JP3125038U - 調理用皮剥き器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トマト等の果物の形状に沿って巾の広い範囲で皮を剥くことができ、さらには、両端辺に突出部を形成したことにより、トマト等の果物のへた近辺や凹陥部も容易に皮を剥くことを可能とする。
【解決手段】本考案は、刃体支持部2に回動可能に両端を軸着された皮剥き刃1において、皮剥き刃1は間隔を有して平行に相対させた平板状の夫々の刃部1aと、刃部1aの両端を夫々接続する刃部接続部1bと、刃部接続部1bの両端に夫々突設した回動軸1cとを備え、相対させた夫々の刃部1aの内側縁にピッチが約1mm前後の鋭角状の多数の刃先1dを形成したものであり、更に、皮剥き刃1の夫々の刃部1aの厚さ方向に約100mm前後の半径の湾曲面1eを形成したものであり、更には、皮剥き刃1の夫々の刃部1aの夫々の両端辺に厚さ方向に突出する突出部1fを形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、調理用皮剥き器に関するものであり、更に詳細には、特に、薄皮で柔らかいトマトや桃のような果物の皮を上手に剥くための調理用皮剥き器に関するものである。
従来、一般にトマト等の果物の薄い皮を剥く方法として、トマトを湯に浸けてその後に水につけて皮を剥く湯むきと言われる皮剥き方法が採られているが、新鮮なトマトを湯に浸けることはトマトの新鮮さを失うばかりでなく、湯を沸かす手間も掛かり、忙しい朝食時等には敬遠されていた。
また、直線的な刃で薄皮を剥くと皮が厚く剥け、トマト等の果物の中の果汁が飛び出す等の問題や、果物の弾力をうまく利用して剥いた際も、一回で剥ける巾が少なく、非効率的なものであった。
その為に、例えば、先に開示されている、把手11の先部の2本の刃体支持部12に刃体2を、回動可能に架設してなる皮剥き器に於いて、特に刃体2を湾曲したものを採用するもの(特許文献1参照)や、刃部31とガード部32との間に剥き皮の排出通路となる隙間33を設けた皮剥刃3において、刃部31を、被皮剥物に当たる側の面においてその長さ方向中央部がその両端部に対して凹入するような湾曲形状に反らせ、あるいはガード部32における刃部31に対面する内端縁32aを、隙間33の間隔が長さ方向中央部が広く且つ両端部側が狭くなるような湾曲形状とすることにより、この皮剥刃を装着した皮剥具の使用時において、安定よく皮剥きできるとともに一度に広幅づつ皮剥きできるようにしたもの(特許文献2参照)や、握柄(1)の端付近に支桿(2)(2)が設けられていて該支桿(2)(2)に湾曲した刃(3)の両端が支えられていて、該刃(3)よって丸みを帯びた物の表皮をむくことが出来るようにしたもの(特許文献3参照)がある。
実開平6−21518号公報 特開2000−237036号公報 特開2001−314316号公報
然し乍ら、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載されているものは、丸味を帯びた物の皮を剥くためのものであり、何れも刃体を湾曲に形成しているものであるが、柔らかい薄皮には刃先が食い込みにくく滑ってしまうものであり、力を入れて食い込ますと刃先が深く入りすぎて深剥きに成ったり、果汁が飛び出したりしがちであった。
前記課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、把持部と、把持部に延設させた刃体支持部と、刃体支持部に両端を軸着された皮剥き刃において、皮剥き刃は間隔を有して平行に相対させた夫々の刃部と、刃部の両端を接続する刃部接続部と、刃部接続部の両端に突設した回動軸とを備え、相対させた刃部の内側縁にピッチが約1mm前後の鋭角状の多数の刃先を形成したものであり、更に、皮剥き刃の夫々の刃部の厚さ方向に約100mm前後の半径の湾曲面を形成したものであり、更には、皮剥き刃の刃部の両端辺に厚さ方向に突出する突出部を形成したものである。
本考案の調理用皮剥き器は、皮剥き刃の間隔を有して平行に相対させた夫々の刃部の夫々の内側縁に対峙するピッチが約1mm前後の鋭角状の刃先を多数形成したことにより、剥き初めにスムーズに食い込み、更に、皮剥き刃に約100mm前後の半径の湾曲面を形成したことにより、トマト等の果物の形状に沿って巾の広い範囲で皮を剥くことができ、更には、両端辺に突出部を形成したことにより、トマト等の果物のへた近辺や凹陥部も容易に皮を剥くことを可能としたもので、極めて有効的で実用性の高い考案である。
以下、本考案の調理用皮剥き器の実施例の図面を用いて詳細に説明すると、図1は本考案の調理用皮剥き器の実施例の全体の平面図であり、図2は本考案の調理用皮剥き器の実施例の皮剥き刃の斜視図であり、図3は本考案の調理用皮剥き器の実施例の皮剥きの状態の説明図であり、図4は本考案の調理用皮剥き器の実施例の他の皮剥きの状態の説明図であり、図5は本考案の調理用皮剥き器の実施例の刃部の(a)は断面説明図,(b)は平面説明図であり、図6は本考案の調理用皮剥き器の実施例の使用状態の説明図であり、図7は本考案の調理用皮剥き器の実施例の製造工程を示す説明図であり、図8は本考案の調理用皮剥き器の次実施例の皮剥き刃の斜視図であり、図9は本考案の調理用皮剥き器の他の実施例の皮剥き刃の斜視図である。
本考案は、調理用皮剥き器に関するものであり、更に詳細には、特に、薄皮で柔らかいトマトや桃のような果物Kの皮Kbを上手に剥くための調理用皮剥き器に関するものであり、請求項1に記載の調理用皮剥き器は、把持部3と、該把持部3の先端に延設させた刃体支持部2と、該刃体支持部2に回動可能に両端を軸着された皮剥き刃1において、前記皮剥き刃1は間隔を有して平行に相対させた平板状の夫々の刃部1aと、該夫々の刃部1aの両端を夫々接続する刃部接続部1bと、該夫々の刃部接続部1bの両端に夫々突設した回動軸1cとを備え、前記相対させた夫々の刃部1aの内側縁にピッチが約1mm前後の鋭角状の多数の刃先1dを形成したことを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の調理用皮剥き器は、請求項1に記載の調理用皮剥き器において、前記皮剥き刃1の夫々の刃部1aの厚さ方向に約100mm前後の半径の湾曲面1eを形成したことを特徴とするものである。
更には、請求項3に記載の調理用皮剥き器は、請求項1又は請求項2に記載の調理用皮剥き器において、前記皮剥き刃1の夫々の刃部1aの夫々の両端辺に厚さ方向に突出する突出部1fを形成したものである。
即ち、本考案の調理用皮剥き器は、図1に図示する如く、把持部3と、刃体支持部2と、皮剥き刃1とから成るものである。
そして、把持部3と刃体支持部2とは、汎用されているもので良く、合成樹脂で把持し易く形成された把持部3の先端に金属製の刃体支持部2を延設させているものであり、刃体支持部2の先端の両側には後述する皮剥き刃1の両端を回動可能に軸着するために対峙させた一対の支持片2aを立設させ、該夫々の支持片2aに夫々貫通孔を穿設しているものである。
次に、皮剥き刃1は、ステンレス等の金属製やセラミック製のもので、夫々の刃部1aは間隔を有して平行に相対させた平板状のもので、後述する刃部接続部1bで接続されているものである。
次いで、刃部接続部1bは、間隔を有して平行に相対させた夫々の刃部1aの両端を夫々接続するもので、図2及び図8に図示する実施例では、略長方形状に形成されるものである。
更に、回動軸1cは、刃部接続部1bの両端に夫々突設したもので、刃体支持部2の支持片2aに夫々穿設した貫通孔に回動自在に軸着するものである。
更には、刃先1dは、図5(a)に図示する如く、相対させた夫々の刃部1aの夫々の内側縁に多数を並設したもので、図5(b)に図示する如く、ピッチが約1mm前後の鋭角状に形成すると共に、刃部1aの片面から他面の厚さ方向に傾斜面を形成して、夫々の刃先1dの先端を薄く鋭利に尖らせたものである。
そして、湾曲面1eは、図3及び図4に図示する如く、皮剥き刃1の刃部1aの厚さ方向に約100mm前後の半径で、厚さ方向を弧状に形成しているもので、一般的なトマト等の果物Kの半径よりも若干大径であるが表面の形状に沿っているものである。
更に、突出部1fは、皮剥き刃1の刃部1aの厚さ方向に突出させているもので、図3及び図4に図示する実施例では、刃部1aに形成した湾曲面1eの両端辺の反対面に突出させているもので、トマト等の果物Kのへた近辺や窪み部分Kaの皮剥きをするのに好適に使用できるものである。
そして、図9に図示するものは、他の実施例で相対させた夫々の刃部1aの外方向に半円形状に膨出させたものであり、皮剥き刃1そのものの形状は特に限定しないものである。
更に、本考案の皮剥き刃1のステンレス等の金属製の製造工程を説明すると、図7に図示する如く、(a)に示すように、プレスの打ち抜きにより、平行させた刃部1aと両側の刃部接続部1bと回動軸1cを一体に成形すると共に、刃部1aの両端辺と刃部接続部1bとを厚さ方向に傾斜させて形成するものであり、次に、(b)に示すように、矢示する方向に切削具4を移動させながら鋭角状の多数の刃先1dを約1mmのピッチで形成し、更に、(c)に示すように、両側からプレスPすることにより刃部1aに湾曲面1eを形成するもので、更には、(d)に示すように、刃体支持部2の支持片2aに穿設した貫通孔に回動軸1cを軸着することにより完成するものであり、また、図示しないが、セラミック製の場合は、アルミナ、ジルコニア等を皮剥き刃1を形成後に焼結して製作、或いは、焼結後刃面を研磨して製作するものである。
本考案の調理用皮剥き器は、剥き初めにスムーズに果物Kの皮Kbに食い込み、更に、図6に図示する如く、トマト等の果物Kの形状に沿って幅の広い範囲で皮Kbを薄く剥くことができ、更には、図4に図示する如く、へた近辺や窪み部分Kaも容易に皮Kbを剥くことを可能とした家庭用、又は、業務用の調理用皮剥き器を提供するものである。
図1は本考案の調理用皮剥き器の実施例の全体の平面図である。 図2は本考案の調理用皮剥き器の実施例の皮剥き刃の斜視図である。 図3は本考案の調理用皮剥き器の実施例の皮剥きの状態の説明図である。 図4は本考案の調理用皮剥き器の実施例の他の皮剥きの状態の説明図である。 図5は本考案の調理用皮剥き器の実施例の刃部の(a)は断面説明図(b)は平面説明図である。 図6は本考案の調理用皮剥き器の実施例の使用状態の説明図である。 図7は本考案の調理用皮剥き器の実施例の製造工程を示す説明図である。 図8は本考案の調理用皮剥き器の次実施例の皮剥き刃の斜視図である。 図9は本考案の調理用皮剥き器の他の実施例の皮剥き刃の斜視図である。
符号の説明
1 皮剥き刃
1a 刃部
1b 刃部接続部
1c 回動軸
1d 刃先
1e 湾曲面
1f 突出部
2 刃体支持部
2a 支持片
3 把持部
4 切削具
K 果物
Ka 窪み部分
Kb 皮
P プレス

Claims (3)

  1. 把持部と、該把持部の先端に延設させた刃体支持部と、該刃体支持部に回動可能に両端を軸着された皮剥き刃において、前記皮剥き刃は間隔を有して平行に相対させた平板状の夫々の刃部と、該夫々の刃部の両端を夫々接続する刃部接続部と、該夫々の刃部接続部の両端に夫々突設した回動軸とを備え、前記相対させた夫々の刃部の内側縁にピッチが約1mm前後の鋭角状の多数の刃先を形成したことを特徴とする調理用皮剥き器。
  2. 前記皮剥き刃の夫々の刃部の厚さ方向に約100mm前後の半径の湾曲面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の調理用皮剥き器。
  3. 前記皮剥き刃の夫々の刃部の両端辺に厚さ方向に突出する突出部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調理用皮剥き器。
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