JP3124276B1 - ディスククリーナ - Google Patents

ディスククリーナ

Info

Publication number
JP3124276B1
JP3124276B1 JP2000089714A JP2000089714A JP3124276B1 JP 3124276 B1 JP3124276 B1 JP 3124276B1 JP 2000089714 A JP2000089714 A JP 2000089714A JP 2000089714 A JP2000089714 A JP 2000089714A JP 3124276 B1 JP3124276 B1 JP 3124276B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
polished
polishing
cleaner
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000089714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001273743A (ja
Inventor
敏夫 高橋
重勝 間垣
昌幸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoritsu Co Ltd
Original Assignee
Kyoritsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoritsu Co Ltd filed Critical Kyoritsu Co Ltd
Priority to JP2000089714A priority Critical patent/JP3124276B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3124276B1 publication Critical patent/JP3124276B1/ja
Priority to US09/817,472 priority patent/US6609959B2/en
Publication of JP2001273743A publication Critical patent/JP2001273743A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/505Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B29/00Machines or devices for polishing surfaces on work by means of tools made of soft or flexible material with or without the application of solid or liquid polishing agents
    • B24B29/02Machines or devices for polishing surfaces on work by means of tools made of soft or flexible material with or without the application of solid or liquid polishing agents designed for particular workpieces
    • B24B29/04Machines or devices for polishing surfaces on work by means of tools made of soft or flexible material with or without the application of solid or liquid polishing agents designed for particular workpieces for rotationally symmetrical workpieces, e.g. ball-, cylinder- or cone-shaped workpieces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/02Equipment for cooling the grinding surfaces, e.g. devices for feeding coolant

Abstract

【要約】 【課題】 研磨すべきディスクが二層構造のDVDであ
る場合でも、接着面の剥離やクラック等の発生を可及的
に抑えることができるようにされたディスククリーナを
提供する。 【解決手段】 ディスク(1)の被研磨面(1A)にバ
フ等からなる研磨具(5A、5B)を押し当て、該研磨
具(5A、5B)を回転させて前記被研磨面(1A)を
磨くようにされたディスククリーナであって、前記ディ
スク(1)を冷却すべく、その被研磨面(1A)に外部
の空気(A)を送風する空冷手段(120)を一体に備
え、該空冷手段(120)により生成された送風を、前
記ディスク(1)の径方向に流して前記ディスク(1)
を冷却してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体とし
ての光ディスクあるいは光磁気ディスク等のディスクの
表面に付いた傷や汚れ等を除去すべく、前記ディスクの
被研磨面にバフ等からなる研磨具を押し当てて回転させ
ることにより、前記被研磨面を磨くようにされたディス
ククリーナに係り、特に、研磨すべきディスクが多層構
造のDVD等である場合に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響・映像用あるいはコンピュー
ター用の情報記録媒体として、レーザーディスク、CD
(コンパクトディスク)、CD−ROM、DVD等のデ
ィスクが一般に広く普及しているが、このようなディス
クにおいては、その表面、特に記録面に傷や汚れ等が付
くと、見た目が悪くなるだけでなく、その傷や汚れが付
いた部分の記録情報が読み取れなくなり、適正に再生で
きなくなる。
【0003】そのため、従来においては、クロス等を使
用して手作業でディスクの傷や汚れ等を落とすようにし
ているが、手作業では、手間及び時間がかかるととも
に、傷や汚れ等を充分には除去できない。特に、中古C
D店や図書館等のディスクを大量に保有し、頻繁に入替
えあるいは貸出しが行われるところでは、ディスクの傷
や汚れの除去に多大な労力が割かれることになるので、
このディスクの傷や汚れの除去を手作業ではなく、機械
的かつ自動的に行えるようにすることが強く望まれてい
る。
【0004】このような要望に応えるべく、従来、例え
ば特開平7−122038号公報には、ディスクを回転
させながら、そのディスクの被研磨面(記録面)にバフ
等の円筒状の研磨具の周面を押し当てて、該研磨具を回
転させることにより、前記被研磨面を磨くようにされた
ディスククリーナが提案されている。
【0005】また、特許第3007566号公報に所載
のように、ディスクの被研磨面にバフ等からなる研磨具
を押し当て、該研磨具を回転させて前記研磨面を磨くよ
うにされ、前記研磨具の回転軸線を研磨時に前記被研磨
面に対して垂直に配在するようにしたディスククリーナ
が提案されており、さらに、その改良型として、ディス
クの被研磨面にバフ等からなる研磨具を押し当て、該研
磨具を回転させて前記被研磨面を磨くようにされ、ディ
スク研磨時には、前記研磨具の回転軸線が前記被研磨面
に対して垂直に配置され、前記研磨具と前記被研磨面と
の間の摩擦力により前記ディスクを回転させるようにし
たディスククリーナが提案されている(特開2000−
11601号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した如
くのディスククリーナにおいては、研磨すべきディスク
がDVDである場合には、次のような問題が発生してい
た。すなわち、DVDは、CDの半分の厚さ(約0.6
mm)の二枚のディスク基板(上層部、下層部)を、記
録面を内側で対向させるようにして接着剤で貼り合わせ
たものであるが、かかるDVD(ディスク)を、前記提
案のディスククリーナにより研磨すべく、ターンテーブ
ル上に載置し、前記DVD(ディスク)の被研磨面にバ
フ等からなる研磨具を押し当て、該研磨具を回転させて
前記被研磨面を磨くと、研磨時に被研磨面側(の前記上
層部)は研磨具との摩擦熱により昇温される。この場
合、DVDは、二層貼り合わせ構造であることから、前
記上層部は前記下層部より高温(表面温度が70°C程
度)となり、二層間で膨張差が生じる等して、接着面が
剥離したり、内周部(中央部)に放射状のクラック等が
発生するという問題があった。
【0007】本発明は、前記した如くの問題に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、研磨すべきデ
ィスクが二層構造のDVDである場合でも、接着面の剥
離やクラック等の発生を可及的に抑えることができるよ
うにされたディスククリーナを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係るディスククリーナは、基本的には、デ
ィスクの被研磨面にバフ等からなる研磨具を押し当て
研磨具を回転させ、空冷手段で冷却しつつ前記被研磨面
を磨くようにされたディスククリーナにおいて、前記空
冷手段は、前記研磨具等が配置された本体部に設けられ
ている送風ファンよりなり、前記本体部は、下部ハウジ
ングと、この下部ハウジングに対して背面側に設けられ
たヒンジ部材を支点として、上方に開くことができるよ
うにされた上部ハウジングと、を有し、前記下部ハウジ
ングの上面板と前記上部ハウジングの底板との間に形成
される密閉空間に、前記ディスクが載置されるターンテ
ーブルが配在され、前記上部ハウジングに前記研磨具が
設けられるとともに、前記下部ハウジングに前記送風フ
ァンが配設され、該送風ファンにより生成された送風
は、前記下部ハウジングの前記上面板に形成された導風
口から前記密閉空間に導入されて、前記ディスクを径方
向に横切って排風手段を介して外部に排出されるように
なされていることを特徴としている。
【0009】本発明のディスククリーナの好ましい態様
では、前記空冷手段により生成された送風は、前記ディ
スクの径方向に流される。前記本体部は、好ましい具体
的な態様では、下部ハウジングと、この下部ハウジング
に対して背面側に設けられたヒンジ部材を支点として、
上方に開くことができるようにされた上部ハウジング
と、を有し、前記下部ハウジングの上面板と前記上部ハ
ウジングの底板との間に形成される密閉空間に、前記デ
ィスクが載置されるターンテーブルが配在されるととも
に、前記上部ハウジングに前記研磨具が設けられる。
【0010】さらに好ましい態様では、前記下部ハウジ
ングに前記空冷手段が配設され、該空冷手段により生成
された送風は、前記下部ハウジングの上面板に形成され
た導風口から前記密閉空間に導入されて、前記ディスク
を径方向に横切って外部に排出されるようになされる。
他の好ましい態様では、前記本体部に、前記ディスクを
冷却した空気を外部に排出するための排風手段が設けら
れ、より好ましくは、前記排風手段に、前記ディスクの
削りカスや研磨材の粉等を捕捉するエアークリーナが設
けられる。
【0011】本発明に係るディスククリーナの他の好ま
しい態様では、前記ディスクの研磨時に、前記研磨具の
回転軸線が前記被研磨面に対して垂直に配置され、前記
研磨具と前記被研磨面との間の摩擦力により前記ディス
クを一方向に回転させるようにされ、さらに好ましい態
様では、前記研磨具と前記被研磨面との間の摩擦力によ
る前記ディスクの前記一方向への回転を抑制すべく、例
えば、前記ディスクが載置されるターンテーブルの回転
に連動して負荷用ファンを駆動せしめるようにして、前
記ディスクに負荷を加えるようにされる。
【0012】前記した如くの構成とされた本発明に係る
ディスククリーナの好ましい態様においては、送風ファ
ン等からなる空冷手段を配備して、ディスクの被研磨面
に外部の空気を送風することにより、前記ディスクを強
制的に冷却するようにされるので、研磨時に、摩擦熱に
よるディスクの温度上昇が抑えられ、そのため、研磨さ
れるディスクが二層構造のDVD等である場合でも、接
着面の剥離やクラック等の発生が可及的に抑えられる。
【0013】特に、前記空冷手段により生成される送風
を、回転せしめられている前記ディスクの径方向に流す
ことにより、前記ディスク全体を満遍なく、しかも効率
よく冷却することが可能となる。また、前記空冷手段が
生成する送風は、前記ディスクの研磨時に発生する削り
カスや研磨材の粉等を前記ディスク周辺から除去して捕
集するための捕集風としても利用できるので、別途に捕
集用のファンを設けないで済む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1、図2は本発明に係るディ
スククリーナの一実施形態を正面側及び背面側から見た
外観を示している。図示実施形態のディスククリーナ1
0は、CD、DVD等の5インチのディスクを研摩対象
としたもので、ディスク研磨部からなる本体部10A
と、該本体部10Aの背面側に取り付けられた空冷手段
としての送風ファン120及び排風手段としての排風管
130を備えている。
【0015】前記本体部10Aは、図1、図2に加えて
図3を参照すればよくわかるように、下部ハウジング1
1と、この下部ハウジング11に対して背面側に設けら
れたヒンジ部材14,14を支点として上方に開くこと
ができるようにされた上部ハウジング12(図3は最大
に開いた状態を示す)と、を有し、前記下部ハウジング
11は、図4〜図7をも参照すればよくわかるように、
台形凹部11cを有する上面板11Cと、該上面板11
Cが上面部に嵌め込まれた半楕円形の側周板11Aと、
底板11Bと、内部保持板11Dと、からなり、また、
前記上部ハウジング12は、半楕円形の側周板12A
と、天板12Bと、逆台形凹部12cを有する底板12
Cと、からなっている。
【0016】前記下部ハウジング11内には、前記内部
保持板11Dに保持スリーブ28を介して回転軸25が
垂直に保持されており、この回転軸25の上端部にスピ
ンドル26が螺合固定されている。該スピンドル26
は、前記上面板11Cの上方の、それと前記上部ハウジ
ング12の前記底板12Cとの間に形成される密閉空間
Sに突出せしめられ、このスピンドル26に、テーブル
保持部材27を介して、ディスク1がその記録面(被研
磨面)1Aを上にし非記録面(ラベル面)1Bを下にし
た状態で載置される、基板21及びゴム板23からなる
ターンテーブル20が取付固定されている。また、前記
テーブル保持部材27と前記回転軸25との間には、ス
ラストにも対応できるボールベアリング86、87が配
置されている。
【0017】前記回転軸25における前記下側のボール
ベアリング87の下側には、前記ターンテーブル20の
回転数を検出すべく、例えば等角度間隔で所定数のスリ
ットが形成されている回転検出円板81が一体回転自在
に配置され、この回転検出円板81の一側方に該回転検
出円板81の回転数を検出するホールIC等の回転検出
器80が配設されている。
【0018】また、前記回転軸25における前記回転検
出円板81の下側には、筒状スペーサ84及びファン駆
動ホイール90が外嵌せしめられ、前記回転検出円板8
1、前記筒状スペーサ84、及び、前記ファン駆動ホイ
ール90は、前記回転軸25の下端部に螺合せしめられ
たナット85により前記回転軸25と一体回転するよう
に締め付け固定されている。
【0019】前記ファン駆動ホイール90の外周溝部9
1には、ゴム等の弾性材料からなる弾性リング92が弾
性的に張嵌せしめられた状態で外装されている。このフ
ァン駆動ホイール90の側方には、前記内部保持板11
Dに固着された取付部材94に枢支軸94aを介して保
持された支持部材95に回転自在に支持された負荷用フ
ァン100が配設されている。
【0020】該負荷用ファン100は、後述する如く
に、前記ディスクDの回転を抑制すべくそれに所要の負
荷を加えるために設けられているもので、その回転軸1
01には、前記ファン駆動ホイール90の前記弾性リン
グ92が、前記枢支軸94aの回りに配設された付勢ば
ね94bの押圧力により適度に食い込むように圧接せし
められるセレーション歯の如き噛合部102が形成され
ている。したがって、前記ファン100は、前記ターン
テーブル20が回転せしめられると、その回転駆動力が
前記回転軸25及び前記ファン駆動ホイール90を介し
てその回転軸102に伝達され、それによって回転駆動
せしめられる。
【0021】一方、前記上部ハウジング12内には、前
記天板12Bと前記底板12Cとを橋絡するように垂直
に四本のガイドロッド41,42,43,44が配設さ
れている。これらのガイドロッド41〜44のうち、図
4、図6において左側に位置する前記ガイドロッド4
1,42には、後述する傷取り(荒削り)用の研摩具5
Aを回転駆動するためのギアードモータ35Aを含む左
側摺動昇降部材31が上下摺動可能に支持案内され、図
4、図6において右側に位置する前記ガイドロッド4
3,44には、後述するポリッシュ用の研摩具5Bを回
転駆動するためのギアードモータ35Bを含む右側摺動
昇降部材32が上下摺動可能に支持案内される。
【0022】前記左側摺動昇降部材31は、前記ギアー
ドモータ35Aの他、前記ガイドロッド41,42にそ
れぞれ摺動可能に外嵌せしめられた一対の摺動スリーブ
37,37と、これらの摺動スリ−ブ37,37と前記
ギアードモータ35Aとを連結するように取り付けられ
た左側取付板66と、この左側取付板66に取り付けら
れたコ字状の左側カムリフト板67と、前記ギアードモ
ータ35の下側に配置された前記傷取り用の研摩具5A
を保持する研摩具保持具50Aと、を備えている。
【0023】一方、前記右側摺動昇降部材32は、前記
ギアードモータ35Bの他、前記ガイドロッド43,4
4にそれぞれ摺動可能に外嵌せしめられた一対の摺動ス
リーブ37,37と、これらの摺動スリ−ブ37,37
と前記ギアードモータ35Bとを連結するように取り付
けられた右側取付板68と、この右側取付板68に取り
付けられたコ字状の右側カムリフト板69と、前記ギア
ードモータ35Bの下側に配置された前記ポリッシュ用
の研摩具5Bを保持する研摩具保持具50Bと、を備え
ている。
【0024】前記左側摺動昇降部材31及び右側摺動昇
降部材32に備えられる前記各研摩具保持具50A,5
0Bは、同一構成とされていて、図9を参照すればよく
わかるように、前記ギアードモータ35A、35Bの出
力軸35aに止めネジ29により一体に回転するように
固定された段付き連結軸47と、この連結軸47にスプ
ライン嵌合により上下摺動可能に外嵌され、該連結軸4
7の下部に螺入された止めネジ54の傘状頭部に係止さ
れる段付き胴部55a及びこの胴部55aの下端に連設
された鍔状部55bとからなる摺動保持体55と、該摺
動保持体55における前記胴部55aの段部と前記連結
軸47の段部との間に縮装されたコイルバネ52とを備
えており、前記摺動保持体55は、前記コイルバネ52
により常時下方に付勢されている。
【0025】前記左右に配置された研摩具保持具50
A,50Bにおける前記摺動保持体55の前記鍔状部5
5bの下面側には、前記研摩具保持具50A,50Bの
回転軸線Oa,Obを中心軸線とするように、それぞれ
中空円筒状の傷取り用研摩具5A、ポリッシュ用研摩具
5Bが、例えば、商標名ベロクロ等で市販されている面
ファスナー等よりなる取着具57を介して脱着可能に取
り付けられている。
【0026】前記傷取り用研摩具5A及び前記ポリッシ
ュ用研摩具5Bは、それぞれ傷取り(荒削り)用の研摩
材、ポリッシュ用の研摩材が付着せしめられており、そ
れらの回転軸線Oa,Obが、研磨時に前記ディスク1
の被研磨面1Aに対して垂直に配置されるとともに、そ
れらの底面5Cが前記被研磨面1Aに押し当てられるよ
うになっていて、図10を参照すればよくわかるよう
に、その回転軸線Oa,Obが前記ディスク1が載置さ
れる前記ターンテーブル20及び前記回転軸25(スピ
ンドル26)の回転軸線Ocを通る一直線上に配在さ
れ、かつ、前記傷取り用研摩具5A及び前記ポリッシュ
用研摩具5Bの回転直径Ds、Dtが、前記ディスク1
の記録面(被研磨面)1Aにおける研磨すべき記録領域
1bの半径方向の幅Lsより大きくされていて、その外
周部の一部が前記ディスク1の中央に位置する非記録領
域1a及び前記ディスク1外にはみ出すようにされてい
る。
【0027】そして、本実施形態においては、前記傷取
り用研摩具5A及び前記ポリッシュ用研摩具5Bを、前
記ディスク1の前記被研磨面1Aに個別に押し当てるこ
とができるようにすべく、前記研磨具保持具50A、5
0Bを備えた前記左側摺動昇降部材31及び前記右側摺
動昇降部材32が、カム式昇降機構60により前記被研
磨面1Aに対して選択的に接離するようにされている。
【0028】前記カム式昇降機構60は、図4に加えて
図5及び図6を参照すればよくわかるように、前記上部
ハウジング12の右側面に配設された選択ダイヤル61
と、前記上部ハウジング12の左右方向に橋架されその
右端部が前記選択ダイヤル61に連結固定されてそれと
一体に回転するようにされた操作シャフト65と、該操
作シャフト65の右端側における前記選択ダイヤル61
より内側の前記上部ハウジング12内に取り付けられた
クリックストップ62と、前記操作シャフト65の中央
部より若干左側部分に偏心して取着固定され、前記左側
摺動昇降部材31の前記左側カムリフト板67にそのリ
フト面(外周面)が摺接するようにされた左円板カム7
1と、この左円板カム71に対して180度の位相差を
もって前記操作シャフト65の中央部より若干右側部分
に偏心して取着固定され、前記右側摺動昇降部材32の
前記右側カムリフト板69にそのリフト面(外周面)が
摺接するようにされた右円板カム72と、を具備して構
成されている。
【0029】かかるカム式昇降機構60においては、前
記選択ダイヤル61を180度回す毎に、前記左側摺動
昇降部材31と右側摺動昇降部材32とが交互に下降せ
しめられ、それに伴って、前記研摩具保持具50A,5
0Bに保持された前記傷取り用研摩具5A及び前記ポリ
ッシュ用研摩具5Bが前記ディスク1の前記被研磨面1
Aに交互に押し当てられ、さらに、前記選択ダイヤル6
1の操作角度を加減することにより、前記前記左側摺動
昇降部材31と前記右側摺動昇降部材32の下降位置、
つまり、前記ディスク1の前記被研磨面1Aに対する前
記研磨具5A,5Bの圧接力を調節できるようになって
いる。なお、図4は、前記傷取り用研摩具5Aが最下降
位置、前記ポリッシュ用研摩具5Bが最上昇位置にある
状態が示されている。
【0030】以上に加え、前記上部ハウジング12に
は、その正面下部にそれを開け閉めするための掛止部1
5a付きの取手15が取り付けられ、該取手15の掛止
部15aは、前記上部ハウジング12の開け閉め時にそ
の内外方向に撓むようにされていて、前記下部ハウジン
グ11の上面板11Cの正面側端部に設けられた係止穴
11aに挿入されて掛止されるようになっている。ま
た、前記下部ハウジング11の背面上部には、図2に示
される如くに、前記上部ハウジング12が最大に開かれ
たとき、前記ヒンジ部材14,14を係止する緩衝式係
止部材79,79が設けられている。
【0031】さらに、前記下部ハウジング11の外周正
面には、操作パネル19が取り付けられ、該操作パネル
19には、起動スイッチ16、作動ランプ17、磨き時
間設定用のタイマーダイヤル18等が配設され、また、
前記下部ハウジング11の前記上面保持板11Cの左端
部には、図3に示される如くに、前記上部ハウジング1
2が閉められたときその底板12Cにより押圧されて、
電源回路がOFF状態からON状態に切り換えられる安
全スイッチ75が配設されている。本実施形態のディス
ククリーナ10は、前記安全スイッチ75がON状態で
ないと、つまり、前記上部ハウジング12が閉められた
後でないと、前記起動スイッチ16を押しても前記ギア
ードモータ35A、35Bが起動しないようになってい
る。
【0032】上記構成に加えて、本実施形態のディスク
クリーナ10には、特に、研磨するディスク1がDVD
であるとき、該ディスク1を強制的に冷却すべく、前記
ディスク1の前記被研磨面1Aに外部の空気を送風する
ための空冷手段としての前記送風ファン120が、図2
に示される如くに、前記本体部10Aにおける前記下部
ハウジング11の背面側に、底板部111と概略三角形
状の側板部112、112とからなる溝形状の取付支持
板110を介して取り付け固定されている。
【0033】前記送風ファン120は、シロッコファン
と呼ばれる遠心式のファンであり、二本のく字形ガード
123、123でガードされた吸入口122が設けられ
るとともに、モーター及び羽根車を内蔵する本体部12
1が前記取付支持板110の底板部111に載置され、
前記本体部121に連設されたボリュートケース125
の終端部(吐出口126)が、図5に示される如くに、
前記下部ハウジング11内に臨むように配置されてい
る。
【0034】かかる送風ファン120の駆動時には、外
部の空気Aが前記吸入口122に吸い込まれて、前記吐
出口126から前記下部ハウジング11内に背面から正
面側に向けて吹き込まれる。ここでは、前記下部ハウジ
ング11の前記内部保持板11Dには、所定の配列形態
をもって透孔13C、13C、…が形成され、また、前
記上面板11Cにおける前記台形凹部11cの正面側に
は、熱気が籠り易い前記密閉空間Sの上層部の換気がよ
り効果的に行なえるように、上段に比較的大径の四個の
上側導風口13Aが横並びに形成されるとともに、その
下段に小径の三個の下側導風口13Bが横並びに形成さ
れており、それらの導風口13A、13Bの反対側、つ
まり、前記台形凹部11cの背面側には、排風手段とし
ての排風管130が、その排風口135を前記台形凹部
11c内に臨ませるようにして水平に配設されている
(図7参照)。
【0035】前記排風管130は、図8に詳細に示され
ているように、前記下部ハウジング11内に挿入された
薄肉の挿入管部131と、前記下部ハウジング11から
背面側外方に突出せしめられた肉厚の突出管部132
と、からなる段付き円筒管であり、その段差部分が取り
付け板137を介して前記下部ハウジング11の前記側
周板11Aの背面上部に固定されている。
【0036】そして、前記導風管130における前記突
出管部132の外端側には、エアークリーナ150が着
脱自在に取り付けられている。詳細には、前記突出管部
132の外端部内周には、コ字形固定板152が溶接等
により接合固定されるとともに、前記突出管部132の
外端に形成された段部133に係止板153が圧入固定
されている。前記エアークリーナ150は、通気性を有
する濾紙を蛇腹状に形成するとともにそれを丸めて円筒
形にした蛇腹式フィルタエレメント155、このフィル
タエレメント155を円筒形に保つべくその内側に配設
された、多数の透孔161を有するパンチングメタルか
らなる補強用内筒160、前記フィルタエレメント15
5及び前記補強用内筒160の高さ方向(左右方向)両
端部に嵌着された円環状のコ字形断面のキャップ15
7、157、及び、前記フィルタエレメント155の外
端側開口を塞ぐための蓋部材162、及び、該蓋部材1
62に回転自在に着装された取付螺子部材165を有
し、該取付螺子部材165を回して前記コ字形固定板1
52に螺合させることにより、前記フィルタエレメント
155、前記補強用内筒160、及び、前記キャップ1
57、157を、前記蓋部材162を介して前記係止板
153に押し付けるようにして固定するようになってい
る。なお、前記突出管部132の外周面と前記キャップ
157との間には、シール用Oリング154が介装され
ている。
【0037】このような構成とされた本実施形態のディ
スククリーナ10を使用して、ディスク1の傷や汚れを
除去する際には、通常、まず、上部ハウジング12を開
け(図3に示される状態)、ターンテーブル20上にデ
ィスク1をその被研磨面1Aを上にして置き、前記上部
ハウジング12を閉める。続いて、前記ディスク1の傷
の有無等を勘案して、選択ダイヤル61を回して傷取り
用研摩具5A及びポリッシュ用研摩具5Bのいずれで磨
くのかを選択する(汚れだけで傷が無い場合はポリッシ
ュ用研摩具5Bを選択する)とともに、前記ディスク1
に対する前記研摩具5A又は5Bの押し当て力を調節
し、さらに、タイマーダイヤル18を適宜にセットして
起動スイッチ16を押す。
【0038】これにより、前記選択ダイヤル61により
選択された前記研摩具5A又は5Bが下降してディスク
1の被研磨面1Aに押し当てられ、図4、図5、図9に
示される如くに、前記研磨具5A、5Bの回転軸線O
a、Obが前記被研磨面(1A)に対して垂直に配置さ
れた状態で、前記ディスク1の前記被研磨面1Aに押し
当てられている前記研摩具5A又は5Bが回転し、それ
に伴い、前記研磨具5A又は5Bと前記被研磨面1Aと
の間の摩擦力により前記ディスク1が回転せしめられ
て、該ディスク1の前記被研磨面1Aが磨かれると同時
に、前記ディスク1の前記研磨具5A、5Bとの間の摩
擦力による回転駆動力が、前記ターンテーブル20、回
転軸25、ファン駆動ホイール90を介して負荷用ファ
ン100(の回転軸101)に伝達されて、該ファン1
00が前記ターンテーブル20に機械的に連動して回転
駆動せしめられる。
【0039】次に、使用研摩具を傷取り用研摩具5Aか
らポリッシュ用研摩具5Bに替える場合には、前記選択
ダイヤル61を約180度回して前記操作を繰り返し、
当該ディスク1の磨き作業が終われば、前記上部ハウジ
ング12を開けて前記ディスク1を取り出し、以後、前
記操作を繰り返す。
【0040】前記のように、本実施形態のディスククリ
ーナ10においては、前記傷取り用研摩具5A及び前記
ポリッシュ用研摩具5Bの回転軸線Oa,Obが、研磨
時に前記被研磨面1Aに対して垂直に配置されるので、
前記被研磨面1Aに対する前記研磨具5A,5Bの当た
りが均一化され、その結果、前記研摩具5A,5Bに偏
摩耗が生じ難くなり、前記研磨具5A,5Bの研摩面
(底面)5Cの平坦性が維持され、前記ディスク1にう
ねり等の不具合が生じ難くなる。
【0041】また、前記研磨具5A、5Bと前記ディス
ク1の前記被研磨面1Aとの間の摩擦力で前記ディスク
1を回転させるようにしたことにより、前記ディスク1
(が載置される前記ターンテーブル20)をモーター等
で強制的に回転させるようにした場合に比して、仕上が
りが綺麗になるとともに、前記ディスク1に無理な力が
加わらないため、前記研磨具5A、5Bによる前記ディ
スク1の損傷も防止でき、さらに、前記研磨具5A、5
Bが中空円筒状とされていることによって、該研磨具5
A、5Bとの摩擦力によるディスクを所定回転方向Rと
逆方向に回転させる不都合な力を軽減することもでき
る。
【0042】それに加えて、ディスク1を回転させるた
めのモーター等が不要であることから、モーター等の発
生する熱によるディスクの温度上昇を抑えることができ
るとともに、装置のコンパクト化、装置コストの低減等
も図られる。また、前記ディスク1に、前記研磨具5
A、5Bと前記被研磨面1Aとの間の摩擦力によるディ
スク1の回転を抑制する方向に所定の負荷が加えるべ
く、負荷用ファン100が、前記ディスク1が載置され
るターンテーブル20に機械的に連動して回転駆動せし
められるようにされているので、前記研磨具5A、5B
と前記ディスク1の前記被研磨面1Aとの間に所要の摩
擦力を容易に得ることができて、前記ディスク1の前記
被研磨面1Aをより効果的に磨くことが可能となる。
【0043】また、前記二個の研磨具保持具50A,5
0Bがカム式昇降機構60により前記ディスク1に対し
て選択的に接離するようにされていて、前記研磨具保持
具50A,50Bにそれぞれ保持された前記研磨具5
A,5Bを前記ディスク1の被研磨面1Aに個別に押し
当てることができるようにされているので、前記ディス
ク1に対して傷除去とポリッシュとを行う場合に、傷除
去用の前記研摩具5Aとポリッシュ用の前記研摩具5B
のどちらを前記ディスク1に押し当てるかを選択するだ
けで済み、それらを交換する必要がなくなるので、取り
扱いが容易となり、利便性が高められる。
【0044】さらに、、前記ディスク1の前記被研磨面
1Aに対する前記研磨具5A,5Bの圧接力を前記カム
式昇降機構60により調節できるようにされているの
で、前記研摩具5A,5Bが研摩作業により摩耗、変形
しても、前記研摩具5A,5Bに所要の押し当て力を付
与でき、傷や汚れの除去を適正に行える。またさらに、
前記研磨具5A,5Bが中空円筒状とされていてその底
面5Cを前記被研磨面1Aに押し当てるようにされてい
るので、前記ディスク1に対する前記研摩具5A,5B
の各部の押し当て力等が均等化されやすくなり、前記デ
ィスク1の前記被研磨面1Aを一層均等に磨くことがで
きる。
【0045】また、前記研磨具5A,5Bの回転直径D
s、Dtが、前記ディスク1の被研磨面1Aにおける研
磨すべき領域1bの半径方向の幅Lsより大きくされて
いることにより、前記研摩具5A,5B及び又はディス
ク1を該ディスク1の径方向に移動させることを要しな
いで前記ディスク1の被研磨面1Aにおける研磨すべき
全領域を磨くことができ、装置構造・機構が簡素化され
る。さらに、前記研磨具5A,5Bが研摩時にコイルバ
ネ52により前記ディスク1側に付勢されるようになっ
ているので、前記ディスク1に対する研摩具5A,5B
の接触面での押し当て力が均一化され、前記ディスク1
の被研磨面1Aをより均等に磨くことができる。
【0046】前記作用効果に加え、本実施形態のディス
ククリーナ10においては、前記研磨具5A、5Bによ
り前記ディスク1の研磨を行う際、それに同期して前記
送風ファン120が駆動されるようになっており、かか
る送風ファン120の駆動時には、図5に示される如く
に、外部の空気Aが前記吸入口122に吸い込まれて前
記吐出口126から前記下部ハウジング11内に背面か
ら正面側に向けて吹き込まれ、該下部ハウジング11内
に吹き込まれた外部空気Aは、前記内部保持板11Dに
形成された前記透孔13C、13C、…及び前記上面板
11Cの前記台形凹部11cの前面側に形成された導風
口13A、13Bを介して、前記下部ハウジング11の
上面板11Cと前記上部ハウジング12の底板12Cと
の間に形成される密閉空間Sに送られ、図7に示される
如くに、前記ディスク1を径方向に横切って、熱気を含
む排気EAとして前記排風口135から前記導風管13
0に導かれ、該導風管130から前記エアークリーナ1
50を介して外部に排出される。
【0047】この場合、前記ディスク1を横切る外部空
気Aの送風により、該ディスク1が冷却されるととも
に、前記ディスク1の削りカスや研磨材の粉等が拾わ
れ、それら削りカスや研磨粉等は、排気EAが前記エア
ークリーナ150を通過する際に捕捉され、外部には、
清浄化された排気EAが排出される。前記した如くの構
成とされた本実施形態のディスククリーナ1において
は、送風ファン120からなる空冷手段が配備され、前
記ディスク1の前記被研磨面1Aに外部の空気Aを送風
するようにしたことにより、前記ディスク1を強制的に
冷却するようにされているので、研磨時に、摩擦熱によ
る前記ディスク1の温度上昇が抑えられ、そのため、研
磨される前記ディスク1が二層構造のDVD等である場
合でも、接着面の剥離やクラック等の発生が可及的に抑
えられる。
【0048】特に、前記送風ファン120により生成さ
れる送風を、回転せしめられている前記ディスク1の径
方向に流すようにされているので、前記ディスク1全体
を満遍なく、しかも効率よく冷却することが可能とな
る。また、前記送風ファン120が生成する送風は、前
記ディスク1の研磨時に発生する削りカスや研磨材の粉
等を前記ディスク1周辺から除去して捕集するための捕
集風としても利用できるので、別途に捕集用のファンを
設けないで済む。
【0049】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しな
い範囲で、設計において、種々の変更ができるものであ
る。例えば、前記実施形態のディスククリーナ10は、
CD等の5インチのディスクの片面を研摩対象としたも
のであるが、それに限られず、レーザーディスク等のサ
イズの異なる他のディスクを研摩対象としたものや、デ
ィスクの両面を研摩対象としたもの等も、同一技術思想
に則って容易に設計できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るディスククリーナは、送風ファン等からなる空
冷手段を配備して、ディスクの被研磨面に外部の空気を
送風することにより、前記ディスクを強制的に冷却する
ようにされるので、研磨時に、摩擦熱によるディスクの
温度上昇が抑えられ、そのため、研磨されるディスクが
多層構造のDVD等である場合でも、接着面の剥離やク
ラック等の発生が可及的に抑えられる。
【0051】特に、前記空冷手段により生成される送風
を、回転せしめられている前記ディスクの径方向に流す
ことにより、前記ディスク全体を満遍なく、しかも効率
よく冷却することが可能となる。また、前記空冷手段が
生成する送風は、前記ディスクの研磨時に発生する削り
カスや研磨材の粉等を前記ディスク周辺から除去して捕
集するための捕集風としても利用できるので、別途に捕
集用のファンを設けないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスククリーナ一実施形態の正
面側から見た外観を示す斜視図。
【図2】図1に示されるディスククリーナを背面側から
見た外観を示す斜視図。
【図3】図1に示されるディスククリーナにおける本体
部の上部ハウジングを開けた状態を示す斜視図。
【図4】図1のIV−IV矢視断面図。
【図5】図1のV−V矢視断面図。
【図6】図1のVI−VI矢視断面図。
【図7】図1に示される下部ハウジングの平面図。
【図8】図7のVIII−VIII矢視断面図。
【図9】図4に示される研摩具保持具周辺の拡大断面
図。
【図10】図1に示されるディスククリーナの研摩具と
ディスクとの配置関係等を示す図。
【符号の説明】
1 ディスク(CD) 1A 被研磨面 5A 傷取り用研摩具 5B ポリッシュ用研摩具 10 ディスククリーナ 10A 本体部 11 下部ハウジング 11C 上面板 12 上部ハウジング 12C 底板 13A、13B 導風口 14 ヒンジ部材 20 ターンテーブル 100 負荷用ファン 120 送風ファン(空冷手段) 130 排風管(排風手段) 150 エアークリーナ Oa,Ob 研摩具の回転軸線 R ディスクの回転方向(一方向) S 密閉空間 A 外部の空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−317051(JP,A) 特開2000−11601(JP,A) 特開 平5−189949(JP,A) 特開 平2−79285(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/50 B08B 1/04 G11B 33/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク(1)の被研磨面(1A)にバ
    フ等からなる研磨具(5A、5B)を押し当て研磨具
    (5A、5B)を回転させ、空冷手段(120)で冷却
    しつつ前記被研磨面(1A)を磨くようにされたディス
    ククリーナ(10)において、前記空冷手段(120)は、前記研磨具(5A、5B)
    等が配置された本体部(10A)に設けられている送風
    ファン(120)よりなり、 前記本体部(10A)は、下部ハウジング(11)と、
    この下部ハウジング(11)に対して背面側に設けられ
    たヒンジ部材(14,14)を支点として、上方に開く
    ことができるようにされた上部ハウジング(12)と、
    を有し、前記下部ハウジング(11)の上面板(11
    C)と前記上部ハウジング(12)の底板(12C)と
    の間に形成される密閉空間(S)に、前記ディスク
    (1)が載置されるターンテーブル(20)が配在さ
    れ、前記上部ハウジング(12)に前記研磨具(5A、
    5B)が設けられるとともに、前記下部ハウジング(1
    1)に前記送風ファン(120)が配設され、該送風フ
    ァン(120)により生成された送風は、前記下部ハウ
    ジング(11)の前記上面板(11C)に形成された導
    風口(13A、13B)から前記密閉空間(S)に導入
    されて、前記ディスク(1)を径方向に横切って排風手
    段(130)を介して外部に排出されるようになされて
    いる ことを特徴とするディスククリーナ。
  2. 【請求項2】 前記排風手段(130)に、前記ディス
    ク(1)の削りカスや研磨材の粉等を捕捉するエアーク
    リーナ(150)が設けられていることを特徴とする請
    求項に記載のディスククリーナ。
  3. 【請求項3】 前記ディスク(1)の研磨時に、前記研
    磨具(5A、5B)の回転軸線(Oa、Ob)が前記被
    研磨面(1A)に対して垂直に配置され、前記研磨具
    (5A、5B)と前記被研磨面(1A)との間の摩擦力
    により前記ディスク(1)を一方向(R)に回転させる
    ようにされていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のディスククリーナ。
  4. 【請求項4】 前記研磨具(5A、5B)と前記被研磨
    面(1A)との間の摩擦力による前記ディスク(1)の
    前記一方向(R)への回転を抑制すべく、前記ディスク
    (1)に所定の負荷が加えられるようにされていること
    を特徴とする請求項に記載のディスククリーナ。
  5. 【請求項5】 前記ディスク(1)に前記負荷を加える
    べく、負荷用ファン(100)が、前記ディスク(1)
    が載置されるターンテーブル(20)の回転に連動して
    駆動せしめられるようにされていることを特徴とする請
    求項に記載のディスククリーナ。
JP2000089714A 2000-03-28 2000-03-28 ディスククリーナ Expired - Fee Related JP3124276B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000089714A JP3124276B1 (ja) 2000-03-28 2000-03-28 ディスククリーナ
US09/817,472 US6609959B2 (en) 2000-03-28 2001-03-26 Disk cleaner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000089714A JP3124276B1 (ja) 2000-03-28 2000-03-28 ディスククリーナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3124276B1 true JP3124276B1 (ja) 2001-01-15
JP2001273743A JP2001273743A (ja) 2001-10-05

Family

ID=18605432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000089714A Expired - Fee Related JP3124276B1 (ja) 2000-03-28 2000-03-28 ディスククリーナ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6609959B2 (ja)
JP (1) JP3124276B1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7104871B1 (en) * 1997-06-20 2006-09-12 Kennedy Michael S Method and apparatus for reconditioning compact discs
JPWO2002070199A1 (ja) * 2001-03-05 2004-07-02 株式会社エルム 光ディスクの研磨装置
AU2002335339A1 (en) * 2002-09-02 2004-03-29 Elm Inc. Optical disk polishing device
ES2355092T3 (es) * 2003-10-20 2011-03-22 Elm Inc. Aparato para restauración de disco óptico.
US6966823B2 (en) * 2003-11-12 2005-11-22 Azuradisc, Inc. Buffing head and method for reconditioning an optical disc
US7014543B1 (en) * 2003-12-09 2006-03-21 Digital Innovations, Llc Optical disc resurfacing and buffing apparatus
WO2005079652A1 (en) * 2004-02-13 2005-09-01 Digital Innovations, Llc Disc cleaner
CA2613982A1 (en) * 2005-06-30 2007-07-19 D3, Inc. Optical disc destruction device
US20070286979A1 (en) * 2006-06-12 2007-12-13 Mao-Sang Lin Surface treatment device for optical discs
US7645184B2 (en) * 2007-12-19 2010-01-12 Farzad Saghian CD repair apparatus
US7887391B2 (en) * 2007-12-30 2011-02-15 Sando Richard Francis Apparatus for polishing media discs
US20100087124A1 (en) * 2008-10-07 2010-04-08 Farzad Saghian Cd repair apparatus
JP5408789B2 (ja) * 2009-03-06 2014-02-05 エルジー・ケム・リミテッド フロートガラス研磨システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4047913A (en) 1975-01-08 1977-09-13 Yutaka Denki Saisakusho Dust collector for dental technician
US4179852A (en) 1978-03-13 1979-12-25 Three Phoenix Company Method and apparatus for polishing floppy discs
US4561142A (en) 1984-01-06 1985-12-31 International Jensen Incorporated Disc cleaner
US4947505A (en) 1985-04-12 1990-08-14 Ryan Plastics Ireland, Ltd. Apparatus for cleaning a record disc
US4783870A (en) 1985-06-17 1988-11-15 Recoton Corporation Compact disk cleaner
GB2189923B (en) 1986-03-24 1990-09-05 Hitachi Maxell Disc cleaner
JPH0632194B2 (ja) 1986-03-24 1994-04-27 九州日立マクセル株式会社 デイスククリ−ナ
US5102099A (en) 1990-06-06 1992-04-07 Brown Kevin L Disc polisher apparatus
JPH0798960A (ja) 1993-09-30 1995-04-11 Iwaya Co Ltd コンパクトディスク用クリーナ
TW316995B (ja) 1995-01-19 1997-10-01 Tokyo Electron Co Ltd
US5593343A (en) 1995-04-03 1997-01-14 Bauer; Jason Apparatus for reconditioning digital recording discs
JP3007566B2 (ja) 1996-02-16 2000-02-07 株式会社共立 ディスククリーナ
CA2240535C (en) * 1997-06-20 2003-04-29 Cd Repairman, Inc. Method and apparatus for re-conditioning compact discs
JP3070917B2 (ja) * 1998-06-16 2000-07-31 株式会社共立 ディスククリーナ
US6386946B1 (en) * 2000-06-16 2002-05-14 Mao-Sang Lin Repair machine for compact disk

Also Published As

Publication number Publication date
US6609959B2 (en) 2003-08-26
US20010027084A1 (en) 2001-10-04
JP2001273743A (ja) 2001-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3007566B2 (ja) ディスククリーナ
JP3124276B1 (ja) ディスククリーナ
JP3070917B2 (ja) ディスククリーナ
US7029377B2 (en) Buffing head and method for reconditioning an optical disc
US5954566A (en) Method and apparatus for reconditioning digital recording discs
JP3613733B2 (ja) 硬質円盤の研磨方法
US6322430B1 (en) Apparatus for resurfacing compact discs
US5571041A (en) Refinishing compact disks
JP3856642B2 (ja) ディスククリーナ
JP3784233B2 (ja) ディスククリーナ
JP3970555B2 (ja) ディスククリーナ
WO2004022283A1 (ja) 光ディスク研磨装置
JP3386411B2 (ja) 光ディスク補修用研磨機
US20100087124A1 (en) Cd repair apparatus
JP3987265B2 (ja) ディスククリーナのディスク着装構造
US6594848B1 (en) Method and system for polishing optical disks
JP3148199B2 (ja) 光ディスクの基板回収装置
US6780090B1 (en) Method and apparatus for reconditioning compact discs
JP2004063044A (ja) ディスククリーナ
JP2001126444A (ja) ディスククリーナのディスク着装構造
JP4581530B2 (ja) ディスク装置
JP2004185711A (ja) Cd等記録媒体研磨機
JP3577096B2 (ja) 情報記録再生装置用クリーニング装置
JP2008305489A (ja) 塵芥除去ディスク
JP2004136379A (ja) ディスク研磨装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees