JP3219965U - 収納具 - Google Patents

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政司 細江
智代 川瀬
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Abstract

【課題】鞄等に入れて持ち帰ることを可能とする収納具を提供する。
【解決手段】収納具10を、一端に開口部を有し、他端に閉塞した底面部を有し、開口部から底面部に向かって形成された側面部34、36を備えた複数の箱状の収納体11A、11Bと、収納体11A、11Bどうしを連結するシート状の連結部12と、を備える構成とする。底面部及び底面部と連設する一つの側面部、に連結部12が巻き付けられて収納体が位置決めされ、上下方向において収納体11A、11Bどうしを重ね合わせ可能とする。
【選択図】図4

Description

本考案は、内部に収納物を収納して携帯可能な収納具に関するものである。
従来、飲食店等で飲食をして食べきれない場合に、例えば、寿司を持ち帰るようなときには、合成樹脂製の折り詰め用パックに、寿司を詰めて持ち帰ることが行われていた。
しかし、上記の折り詰め用パックは、底の浅いトレー状で、鞄等に入れようとすると90度傾けて任意の側面を下にしなければならず、中に入れた寿司が下側に片寄ってしまうので、鞄等に入れて持ち帰ることが困難であった。
本考案は、上記事情に鑑み、鞄等に入れて持ち帰ることを可能とする収納具を提供するものである。
請求項1記載の考案では、一端に開口部を有し、他端に閉塞した底面部を有し、前記開口部から前記底面部に向かって形成された側面部を備えた複数の箱状の収納体と、前記収納体どうしを連結するシート状の連結部と、を備え、前記収納体の、前記開口部及び前記開口部と連設する一つの前記側面部、又は、前記底面部及び前記底面部と連設する一つの前記側面部、に前記連結部が巻き付けられて前記収納体が位置決めされ、上下方向において前記収納体どうしを重ね合わせ可能とされている。
これによれば、開口部及び開口部と連設する一つの側面部、又は、底面部及び底面部と連設する一つの側面部、にシート状の連結部を巻き付けて位置決めして、上下方向において収納体を重ね合わせることで、平面視における投影面積を小さくすることができ、鞄等に入れて持ち帰ることが可能となる。
また、前記連結部が巻き付けられる方向において、
前記開口部及び前記開口部と連設する一つの前記側面部、又は、前記底面部及び前記底面部と連設する一つの前記側面部、の長さが、前記連結部の長さと略同一に形成されている。
これによれば、連結部が巻き付けられる方向において、連結部の長さが、開口部と側面部、又は、底面部と側面部、と、略同一であるので、連結部を張った状態で収納体に巻き付けると、収納体の重ね合わせの位置決めを容易にすることが可能となる。
また、前記収納具は、ブランクシートで形成され、前記ブランクシートは、前記収納体を形成する略矩形状の収納体形成部と、前記連結部を形成する連結部形成部と、を有し、前記収納体形成部には、対向して設けられた一対の縦折り線と、前記縦折り線と直交して対向して設けられた一対の横折り線とが形成されて、前記縦折り線と前記横折り線とで囲まれた前記底面部と、前記底面部の外周辺側に連設した前記側面部と、前記縦折り線と前記横折り線とで区画され前記側面部と連設する四隅部と、が形成され、各前記四隅部には、前記底面部の角の頂点と前記収納体形成部の角部とを対角線状に結ぶ斜め折り線が形成され、前記側面部どうしを前記連結部形成部が連結し、一対の前記縦折り線と一対の前記横折り線とが折り曲げられて箱状に形成されるとともに、前記四隅部の前記斜め折り線が折り曲げられて三角形状の折り曲げ片が形成され、隣接する前記折り曲げ片どうしが重ね合わされ、外側となる前記折り曲げ片に配設された係止片が、内側となる前記折り曲げ片と前記側面部との間に差し込まれた状態で、前記収納体形成部が前記収納体状態に保持されている。
これによれば、収納具として使用しない状態においては、ブランクシート状態で重ね置きしておけばスペースを取らない。また、収納体に収納物を収納するときに、収納体形成部を折り曲げて、箱状の収納体に形成して使用できるので、その場で組み立てる持ち帰り用の収納具として好適なものとなる。
また、前記収納具は、ブランクシートで形成され、
前記ブランクシートは、前記収納体を形成する略矩形状の収納体形成部と、前記連結部を形成する連結部形成部と、を有し、
前記収納体形成部には、対向して設けられた一対の縦折り線と、前記縦折り線と直交して対向して設けられた一対の横折り線とが形成されて、前記縦折り線と前記横折り線とで囲まれた前記底面部と、前記底面部の外周辺側に連設した前記側面部と、一対の対向する前記側面部から延設される係合片部と、が形成され、
各前記係合片部には、前記係合片部どうしを係合可能とする切り込みが形成され、
前記側面部どうしを前記連結部形成部が連結し、
一対の前記縦折り線と一対の前記横折り線とが折り曲げられて箱状に形成されるとともに、前記係合片部が延設されない一対の対向する前記側面部の近傍で、隣接する前記係合片部の前記切り込みどうしが係合された状態で、前記収納体形成部が前記収納体状態に保持されている。
このような構成としても、その場で組み立てる持ち帰り用の収納具として好適なものとすることができる。
また、前記収納体形成部の前記連結部形成部とは反対側に、前記収納体どうしを重ね合わせた状態において、最も上に配される前記収納体の前記開口部を覆い可能な蓋部を形成する蓋部形成部が配設されている。
これによれば、蓋部が、最も上に配される収納体の開口部を覆うことで、収納体に収納された収納物が、外に出てしまうことを防止することができる。
本考案の一実施形態におけるブランクシートの展開平面図である。 同実施形態の収納体形成部から収納体を形成するときの説明図である。 使用態様の説明斜視図である。 収納体を重ね合わせた状態の説明斜視図である。 収納体を重ね合わせる手順の説明図である。 本考案の他の実施形態における収納体を重ね合わせる手順の説明図である。 本考案のさらに他の実施形態におけるブランクシートの展開平面図である。 同実施形態の収納体形成部から収納体を形成するときの説明図である。
本考案の一実施形態について図面に基づいて説明する。本考案は、概略的には、図3、4に示す、収納具10であり、本実施形態では、収納具10は、図1に示す、一枚の紙製のブランクシート20を折り曲げて形成され、収納体11(区別するときには、収納体11A、収納体11Bとする)、連結部12、蓋部13を有して、収納体11内に寿司等の食品を収納可能とされた持ち帰り用の収納具として用いられるものである。
ブランクシート20は、図1に示すように、収納体11を形成する略矩形状の収納体形成部30と、連結部12を形成する連結部形成部50と、蓋部13を形成する蓋部形成部60と、を有している。なお、ブランクシート20の説明においては、図1の紙面における、上を上、下を下、左を左、右を右とする。
収納体形成部30(区別するときには、収納体形成部30A、収納体形成部30Bとする)は、矩形板状に形成され、上下方向に沿って対向して設けられる一対の縦折り線31と、上下方向に直交して対向して設けられる一対の横折り線32を備える。
収納体形成部30は、一対の縦折り線31と一対の横折り線32とで囲まれて矩形状に形成され、収納体形成部30の中央部に位置する底面部33と、底面部33の外周辺側に連設した側面部34、35、36、37と、縦折り線31と横折り線32とで区画され側面部34、35、36、37と連設する四隅部38、39、40、41と、で形成されている。
図1、2、3に示すとおり、四隅部38、39、40、41は、底面部33の角の頂点側から収納体形成部30の角部側に対角線状に結ばれる斜め折り線42をそれぞれ備え、斜め折り線42を折って、四隅部38、39、40、41の斜め折り線42の両側の部分を合わせることにより、三角形状に形成される折り曲げ片45、46、47、48として構成される。
上側に位置する四隅部40、41の上辺からは、略台形状の係止片43、44が上方に向かって延設されている。
連結部形成部50は、矩形板状に形成され、上下方向における中央部に、左右方向に沿って形成された連結部折り線51を備えている。連結部形成部50は、後述する、収納体11Aに巻き付けられるときの、巻き付け方向(図1における上下方向)における長さが、底面部33及び側面部37の長さと略同一に形成されている。換言すれば、底面部33及び側面部37の長さと、連結部12の長さが略同一となるように形成されている。
蓋部形成部60は、矩形板状に形成され、上下方向における上辺部分及び中央部に、左右方向に沿って形成された蓋部折り線61を備えている。蓋部形成部60の上辺部分から上方に向かって略台形状の蓋係止片62が延設されている。
また、ブランクシート20は、連結部形成部50の上辺及び下辺部分に、上下方向に連設する収納体形成部30A、30Bとの境界となる連結部境界折り線14を備え、蓋部形成部60の下辺部分に、収納体形成部30Bとの境界となる蓋部境界折り線15を備えている。
収納具10の使用態様を説明する。ブランクシート20を、図1の状態から、縦折り線31、横折り線32を折り曲げて、底面部33に対して側面部34、35、36、37を上側に立てる。そして、四隅部38、39、40、41の斜め折り線42をそれぞれ折り曲げて、略三角形状の折り曲げ片45、46、47、48を形成する。
ここで、図2において、収納体形成部30Bの四隅部39、側面部36、四隅部41の部分について説明するが、収納体形成部30Bの反対側、収納体形成部30Aにおいても同様であるので他の部分の説明は省略する。
図2(a)に示される略三角形状に形成された折り曲げ片46を、図2(b)に示すように、側面部36側に折り曲げる。さらに、図2(c)に示すように、係止片44が配設された折り曲げ片48を、折り曲げ片46と重ね合わさるように折り曲げる。そのとき、係止片44を折り曲げ片46と、側面部36との間に差し込むことで、図2(d)に示すように、底面部33と側面部34、36、37とが係止され、底面部33と側面部34、36、37との形状が保持される。反対側の部分も同様に、係止片43により、底面部33と側面部34、35、37とが係止されて、収納体形成部30Bは箱状に保持されて、収納体11Bとして形成される。収納体形成部30Aにおいても同様である。
以上のことより、図1〜3に示すように、収納体形成部30A、30Bは、一端に開口部11aを有し、他端に閉塞した底面部33を有し、開口部11aから底面部33に向かって形成された側面部34、35、36、37を備えた複数の箱状の収納体11A、11Bに形成されることになる。
箱状に形成された二つの収納体11A、11Bを、図3、5(a)に示すように、作業場所となるテーブル等に底面部33が下となるようにそれぞれ置き、二つの収納体11A、11B内に寿司等の食品を収納する。食品の収納が完了したら、図5(b)に示すように、左側に位置する収納体11Aを、連結部12が収納体11Aの側面部37と接するように時計回り方向に回転させるように手で持ち上げる。そして、図5(c)に示すように、収納体11Bの開口部11aを覆うように収納体11Aと収納体11Bを上下に重ね合わせる。このとき、連結部12は、収納体11Aの側面部37及び底面部33に巻き付けられた状態となっていて、収納体11A、11Bの位置決めがされている。
つまり、連結部12が巻き付けられる方向において、底面部33及び底面部33と連設する一つの側面部37の長さが、連結部12の長さと略同一に形成されていることで、連結部12を張った状態で収納体11Aに巻き付けると、収納体11A、11Bの重ね合わせの位置決めが自然になされることになる。
本明細書における、「連結部が巻き付けられる」とは、側面部34又は側面部37と、底面部33に連結部12が密着する場合だけでなく、少なくとも連結部12の一部が接している状態をも含むものとする。また、後述する、側面部34と、開口部11aに巻き付けられる場合において、開口部11aを覆う状態をも含むものとする。
そして、収納体11Bから延設されている蓋部13を反時計回りに回転させて、上側の収納体11Aの開口部11aを覆うとともに、収納体11Aの開口部11aに蓋係止片62を差し込んで、蓋部13と収納体11Aの側面部34とを係止させる。
これにより、収納具10は、図4、5(d)に示すように、収納体11A、11Bが上下方向において、重ね合わされた状態となる。そして、輪ゴム等の結束部材を用いて収納体11A、11Bの移動を規制して、鞄等の内部に収納具10を収納して食品を持ち帰る可能となる。
上記構成の収納具10では、一端に開口部11aを有し、他端に閉塞した底面部33を有し、開口部11aから底面部33に向かって形成された側面部34、35、36、37を備えた複数の箱状の収納体11A、11Bと、収納体11A、11Bどうしを連結するシート状の連結部12と、を備え、底面部33及び底面部33と連設する一つの側面部37、に連結部12が巻き付けられて収納体11A、11Bの位置が位置決めされ、上下方向において収納体11A、11Bどうしを重ね合わせ可能とされている。
これによれば、底面部33及び底面部33と連設する一つの側面部37、にシート状の連結部12を巻き付けて位置決めして、上下方向において収納体11A、11Bを重ね合わせることで、平面視における投影面積を小さくすることができ、鞄等に入れて持ち帰ることが可能となる。
また、連結部12が巻き付けられる方向において、底面部33及び底面部33と連設する一つの側面部37の長さが、連結部12の長さと略同一に形成されている。
これによれば、連結部12が巻き付けられる方向において、連結部12の長さが、底面部33と側面部37、と、略同一であるので、連結部12を張った状態で収納体11Aに巻き付けると、収納体11A、11Bの重ね合わせの位置決めを容易にすることが可能となる。
また、収納具10は、一枚のブランクシート20で形成され、ブランクシート20は、収納体11A、11Bを形成する略矩形状の収納体形成部30A、30Bと、連結部12を形成する連結部形成部50と、を有し、収納体形成部30A、30Bには、対向して設けられた一対の縦折り線31と、縦折り線31と直交して対向して設けられた一対の横折り線32とが形成されて、縦折り線31と横折り線32とで囲まれた底面部33と、底面部3の外周辺側に連設した側面部34、35、36、37と、縦折り線31と横折り線32とで区画され側面部34、35、36、37と連設する四隅部38、39、40、41と、が形成され、各四隅部38、39、40、41には、底面部33の角の頂点と収納体形成部30A、30Bの角部とを対角線状に結ぶ斜め折り線42が形成され、側面部34、37どうしを連結部形成部50が連結し、一対の縦折り線31と一対の横折り線32とが折り曲げられて箱状に形成されるとともに、四隅部38、39、40、41の斜め折り線42が折り曲げられて三角形状の折り曲げ片45、46、47、48が形成され、隣接する折り曲げ片45、46、47、48どうしが重ね合わされ、外側となる折り曲げ片47、48に配設された係止片43、44が、内側となる折り曲げ片45、46と側面部35、36との間に差し込まれた状態で、収納体形成部30A、30Bが収納体11A、11B状態に保持されている。
これによれば、収納具10として使用しない状態においては、ブランクシート20状態で重ね置きしておけばスペースを取らない。また、収納体11に収納物を収納するときに、収納体形成部30A、30Bを折り曲げて、箱状の収納体11A、11Bに形成して使用できるので、その場で組み立てる持ち帰り用の収納具として好適なものとなる。
また、収納体形成部30Bの連結部形成部50とは反対側に、収納体11A、11Bどうしを重ね合わせた状態において、最も上に配される収納体11Aの開口部11aを覆い可能な蓋部13を形成する蓋部形成部60が配設されている。
これによれば、蓋部13が、最も上に配される収納体11Aの開口部11aを覆うことで、収納体11Aに収納された収納物が、外に出てしまうことを防止することができる。
本考案の収納具は上記構成に限定されるものではない。即ち、本考案の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。以下に、変形した態様を例示する。以下の説明において、収納具10と対応する構成については、同一符号を付加し、全部又は一部の説明を省略する。
例えば、図6(a)に示すように、収納具10Dでは、収納体11D、11Eを自立可能な合成樹脂等で形成して、蓋部13D、連結部12Dを、収納体11D、11Eに巻き付け可能な布等で形成することが考えられる。この場合、収納体11D、11Eの底面部33の外周縁部どうしを連結部12Dで連結し、蓋部13Dを収納体11Eの底面部33の連結部12Dとは反対側に設けることとなる。そして、図6(b)に示すように、連結部12Dが下側の収納体11Eの側面部34と接するように収納体11Dを時計回り方向に回転させるように手で持ち上げる。そして、図6(c)に示すように、収納体11Eの開口部11aを覆うように収納体11Dを重ね合わせる。このとき、連結部12Dは、収納体11Eの開口部11a及び側面部34に巻き付けられた状態で、収納体11D、11Eの位置決めをしている。
収納体11Eから延設されている蓋部13Dを反時計回りに回転させて、上側の収納体11Dの開口部11aを覆うとともに、開口部11Eaに蓋係止片62を差し込んで、蓋部13Dと収納体11Dの側面部34とを係止させる。これにより、収納具10Dは、図4、5(d)に示すように、収納体11D、11Eが上下方向において、重ね合わされた状態となる。
このような構成としても、平面視における投影面積を小さくすることができ、鞄等に入れて持ち帰ることが可能となる。
また、他の変形例として、収納具10Fを挙げることができる。以下の説明において、収納具10と対応する構成については、同一符号を付加し、全部又は一部の説明を省略する。
収納具10Fでは、ブランクシート20の収納体形成部30F、30Gが、収納体形成部30A、30Bとは異なる構成となっている。
四隅部38、39、40、41に対応する構成の、係止片部138、139、140、141は、側面部34の左右の端部から係止片部138、139が、側面部37の左右の端部から係止片部140、141が、それぞれ外側に向かって略矩形状に延設されている。
係止片部138、139、140、141には、係止片部138と係止片部140、係止片部139と係止片部141、を互いに係合可能とする切り込み138a、139a、140a、141aが形成されている。
係止片部138と係止片部140では、切り込み138a、140a、は上辺から下辺に向かって切り込まれ、係止片部139と係止片部141では、切り込み139a、141aは下辺から上辺に向かって切り込まれている。
収納具10Fの使用態様を説明する。ここで、図8において、収納体形成部30Gの係止片部139、係止片部141、側面部36の部分について説明するが、収納体形成部30Gの反対側、収納体形成部30Fにおいても同様であるので他の部分の説明は省略する。
ブランクシート20を、図7の状態から、縦折り線31を折り曲げて、図8(a)に示すように、底面部33及び側面部34、37に対して、側面部36、係止片部139、141を上側に立てる。そして、横折り線32を折り曲げて側面部34を折り曲げて、図8(b)に示すように、底面部33に対して上側に立てる。このとき、係止片部139は時計回りに90度回転して、切り込み139aが上側に位置している。
そして、図8(c)に示すように、横折り線32を折り曲げて側面部37を折り曲げるとともに、係止片部141の切り込み141aを、係止片部139の切り込み139aに進入させて底面部33に対して上側に立てる。このとき、係止片部141は時計周りに回転して、切り込み141aが下側に向かっている。
さらに、係止片部141の切り込み141aを、係止片部139の切り込み139aに進入させると、係止片部141の切り込み141aと、係止片部139の切り込み139aとが係合して、底面部33と側面部34、36、37との形状が保持され、収納体形成部30Gの反対側においても底面部33と側面部34、35、37との形状が保持され、箱状の収納体11Gが形成されることになる。さらに、収納体11Fも同様に形成される。
このような構成としても、その場で組み立てる持ち帰り用の収納具として構成することができる。
また、収納体11を三以上の複数個設けることも可能である。この場合、収納体11の側面部34、37の開口部11aとなる部分、又は、収納体11の底面部33の側面部34、37側の外周縁部を連結部12で連結して、蓋部13を適宜設けることができる。
また、ブランクシート20から、収納具10を形成する場合に、縦折り線31、横折り線32、連結部折り線51、蓋部折り線61、連結部境界折り線14、蓋部境界折り線15等の折り線を用いているが、折り曲げ可能であるのであれば、折り線以外の構成とすることができる。
また、一枚の紙製のブランクシート20を折り曲げて収納具10を形成したが、ブランクシート20を、複数枚のシートで分割して、各シートを結合させて構成することも可能である。
また、上記実施形態では、収納体11に食品を収納していたが、例えば、文具、アクセサリー、化粧品等を収納することも可能である。
また、係止片部138、139、140、141は、側面部35の上下の端部から係止片部138、140を、側面部36の上下の端部から係止片部139、141を、それぞれ外側に向かって延設させることも可能である。
10 収納具
11 収納体
11a 開口部
11A 収納体
11B 収納体
12 連結部
13 蓋部
10D 収納具
11D 収納体
11E 収納体
12D 連結部
13D 蓋部
10F 収納具
11F 収納体
11G 収納体
20 ブランクシート
30 収納体形成部
30A 収納体形成部
30B 収納体形成部
30F 収納体形成部
30G 収納体形成部
31 縦折り線
32 横折り線
33 底面部
34 側面部
35 側面部
36 側面部
37 側面部
38 四隅部
39 四隅部
40 四隅部
41 四隅部
42 斜め折り線
43 係止片
44 係止片
45 折り曲げ片
46 折り曲げ片
47 折り曲げ片
48 折り曲げ片
50 連結部形成部
60 蓋部形成部
138 係止片部
138a 切り込み
139 係止片部
139a 切り込み
140 係止片部
140a 切り込み
141 係止片部
141a 切り込み

Claims (5)

  1. 一端に開口部を有し、他端に閉塞した底面部を有し、前記開口部から前記底面部に向かって形成された側面部を備えた複数の箱状の収納体と、
    前記収納体どうしを連結するシート状の連結部と、
    を備え、
    前記収納体の、
    前記開口部及び前記開口部と連設する一つの前記側面部、
    又は、
    前記底面部及び前記底面部と連設する一つの前記側面部、
    に前記連結部が巻き付けられて前記収納体が位置決めされ、上下方向において前記収納体どうしを重ね合わせ可能とされていることを特徴とする収納具。
  2. 前記連結部が巻き付けられる方向において、
    前記開口部及び前記開口部と連設する一つの前記側面部、又は、前記底面部及び前記底面部と連設する一つの前記側面部、の長さが、前記連結部の長さと略同一に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納具。
  3. 前記収納具は、ブランクシートで形成され、
    前記ブランクシートは、前記収納体を形成する略矩形状の収納体形成部と、前記連結部を形成する連結部形成部と、を有し、
    前記収納体形成部には、対向して設けられた一対の縦折り線と、前記縦折り線と直交して対向して設けられた一対の横折り線とが形成されて、前記縦折り線と前記横折り線とで囲まれた前記底面部と、前記底面部の外周辺側に連設した前記側面部と、前記縦折り線と前記横折り線とで区画され前記側面部と連設する四隅部と、が形成され、
    各前記四隅部には、前記底面部の角の頂点と前記収納体形成部の角部とを対角線状に結ぶ斜め折り線が形成され、
    前記側面部どうしを前記連結部形成部が連結し、
    一対の前記縦折り線と一対の前記横折り線とが折り曲げられて箱状に形成されるとともに、前記四隅部の前記斜め折り線が折り曲げられて三角形状の折り曲げ片が形成され、隣接する前記折り曲げ片どうしが重ね合わされ、外側となる前記折り曲げ片に配設された係止片が、内側となる前記折り曲げ片と前記側面部との間に差し込まれた状態で、前記収納体形成部が前記収納体状態に保持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の収納具。
  4. 前記収納具は、ブランクシートで形成され、
    前記ブランクシートは、前記収納体を形成する略矩形状の収納体形成部と、前記連結部を形成する連結部形成部と、を有し、
    前記収納体形成部には、対向して設けられた一対の縦折り線と、前記縦折り線と直交して対向して設けられた一対の横折り線とが形成されて、前記縦折り線と前記横折り線とで囲まれた前記底面部と、前記底面部の外周辺側に連設した前記側面部と、一対の対向する前記側面部から延設される係合片部と、が形成され、
    各前記係合片部には、前記係合片部どうしを係合可能とする切り込みが形成され、
    前記側面部どうしを前記連結部形成部が連結し、
    一対の前記縦折り線と一対の前記横折り線とが折り曲げられて箱状に形成されるとともに、前記係合片部が延設されない一対の対向する前記側面部の近傍で、
    隣接する前記係合片部の前記切り込みどうしが係合された状態で、前記収納体形成部が前記収納体状態に保持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の収納具。
  5. 前記収納体形成部の前記連結部形成部とは反対側に、前記収納体どうしを重ね合わせた状態において、最も上に配される前記収納体の前記開口部を覆い可能な蓋部を形成する蓋部形成部が配設されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の収納具。
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