JPS6222657Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6222657Y2
JPS6222657Y2 JP10612882U JP10612882U JPS6222657Y2 JP S6222657 Y2 JPS6222657 Y2 JP S6222657Y2 JP 10612882 U JP10612882 U JP 10612882U JP 10612882 U JP10612882 U JP 10612882U JP S6222657 Y2 JPS6222657 Y2 JP S6222657Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grommet
head
mounting board
hole
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10612882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5910509U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10612882U priority Critical patent/JPS5910509U/ja
Publication of JPS5910509U publication Critical patent/JPS5910509U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6222657Y2 publication Critical patent/JPS6222657Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Dowels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トリムを取付基板に取付けるため
のグロメツトの改良に関するものである。
従来、トリム取付用グロメツトは、取付基板に
形成された長孔に高温時におけるトリムの熱変形
を吸収するために摺動可能に嵌め込まれていた。
しかしながらこの構造では、グロメツトが長孔の
中央に嵌め込まれていないと、タツピングスクリ
ユーが貫通するトリムの孔と、グロメツトのタツ
ピングスクリユー挿入孔とが一致しないために、
トリム取付け時にタツピングスクリユーが上記両
者の孔に挿入されず、トリムを固定することがで
きなかつた。そのため、グロメツトを摺動させて
上記両者の孔を一致させる必要があり、組付けに
時間を要していた。
上記問題を解消するために、取付基板に基準孔
及び長孔を形成して、基準孔に嵌め込まれる係入
脚と長孔に嵌め込まれるグロメツトをトリムと一
体的に形成したものが、特開昭56−127810号公報
で知られている。しかしながら、この構造では係
入脚とグロメツトがトリムの下面に突出している
ため、運搬時等に折れることがある。また、グロ
メツトが破損して交換する時にはトリム全体を変
える必要があつた。
そこでこの考案は、取付基板の長孔に嵌め込ま
れるグロメツトの脚部に、取付基板の長孔の長手
方向長さと略同一長さのガイド部を形成して、グ
ロメツトのねじ孔を取付基板の長孔の略中央に位
置するようにしたものである。
以下この考案を第1図ないし第3図に基づいて
説明する。
第1図ないし第3図において、取付基板1には
長孔1aが形成されていて、この長孔1aにグロ
メツト2が嵌め込まれている。グロメツト2は、
頭部2aと脚部2bとが連なつて形成されてい
る。頭部2aは取付基板1内にグロメツト2が落
ちないように長孔1aより大きい板状で、その中
央部分にはねじ孔2cが明けられていて、さらに
この頭部2aには長手方向の中央部分に延びる溝
部2dが形成され、溝部2dは板厚が薄くなつて
いて撓みやすくなつている。脚部2bは頭部2a
のねじ孔2cの縁部から下方に伸びていて、二股
で先端が長孔1aの幅より幅狭になつている。ま
た、脚部2bの頭部2a側部分には段部が形成さ
れていて、この段部と頭部2aの下面とで取付基
板1との係合溝2eを形成している。さらに、脚
部2bの下部から長孔1aの長手方向長さと略同
じ長さまで両方向に直線状に伸びていて、その上
面2hと頭部2aの下面2fとの間に取付基板1
の板厚より大きい隙間を設けてガイド部2gが形
成されている。なお、この実施例ではガイド部2
gを二本の脚部2b,2bからそれぞれ両方向へ
延ばして設けたが、一本の脚部2bだけから両方
向へ延ばして設けたり、二本の脚部2b,2bか
ら反対方向へ一本ずつ延ばして設けてもよい。
つぎに、トリム取付時の順序を説明する。
まず、取付基板1の長孔1aにグロメツト2の
脚部2bを嵌め込む。この時、グロメツト2のガ
イド部2gが長孔1aの長手方向長さとほぼ同じ
長さであるため、長孔1aに対し、グロメツト2
のねじ孔2cをその略中央に位置させることがで
きる。そして、脚部2bは、内側に撓みながら嵌
め込まれ、係合溝2eが取付基板1に係合する。
なお、ガイド部2gの上面2hと、頭部2aの下
面2fとの間には隙間が設けられているため、グ
ロメツト2は長孔1a内を摺動可能である。
つぎに、トリム3をタツピングスクリユー4で
グロメツト2を介して取付基板1に取付ける。こ
の時、グロメツト2のねじ孔2cは長孔1aの略
中央に位置しているので、トリム3を取付基板1
にのせるだけでねじ孔2cとねじ貫通孔3aは一
致しており、タツピングスクリユー4をトリム3
を介してグロメツト2のねじ孔2cにねじ止めす
る。すると、グロメツト2の脚部2bが外側へ開
いて取付基板1との係合が、一層高まる。
以上述べたようにこの考案によれば、取付基板
の長孔に嵌め込まれるグロメツトの脚部に、長孔
の長手方向長さと略同一長さのガイド部を設けた
ことにより、嵌め込み時の位置決めが簡単に行な
え、グロメツトのねじ孔を長孔の略中央部に位置
できる。また、ガイド部の上面と頭部の下面との
間に隙間が設けられているので、グロメツトは摺
動可能であり、高温時のトリムの変形をグロメツ
トの摺動により吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はトリ
ム取付け順序を示す分解斜視図、第2図、第3図
はトリム取付け状態を示す断面図である。 1……取付基板、1a……長孔、2……グロメ
ツト、2a……グロメツト頭部、2b……グロメ
ツト脚部、2c……ねじ孔、2e……係合溝、2
g……ガイド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付基板に形成された長孔に嵌め込まれるグロ
    メツトであつて、このグロメツトは、中央にねじ
    孔が形成されている板状の頭部と、この頭部のね
    じ孔縁部から下方へ伸びていて、二股で先端が幅
    狭になつている脚部と、この脚部の上部に形成さ
    れる段部と前記頭部の下面とから形成され、上記
    取付基板が係合する係合溝と、前記脚部の下部か
    ら前記長孔の長手方向長さと略同一長さを有して
    延設され、その上面と前記頭部の下面との間に隙
    間を設けて形成されたガイド部とから構成される
    ことを特徴とするトリム取付用グロメツト。
JP10612882U 1982-07-12 1982-07-12 トリム取付用グロメツト Granted JPS5910509U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10612882U JPS5910509U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 トリム取付用グロメツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10612882U JPS5910509U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 トリム取付用グロメツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5910509U JPS5910509U (ja) 1984-01-23
JPS6222657Y2 true JPS6222657Y2 (ja) 1987-06-09

Family

ID=30248481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10612882U Granted JPS5910509U (ja) 1982-07-12 1982-07-12 トリム取付用グロメツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5910509U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5910509U (ja) 1984-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0351855Y2 (ja)
JPS6222657Y2 (ja)
JPH046233Y2 (ja)
JPS6041749Y2 (ja) カバ−の取付構造
JPS6020958Y2 (ja) 発光ダイオ−ドの取付装置
JPS6225532Y2 (ja)
JPH0334932Y2 (ja)
JPH0522646Y2 (ja)
JPH0319270Y2 (ja)
JPS596413A (ja) スライドベ−ス
JPS6112707Y2 (ja)
JPS608443Y2 (ja) 小型電気部品の取付構造
JPS5816208Y2 (ja) シヤ−シレ−ルの取付機構
JPS6318673Y2 (ja)
JPS6311365Y2 (ja)
JPH0323627Y2 (ja)
KR890001093Y1 (ko) 텔레비젼 수상기용 안테나 단자판
JPS6117156Y2 (ja)
JPS6245371Y2 (ja)
JPH029580Y2 (ja)
JPH055434Y2 (ja)
JPH0342169Y2 (ja)
JPH025574Y2 (ja)
JPS6122085Y2 (ja)
JPH0139465Y2 (ja)