JP3130728U - メガネフレームのツル継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メガネのフロント部両側に設けたツルの開閉操作に適度な抵抗を備えたシズル感を満たすツル継手構造の提供。
【解決手段】 ツル端面には継手軸4を中心として複数の凹溝14a,14b,14c,14dを形成し、一方のヨロイ1には上記凹溝にバネ力を付勢して係合する係合片11を取付けている。
【選択図】 図1

Description

本考案はメガネフレームのツルを折り畳み出来るように連結する継手構造であって、折畳まれたツルがバタ付かない構造としたツル継手構造に関するものである。
メガネにはフロント部の両側にツルを備えていて折畳むことが出来る。すなわち、メガネを顔に掛ける場合に両ツルを開き、顔から外した場合には両ツルは折畳んで閉じられる。ところで、メガネのツルは一般に蝶番などの継手を介して折畳み出来るように取付けられているが、フロント部の両側に設けているヨロイの先端に上記継手を介して連結している。
図5は従来の一般的な金属製メガネフレームの外観を表している。フロント部(イ)の両側にはヨロイ(ロ)、(ロ)がロウ付けされ、このヨロイ(ロ)、(ロ)に蝶番(ニ)、(ニ)を介して折畳み出来るようにツル(ハ)、(ハ)が連結している。フロント部(イ)は連結部材(ヘ)にて連結されている両リム(ホ)、(ホ)を有し、連結部材(ヘ)の下側には鼻当てパット(ト)、(ト)が取付けられている。従って、両鼻当てパット(ト)、(ト)を鼻の両脇に当ててフロント部(イ)を支え、ツル先端部に挿着される概略L形の樹脂製モダン(図示なし)を耳に係止してメガネを掛けることが出来る。
ところで、上記ツル(ハ)を取付けている蝶番(ニ)は両蝶片が軸ネジを介して連結し、各蝶片はヨロイ(ロ)とツル(ハ)に夫々ロウ付けされている。図6は従来から用いられているメガネフレームの上記蝶番(ニ)を示す外観図(平面図と正面図)である。同図に示すように、該蝶番は蝶片(チ)、(リ)が軸ネジ(ヌ)により連結されて屈曲することが出来る構造と成っていて、一方の蝶片(リ)はその接合面(ル)がヨロイ(ロ)にロウ付けされ、他方の蝶片(チ)の接合面(ル)はツル(ハ)にロウ付けされる。
従って、ツル(ハ)は該蝶番(ニ)の軸ネジ(ヌ)を介して折畳むことが出来る。そして、該蝶番(ニ)は両コマ(オ)、(オ)を有す蝶片(チ)の凹部にコマ(ワ)を有す蝶片(リ)の凸部が嵌って噛み合っていることで、蝶片(チ)、(リ)はガタ付くことなく上記軸ネジ(ヌ)を中心として回転することが出来る。
ところが、メガネのツル(ハ)を連結している上記蝶番(ニ)の軸ネジ(ヌ)はツル(ハ)の開閉操作により弛み易い。又、開閉操作に伴って蝶番(ニ)の摺動面は摩耗し、ツル(ハ)は一般にガタ付きを生じることが多い。その結果、ツル(ハ)は開閉操作時に何ら抵抗のないバタバタ状態となり、ツル(ハ)の安定性は無くなってしまう。
このように従来のメガネフレームのツル継手構造には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、一旦折畳まれたツルがバタ付いて開くことがないようにしたツル継手構造を提供する。又、バネ蝶番と同じような機能を備えたツル継手構造を提供する。
本考案に係るツル継手構造は、ヨロイの先端に継手軸を設け、この継手軸にツルが連結している。メガネを掛ける場合にツルは開かれるが、所定の位置で停止するようにストッパーを設けている。そして、折畳まれた場合にはバタ付かないようにその位置で静止するように構成している。
ところで、ツルの端面は継手軸を中心として、その周りに複数の滑らかな凹溝を形成している。そして、ヨロイ側には係合片を取付け、この係合片が上記凹溝に係合することが出来る構造としている。ここで、係合片にはバネ力が付勢されて凹溝に係合し、その為にツルは折畳まれた位置にて軽くロックされる。一方、ヨロイの端面に凹溝を設け、ツル側に係合片を取付けることも出来る。この場合も、ツルが折畳まれた状態で係合片が凹溝に係合してツルは軽くロックされる。
更に、ツルを開いた状態から外方向へ僅かに押し開くことが出来るように、ストッパーの位置を設定しているが、該ストッパーに当る手前で係合片が後退する凸部を設けている。その為に、該凸部に乗り上がることで係合片に作用するバネ力は大きくなり、ツルを内側へ押し戻す力として働く。すなわち、従来のバネ蝶番と同じ機能を備える。
本考案のツル継手構造は、ツル端面又はヨロイ端面に係合片を介してバネ力を付勢することで、ツルはガタ付くことなく、折畳み操作がスムーズとなる。そして、折畳まれたツルがバタ付いて独りで開くこともない。すなわち、ツル端面又はヨロイ端面に3つ以上の凹溝を形成し、この凹溝にバネ力を付勢した係合片が係合するように構成している為に、折畳まれたツル及び開いた状態のツルが安定すると共に、開閉操作に適度な抵抗を具えた安定性が具現する。換言すれば、ツルの開閉動作からシズル感を満たす効果が得られる。
従って、継手軸及び軸穴が多少磨耗しても、ヨロイとツルの噛み合わせ接合面が多少磨耗しても、ツルにガタ付きは発生しない。一方、メガネを掛ける際にツルは開かれるが、その状態から外方向へ僅かに押し開く場合に係合片を凸部に乗り上げて後退させることで、従来のバネ蝶番継手と同じ機能を備えることが出来る。すなわち、係合片が後退することでバネ力が作用してツルを内側へ押し戻す力が発生する。
図1は本考案に係るツル継手構造を示す実施例であり、同図の1はヨロイ、2はツル、3はフロント部を夫々表している。メガネフレームの基本形態は前記図5に示したものと同じであり、ヨロイ1はフロント部3の外側に固定され、このヨロイ1の先端にツル2が連結している。ツル2は継手軸4を中心として旋回して折畳まれる。
図1の(a)はツル2が開いた場合で、フロント部3に対してほぼ垂直を成して延びており、メガネを掛ける場合である。(b)は開いた状態から15°屈曲した場合、(c)は30°屈曲した場合、(d)は90°屈曲して折畳まれた場合を夫々表している。このように、ツル2は継手軸4を中心として旋回し、(a)の開いた状態から(d)の折畳まれるまでの約90°にわたって動くことが出来る。
図2はヨロイ1とツル2が分離した場合を示しているが、ヨロイ1の先端部には間に空間6を設けた2枚の継手コマ5a,5bを有し、ツル端部にも継手コマ7を設けている。ツル2の継手コマ7は上記ヨロイ1の継手コマ5a,5bにて形成される空間6に嵌り、継手軸4にて連結される。そこで、ヨロイ1の継手コマ5aには継手軸4の頭が嵌る座が設けられ,継手コマ5bには継手軸4が螺合するネジ穴8が、及びツル2の継手コマ7には軸穴9が形成されている。
そこで、ツル2の継手コマ7をヨロイ1の継手コマ5a,5b間に形成した空間6に嵌めて継手軸4にて連結する。この場合、ヨロイ1には係合片が取付けられる。ヨロイ1の両継手コマ5a,5bに挟まれた空間6の底には水平方向に延びる軸穴10を設け、この軸穴10に係合片が取付けられる。そして、該係合片にはバネ力が付勢されて、軸穴10の入口から一部が突出した状態とされる。
図3は軸穴10の入口から突出した係合片11を表している。係合片11は球体を成して軸12を連結し、軸穴10に収容されたコイルバネ13のコイル穴に軸12が嵌り、該係合片11にはバネ力が付勢されている。すなわち、係合片12を軸穴10の入口から突出させるバネ力を働かせ、その結果、係合片11はツル2の継手コマ7の端面に形成した凹溝14a,14b,14c,14dに係合することが出来る。
このように、ツル2の継手コマ7の端面は凹溝14a,14b,14c,14dが形成され、夫々の凹溝14a,14b,14c,14dに係合片11が係合することでツル2の開き度が規制される。すなわち、係合片11が各凹溝14a,14b,14c,14dに係合することで、ツル2が所定の角度で軽くロックされる。図1の(a)は係合片11が凹溝14aに係合している場合、(b)は係合片11が凹溝14bに係合する手前の状態で、凹溝14aとの間に位置する場合、(c)は係合片11が凹溝14bに係合している場合、(d)は係合片11が凹溝14dに係合している場合である。
各凹溝14a,14b,14c,14dの間には小さな凸部が形成され、係合片11が凹溝14aから凹溝14bへ移動する場合には凸部を乗り越えなくてはならず、乗り越える場合には係合片11が距離mだけ後退してコイルバネ13が圧縮される。その為に、係合片11は各凹溝14a,14b,14c,14dに係合することで位置決めされ、ツル2は軽くロックされる。
図4は図1の(a)の状態から外方向へ僅かに押し開かれた場合である。ツル端部に設けたストッパー16がヨロイ側に形成した当り面17に当接することでツル2は停止する。そして、継手コマ7に形成した凹溝14aの外側には凸部15が形成され、ツル2をこのように押し開くならば、この凸部15に係合片11が乗り上がる。その結果、係合片11は後退して作用するバネ力が大きくなり、ツル2を元に位置(図1aの状態)に戻す力が発生する。すなわち、従来のバネ蝶番としての機能を備えることが出来る。
ところで、凹溝14a,14b,14c,14dに係合する係合片11はコイルバネ13のバネ力が付勢された球体に限らず、板バネを取付けることも可能である。板バネの一部に凹溝14a,14b,14c,14dにバネ力を持って係合する係合片を一体成形することが出来る。
更に、説明した実施例ではヨロイ側に係合片11を取付け、ツル2の継手コマ7に凹溝14a,14b,14c,14dを形成しているが、これとは逆にツル側に係合片を取付け、ヨロイ側の継手コマに凹溝を形成することもある。このような構造としてもツルの開閉度を規制することが可能である。
本考案に係るツル継手構造を示す実施例。 本考案のツル継手構造を構成するヨロイとツルの分離状態。 バネ力が付勢された係合片。 ツルを開いた状態から外方向へ僅かに押し開いた場合。 一般的なメガネフレーム。 従来のツル継手構造。
符号の説明
1 ヨロイ
2 ツル
3 フロント部
4 継手軸
5 継手コマ
6 空間
7 継手コマ
8 ネジ穴
9 軸穴
10 軸穴
11 係合片
12 軸
13 コイルバネ
14 凹溝
15 凸部
16 ストッパー
17 当り面

Claims (5)

  1. メガネのフロント部両側に設けたヨロイに継手軸を介してツルを折り畳み出来るように連結するツル継手構造において、ツル端面には継手軸を中心として3つ以上の凹溝を形成し、一方のヨロイには上記凹溝にバネ力を付勢して係合する係合片を取付け、そして、上記3つ以上の凹溝の内で両側の凹溝はツルが折畳まれた位置とツルが開いた位置に設けたことを特徴とするツル継手構造。
  2. メガネのフロント部両側に設けたヨロイに継手軸を介してツルを折り畳み出来るように連結するツル継手構造において、ヨロイ端面には継手軸を中心として3つ以上の凹溝を形成し、一方のツルには上記凹溝にバネ力を付勢して係合する係合片を取付け、そして、上記3つ以上の凹溝の内で両側の凹溝はツルが折畳まれた位置とツルが開いた位置に設けたことを特徴とするツル継手構造。
  3. ツルが開いた状態から外方向へ僅かに押し開いた際に、ツルが押し戻されるように係合片が後退する凸部を形成した請求項1、又は請求項2記載のツル継手構造。
  4. 上記係合片を板バネの先端に形成した請求項1、請求項2、又は請求項3記載のツル継手構造。
  5. 上記係合片を概略球体とし、コイルバネのバネ力を付勢した請求項1、請求項2、又は請求項3記載のツル継手構造。
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