JP7049015B1 - 注射訓練用模擬人体モデル - Google Patents

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Abstract

【解決課題】 簡易な構造で、確実な評価機能を奏しうる注射訓練用模擬人体モデルを提供する。【解決手段】 外側から注射針の穿刺を行う人体の表層を模擬する第1の層3と、上記第1の層3に積層され、正しい穿刺位置4以外に穿刺された注射針2'の貫通を許容しないように形成され、正しくない穿刺位置4であることを訓練者に検出させる第2の層5と、上記第2の層5に積層され、前記第2の層5を貫通した注射針2を受容する皮下組織を模擬する第3の層6と、を有することを特徴とする注射訓練用模擬人体モデルが提供される。【選択図】 図1

Description

特許法第30条第2項適用 令和3年6月17日、新型コロナワクチン実技特別研修会(第1回)にて発明者が公開。
特許法第30条第2項適用 令和3年6月18日、新型コロナワクチン実技特別研修会(第2回)にて発明者が公開。
特許法第30条第2項適用 令和3年6月21日、新型コロナワクチン実技特別研修会(第3回)にて発明者が公開。
特許法第30条第2項適用 令和3年6月22日、新型コロナワクチン実技特別研修会(第4回)にて発明者が公開。
特許法第30条第2項適用 令和3年6月24日、新型コロナワクチン実技特別研修会(第5回)にて発明者が公開。
本発明は、筋肉注射等の訓練に用いられる訓練用模擬人体モデルに関するものである。
筋肉注射は正しい位置に穿刺され表皮、真皮、皮下組織を貫通し、筋層に到達する必要がある。
歯科医師や診療検査技師など、新たにワクチン接種の打ち手を確保するため、簡易な構造で、評価機能を有する、腕モデルを提供することが求められている。
この発明は、上記のような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構造で、確実な評価機能を奏しうる注射訓練用模擬人体モデルを提供することにある。
上記目的を達成するため、以下の発明が提供される。
(1)外側から注射針の穿刺を行う人体の表層を模擬する第1の層と
上記第1の層に積層され、正しい穿刺位置以外に穿刺された注射針の貫通を許容しないように形成され、正しくない穿刺位置であることを訓練者に検出させる第2の層と、
上記第2の層に積層され、前記第2の層を貫通した注射針を受容する皮下組織を模擬する第3の層と、
を有することを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(2) 上記(1)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
さらに、
前記第3層に積層され、この第3の層と異なる材質で形成されることで前記注射針の刺入深度を訓練者に検出させる第4の層
を有することを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(3) 上記(1)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第3の層は、筋層を模擬した材質を含むことを特徴とする
注射訓練用模擬人体モデル。
(4) 上記(3)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第3の層は、前記第2の層側に位置し皮下組織を模擬した層と、これに積層され筋層を模擬した層とを有するものである
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(5) 上記(1)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第1の層には訓練者が正しい穿刺位置を決定するための基準となる構造体が設けられてなる
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(6) 上記(1)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第2の層には、正しい穿刺位置に注射針の貫通を許容する貫通孔が設けられている
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(7) 上記(6)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記貫通孔は、筋肉の方向に沿う方向に長軸がある楕円形状の断面を有するものである
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(8) 上記(6)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記貫通孔は、長軸方向の径が15~30mm、短軸方向の径が5~20mmを有するものである
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(9) 上記(1)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第2の層は、上記第1の層の方向に突出するように中途部を撓ませてなる平板部を有し、前記第1の層を第2の層側に押圧した場合に弾性を提供するように構成されている
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(10) 上記(9)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第2の層は、上記第1の層の方向に突出するように中途部を撓ませてなる平板部を、その状態で保持するための湾曲保持手段をさらに有する
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(11) 上記(10)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
さらに、前記第2の層の平板部を横方向に撓ませ、その頂部を縦方向に延出させた状態で立設保持するための台座部を有する
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(12) 上記(2)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第2の層及び第4の層は、それぞれ、上記第1の層の方向に突出するように中途部を撓ませてなる平板部を有し、前記第1の層を第2の層及び第4の層側に押圧した場合に弾性を提供するように構成されている
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(13) 上記(12)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記第2の層及び第4の層は、上記第1の層の方向に突出するように中途部を撓ませてなる平板部を、その状態で保持するための湾曲保持手段をさらに有する
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
(14) 上記(5)記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
前記構造体は、前記第2の層を構成する板状体の一部を変形させて第1の層の方向に立ち上げることで形成されたものである
ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
なお、上記した以外の本発明の構成、作用及び効果については以下の発明を実施するための形態の項及び図面に当業者に理解できるように記載されている。
図1は、この発明の一実施形態を示す概略構成図。
図2は、同じく概略構成図。
図3は、この発明の第2の実施形態を示す概略構成図。
図4は、同じく概略構成図。
以下、この発明の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態:基本構成)
図1に示すのは、この一実施形態の注射訓練モデルの基本構成を示す断面図である。
この注射訓練モデル1は、
外側から注射針2の穿刺を行う人体の表層を模擬する層3(請求項に記載された第1の層に対応)と
上記表層を模擬した層3に積層され、正しい穿刺位置4以外に穿刺された注射針(図に2'で示す)の貫通を許容しないように形成され、穿刺位置が正しくないことを訓練者に検出させる層5(同じく第2の層に対応)と、
上記層5に積層され、この層5を貫通した注射針2を受容する皮下組織及び/若しくは筋層を模擬する層6(同じく第3の層に対応)と、
前記層6に積層され、この層6と異なる材質で形成されることで前記注射針の刺し過ぎを訓練者に検出させる層7とを有するものである。
ここで、上記層3は、表皮・真皮層・皮下組織を模擬するために、シリコーンゴム、またはウレタン、またはハイドロゲル、またはブタ皮膚組織により形成されている。
また、層5は、正しい穿刺位置4に標的貫通孔8が形成された平板であり、正しい穿刺位置以外の位置に穿刺された注射針(図に2'で示す)に対抗できる強度を有する(貫通を許容しない)ために、例えば0.2mm~1mmの厚さを有するポリプロピレン板が形成されている。また、前記貫通孔8は、腕の長手方向に沿って長軸となる楕円形の断面を有することが好ましく、長軸方向の径が15~30mm(好適は25mm)、短軸方向の径が5~20mm(好適は10mm)であることが好ましい。
層6は、皮下組織部若しくは/及び筋層を模擬するものである。皮下組織を模擬する材料としてはシリコーンゴム、またはウレタン、またはハイドロゲル、またはブタ皮膚組織で形成されていることが好ましい。また、筋層を模擬する材料としては、上記皮下組織を模擬した材料よりも穿刺抵抗率や摩擦係数が高いシリコーンゴム、またはウレタン、またはハイドロゲル、またはブタ皮膚組織を用いることが好ましい。
この層6は、上記皮下組織のみ、或いは筋層のみを模擬するものであっても良いし、皮下組織と筋層が積層されてなる構成を模擬するものであっても良い。後者の場合、図2に示すように、前記層3は、皮下組織を模擬する層10と筋層を模擬する層11とが積層されてなる構造となっている。この場合、上記層3の表面からこの筋層11までの距離(図2にaで示す)は、模擬する人体の体格(BMI)に応じて設定され、例えば肥満者を模擬する場合は、非肥満者よりも大きな値に設定される。
また、層7は、注射針2の穿刺に対して抵抗を提供する材質、例えば上記層3と同様にポリプロピレン板で構成されていても良い。なお、上記層3の表面からこの層7までの距離(図1にbで示す)は、刺し過ぎを示すのに好適な距離、この例では2.5cm~3cmに設定されている。
また、図に12で示すのは、層3に設けられ訓練者が正しい穿刺位置を決定するための基準となる構造体である。
例えば、新型コロナウイルスワクチンのための筋肉注射を行う場合、正しい注射針の穿刺位置は三角筋の中央部であり、この位置は、肩峰から真下に3横指程度下の位置が目安になる。接種部位が上方すぎるとワクチン関連肩関節障害を、下方すぎると橈骨神経障害を起こすリスクがあるので、穿刺位置は注意が必要である。
上記構造体12は、このコロナワクチンの場合を例にとると、肩峰の位置を提供するものであり、正しい穿刺位置からおおむね3横指程度距離(図にcで示す)上方に配置されているものである。この構造体12は訓練者が層3の外側から触って検出できる必要があることから、層3の材質よりも硬い若しくは弾性率が低い材質で形成されていることが好ましい。
また、この構造体は外から見て人体の肩峰そのものを模擬する形状を成すものであっても良く、上記層3と一体的に形成されていても良い。
例えば、上記層3,5,6,7,10,11の材料は上記したものに限定されるものではない。特に、前記層5について、「正しい穿刺位置以外に穿刺された注射針の貫通を許容しないように形成され」ていることが重要であり、その要件を満たす限りどのような材料でも良い。ここで、「貫通を許容しない」とは、通常の穿刺手技の実行において施術者の通常の穿刺力をもっては貫通を許容しないだけの剛性を備えているという意味である。
また、この一実施形態では上記各層は均一な厚さ且つ直線的な形状であったが、不均一な厚さで且つ屈曲した形状を有するものであっても良い。
さらに、この実施形態では、上記層5には正しい穿刺位置に貫通孔8が設けられていたが孔ではなく、他の部分と異なる硬さで設けられ注射針が貫通可能な素材で形成された部位であっても良い。また、上記実施形態の貫通孔8は、楕円形であったが他の形、例えば円形でも良いし、四角形やひし形であっても良い。
(他の実施形態:具体例)
次に、本発明の第2の実施形態を、基本構成である上記第1の実施形態の具体的実施例として、図3及び図4に基づいて説明する。なお、上記第1の実施形態に対応する構成要素には、同じ符号に「'」を付して対応関係を明らかにして説明するものとする。
図3に示す構成は、上記第1の実施形態の層5及び層7に対応する構成を、ポリプロピレン製の板部材の幅方向中途部を撓ませ(湾曲させ)且つ両端部を折り曲げて背面板(この発明の湾曲保持手段)として形成した2重かまぼこ形状の骨格構造15として実現したものである。そして、この骨格構造15に、図4に示すように、上記第1の実施形態の層3及び層6を構成する材料を適宜張り付けることで、前記第1の実施形態と同じく層3',5',6',7'からなる注射訓練用人体モデルを構成したものである。
ここで、前記骨格構造15は、図3に示すように、外側を構成するかまぼこ形状の第1の骨格構造体16と、この第1の骨格構造体16内に挿入され同じくかまぼこ形状の第2の骨格構造体17からなる。上記第1、第2の骨格構造体16,17の湾曲した部分が上記層5'及び層7'を構成するものである。そして、この層5'、7'を構成する部位の間に筋層6'を挿入する隙間を確実に確保するために、上記第2の骨格構造体17の両端部17a、17bは上記第1の骨格構造体16の両端を接続する背面板16aに固定されている。この例では、上記背面板部16aに孔部16bが設けられ、この孔部16bに上記第2の骨格構造体17の両端部17a、17bを挿入してこの背面板部の反対側で折り返して上記背面板部16aの裏面側に固定されている。
また、図3に示すように、この第2の実施形態では、上記第1の実施形態の構造体12に対応する構成は、この図に符号12'で示すように第1の骨格構造体16の湾曲部分の上端の一部に切り込みを入れ、外側方向に立ち上げることで構成されている。また、上記第1の実施形態の貫通孔8に対応する構成は、上記第1の構造体16に上述したように上下方向に長尺な楕円形の貫通孔8'を設けることで形成されている。
また、この第2の実施形態では、図4に示すように、上記第2の骨格構造体17及び層6'はこの孔部8'に対応する範囲にのみ設けられている。さらに、上記骨格構造体16を立設させた状態で保持する台座部19が設けられている。
このような構成によれば、前記層5'及び層7'は、それぞれ、上記第1の層の方向に突出するように中途部を撓ませてなるから、前記層3'を指で押すなどした場合に押し返す方向に付勢するような弾性を提供することができ、よりリアルな訓練を提供することができる。
なお、層3'及び層5'は上記第1、第2の骨格構造体16,17に接着されている必要はなく、単に上端部をクリップ等で止めることで上記骨格構造体16.17に着脱可能に取り付けられていればよい。このことで、注射針穿刺の訓練が終わった後、層2'や層6'を取り換えるだけで、上記骨格構造体16,17はそのままにして次のユーザの訓練を行うことができる。
さらに、この発明は上記第1、第2の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、筋肉注射を訓練対象としていたが、他の種類の注射であっても良いし、他の医療器具の穿刺訓練に使用するものであっても良い。
1...模擬人体モデル
2...注射針
3...第1の層
4...正しい穿刺位置
5...第2の層
6...第3の層
7...第4の層
8...孔部
10...皮下組織を模擬する層
11...筋層を模擬する層
12...構造体
15...骨格構造
16...第1の骨格構造体
16a...背面板
16b...孔部
17...第2の骨格構造体
17a.17b...両端部
100...台座部

Claims (13)

  1. 外側から注射針の穿刺を行う人体の表層を模擬する第1の層と
    上記第1の層に積層され、正しい穿刺位置以外に穿刺された注射針の貫通を許容しないように形成され、正しくない穿刺位置であることを訓練者に検出させる第2の層と、
    上記第2の層に積層され、前記第2の層を貫通した注射針を受容する皮下組織を模擬する第3の層と、
    を有し、
    前記第2の層は、上記第1の層の方向に突出するように撓ませてなる板部材により形成され、前記第1の層を第2の層側に押圧した場合に弾性を提供するように構成されている
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  2. 請求項1記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    さらに、
    前記第3層に積層され、この第3の層と異なる材質で形成されることで前記注射針の刺入深度を訓練者に検出させる第4の層
    を有することを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  3. 請求項1記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記第3の層は、筋層を模擬した材質を含むことを特徴とする
    注射訓練用模擬人体モデル。
  4. 請求項3記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記第3の層は、前記第2の層側に位置し皮下組織を模擬した層と、これに積層され筋層を模擬した層とを有するものである
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  5. 請求項1記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記第1の層には訓練者が正しい穿刺位置を決定するための基準となる構造体が設けられてなる
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  6. 請求項1記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記第2の層には、正しい穿刺位置に注射針の貫通を許容する貫通孔が設けられている
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  7. 請求項6記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記貫通孔は、筋肉の方向に沿う方向に長軸がある楕円形状の断面を有するものである
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  8. 請求項6記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記貫通孔は、長軸方向の径が15~30mm、短軸方向の径が5~20mmを有するものである
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  9. 請求項記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    さらに、前記第2の層を構成する板部材を撓ませた状態で保持するための湾曲保持手段をさらに有する
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  10. 請求項記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    さらに、前記板部材を、その撓ませた頂部を縦方向に伸延出させた状態で立設保持するための台座部を有する
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル
  11. 請求項記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    記第4の層は、上記第1の層の方向に突出するように撓ませてなる板部材により形成され、前記第1の層を第2の層~第4の側に押圧した場合に弾性を提供するように構成されている
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  12. 請求項11記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    さらに、前記第2の層及び第4の層を構成する板部材を撓ませた状態で保持するための湾曲保持手段をさらに有する
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
  13. 請求項5記載の注射訓練用模擬人体モデルにおいて、
    前記構造体は、前記第2の層を構成する板部材の一部を変形させて第1の層の方向に立ち上げることで形成されたものである
    ことを特徴とする注射訓練用模擬人体モデル。
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