JP3337056B2 - プリンタの組付け機構 - Google Patents

プリンタの組付け機構

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JP3337056B2
JP3337056B2 JP01465497A JP1465497A JP3337056B2 JP 3337056 B2 JP3337056 B2 JP 3337056B2 JP 01465497 A JP01465497 A JP 01465497A JP 1465497 A JP1465497 A JP 1465497A JP 3337056 B2 JP3337056 B2 JP 3337056B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体フレームをプ
リンタの下ケースに位置決め固定するための組み付け機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】プラテン、給排紙ローラ及びキャリッジ
ガイドといった機能部品を支持する本体フレームは、通
常、1枚の金属板をプレスによって折曲げ形成され、こ
の本体フレームを支持する下フレームは、樹脂材を用い
て型成形される。
【0003】このため、両者間には必然的に相対的な成
形上の誤差が生じるが、このような誤差を有する下ケー
スと本体フレームとを結合するには、これまで、本体フ
レームの一隅に設ける装着孔もしくはここに取付けるイ
ンシュレータの孔を位置決め孔として、対応する下ケー
スの位置決めダボに密に嵌合わせ、ついで、下ケースの
他の三隅に設けたダボに、本体フレームの対応する三隅
の装着孔もしくはここに取り付けるインシュレータを緩
く嵌め合わせた上、これらを摺動調整しながら位置決め
するような手法が採られていた。
【0004】したがって、これまでのプリンタでは、下
ケースと本体フレームとが1つの位置決めダボと位置決
め孔とによって位置決めされていた関係上、これらを中
心として相対的な角度ズレが生じる結果、これらの上を
覆うカバーと、ギャップ調整レバー等の機能部品との間
に位置ズレが生じる不都合を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
簡単な構成をもって下ケースに本体フレームを正確に固
定することのできる新たなプリンタを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのプリンタの組付け機構、つ
まり、本体フレームを下ケースに位置決め固定するプリ
ンタの組付け機構として、下ケースの一隅に設けたイン
シュレータの厚みより若干丈の短いダボに対して本体フ
レームの対応する隅部に設けた位置決め用の装着孔をこ
れらのダボを密に挿入し得る孔として形成し、かつ位置
決め用の孔に対して本体フレームの巾方向他側に位置す
る装着孔を、対応する下ケース上のダボを巾方向に変位
可能に受入れる孔として形成する一方、位置決め用の
に対す下ケースの紙送り方向他端に位置する左右の
ダボを、対応する本体フレームの装着孔の径よりも小径
に形成するようにしたものである。
【0007】
【作用】このように構成したことにより、巾方向におい
ては、下ケースの突起を巾方向に変位させるのみで両者
間のズレを吸収し、また紙送り方向においては、紙方向
他端の突起と対応する装着孔との間のクリアランスによ
って両者間のずれを吸収することにより、下ケースに対
して角度ズレを生じさせることなく本体フレームを正し
く位置決め固定する。
【0008】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面は本発明の一実施例を示したもので
ある。
【0009】図において符号1で示したプリンタ本体の
下ケース2には、その内部四隅近くに支柱3a〜dが立
設されていて、これらの頂部に一体的に突出形成したダ
ボ4a〜dによって後述する本体フレーム10を位置決
め固定するように構成されている。
【0010】この実施例では、プリンタ本体1の排紙側
一側の支柱3a、つまり、図1の右下の支柱3aを位置
決め基準として本体フレーム10を固定するようにした
もので、この支柱3aと、排紙側他側の支柱3bの各頂
部には、既成のインシュレータ6の中心孔7に密に嵌合
する太さのダボ4a、4bが突出形成され、また、紙送
り方向上手側両側の支柱3c、3dには、既成のインシ
ュレータ6の中心孔7に緩く挿通し得る太さのダボ4
c、4dが突出形成され、さらに、これらの各ダボ4a
〜4dは、インシュレータ6の厚みよりも若干丈を短く
形成されていて、このインシュレータ6をネジ9により
圧縮することによって支柱3a〜d上に本体フレーム1
0に強固に取付け得るように構成されている。
【0011】これに対して上記した本体フレーム10に
は、給紙ローラ15やプラテンローラ16あるいはキャ
リッジ17を案内するキャリッジガイド18といった機
能部品を支持するガイドフレーム11が両側に折曲げ形
成され、また、これらのガイドフレーム11の下方に
は、下ケース2へ取付けるための止着プレート12a〜
dが一体的に折曲げ形成されている。
【0012】これらの止着プレート12a〜dには、そ
れぞれインシュレータ6を装着する嵌め込み口14を設
けた装着孔13a〜dが設けられているが、これらの装
着孔13a〜dのうち、排紙側他側に位置する装着孔1
3b、つまり、図の左下に位置する装着孔13bは、排
紙側の装着孔13a、13bを結ぶX軸方向にのみイン
シュレータ6を相対的に変位させることができるよう、
図1に示したように、短径がインシュレータ6の取付け
溝8の径と同じで、X軸方向の長径がインシュレータ6
の溝8の径よりも大きな楕円形の孔として形成されてい
る。
【0013】このように構成された実施例において、下
ケース2の支柱3a〜dに設けた各ダボ4a〜dを、本
体フレーム10の各装着孔13a〜dに挿入するように
して両者を結合すると、本体フレーム10は、下ケース
2の排紙側一側に設けたダボ4aを基準として下ケース
2上に位置決めされる。
【0014】すなわち、この結合によって、本体フレー
ム10は、図1(a)に示したように、下ケース2の排
紙側一側に設けたダボ4aと装着孔14aとがインシュ
レータ6を介して結合することにより位置決めされる
が、この際、下ケース2と本体フレーム10との間に有
するX軸方向の誤差は、インシュレータ6が、排紙側他
側に設けた楕円状の装着孔14b内をX軸方向に相対的
に変位することにより吸収され、これと直角なY軸方向
に対しては、インシュレータ6を介してダボ4bの位置
に位置決めされる。
【0015】これに対して、本体フレーム10と下ケー
ス2との間に存するY軸方向の誤差は、本体フレーム1
0の紙送り方向上手側両側に設けた装着孔14c、14
dと、対応する支柱3c、3d上のダボ4c、4dとの
間に形成されるクリアランスにより吸収されるから、最
後にインシュレータ6の上からネジ9で締付ければ各止
着プレートに固定される。
【0016】なお、以上は、インシュレータ6を介して
本体フレーム10を下ケース2に取り付ける実施例によ
って本発明を説明したものであるが、インシュレータ6
を用いない場合には、位置決め装着孔13aの他側の装
着孔13bを、ダボ4bを幅方向に変位させ得る長孔と
して形成すればよいことは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、下ケ
ースの位置決めダボを挿入する本体フレーム1の位置決
め装着孔に対して巾方向に位置する装着を、対応する
ダボを巾方向に変位可能に挿入する孔として形成する一
方、位置決めダボに対して紙送り方向他端に位置する下
ケース上のダボを、対応する装着孔の径よりも小径にな
したので、本体フレームと下ケースとの間に相対的な誤
差があった場合でも、本体フレームを基準として巾方向
及び紙送り方向のいずれにもその誤差を吸収してこれら
を仮組みすることができるばかりでなく、ボスの丈をイ
ンシュレータの厚みよりも若干短かく形成したことによ
り、仮組みした後で行うネジ止めによって、下ケース
本体フレームを強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、取付け孔とダボとの関係をも
って示した本発明の一実施例をなす組付け機構の上面図
である。
【図2】図1(a)のA−A線の断面図である。
【図3】図1(b)のB−B線の断面図である。
【図4】同上組付け機構を適用したプリンタの分解斜視
図である。
【符号の説明】
2 下ケース 3a〜d 支柱 4a〜d ダボ 6 インシュレータ 10 本体フレーム 12a〜d 止着プレート 13a〜d 装着孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームを下ケースに位置決め固定
    するプリンタの組付け機構として、前記下ケースの一隅に設けたインシュレータの厚みより
    若干丈の短いダボに対して前 記本体フレーム対応する
    隅部に設けた位置決め用の装着孔を前記ダボを密に挿入
    し得る孔として形成し、かつ記位置決め用の孔に対し
    記本体フレームの巾方向他側に位置する装着孔を、
    記対応する下ケース上のダボを巾方向に変位可能に受
    入れる孔として形成する一方、記位置決め用のダボ
    する前記下ケースの紙送り方向他端に位置する左右の
    ダボを、対応する記本体フレームの装着孔の径よりも
    小径に形成したことを特徴とするプリンタの組付け機
    構。
  2. 【請求項2】 記本体フレームの一隅に設け位置決
    め用の装着孔を、記下ケースの対応する隅部に設けた
    位置決め用のダボに前記インシュレータを介して密に嵌
    合する孔として形成し、かつ記位置決め用の孔に対し
    記本体フレームの巾方向他側に位置する装着孔を、
    記インシュレータを巾方向に変位させ得る孔として形
    成する一方、記位置決め用のダボに対して記下ケー
    スの紙送り方向他端に位置する左右のダボを、記イン
    シュレータの中心孔よりも小径に形成したことを特徴と
    する請求項1記載のプリンタの組付け機構。
JP01465497A 1997-01-10 1997-01-10 プリンタの組付け機構 Expired - Fee Related JP3337056B2 (ja)

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