JP3123209B2 - 複合電子部品 - Google Patents

複合電子部品

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JP3123209B2 JP04112549A JP11254992A JP3123209B2 JP 3123209 B2 JP3123209 B2 JP 3123209B2 JP 04112549 A JP04112549 A JP 04112549A JP 11254992 A JP11254992 A JP 11254992A JP 3123209 B2 JP3123209 B2 JP 3123209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波回路に適したノ
イズフィルタとして用いられる複合電子部品に関し、特
に、インダクタ部が構成された磁性体層とコンデンサ部
が構成された誘電体層とを積層・一体化してなる積層体
を用いてT型LC回路が構成されている複合電子部品に
関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭62−2889号には、図8に示
すT型LCフィルタ1が開示されている。T型LCフィ
ルタ1は、内部に貫通導体2を有し、該貫通導体2の長
さ方向中央部において、該貫通導体2の外周面に誘電体
層を、及び誘電体層の外側に電極を形成することにより
貫通コンデンサ部3が形成されている。また、貫通導体
2の両端近傍部分には、貫通導体2の外周面に磁性体層
を周方向に形成することにより第1,第2のインダクタ
部4,5が構成されている。なお、6〜8は外部電極を
示し、外部電極6,7は貫通導体2の両端に電気的に接
続されており、外部電極8は貫通コンデンサ部3の誘電
体層の外周面に形成された容量取り出し用の電極に電気
的に接続されている。従って、T型LCフィルタ1で
は、外部電極6〜8を外部との接続端とし、特に外部電
極8を接地して用いることにより、T型LCフィルタと
して動作させ得る。
【0003】しかしながら、上記T型LCフィルタ1
は、上記のような多数の部品を用いて構成されるもので
あるため、組立工程が煩雑であり、かつ小型化の要求に
応えるには、個々の部品をより一層小型化する必要があ
るため、組立コストがさらに増大するという問題があっ
た。他方、特公昭62−28891号には、誘電体と磁
性体とを一体焼成してなる焼結体を用い、誘電体層内に
コンデンサ部を、磁性体層内にインダクタ部を構成して
なるT型LCフィルタが開示されている。この構造で
は、T型LCフィルタの小型化及びコストの低減を果た
し得るが、同一磁性体内に2個のインダクタ部を形成し
ているため、ノイズの一部が磁性体部分を介して漏洩す
るという問題があった。
【0004】さらに、実公平1−32331号には、上
記のようなノイズの漏洩を防止し得る小型の複合部品と
して、図9に示す積層複合部品が開示されている。積層
複合部品11では、内部にコイル導体が埋設された磁性
体層よりなる積層型の第1〜第4インダクタ12〜15
が非磁性体層16a〜16cを介して積層されており、
それによって第1〜第4インダクタ部12〜15間にお
けるノイズの漏洩が防止されている。なお、ここでは、
第4インダクタ部15上に誘電体層よりなるコンデンサ
部17が積層されている。そして、上記第1〜第4イン
ダクタ部12〜15及びコンデンサ部17の接続端を、
積層体18の外側面に引出し、外部電極19a〜19i
に接続し、外部電極19a〜19i間をさらに結線する
ことにより、図10に示すT型LCフィルタとして動作
させることが可能とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、実公平
1−32331号の積層複合部品11は、複数のインダ
クタ部間におけるノイズの漏洩を確実に防止し得るが、
積層体18の外側面に多数の外部電極19a〜19iを
形成しなければならなかった。従って、より一層小型化
を果たすために、小型の積層体18を用いた場合、この
ような多数の外部電極19a〜19iの形成が困難にな
るという問題があった。のみならず、外部電極19a〜
19iを、さらに結線する作業を施さねば、図10に示
すLCフィルタとして動作させることが出来ないため、
製造工程が煩雑であるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、隣接するインダクタ部間
のクロストークの発生を防止することができるだけでな
く、外表面に形成される外部電極数及び外部電極形成工
程を低減することができ、従って製造工程の簡略化によ
り一層の小型化を果たし得る複合電子部品を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非磁性体層
と、非磁性体層を間に挟んで層状に形成された第1,第
2の磁性体層と、前記第1または第2の磁性体層に積層
された誘電体層とを有する積層体を用いて構成された複
合電子部品である。前記積層体の外表面には、少なくと
も2個の第1の外部電極及び少なくとも1個の第2の外
部電極が形成されている。また、第1,第2の磁性体層
内には、複数の高さ位置に形成されたコイルパターン部
を接続してなる少なくとも1本の導体線路により、それ
ぞれ、少なくとも1個のインダクタ部が構成されて
り、第1の磁性体層内に形成されたインダクタ部と、第
2の磁性体層内に形成されたインダクタ部とが非磁性体
層を挟んでずらされて配置されている。第1の磁性体層
内の導体線路の一端は、少なくとも2個の上記第1の外
部電極の一方に、第2の磁性体層内の導体線路の一端
は、少なくとも2個の第1の外部電極の他方に接続され
ている。
【0008】上記誘電体層内には、厚み方向に所定距離
を隔てて重なり合うように配置された複数の内部電極に
より構成された少なくとも1個のコンデンサ部が構成さ
れており、該コンデンサ部の一方接続端が積層体の外表
面に形成された第2の外部電極に電気的に接続されてお
り、他方接続端は、第1,第2の磁性体層内の導体線路
の他端にスルーホールにより接続されており、それによ
ってT型LC回路が構成されており、第1,第2の磁性
体層内の導体線路に接続されているスルーホールの内、
一方のスルーホールが前記非磁性体層を通過するように
設けられている。
【0009】
【作用】層状に形成された第1,第2の磁性体層内に導
体線路を形成することによりインダクタ部が構成されて
おり、第1,第2の磁性体層が非磁性体層を挟んで積層
されているため、第1の磁性体層に構成されたインダク
タ部と、第2の磁性体層に構成されたインダクタ部との
間におけるノイズの漏洩を防止することが可能とされて
いる。しかも、コンデンサ部の一方接続端は第2の外部
電極に接続されているものの、他方接続端が第1,第2
の磁性体層内の導体線路の他端にスルーホールにより接
続されているため、積層体の外表面に形成される外部電
極の数が低減される。また、少なくとも2個の第1の外
部電極及び少なくとも1個の第2の外部電極を接続端と
して用いることにより、直ちにT型LCフィルタとして
動作させることができるため、外部電極間の煩雑な結線
作業も必要としない。
【0010】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ実施例を説明
することにより本発明を明らかにする。図2は、本発明
の一実施例にかかる複合電子部品を示す斜視図である。
複合電子部品21は、第1の磁性体層22、非磁性体層
23、第2の磁性体層24及び誘電体層25をこの順序
で積層してなる積層体26を用いて構成されている。第
1,第2の磁性体層22,24には、それぞれ、後述の
1個のインダクタ部が構成されており、誘電体層25に
は、後述のコンデンサ部が構成されている。本実施例の
複合電子部品21では、第1,第2の磁性体層22,2
4が、間に非磁性体層23を介して積層されているた
め、第1,第2の磁性体層22,24を用いて構成され
たインダクタ部間におけるノイズの漏洩が防止されてい
る。積層体26の外表面には、第1の外部電極27,2
8及び第2の外部電極29,30が形成されている。
【0011】積層体26は、図3〜図5に示すセラミッ
クグリーンシートを上方から図示の順番で重なり合うよ
うにこれらのセラミックグリーンシートを積層し、一体
焼成することにより、構成されている。図3(a)〜
(f)は、第1の磁性体層22及び非磁性体層23を構
成するための各セラミックグリーンシートを示す。図3
(a)〜(e)に示すセラミックグリーンシート31〜
35は、磁性体セラミック粉末を有機バインダーと共に
混合し、成形することにより得られており、前述した第
1の磁性体層22を構成するために用意されている。他
方、セラミックグリーンシート36は、非磁性体セラミ
ック粉末を有機バインダーと共に混合し、成形すること
により得られており、前述した非磁性体層23を構成す
るために設けられている。
【0012】セラミックグリーンシート32〜34の上
面には、図示のハッチングを付して示すように、略円弧
状の帯状導電部42〜44が形成されている。帯状導電
部42の一端は、セラミックグリーンシート32の一方
端線に沿って形成された引出し導電部45に電気的に接
続されている。また、帯状導電部42の他端は、スルー
ホール46に至るように形成されている。帯状導電部4
3,44の一端には、それぞれ、スルーホール47,4
8が形成されている。セラミックグリーンシート35及
び非磁性体層を構成するセラミックグリーンシート36
には、スルーホール49,50が形成されている。そし
て、セラミックグリーンシート31〜35及びセラミッ
クグリーンシート36を積層した状態で、上記帯状導電
部42〜44によりコイル状の導体線路が形成され、か
つ形成された導体線路は、スルーホール48,49,5
0により非磁性体層36の下面に引出されている。
【0013】図4(a)〜(e)は、第2の磁性体層2
4(図2参照)を構成するためのセラミックグリーンシ
ート及びその上に形成される導電パターンを示す各平面
図である。第2の磁性体層24は、矩形のセラミックグ
リーンシート51〜55を積層することにより構成され
ている。セラミックグリーンシート51〜55の上面に
は、スルーホール56〜60が同じ位置に形成されてい
る。スルーホール56〜60は、図3に示したスルーホ
ール49,50と積層体26において重なり合う位置に
形成されている。
【0014】他方、セラミックグリーンシート52の上
面には、U字状の帯状導電部61及び引出し導電部62
が形成されている。帯状導電部61の内側端は、スルー
ホール63に至るように形成されている。また、セラミ
ックグリーンシート53の上面には、帯状導電部64が
形成されており、該帯状導電部64の一端には、スルー
ホール65が形成されている。同様に、セラミックグリ
ーンシート54の上面には、帯状導電部66が形成され
ており、該帯状導電部66の一端にスルーホール67が
形成されている。帯状導電部61,64,66は、積層
後に上記スルーホール63,65により電気的に接続さ
れてコイル状の導体線路を構成している。そして、この
導体線路は、セラミックグリーンシート54,55に形
成されたスルーホール67,68により第2の磁性体層
の下面に引き出されている。
【0015】図5(a)〜(d)は、図2に示した誘電
体層25を構成するためのセラミックグリーンシート及
びその上に形成される導電パターンを示す各平面図であ
る。誘電体層25は、誘電体セラミックス粉末に有機バ
インダを加えてなる材料よりなるセラミックグリーンシ
ート71〜74を積層することにより構成されている。
セラミックグリーンシート72の上面には容量を取り出
すための内部電極75が、セラミックグリーンシート7
3の上面には、容量を取り出すための他方の内部電極7
6が形成されている。すなわち、図2の誘電体層25内
においては、上記内部電極75,76間で容量が取り出
され、それによってコンデンサ部が構成されている。
【0016】また、セラミックグリーンシート71に
は、スルーホール77a,77bが形成されている。ス
ルーホール77a,77bは、図4に示したスルーホー
ル60,68と重なり合う位置に形成されている。すな
わち、スルーホール77aは第1の磁性体層22内に構
成された導体線路を内部電極75と電気的に接続するた
めに設けられており、同様に、スルーホール77bは、
第2の磁性体層24内に形成された導体線路を内部電極
75と電気的に接続するために設けられている。
【0017】本実施例の複合電子部品21(図2)の製
造にあたっては、図3〜図5に示したセラミックグリー
ンシートを積層し、厚み方向に圧着した後、一体焼成す
ることにより図2に示した焼結積層体26を得る。この
ようにして得られた積層体26内では、図6に積層体を
透かして示すように、前述した第1の磁性体層内に形成
された帯状導電部42,43,44からなる第1の導体
線路81により1つのインダクタ部が構成されている。
また、第2の磁性体層内に形成されている帯状導電部6
1,64,66からなる導体線路82によりさらに1つ
のインダクタ部が構成されている。そして、上述した内
部電極75,76により、コンデンサ部83が構成され
ている。
【0018】上記のようにして得られた積層体26に、
図2に示したように、外部電極27〜30を蒸着、めっ
きまたはスパッタリング等の適宜の方法により形成する
ことにより、複合電子部品21が得られる。そして、図
1に略図的断面図で示すように、外部電極27は、導体
線路81の一端に連ねられた引出し導電部45(図3
(b)参照)に電気的に接続されており、他方、外部電
極28は、他方の導体線路82に連ねられた引出し導電
部62(図4(b)参照)に接続されている。また、図
2の外部電極29,30は、コンデンサ部の内部電極7
6に電気的に接続されている。よって、外部電極29,
30を接地電位に接続して用いることにより、図7に示
すように、2個のインダクタ部Lと1個のコンデンサ部
Cとを有するT型LCフィルタが構成される。本実施例
の積層複合部品21では、上述した構造を有し、第1の
磁性体層22内に設けられた導体線路81と、第2の磁
性体層24内に設けられた導体線路82とが、非磁性体
層23を介して隔てられているため、両者間におけるノ
イズの漏洩が生じ難い。
【0019】また、図1及び図2から明らかなように、
積層体26内においてインダクタ部を構成している導電
線路81,82がスルーホールによりコンデンサ部83
に電気的に接続されているため、積層体26の外表面に
は、外部と接続するための電極となる外部電極27〜3
0のみを形成すればよい。すなわち、積層体26内に構
成されているインダクタ部及びコンデンサ部を積層体2
6の外表面において接続するための外部電極を外表面に
形成する必要がないため、より小型の積層複合部品21
を構成した場合であっても、容易にかつ確実に外部電極
27〜30を形成することができる。しかも、積層体2
6の外表面における外部電極間の煩雑な結線作業も省略
し得る。なお、上記実施例では、積層体26内に2個の
インダクタ部及び1個のコンデンサ部が構成された積層
複合部品21を示したが、本発明は、より多くのインダ
クタ部及びコンデンサ部が構成されているT型LCフィ
ルタにも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明では、導体線路の
一端がコンデンサ部の一方接続端とスルーホールにより
積層体内において接続されているため、積層複合部品の
外表面に形成される外部電極数を従来例に比べて低減す
ることができる。しかも、積層体の外表面において外部
電極間を接続する作業も省略される。よって、より一層
小型のT型LCフィルタを提供することが可能となる。
のみならず、第1,第2の磁性体層が、非磁性体層を間
に挟んで配置されているため、第1,第2の磁性体層内
に構成されているインダクタ部間におけるノイズの漏洩
も確実に防止される。よって、特性の安定なT型LCフ
ィルタを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の積層複合部品の略図的断面
図。
【図2】実施例の積層複合部品の斜視図。
【図3】(a)〜(e)は第1の磁性体層を構成するた
めのセラミックグリーンシート及びその上に形成される
導電パターンを示す各平面図、(f)は非磁性体層を構
成するためのセラミックグリーンシート及びその上に形
成される導電部を説明するための平面図。
【図4】(a)〜(e)は第2の磁性体層に用いられる
セラミックグリーンシート及びその上に形成される導電
パターンを説明するための各平面図。
【図5】コンデンサ部を構成するためのセラミックグリ
ーンシート及びその上に形成される導電パターンを説明
するための各平面図。
【図6】実施例で用いられる積層体内に構成された導電
線路及びコンデンサ部を示す模式的斜視図。
【図7】実施例の積層複合部品の回路構成を示す図。
【図8】従来のT型LCフィルタの一例を示す斜視図。
【図9】従来の積層型T型LCフィルタを示す斜視図。
【図10】図9に示した積層型のLCフィルタの回路構
成を示す図。
【符号の説明】
21…積層複合部品 22…第1の磁性体層 23…非磁性体層 24…第2の磁性体層 25…誘電体層 27,28…第1の外部電極 29,30…第2の外部電極 81,82…導体線路 83…コンデンサ部 75,76…内部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−155609(JP,A) 実開 平3−39824(JP,U) 実開 平1−179413(JP,U) 特公 昭62−28891(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00,27/00,41/04 H01G 4/40 H03H 7/075

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性体層と、非磁性体層を間に挟んで
    層状に形成された第1,第2の磁性体層と、前記第1ま
    たは第2の磁性体層に積層された誘電体層とを有する積
    層体と、前記積層体の外表面に形成された少なくとも2
    個の第1の外部電極及び少なくとも1個の第2の外部電
    極とを備え、 前記第1,第2の磁性体層内には、複数の高さ位置に形
    成されたコイルパターン部を接続してなる少なくとも1
    本の導体線路により、それぞれ、少なくとも1個のイン
    ダクタ部が構成されており、第1の磁性体層内に形成さ
    れたインダクタ部と、第2の磁性体層内に形成されたイ
    ンダクタ部とが非磁性体層を挟んでずらされて配置され
    ており、 前記第1の磁性体層内の導体線路の一端が少なくとも2
    個の第1の外部電極の一方に、前記第2の磁性体層内の
    導体線路の一端が少なくとも2個の第1の外部電極の他
    方に接続されており、 前記誘電体層内には、厚み方向に所定距離を隔てて重な
    り合うように配置された複数の内部電極により構成され
    た少なくとも1個のコンデンサ部が構成されており、 前記少なくとも1個のコンデンサ部の一方接続端が前記
    積層体の外表面に形成された第2の外部電極に電気的に
    接続されており、他方接続端が第1,第2の磁性体層内
    の前記導体線路の他端にスルーホールにより接続されて
    おり、それによってT型LC回路が構成されており、第
    1,第2の磁性体層内の導体線路に接続されているスル
    ーホールの内、一方のスルーホールが前記非磁性体層を
    通過するように設けられている、複合電子部品。
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