JP3126217U - メガネフレームのツル継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メガネのフロント部両側に設けたヨロイに継手を介してツルを折り畳み出来るように連結するツル継手構造であって、継手が外に露出することがないようにしたツル継手構造の提供。
【解決手段】 ヨロイ2の先端にはコマ9を延ばし該コマ9には上下両コマ11a,11bにて挟み込んだ状態で軸ネジ16を介して継手4を回転可能に連結し、そして、ツル側には上壁19、外壁20、及び下壁21にて形成されて内側と先を開口した収容空間18を設け、この収容空間18に隙間を残すことなく上記継手4を嵌めて該継手4をネジ止めしている。
【選択図】 図2

Description

本考案はメガネフレームのツルを折り畳み出来るように連結する継手構造であって、該継手部が露出して外観を損なうことがないようにしたツル継手構造に関するものである。
メガネにはフロント部の両側にツルを備えていて折畳むことが出来る。すなわち、メガネを顔に掛ける場合に両ツルを開き、顔から外した場合には両ツルは折畳んで閉じられる。ところで、メガネのツルは一般に蝶番などの継手を介して折畳み出来るように取付けられているが、フロント部側とツルを連結する継手は外に露出している。
図3は従来の一般的な金属製メガネフレームの外観を表している。フロント部(イ)の両側にはヨロイ(ロ)、(ロ)がロウ付けされ、このヨロイ(ロ)、(ロ)に蝶番(ニ)、(ニ)を介して折畳み出来るようにツル(ハ)、(ハ)が連結している。フロント部(イ)は連結部材(ヘ)にて連結されている両リム(ホ)、(ホ)を有し、連結部材(ヘ)の下側には鼻当てパット(ト)、(ト)が取付けられている。従って、両鼻当てパット(ト)、(ト)を鼻の両脇に当ててフロント部(イ)を支え、ツル先端部に挿着される概略L形の樹脂製モダンを耳に係止してメガネを掛けることが出来る。
ところで、上記ツル(ハ)を取付けている蝶番(ニ)は両蝶片が軸ネジを介して連結し、各蝶片はヨロイ(ロ)とツル(ハ)に夫々ロウ付けされている。図4は従来から用いられているメガネフレームの上記蝶番(ニ)を示す外観図である。同図に示すように、該蝶番は蝶片(チ)、(リ)が軸ネジ(ヌ)により連結されて屈曲することが出来る構造と成っていて、一方の蝶片(リ)はその接合面(ル)がヨロイ(ロ)にロウ付けされ、他方の蝶片(チ)の接合面(ル)はツル(ハ)にロウ付けされる。
従って、ツルは該蝶番(ニ)の軸ネジ(ヌ)を介して折畳むことが出来る。そして、該蝶番(ニ)は両コマ(オ)、(オ)を有す蝶片(チ)の凹部にコマ(ワ)を有す蝶片(リ)の凸部が嵌って噛み合っていることで、蝶片(チ)、(リ)はガタ付くことなく上記軸ネジ(ヌ)を中心として回転することが出来る。
ところで、ツル(ハ)を折畳み出来るようにする為には上記蝶番(ニ)が必要であるが、該蝶番(ニ)はメガネフレームの外に露出して該メガネの外観が損なわれるケースもある。勿論、ツル(ハ)が折畳みする為の継手としては何も蝶番に限るものではないが、何れの継手にしてもデザインが重要視されるメガネにとって該継手が露出することは大きなマイナスとなる。
このように従来のメガネフレームのツル継手部は外に露出しており、メガネフレームの外観が損なわれる場合もある。特に、デザインを重視したメガネであれば、ツルの継手の露出にて全体のデザインが損なわれるといったこともある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、メガネを掛けた状態では継手が外から見えないように構成しているツル継手構造を提供する。
ツルは継手を介してヨロイに連結し、折畳むことが出来る訳で、継手は2枚のコマを所定の間隔をおいて有し、両コマ間の空間にはヨロイ先端に設けているコマが嵌っている。そして、継手の両コマ間にヨロイのコマが嵌った状態で軸ネジを介して該継手はヨロイに連結され、継手は軸ネジを中心に回転可能と成る。そして、継手はツルに連結されるが、継手先端部が止めネジを介してツルに固定される。
ところで、本考案ではこの継手が外に露出しないように、ツル端部に形成している収容空間に収容される。収容空間には外壁、上壁、及び下壁を有し、内側と先が開口している為に、この内側から継手を嵌めてネジ止めすることが出来る構造としている。一方、ツル側に継手を回転可能に連結し、この継手をヨロイ側に形成した収容空間に嵌めることも出来る。そして、本考案ではメガネフレームの材質は限定せず、金属製であっても樹脂製であってもよい。
本考案に係るツル継手構造は、ヨロイに軸ネジを介して継手を連結し、該継手はツルにネジ止めされるが、該ツルには収容空間を設け、この収容空間に継手が収容される。従って、継手は外に露出することはなく、メガネを掛けている状態では継手は外から見えない。継手をツルに連結してヨロイ側に形成した収容空間に嵌めてネジ止めする場合も同じであり、継手が見えないことで、メガネ全体としての外観が向上する。又、継手を連結する軸ネジはその頭が収容空間に隙間なく嵌ることで弛みを発生することはなく、弛みに基づくツルのガタ付きが防止される効果もある。
図1は本考案に係るツル継手構造を備えたメガネを表している。メガネとしての基本構造は前記図3に示している場合と同じであり、フロント部1の両側にはヨロイ2,2がロウ付けされ、このヨロイ2,2にツル3,3が連結している。ヨロイ2とツル3との間には継手4が介在することで、ツル3は折り畳むことが出来る。
フロント部1はハーフリム5,5を有し、レンズ7,7は水糸と該ハーフリムとで保持され、両ハーフリム5,5は連結部6にて連結している。そして、連結部6の下側には鼻当てパット8,8が取付けられている。ところで、上記継手4にてツル3は折畳み出来るように連結しているが、該継手4はツル3に形成した収容空間に嵌っているために、上方、下方、及び外方からでは見えないように収容されている。
図2は本考案のツル継手構造を表している実施例であり、ツルの取付け工程を示している。
(a)はヨロイと継手を分離した状態で表している。
ヨロイ2の先端にはコマ9を延ばし、該コマ9には穴10が貫通している。一方の継手4は2枚のコマ11a,11bを延ばし、間には空間14を有し、そして両コマ11aには穴12が貫通し,コマ11bにはネジ穴15が設けられている。又、継手4の先端には別の穴13が貫通して設けられている。ここで、穴10、12、ネジ穴15は上下方向に貫通しているが、穴13は水平方向と成っている。
(b)は継手4をヨロイ2に連結した場合である。
継手4に設けている2枚のコマ11a,11bの間に形成した空間14にはヨロイ先端に設けているコマ9が嵌り、上方から軸ネジ16を挿入してコマ11bに形成しているネジ穴15に螺合している。従って、継手4は軸ネジ16を中心に回転することが出来る。ここで、軸ネジ16の頭は継手4の上面17から突出しないようにしている。一般には軸ネジ16の頭上面と継手上面17は同一面としている。
(c)は上記継手4にツル3を連結する場合である。
ツル3には収容空間18が設けられ、この収容空間18に継手4が嵌合することが出来る。収容空間18は上壁19、外壁20、及び下壁21を有して内側は開口している。勿論、先端も開口している。収容空間18内には座23が設けられ、該座23にはネジ穴22を形成している。
(d)は継手4にツル3を連結した場合である。
継手4を上記収容空間18に嵌合して穴13にはネジ24を挿入してネジ穴22に螺合して締め付ける。収容空間18の大きさは継手4が隙間なく嵌る寸法としており、その為に1本のネジ24にて締め付けられた継手4はガタ付くことなく固定される。そして、軸ネジ16の頭は上壁19の内面に接して該軸ネジ16が弛むこともない。
ところで、図2はヨロイ側に継手4を連結し、ツル側に該継手4が嵌る収容空間18を形成した場合であるが、これとは逆にツル側に継手4を連結し、ヨロイ側に該継手4が嵌る収容空間18を設けることも可能である。何れの場合にしても、継手4は収容空間18に嵌って外に露出することはなく、しかも継手4がガタ付くこともない。
本考案に係るツル継手構造を備えたメガネ。 本考案のツル継手構造を組立てる工程。 蝶番を備えた従来のメガネフレーム。 従来のツル継手構造。
符号の説明
1 フロント部
2 ヨロイ
3 ツル
4 継手
5 ハーフリム
6 連結部材
7 レンズ
8 鼻当てパット
9 コマ
10 穴
11 コマ
12 穴
13 穴
14 空間
15 ネジ穴
16 軸ネジ
17 上面
18 収容空間
19 上壁
20 外壁
21 下壁
22 ネジ穴
23 座
24 ネジ










Claims (3)

  1. メガネのフロント部両側に設けたヨロイに継手を介してツルを折り畳み出来るように連結するツル継手構造において、ヨロイの先端にはコマを延ばし該コマには上下両コマにて挟み込んだ状態で軸ネジを介して継手を回転可能に連結し、そして、ツル側には上壁、外壁、及び下壁にて形成されて内側と先を開口した収容空間を設け、この収容空間に隙間を残すことなく上記継手を嵌めて該継手をネジ止めしたことを特徴とするメガネフレームのツル継手構造。
  2. メガネのフロント部両側に設けたヨロイに継手を介してツルを折り畳み出来るように連結するツル継手構造において、ツルの先端にはコマを延ばし該コマには上下両コマにて挟み込んだ状態で軸ネジを介して継手を回転可能に連結し、そして、ヨロイ側には上壁、外壁、及び下壁にて形成されて内側と先を開口した収容空間を設け、この収容空間に隙間を残すことなく上記継手を嵌めて該継手をネジ止めしたことを特徴とするメガネフレームのツル継手構造。
  3. 上記継手を回転可能に連結する軸ネジの頭上面を継手上面と同一面とした請求項1、又は請求項2記載のメガネフレームのツル継手構造。
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