JP4881265B2 - 薄型メガネ - Google Patents

薄型メガネ Download PDF

Info

Publication number
JP4881265B2
JP4881265B2 JP2007236403A JP2007236403A JP4881265B2 JP 4881265 B2 JP4881265 B2 JP 4881265B2 JP 2007236403 A JP2007236403 A JP 2007236403A JP 2007236403 A JP2007236403 A JP 2007236403A JP 4881265 B2 JP4881265 B2 JP 4881265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
glasses
lens
joint
crane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007236403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009069356A (ja
Inventor
昭宏 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIMURA KINZOKU CO.,LTD
Original Assignee
NISHIMURA KINZOKU CO.,LTD
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIMURA KINZOKU CO.,LTD filed Critical NISHIMURA KINZOKU CO.,LTD
Priority to JP2007236403A priority Critical patent/JP4881265B2/ja
Publication of JP2009069356A publication Critical patent/JP2009069356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4881265B2 publication Critical patent/JP4881265B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Description

本発明は顔から外して持ち歩く際に、胸ポケットに収納出来ることは勿論、本や雑誌に挟むことが出来る薄型メガネに関するものである。
メガネには色々な形態があり、又多種多様なデザイン・装飾が施されている。そして機能面では長時間にわたって着用していても疲れを感じることがないように、チタンなどの材質が使用されて軽くなっている。又、フロント部にリムを備えることなく、両レンズを連結部材で直接ネジ止めし、レンズ外側にはヨロイをネジ止めした縁なしメガネも多用されている。
図4は一般的なメガネを示しているが、該メガネはフロント部(イ)の両側にツル(ロ)、(ロ)を折畳み出来るように取付けている。そしてフロント部(イ)は両リム(ハ)、(ハ)を連結部材(ニ)にて連結すると共に、両リム(ハ)、(ハ)の外側にはヨロイ(ホ)、(ホ)がロウ付けされて構成し、該ヨロイ(ホ)、(ホ)に上記ツル(ロ)、(ロ)が蝶番(ヘ)、(ヘ)を介して折畳み可能に連結している。そしてリム(ハ)、(ハ)にはレンズ(ト)、(ト)が嵌っている。
図5はメガネを外してツル(ロ)、(ロ)が折畳まれた場合であり、両ツル(ロ)、(ロ)は互いに重なり合っている。そして同図から明らかなように、ツル(ロ)、(ロ)はフロント部(イ)の裏側に折畳まれ、その厚さ寸法Mは比較的大きくなる。近眼用のメガネであるならば常に着用しているが、老眼鏡は仕事をする場合、新聞雑誌を読む場合などに着用する為に、メガネケースに入れて常時持ち歩いている。
従って、出来るだけコンパクトであることが必要である。フロント部の縦横寸法は顔に掛ける関係上小さくするには限度があるが、折畳んだ状態の厚さ寸法Hを小さくすることで、収容するメガネケースは薄くなる。しかし、従来のメガネでは、フロント部両側に概略L型をしたヨロイ(ホ)、(ホ)が設けられ、該ヨロイ(ホ)、(ホ)に取付けられたツル(ロ)、(ロ)が該フロント部の裏側に重なり合うように折畳まれる為に、厚さの縮小には限度がある。
実開平1−64616号に係る「薄型メガネ」は、メガネフレームのフロント部上縁の左右端に垂直に枢支軸を設け、該枢支軸によってテンプル(ツル)を枢支している。従って、このメガネはコンパクトに折畳むことが出来、場所を取らずに収納可能であり、持ち運びに便利で特に老眼鏡用として有効である。
実開平5−45635号に係る「折りたたみ式眼鏡」は、折りたたんだ状態がカードのように薄くなり、ワイシャツや洋服などのポケットに入れても該ポケットが膨らまず、財布などの薄いスペースにも収納可能で携帯に便利なメガネである。
そこで、レンズが嵌め込まれた薄板状のフロントが中央でヒンジで連結されて折りたたみ可能であると共に、テンプルも前テンプルと後テンプルからなって折りたたみ可能であり、テンプルを折りたたむと後テンプルがフロントの上端縁に乗るようになる。
実開平1−64616号に係る「薄型メガネ」 実開平5−45635号に係る「折りたたみ式眼鏡」
このように、従来のメガネには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、ツルを折畳んだ際の厚みが薄くなって、胸ポケットに入れたり本に挟み込んで持ち運び出来ると共に、掛け心地が良好な薄型メガネを提供する。
本発明に係る薄型メガネはフロント部の両側にツルを折畳み可能に取付けた形態であるが、該折畳まれるツルはフロント部の裏側に重なり合うことなく、該フロント部の上側に配置され、折畳まれたツルとフロント部は同一面に位置する。フロント部は一平面内に形成され、同じくツルも一平面内に形成される。そして折畳まれたツルはフロント部と同じ平面内に収まる。
上記ツルは両リムの外側に設けたブローチに継手を介して取付けられるが、該ブローチはリムの外側であると共に下側に位置し、ブローチに取付けた継手から湾曲して立ち上がり、その後はほぼ真っ直ぐに延びて先端部は耳に係止出来るように湾曲したモダンを形成している。
本発明に係るメガネではツルを折畳んだ場合、フロント部と同一面に収まる為に折畳み状態の厚さが薄くなる。従って、メガネケースの厚さも薄くなって、胸ポケットに入れて持ち歩くことが出来のみならず、本に挟むことができるシオリとして機能する。すなわち、読み終えた箇所に該薄型メガネを外して挟み込み、再度読み始める際にはシオリとして挟んだ薄型メガネを顔に掛けることが出来る。そして、ツルが折畳まれた状態ではフロント部と同一面に収まることから、踏み付けても破損することはない。
図1は本発明に係る薄型メガネを表している実施例であり、フロント部1の両側にはツル2,2が折畳まれて取付けられている。フロント部1は両リム3,3が山形に湾曲した連結部材4にて連結され、リム外側にはブローチ5が設けられて、該ブローチ5のネジを弛めてリムの周長を拡大することでレンズの着脱を可能にしている。そして該ブローチ5には継手6が取付けられて、ツル2は継手6を介して折畳み出来るように連結している。
ところで、上記ブローチ5の構造、及び該ブローチ5に設けた継手6の構造は限定しないことにする。例えば、一般的な蝶番を継手6として採用することも可能である。ツル2の基部は上記継手6に固定されて延びているが、該継手6から上方へ湾曲して立ち上がり、その後、ほぼ真っ直ぐに延び、先端部は滑らかに湾曲してモダン10を形成し、該モダン先端には概略楕円形の係止片7を設けている。ここで、係止片7の厚さはツル2の太さに相当した薄い楕円形板である。
そして、上記ブローチ5の位置はリム3の外側であるが、下側に位置している。リム3の中心Oから水平に延びる基線8に対して、角度θだけ下方へ傾斜した傾斜線9がリム3と交わる位置に該ブローチ5を設けている。ツル2が折畳み可能に連結する継手6の軸はこの位置におけるリム3の接線と平行を成し、その結果、該ツル2を開いた状態では外方向へ傾斜する。ここで、リム3の中心Oは縦・横寸法の中間とする。
継手6に取着されたツル2はフロント部1のリム3に沿って上方へ湾曲して立ち上がる形状と成っている為に、該ツル2が折畳まれた状態ではフロント部1と同一面に収まる。そして、フロント部1は湾曲せずに平坦であり、ツル2,2も該フロント部1と同じく平坦面に収まる。しかし、該ツル2を開いた状態では傾斜し、後頭部が抱きかかえられる。
図2は本発明の薄型メガネのツル2を開いた場合の片側半分を表している正面図であり、該ツル2は同図に示すように外方向へ角度αにて傾斜している。これは継手6の軸が鉛直方向に対して角度αだけ傾斜している為である。そして、ツル先端部のモダン10は下方へ湾曲すると共に、内側へ傾斜して延びている。従って、メガネを掛けた場合には、モダンは耳に掛かると共に、後頭部を抱かかえるようになじむことが出来、着用したメガネは安定し、外れ落ちることはない。
図3はツル2を開いた状態の側面図を表している。継手6がリム3の外下側に設けられていることで、該ツル2を開くことでフロント部1は同図に示すように傾斜する。勿論、普通のメガネの場合もフロント部は多少傾斜しているが、本発明の薄型メガネを構成するフロント部1の傾斜角度は大きく成っている。
フロント部1の傾斜は従来のメガネに比較して大きいが、老眼鏡として新聞・雑誌を読むにはむしろ適している。該メガネのフロント部1には鼻当てパットが備わっておらず、山形に湾曲した連結部材4が鼻の甲に当って支えられるために、フロント部1は比較的下側に位置して支持される。その為にも、フロント部1の傾きが大きい方が新聞・雑誌が読み易くなる。
ただし、本発明は必ずしも老眼鏡に限定するものではなく、ブローチの位置を多少上方に変更することで近眼用のメガネにも適用できる。又、フロント部を鼻に載せて支える手段として上記連結部材を用いることなく、鼻当てパットを取付けることもある。ただし、該鼻当てパットはあくまでもフロント部と同一面に収まる形態としなくてはならない。
ところで、図1に示した薄型メガネはリム3,3を備えた形態であるが、上側半分のハーフリム、又は下側半分のハーフリムを備えたフロント部として構成することもある。さらに、リムを持たないフロント部とすることも出来る。リムを持たないフロント部1ではブローチを必要としない為に、継手6をレンズに直接ネジ止めする。勿論、この場合の継手の位置はレンズ外下側であり、図1に示す位置関係となる。
ツルが折畳まれた状態の正面図。 ツルを開いた状態の右側正面図。 ツルを開いた状態の側面図。 従来の一般的なメガネ。 従来メガネのツルが折畳まれた場合。
符号の説明
1 フロント部
2 ツル
3 リム
4 連結部材
5 ブローチ
6 継手
7 係止片
8 基線
9 傾斜線
10 モダン

Claims (3)

  1. 平坦なフロント部の両側にツルが折畳み出来るように取付けられたメガネにおいて、概略円形リム又は概略楕円形リムの中心から延びる水平基線に対して下方へ傾斜した傾斜線がリムと交わる位置にブーチを設け、該ブローチにはツルを折畳みする継手を取付けると共に、該継手の軸は上記位置におけるリムの接線と平行とし、そして、上記継手に取付けたツルは折畳まれた状態でフロント部と同一面を成してリムに沿って立ち上がって延び、またツルを開いた状態では正面から見た場合に外側へ傾斜しツル先端部は下方へ湾曲すると共に内側へ傾斜し、さらに、両リムを連結する連結部材を設けたことを特徴とする薄型メガネ。
  2. 平坦なフロント部の両側にツルが折畳み出来るように取付けられたメガネにおいて、概略円形レンズ又は概略楕円形レンズの中心から延びる水平基線に対して下方へ傾斜した傾斜線がハーフリムと交わる位置にブーチを設け、該ブローチにはツルを折畳みする継手を取付けると共に、該継手の軸は上記位置におけるハーフリムの接線と平行とし、そして、上記継手に取付けたツルは折畳まれた状態でフロント部と同一面を成してレンズ又はハーフリムに沿って立ち上がって延び、またツルを開いた状態では正面から見た場合に外側へ傾斜しツル先端部は下方へ湾曲すると共に内側へ傾斜し、さらに、両ハーフリムを連結する連結部材を設けたことを特徴とする薄型メガネ。
  3. 平坦なフロント部の両側にツルが折畳み出来るように取付けられたメガネにおいて、概略円形レンズ又は概略楕円形レンズの中心から延びる水平基線に対して下方へ傾斜した傾斜線がレンズ外周縁と交わる位置にツルを折畳みする継手を設け、該継手の軸は上記位置におけるレンズ外周縁の接線と平行とし、そして、上記継手に取付けたツルは折畳まれた状態でフロント部と同一面を成してレンズ外周縁に沿って立ち上がって延び、
    またツルを開いた状態では正面から見た場合に外側へ傾斜しツル先端部は下方へ湾曲すると共に内側へ傾斜し、さらに、両レンズを連結する連結部材を設けたことを特徴とする薄型メガネ。
JP2007236403A 2007-09-12 2007-09-12 薄型メガネ Active JP4881265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236403A JP4881265B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 薄型メガネ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236403A JP4881265B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 薄型メガネ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009069356A JP2009069356A (ja) 2009-04-02
JP4881265B2 true JP4881265B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=40605707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007236403A Active JP4881265B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 薄型メガネ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4881265B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5846855B2 (ja) * 2011-10-31 2016-01-20 株式会社サンリーブ メガネフレーム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163486A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Nishimura Kinzoku:Kk 薄型メガネ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009069356A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6474811B2 (en) Spectacle frame combination of a primary lenses frame and an auxiliary lenses frame magnetically and pivotably attached thereto
US20070121060A1 (en) Spectacles
US20210364820A1 (en) Interchangeable Eyewear
US20090073376A1 (en) Flip up safety, magnificaition or reading glasses
JP5215810B2 (ja) 遠近両用メガネ
WO1999064918A1 (en) Eyewear with replaceable lens system
JP4881265B2 (ja) 薄型メガネ
JP3210667U (ja) 薄型メガネ
EP1457807A1 (en) Hinge for eyewear
JP2008107396A (ja) メガネフレームのツル継手構造
JP2002328341A (ja) 折り畳み式眼鏡フレーム
JP6096096B2 (ja) 薄型メガネ
JP3232161U (ja) 薄型メガネ
JP3224253U (ja) 眼鏡
JP3232511U (ja) 薄型メガネ
JP3221943U (ja) 薄型メガネ
KR101853486B1 (ko) 안경 다리용 힌지 장치
JP3246209U (ja) 薄型メガネ
JP5190533B2 (ja) 眼鏡フレーム
JP3206133U (ja) レンズ面を保護する薄型メガネ
JP2004163486A (ja) 薄型メガネ
JP2019179108A (ja) 折り畳み可能な眼鏡フレーム
KR102334087B1 (ko) 선글라스 착탈 안경
JP3003386U (ja) 眼 鏡
JP6547051B1 (ja) 防塵用メガネ体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4881265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250