 アドレス信号がある特定の番地のアドレ
    スを指定している場合にアドレス検出信号をアクティブ
    とするアドレス検出回路と、 前記ある特定の番地以外のアドレスを繰り返し生成して
    リフレッシュアドレス信号として出力するリフレッシュ
    アドレス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスおよびコラム
    アドレスの変化を検出するアドレス変化検出回路と、 前記アドレス変化検出回路がロウアドレスまたはコラム
    アドレスの変化を検出すると、コントロール信号を予め
    定められた一定の期間だけアクティブとするコントロー
    ル回路と、 前記アドレス検出信号がインアクティブの場合には前記
    アドレス信号を選択して出力し、前記アドレス検出信号
    がアクティブの場合には前記リフレッシュアドレス信号
    を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記アドレス検出信号がアクティブとなると記憶してい
    たデータ内容を出力するSRAMと、 前記コントロール信号がアクティブとなると動作し、前
    記アドレスセレクタから出力された信号の示すアドレス
    に記憶しているデータを出力するDRAMと、 前記DRAMから出力されたデータを一旦保持してから
    出力するバッファメモリと、 前記アドレス検出信号がインアクティブの場合には前記
    バッファメモリから出力されたデータを外部データ出力
    信号として出力し、前記アドレス検出信号がアクティブ
    の場合には前記SRAMから出力されたデータを前記外
    部データ出力信号として出力するデータセレクタとから
    構成されている半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 アドレス信号がある特定の番地のアドレ
    スを指定している場合にアドレス検出信号をアクティブ
    とするアドレス検出回路と、 前記ある特定の番地以外のアドレスを繰り返し生成して
    リフレッシュアドレス信号として出力するリフレッシュ
    アドレス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスの変化を検出
    するロウアドレス変化検出回路と、 前記ロウアドレス変化検出回路がロウアドレスの変化を
    検出すると、コントロール信号を予め定められた一定の
    期間だけアクティブとするコントロール回路と、 前記アドレス検出信号がインアクティブの場合には前記
    アドレス信号を選択して出力し、前記アドレス検出信号
    がアクティブの場合には前記リフレッシュアドレス信号
    を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記アドレス検出信号がアクティブとなると記憶してい
    たデータ内容を出力するSRAMと、前記コントロール
    信号がアクティブとなると動作し、前記アドレスセレク
    タから出力された信号の示すアドレスに記憶しているデ
    ータを出力するDRAMとから構成されている記憶部
    と、 前記記憶部から出力されたデータを一旦保持してから外
    部データ出力信号として出力するバッファメモリとから
    構成されている半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 アドレス信号がある特定の番地のアドレ
    スを指定している場合にアドレス検出信号をアクティブ
    とするアドレス検出回路と、 前記ある特定の番地以外のアドレスを繰り返し生成して
    リフレッシュアドレス信号として出力するリフレッシュ
    アドレス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスおよびコラム
    アドレスの変化を検出するアドレス変化検出回路と、 前記アドレス変化検出回路がロウアドレスまたはコラム
    アドレスの変化を検出すると、コントロール信号を予め
    定められた一定の期間だけアクティブとするコントロー
    ル回路と、 前記アドレス検出信号がインアクティブの場合には前記
    アドレス信号を選択して出力し、前記アドレス検出信号
    がアクティブの場合には前記リフレッシュアドレス信号
    を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記アドレス検出信号がアクティブとなると記憶してい
    たデータ内容を出力するSRAMと、前記コントロール
    信号がアクティブとなると動作し、前記アドレスセレク
    タから出力された信号の示すアドレスに記憶しているデ
    ータを出力するDRAMとから構成されている記憶部
    と、 前記記憶部から出力されたデータを一旦保持してから外
    部データ出力信号として出力するバッファメモリとから
    構成されている半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶部における前記SRAMは、前
    記DRAMを構成しているセンスアンプと同一の回路構
    成により形成されている請求項3または4記載の半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記ある特定のアドレスが0番地のアド
    レスである請求項1から5のいずれか1項記載の半導体
    記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ある特定のアドレスが前記DRAM
    の最終番地のアドレスである請求項1から5のいずれか
    1項記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 アドレス信号のある特定の1ビット以外
    のビットにより示されるアドレスが、ある特定のアドレ
    スを指定している場合に出力信号をアクティブとするア
    ドレス検出回路と、 前記アドレス信号のうちの前記特定の1ビットの変化を
    検出すると出力信号をアクティブとするアドレス遷移検
    出回路と、 前記アドレス検出回路からの出力信号と前記アドレス遷
    移検出回路からの出力信号がともにアクティブになると
    リフレッシュモード信号をアクティブとする論理回路
    と、 前記特定の1ビット以外のビットにより示されるアドレ
    スを含む番地以外のアドレスを繰り返し生成してリフレ
    ッシュアドレス信号として出力するリフレッシュアドレ
    ス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスの変化を検出
    するロウアドレス変化検出回路と、 前記ロウアドレス変化検出回路がロウアドレスの変化を
    検出すると、コントロール信号を予め定められた一定の
    期間だけアクティブとするコントロール回路と、 前記リフレッシュモード信号がインアクティブの場合に
    は前記アドレス信号を選択して出力し、前記リフレッシ
    ュモード信号がアクティブの場合には前記リフレッシュ
    アドレス信号を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり前記あ
    る特定の1ビットが“1”の場合に、記憶していたデー
    タ内容を出力する第1のSRAMと、 前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり前記あ
    る特定の1ビットが“0”の場合に、記憶していたデー
    タ内容を出力する第2のSRAMと、 前記コントロール信号がアクティブとなると動作し、前
    記アドレスセレクタから出力された信号の示すアドレス
    に記憶しているデータを出力するDRAMと、 前記DRAMから出力されたデータを一旦保持してから
    出力するバッファメモリと、 前記リフレッシュモード信号がインアクティブの場合に
    は前記バッファメモリから出力されたデータを外部デー
    タ出力信号として出力し、前記リフレッシュモード信号
    がアクティブの場合には前記第1または第2のSRAM
    から出力されたデータを前記外部データ出力信号として
    出力するデータセレクタとから構成されている半導体記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 アドレス信号のある特定の1ビット以外
    のビットにより示されるアドレスが、ある特定のアドレ
    スを指定している場合に出力信号をアクティブとするア
    ドレス検出回路と、 前記アドレス信号のうちの前記特定の1ビットの変化を
    検出すると出力信号をアクティブとするアドレス遷移検
    出回路と、 前記アドレス検出回路からの出力信号と前記アドレス遷
    移検出回路からの出力信号がともにアクティブになると
    リフレッシュモード信号をアクティブとする論理回路
    と、 前記特定の1ビット以外のビットにより示されるアドレ
    スを含む番地以外のアドレスを繰り返し生成してリフレ
    ッシュアドレス信号として出力するリフレッシュアドレ
    ス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスおよびコラム
    アドレスの変化を検出するアドレス変化検出回路と、 前記アドレス変化検出回路がロウアドレスまたはコラム
    アドレスの変化を検出すると、コントロール信号を予め
    定められた一定の期間だけアクティブとするコントロー
    ル回路と、 前記リフレッシュモード信号がインアクティブの場合に
    は前記アドレス信号を選択して出力し、前記リフレッシ
    ュモード信号がアクティブの場合には前記リフレッシュ
    アドレス信号を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり前記あ
    る特定の1ビットが“1”の場合に、記憶していたデー
    タ内容を出力する第1のSRAMと、 前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり前記あ
    る特定の1ビットが“0”の場合に、記憶していたデー
    タ内容を出力する第2のSRAMと、 前記コントロール信号がアクティブとなると動作し、前
    記アドレスセレクタから出力された信号の示すアドレス
    に記憶しているデータを出力するDRAMと、 前記DRAMから出力されたデータを一旦保持してから
    出力するバッファメモリと、 前記リフレッシュモード信号がインアクティブの場合に
    は前記バッファメモリから出力されたデータを外部デー
    タ出力信号として出力し、前記リフレッシュモード信号
    がアクティブの場合には前記第1または第2のSRAM
    から出力されたデータを前記外部データ出力信号として
    出力するデータセレクタとから構成されている半導体記
    憶装置。
  10. 【請求項10】 アドレス信号のある特定の1ビット以
    外のビットにより示されるアドレスが、ある特定のアド
    レスを指定している場合に出力信号をアクティブとする
    アドレス検出回路と、 前記アドレス信号のうちの前記特定の1ビットの変化を
    検出すると出力信号をアクティブとするアドレス遷移検
    出回路と、 前記アドレス検出回路からの出力信号と前記アドレス遷
    移検出回路からの出力信号がともにアクティブになると
    リフレッシュモード信号をアクティブとする論理回路
    と、 前記特定の1ビット以外のビットにより示されるアドレ
    スを含む番地以外のアドレスを繰り返し生成してリフレ
    ッシュアドレス信号として出力するリフレッシュアドレ
    ス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスの変化を検出
    するロウアドレス変化検出回路と、 前記ロウアドレス変化検出回路がロウアドレスの変化を
    検出すると、コントロール信号を予め定められた一定の
    期間だけアクティブとするコントロール回路と、 前記リフレッシュモード信号がインアクティブの場合に
    は前記アドレス信号を選択して出力し、前記リフレッシ
    ュモード信号がアクティブの場合には前記リフレッシュ
    アドレス信号を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり前記あ
    る特定の1ビットが“1”の場合に記憶していたデータ
    内容を出力する第1のSRAMと、前記リフレッシュモ
    ード信号がアクティブとなり前記ある特定の1ビットが
    “0”の場合に記憶していたデータ内容を出力する第2
    のSRAMと、前記コントロール信号がアクティブとな
    ると動作し、前記アドレスセレクタから出力された信号
    の示すアドレスに記憶しているデータを出力するDRA
    Mとから構成されている記憶部と、 前記記憶部から出力されたデータを一旦保持してから外
    部データ出力信号として出力するバッファメモリとから
    構成されている半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 アドレス信号のある特定の1ビット以
    外のビットにより示されるアドレスが、ある特定のアド
    レスを指定している場合に出力信号をアクティブとする
    アドレス検出回路と、 前記アドレス信号のうちの前記特定の1ビットの変化を
    検出すると出力信号をアクティブとするアドレス遷移検
    出回路と、 前記アドレス検出回路からの出力信号と前記アドレス遷
    移検出回路からの出力信号がともにアクティブになると
    リフレッシュモード信号をアクティブとする論理回路
    と、 前記特定の1ビット以外のビットにより示されるアドレ
    スを含む番地以外のアドレスを繰り返し生成してリフレ
    ッシュアドレス信号として出力するリフレッシュアドレ
    ス生成回路と、 前記アドレス信号に含まれるロウアドレスおよびコラム
    アドレスの変化を検出するアドレス変化検出回路と、 前記アドレス変化検出回路がロウアドレスまたはコラム
    アドレスの変化を検出すると、コントロール信号を予め
    定められた一定の期間だけアクティブとするコントロー
    ル回路と、 前記リフレッシュモード信号がインアクティブの場合に
    は前記アドレス信号を選択して出力し、前記リフレッシ
    ュモード信号がアクティブの場合には前記リフレッシュ
    アドレス信号を選択して出力するアドレスセレクタと、 前記リフレッシュモード信号がアクティブとなり前記あ
    る特定の1ビットが“1”の場合に記憶していたデータ
    内容を出力する第1のSRAMと、前記リフレッシュモ
    ード信号がアクティブとなり前記ある特定の1ビットが
    “0”の場合に記憶していたデータ内容を出力する第2
    のSRAMと、前記コントロール信号がアクティブとな
    ると動作し、前記アドレスセレクタから出力された信号
    の示すアドレスに記憶しているデータを出力するDRA
    Mとから構成されている記憶部と、 前記記憶部から出力されたデータを一旦保持してから外
    部データ出力信号として出力するバッファメモリとから
    構成されている半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶部における前記第1および第
    2のSRAMは、前記DRAMを構成しているセンスア
    ンプと同一の回路構成により形成されている請求項10
    または11記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記アドレス信号のうちの前記特定の
    1ビットが最下位ビットであり、前記アドレス信号のあ
    る特定の1ビット以外のビットにより示されるアドレス
    が、全てのビットが“0”のアドレスである請求項8か
    ら12のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記アドレス信号のうちの前記特定の
    1ビットが最下位ビットであり、前記アドレス信号のあ
    る特定の1ビット以外のビットにより示されるアドレス
    が、全てのビットが“1”のアドレスである請求項8か
    ら12のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記コントロール回路は、前記リフレ
    ッシュモード信号がアクティブからインアクティブとな
    った際に、前記コントロール信号をアクティブとするタ
    イミングを予め定められた一定の時間だけ遅らせる請求
    項1から14のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記コントロール信号がアクティブと
    なると動作し、前記アドレスセレクタから出力された信
    号の示すアドレスに記憶しているデータをTAGデータ
    出力信号として出力するTAG部をさらに有する請求項
    1から15のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記バッファメモリがSRAMである
    請求項1から16のいずれか1項記載の半導体記憶装
    置。
  18. 【請求項18】 前記バッファメモリが複数のフリップ
    フロップにより構成されている請求項1から16のいず
    れか1項記載の半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 一定間隔でリフレッシュ動作を行なう
    ことが必要である半導体記憶装置に対して、アドレス信
    号を介してある特定のアドレスを指定することによりリ
    フレッシュ動作を行なわせる半導体記憶装置の制御回路
    において、 外部装置が前記アドレス信号に対して出力したアドレス
    を監視し、該アドレスが前記特定のアドレスである場合
    には、リフレッシュ動作が不要である旨の信号を出力す
    る監視手段と、 前記監視手段からリフレッシュ動作が不要である旨の信
    号を入力した場合には、該信号を入力した時から一定期
    間内は、デコードした命令コードが指示する命令が前記
    特定のアドレスの読み込みを行う命令である場合でもそ
    の命令を実行せずに、次の命令の実行を行う命令デコー
    ド手段とを有することを特徴とする半導体記憶装置の制
    御回路。
  20. 【請求項20】 一定間隔でリフレッシュ動作を行なう
    ことが必要である半導体記憶装置に対して、アドレス信
    号を介してある特定のアドレスを指定することによりリ
    フレッシュ動作を行なわせる半導体記憶装置の制御方法
    において、 外部装置が前記アドレス信号に対して出力したアドレス
    を監視し、 該アドレスが前記特定のアドレスである場合には、該ア
    ドレスが出力されてから一定期間内は、デコードした命
    令コードが指示する命令が前記特定のアドレスの読み込
    みを行う命令である場合でもその命令を実行せずに、次
    の命令の実行を行うことを特徴とする半導体記憶装置の
    制御方法。
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