JP3123561B2 - インパクトドットプリンタ - Google Patents

インパクトドットプリンタ

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JP3123561B2
JP3123561B2 JP21841591A JP21841591A JP3123561B2 JP 3123561 B2 JP3123561 B2 JP 3123561B2 JP 21841591 A JP21841591 A JP 21841591A JP 21841591 A JP21841591 A JP 21841591A JP 3123561 B2 JP3123561 B2 JP 3123561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクトドットプ
リンタに関し、より詳しくは、印字ヘッドとキャリッジ
との組み付け機構に特徴を有するインパクトドットプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インパクトドット式印字ヘッドをキャリ
ッジに組み付ける機構として特公平3−26138号公
報に開示されたものは、図8に示したように、印字ヘッ
ド501の両側に張り出した鍔部504、504を、キ
ャリッジ502に突設した2つの載置台508、508
の上面に当接させた上、これらに設けた貫通孔を通して
載置台508上のネジ孔に螺合した組み付け用のネジ5
03、503によって、鍔部504、504を載置台5
08上に強固に締付けて固定するようにしている。
【0003】ところが、このような固定構造では、鍔部
504に設けた貫通孔と固定ねじ503との間で印字ヘ
ッドに微妙な位置ズレやねじ緩みが生じるばかりでな
く、印字ヘッドの組付けにかなりの手間や部品点数が必
要になるといった不都合を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
印字ヘッドの組付けが簡単で、しかも正確な位置決めを
図ることのできる新たなインパクトドットプリンタを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、走行方向両側に張り出し
形成した鍔部を介して印字ヘッドをキャリッジ上に固定
する形式のインパクトドットプリンタにおいて、これら
の鍔部のそれぞれに、キャリッジのヘッド載置面に間隔
をおいて設けた走行方向2個所の位置決め突部と係合す
る係合部を設けるとともに、鍔部の一方には、この鍔部
をキャリッジ上に締付けるネジ部材の貫通孔を設けるよ
うにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1、図2は本発明の第1の実施例を示
したものである。
【0007】図において符号1は印字ヘッド本体で、こ
の印字ヘッド本体1には、印字ワイヤ7を案内するノー
ズ6が図示しないプラテンに向けて突出形成され、さら
にこのノース6の走行方向両側には、印字ヘッド本体1
をキャリッジ2に組付けるための鍔部4、4が翼状に張
出し形成されている。
【0008】これらの鍔部4、4には、その一方に位置
決め基準ピン8aを通す挿通孔9aが設けられ、また他
方の鍔部4には組み付け用のネジ3aを挿通する貫通孔
11が設けられていて、この貫通孔11の周囲には、後
述する2つの位置決めダボ8b、8bと係合する係合孔
9bが、走行方向に伸びるリブ9cに2分された状態
で、肉盗みを兼ねつつ貫通形成されている。
【0009】他方、印字ヘッド1を搭載してガイドロッ
ト13に案内されつつ主走査方向に走行するキャリッジ
2には、走行方向に2つの載置台8、8が立設されてい
て、この上面一方には位置決め基準ピン8aが、他方の
上面には2つの位置決めダボ8b、8bが走行方向に延
びる間隔を介して2分された状態で突出形成され、鍔部
4、4に設けた挿通孔9aと係合孔9b、9bとに、位
置決め基準ピン8aと位置決めダボ8b、8bとを挿通
することによって、印字ヘッド1をキャリッジ2上に正
しく位置決めし得るように構成されている。
【0010】なお、図中符号5は、他方の載置台8上に
設けたネジ孔、10は印字ワイヤ7を通すガイド孔をそ
れぞれ示している。
【0011】このように構成された印字ヘッド1とキャ
リッジ2とを組付け一体とするには、はじめに、一方の
載置台8上に立設した位置決め基準ピン8aに一方の鍔
部4の挿通孔9aを嵌め合わせた上、この位置決め基準
ピン8aを支点として印字ヘッド1を回動させるように
して他方の鍔部4に設けた係合孔9b、9bに他方の載
置台8上の位置決めダボ8b、8bを係合させる。
【0012】これにより、印字ヘッド1は、一方を位置
決め基準ピン8aにより、他方をリブ8cにより、図示
しないプラテンとの間に所定の間隔をおいた状態で両載
置台8、8上に正しく位置決め載置されるから、最後
に、他方の鍔部4に設けた貫通孔11に組み付け用のネ
ジ3を挿通して載置台8上のネジ孔5にネジ込めば、印
字ヘッド1はキャリッジ2上に簡単のかつ正確に組付け
られる。
【0013】図3に示した第2の実施例は、印字ヘッド
1をキャリッジ2に組み付ける組み付け用のネジとして
セルフタッピングネジ3’を用いたもので、これにより
キャリッジ2の他方の載置台8上に設けるネジ孔5aの
加工を不要となしたものである。なお、その他の部分に
ついての説明は、第1実施例と同一の符号を付すことに
より省略する。
【0014】図4に示した第3の実施例は、キャリッジ
102に設けた2本の位置決め基準ピン108、108
により印字ヘッド101を位置決めするようにしたもの
である。
【0015】すなわち、キャリッジ102の印字ヘッド
載置面に2本の位置決め基準ピン108、108を走行
方向に間隔を設けて立設する一方、印字ヘッド101の
走行方向両側に張り出した鍔部104、104には、上
記した位置決め基準ピン108、108を挿通する挿通
孔109、109を設け、さらに一方の鍔部104には
組み付け用のネジ103を挿通する貫通孔111を設
け、これらの鍔部104、104に設けた挿通孔10
9、109にキャリッジ102に立設した2本の位置決
め基準ピン108、108を通して印字ヘッド101を
位置決めした上、組み付け用のネジ103によって印字
ヘッド101をキャリッジ102上に組付け一体とする
ようにしたものである。
【0016】なお、図中符号105は、キャリッジ10
2の印字ヘッド載置面に設けたネジ孔、106はノー
ズ、113はガイドロッドをそれぞれ示している。
【0017】図5、図6に示した第4の実施例は、印字
ヘッド201を面方向のみならず上下方向にも正しく位
置決めし得るように構成したものである。
【0018】この実施例は、ノーズ206両側に張り出
し形成した鍔部204、204の各下面外側に凸部21
4…を2個づつ突出形成し、これらの凸部214…をキ
ャリッジ202のヘッド載置部上面208cに当接した
上、これらの凸部214…の内側に設けたキャリッジ2
02上のネジ孔205に組み付け用のネジ203を螺合
することによって、キャリッジ202上に印字ヘッド2
01を組み付けるようにしたものである。
【0019】なお、図中符号208a、208bは、第
1実施例におけると同様の位置決め基準ピンと位置決め
ダボを示しており、また213は、ガイドロッドをそれ
ぞれ示している。
【0020】この実施例では、ヘッド載置部上面208
cへの鍔部204の接触を凸部214…の下面にのみ限
定することによって接触部分の精度管理領域を小さく
し、部品の歩留りの向上や、検査工数の削減、あるいは
型寿命の延長等を可能にするとともに、これらの凸部2
14…の内側で鍔部204を締付け固定することによ
り、鍔部204の下方への撓みによって生じるプレスト
レス効果を利用して、印字時の衝撃に対しても印字ヘッ
ド201が長期にわたって弛みなく固定することができ
るという効果をもたらす。
【0021】さらに図7は、上下方向の位置決め精度を
高めるようにした本発明のさらに別の実施例を示したも
のである。
【0022】この実施例は、キャリッジ302に設けた
ヘッド載置面に、印字ヘッド本体301の左右の鍔部3
04、304の外端部分のみを乗せることができる上面
302aを設けて、その内側の部分315を一段低く形
成するとともに、この内側の部分315の一方に組み付
け用のネジ303が螺合するネジ孔305を設けるよう
にしたものである。
【0023】なお、その他の部分は、第1実施例と同
様、符号306はノーズ、307は印字ワイヤ、308
a,308bは位置決め基準ピンと位置決めダボ、30
9aは挿通孔、310は印字ワイヤ、311は貫通孔、
313はガイドロッドをそれぞれ示している。
【0024】この実施例では、位置決め基準ピン308
aと位置決めダボ308bに係合させつつ左右の鍔部3
04、304の外端部分を上面302aに乗せて、印字
ヘッド301をキャリッジ302上に位置決め載置し、
ついで、この内側部分315の一方に設けたネジ孔30
5に組み付け用のネジ303を螺合して、キャリッジ3
02の上面302aに鍔部304、304を強く締付け
ると、これらの鍔部304、304は上向き凹状に変形
しつつ、左右の上面302a、302aに強固に接合し
て上下方向に正しく位置決めされ、また、この際に生じ
るプレストレス作用により、印字時の衝撃力にも拘りな
く印字ヘッド301を長期的に安定に保持することがで
きる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、走行
方向両側に張り出した鍔部に、キャリッジのヘッド載置
面に設けた位置決め突部と係合する係合部を設けるとと
もに、一方の鍔部には締付けネジ部材の貫通孔を設ける
ようにしたので、印字ヘッドをキャリッジ上に載置する
だけで、位置決め突部との係合を通して印字ヘッドを正
しく面方向に位置決めすることができ、同時に、一本の
ネジ部材を締付けるだけによって、キャリッジ上に印字
ヘッドをきわめて簡単に組付け一体とすることができ
る。
【0026】しかも、一方の位置決め突部を走行方向に
延びる隙間を介して2分し、対する鍔部上の係合部を走
行方向に延びるリブを介して2分することにより、この
リブを介してプラテンに対する印字ヘッドの位置精度を
きわめて高く管理することができる。
【0027】またさらに、鍔部の下面に突起をもうける
か、あるいはキャリッジのヘッド載置面に鍔部の外端下
面が当接する段部を設けるかする一方、締付けネジ部材
のネジ孔をこれらの内側に設けることにより、1本のネ
ジ部材を締付けることによってキャリッジと鍔部との接
合をより密にして、印字ヘッドの上下方向の位置決めを
さらに精度よく行うことを可能にするほか、この締付け
により印字ヘッドとキャリッジとの間にプレストレス作
用を生じさせて、インパクト時の衝撃に対しても印字ヘ
ッドを長期に割ったって弛みなく固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す印字ヘッドとキャ
リッジの分解斜視図である。
【図2】下方から見た同上装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す印字ヘッドとキャ
リッジの分解斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す印字ヘッドとキャ
リッジの分解斜視図である。
【図5】組付け前の状態での本発明の第4の実施例を示
す装置の側面図である。
【図6】組付けた状態での同上装置の正面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す印字ヘッドとキャ
リッジの分解斜視図である。
【図8】従来装置の一例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1、101、201、301 印字ヘッド 2、102、202、302 キャリッジ 3、103、203、303 組み付け用のネジ 4、104、204、304 鍔部 8a、108、208a、308a 位置決め基準ピン 8b、208b、308b 位置決めダボ 9b 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/34 B41J 2/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行方向両側に張り出し形成した鍔部を
    介して印字ヘッドをキャリッジ上に固定する形式のイン
    パクトドットプリンタにおいて、 上記両鍔部のそれぞれに、上記キャリッジのヘッド載置
    面に間隔をおいて設けた走行方向2個所の位置決め突部
    と係合する係合部を設けるとともに、上記鍔部の一方に
    は、該鍔部を上記キャリッジ上に締付けるネジ部材の貫
    通孔を設けたことを特徴とするインパクトドットプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 上記走行方向2個所の位置決め突部のう
    ちの一方の突部を、走行方向に延びる隙間を介して2分
    するとともに、上記一方の突部と係合すべく上記鍔部の
    一方に設けた係合孔を、走行方向に延びるリブを介して
    2分したことを特徴とする請求項1記載のインパクトド
    ットプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記両鍔部の下面に、上記キャリッジの
    面に当接する突起を設ける一方、上記鍔部の一方に設け
    る上記貫通孔を、上記突起の内方に位置させたことを特
    徴とする請求項1記載のインパクトドットプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記キャリッジのヘッド載置面を、上記
    両鍔部の外端下面のみが当接する部分を残して内側を一
    段低く形成するとともに、上記ネジ部材の螺合孔を、上
    記低い部分に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    インパクトドットプリンタ。
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