JP3125353U - 折り畳み可能な保温カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 この考案は誰でも簡単に折り畳み収納可能で、且つ、保冷又は保温性に優れた折り畳み可能な保温カバーを開発・提供する事にある。
【解決手段】 この課題を解決する為の手段として、上面と四側面を有する無底の矩形体であって、四側面のうち、高さ寸法が横幅寸法の半分以上を有する、前・後側面の内、いずれか一面に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線となる斜めステッチをそれぞれ設け、これら斜めステッチが当接する当接点より、垂直に下方に向かう垂直ステッチを下端まで設け、一方、高さ寸法と、奥行き寸法からなる左右側面には、奥行き幅の、両後端或いは両前端より45度の角度で下方前面に向かう、折り畳み線となる斜めステッチを設けたものである。
【選択図】 図4
【解決手段】 この課題を解決する為の手段として、上面と四側面を有する無底の矩形体であって、四側面のうち、高さ寸法が横幅寸法の半分以上を有する、前・後側面の内、いずれか一面に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線となる斜めステッチをそれぞれ設け、これら斜めステッチが当接する当接点より、垂直に下方に向かう垂直ステッチを下端まで設け、一方、高さ寸法と、奥行き寸法からなる左右側面には、奥行き幅の、両後端或いは両前端より45度の角度で下方前面に向かう、折り畳み線となる斜めステッチを設けたものである。
【選択図】 図4
Description
この考案は、折り畳み可能な保温カバーに関するものである。
従来、折り畳み式コンテナ等の収納ケースで輸送されて来た商品は、不良品防止の為、店舗に到着の都度、保冷用バッグに積み替えていた。その為、作業時間が増え、積み替え待ちの間に商品が劣化し、不良品発生を招く等の問題があった。
又、折り畳み式コンテナに仕分けされた荷物を大型のシッパで運ぶ事で、空間の無駄を発生させていた。又、空間が大きすぎる為に品質・温度管理が適切に行われていなかった。
又、収納ケースの高さ寸法が縦寸法の半分以上を有する場合、カバー側面に縫着したステッチ又は断熱材よりも硬度の高い異素材が有効に機能せず、折り畳みが困難である等の問題があった。
そこで、これまでに出願されている保温カバーに関する特許文献を参考の為、紹介する。(特許文献1〜4参照。)
特開2000−226075
特開2002−104543
特開2002−104544
特開2003−200981
そこで、上記課題を解決する為に、この考案は誰でも簡単に折り畳み収納可能で、且つ、保冷又は保温性に優れた折り畳み可能な保温カバーを開発・提供する事にある。
この課題を解決する為の手段として、上面と四側面を有する無底の矩形体であって、四側面のうち、高さ寸法が横幅寸法の半分以上を有する、前・後側面の内、いずれか一面に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線となる斜めステッチをそれぞれ設け、これら斜めステッチが当接する当接点より、垂直に下方に向かう垂直ステッチを下端まで設け、一方、高さ寸法と、奥行き寸法からなる左右側面には、奥行き幅の、両後端或いは両前端より45度の角度で下方前面に向かう、折り畳み線となる斜めステッチを設けたものである。
この考案の効果として、上面と四側面を有する無底の矩形体であって、四側面のうち、高さ寸法が横幅寸法の半分以上を有する、前・後側面の内、いずれか一面に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線となる斜めステッチをそれぞれ設け、これら斜めステッチが当接する当接点より、垂直に下方に向かう垂直ステッチを下端まで設け、一方、高さ寸法と、奥行き寸法からなる左右側面には、奥行き幅の、両後端或いは両前端より45度の角度で下方前面に向かう、折り畳み線となる斜めステッチを設けた事で、誰でも容易に折り畳み収納が可能と成り、且つ、作業時間の短縮や、作業スペースの有効利用等、作業性・安全性・経済性面で極めて有益なる効果を奏するものである。
この考案の最良の形態として、この考案の最良の形態として、使用する収納ケースの大きさに適合し、且つ、誰でも簡単に素早く折り畳み可能で、且つ、保冷・保温性に優れ、破損し難い耐久性の良いカバー構造を形成する事が重要である。
そこで、この考案の一実施例を図1〜図4に基づいて詳述すると、折り畳み式コンテナ等の収納ケースに収納した商品を、保冷又は保温するカバーであって、且つ、該カバーは上面と四側面を有する無底の矩形体であって、四側面のうち、高さ寸法(H)が横幅寸法(L)の半分以上を有する、前・後側面の内、いずれか一面に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線(FL)となる斜めステッチ(Sa)(Sa’)をそれぞれ設け、これら斜めステッチ(Sa)(Sa’)が当接する当接点(V)より、垂直に下方に向かう垂直ステッチ(Sb)を下端まで設け、一方、高さ寸法(H)と、奥行き寸法(W)からなる左右側面には、奥行き幅の、両後端或いは両前端より45度の角度で下方前面に向かう、折り畳み線(FL)となる斜めステッチ(Sc)(Sc’)を設けた事を特徴とする折り畳み可能な保温カバーから構成される。
次に、この考案の詳細について説明すると、まず、カバー(1)の構造はアルミ箔とアルミ箔の間に断熱材を重合し、縫い合わせて箱形状を形成し、強度を確保する為に各枠縁部を厚布帯で縫い合わせて補強している。
そして、図1(A)及び図4に示す様にカバー(1)の上面四辺部には、収納ケース(CO)底面四辺の凹部に適合する横ズレ防止用ガイドストッパー(2)(2)(3)(3)がそれぞれ設けられているが、この横ズレ防止用ガイドストッパー部分に関しては、本件とは別に実用新案登録出願を申請中である。
又、カバー(1)の前・後側面の内、いずれか一面に、折り畳み易くする為に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線となる斜めステッチ(Sa)(Sa’)をそれぞれ設け、これら斜めステッチ(Sa)(Sa’)が当接する当接点(V)より、垂直に下方に向かう垂直ステッチ(Sb)を下端まで設けたY字状のステッチ加工を施し、且つ、前側面下端部及び上面一端部にファスナー付バンド(FB)とファスナー(F)等から成る係止部材をそれぞれ縫着し、又、左右両側面上端部には、カバー取り外し時の取手(4)がそれぞれ設けられている。
又、図5はカバーを上下逆さに反転させて折り畳む時の要領手順を示す斜視図で、最初に前側面部のY字状の折り畳み線(FL)と横両側面部の斜め折り畳み線(FL)に沿って内向きにそれぞれ折り畳み、次に対向する後側面部を下方に押さえ付けて略平面状態を形成し、最後にファスナー付バンド(FB)とファスナー(F)等から成る係止部材で固着する。
次に、この考案の使用方法について説明すると、図6に示す様に、下敷きシート(US)の上に商品(M)の入った収納ケース(CO)を置き、その上からカバー(1)を被せ、更に商品(M)の入った収納ケース(CO)を置き、その上にカバー(1)を被せる。更に段数が増える場合も、上記と同じ要領で行うが、段積みする場合はカバー(1)の上面四辺部に設けた横ズレ防止用ガイドストッパー(2)(2)(3)(3)部に収納ケース(CO)の底面四辺の凹部が確実に嵌着する様に乗せる。尚、保冷時には、予めカバー(1)内部の袋(5)の中には、冷却剤(C)を入れておく必要がある場合もある。
この考案の折り畳み可能な保温カバーは、誰でも簡単に折り畳み収納可能で、且つ、保冷又は保温性に優れている為、多くの食品業界及び運輸関係市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
1 カバー
1a 断熱シート
2 ガイドストッパー(縦側)
3 ガイドストッパー(横側)
4 取手
C 冷却剤
CO 収納ケース
F 面ファスナー
FB ファスナー式バンド
FL 折り畳み線
L 横幅寸法
H 高さ寸法
M 商品
Sa 斜めステッチ
Sa’ 斜めステッチ
Sb 垂直ステッチ
Sc 斜めステッチ
Sc’ 斜めステッチ
US 下敷きシート
V 当接点
W 奥行き寸法
1a 断熱シート
2 ガイドストッパー(縦側)
3 ガイドストッパー(横側)
4 取手
C 冷却剤
CO 収納ケース
F 面ファスナー
FB ファスナー式バンド
FL 折り畳み線
L 横幅寸法
H 高さ寸法
M 商品
Sa 斜めステッチ
Sa’ 斜めステッチ
Sb 垂直ステッチ
Sc 斜めステッチ
Sc’ 斜めステッチ
US 下敷きシート
V 当接点
W 奥行き寸法
Claims (1)
- 折り畳み式コンテナ等の収納ケースに収納した商品を、保冷又は保温するカバーであって、且つ、該カバーは上面と四側面を有する無底の矩形体であって、四側面のうち、高さ寸法(H)が横幅寸法(L)の半分以上を有する、前・後側面の内、いずれか一面に、横幅のそれぞれ両上端から45度の角度で下方中央に向かう折り畳み線(FL)となる斜めステッチ(Sa)(Sa’)をそれぞれ設け、これら斜めステッチ(Sa)(Sa’)が当接する当接点(V)より、垂直に下方に向かう垂直ステッチ(Sb)を下端まで設け、一方、高さ寸法(H)と、奥行き寸法(W)からなる左右側面には、奥行き幅の、両後端或いは両前端より45度の角度で下方前面に向かう、折り畳み線(FL)となる斜めステッチ(Sc)(Sc’)を設けた事を特徴とする折り畳み可能な保温カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005381U JP3125353U (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 折り畳み可能な保温カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005381U JP3125353U (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 折り畳み可能な保温カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3125353U true JP3125353U (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=43475232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006005381U Expired - Fee Related JP3125353U (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 折り畳み可能な保温カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125353U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137945A (ja) * | 2016-04-25 | 2016-08-04 | 英三 大森 | 折り畳み式収納箱 |
-
2006
- 2006-07-05 JP JP2006005381U patent/JP3125353U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016137945A (ja) * | 2016-04-25 | 2016-08-04 | 英三 大森 | 折り畳み式収納箱 |
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