JP3221943U - 薄型メガネ - Google Patents

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【課題】ツルを折畳んだ際の厚みが薄くなると共に、ツルがガタ付くことなく安定して折畳まれる薄型メガネを提供する。【解決手段】ほぼ平坦なフロント部1の両側に設けた継手にツル2が折畳み出来るように取付けられ、フロント部の背面の溝8に折畳まれたツルがガタ付かないように係止する係止ツメ9を設けている。【選択図】図3

Description

本考案は顔から外して持ち歩く際に、胸ポケットに収納出来ることは勿論、読み残しの本や雑誌の間に挟むことが出来、さらに折畳まれたツル(テンプル)が独りでに開かないようにした止着出来る薄型メガネに関するものである。
メガネには色々な形態があり、多種多様なデザイン・装飾が施されている。そして、機能面では長時間にわたって着用していても疲れを感じることがないように、チタンなどの材質が使用されて軽くなっている。また、フロント部にリムを備えることなく、両レンズを連結部材を介して直接ネジ止めし、レンズ外側にはヨロイをネジ止めすると共に、該ヨロイ先端にツル(テンプル)が継手を介して折り畳むことが出来るように構成した縁なしメガネも多用されている。
図5は一般的なメガネを示しているが、該メガネはフロント部(イ)の両側にツル(ロ)、(ロ)を折畳み出来るように取付けている。そして、フロント部(イ)はリング状の両リム(ハ)、(ハ)を連結部材(ニ)にて連結すると共に、両リム(ハ)、(ハ)の外側にはヨロイ(ホ)、(ホ)がロウ付けされて構成し、該ヨロイ(ホ)、(ホ)に上記ツル(ロ)、(ロ)が蝶番(ヘ)、(ヘ)を介して折畳み可能に連結している。そしてリム(ハ)、(ハ)にはレンズ(ト)、(ト)が嵌っている。
図6はメガネを外してツル(ロ)、(ロ)が折畳まれた場合であり、両ツル(ロ)、(ロ)は互いに重なり合っている。同図から明らかなように、ツル(ロ)、(ロ)はフロント部(イ)の裏側に折畳まれ、その厚さ寸法Hは比較的大きくなる。近眼用のメガネであるならば常に着用しているが、老眼鏡は仕事をする場合、新聞・雑誌を読む場合などに着用する為に、一般にはメガネケースに入れて常時持ち歩いていることが多い。勿論、事務の仕事をする人であれば殆ど一日中着用している場合もある。
したがって、携帯して時々着用する老眼鏡であれば、出来るだけコンパクトであることが必要である。フロント部の縦横寸法は顔に掛ける関係上小さくするには限度があるが、折畳んだ状態の厚さ寸法Hを小さくすることで、収容するメガネケースは薄くなる。
しかし、従来のメガネでは、フロント部両側に概略L型をしたヨロイ(ホ)、(ホ)が設けられ、該ヨロイ(ホ)、(ホ)に取付けられたツル(ロ)、(ロ)が該フロント部の裏側に重なり合うように折畳まれる為に、厚さの縮小には限度がある。
また、フロント部(イ)は顔の正面に沿って湾曲していることも、上記厚さ寸法Hを大きくしている要因と成っている。
実開平1−64616号に係る「薄型メガネ」は、メガネフレームのフロント部上縁の左右端に垂直に枢支軸を設け、該枢支軸によってテンプル(ツル)を枢支している。したがって、このメガネはコンパクトに折畳むことが出来、場所を取らずに収納可能であり、持ち運びに便利で特に老眼鏡用として有効である。
実開平5−45635号に係る「折りたたみ式眼鏡」は、折りたたんだ状態がカードのように薄くなり、ワイシャツや洋服などのポケットに入れても該ポケットが膨らまず、財布などの薄いスペースにも収納可能で携帯に便利なメガネである。
そこで、レンズが嵌め込まれた薄板状のフロントが中央でヒンジで連結されて折りたたみ可能であると共に、テンプルも前テンプルと後テンプルからなって折りたたみ可能であり、テンプルを折りたたむと後テンプルがフロントの上端縁に乗るようになる。
特開2009−69356号に係る「薄型メガネ」は、概略楕円形リムの中心から延びる水平基線に対して下方へ傾斜した傾斜線がリムと交わる位置にブローチを設け、該ブローチには継手を取付けると共に、該継手の軸は上記位置におけるリムの接線と平行とし、そして、継手に取付けたツルは折畳まれた状態でフロント部と同一面を成してリムに沿って立ち上がり、その後は真っ直ぐに延びて先端部は湾曲したモダンとし、又ツルを開いた状態では外側へ傾斜し、さらに、両リムを連結する連結部材は山形としてリムの下側に設けている。
ところで、従来から薄型メガネの形態も色々知られているが、折畳まれたツルは安定することなくガタ付き、その為に胸ポケットには挿入し難い。また、新聞や雑誌の間に挟みにくい。
実開平1−64616号に係る「薄型メガネ」 実開平5−45635号に係る「折りたたみ式眼鏡」 特開2009−69356号に係る「薄型メガネ」
このように、老眼鏡をコンパクトに携帯することが出来るように構成した薄型メガネは色々存在している。しかし、折畳まれたツルは定位置に安定せずにバタ付き、厚さは薄くなるが胸ポケットに入れにくく、本や雑誌に挟みにくいといった問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、ツルを折畳んだ際の厚みが薄くなると共に、該ツルはガタ付くことなく安定して折畳まれる薄型メガネを提供する。
本考案に係る薄型メガネはフロント部の両側にツルを折畳み可能に取付けた形態であり、その基本的な構造は従来の薄型メガネと共通している。
ツルが折畳み出来るように連結する継手は、一般にフロント部内に設けられ、厚さが薄くなるようにフロント部からはみ出すことがないようにしている。また、フロント部は湾曲することなく、ほぼ平坦な面内に収まっている。
そして、本考案の薄型メガネでは、折畳まれたツル(テンプル)がガタ付かないように、フロント部の背面に係止ツメを突出して設け、該係止ツメにツルが係止することが出来るように構成している。ここで、係止ツメの具体的な形態は限定することなく、折畳まれたツルが外れて開かないように係止出来る形態であればよい。
本考案に係るメガネでは、ツルを折畳んだ場合に該ツルはフロント部に接し、少なくとも近接し、フロント部との間に大きな隙間を作らないようにしている。その為に、ツルが折畳み状態のメガネの厚さは薄くなる。
そして、フロント部に設けている係止ツメに折畳まれたツルは係止し、その為に独りでに開くことはない。したがって、折畳まれたツルはフロント部と一体化して組み合わされた状態となり、顔から外した薄型メガネは胸ポケットに挿入し易く、また、読み掛けの本や雑誌の間にシオリのような目印として挟み易くなる。
ツルは継手を介して取付けられているが、係止ツメに係止して止着されることで折畳まれたツルに作用する外力が継手に働かないことで、該継手は何時までも安定してツルの開閉動作が行われる。
本考案に係る薄型メガネを示す平面図。 本考案に係る薄型メガネを示す正面図。 本考案に係る薄型メガネを示す背面図。 図3のA部拡大図。 従来の一般的なメガネ。 従来メガネのツルが折畳まれた場合。
図1、図2は本考案に係る薄型メガネを示している実施例であり、図1は平面図、図2は正面図で、1はフロント部、2はツルをそれぞれ表している。
同図に示すフロント部1は樹脂製で湾曲することなくほぼ平坦面を成し、両リム3,3は中央の連結部4を介して左右対称に繋がっており、リング状をしたリム3,3にはレンズ5,5が嵌っている。老眼鏡として構成される本考案の薄型メガネのレンズ5は凸レンズが使用され、該レンズ5の度数は各自の視力に基づいて定まる。
このフロント部1の両側には継手を介してツル2,2が取付けられ、該ツル2,2は折畳まれてフロント部1の背面に接することが出来る。
ツル2,2の基部はフロント部1の両側に設けていて継手として機能する軸ピン6,6に軸支され、軸ピン6,6を中心に旋回して折り畳まれ、図2に示すようにフロント部1の背面に接することが出来る。そして、ツル2,2の先端にはメガネを掛ける際にケガしないように、樹脂製のブッシュ7,7が刺されている。
図3はツル2,2が折畳まれてフロント部1の背面に接している場合の背面図を表している。フロント部背面には折畳まれるツル2,2に沿って溝8,8が設けられ、この溝8,8に折畳まれたツル2,2は嵌ることが出来る。従って、折畳まれたツル2,2が溝8,8に嵌ることで、ツル2,2はフロント部1の背面から突出することなく、背面内にほぼ収まることが出来る。
そして、フロント部1の中央部である、連結部4の両側には係止ツメ9,9が対を成して設けられている。該係止ツメ9,9の具体的な形状は限定しないことにするが、図4は係止ツメ9の具体例を示している。同図に示している通り、フロント部背面10からアーム11を後方へ延ばし、アーム11の先端からツメ12が斜め下方へ延びている。すなわち、該係止ツメ9は概略L型を成し、下側を開口した形状としている。
折畳まれたツル2,2は、溝8、8に嵌ると共に、係止ツメ9、9に係止することで、該ツル2,2はガタ付くことなく、元論、独りでに開くことはなく安定して収まることが出来る。
ここで、係止ツメ9はフロント部1の背面10に設けられるために、背面10からフロント部後方へ突出しているが、フロント部1の外郭からはみ出さないようにしている。
そして、該係止ツメ9,9はフロント部1と同じ材質で一体成形されているが、別途成形した部品をネジ止めしたり、接着することも可能である。また、材質としてはバネ性に優れた金属板を用いて係止ツメ9,9としてもよい。
さらに、その形状は図4のような概略L型ではなく、バネ性のある2本のアームを、後方に向いて起立し、両アームの間にツル2,2を挟み込むようにする場合もある。
図3では係止ツメ9,9をフロント部1の中央部に設けているが、フロント部1の外側部に設けることも可能である。
一方、ツル2,2が折畳み出来るようにフロント部1の両側に継手を設け、該継手を中心としてツル2,2は旋回して折畳まれる。上記、実施例では、継手として図1に示す軸ピン6,6を用いている。
軸ピン6,6はフロント部内に設けられることで、折畳まれるツル2,2はフロント部1の背面になじみ、ツル2,2の折畳み状態は薄くなる。しかし、継手構造は、従来から多用されている蝶番を使用する場合も可能であり、また、ツル2,2の折畳み形態に関しても自由とする。
例えば、折畳まれる2本のツル2,2が、フロント部1の背面上部に位置することなく、一方のツル2はフロント部背面上部に位置して折畳まれ、他方のツル2はフロント部背面下部に位置して折畳むようにすることも可能である。
このような、ツル2,2の折畳み形態の場合も、フロント部1の上部と下部に係止ツメが設けられる。
1 フロント部
2 ツル
3 リム
4 連結部
5 レンズ
6 軸ピン
7 ブッシュ
8 溝
9 係止ツメ
10 背面
11 アーム
12 ツメ


Claims (3)

  1. ほぼ平坦なフロント部の両側に設けた継手にツルが折畳み出来るように取付けられた薄型メガネにおいて、フロント部の背面には折畳まれた上記ツルがガタ付かないように係止することが出来る係止ツメを設けたことを特徴とする薄型メガネ。
  2. フロント部背面には折畳まれるツルが嵌る溝を形成した請求項1記載の薄型メガネ。
  3. 上記係止ツメを、背面から後方へ延びるアームとその先端に設けたツメから成って概略L型とした請求項1、又は請求項2記載の薄型メガネ。












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