JP3125707B2 - 食器乾燥器 - Google Patents

食器乾燥器

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JP3125707B2
JP3125707B2 JP09080115A JP8011597A JP3125707B2 JP 3125707 B2 JP3125707 B2 JP 3125707B2 JP 09080115 A JP09080115 A JP 09080115A JP 8011597 A JP8011597 A JP 8011597A JP 3125707 B2 JP3125707 B2 JP 3125707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、各種食器類を収
納する収納部と爼や包丁等の調理器具を収納する収納部
とを有する食器乾燥器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭において、洗浄後の食器
類を自然乾燥ではなく、温風による強制乾燥により乾燥
させることによって乾燥時間の短縮、食器類への塵埃の
付着防止を行いたいという要求が高まってきており、強
制温風乾燥を行う食器乾燥器の開発実用化がなされてき
ている(例えば、実公平7−18364号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大腸菌O−
157による食中毒が流行したことから、食器乾燥器へ
の関心がさらに高まってきており、特に食器類以外の爼
や包丁等の調理器具を高温温風で乾燥することができる
食器乾燥器の開発が進められている。
【0004】このような要求を満足させる食器乾燥器の
場合、食器類を乾燥させるための温風の温度はあまり高
くする必要はないが、爼や包丁等の調理器具を乾燥させ
るための温度の温度は大腸菌O−157を殺菌できる温
度(例えば、75℃以上)とする必要がある。一方、食
器類はあまり高い温度の温風で乾燥させると、漆器類等
の場合、熱劣化を起こすおそれがある。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、食器類と爼や包丁等の調理器具とを別々に効率良
く乾燥できる食器乾燥器を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、各種食器類
入れるバスケットを着脱自在に収納する第1収納部
と、該第1収納部と仕切壁により区画され且つ爼や包丁
等の調理器具を収納する第2収納部とを備えた乾燥器本
体と、ファンおよび空気加熱手段を具備し、前記第1収
納部および第2収納部へ乾燥用の温風を供給すべく構成
された温風供給手段とを備えた食器乾燥器において、
記仕切壁を前記バスケットと別体構成として着脱自在と
なし且つ前記第1収納部および第2収納部をそれぞれ独
立した開閉蓋で弧回動自在に覆蓋するとともに、前記第
1収納部を覆蓋する開閉蓋の前記仕切壁側の枢支部と前
記第2収納部を覆蓋する開閉蓋の前記仕切壁側の枢支部
とを共用の枢支ピンにより枢支するようにしている。
【0007】上記のように構成したことにより、第1収
納部に収納された食器類と、第2収納部に収納された爼
や包丁等の調理器具とを別々に乾燥することができる。
従って、高温温風により熱劣化を起こすおそれのある食
器類と高温温風にも熱劣化を起こすおそれがなく、しか
も殺菌する必要のある調理器具とを別々に効率良く乾燥
させることができることとなるのである。また、第1収
納部に収納された食器類と第2収納部に収納された調理
器具とが独立した状態で乾燥できることとなり、第2収
納部へ供給される温風が第1収納部に収納された食器類
(例えば、漆器等)に悪影響を及ぼすことがなくなる。
さらに、第1収納部を覆蓋する開閉蓋の仕切壁側の枢支
部と第2収納部を覆蓋する開閉蓋の仕切壁側の枢支部と
を共用の枢支ピンにより枢支するようにしたので、構造
が簡単となるとともに部品点数も少なくてすむ。また、
仕切壁を取り外せば、乾燥室の内部の掃除もし易くなる
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0009】この食器乾燥器は、図1ないし図3に示す
ように、下方に位置する機械室3と上方に位置してそれ
ぞれ独立している乾燥室4,4とを隔壁5により区画形
成してなる乾燥器本体1と、該乾燥器本体1における乾
燥室4,4をそれぞれ開閉自在に覆蓋する透明あるいは
半透明の開閉蓋2A,2Bとを備えて構成されている。
【0010】前記乾燥室4,4は、仕切壁6により食器
類を収納するための第1収納部7と爼9や包丁等の調理
器具を収納するための第2収納部8とに区画されてお
り、それらの底部には、前記第1および第2収納部7,
8の両方にそれぞれ臨む温風吹出口10A,10Bが形
成されている。
【0011】前記機械室3には、前記乾燥室4,4(即
ち、第1収納部7および第2収納部8)へ乾燥用の温風
Wを前記温風吹出口10Aから供給する温風供給手段1
6が配設されている。該温風供給手段16は、前記機械
室3の底面に形成された空気吸込口17から吸い込んだ
空気W0を圧送するファン18と、該ファン18からの
吐出空気W0を加熱して食器乾燥用温風(即ち、低温温
風)W1となして食器乾燥用の乾燥室4(換言すれば、
第1収納部7)へ前記温風吹出口10Bから供給する第
1温風通路となる第1ダクト19Aと、前記ファン18
からの吐出空気W0を加熱して調理器具乾燥用温風(即
ち、高温温風)W2となして調理器具乾燥用の乾燥室4
(換言すれば、第2収納部8)へ供給する第2温風通路
となる第2ダクト19Bとからなっている。これら第1
および第2ダクト19A,19Bは、上下に隣り合って
形成されており、それぞれの温風吹出口10A,10B
は、互いに反対向きに開口されて、第1および第2収納
部7,8にそれぞれ連通されている。なお、図4ないし
図6に示すように、前記第1および第2ダクト19A,
19Bを水平方向に隣り合って形成してもよい。
【0012】前記第1ダクト19Aには、前記ファン1
8から吐出される吐出空気W0を加熱する食器用電気ヒ
ータ20Aが配設され、前記第2ダクト19Bには、前
記ファン18から吐出される吐出空気W0を加熱する食
器用電気ヒータ20Aが配設されている。なお、前記第
1収納部7への食器類の収納は、バスケット21に入れ
た状態でなされる。符号22はファン18の駆動源であ
るファンモータである。 また、前記乾燥機本体1は、
内壁1aと外壁1bとからなる二重壁構造とされ、仕切
壁6も二重壁構造とされている。そして、第1収納部7
を覆蓋する開閉蓋2Aの一方側枢支部と第2収納部8を
覆蓋する開閉蓋2Bの一方側枢支部とは、共用の1本の
枢支ピン23で枢支されている。また、前記開閉蓋2
A,2Bの他方側枢支部は、前記乾燥機本体1における
両側壁において前記共用枢支部と同一軸線O上に枢支ピ
ン23,23により枢支されている。このように構成す
ると、開閉蓋2A,2Bで1本の枢支ピン23を共用す
ることとなるため、枢支ピンの本数を少なくできる。
【0013】高温温風W2が供給される調理器具用の乾
燥室4(換言すれば、第2収納部8)を覆蓋する開閉蓋
2Bの内面には、該開閉蓋2Bの表面が高温となるのを
防止するために透明あるいは半透明な防熱板24が取り
付けられている。
【0014】そして、前記食器用電気ヒータ20Aと調
理器具用電気ヒータ20Bとは、図14に示す切換スイ
ッチ36により、食器用電気ヒータ20Aあるいは調理
器用電気ヒータ20Bのみに通電する場合と、食器用お
よび調理器用電気ヒータ20A,20Bの両方に通電す
る場合とに切り換え可能とされている。
【0015】上記のように構成したことにより、第1収
納部7に収納された食器類は第1ダクト19Aを介して
供給される低温温風W1(例えば、約65℃)により乾
燥され、第2収納部8に収納された調理器具は第2ダク
ト19Bを介して供給される高温温風W2(例えば、7
5℃以上)により乾燥されることとなる。従って、殺菌
する必要のある調理器具(例えば、爼9)が第2収納部
8に収納された場合に限り、高温温風W2(例えば、7
5℃以上)での乾燥が実行されることとなる。つまり、
温風供給手段16の効率的な運転が可能であり、極めて
効率の良い乾燥が行えるのである。また、第1あるいは
第2ダクト19A,19Bを介して供給される温風
1,W2の温度制御が容易となる。
【0016】しかも、第2収納部8に調理器具(例え
ば、爼9A)が収納されている時に温風供給手段16か
ら供給される高温温風W2は第2収納部8へのみ供給さ
れることとなるし、第1収納部7に食器類が収納され、
第2収納部8に調理器具が収納されていない時には、第
1収納部7へは温風供給手段16から低温温風W1が供
給されることとなるのである。従って、第1収納部7の
蓋体2Aの内面に防熱板を設ける必要がなくなる。
【0017】ところで、図7に示すように、仕切壁6を
乾燥室4の底面に対して着脱自在とするとともに、第1
および第2収納部7,8への温風吹出口10A,10B
を仕切壁6に一体に形成することもできる。このように
すれば、仕切壁6を取り外すことにより、乾燥室4内部
の掃除がし易くなる。
【0018】また、図8および図9に示すように、乾燥
機本体1の側壁あるいは仕切壁6に、切欠37aを有す
る軸受穴37を形成し且つ該軸受穴37の口縁に軸受筒
38を突設し、該軸受筒38に開閉蓋2の端部に形成さ
れた軸受部39を回動自在に嵌挿し、その外方からキャ
ップ40をはめ込むようにする場合もある。なお、前記
キャップ40には、前記軸受穴37に嵌挿され且つ該軸
受穴37の切欠37a係合する突起41aを有する軸4
1が一体に突設されており、該軸41を突起41aと切
欠37aとを一致させて状態で軸受穴37に嵌挿し、そ
の後キャップ40を90°回動させることにより、突起
41aと軸受穴37の口縁との係合によりキャップ40
の抜け止めを行うこととなっている。このようにすれ
ば、開閉蓋2の着脱をキャップ40の着脱により簡単に
行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本願発明によれば、各種食器類を入れる
バスケットを着脱自在に収納する第1収納部と、該第1
収納部と仕切壁により区画され且つ爼や包丁等の調理器
具を収納する第2収納部とを備えた乾燥器本体と、ファ
ンおよび空気加熱手段を具備し、前記第1収納部および
第2収納部へ乾燥用の温風を供給すべく構成された温風
供給手段とを備えた食器乾燥器において、前記仕切壁を
前記バスケットと別体構成として着脱自在となし且つ
記第1収納部および第2収納部をそれぞれ独立した開閉
蓋で弧回動自在に覆蓋するとともに、前記第1収納部を
覆蓋する開閉蓋の前記仕切壁側の枢支部と前記第2収納
部を覆蓋する開閉蓋の前記仕切壁側の枢支部とを共用の
枢支ピンにより枢支するようにして、第1収納部に収納
された食器類と、第2収納部に収納された爼や包丁等の
調理器具とを別々に乾燥することができるようにしたの
で、高温温風により熱劣化を起こすおそれのある食器類
と高温温風にも熱劣化を起こすおそれがなく、しかも殺
菌する必要のある調理器具とを別々に効率良く乾燥させ
ることができるという効果がある。
【0020】また、第1収納部に収納された食器類と第
2収納部に収納された調理器具とが独立した状態で乾燥
できることとなり、第2収納部へ供給される温風が第1
収納部に収納された食器類(例えば、漆器等)に悪影響
を及ぼすことがなくなるという効果もある。
【0021】さらに、第1収納部を覆蓋する開閉蓋の前
記仕切壁側の枢支部と第2収納部を覆蓋する開閉蓋の前
記仕切壁側の枢支部とを共用の枢支ピンにより枢支する
ようにしたので、構造が簡単となるとともに部品点数も
少なくてすむという効果もある。
【0022】また、仕切壁を取り外せば、乾燥室内部の
掃除がし易くなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器の斜
視図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
ける切換スイッチを示す正面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器の縦
断面図である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
けるダクト部分の他の例を示す分解斜視図である。
【図5】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
けるダクト部分の他の例を示す第1温風通路部分の断面
図である。
【図6】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
けるダクト部分の他の例を示す第2温風通路部分の断面
図である。
【図7】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
ける仕切壁の変形例を示す斜視図である。
【図8】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
ける開閉蓋枢支部の変形例を示す断面図である。
【図9】本願発明の実施の形態にかかる食器乾燥器にお
ける開閉蓋枢支部の変形例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1は乾燥器本体、2A,2Bは蓋体、4は乾燥室、6は
仕切壁、7は第1収納部、8は第2収納部、9は調理器
具(爼)、10A,10Bは温風吹出口、11は検知手
段、16は温風供給手段、20A,20Bは電気ヒー
タ、23は枢支ピン、W1は低温温風、W2は高温温風。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種食器類を入れるバスケットを着脱自
    在に収納する第1収納部と、該第1収納部と仕切壁によ
    り区画され且つ爼や包丁等の調理器具を収納する第2収
    納部とを備えた乾燥器本体と、ファンおよび空気加熱手
    段を具備し、前記第1収納部および第2収納部へ乾燥用
    の温風を供給すべく構成された温風供給手段とを備え
    食器乾燥器であって、前記仕切壁を前記バスケットと別
    体構成として着脱自在となし且つ前記第1収納部および
    第2収納部をそれぞれ独立した開閉蓋で弧回動自在に覆
    蓋するとともに、前記第1収納部を覆蓋する開閉蓋の前
    記仕切壁側の枢支部と前記第2収納部を覆蓋する開閉蓋
    の前記仕切壁側の枢支部とを共用の枢支ピンにより枢支
    したことを特徴とする食器乾燥器。
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