JP3121858U - 縫合シミュレーション用疑似皮膚装具 - Google Patents

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健敏 圓井
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Abstract

【課題】疑似皮膚に十分な張りを与えて保持できると共に、最も容易にその着脱が可能な縫合シミュレーション用疑似皮膚装具を提供する。
【解決手段】円弧状面をなす支持体2とその上面の一部を被う枠縁状の抑え枠3とからなり、抑え枠3の一端を支持体2に枢着すると共に他端を支持体2に装着した掛止具6により緊締自由且つ、支持体2と抑え枠3との間に疑似皮膚10を直接或いはゴムマットを介して挟持するようにしてなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、医療研修の現場で疑似皮膚を縫合シミュレーションする際に使用する疑似皮膚装具に関する。
ファンデーション色選択ツールをはじめとする疑似皮膚モデルに皮膚の色、つや、きめなどの質感を十分に再現させる手段として、表面に皮膚様凹凸が形成された疑似皮膚モデルを、高分子材料とその中に分散された顔料とから構成し、しかも超音波振動式感覚測定により得られる表面の周波数変化の値が一定値を満足すようにした発明がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、より人間の皮膚に近い外観と質感を有する人工皮膚モデルについては、相対的に耐久力が高く伸びの大きな第一のウレタン樹脂としてポリウレタンエラストマーを用い、内部に肌の色を表す着色剤層を挟み込んだ表面層と、第一のウレタン樹脂より相対的に軟質な第二のウレタン樹脂としてセグメント化ポリウレタンエラストマーで形成される基層とよりなる人工皮膚モデルについての発明がある(例えば、特許文献2参照。)。
他に、物性が現実の人間等の生物の皮膚に近く、メーキャップ化粧料の評価を直接的に行うことが可能な人工皮膚について、人工皮膚の表面を形成するウレタン系高分子を主成分とする皮膜と、ウレタン系高分子を主成分として人工皮膚の内部を形成する疑似肉質部分とを積層してなり、かつその表面形状が生物の皮膚表面の凹凸を再現した形状である人工皮膚を提供する発明がある(例えば特許文献3参照。)。
特開平09−56468(疑似皮膚モデル及びその製造方法並びにファンデーション色選択ツール) 特開平11−9339(人工皮膚モデルおよびその製造方法) 特開平11−169390(人工皮膚)
人工皮膚(以下疑似皮膚と言う)に十分な張りを与えて保持できると共に、最も容易にその着脱が可能な縫合シミュレーション用疑似皮膚装具を提供する。
前記従来例の特許文献1、2及び3の何れの場合とも本考案のように疑似皮膚を如何にしてシミュレーション用の支持体に取着保持させるかを課題するものとはその目的が全く相違する。
考案が解決するための手段
疑似皮膚を支持体の表面に被せ、支持体の片方に開閉自由に枢設した抑え枠で疑似皮膚の周辺部を抑止し、抑え枠の他端を支持体上に対設した掛止具により引き留めることにより疑似皮膚に張りを持たせて保持するようにしてなる。
また疑似皮膚と支持体との間にゴム製のマットを介在させて疑似皮膚を保持することにより疑似皮膚に弾力性を付与して現実感を再現させる。
考案の効果
弾力的で柔らかくしかも縫合時に生体皮膚に近い触感を得ることができる。また簡単に疑似皮膚を表裏反転して使用することが容易である。
支持体の表面を曲面に構成し、ゴム製マットを介し或いは直接疑似皮膚を抑止するようにしてなる。
図1は本考案の疑似皮膚装具1の正面図を示し、図2は同上図1の右側面図である。図1、2に於いて疑似皮膚装具1を構成する支持体2の上面は半円柱面或いは半円筒面を形成しており、支持体2の曲面上に円弧状の抑え枠3をその一端両方に対設した取付片5の部分で軸5′によって回動自由に枢設している。
また、前記抑え枠3は図3の平面図に示すように方形の縁枠状をなし、疑似皮膚10の周縁部分を抑え枠3によって抑止するが、抑え枠3の湾曲端縁略中央部(図2)に掛止フック9、9を対設しており、更に該掛止フック9、9と相対する支持体2の側面部に掛止具6を夫々設置して、夫々の掛止リング8を前記フック9、9に係合した後、夫々の緊締レバー7、7を下向きに倒すことにより抑え枠3を支持体2に向かって確実に引き留めるようにしている。
更に上記抑え枠3の直線部内縁には支持体2に向かって僅かに屈曲した折り曲げ辺4、4′を設け、疑似皮膚を確実に抑止するようにしている。
尚、支持体2にある程度重量感を持たせることは縫合シミュレーションの際に全体が安定して動作を容易にする効果がある。反面、余りにも重くなり過ぎて扱い難い場合は内部の肉を適当に取り除き中空半円筒状にして軽量化を図るものとする。
図2で点線で示したように抑え枠3を支持体2から開い状態にしておき、疑似皮膚10を支持体2上に被せた後、抑え枠を閉じ掛止具6を締めれば、抑え枠3は軸5′を中心に回動し軸5′に近い部分の折り曲げ辺4′は支持体2の円周面と略々直角方向に抑止力が働くが、軸5′より遠い部分の折り曲げ辺4は概ね支持体2の円周に沿った(平行に近い)方向に力が作用し、疑似皮膚10は両折り曲げ辺4、4′によって引っ張られるように力が作用し皮膚に十分な張りを与えることができる。
上記は掛止具6を抑え枠3の円弧状の両端縁部に対応して設けた場合を示しているが、これに限るものではなく、支持体2の円周上(図6)に一個又は二個を並列設置しても良く、また、抑え枠3の三方(図7)に対応設置しても良いことは云うまでもない。
他に、皮膚10の下側にゴムマット11を敷設することによって更に疑似皮膚の触感を一層生体に近づけることができる。
本考案は以上のように構成されるので、疑似皮膚の張り替え或いは表裏反転が一層容易で、しかも、弛みを伴うことなく張り替えが可能である。
本考案の疑似皮膚支持体正面図 同上右側面図 図1の平面図 背面図 図1A−A断面図 他の実施例を示す正面図 図6の他の実施例を示す正面図
符号の説明
1 疑似皮膚装具
2 支持体
3 抑え枠
4 折り曲げ辺
4′折り曲げ辺
5 取付片
5′軸
6 掛止具
7 緊締レバー
10 疑似皮膚
11 ゴムマット

Claims (4)

  1. 円弧状面をなす支持体2とその上面に沿わせる枠縁状の抑え枠3とからなり、抑え枠3の一端を支持体2に枢着すると共に他端を支持体2に装着した掛止具6により緊締するようにし、支持体2と抑え枠3との間で疑似皮膚10の周縁部を介在挟持するようにしたことを特徴とする縫合シミュレーション用疑似皮膚装具。
  2. 疑似皮膚10の下側にゴムマット11を介在させることを特徴とする請求項1記載の縫合シミュレーション用疑似皮膚装具。
  3. 抑え枠3の対向直縁内側に折り曲げ辺4、4′の何れかを設けたことを特徴とする請求項1記載の縫合シミュレーション用疑似皮膚装具。
  4. 掛止具6を支持体2の前後および左右に設置したことを特徴とする請求項1記載の縫合シミュレーション用疑似皮膚装具。
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JP2014153482A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Kcc Shokai Ltd 注射練習具
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