JP3121836U - 景品獲得ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】景品獲得ゲーム機の筐体内で立体的に景品を配置することが可能でかつ大型景品を問題なく使用できる景品獲得ゲーム機を提供する。また、遊戯課題の達成のプロセスに遊戯者から直接的に確認不可能な不確実さがなく、遊戯者に適切な操作をすれば必ず遊戯課題を達成できるとの心証を与え、もって遊戯者の遊戯意欲を喚起できる景品獲得ゲーム機を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が透明または半透明の遊戯空間を備え、前記遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払出可能である景品獲得ゲーム機において、前記遊戯空間上部に一端が接続された紐状体と、前記遊戯空間内で移動可能な紐状体切断手段とを備える構成とする。また、紐状体切断手段は、第1の板状構造と第2の板状構造を備え、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は開閉駆動可能とし、これによって紐状体を挟むことで紐状体を切断する構成とすることもできる。
【選択図】図1

Description

本考案は、主にゲームセンターなどの遊戯施設に設置される業務用景品獲得ゲーム機に関する。より詳しくは、遊戯者の操作によって制御される可動部を備え、これを用いて遊戯者が一定の課題を達成すれば景品が払い出される業務用景品獲得ゲーム機に関するものである。
近年、ゲームセンターなどの遊戯施設には様々な景品獲得ゲーム機が設置され、遊戯者に楽しまれている。ここで、景品獲得ゲーム機とは、景品獲得ゲーム機の筐体に備えられた可動部を、同筐体が備えるボタンなどの操作手段を遊戯者に操作させることで一定の課題の達成に挑戦させ、この課題を首尾よく達成すれば遊戯者に景品が払い出されるというものである。
景品獲得ゲーム機の典型的な例として、例えば特開2002−239209号公報の図1等に開示されている、いわゆるクレーンゲーム機をあげることができる。これは、遊戯者によって操作される把持機構によって景品獲得ゲーム機の景品載置台上に載置された景品をうまく把持することができれば、把持した景品が景品払出口から払い出されるというものであり、遊戯者は景品取出口から景品を取り出すことができる。
ところで、クレーンゲーム機をはじめとする多くの景品獲得ゲーム機の意匠においては、筐体内に配置された景品自体が、遊戯者の遊戯意欲を喚起する、重要な構成要素である。この点に鑑みると、クレーンゲーム機は市場において大いに成功を収めている景品獲得ゲーム機であるものの、平面的な景品載置台に景品を載置すると、景品の配置時に立体感を得にくく、遊戯者の遊戯意欲を十分に引き出すことができないという課題が存在する。
なお、景品載置台を平面的ではなく、適宜段差を設けるなどして立体的にすれば前記課題はある程度解消するものの、このようにすると近年好まれるぬいぐるみなどの大型景品を景品載置台に載置することが難しくなってしまう。また、遊戯者が獲得に失敗した景品が景品載置台の高い部分から低い部分へと転がり落ち易く、クレーンゲーム機内での景品の意匠としての美観を損ないがちである。
加えて、クレーンゲーム機の課題達成の成否に大きく影響する要素に把持機構の把持力の大小がある。たとえ遊戯者が上手く把持機構を操作して景品を把持したとしても、把持力が弱すぎると景品が落下してしまう。
これでは、実際には上手く景品を把持できれば景品を獲得可能なゲーム機であっても、失敗した遊戯者は大型景品の獲得がこのゲーム機ではそもそも不可能なのではないかとの疑いを抱き、遊戯意欲をそがれることになりかねない。
景品獲得ゲーム機筐体内で立体的に景品を配置可能とし、遊戯者の遊戯意欲を視覚的に喚起しようとする試みとしては、本実用新案登録出願に係る考案の考案者(以下、本願考案者という)によって発明された景品載置台があげられる。同景品載置台は特開2004−236889号公報の図1等に開示されているとおり、景品獲得ゲーム機の壁面等に蝶結された景品載置板を水平保持した構造からなっている。遊戯者が景品獲得ゲーム機を操作して一定の課題を達成すれば景品載置板の水平保持が解除され、景品載置台である景品載置板に載置された景品が景品払出口に落下し、遊戯者に払い出されるのである。
同発明を実施した景品獲得ゲーム機の例として、本願考案者によって創作された意匠登録第1208735号意匠公報に開示された景品獲得ゲーム機があり、同公報に開示されている通り、同発明の景品載置台によって景品獲得ゲーム機筐体内で立体的に景品を配置することが可能である。
前記発明によって景品を立体的に配置することによる遊戯者の遊戯意欲の喚起という課題は相当程度解決できるのであるが、本願考案者はなお次のような課題が存在すると考えた。
すなわち、遊戯者が一定の遊戯課題に挑戦し、これを達成すると景品が払い出されるというプロセスが直接的であるほうが遊戯者の興味を引きつけ、これを長期間にわたって維持できると考えられる。つまり、遊戯者が課題を達成するプロセスそのものと景品が払い出されるという機械的プロセスとが密接に関係していることが景品獲得ゲーム機の面白さにとって必要であり、この間に遊戯者から見えない例えば電子的なプロセスが介在すると景品獲得ゲーム機の魅力が半減する。具体例を挙げると、例えば、前記クレーンゲーム機では景品を景品獲得ゲーム機のクレーン機構をうまく操作してしっかりと把持するという課題そのものが、クレーン機構によって景品を吊り上げて景品払出口へ搬送するという景品払い出しプロセスと直接的に結びついている。
ところが、前記景品載置板を用いた景品獲得ゲーム機では、遊戯者が課題を達成するプロセスと、景品載置板が駆動されて景品が払い出されるプロセスとの間には、遊戯者からは直接的には視認され得ない電子的なプロセスが介在しており、このことが景品獲得ゲーム機としての面白さを損なっているのではないかと考えたのである。
なお、景品載置台を使用せずに景品を立体的に配置することを実現したものとして、実開平6−491号公開実用新案公報の図2等に開示された射撃ゲームがある。同考案は、フックによって吊り下げられた景品に空気銃等で打ち出された弾をあて、この弾の勢いでフックから景品をはずして落下させるというもので、落下した景品は景品払出口を経て遊戯者に払い出される。同公開実用新案公報中には特段の開示はなされていないものの、例えば景品をさまざまな長さの紐で吊り下げるなどすれば、景品を射撃ゲーム筐体内で自由に立体的に配置し、視覚上遊戯者の興味を大いに引きつけることが可能と想像される。また、紐を用いて景品を吊り下げたとしても遊戯者に紐を狙って射撃させる、又はフック部を狙って射撃させるなどすれば射撃ゲームとして特段の問題は生じない。
しかしながら、射撃ゲームでは近年好まれる大型景品を使用することが難しい。大型の景品に空気銃などで打ち出された弾を命中させたとしても景品自体の質量が大きい為ほとんど景品は動くことが無い為である。また、たとえうまく弾を命中させれば大型景品を落下させることが可能であるとしても、これに失敗した遊戯者は大型景品に弾を命中させてもこれを獲得することが不可能でないかとの疑いを抱き、遊戯意欲がそがれることになりかねない点で、先のクレーンゲーム機の場合と類似の課題を有している。
つまり、クレーンゲーム機の把持爪の把持力の強さや射撃ゲーム機の空気銃の弾の撃ちだし強さのような、遊戯者からは直接的には判断不可能な不確実さが無く、遊戯者に適切な操作をすれば必ず課題を達成できるとの心証を与えることができる景品獲得ゲーム機が好ましいのである。
特開2002−239209号公報 特開2004−236889号公報 意匠登録第1208735号意匠公報 実開平6−491号公報
本考案は以上に説明したような問題点を解決するためになされたものである。つまり、筐体内で立体的に景品を配置することが可能でかつ大型景品を問題なく使用できる景品獲得ゲーム機を提供することを課題としている。同時に、遊戯者から直接的に確認不可能な不確実さがなく、遊戯者に適切な操作をすれば必ず課題を達成できるとの心証を与え、もって遊戯者の遊戯意欲を喚起できる景品獲得ゲーム機を提供することをも課題としている。
前記課題を解決するため、本考案の第1の課題解決手段においては、
少なくとも一部が透明または半透明の遊戯空間を備え、前記遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払い出し可能である景品獲得ゲーム機において、
前記遊戯空間上部に一端が接続された紐状体と、
前記遊戯空間内で移動可能な紐状体切断手段とを備えたことを特徴とする、
景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第2の課題解決手段においては、
前記紐状体切断手段は、遊戯者に対して少なくとも左右方向及び前後方向の2方向に移動可能であることを特徴とする、
本考案の第1の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第3の課題解決手段においては、
前記紐状体切断手段は、少なくとも一つの移動方向に面した面にナイフ刃を備えていることを特徴とする、
本考案の第2の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第4の課題解決手段においては、
前記紐状体切断手段は、第1の板状構造と第2の板状構造を備え、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は開閉駆動可能であることを特徴とする、
本考案の第1乃至第3の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第5の課題解決手段においては、
前記第1の板状構造はナイフ刃を備え、前記第2の板状構造は弾性部材を備え、前記紐状体切断手段を閉駆動した際には前記ナイフ刃と前記弾性部材が相互に圧接するように設定されていることを特徴とする、
本考案の第4の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第6の課題解決手段においては、
前記ナイフ刃の長さは、前記第1の板状構造の長さの5%乃至25%の長さに設定されていることを特徴とする、
本考案の第5の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第7の課題解決手段においては、
前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は剪断刃を構成することを特徴とする、
本考案の第4の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第8の課題解決手段においては、
前記剪断刃の長さは、前記第1の板状構造の長さの5%乃至25%の長さに設定されていることを特徴とする、
本考案の第7の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第9の課題解決手段においては、
前記紐状体切断手段は、略コの字形状の紐状体切断手段取付金具を介して紐状体切断手段移動手段に取り付けられていることを特徴とする、
本考案の第2乃至第8の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第10の課題解決手段においては、
前記紐状体切断手段は、紐状体検出手段を備えることを特徴とする、
本考案の第1乃至第9の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第11の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体検出手段の位置検出手段を備えていることを特徴とする、
本考案の第1乃至第10の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第12の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体の接続位置設定手段を備えていることを特徴とする、
本考案の第1乃至第11の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第13の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、景品払出口から景品が払い出されたことを検知する景品払出検出手段を備えていることを特徴とする、
本考案の第1乃至第12の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第14の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状態の接続位置設定手段に、景品の接続された紐状体が接続されているかどうかを検知する景品接続検出手段を備えていることを特徴とする、
本考案の第1乃至第13の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機としている。
本考案の第1の課題解決手段に係る景品獲得ゲーム機は、その前提として少なくとも一部が透明または半透明の遊戯空間を備え、前記遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払出可能である景品獲得ゲーム機であるので、遊戯空間内に配置した景品を遊戯者が外部から視認可能であり、景品そのものが視覚を通じて遊戯者の遊戯意欲を喚起する意匠の一部となるものであるが、加えて、前記遊戯空間上部に一端が接続された紐状体を備えているので、前記紐状体の他端に景品を取り付けることが可能である。
紐状体は紐や紙テープ等によって実現することができ、要は遊戯空間天井部から景品を任意の高さで吊り下げることができる機能を有するものであれば良い。従って、必ずしも柔軟性を有するものでなくともよく、細い木製や樹脂製の棒を紐状体とすることも可能である。紐状体の長さを様々に設定することで、景品を遊戯空間内の任意の高さに吊り下げることが可能で、これによって景品の立体的な配置が可能になるという効果が得られる。
紐状体への景品の取り付けは、どのような手段を使用しても良い。例えば、紐状体が柔軟なものである場合は景品を紐状体で縛ればよく、この方法は景品がぬいぐるみなどの大型で様々な形状のものである場合にも対応可能であり都合が良い。一方、紐状体として柔軟性に乏しいものを使用している場合は、紐状体先端に例えば鈎針構造を設け、これに景品を固定する構造としても良い。この場合は、景品を鈎針構造と係止できる構造を有するケースに収めることが好ましい。あるいは、景品がぬいぐるみのような布製品である場合は、景品にタグ取付用係止片を取り付けてこれに紐状体を固定すればよい。タグ取付用係止片の一例として、例えばタグメイト(エスジ―工業株式会社の登録商標)として市販されているものを挙げることができる。
また、本景品獲得ゲーム機は、前記遊戯空間内で移動可能な紐状体切断手段を備えている。紐状体切断手段は、景品を吊り下げている紐状体を切断することで景品を落下させることができる装置である。つまり、遊戯者は景品獲得ゲーム機に備えられたボタン等を操作することで前記紐状体切断手段を適切な位置に移動させて前記紐状体を切断しようと遊戯するのである。適切な位置に紐状体切断手段を移動できなければ当然に紐状体を切断することはできず、遊戯は失敗である。一方、首尾よく紐状体の切断に成功すると、紐状体によって吊り下げられていた景品が落下し、景品払出口を通って遊戯者に払い出されるのである。
このようにすることで、遊戯者が与えられた遊戯課題である、適切な位置に紐状体切断手段を移動して紐状体を切断するというプロセスの結果、紐状体が切断されたことで紐状体によって吊り下げられていた景品が落下するという、景品の払い出しプロセスとその結果とが明解に結びついた景品獲得ゲーム機が実現される。
つまり、景品を立体的に配置可能として視覚的に遊戯者の遊戯意欲を喚起するとともに、遊戯者に与えられた遊戯課題と遊戯課題達成時の景品の払い出しプロセスが視覚的に密接に結びついた景品獲得遊技機を実現することができ、長期間にわたって集客力を維持して飽きられないという効果を得られると考えられる。
本考案の第2の課題解決手段においては、前記紐状体切断手段は、遊戯者に対して少なくとも左右方向及び前後方向の2方向に移動可能としたことで遊戯者の達成すべき課題が適度に複雑で、長期間にわたって飽きられにくいという効果を得られる。
本景品獲得ゲーム機においては、遊戯者は紐状体切断手段を操作して位置を調整し、紐状体を切断しようと試みるのであるが、仮に紐状体切断手段を1方向にしか移動できないとすれば、遊戯者に与えられた課題はあまりに単純に過ぎ、早々に飽きられる恐れが高いといわざるを得ない。遊戯空間内の様々な位置に配置された景品につながれた紐状体を1方向にしか移動できない紐状体切断手段で切断しようと遊戯することは、景品が一直線上に並んでいる状態と遊戯課題上は結局異なるところが無いからである。
一方、2方向に紐状体切断手段を移動できれば、実際には2方向の両方向で適切な位置に紐状体切断手段を移動させなければ紐状体の切断には成功できないとしても、遊戯者の心理的には第一の方向で数多くある景品のうち獲得を目指す景品の選択を行い、第二の方向で目的の景品につながれた紐状体を紐状体切断手段で捕らえるといった戦略的な要素が生じ、遊戯性が著しく高まるのである。この際、景品獲得遊技機の遊戯空間内に吊り下げられる景品は、通常景品獲得遊技機の正面から視認され得るように配置されるから、獲得を目指す景品の選択という意味を内在する第一の紐状体切断手段の移動方向は遊戯者に対して左右方向であることが好ましい。また、この場合、選択した景品のつながれた紐状体に紐状体切断手段を導く方向は遊戯者に対して前後方向であるから、これを第二の紐状体切断手段の移動方向とすることが好ましい。
本考案の第3の課題解決手段においては、前記紐状体切断手段は、少なくとも一つの移動方向に面した面にナイフ刃を備えているから、遊戯者の操作によって紐状体切断手段が紐状体の存在する位置を通過すると、前記ナイフ刃によって紐状体が切断されてこれにつながれた景品が落下し、遊戯者に払い出されることになる。
ナイフ刃を紐状体切断手段の移動によって紐状体に接触させる構成は、紐状体切断手段自体にモーターやギア等の駆動機構を設ける必要が無いため、小型で安価な紐状体切断手段を実現できるという利点がある。
なお、紐状体切断手段へのナイフ刃の取り付け角度は紐状体切断手段の移動方向と垂直(つまり、切断面が紐状体に垂直に押し付けられる)とすれが良いが、これに限られるものではなく、取り付け角度が例えば30°や45°の様に斜めになっていても良い。また、ナイフ刃の長さと紐状体切断手段の幅も同一である必要は無く、例えば紐状体切断手段の幅の一部分のみをナイフ刃としても良い。この場合、ナイフ刃を紐状体に接触させなければ切断できないのであるから、遊戯者はより正確な位置に紐状体切断手段の位置を操作することを求められる。
本考案の第4の課題解決手段においては、前記紐状体切断手段は、第1の板状構造と第2の板状構造を備え、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は開閉駆動可能としているので、紐状体切断手段によって紐状体を切断する際に開状態である紐状体切断手段を閉状態に駆動することで、鋏で紐状体を切断しているような視覚的効果を演出することができる。
日常的にものの切断に使用される道具には様々なものがあるものの、鋏はその代表的なものであるから、景品獲得ゲーム機の備えた紐状体切断手段が鋏状の動きをすることは遊戯者にその動きの視覚的な面白さとともに紐状体を切断するという期待感を与えるものであり、景品獲得ゲーム機の集客力を大いに高める効果を期待できる。
なお、鋏のような動きによって遊戯者に紐状体を切断するという期待感を与えることができれば足り、実際の切断機構は鋏のものと異なっていても良い。例えば、ニッパーのように鋭角の押切刃によって紐状体を押し切るようにすることができる。
さらに、紐状体切断手段は鋏状の動きを演出するだけで、実際の紐状体の切断は前記第1の板状構造と第2の板状構造とは異なる別の構造で行っても良い。たとえば、ナイフ刃による紐状体の切断を行うこともできる。
本考案の第5の課題解決手段においては、前記第1の板状構造はナイフ刃を備え、前記第2の板状構造は弾性部材を備え、前記紐状体切断手段を閉駆動した際には前記ナイフ刃と前記弾性部材が相互に圧接するように設定されているので、遊戯者が開状態である紐状体切断手段を上手く操作して前記第1の板状構造と前記第2の板状構造間に紐状体がはさまれる位置に移動した際に、紐状体切断手段を閉状態に駆動することで、前記ナイフ刃と前記弾性部材に紐状体がはさまれ、ナイフ刃に押し付けられた紐状体は切断し、これにつながれた景品は落下し遊戯者に払い出されることになる。
紐状体をナイフ刃で確実に切断するには、紐状体を強くナイフ刃に押し付ける必要がある。弾性部材とナイフ刃で紐状体を強く挟むことで紐状体をナイフ刃に強く押し付けることができるのである。ここで、弾性部材には例えば比較的硬質のゴム等を使用することができる。このようにすれば、紐状体を挟むナイフ刃と弾性部材の取り付け位置精度が多少低くても弾性部材の変形でこれを吸収できるので、装置製作の面でも有利である。
本考案の第6の課題解決手段においては、前記ナイフ刃の長さは、前記第1の板状構造の長さの5%乃至25%の長さに設定されているので、紐状体切断手段で紐状体を切断するためには前記板状構造のナイフ刃部分で紐状体がはさまれるような位置に紐状体切断手段を移動しなければならない。つまり、紐状体切断手段の進行方向に板状構造を設けると、遊戯者の操作に伴い紐状体切断手段の移動によって紐状体が板状構造にはさまれる位置に徐々に近づいていくこととなり、これを視認する遊戯者の遊戯課題達成への期待を高める効果が得られるのであるが、この場合、板状構造の移動経路上に紐状体があれば板状構造の移動量にはほとんど影響されること無く紐状体は板状構造ではさまれることになる。微妙な操作によって紐状体切断手段を所望の位置に移動させることが本景品獲得ゲーム機の醍醐味であるところ、これでは少なくともひとつの移動方向についての遊戯性を大きく損なってしまう結果となる。そこで、たとえ板状構造の移動経路上に紐状体がある状態に操作したとしても、なお紐状体切断手段を適切な位置で停止させなければ遊戯課題が達成されないようにすることで景品獲得ゲーム機としての遊戯性を確保するのである。
なお、上記効果を得るためにナイフ刃は板状構造の先端部付近や中央部付近に設けられる。このようにすることで、紐状体切断手段を移動しすぎて板状構造の付け根付近に紐状体が位置した場合には、板状構造によって紐状体が挟み込まれても紐状体が切断されない、つまり遊戯課題の達成に失敗した状態とすることができる。
また、ナイフ刃の長さが板状構造の長さに対してあまりに短いと、遊戯課題達成が極端に困難であるとの印象を遊戯者に与え、遊戯意欲の低下につながる懸念がある。一方、ナイフ刃の長さが板状構造の長さに対して長すぎると、遊戯課題の達成が容易になりすぎ、前述のとおり景品獲得ゲーム機としての遊戯性を低下させてしまう。従って、ナイフ刃の長さは板状構造の長さの5%乃至25%に設定することが適当である。
本考案の第7の課題解決手段においては、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は剪断刃を構成するように設定されているので、遊戯者が開状態である紐状体切断手段を上手く操作して前記第1の板状構造と前記第2の板状構造間に紐状体が挟まれる位置に移動した際に、紐状体切断手段を閉状態に駆動することで、前記剪断刃によって紐状体は切断され、これにつながれた景品が落下し遊戯者に払い出されることになる。ここで剪断刃とは、第1の板状構造と第2の板状構造が開状態から閉状態に駆動した際に、第1の板状構造と第2の板状構造が密接して重なるように設定され、これに紐状体が挟まれる際に紐状体を剪断するというものであり、要は第1の板状構造と第2の板状構造により鋏の切断原理で紐状体を切断することを特徴とする紐状体切断手段とするということである。
本考案の第8の課題解決手段においては、前記剪断刃の長さは、前記第1の板状構造の長さの5%乃至25%の長さに設定されているので、本考案の第6の課題解決手段の場合と同様の効果を剪断刃構造を用いた紐状体切断手段について得ることができる。
本考案の第9の課題解決手段においては、前記紐状体切断手段は略コの字形状の紐状体切断手段取付金具を介して紐状体切断手段移動手段に取り付けられているので、景品獲得ゲーム機の天井付近に紐状体を固定して景品を吊り下げるための構造を設けても紐状体切断手段の移動可能範囲を広く確保して遊戯性を確保するとともに、遊戯者に奥行きを感じさせる景品配置を可能とすることができる。
すなわち、紐状体切断手段を移動させるための紐状体切断手段移動手段は景品獲得ゲーム機の天井付近に設けることが好ましい。このようにすれば、落下した景品と紐状体切断手段移動手段が接触するなどの事態が発生しない他、景品獲得ゲーム機の美観を保つ上でも有利だからである。しかし、本景品獲得ゲーム機では紐状体で景品を吊り下げる構成を採る以上、景品を吊り下げている紐状体と紐状体切断手段や紐状体切断手段移動手段が相互に干渉する危険がある。
そこで、天井部付近に紐状体切断手段移動手段を設け、これによって紐状体切断手段を移動する。そして、紐状体切断手段移動手段よりも下部に紐状体で景品を吊り下げる為の構造を設けることで、紐状体切断手段移動手段との干渉を避ける。紐状体切断手段は、紐状体を切断するのであるからさらに下部に配置しなければならないが、この際に景品を吊り下げる為の構造との干渉を回避する為、紐状体切断手段移動手段と紐状体切断手段を略コの字形状の紐状体切断手段取付金具で固定するのである。このようにすれば、コの字の深さだけ景品を吊り下げる為の構造をまたいで紐状体切断手段が移動できることになるから、結果として景品を遊戯者に対して前後方向に配置することも可能となり、奥行きを感じさせることができるようになる。
本考案の第10の課題解決手段においては、前記紐状体切断手段は、紐状体検出手段を備えているので、遊戯者の操作によって移動する紐状体切断手段と紐状体との接触を検出した後の適当な時期に紐状体切断手段の移動を停止することが可能になる。
遊戯者は通常紐状体切断手段を紐状体に誘導するように操作し、紐状体切断手段によって紐状体を切断できる位置で紐状体切断手段を停止する。そもそも、紐状体切断手段で紐状体を切断することが本考案にかかる景品獲得ゲーム機の遊戯課題であり、紐状体切断手段を前記位置で停止しなければ遊戯課題を達成できないからである。しかしながら、景品獲得ゲーム機は非常に年齢の低い遊戯者が遊戯する場合もあり、紐状体切断手段と紐状体が接触した後もなお紐状体切断手段を停止する操作をしない場合も想定される。
この場合、紐状体切断手段がさらに移動を続けると紐状体切断手段に紐状体が押され紐状体に吊るされた景品とともに予想の難しい動きを発生させる。これによって、紐状体や景品が、他の位置に吊るされた紐状体等と絡まるなどの事態が発生すると、その後の遊戯を継続できなくなるなどの不具合が生じる。そこで、遊戯者が紐状体切断手段と紐状体が接触したにもかかわらず紐状体切断手段を停止する操作をしない場合にも、接触後所定の距離を紐状体切断手段が移動するとこれを停止するという処理が必要となる。そこで、紐状体切断手段に紐状体検出手段を設けることで紐状体の接触を検出するのである。
なお、紐状体切断手段が、進行方向に設けられたナイフ刃によって、その移動によって紐状体を切断するような構成である場合は、紐状体の検出後の紐状体切断手段の移動距離は長めにするとよい。一方、紐状体切断手段が剪断刃によって紐状体を切断するような構成、つまり、紐状体の切断そのものには紐状体切断手段の移動を必要としないような構成である場合は、紐状体の検出後の紐状体切断手段の移動距離はごく短くても良い。
前記紐状体検出手段は透過型光センサのようなセンサによって構成し、紐状体の張力等の違いによらず紐状体との接触を検出可能とすることが好ましい。
紐状体切断手段に設ける紐状体検出手段は、例えばマイクロスイッチを用いてこれに紐状体が接触した際にマイクロスイッチの電気接点が閉じることを検出することも可能である。しかし、紐状体に吊るされる景品が軽量である場合などには、このような接触型の紐状体検出手段では紐状体の接触をうまく検出できない事態が発生し易い。一方、透過型光センサによって紐状体を検出する場合は、紐状体が検出領域を通過したことを非接触で検出する為、紐状体に吊り下げられる景品の重量に関わらず信頼性の高い検出を行うことができるのである。
本考案の第11の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体検出手段の位置検出手段を備えていることを特徴としているので、
前記紐状体検出手段によらずに遊戯者の操作によって移動する紐状体切断手段と紐状体との接触した後の適当な時期に紐状体切断手段の移動を停止することが可能になる。
紐状体検出手段を各方向に移動する機構それぞれに、例えば遊戯者に対して紐状体検出手段を左右方向に移動する機構および遊戯者に対して前後方向に移動する機構それぞれに設けられているモータの回転軸等にエンコーダを設ければ、紐状体検出手段の現在位置をつねに把握することが可能である。あるいは、モータの回転軸等にエンコーダを設ける代わりに各機構にリニアスケールを設けても良い。これによって、景品獲得ゲーム機の制御装置は紐状体検出手段の現在位置をリアルタイムに監視できる。
景品を吊り下げる紐状体の位置を前記制御装置の備える記憶手段に書き込んでおくと、前記制御装置は紐状体切断手段と景品の吊り下げられている紐状体の位置を逐次比較するとこが可能である。そうすると、紐状体検出手段を使用しなくとも、紐状体切断手段と紐状体が接触したことは、紐状体切断手段が紐状体の存在している位置を通過したことによって検出できるので、これを検出した後の適当な時期に紐状体切断手段の移動を停止することが可能になり、本考案の第10の課題解決手段と同様の効果を得ることができる。
また、本構成では紐状体切断手段が紐状体に接触する前から、遊戯者の操作により紐状体切断手段が紐状体に首尾よく近づいていること等も検出可能である。この場合に、本景品獲得ゲーム機内の照明状態を変化させたり、効果音を発したりして遊戯者の期待感をより高めるといった演出を行うことも可能になるので、本景品獲得ゲーム機の遊戯性はますます高まることになる。
本考案の第12の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体の接続位置設定手段を備えていることを特徴としているので、
景品を吊るす紐状体の位置がつねに一定となり、本考案の第11の課題解決手段の効果をより容易に、確実に得ることができる。
つまり、紐状体切断手段の位置を検出しても、紐状体の位置を正確に景品獲得ゲーム機の制御装置の備える記憶手段に書き込んでおかなければ、制御装置は紐状体切断手段と景品を吊るす紐状体の接触を正確に検出できない。そこで、景品獲得ゲーム機の天井部付近に紐状体を接続可能な紐状体位置設定手段を設けておくのである。紐状体位置設定手段の位置をあらかじめ記憶手段に書き込んでおけば、景品を吊るす紐状体を紐状体位置設定手段に接続するたびに、その位置を記憶手段に書き込む必要が無くなる。
このようにすることで、本景品獲得ゲーム機を設置する遊戯施設の店員等による景品の補充が容易になり、また景品補充に要する時間が短縮されるので、本景品獲得ゲーム機の稼働率の向上に寄与することになる。
なお、接続位置設定手段は紐状体を景品獲得ゲーム機の天井付近の定まった点に接続できるものであればその構成は問わない。例えば紐状体先端にフックを設け、これを景品獲得ゲーム機の天井付近に渡したパイプに引っ掛けることで紐状体を接続する場合、前記パイプにフックを通す穴を設けてこの穴によって位置を決めたり、あるいはパイプに溝を設けてフックを溝にはめ込むことによって位置を決めたりすることができる。
本考案の第13の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、景品払出口から景品が払い出されたことを検知する景品払出検出手段を備えていることを特徴としているので、
遊戯者が紐状体切断手段を操作して景品を吊るす紐状体を切断するという遊戯課題を達成し、景品が払い出されたことを検出することができる。
つまり、本景品獲得ゲーム機は遊戯者が遊戯課題を達成するたびに景品が払い出され、したがって、本景品獲得ゲーム機内の景品が少なくなってゆく。本景品獲得ゲーム機では景品そのものが視覚を通じて遊戯者の遊戯意欲を喚起する意匠の一部となっているのであるから、景品の残り個数が少なくなると遊戯者の遊戯意欲を十分に喚起することができなくなってしまう。従って、適宜景品を補充することが必要なのであるが、本景品獲得ゲーム機を設置する遊戯施設において、その店員等の巡回によって常に景品が十分な数残存していることを保障することは店員等の負荷が大きく現実的ではない。
そこで、景品の残り個数が一定数以下になれば、ランプの点灯その他の適当な方法で店員等への注意喚起をすることが好ましい。このためには、遊戯者が遊戯課題を達成して景品の払い出しが行われたことを検知し、これを検知するごとにあらかじめ記憶装置に書き込まれた景品の残数を1減じて、これが一定個数を下回ったかどうかを比較すればよい。
本景品獲得ゲーム機では、払い出される景品は、紐状体を切断されて落下して景品払出口を介して遊戯者に払い出されるのであるから、景品払出口に景品払出検出手段を設けることで景品が払い出されたことを検知すると良いのである。なお、景品払出検出手段には例えば、一定領域を物体が通過した、つまり光を遮ったことを検出する為に一般的に使用される透過型光センサを用いることができる。光センサは非接触で対象物を検出するため、景品払出検出手段の設置によって景品が引っ掛かるといった事故を発生しない点で好ましいのである。
本考案の第14の課題解決手段においては、
前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体の接続位置設定手段に、景品の接続された紐状体が接続されているかどうかを検知する景品接続検出手段を備えていることを特徴としているので、
景品獲得ゲーム機内の各接続位置設定手段に紐状体によって景品が吊るされているかどうかを検出することができる。
景品接続検出手段は、例えば各接続位置設定手段付近に設けたマイクロスイッチが紐状体の張力によって開閉する構造とすることができる。紐状体に景品が接続されている場合は、紐状体の張力が大きいのでマイクロスイッチが閉じるが、紐状体が接続されていない場合や景品が払いだされてしまった場合には紐状体が無い又はその張力が小さい為にマイクロスイッチが開くことになり、これによって各接続位置設定手段に景品が吊るされているかどうかを検出できるのである。
各接続位置設定手段に景品が吊るされているかどうかを検知していれば、景品獲得ゲーム機内の景品の残数を計数してこれが所定の個数以下になっている場合に景品の補充をするよう、景品獲得ゲーム機を設置している遊戯施設の店員等にランプの点灯その他の適当な方法で店員等への注意喚起をすることが可能になる他、遊戯者の操作によって、景品が吊るされている紐状体に紐状体切断手段が接近しつつある場合に本景品獲得ゲーム機内の照明状態を変化させたり、効果音を発したりして遊戯者の期待感をより高めるといった演出を行うことも可能となる。
もっとも、紐状体切断手段の位置検出手段によって得られる紐状体切断手段の位置情報と、景品払出検出手段によって得られる景品払い出しの有無情報から、どの接続位置設定手段に吊るされた景品が払い出されたかを識別し、これを本景品獲得ゲーム機の制御装置の備える記憶手段に連続して記録することにより、景品が吊るされている接続位置設定手段と景品が吊るされていない景品位置設定手段とを区別することは可能である。
これを実施する為には各景品位置設定手段のどの位置に景品が吊るされていたかについての初期情報を景品獲得ゲーム機の制御装置の備える記憶装置に書き込む必要がある。初期状態が常にすべての景品位置設定手段に景品が吊るされている状態であるなど、単純な場合はこのようにしても特段不都合は生じない。
しかしながら、たとえば非常に大きな景品を本景品獲得ゲーム機に紐状体で吊るす場合、空間上の制約により当該景品を吊るしている接続位置設定手段に隣接する接続位置設定手段には景品を吊るすことができない場合が生じる。このような場合、景品接続検出手段が無ければ記憶手段に景品の吊り下げられている接続位置設定手段と景品の吊り下げられていない接続位置設定手段の識別情報を初期情報として記憶装置に書き込む必要が生じ、本景品獲得ゲーム機を設置する遊戯施設の店員等に負担を強いることになる。一方、景品接続検出手段を設けることで、景品獲得ゲーム機の制御装置の備える記憶手段に景品の吊り下げられている接続位置設定手段と景品の吊り下げられていない接続位置設定手段は自動的に識別され、前記のような不都合は解消するのである。
以下、本景品獲得ゲーム機について、実施例を元に詳細に説明する。
図1は、本考案に係る景品獲得ゲーム機の一実施例の説明図である。
景品獲得ゲーム機1は、ボタン等を配置した操作卓10a、10bを備え、遊戯者がこれを使用して景品獲得ゲーム機の遊戯課題の達成を試行する。なお、本説明図の景品獲得ゲーム機は同時に2人の遊戯者が遊戯可能であり、図の左側(1P側)と図の右側(2P側)でそれぞれ独立に遊戯者が遊戯を楽しめるものとなっている。景品獲得ゲーム機1は遊戯者が遊戯課題を達成した際に景品を払い出す景品取出口11a、11bも備えている。
景品獲得ゲーム機では、景品自体に遊戯者の遊戯意欲を喚起する意匠としての重要な役割があるが、本考案に係る景品獲得ゲーム機では、図に示すように景品8を紐状体7の一端に縛り付けるなど任意の方法で取り付け、紐状体7の他端に取り付けられた吊下フック9を、景品獲得ゲーム機1の天井部付近に設けられた景品吊下パイプ6a、6bに掛けている(数多くの景品を図示しているが、煩雑になるため7,8,9についての符号はおのおの枝番a〜cを付した3つにのみ付し、他は省略している)。
景品吊下パイプ6a、6bはそれぞれ景品獲得ゲーム機1の天井付近の手前側及び奥手側に設けられており、その両端付近で天井に固定されている。このような構成とすることで、景品を景品獲得ゲーム機1内で遊戯者に近い位置や離れた位置に配置することが可能になり、遊戯者に奥行きを感じさせることができる。三次元的な遊戯空間が存在することは業務用景品獲得ゲーム機の大きな特徴であり、奥行きを演出することは業務用獲得ゲーム機の魅力を高める上で重要なのである。
また、景品8はそれぞれ台に載置された状態ではなく、吊り下げられた状態であるから景品それぞれの立体的形状を維持しており、またそれぞれを吊り下げている紐状体7の長さを適宜変えることで上下方向のさまざまな位置に立体的に景品を配置できる。このようにして遊戯者に立体感を感じさせることができる。立体感を演出することも業務用景品獲得ゲーム機の意匠的魅力を高める上で重要であることは当然である。
景品獲得ゲーム機1は天井付近に紐状体切断手段左右方向移動手段2を備え、紐状体切断手段左右方向移動手段2には紐状体切断手段前後方向移動手段3a、紐状体切断手段前後方向移動手段3bが取り付けられている。さらにこれらにはそれぞれ紐状体切断手段取付金具4a、4bを介して紐状体切断手段5a、5bが取り付けられている。これらの詳細については後述する。
上記構成により、紐状体切断手段5a、5bは左右方向、前後方向に自由に移動可能である。そして、遊戯者による操作卓10aまたは10bの操作に従って紐状体切断手段5aまたは5bが適切な位置に移動されると、これによって紐状体7が切断され、これによって吊り下げられていた景品8が落下し、景品取出口11aまたは11bから払い出されるのである。
図2は、本考案に係る景品獲得ゲーム機において、2P側で遊戯課題の達成に成功して景品が払い出された直後の様子を示している説明図である。
図から明らかなように、紐状体切断手段5bは適切な位置に移動され、紐状体7cを切断したところである。紐状体7cによって吊り下げられていた景品8cは落下し、景品取出口11bから払い出されており、遊戯者はこれを取り出すことになる。
本景品獲得ゲーム機の要部について、図3を用いてさらに詳しく説明する。紐状体切断手段左右方向移動手段2は、図示しない景品獲得ゲーム機本体1の天井部に取り付けられ、ステッピングモーター14aとタイミングプーリー13a間に取り付けられたタイミングベルト12aを駆動する。紐状体切断手段前後方向移動手段3は、図示しないスライダ(リニアガイドやローラー付きのテーブル等)に取り付けられており、スライダはタイミングベルト12aに固定されているので、結局、紐状体切断手段前後方向移動手段3は紐状体切断手段左右方向移動手段2によって左右方向に移動される。
同様に、紐状体切断手段前後方向移動手段3もステッピングモーター14bやタイミングプーリー13b、タイミングベルト12bを備えており、紐状体切断手段取付金具4を前後方向に移動することができる。
遊戯者が適切に紐状体切断手段を移動して紐状体の切断に成功する場合は、本景品獲得ゲーム機は次のような動作を行うことになる。
まず、遊戯者の操作により紐状体切断手段左右方向移動手段2が駆動して、遊戯者が獲得を目指している景品8を吊り下げる紐状体7の手前で紐状体切断手段5が停止する。もちろん、紐状体切断手段5は、紐状体切断手段前後方向移動手段3とともに左右方向に移動しているのである。
次に、遊戯者の操作により紐状体切断手段前後方向移動手段3が駆動して、遊戯者が獲得を目指している景品8を吊り下げる紐状体7が丁度切断される位置に紐状体切断手段5が停止する。ここで、紐状体切断手段5が駆動して紐状体7が切断され、景品8が落下し、遊戯者に払い出されるのである。
図4は、紐状体切断手段の取り付け状態の一実施例を示す説明図である。
紐状体切断手段5は、コの字形状の紐状体切断手段取付金具4を介してスライダ18に取り付けられている。スライダ18は、図示しないタイミングベルト12bに固定され、図示しない紐状体切断手段前後方向移動手段3によって前後方向に移動されるのである。
なお、図から明らかなように紐状体切断手段取付金具4はコの字形状としている。この構成により、紐状体切断手段5で奥手側の景品吊下パイプ6bに吊り下げられた景品の紐状体を切断しようとする際に、紐状体切断手段取付金具4が手前側の景品吊下パイプ6aと衝突することを避け、手前側景品吊下パイプ6a、奥手側景品吊下パイプ6bを用いた奥行きの感じられる景品展示を可能とし、本景品獲得ゲーム機の魅力をさらに高めている。景品吊下パイプは本実施例に示すように少なくとも手前側と奥手側の2本を使用することで遊戯者に奥行きを感じさせることができるのであるが、これに限られるものではなく景品獲得ゲーム機や景品の大きさに応じて3本またはこれ以上使用することも可能である。
図5は、紐状体切断手段の一実施例を示す説明図である。同図は、紐状体切断手段の駆動装置の一実施例を説明するため、紐状体切断手段の断面図に紐状体切断手段の駆動装置の要部を表示している。
紐状体切断手段は、第1の板状構造15を備え、第1の板状構造15にはナイフ刃15aが取り付けられている。ナイフ刃15aは鋭利なエッジを有し、これに紐状体を押し付けると紐状体が切断されるというものである。また、第1の板状構造15には第1のギア15bが固定され、これらは回転可能に紐状体切断手段に取り付けられている。
紐状体切断手段は、第2の板状構造16を備え、第2の板状構造16には弾性部材16aが取り付けられている。弾性部材16aは第1の板状構造に取り付けられたナイフ刃に紐状体を押し付ける働きを有している。また、第2の板状構造16には第2のギア16bが及び第3のギア16cが固定され、これらは回転可能に紐状体切断手段に取り付けられている。
第1のギア15bと第2のギア16bはお互いにかみ合うように設定され、第3のギア16cは図示しないモーターによって回転する第4のギア17にかみ合うように設定されている。図示しないモーターが第4のギア17を回転させると、モーターの回転方向に応じて板状構造15と板状構造16は開閉動作をすることになる。
遊戯者が紐状体切断手段を適切な位置に移動している場合は、図6に示すように紐状体7がナイフ刃15aに弾性部材16aによって押し付けられる。この結果紐状体7が切断され、これに吊り下げられた景品が落下して、景品取出口から遊戯者に払い出されるのである。
一方、遊戯者が紐状体切断手段を適切な位置に停止することができなかった場合は、図7に示すように紐状体7は第1の板状構造15と第2の板状構造16にはさまれるものの、ナイフ刃15aに弾性部材16aによって押し付けられることは無い為、紐状体7は切断されることは無く遊戯課題は達成されない。
図8は、紐状体切断手段の別の一実施例を示す説明図である。
本実施例では、景品獲得ゲーム機としての視覚的魅力を高める為、紐状体切断手段5には一見鋏のように見える意匠を施している。さて、本実施例では第1の板状構造15と第2の板状構造にはそれぞれ剪断刃19が設けられている。遊戯者が紐状体切断手段5を適切に操作し、紐状体を剪断刃19部分で挟むことができれば紐状体は切断され、紐状体に吊るされた景品は落下して遊戯課題達成となる。一方、紐状体を剪断刃19部以外の第1の板状構造15及び第2の板状構造16によって挟んでも、紐状体は切断されず遊戯課題は達成されない。
図9を用いてこの様子をさらに詳しく説明する。同図(A)は、紐状体7を剪断刃19部分で挟むことに成功した様子を示す説明図であり、紐状体切断手段5正面方向から見た垂直面での断面図を示している。紐状体7は、第1の板状構造15と第2の板状構造16に設けられた剪断刃19部分のエッジで挟まれており、さらに剪断刃19が閉じると紐状体7は剪断されることになる。
一方、同図(B)には、紐状体7を第1の板状構造15と第2の板状構造16で挟むことには成功したものの、剪断刃19部分で挟むことはできなかった状態を示している。この場合、紐状体7は、第1の板状構造15と第2の板状構造16に挟まれているものの、エッジで挟まれているわけではない為、剪断されることはない。紐状体7がたわむことによって、を第1の板状構造15と第2の板状構造16の面取り部分に逃げてしまうからである。
ところで、本実施例では紐状体切断手段5とこれの備える第1の板状構造15と第2の板状構造によって鋏のような意匠としているが、図11に示すように市販の鋏そのものを紐状体切断手段として使用しても良い。同図では、鋏の要部分を丸棒形状の構造で保持し、図示しないアクチュエータで鋏の刃を開閉する構造の紐状体切断手段としている。このようにすれば市販の鋏そのもので紐状体を切断するという視覚的な面白さはますます顕著である。なお、図示していないが鋏の刃には先に説明したように適宜剪断刃部分と剪断刃を備えない部分を設けることができることは言うまでも無い。
図10は、紐状体切断手段の別の一実施例を示す説明図である。
本実施例でも、景品獲得ゲーム機としての視覚的な魅力を高める為、紐状体切断手段5には一見鋏のように見える意匠を施している。ただし、本実施例では同図で鋏の刃のように見える部分は実は駆動されることの無い、主に意匠としての役割のみを有した構造物としている。
紐状体切断手段5には、図示するように鋏の刃のように見える部分の根元にナイフ刃20を設けている。つまり、遊戯者が紐状体切断手段5を首尾よく移動して紐状体をナイフ刃20に接触することで鋭いナイフ刃によって紐状体を切断して景品を落下させるのである。
このような構成にすると、鋏の刃が動いて紐状体を切断するように見える視覚的な面白さや、鋏の刃の特定の位置で紐状体を挟むように紐状体切断手段を移動・停止しなければならないという遊戯課題の戦略性が損なわれるものの、紐状体切断手段5を非常に簡単に実現することが可能でコスト上の利点が得られるほか、遊戯課題そのものの難易度が低くなるので年少者や初心者である遊戯者に遊戯してもらいやすいという特徴がある。
図12は、紐状体切断手段の別の一実施例を示す説明図である。
本実施例でも、紐状体切断手段5にはナイフ刃20を備えているが、ナイフ刃20は鞘構造22から出入りし、鞘構造開口部21に挿入可能に設定されている。遊戯者が図示しない紐状体がナイフ刃20と鞘構造開口部21の間に位置するように紐状体切断手段5を移動すれば、ナイフ刃20が鞘構造開口部21に挿入するように駆動する際に紐状体が切断され、景品が落下し払い出されるのである。この実施例では、遊戯者に紐状体切断手段と紐状体の位置関係がどのような状態の場合に紐状体の切断、つまり遊戯課題達成に成功するかを明確に視認させることができる。
なお、本実施例ではナイフ刃20により紐状体を切断する構成としたが、これを剪断刃によって置換するなどさまざまな構成をとりえることはいうまでも無い。
図13は、紐状体切断手段の別の一実施例を示す説明図である。
同図には、紐状体切断手段の要部のみを表示している。本実施例は、紐状体切断手段に電線などの切断に用いられる工具であるニッパーの構造を流用したものである。すなわち、押切刃23は鋭角の押し切り刃でありこれに挟まれた紐状体を切断可能である。圧縮コイルばね24はこれが伸びようとするばね力で押切刃23を開放状態にする。ニッパーのハンドルに一端を固定された紐25とこれを巻き取るプーリー26は、図示しないモーターによってプーリー26が時計方向に回転する際に紐25を巻き取り押切刃23を閉じる動作をする。逆にプーリー26を半時計方向に回転すると、圧縮コイルばね24の作用で押切刃23は開く動作をするのである。
本実施例では、紐の接続位置をニッパーのハンドルの先端近くとすれば梃子の作用によって押切刃23に非常に強い力を作用させることができる。これにより、紐状体に例えば針金のように強度の高いものを使用しても問題なく切断することが可能であるので、前記のように景品にタグ取付用係止片を取り付けている場合は、タグそのものを切断させることも可能である。また、梃子の作用で強い力を得るので、プーリー26を回転させるモーターには出力の小さな小型のもので十分である。
以上に説明したように、本考案に係る景品獲得ゲーム機は、景品獲得ゲーム機の筐体内で立体的に景品を配置することが可能でかつ大型景品を問題なく使用できる景品獲得ゲーム機を提供することを可能とし、遊戯課題の達成のプロセスに遊戯者から直接的に確認不可能な不確実さがなく、遊戯者に適切な操作をすれば必ず遊戯課題を達成できるとの心証を与え、もって遊戯者の遊戯意欲を喚起できるという、きわめて有用なものである。
本景品獲得ゲーム機の一実施例を示した説明図である。 本景品獲得ゲーム機で景品を払い出した状態を示した説明図である。 本景品獲得ゲーム機の要部を示した説明図である。 紐状体切断手段の取り付け状態の一実施例を示す説明図である。 紐状体切断手段の一実施例を示した説明図である。 紐状体切断手段による紐状体の切断の様子を示した説明図である。 紐状体切断手段による紐状体の切断に失敗した様子を示した説明図である。 紐状体切断手段の別の実施例を示した説明図である。 剪断刃による紐状体の切断の様子を示した説明図である。 紐状体切断手段の別の実施例を示した説明図である。 紐状体切断手段の別の実施例を示した説明図である。 紐状体切断手段の別の実施例を示した説明図である。 紐状体切断手段の別の実施例を示した説明図である。
符号の説明
1 景品獲得ゲーム機
2 紐状体切断手段左右方向移動手段
3 紐状体切断手段前後方向移動手段
3a 紐状体切断手段前後方向移動手段(1P用)
3b 紐状体切断手段前後方向移動手段(2P用)
4 紐状体切断手段取付金具
4a 紐状体切断手段取付金具(1P用)
4b 紐状体切断手段取付金具(2P用)
5 紐状体切断手段
5a 紐状体切断手段(1P用)
5b 紐状体切断手段(2P用)
6a 景品吊下パイプ(手前側)
6b 景品吊下パイプ(奥手側)
7 紐状体
7a〜7c 紐状体
8 景品
8a〜8c 景品
9 吊下フック
9a〜9c 吊下フック
10a 操作卓(1P用)
10b 操作卓(2P用)
11a 景品取出口(1P用)
11b 景品取出口(2P用)
12a タイミングベルト(左右方向)
12b タイミングベルト(前後方向)
13a タイミングプーリー(左右方向)
13b タイミングプーリー(前後方向)
14a ステッピングモーター(左右方向)
14b ステッピングモーター(前後方向)
15 第1の板状構造
15a ナイフ刃
15b 第1のギア
16 第2の板状構造
16a 弾性部材
16b 第2のギア
16c 第3のギア
17 第4のギア
18 スライダ
19 剪断刃
20 ナイフ刃
21 鞘状体開口部
22 鞘状体
23 押切刃
24 圧縮コイルばね
25 紐
26 プーリー

Claims (14)

  1. 少なくとも一部が透明または半透明の遊戯空間を備え、前記遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払い出し可能である景品獲得ゲーム機において、
    前記遊戯空間上部に一端が接続された紐状体と、
    前記遊戯空間内で移動可能な紐状体切断手段とを備えたことを特徴とする、
    景品獲得ゲーム機。
  2. 前記紐状体切断手段は、遊戯者に対して少なくとも左右方向及び前後方向の2方向に移動可能であることを特徴とする、
    請求項1記載の景品獲得ゲーム機。
  3. 前記紐状体切断手段は、少なくとも一つの移動方向に面した面にナイフ刃を備えていることを特徴とする、
    請求項2記載の景品獲得ゲーム機。
  4. 前記紐状体切断手段は、第1の板状構造と第2の板状構造を備え、前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は開閉駆動可能であることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項3記載の景品獲得ゲーム機。
  5. 前記第1の板状構造はナイフ刃を備え、前記第2の板状構造は弾性部材を備え、前記紐状体切断手段を閉駆動した際には前記ナイフ刃と前記弾性部材が相互に圧接するように設定されていることを特徴とする、
    請求項4記載の景品獲得ゲーム機。
  6. 前記ナイフ刃の長さは、前記第1の板状構造の長さの5%乃至25%の長さに設定されていることを特徴とする、
    請求項5記載の景品獲得ゲーム機。
  7. 前記第1の板状構造と前記第2の板状構造は剪断刃を構成することを特徴とする、
    請求項4記載の景品獲得ゲーム機。
  8. 前記剪断刃の長さは、前記第1の板状構造の長さの5%乃至25%の長さに設定されていることを特徴とする、
    請求項7記載の景品獲得ゲーム機。
  9. 前記紐状体切断手段は、略コの字形状の紐状体切断手段取付金具を介して紐状体切断手段移動手段に取り付けられていることを特徴とする、
    請求項2乃至請求項8記載の景品獲得ゲーム機。
  10. 前記紐状体切断手段は、紐状体検出手段を備えることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項9記載の景品獲得ゲーム機。
  11. 前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体検出手段の位置検出手段を備えていることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項10記載の景品獲得ゲーム機。
  12. 前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体の接続位置設定手段を備えていることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項11記載の景品獲得ゲーム機。
  13. 前記景品獲得ゲーム機は、景品払出口から景品が払い出されたことを検知する景品払出検出手段を備えていることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項12記載の景品獲得ゲーム機。
  14. 前記景品獲得ゲーム機は、前記紐状体の接続位置設定手段に、景品の接続された紐状体が接続されているかどうかを検知する景品接続検出手段を備えていることを特徴とする、
    請求項13記載の景品獲得ゲーム機。
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