JP3122619B2 - 自動二輪車用タイヤとリムの組立体 - Google Patents

自動二輪車用タイヤとリムの組立体

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JP3122619B2 JP08254744A JP25474496A JP3122619B2 JP 3122619 B2 JP3122619 B2 JP 3122619B2 JP 08254744 A JP08254744 A JP 08254744A JP 25474496 A JP25474496 A JP 25474496A JP 3122619 B2 JP3122619 B2 JP 3122619B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ内腔のチュ
ーブとの間に緩衝体を設けた自動二輪車用タイヤとリム
との組立体において、リム組み精度の保持とタイヤ剛性
の均一化を図ることによって操縦性能を高めた自動二輪
車用タイヤとリムの組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】不整地を走行するいわゆるオフロード走
行用の自動二輪車にあっては、走行路面の状態、走行条
件が苛酷であることにより、主として舗装されたオンロ
ードのみを走行するものに比べてタイヤパンクの発生率
が著しく高い。
【0003】かかるパンクは、特に瓦礫、岩盤上を走行
した場合にタイヤ内腔を貫通するカット傷、又はタイヤ
外皮が局部的に変形し、チューブを繰返し局部変形させ
ることによって破損させることが原因となる。
【0004】又モトクロスレースなどでは、車両がジャ
ンプした後の着地時においては、路面状態に拘わらずタ
イヤが局部的に変形してチューブを挟圧し、前記破損を
招来することがある。
【0005】このような不整地を走行する、又はモトク
ロスレースに使用される自動二輪車用タイヤにあって
は、例えば特開平8−164719において、タイヤ内
腔かつチューブとの間にチューブが膨張することによっ
て前記内腔面に密着しうる緩衝体を設けることが提案さ
れている。
【0006】他方、特に不整地を走行する自動二輪車に
あっては、急勾配の登坂などタイヤ周方向に大きな作用
力が生じた場合、ビード部において周方向にリムずれが
生じ操縦安定性を損なうという問題がある。
【0007】このようなリムずれを防止するため、リム
組みされたタイヤのビード部間に、タイヤ軸方向にの
び、両側ビード部にビードスペーサを設けることが提案
されている。
【0008】しかし、緩衝体を装填したタイヤに、更に
前記ビードスペーサーを取付けた場合には、ビードスペ
ーサと緩衝体とが干渉し合いリム組み作業が困難とな
る。加うるにビードスペーサーの取付けによって緩衝体
が局部的に押圧され、その結果、緩衝体の剛性に不均一
が生じることにより、操縦の安定性が損なわれるという
問題が生じる。
【0009】本発明は、緩衝体にビードスペーサが入る
切欠き部を設けることを基本として、リム組みされたタ
イヤのリム組み精度の保持とタイヤ剛性の均一化を図る
ことによってオフロードにおける操縦性能を高めた自動
二輪車用タイヤとリムの組立体の提供を目的としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、タイヤと、このタイヤ
をリム組みするリムと、タイヤとリムが囲む内腔かつリ
ム側に配されるチューブと、前記内腔かつタイヤ側に配
されかつチューブを嵌入する凹部を設けた緩衝体と、リ
ムに固定されかつタイヤのビード部の内腔面を跨がりビ
ード部を押圧して内腔内に隆起するビードスペーサ本体
を有するビードスペーサとからなり、前記緩衝体は、チ
ューブの内圧充填による膨張によって膨出するととも
に、タイヤのトレッド部からサイドウォール部付近に至
る内腔面に密着する外周面と前記凹部の面との間の主
部、およびその両側で半径方向内側にのびビード部付近
の内腔面に接する外周面と前記凹部の面との間の翼部を
具えた環状をなし、しかも緩衝体は発泡倍率が400〜
1500%の独立気泡を有するゴム材を用いて形成され
るとともに、緩衝体の翼部を切欠きビードスペーサ本体
が入る切欠き部を形成したことを特徴とする自動二輪車
用タイヤとリムの組立体である。
【0011】独立気泡を有するゴム材を用いた緩衝体が
タイヤの内腔内かつチューブの外側に配されているた
め、チューブはトレッド等のタイヤ表面に作用する衝撃
を直接受けることなく、緩衝体により緩和された極めて
小さな衝撃を受けるに止まり、大きな局部変形を抑制で
きチューブ破壊を防ぎうる。
【0012】又緩衝体は、発泡倍率が400〜1500
%の独立気泡を有したゴムにより形成されているため、
この独立気泡により緩衝能力を高めるとともに空気透過
性を著しく小としうる。したがって、仮にチューブ破壊
が生じた場合でも、チューブ内の空気はこの空気非透過
性に優れた緩衝体によりタイヤ内腔に保持することを可
能とし、タイヤ全体としてのパンクを防ぐのである。
【0013】加うるに、ビード部の内腔面を跨がりビー
ド部を押圧するビードスペーサを有することによって、
ビード部が周方向に位置ずれするリムずれを防止でき、
操縦の安定性を高めうる。
【0014】しかも緩衝体にビードスペーサ本体が入る
切欠き部を形成したため、ビードスペーサにより緩衝体
が局部的に圧縮変形されるのを阻止でき、リム組み作業
が容易となるとともに、緩衝体の剛性が不均一になるこ
とを防止でき、操縦の安定性と耐久性とを高めうる。
【0015】又請求項2、3に記載するように、前記ビ
ードスペーサは、ビード部の内腔面を跨がり押圧する押
圧部とチューブを受ける受部とを有する前記ビードスペ
ーサ本体、およびリム固定用の固定具を有し、かつ受部
はタイヤ軸方向断面において、タイヤ中央の底位置から
タイヤ軸方向外側の外位置に向かって高さを増す凹状を
なすとともに、外位置、底位置はタイヤ周方向中央の中
央外位置、中央底位置からタイヤ周方向両端の周方向端
外位置、周方向端底位置に向かって高さを減じる曲線状
をなすよう形成し、ビードスペーサは、その取付け状態
において、前記ビードスペーサ本体の周方向長さLB
を、前記切欠き部の周方向長さLCよりも小とした場
合、又は、前記ビードスペーサは、その取付け状態にお
いて、前記受部の中央外位置のリムシート面からの高さ
HBを前記切欠き部の周方向中央位置のリムシート面か
らの高さHC以上とした場合には、リムずれをより確実
に阻止でき、かつ前記緩衝体の変形を一層効果的に抑止
でき、操縦の安定性を一層高めうる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図において自動二輪車用タイヤ
とリムの組立体1は、タイヤ2と、このタイヤ2をリム
組みするリム3と、タイヤ2とリム3とが囲む内腔Oか
つリム3側に配されるチューブ4と、前記内腔Oかつタ
イヤ2側に配されかつ前記チューブ4を嵌入する凹部5
を設けた緩衝体6と、タイヤ2のビード部7の内腔面O
を跨がるビードスペーサ9とを具える。
【0017】タイヤ2は、図1、2に示す如く、自動二
輪車用タイヤであって、半径方向外方に凸に湾曲する外
周面にトレッドパターンを形成しかつトレッド巾がタイ
ヤ最大巾をなすトレッド部21と、その両端からタイヤ
半径方向内方に向かってのびるサイドウォール部22、
22と、これらのサイドウォール部22、22の半径方
向内方にそれぞれ位置する一対の前記ビード部7、7を
有する中空のトロイド状をなす。
【0018】リム3は、前記ビード部7、7のビード底
面23、23がそれぞれ着座するリムシート部25、2
5を接続したリング状をなし、前記タイヤ2とリム3と
によって前記内腔Oを形成しうる。
【0019】チューブ3は、例えばブチルゴムなど空気
非透過性のゴムを用いた形成され、本例では使用に際し
て0.7〜1.5kgf/cm2 程度の内圧が付与される。
【0020】緩衝体6は、図3、4に示す如く、チュー
ブ4を嵌入する凹部5を有し、かつトレッド部2からサ
イドウォール部付近に至る内腔面31に密着する外周面
32Aとの間の主部11およびその主部11のタイヤ軸
方向両側で半径方向内側にのびビード部付近の内腔面3
1に接する外周面32Bとの間に形成される翼部12と
を具える。
【0021】この翼部12には、ビードスペーサ9挿入
用の切欠き部13が設けられ、本例においては切欠き断
面は略欠円状に形成されている。
【0022】又、緩衝体6は発泡倍率が400〜150
0%の独立気泡を有したブチル又はハロゲン化ブチルな
どのブチル系ゴムにより形成され、その配合は例えば表
1に示す組成A〜Gが挙げられる。
【0023】
【表1】
【0024】発泡倍率が400%に満たないとショック
吸収力が弱くなり、タイヤ2に作用する衝撃力が減衰し
えずチューブ4の耐パンク性を低下させる一方、150
0%をこえると緩衝体6は著しく柔軟となり、又剛性が
低下するなど直進安定性はもとより、運転中にいわゆる
腰くだけ感を高め旋回安定性をも低下させる。
【0025】次に緩衝体6の表面硬度HSは、好ましく
はJISC硬度で10〜35度、より好ましくは10〜
30度程度とする。
【0026】このように、緩衝体6の表面硬度を規制し
たときには、運転中にいわゆる、ねばり感や踏ん張り感
を与え、特にモトクロスレースなどにおいて、曲進時の
旋回速度を高めるなど車両限界性能、ハンドリング性能
を高めうる点で好ましい。
【0027】ビードスペーサ9は、図5、6、7に示す
如く、ビード部7の内腔面31を跨がって当接しかつ両
側の前記内腔面31、31を押圧する押圧部15と、こ
の押圧部15の半径方向外側に配されチューブ4を受け
る受部16とからなるビードスペーサ本体10、および
このビードスペーサ本体10から半径方向下方にのびリ
ム3のタイヤ軸方向略中間位置に穿設される透孔34を
貫通するボルトからなる固定具17とによって形成され
る。固定具7は、ナット締めすることによって、ビード
スペーサ9はリム3に固定される。
【0028】押圧部15は、アルミニウムなどの金属を
用いた剛体からなり、前記ビード部7の内腔面31に沿
い半径方向内方に向かってタイヤ赤道面C側に傾く傾斜
面からなる押圧面15aを有し、この押圧面15aは、
固定具17の締付けによる楔作用でビード部7をリム3
のリムフランジ3fに向かって押圧し、該ビード部7の
リムずれを防止しうる。
【0029】受部16は、本例では長円状のゴムシート
体であり、その長軸側の端部はビード部7の内腔面31
に重畳するよう形成される。
【0030】この受部16は、図1に示すタイヤ軸方向
断面において、タイヤ中央の底位置Bからタイヤ軸方向
外側の外位置Eに向かって高さを増す凹状をなす。
【0031】又、受部16は、前記外位置Eにおいて
は、タイヤ周方向中央の中央外位置EMからタイヤ周方
向両端の周方向端外位置、EE、EEに向かって高さを
減じる凸の曲線状をなす。
【0032】受部16を前記の如く鞍形状に形成すると
ともに、ビードスペーサ本体10が前記切欠き部13に
嵌り合う位置において、その周方向長さLBを前記切欠
き部13の周方向長さLCよりも小としている。
【0033】緩衝体6の前記翼部12に切欠き部13を
設けることによりリム組み性能は改善され作業能率を高
めうるのであるが、LB=LCにおいては、ビードスペ
ーサ9と切欠き部とを完全に一致させてリム組みするの
は困難であるためリム組み性は完全には改善されない。
【0034】従ってLB<LCとすることによってリム
組性はさらに改善される。より好ましくはLC/LBの
比を1.14以上、さらに好ましくは1.3以上とする
のがよい。
【0035】なおLC/LBの比が過大なれば両者の間
に大きな隙間が生じることとなり、その隙間が生じた部
分のタイヤ剛性が他の部分に比較して小となり、緩衝体
6に周方向の剛性差が生じることにより操縦性が低下す
る。
【0036】さらに前記隙間にチューブ4が嵌り込み走
行中に嵌り込んだチューブの先端部が折曲げられ、チュ
ーブ4を破損する危険がある。従って好ましくは前記L
C/LBの比は2.0以下、より好ましくは1.5以下
とするのがよい。
【0037】さらにビードスペーサ本体10は、その取
付状態において、前記受部16の中央外位置EMのリム
シート面25aからの高さHBを前記切欠き部13の周
方向中央位置FMのリムシート面25aからの高さHC
以上としている。
【0038】HC>HBのときは、切欠き部13と受部
16との間に隙間が生じ、その隙間部分のタイヤ剛性が
他の部分に比較して小となるため、緩衝体6に周方向の
剛性差が生じその結果操縦性が低下する。さらに前記隙
間にチューブ4が嵌り込みを助長させることとなる。H
C≦HBとすることにより、前記危険は解消できる。よ
り好ましくは比HC/HBを0.95以下とするのがよ
い。
【0039】なお前記比HC/HBが小さすぎるとリム
組み性が困難となり、また隙間が存在するとき(HC>
HB)のときに比べて操縦性低下は少ないもののやはり
操縦性に劣ることになる。よって好ましくは比HC/H
Bを0.7以上より好ましくは0.8以上とするのがよ
い。
【0040】次に前記タイヤ2をリム3にリム組みする
手順について説明する。 (1)第1ステップ タイヤ2の内腔Oに緩衝体6を装填し、かつその緩衝体
6の凹部5にチューブ4を嵌入する。
【0041】(2)第2ステップ リム3の透孔34にビードスペーサ9の固定部17を挿
通し、かつリム3に対して仮止めする。
【0042】(3)第3ステップ 緩衝体6の切欠き部13とビードスペーサ本体10とを
位置合わせを行い、かつタイヤ2とリム3とをリム組み
する。
【0043】(4)第4ステップ 固定部17を本締めし、ビードスペーサ9をリム3に固
定する。
【0044】(5)第5ステップ チューブ4に内圧を充填する。
【0045】なおビードスペーサ9の設置個数は複数個
設けてもよいが多すぎると重量増大を招くこととなるの
で本例では1個とし、従って切欠き部13も緩衝体16
に1ケ所のみ設けている。
【0046】
【実施例】タイヤサイズが100/90−19のタイヤ
を19×2.15のリムにリム組みした組立体について
表2に示す仕様の緩衝体及びビードスペーサを試作する
(実施例1〜10)とともに、その性能についてテスト
を行った。なお比較のため従来構成のタイヤ(比較例)
についても合わせてテストを行い性能の比較を行った。
【0047】テスト方法は次の通り。 A)実車テスト 実車によるテストを行い、各試供タイヤを250cc級
のモトクロス用自動二輪車の後輪に装着するとともに、
モトクロスレースコース(ダート路面)を走行させテス
トを行った。なお前輪には各実施例及び比較例ともに表
3に示す仕様のタイヤを装着した。 イ)操縦性 ドライバーの官能により評価し、100点法による指数
で表示した。数値が大きいほど良好であることを示す。 ロ)耐久性 前記自動二輪車を1周3kmのコースを50周させた後、
タイヤ、緩衝体及びチューブの損傷を確認した。
【0048】B)リム組み性 リム組み作業時間を実施例1を100として指数で表示
した。数値が記載されているものは何れも1名でリム組
み可能であった。なお表中×印は1名でリム組みが困難
であったことを示す。テスト結果を表1に示す。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】テストの結果、各実施例のものは比較例の
ものに比べて耐久性を保持しつつ操縦性が高まるととも
にリム組み性については1名でリム組みが可能であり、
しかもリム組み時間を短縮し得たことが確認出来た。
【0052】
【発明の効果】叙上の如く、本発明の自動二輪車用タイ
ヤとリムの組立体は、前述の如くタイヤの内腔かつチュ
ーブとの間に配される緩衝体にビードスペーサが入る切
欠き部を設けることを要旨としたため、リム組み作業性
を向上するとともに、緩衝体の剛性が不均一となるのを
防止でき、操縦の安定性と耐久性とを高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の一例をビードスペーサと
ともに示すタイヤ軸方向断面図である。
【図2】その他の部分で切断した断面図である。
【図3】緩衝体を例示する正面図である。
【図4】その切欠き部における断面図である。
【図5】ビードスペーサを示す底面図である。
【図6】その一部断面正面図である。
【図7】そのX−X線断面図である。
【符号の説明】 2 タイヤ 3 リム 4 チューブ 5 凹部 6 緩衝体 7 ビード部 7a ビード部の内周面 9 ビードスペーサ 10 ビードスペーサ本体 11 主部 12 翼部 13 切欠き部 15 押圧部 16 受部 17 固定具 21 トレッド部 22 サイドウォール部 31 内腔面 32 外周面 B 底位置 E 外位置 O 内腔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 5/02 - 5/08 B60C 19/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤと、このタイヤをリム組みするリム
    と、タイヤとリムが囲む内腔かつリム側に配されるチュ
    ーブと、前記内腔かつタイヤ側に配されかつチューブを
    嵌入する凹部を設けた緩衝体と、リムに固定されかつタ
    イヤのビード部の内腔面を跨がりビード部を押圧して内
    腔内に隆起するビードスペーサ本体を有するビードスペ
    ーサとからなり、 前記緩衝体は、チューブの内圧充填による膨張によって
    膨出するとともに、 タイヤのトレッド部からサイドウォール部付近に至る内
    腔面に密着する外周面と前記凹部の面との間の主部、お
    よびその両側で半径方向内側にのびビード部付近の内腔
    面に接する外周面と前記凹部の面との間の翼部を具えた
    環状をなし、 しかも緩衝体は発泡倍率が400〜1500%の独立気
    泡を有するゴム材を用いて形成されるとともに、 緩衝体の翼部を切欠きビードスペーサ本体が入る切欠き
    部を形成したことを特徴とする自動二輪車用タイヤとリ
    ムの組立体。
  2. 【請求項2】前記ビードスペーサは、ビード部の内腔面
    を跨がり押圧する押圧部とチューブを受ける受部とを有
    する前記ビードスペーサ本体、およびリム固定用の固定
    具を有し、 かつ受部はタイヤ軸方向断面において、タイヤ中央の底
    位置からタイヤ軸方向外側の外位置に向かって高さを増
    す凹状をなすとともに、外位置、底位置はタイヤ周方向
    中央の中央外位置、中央底位置からタイヤ周方向両端の
    周方向端外位置、周方向端底位置に向かって高さを減じ
    る曲線状をなすとともに、 前記ビードスペーサ本体の周方向長さLBを、前記切欠
    き部の周方向長さLCよりも小としたことを特徴とする
    請求項1記載の自動二輪車用タイヤとリムの組立体。
  3. 【請求項3】前記ビードスペーサは、ビード部内周面を
    跨がり押圧する押圧部とチューブを受ける受部とを有す
    る前記ビードスペーサ本体、およびリム固定用の固定具
    を有し、 かつ受部はタイヤ軸方向断面において、タイヤ中央の底
    位置からタイヤ軸方向外側の外位置に向かって高さを増
    す凹状をなすとともに、外位置、底位置はタイヤ周方向
    中央の中央外位置、中央底位置からタイヤ周方向両端の
    周方向端外位置、周方向端底位置に向かって高さを減じ
    る曲線状をなすとともに、 前記ビードスペーサは、その取付け状態において、前記
    受部の中央外位置のリムシート面からの高さHBを前記
    切欠き部の周方向中央位置のリムシート面からの高さH
    C以上としたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪
    車用タイヤとリムの組立体。
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