JP3125142U - 縁なしメガネ - Google Patents

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Abstract

【課題】 連結部材の両端にレンズを連結し、レンズ外側にはヨロイを取付け、そして該ヨロイには蝶番などの継手を介して折畳み出来るようにツルを取付け、組み立てが容易な構造にて構成した縁なしメガネの提供。
【解決手段】 レンズ外側部には外周から切込んだレンズ溝7を設け、上記連結部材2の両端及びヨロイ3の端には嵌合部9を有し、嵌合部9は間に空間を残した互いに平行な2枚の板片10,10にて構成している。板片10,10の先端には外方向へ屈曲して延ばしたツバ12,12を設けると共に両板片間にはネジ穴13を形成し、そして上記嵌合部9をレンズ溝7に嵌めると共にネジ穴13にネジ15を螺合して両板片10,10を外方向へ押し広げることで嵌合部9を嵌着している。
【選択図】 図3

Description

本考案はリムを持たないでレンズを直接連結して構成される縁なしメガネに関するものである。
図7は従来の一般的な縁なしメガネを示している具体例である。両レンズ(イ)、(イ)は連結部材(ロ)によってネジ止めされ、レンズ(イ)、(イ)の外側にはヨロイ(ハ)、(ハ)がネジ止めにて取着されている。そして、このヨロイ(ハ)には継手部を介してツル(ニ)が折畳み出来るように取付けされ、さらにレンズ(イ)の内側には上記連結部材(ロ)から延びる脚先端に鼻当てパット(ホ)が設けられている。
ところで、両レンズ(イ)、(イ)は連結部材(ロ)にてネジ止めされ、同じくヨロイ(ハ)はレンズ外側にネジ止めされているが、1本のネジでレンズ(イ)と連結固定する場合、ネジを中心として回転しない構造としなければならない。縁なしメガネではレンズの外周に当接する当り片(ヘ)を連結部材(ロ)並びにヨロイ(ハ)に設けることで、レンズの回転を阻止してガタ付かない構造が採用されている。
このように、両レンズ(イ)、(イ)を連結部材(ロ)の両サイドにネジ止めし、レンズ外側にヨロイ(ハ)、(ハ)をネジ止めしているが、該ネジ(ト)、(ト)・・に弛みが生じるならば、上記当り片(ヘ)がレンズ外周に正しく当接していてもガタ付を発生する。従来、メガネ用ネジとして弛み止め対策が施されたものも存在し、ネジ外周に樹脂をコーティングしたネジ、又外周にスリット溝を形成したネジが知られている。しかし、このようなネジであっても弛みを完全に防止することは不可能である。
一方、上記連結部材(ロ)及びヨロイ(ハ)には当り片(ヘ)が形成されているが、一般に該連結部材(ロ)及びヨロイ(ハ)の一部として形成している金属製であることから、レンズ外周には局部的に高い接触圧を発生し、その為にレンズ割れの原因となる。また、レンズ(イ)の外形が変わった場合には、当り片(ヘ)はレンズ外周に当接することは出来ず、連結部材及びヨロイの形状を変えることが必要となる。すなわち、当り片(ヘ)を一体成形している連結部材(ロ)及びヨロイ(ハ)に互換性はなく、僅かにレンズ形状が変化しても該連結部材(ロ)及びヨロイ(ハ)を成形しなくてはならず、しかも成形用の金型が必要となる。
特開2002−244083号に係る「縁なしメガネ」は、眼鏡枠の部品が自由に取り替えられる構造とし、なおかつ容易に部品交換が可能な連結方法であり、又連結したときに連結部分にガタツキが生じない連結構造である。そこで、ヨロイのレンズ側の一端にレンズ固定用ネジを前記ヨロイと一体に成型し、前記ヨロイのレンズ側面との接触面に凸形突起を設け、ブリッジの両端にレンズ固定用ネジを一体に成型し、前記ブリッジのレンズ側面との接触面に凸形の突起を設け、前記レンズに前記レンズ固定用ネジが挿入されるネジ孔と、前記ヨロイおよびブリッジの凸形突起に対応する位置に凹形の嵌合溝を設け、ヨロイおよびブリッジに設けたレンズ固定用ネジを対応するレンズのネジ孔に通すとともに、ヨロイおよびブリッジの突起部分を対応するレンズの凹形嵌合溝に嵌合して、レンズ固定用ネジをナットで締めてレンズとヨロイ及びブリッジを固定している。
特開平11−295661号に係る「縁なしメガネ」は、リムを用いないで両レンズを連結部材によってネジ止めし、レンズ外側にはツルを取付けるヨロイをネジ止めして成る縁なしメガネであって、製作が簡単でコストが安く、しかもレンズ割れが発生しにくい構造としている。そこで、連結部材の両サイドに形成している止着片とレンズ間、及びヨロイの止着片とレンズとの間に樹脂製の当たり部材を介在し、この当たり部材はレンズ面に当接する表面当たり部とレンズ外側面に当接する側面当たり部を有し、側面当たり部とレンズは互いに位置決めされるように凹凸部にて嵌合し、更に止着片と表面当たり部も回り止め用の係合部を有している。
特開2002−244083号に係る「縁なしメガネ」 特開平11−295661号に係る「縁なしメガネ」
このように、レンズが嵌るリムを有しない縁なしメガネの形態は色々存在している。本考案は従来とは異なる簡単な構造にてレンズを連結し、又ヨロイをレンズ外側に取付けた縁なしメガネを提供する。そして、組み立てが容易な構造にて構成した縁なしメガネである。
本考案に係る縁なしメガネは、両レンズを連結部材にて連結し、レンズ外側にはヨロイを取付け、そして該ヨロイには継手を介してツルが折畳み出来るように取付けて構成され、基本的な構造は従来のものと共通する。本考案では両レンズを連結する連結部材の両端に嵌合部を形成し、この嵌合部は所定の間隔を隔てた2枚の板片から成り、両板片の間にはネジ穴が形成されている。
ところで、上記嵌合部はレンズに設けたレンズ穴又はレンズ溝に嵌合し、両板片の間に設けたネジ穴にネジを螺合することで両板片を外側へ押出し、その結果、嵌合部はレンズ穴又はレンズ溝にガタ付くことなく嵌着して固定される。従って、連結部材の両側にはレンズが取付けられ、両板片を有す嵌合部がレンズ穴又はレンズ溝に嵌ることでレンズの回り止め効果を得ることも出来る。
同じく、ヨロイの取付け構造の場合も同じく、該ヨロイ端にも2枚の板片を有す嵌合部を有し、ネジを螺合することで両板片を外側へ押し広げてレンズ穴又はレンズ溝に固定する。ここで、上記レンズ穴は概略長方形を成し、レンズ溝はレンズの外周から所定の深さまで切込んで形成される。
本考案の縁なしメガネは、レンズ穴又はレンズ溝に嵌合部を嵌めてネジを螺合し、その結果、両板片を外側へ押し広げて固定することが出来る。2枚の板片の間にはネジ穴が形成され、該ネジ穴にネジを螺合することで2枚の板片の間隔が拡大してレンズ穴又はレンズ溝に嵌着される。従って、両レンズは連結部材を介してガタ付くことなく固定され、又固定されたレンズにヨロイがガタ付くことなく取付けられる。そして、本考案では嵌合部をレンズ穴又はレンズ溝に嵌め、その後でネジ締めするだけの簡単な作業で完了する。
図1は本考案に係る縁なしメガネを表している実施例である。同図の1はレンズ、2は連結部材、3はヨロイを示し、両レンズ1,1は連結部材2の両端に取着され、ヨロイ3,3はレンズ1,1の外側に取付けられている。そして、ヨロイ3,3には蝶番などの継手を介してツル4,4が折畳み出来るように連結している。又、連結部材2の下方であって、レンズ1,1の内側には鼻当てパット5,5が取付けられている。
縁なしメガネとしての基本形態は前記図7に示している従来の縁なしメガネと共通しているが、連結部材2とレンズ1,1との連結構造、及びレンズ1とヨロイ3との連結構造が違っている。本考案では連結部材2の両側に嵌合部を設け、ヨロイ端にも嵌合部を設けていて、該嵌合部はレンズ穴又はレンズ溝に嵌合する連結構造と成っている。
図2はレンズ1を単独で表しているが、レンズ1の連結部材側の外周部にはレンズ穴6が、ヨロイ側の外周部にはレンズ溝7が設けられている。レンズ穴6は縦長をなし、レンズ溝7が外周8から切込まれた横長となっている。勿論、連結部材側にもレンズ溝7を設けることは可能であり、逆にヨロイ側にもレンズ穴6を形成することも出来る。そして、レンズ穴6を横長の形状とする場合もある。
図3はヨロイ先端の表面部14に設けている嵌合部9を示す具体例である。該嵌合部9は2枚の板片10,10を有し、互いに平行な板片10,10の間には空間11が形成され、各板片10,10の先端には外側へ延びるツバ12,12を有している。そして、両板片10,10の間にはネジ穴13が中央部に設けられている。このネジ穴13にネジを螺合するならば、両板片10,10は外側へ押し広げられ、レンズ溝7の内面に密着することが出来る構造と成る。
図4は嵌合部9がレンズ溝7に嵌っている場合であり、レンズ1を表面部14とツバ12,12とで挟み込んで取付けられる。すなわち、外周8の開口から嵌合部9をレンズ溝7に嵌め、該嵌合部9をレンズ溝7に固定する為にネジ15がネジ穴13に螺合する。ネジ15が螺合することで両板片10,10が押し広がられ、該板片10,10はレンズ溝7に嵌着し、嵌合部9は固定される。
図5はヨロイ3に設けた別形態の嵌合部16を表している。表面部14から2枚の板片10,10が起立し、両板片10,10の間にはネジ穴が設けられている。しかし、板片10,10の先端にはツバ12,12を有しておらず、その代わり裏キャップ17を備えている。該裏キャップ17の中央には穴18が貫通して設けられている。図3に示すツバ12,12を備えた嵌合部9をレンズ穴6に嵌る場合には両板片10,10を内側に撓ませなくてはならないが、図5に示す嵌合部16をレンズ溝7に嵌めることは可能である。
板片10,10の先端にツバ12,12を設けていない為に、図6に示すように嵌合部16はレンズ穴6に嵌ることが出来る。そして、レンズ裏側から裏キャップ17を嵌め、穴18からネジ15を挿入してネジ穴13に螺合する。従って、嵌合部16の両板片10,10は押し広がられてレンズ穴6に嵌着される。細長いレンズ穴6に嵌った嵌合部16はガタ付くことなく固定される。
ここで、上記連結部材2及びヨロイ3の材質は金属製としたり、又は樹脂製とすることが出来、ネジ穴13に螺合するネジ15の材質も限定しない。本考案の縁なしメガネでは、レンズ1に形成したレンズ穴6又はレンズ溝7に嵌合部9,16を嵌め、ネジ穴13にネジ15を螺合するだけで強固でガタ付くことのない連結構造と成る。
本考案の縁なしメガネの外観図。 細長いレンズ穴とレンズ溝を形成したレンズの具体例。 ヨロイに設けた嵌合部。 レンズ溝に嵌合部を嵌めてネジ止めする場合。 ヨロイに設けた別形態の嵌合部。 レンズ穴に嵌合部と裏キャップを嵌めてネジ止めする場合。 従来の縁なしメガネの外観図。
符号の説明
1 レンズ
2 連結部材
3 ヨロイ
4 ツル
5 鼻当てパット
6 レンズ穴
7 レンズ溝
8 外周
9 嵌合部
10 板片
11 空間
12 ツバ
13 ネジ穴
14 表面部
15 ネジ
16 嵌合部
17 裏キャップ
18 穴





















Claims (2)

  1. 連結部材の両端にレンズを連結し、レンズ外側にはヨロイを取付け、そして該ヨロイには蝶番などの継手を介して折畳み出来るようにツルを取付けた縁なしメガネにおいて、レンズ外側部には外周から切込んだレンズ溝又はレンズ穴を設け、上記連結部材の両端及びヨロイの端には嵌合部を有し、嵌合部は間に空間を残した互いに平行な2枚の板片にて構成し、板片の先端には外方向へ屈曲して延ばしたツバを設けると共に両板片間にはネジ穴を形成し、そして上記嵌合部をレンズ溝又はレンズ穴に嵌めると共にネジ穴にネジを螺合して両板片を外方向へ押し広げることで嵌合部を嵌着したことを特徴とする縁なしメガネ。
  2. 連結部材の両端にレンズを連結し、レンズ外側にはヨロイを取付け、そして該ヨロイには蝶番などの継手を介して折畳み出来るようにツルを取付けた縁なしメガネにおいて、レンズ外側部にはレンズ穴又はレンズ溝を設け、上記連結部材の両端及びヨロイの端には嵌合部を有し、嵌合部は間に空間を残した互いに平行な2枚の板片にて構成すると共に両板片間にはネジ穴を形成し、そして上記嵌合部をレンズ穴又はレンズ溝に嵌め、レンズ裏側からレンズ穴又はレンズ溝には裏キャップを嵌めて該裏キャップ中央に設けた穴からネジを挿入して嵌合部のネジ穴に螺合することで両板片を外方向へ押し広げて嵌合部を嵌着したことを特徴とする縁なしメガネ。
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