JP3123316B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP3123316B2
JP3123316B2 JP05261788A JP26178893A JP3123316B2 JP 3123316 B2 JP3123316 B2 JP 3123316B2 JP 05261788 A JP05261788 A JP 05261788A JP 26178893 A JP26178893 A JP 26178893A JP 3123316 B2 JP3123316 B2 JP 3123316B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱体と 前記加熱体
と摺動するエンドレスベルト部材と 前記エンドレスベ
ルト部材の寄りを規制するため前記エンドレスベルト部
材の端部と当接する規制部材と、を有し 前記規制部材
は前記エンドレスベルト部材の寄り位置を検知するため
の部材を兼ね 前記エンドレスベルト部材を介した前記
加熱体からの熱により記録材上の画像を加熱する加熱装
に関する。
【0002】
【0003】
【0004】
【従来の技術】回転されるエンドレスベルト部材を有す
る装置として、例えば、フィルム加熱方式の加熱装置が
ある。この加熱装置は特開昭63−313182号公報
等で公知である。
【0005】その一実施態様として、互いに略並行に配
設した加熱体・駆動ローラ・テンション部材の3部材間
にエンドレスベルト部材としての耐熱性・低熱容量・機
械的強度を有する厚さ数10〜100μm程度の薄膜の
エンドレスベルト状のフィルムを懸回張設し、加熱体に
対して該フィルムを挾ませて加圧部材としての加圧ロー
ラを圧接させ、フィルムを加熱体に密着摺動させながら
駆動ローラの回転力で回転搬送状態にする。そして該フ
ィルムを挟んで加熱体と加圧ローラとの間に形成される
圧接ニップ部のフィルムと加圧ローラとの間に被加熱材
を導入してフィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送さ
せてフィルムを介して加熱体で被加熱材を加熱処理する
装置であり、複写機・レーザービームプリンタ(LB
P)・静電プリンタ等の画像形成装置において、定着す
べき未定着トナー像を形成担持させた被記録材の画像加
熱定着装置、画像を担持した被記録材を加熱して表面性
を改質する装置、仮定着する装置等、広く被加熱材を加
熱処理する手段・装置として有効に使用できる。
【0006】画像形成装置における画像加熱定着装置と
して従来より広く用いらている熱ローラ方式の加熱装置
は熱ローラの熱容量が大きく、そのため該ローラを所定
の定着可能温度に立ち上げるためのウエイト時間が長く
かかり、画像形成装置の非使用時(スタンバイ時)もそ
の立ち上げ温度を維持させるように電力を供給しなけれ
ばならないが、上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は、加熱体・フィルムとして共に熱容量の極めて小さ
いものを用いることができて温度立ち上りが迅速である
ために、画像形成装置のスタンバイ時に定着装置の温度
が室温と同じ温度であっても加熱体への通電により加熱
体・フィルムがすぐに所定の定着可能温度に立ち上が
る、即ちクイックスタート性に優れており、スタンバイ
時の定着装置の消費電力はゼロに出来、省電力化・ウエ
イトタイムの短縮化が可能となり、また画像形成装置本
機の機内昇温も抑えることができる等の特長を有する。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】上記例のフィルム
加熱方式の加熱装置ないしは画像加熱定着装置のよう
に、回転されるエンドレスベルト部材(エンドレスフィ
ルム)を有する装置においては、該ベルト部材の回転状
態時に該ベルト部材がベルト懸回部材の長手に沿ってベ
ルト部材幅方向の一端側或いは他端側へ大なり小なり自
然に寄り移動を生じやすい。
【0008】これはベルト部材を懸回しているローラな
どのベルト懸回部材相互間の並行度やねじれ等に起因す
るもので、これ等の精度を高めるには限界があり、また
その精度向上だけではベルト部材の寄り移動を防止する
ことは困難である。
【0009】そこで、寄り移動するベルト部材の端面を
規制部材に受け止めさせることで、ベルト部材の寄りを
規制する手段が多く用いられているが、ベルト部材はそ
の端面が規制部材に当接して回転してベルト部材端面と
規制部材とが摺擦することでベルト部材端面は経時的に
損傷を受ける。
【0010】また、ベルト部材の寄り位置検知手段を具
備させて、ベルト部材が所定の許容範囲外に寄り移動し
た時は装置の駆動を停止させる制御をさせたり、ベルト
部材の寄り移動方向を変更させる手段を動作させるよう
にしたものもあり、この場合のベルト部材の寄り位置検
知手段も、検知部材をベルト部材の端面に突き当てるな
どして検知している場合が多く、ベルト部材の端面はこ
の検知部材でも摺擦されて経時的に損傷を受ける。
【0011】なお、フォトセンサーで非接触にベルト部
材端面を検知してベルト部材の寄り位置を検知すること
もできるが、装置が前述例のようなフィルム加熱方式の
加熱装置ないしは画像加熱定着装置の場合などでは熱源
としての加熱体と該検知手段が接近しているため誤検知
のおそれがある。
【0012】ベルト部材端面に規制部材を当接させるベ
ルト部材寄り規制手段と、同じくベルト部材端面に検知
部材を当接させるベルト部材の寄り位置検知手段の両方
を使用した装置においては、規制手段の規制部材と、検
知手段の検知部材との両部材がそれぞれベルト部材端面
に当接することでベルト部材端面の摺擦損傷が更に大き
くなる。
【0013】そして、ベルト部材の回転状態時に生じる
寄りの移動力は懸回部材に張設されたベルト部材の張り
力(テンション力)が大きい程大きく、ベルト部材の寄
り移動力が大きければ規制部材や検知部材とベルト部材
端面との摩擦が大きくなりベルト部材端面の摺擦損傷も
大きくなる。前述例のフィルム加熱方式の加熱装置のよ
うに、エンドレスベルト部材が薄膜のフィルムであるよ
うな装置の場合には、ベルト部材としてのフィルムの寄
り移動力が大きければ規制部材や検知部材と該フィルム
の端面との摩擦が大きくなることで、フィルムに裂けが
生じたり、またフィルムにしわが寄るなどフィルムに対
するダメージが大きくなる。
【0014】また、装置本体が小型化してきた場合、上
記の規制手段や検知手段は設置スペース上の制約を受け
るため、どうしてもそれ自体の小型化が要求される。
【0015】本発明は上記に鑑みて提案されたもので、
回転されるエンドレスベルト部材を有する加熱装置にお
いて、ベルト部材の寄り規制手段・寄り位置検知手段に
よるベルト部材端面の損傷等ベルト部材へのダメージを
軽減してベルト部材の耐久性を向上させること、ベルト
部材の寄り規制手段・寄り位置検知手段の設置スペース
を小さくして装置本体の小型化を可能にすることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱体と
記加熱体と摺動するエンドレスベルト部材と 前記エン
ドレスベルト部材の寄りを規制するため前記エンドレス
ベルト部材の端部と当接する規制部材と、を有し 前記
規制部材は前記エンドレスベルト部材の寄り位置を検知
するための部材を兼ね 前記エンドレスベルト部材を介
した前記加熱体からの熱により記録材上の画像を加熱す
る加熱装置において、前記エンドレスベルト部材は端部
の周方向に環状のリブを有し 前記規制部材は前記リブ
と当接することを特徴とする加熱装置、である。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【作用】エンドレスベルト部材の寄り規制部材をエンド
レスベルト部材の寄り位置を検知する部材に兼用させる
ことで、エンドレスベルト部材の端面に当接させる部材
は、エンドレスベルト部材の寄り規制部材と寄り位置検
部材の両者で1つとすることができるから、エンドレ
ベルト部材端面の摺擦損傷等エンドレスベルト部材へ
のダメージを軽減してエンドレスベルト部材の耐久性を
向上させることができる。
【0026】また同じく、エンドレスベルト部材の寄り
規制部材をエンドレスベルト部材の寄り位置を検知する
部材に兼用させることで、エンドレスベルト部材の寄り
規制部材と寄り位置検知部材の両部材の設置スペースを
トータルで小さくすることができて、装置本体の小型化
が可能となる。
【0027】また前述例のフィルム加熱方式の加熱装置
ないしは画像加熱定着装置にあっては、検知部材を熱源
としての加熱体から距離をおいて配置することが可能に
なり、熱による検知部材の損傷や誤検知を防止すること
ができる。また 本発明では、エンドレスベルト部材の
寄り位置を検知するための部材を兼ねる寄り規制部材が
エンドレスベルト部材端部のリブと当接することを特徴
としており エンドレスベルト部材の端部にリブが設け
られているので エンドレスベルト部材の寄り位置を正
確に検知することができる。 またフィルム端部に直接に
規制力が作用せず、リブを介して間接的に規制力を加え
るため、フィルム端部の損傷が防止できる。
【0028】
【実施例】〈参考例〉(図1〜図4)まず 参考例を示す。 本参考例 はフィルム加熱方式の加
熱装置であり、画像形成装置の作像機構部において被記
録材Pに形成担持させた未定着トナー画像tを加熱定着
させる定着装置である。図1は装置の要部の側面図、図
2は一部切欠き・途中部省略の平面図である。
【0029】フィルム加熱方式の加熱装置自体は既に公
知であるからその説明は簡単にとどめる。4は低熱容量
の線状加熱体(ヒーター、サーマルヘッド)であり、断
熱性部材5aを介して剛性を有するヒーターホルダー5
に固定支持されている。ヒーターホルダー5は装置フレ
ームの奥側と手前側との側板13a・13a間に固定配
設してある。3は同じく奥側と手前側との側板間に回転
自由に軸受させて配設したフィルム駆動ローラ、2は奥
側と手前側の側板間に浮動に配設した横断面略U字形の
テンション板である。上記の加熱体4・フィルム駆動ロ
ーラ3・テンション板2は互いに略並行に配列してあ
り、この3部材4・3・2間にエンドレスベルト部材と
してのエンドレスフィルム(定着フィルム)1を懸回さ
せてテンション板2により張設させてある。テンション
板2は、該テンション板の奥側と手前側の各ばね掛け部
2a・2aと、奥側と手前側の側板13a・13a側の
ばね掛け部13b・13bとの間にそれぞれ張設した引
っ張りばね7・7により、フィルム張り方向に常に偏倚
されている。
【0030】6はフィルム1を挟ませて加熱体4に所定
の押圧力で圧接させて回転自由に軸受保持させた加圧ロ
ーラである。Nはフィルム1を挟んで加熱体4と加圧ロ
ーラ6との間に形成された圧接ニップ部(定着ニップ
部)である。
【0031】駆動ローラ3は駆動系Mにより矢示の時計
方向に回転駆動されてエンドレスフィルム1をフィルム
内面と駆動ローラ外周面との摩擦力で矢示の時計方向a
に回転搬送させるもので、フィルム1の搬送を確実に行
うために、鉄等の芯金の表面のシリコーンゴム等のコー
ティング層を設けたものである。エンドレスフィルム1
はその内面が加熱体4に密着して摺動しながら回転搬送
される。加圧ローラ6はシリコーンゴム等の離型性の良
いゴム弾性層を有しており、フィルム1の回転搬送に伴
い従動回転する。
【0032】エンドレスフィルム1はポリイミド・ポリ
エーテルイミド・PES等の耐熱性樹脂の厚さ20μm
のベースフィルムの外周面に約30μmのPTFE等の
離型層をコートしてなるものである。
【0033】而して、駆動ローラ3の回転によりエンド
レスフィルム1が回転搬送され、加熱体4が通電により
所定の温度に昇温した状態において、不図示の作像機構
部から搬送されてきた、未定着トナー画像tを担持した
被記録材Pが入口ガイド51を通って、フィルム1を挟
んで加熱体4と加圧ローラ6との間に形成されている圧
接ニップ部Nのフィルム1と加圧ローラ6との間に導入
される。
【0034】圧接ニップ部Nに導入された被記録材Pは
回転搬送状態のエンドレスフィルム1の外面に密着して
該フィルム1と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬送される
ことにより、加熱体4の熱をフィルム1を介して受けて
加熱され、被記録材P上の未定着トナー画像tが加熱定
着taされる。
【0035】圧接ニップ部Nを通った被記録材Pはフィ
ルム1の外面から曲率分離され、分離ガイド52を通っ
て排出搬送されていく。
【0036】フィルム1の寄り規制手段・寄り位置検知
手段 エンドレスベルト部材としてのフィルム1は何んらの規
制処置がなされなければ回転状態時には懸回部材である
加熱体4・駆動ローラ3・テンション板2の長手に沿っ
てフィルム幅方向の奥側方向Aもしくは手前側方向Bへ
大なり小なり自然に寄り移動しやすいことは前述したと
おりである。
【0037】本参考例の装置においては次のような手段
構成によりエンドレスベルト部材としてのフィルム1の
寄りを規制している。
【0038】図2及び図3において、2b・2bはテン
ション板2の奥側と手前側の端部の板面にそれぞれ形成
した、フィルム回転方向aに直交する方向(テンション
板長手方向)を長手とする長孔である。2c・2cはそ
の各長孔2b・2bの外側端部に連設した大きな矩形孔
である。
【0039】8・8は上記の奥側と手前側の各長孔2b
・2bに該長孔に沿ってスライド移動自由に掛合させ
た、奥側と手前側の可動のフィルム寄り規制部材であ
り、この各規制部材8・8は、矩形の頭部8aと、前記
の長孔2bに嵌まる幅を有する首部8bと、この首部8
bを介して頭部8aに連設した下部8cを有しており、
それぞれ頭部8aをテンション板2の上記矩形孔2cに
下から上に通して首部8bを長孔2bに掛合させること
により、テンション板2の奥側と手前側の端部の板面に
おいてそれぞれ長孔2b・2bに沿ってスライド移動自
由に設けてある。
【0040】そして図4のようにその奥側と手前側の各
規制部材8・8をフィルム1の奥側端部と手前側端部に
位置させて各下部8c・8c相互を連結棒8dで接続し
て両規制部材8・8の内面間距離をフィルム1の幅寸法
に略合わせてある。
【0041】手前側の規制部材8の下部8cには下向き
にフラグ部8eを具備させてあり、装置本体側の所定の
位置に、このフラグ部8eと組となるフィルム寄り位置
検知部材としてのフォトセンサー9を配設してある。
【0042】また、手前側規制部材8の外側端面と、テ
ンション板2の手前側端部に設けた下向き曲げ片2dの
内面との間にばね10を配設してあり、該ばね10の両
端部はそれぞれ上記の手前側規制部材8と下向き曲げ片
2dとに係止させてある。
【0043】奥側と手前側の各規制部材8・8の、フィ
ルム端面を受けるフィルム規制面8f・8fは十分に滑
らかな面としてある。
【0044】.而して、図4の(A)は、フィルム1
がフィルム幅方向の奥側方向Aにも手前側方向Bにも過
度に寄り移動していない状態時であり、この場合には奥
側及び手前側の規制部材8・8の何れにもフィルム1の
寄り力は実質的に加わらず、ばね10は実質的に自由長
さ状態にある。そして検知部材9はフラグ部8eを検知
した状態となっている。
【0045】.この図4の(A)の状態から、フィル
ム1の回転状態時にフィルム1がフィルム幅方向の手前
側方向Bに寄り移動を生じたとすると、該フィルム1の
手前側の端面が手前側規制部材8の規制面8fを押圧し
て該手前側規制部材8及びこれと連結棒8dで連結され
ている奥側規制部材8がそれぞれ長孔2b・2bに沿っ
てばね10を押し縮めながらフィルム幅方向の手前側方
向Bに移動していく。そしてフィルム1の手前側方向B
への寄り力とばね10の圧縮反力とがいずれつり合って
規制部材8・8の手前側方向Bへの動きが止まり、フィ
ルム1はこの規制部材8・8の位置に寄り規制される。
この場合のフィルム1の手前側方向Bへの寄り移動量が
所定の許容範囲内であるときは検知部材9はフラグ部8
eをいまだ検知した状態にある。
【0046】しかし該フィルム1の手前方向Bへの寄り
移動量が所定の許容範囲外になると、図4の(B)のよ
うに、検知部材9がフラグ部8eを検知できない状態に
なることで、フィルム1が過度に手前側方向Bに寄り移
動した状態になったことが該検知部材9で検知され、そ
の検知信号が不図示の制御回路へ入力する。
【0047】.また逆に、図4の(A)の状態から、
フィルム1の回転状態時にフィルム1がフィルム幅方向
の奥側方向Aに寄り移動を生じたとすると、該フィルム
1の奥側の端面が奥側規制部材8の規制面8fを押圧し
て該奥側規制部材8及びこれと連結棒8dで連結されて
いる手前側規制部材8がそれぞれ長孔2b・2bに沿っ
てばね10を引き伸ばしながらフィルム幅方向の奥側方
向Aに移動していく。そしてフィルム1の奥側方向Aへ
の寄り力とばね10の引き伸ばし反力とがいずれつり合
って規制部材8・8の奥側方向Aへの動きが止まり、フ
ィルム1はこの規制部材8・8の位置に寄り規制され
る。この場合のフィルム1の奥側方向Aへの寄り移動量
が所定の許容範囲内であるときは検知部材9はフラグ部
8eをいまだ検知した状態にある。
【0048】しかし該フィルム1の奥側方向Aへの寄り
移動量が所定の許容範囲外になると、図4の(C)のよ
うに、検知部材9がフラグ部8eを検知できない状態に
なることで、フィルム1が過度に奥側方向Aに寄り移動
した状態になったことが該検知部材9で検知され、その
検知信号が不図示の制御回路へ入力する。
【0049】フラグ部8eの検知幅wはフィルム1の許
容可能な寄り移動範囲によって決められる。
【0050】上記又はにおいて、フィルム1が手前
側方向B又は奥側方向Aに過度に寄り移動したことが検
知部材9によって検知されたときは(図4の(B)又は
(C))、装置の駆動をOFFさせる、加熱体4の発熱
をOFFさせる、フィルムの寄り移動方向を変更させる
手段を作動させてフィルム1の寄り方向を逆方向にして
フィルム1を戻し移動させる、その他の対処動作を実行
させることで、フィルムの破損を防止することができ
る。
【0051】本参考例の装置は、規制部材8の一部のみ
がフィルム端面に接することでフィルム1の寄り規制及
びフィルムの寄り位置検知の両方が行なえるためフィル
ム端面の損傷等のフィルムへのダメージを軽減できる。
更に規制手段と検知手段のスペースがトータルで小さく
なるために、装置本体の小型化が可能となる。又検知部
材(フォトセンサー)9を装置熱源としての加熱体4か
ら距離をおいて配置することが可能なため、熱による該
検知部材9の損傷や誤検知を防止することができる。
【0052】〈実施例1〉(図5〜図8) 図5は本実施例装置の要部の側面図、図6は一部切欠き
・途中部省略の平面図、図7は要部の分解斜視図であ
る。
【0053】本実施例装置は前述の参考例の装置におい
て、エンドレスフィルム1の手前側の端部の外周にフィ
ルム周方向に環状にリブ11を設けている。このリブ1
1はウレタン等の摺動性の良い、弾性の材質で、耐熱性
弾性接着材等でフィルム1に一体に接着したものであ
る。
【0054】規制部材8はテンション板2の手前側の端
部のみに配設してある。この規制部材8は、前記実施例
1の手前側規制部材8と同じ手段構成にてテンション板
2の手前側端部の板面において長孔2bに沿ってテンシ
ョン板2の長手方向にスライド移動自由に設けてある。
そしてこの規制部材の下部8cにリブ受け溝8gを設け
て、このリブ受け溝8gにフィルム1の前記のリブ11
を嵌入掛合させてある。またこの規制部材8は前記実施
例1の手前側規制部材8と同様に該規制部材8の外側端
面と、テンション板2の手前側端部の下向き曲げ片2d
の内面との間にばね10を配設してあり、該ばね10の
両端部はそれぞれ上記の手前側規制部材8と下向き曲げ
片2dとに係止させてある。また検知部材9に対するフ
ラグ部8eを具備させてある。
【0055】その他参考例の装置と共通する構成部材・
部分には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0056】.而して本実施例装置の場合は、テンシ
ョン板2の奥側と手前側の引っ張りばね7・7の張力の
差や、駆動ローラ3の両端の並行性の差などにより、フ
ィルム回転状態時にフィルム1にフィルム幅方向の奥側
方向Aに適度な寄り力が生じるようにあらかじめ装置設
定してある。
【0057】装置が駆動されてフィルム1が回転する
と、フィルム1には上記の奥側方向Aへの寄りを生じ、
リブ11が規制部材8のリブ受け溝8gの奥側の内側面
8g1に当接掛合して該規制部材8がばね10を引き伸
ばしながらフィルム幅方向の奥側方向Aに長孔2bに沿
って移動していくが、フィルム1の奥側方向Aへの寄り
力とばね10の引き伸ばし反力とがいずれつり合って規
制部材8の奥側方向Aへの動きが止まり、フィルム1は
この規制部材8の位置に寄り規制される。そして検知部
材9はフラグ部8eを検知した状態となっている。図8
の(A)はこの状態時を示している。
【0058】.この図8の(A)の状態からフィルム
1の回転状態時にフィルム1に更に奥側方向Aへのより
強い寄り力が作用すると、規制部材8はばね10を更に
引き伸ばしながら奥側方向Aへ移動していくが、フィル
ム1の奥側方向Aへの上記のより強い寄り力とばね10
の更なる引き伸ばし反力がつり合ったとき規制部材8の
奥側方向Aへの動きが止まり、フィルム1はこの規制部
材8の位置に寄り規制される。この場合のフィルム1の
奥側方向Aへの寄り移動量が所定の許容範囲内であると
きは検知部材9はフラグ8eをいまだ検知した状態にあ
る。
【0059】しかし、該フィルム1の奥側方向Aへの寄
り移動量が所定の許容範囲外になると、図8の(B)の
ように、検知部材9がフラグ部8eを検知できない状態
になることで、フィルム1が過度に奥側方向Aに寄り移
動した状態になったことが該検知部材9で検知され、そ
の検知信号が不図示の制御回路へ入力する。
【0060】.また逆に、フィルム1にあらかじめ与
えた前述の奥側方向Aへの寄り力を打消してさらにフィ
ルム1を手前側方向Bへの寄り移動させるような手前側
方向Bの寄り力がフィルム1に作用した場合には、リブ
11が規制部材8のリブ受け溝8gの手前側の内側面8
g2 に当接掛合して該規制部材8がばね10を圧縮し
ながらフィルム幅方向の手前側方向Bに長孔2bに沿っ
て移動していき、フィルム1の手前側方向Bへの寄り力
とばね10の圧縮反力とがいずれつり合って規制部材8
の手前側方向への動きが止まり、フィルム1はこの規制
部材8の位置に寄り規制される。この場合のフィルム1
の手前側方向Bへの寄り移動量が所定の許容範囲内であ
るときは検知部材9はフラグ部8eをいまだ検知した状
態にある。
【0061】しかし該フィルム1の手前方向Bへの寄り
移動量が所定の許容範囲外になると、図8の(C)のよ
うに、検知部材9がフラグ部8eを検知できない状態に
なることで、フィルム1が過度に手前側方向Bに寄り移
動した状態になったことが該検知部材9で検知され、そ
の検知信号が不図示の制御回路へ入力する。
【0062】上記又はにおいて、フィルム1が奥側
方向A又は手前側方向Bに過度に寄り移動したことが検
知部材9によって検知(図8の(B)又は(C))され
たときの対処は前記実施例1の装置の場合と同様であ
る。
【0063】本実施例の装置も前記実施例1と同様の効
果・利点がある上に、フィルム端部に直接に規制力が作
用せず、リブ11を介して間接的に規制力を加えるた
め、フィルム端部の損傷が防止できる。さらにフィルム
の片側端部のみでフィルムの規制・検知が可能なため、
より省スペースが可能となる。〈実施例2〉 (図9〜図13) 本実施例は、フィルム1の寄り移動に連動して、フィル
ム1の寄り方向を変更させる手段を動作させてフィルム
1を寄り方向とは逆方向へ戻し寄り移動させることでフ
ィルム1の寄りを所定の許容範囲に自動的に納める自動
寄り制御機構である。
【0064】図9はその機構部分の斜視図、図10は正
面図、図11は一部切欠き側面図、図12は図11の
(12)−(12)線に沿う平面図である。本実施例の
装置においてフィルム1は前述実施例1と同様に手前側
の端部の外周にフィルム周方向に環状にリブ11を具備
させてある。
【0065】駆動ローラ3はその手前側の軸端部を可動
の軸受板15に軸受保持させてある。その可動の軸受板
15は装置フレーム13の手前側の側板13aに植設し
た横ピンP1 を中心に回動自由となっており、この軸
受板15側のばね掛け部15bと側板13a側のばね掛
け部13cとの間に張設したばね14とによりピンP1
を中心に反時計方向Hに常時回動付勢されている。こ
の可動の軸受板15がピンP1 を中心に反時計方向H
に回動制御されることで駆動ローラ3の手前側の軸端部
がU方向(図10)に持ち上げられて、その結果フィル
ム1には回転状態時にフィルム幅方向の奥側方向Aへの
寄り力が作用する。また逆に、可動の軸受板15がピン
P1 を中心に時計方向Gに回動制御されることで駆動
ローラ3の手前側の軸端部がD方向に下げられて、その
結果フィルム1には回転状態時にフィルム幅方向の手前
側方向Bへの寄り力が作用する。
【0066】16は側板13aに横P3 を中心に回動
自由に枢着した軸受板揺動レバーであり、その上向き腕
部16aの上端部にP2 を植設して、該ピンP2 を前
記の可動の軸受板15に設けた上下方向のスリット長孔
15aに嵌入掛合させることで、該レバー16と軸受板
15とをリンクさせてある。
【0067】17は側板13aに縦ピンP4 を中心に
回動自由に枢着した、主腕部17aと横腕部17bから
なるL形レバーであり、その横腕部17bが前記レバー
16の下向き腕部16bの下端部に当接掛合する。
【0068】20はフィルム1のリブ11に掛合させた
リブ受け部材である。このリブ受け部材20は、フォー
ク形状部20aと、その先端部のリブ受け溝部20bを
具備させてあり、テンション板2の手前側端部延長板部
分2eと、その下面側に前後2本の縦P5 ・P5 で間
隔をあけて支持させた支持板18との間に、フォーク形
状部20aの二又の間に上記2本の縦P5 ・P5 を位
置させて挿入して支持板18上に支持させ、リブ受け溝
20bをフィルム1のリブ11に掛合させて配設してあ
る。
【0069】このリブ受け部材20はフォーク形状部2
0aとその二又の間の縦P5 ・P5 をガイドとして支
持板18上をフィルム幅方向であるA・B方向にスライ
ド移動自由であり、リブ受け溝20bとフィルム1のリ
ブ11が掛合しているので、フィルム1の回転状態時の
フィルム幅方向の奥側方向Aまたは手前側方向Bへの寄
り移動と一緒にA方向またはB方向に支持板18上をス
ライド移動する。
【0070】そしてこのリブ受け部材20に下向きに設
けたピンP6 を前記L形レバー17の主腕部17aに
長手方向に設けたスリット長孔17cに嵌入掛合させて
該リブ受け部材20とL形レバー17とをリンクさせて
ある。
【0071】またL形レバー17の主腕部17aの自由
端部には下向きに、検知部材としてのフォトセンサー9
に対するフラグ部17dを具備させてある。
【0072】.而して装置が駆動されて、フィルム1
の回転状態時にフィルム1がフィルム幅方向の奥側方向
Aに寄り移動を生じたとすると、このフィルムの奥側方
向Aへの寄り移動に伴ってリブ受け部材20が支持板1
8上を同方向Aに引かれてスライド移動する。それに連
動してこのリブ受け部材20と、ピンP6 と長孔17
cを介してリンクしているL形レバー17がピンP4
を中心に反時計方向I(図12)に回動し、該L形レバ
ー17の横腕部17bで軸受板揺動レバー16の下向き
腕部16bの下端部を押圧することで、該軸受板揺動レ
バー16がピンP3 を中心に反時計方向E(図10)
に回動させる。このレバー16は揺動軸受板15と、ピ
ンP2 と長孔15aを介してリンクしているから、軸
受板15をピンP1 を中心にばね14に抗して時計方
向Gに回動せさる。この軸受板15の回動により駆動ロ
ーラ3の手前側の軸端部がD方向に下げられることで、
回転フィルム1はA方向への寄り力が小さくなり、A方
向への寄り力が打ち消され、更には戻し方向Bへの寄り
力が作用する。
【0073】.逆に回転フィルム1がフィルム幅方向
の手前側方向Bに寄り移動を生じたとすると、このフィ
ルムの手前側方向Bへの寄り移動に伴ってリブ受け部材
20が支持板18上を同方向Bに押されてスライド移動
する。これに連動してL形レバー17・軸受板揺動レバ
ー16がそれぞれ上記の場合とは逆方向であるJ方向
(図12)及びF方向(図10)に回動動作すること
で、軸受板15がピンP1 を中心にばね14に引かれ
て反時計方向Hに回動し、この回動により駆動ローラ3
の手前側の軸端部がU方向に持ち上げられることで、回
転フィルム1はB方向への寄り力が小さくなり、B方向
への寄り力が打ち消され、更には戻し方向Aへの寄り力
が作用する。
【0074】従って上記との動作により、回転フィ
ルム1のA方向・B方向の寄り移動は所定の許容範囲内
に納まるように自動的に制御される。
【0075】.また前記において、何れかの原因で
フィルム1に急激な奥側方向Aへの寄り力がかかり、フ
ィルム1が許容以上に奥側方向Aへの寄り移動を生じた
場合には図13の(A)のようにL形レバー17のI方
向への大きな回動によりフラグ部17dが検知部材9の
検知部から外れるため、フィルム1が適度にA方向へ寄
り移動したことが検知され、その検知信号により装置駆
動や加熱体4のOFF、またはその他の対処手段を作動
させることでフィルム1の破損を防止することができ
る。
【0076】また前記においても何れかの原因でフィ
ルム1に急激な手前側方向Bへの寄り力がかかりフィル
ム1が許容以上に手前側方向Bへの寄り移動を生じた場
合には図13の(B)のようにL形レバー17のJ方向
への大きな回動により同じくフラグ部17dが検知部材
9の検知部から外れるため、フィルム1が過度にB方向
へ寄り移動したことが検知され、その検知信号により同
様に装置駆動や加熱体4のOFF、またはその他の対処
手段を作動させることでフィルム1の破損を防止するこ
とができる。
【0077】本実施例では、前記実施例2と同様の効果
・利点があるのに加えて、フィルム1の寄りを、寄り方
向変更手段の変位力に変換することができ、これによる
フィルム寄り制御が可能となる。〈実施例3〉 (図14) 図14は例えば前述した実施例1に示したような本発明
に従う加熱装置としての画像加熱定着装置を組み込んだ
画像形成装置の一例の概略構成を示している。本例の画
像形成装置は原稿台往復動型・回転ドラム型・転写式・
プロセスカートリッジ着脱方式の電子写真複写装置であ
る。
【0078】100は装置機筺、101はその装置機筺
の上面板102上に配設したガラス板等の透明板部材よ
りなる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板102
上を図面上右方、左方に夫々所定の速度で往復移動駆動
される。
【0079】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台101の上面に所定の載置基準に
従って載置し、その上に原稿圧着板103をかぶせて押
え込むことによりセットされる。
【0080】104は機筺上面板102面に原稿載置台
101の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
【0081】原稿載置台101上に載置セットした原稿
Gの下向き画像面は原稿載置台101の右方への往動移
動過程で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開口
部104の位置を通過していき、その通過過程でランプ
105の光をスリット開口部104、透明な原稿載置台
101を通して受けて照明走査され、その照明走査光の
原稿面反射光が像素子アレイ106によって感光ドラム
107面に結像露光される。
【0082】感光ドラム107は例えば酸化亜鉛感光層
・有機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支
軸108を中心に所定の周速度で矢示の時計方向に回転
駆動され、その回転過程で帯電器109により正極性又
は負極性の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に前
記の原稿画像の結像露光(スリット露光)を受けること
により感光ドラム107面には結像露光した原稿画像に
対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0083】この静電潜像は現像器110により加熱で
軟化溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化さ
れ、該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器
111の配設部位へ移行していく。
【0084】Sは記録材としての転写材シートPを積載
収納したカセットであり、該カセット内のシートが給送
ローラ112の回転により1枚宛繰出し給送され、次い
でレジストローラ113により、ドラム107上のトナ
ー画像形成部の先端が転写放電器111の部位に到達し
たとき転写材シートPの先端も転写放電器111と感光
ドラム107との間位置に丁度到達して両者一致するよ
うにタイミングどりされて同期給送される。
【0085】そしてその給送シートの面に対して転写放
電器111により感光ドラム107側のトナー画像が順
次に転写されていく。
【0086】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
不図示の分離手段で感光ドラム107面から順次に分離
されて搬送装置114によって前述の画像加熱定着装置
200に導かれて担持している未定着トナー画像の加熱
定着を受け、画像形成物(コピー)として排出ローラ1
16を通って機外の排紙トレイ117上に排出される。
【0087】画像転写後の感光ドラム107の面はクリ
ーニング装置118により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0088】PCは装置本体100内のカートリッジ着
脱部120に着脱されるプロセスカートリッジであり、
本例の場合は、像担持体としての感光ドラム107、帯
電器109、現像器110、クリーニング装置118の
4つのプロセス機器を包含させて一括して装置本体10
0に対して着脱交換自在としてある。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンドレ
スフィルムを用いるフィルム加熱方式の加熱装置や画像
加熱定着装置などのように、回転されるエンドレスベル
ト部材を有する加熱装置について、ベルト部材の寄り規
制手段・寄り位置検知手段によるベルト部材端面の損傷
等ベルト部材へのダメージを軽減してベルト部材の耐久
性を向上させることができ、またベルト部材の寄り規制
手段・寄り位置検知手段の設置スペースを小さくして装
置本体の小型化を可能にすることができる。また、実施
例のようなフィルム加熱方式の加熱装置ないしは画像加
熱定着装置の場合などでは、フォトセンサーなどの検知
部材を熱源としての加熱体から距離をおいて配置するこ
とが可能なため、熱による該検知部材9の損傷や誤検知
を防止することができる。また 本発明では、エンドレ
スベルト部材の寄り位置を検知するための部材を兼ねる
寄り規制部材がエンドレスベルト部材端部のリブと当接
することを特徴としており エンドレスベルト部材の端
部にリブが設けられているので エンドレスベルト部材
の寄り位置を正確に検知することができる。 またフィル
ム端部に直接に規制力が作用せず、リブを介して間接的
に規制力を加えるため、フィルム端部の損傷が防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例の装置の要部の概略側面図
【図2】 一部切欠き、途中部省略の平面図
【図3】 要部の分解斜視図
【図4】 (A)・(B)・(C)はそれぞれ動作の説
明図
【図5】 実施例1の装置の要部の概略側面図
【図6】 一部切欠き、途中部省略の平面図
【図7】 要部の分解斜視図
【図8】 (A)・(B)・(C)はそれぞれ動作の説
明図
【図9】 実施例2の装置のフィルムの自動寄り制御機
構部分の斜視図
【図10】 該機構の正面図
【図11】 該機構の一部切欠き側面図
【図12】 図11の(12)−(12)線に沿う平面
【図13】 (A)・(B)はそれぞれフィルムの寄り
過ぎ検知状態時の図
【図14】 画像形成装置の1例の概略図
【符号の説明】
1 回転エンドレスベルト部材としてのエンドレスフィ
ルム 2 テンション板 3 駆動ローラ 4 加熱体 5 ヒーターホルダー 6 加圧ローラ 8 フィルム寄り規制部材 8e フラグ部 9 フィルムの寄り位置検知部材(フォトセンサー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−159911(JP,A) 特開 平4−294373(JP,A) 実開 平4−16468(JP,U) 実開 平2−64545(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/02 G03G 15/20 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体と 前記加熱体と摺動するエンド
    レスベルト部材と 前記エンドレスベルト部材の寄りを
    規制するため前記エンドレスベルト部材の端部と当接す
    る規制部材と、を有し 前記規制部材は前記エンドレス
    ベルト部材の寄り位置を検知するための部材を兼ね
    記エンドレスベルト部材を介した前記加熱体からの熱に
    より記録材上の画像を加熱する加熱装置において、 前記エンドレスベルト部材は端部の周方向に環状のリブ
    を有し 前記規制部材は前記リブと当接することを特徴
    とする加熱装置。
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