JP2010184129A - 業務用景品獲得ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般の遊戯者が慣れ親しんでいる、遊戯者の操作により第1の方向へ遊戯手段を移動する第1のステップと、遊戯者の操作により第2の方向へ遊戯手段を移動する第2のステップで遊戯課題を達成するものでありつつ、それぞれのステップに遊戯としての実効があり、かつ遊戯課題達成の瞬間が良好に視認される景品獲得ゲーム機を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が透明または半透明の素材で遮蔽された遊戯空間内に、遊戯者の操作によって少なくとも2方向に移動可能な遊戯手段を備え、該遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払い出し可能である景品獲得ゲーム機において、該遊戯手段は少なくとも遊戯者から見て左右方向及び奥手前方向に移動可能であり、かつ該遊戯手段は遊戯開始後、遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主にゲームセンターなどの遊戯施設に設置される業務用景品獲得ゲーム機に関する。より詳しくは、遊戯者の操作によって制御される可動部を備え、これを用いて遊戯者が一定の課題を達成すれば景品が払い出される業務用景品獲得ゲーム機に関するものである。
近年、ゲームセンターなどの遊戯施設には様々な景品獲得ゲーム機が設置され、遊戯者に楽しまれている。ここで、景品獲得ゲーム機とは、景品獲得ゲーム機の筐体に備えられた可動部を、同筐体が備えるボタンなどの操作手段を遊戯者に操作させることで一定の課題(以下、「遊戯課題」という)の達成に挑戦させ、この課題を首尾よく達成すれば遊戯者に景品が払い出されるというものである。
景品獲得ゲーム機としてさまざまなものが提供されているが、特に成功を収めている景品獲得ゲーム機の遊戯課題として、遊戯者の操作により遊戯手段を平面内で順次2方向に移動可能としたものを挙げることが出来る。つまり、遊戯者は景品獲得ゲーム機の備えるボタン等を操作することで、まず第1の方向に遊戯手段を移動する第1のステップで、該方向で遊戯手段を位置決めする。続いて遊戯者は、同じく景品獲得ゲーム機の備えるボタン等を操作することで、別の第2の方向に遊戯手段を移動する第2のステップで、該方向で遊戯手段を位置決めする。この後、遊戯手段は自動制御によって各種動作を行うこともあるが、遊戯者によって遊戯手段が適切な位置に移動されていれば、所定の遊戯課題が達成され、景品が払い出されるのである。結局、遊戯者にとって2回の独立した操作で平面上の所定の位置に遊戯手段を停止させることが遊戯課題の本質であるといえる。また、2回の操作の独立性が確保されるため、前記第1の方向と前記第2の方向は、ほぼ直交するように選ばれることが多い。
このような遊戯課題が好まれる理由は、前記第1のステップと前記第2のステップで遊戯手段を移動することで平面上の所定の位置に遊戯手段を停止させるという遊戯課題がシンプルで理解され易いことがあげられる。複雑な遊戯課題は遊戯者に受け入れられにくく、一度遊戯してみよう、というような遊戯意欲が生じにくい。遊戯方法についての説明を読むまでも無く直感的に理解されるシンプルな遊戯課題が好ましいと考えられるのである。
また、遊戯者の操作により遊戯手段を1つの方向のみに移動可能とすることはあまりに遊戯課題が単純に過ぎ、単調となって短期間に飽きられてしまうと考えられる。なぜなら、これでは第1のステップで遊戯内容を適切に位置決めできたかどうかで遊戯課題の達成・不達成が決定してしまい、中間段階が発生し得ないため、連続して遊戯課題を達成できなかった遊戯者の遊戯意欲が短期間に減退してしまうからである。また、遊戯課題の難度を下げる、つまり、遊戯課題達成となる遊戯手段の停止位置を広くするなどの対策は可能であるが、遊戯課題の難度があまりに低いとゲームとしての面白みに欠ける(遊戯性に劣る)ことになるのはもちろん、景品獲得ゲーム機を設置するゲームセンターなどの遊戯施設が適正な利益を得ることを困難にしてしまう。
一方、第1の方向と第2の方向で遊戯手段を移動可能とすることで、第1のステップでは適切に位置決めできたが、第2のステップでは適切な位置決めが出来なかった、という中間状態が出来る。これにより、遊戯者は不慣れな間は第1のステップで適切な位置決めをすることが出来なかったとしても、やがて第1のステップではこれに成功できる、というように上達を感得することが出来る。つまり遊戯課題そのものは非達成にも関わらず、遊戯課題の中間段階までは達成させることで遊戯者に一定の達成感を与えることが出来る。これによって、遊戯者の遊戯意欲が持続できると同時に、遊戯施設が適正な利益を得ることを容易にする。しかし、これ以上遊戯内容を複雑にしても、徒に遊戯課題が複雑になるばかりで、遊戯者の遊戯意欲を惹起する効果に乏しい。このため、遊戯者の操作により遊戯手段を平面内で順次2方向に移動可能な景品獲得ゲーム機が大きな成功を収めてきているものと考えられる。
さて、このような景品獲得ゲーム機の典型的な例として、例えば特開2002−239209号公報の図1等に開示されている景品獲得ゲーム機(以下、「クレーンゲーム機」という)をあげることができる。クレーンゲーム機では、遊戯手段は把持爪を備えたキャッチャーであり、遊戯開始時に遊戯者に対して手前左隅に位置するキャッチャーが、まず第1のステップで遊戯者の操作によって右方向に適当な位置まで移動され、続けて第2のステップで遊戯者の操作によって奥方向に適当な位置まで移動される。この後、キャッチャーが停止位置から降下して把持動作を行う。把持爪によって景品獲得ゲーム機の景品載置台上に載置された景品を首尾よく把持することができれば、把持された景品が景品払出口から払い出され、遊戯者は景品取出口から景品を取り出すことができる。
このようなクレーンゲーム機では、景品を景品獲得ゲーム機の手前付近、つまり、遊戯者の立つ位置付近に配置することが難しい。なぜなら、遊戯者の操作によって遊戯手段が景品獲得ゲーム機の手前側から奥側へ移動するのであるが、景品が余りに手前側に配置されていると遊戯手段を手前側から奥側へ移動する操作を行う時間が極めて短時間又は実質的に無い状態になってしまうので、これでは前記第2のステップが無いことに等しくなってしまい、前記の通り遊戯者が短期間に遊戯意欲を喪失してしまうことになってしまうからである。しかしながら、景品獲得ゲーム機としては一般的に出来るだけ手前側に景品を配置できることが好ましい。景品をより目立つ状態で展示できるため、遊戯者の目に留まる、つまり遊戯意欲を起こさせる可能性が高まるからである。
また、別の景品獲得ゲーム機の例として、意匠登録第1208735号意匠公報に開示された景品獲得ゲーム機(以下、「プッシャーゲーム機」という)がある。プッシャーゲーム機では、伸縮可能なプッシャー棒が遊戯手段であり、、遊戯開始時に遊戯者に対して手前左隅に位置するプッシャー棒が、まず第1のステップで遊戯者の操作によって右方向に適当な位置まで移動され、続けて第2のステップで遊戯者の操作によって奥方向に適当な位置まで移動される。この後、プッシャー棒が伸長する。遊戯空間下部には穴(目標穴)の開いた遮蔽板が設けられており、伸長したプッシャー棒が首尾よく遮蔽板の目標穴を通過すれば遊戯課題達成となり、景品が払い出される。
このようなプッシャーゲーム機の場合は、景品そのものの展示位置と目標穴の位置には直接の関係は無いものの、プッシャー棒が目標穴を通過しようとする瞬間は遊戯課題達成の瞬間であり、遊戯者がもっとも緊張感を持ってプッシャー棒を観察していると考えられる。したがって、目標穴は出来るだけ遊戯者に近い位置に設けられるほうが臨場感が高まり、景品獲得ゲーム機としての遊戯性を高める。しかしながら、目標穴をあまり景品獲得ゲーム機の手前付近に設けると、前記クレーンゲーム機の場合と同様、第2のステップが無いことに等しくなってしまうという課題を有する。
類似の景品獲得ゲーム機の例として特開2008−54796号公報に開示された景品獲得ゲーム機(以下、「横押しプッシャーゲーム機」という)がある。これは、遊戯開始時に遊戯者に対して手前左隅に位置するプッシャー棒が、まず第1のステップで遊戯者の操作によって右方向に適当な位置まで移動され、続けて第2のステップで遊戯者の操作によって上方向に適当な位置まで移動される。この後、プッシャー棒が手前側から奥側に伸長する。遊戯手段と景品陳列棚の間には略垂直に穴(目標穴)の開いた透明素材で構成される遮蔽板が設けられており、伸長したプッシャー棒が首尾よく遮蔽板の目標穴を通過すれば遊戯課題達成となり、景品が払い出される。要は、前記プッシャーゲーム機の動きを90度回転して立てたような構成の景品獲得ゲーム機である。
このような横押しプッシャーゲーム機でも、目標穴が遊戯者から離れた位置になってしまうという課題は共通であるほか、遊戯手段やプッシャー棒が遊戯者と目標穴の間に設けられるため、遊戯中に目標穴等の視認性が低下するという課題を有する。遊戯課題達成・非達成が決する瞬間に、プッシャー棒で目標穴付近の視認性が最も低くなるなる点でこの課題は大きいと考えられる。
さらに、別の景品獲得ゲーム機の例として、実用新案登録第3121836号公報に開示された景品獲得ゲーム機(以下、「カットゲーム機」という)がある。カットゲーム機では、遊戯手段が切断手段であり、遊戯開始時に遊戯者に対して手前左隅に位置する切断手段が、まず第1のステップで遊戯者の操作によって右方向に適当な位置まで移動され、続けて第2のステップで遊戯者の操作によって奥方向に適当な位置まで移動される。この後、切断手段が切断動作を行う。切断手段により、首尾よく景品を吊下げる紐状体が切断できれば遊戯課題達成であり、吊下げられた景品は落下して、景品が払い出される。
このようなカットゲーム機でも、前記クレーンゲーム機や前記プッシャーゲーム機と類似の課題を有している。すなわち、景品を吊下げる紐状体をあまり景品獲得ゲーム機の手前付近に設けると、前記クレーンゲーム機の場合と同様、第2のステップが無いことに等しくなってしまうという課題を有するのである。加えて、カットゲーム機では前記横押しプッシャーゲーム機に類似の課題も考えられる。カットゲーム機では切断手段が紐状体をうまく挟み込む位置に遊戯手段を移動することが遊戯課題なのであるが、遊戯者と紐状体の間に切断手段が設けられる構成であるので、切断手段によって紐状態が挟まれる様子が遊戯手段等に遮られて視認しにくくなってしまうのである。切断手段が紐状態を切断する動作をする瞬間は遊戯課題達成の瞬間であり、遊戯者が最も緊張感を持って切断手段等を観察していると考えられる。ところが、ここの視認性が低いことはカットゲーム機の遊戯性を損ねているといわざるを得ない。切断手段の形状や高さの工夫により、この課題は相当程度解決できるのだが、本質的な解決は困難である。
一方、特開平5−277253号公報の図1には遊戯者の操作により遊戯手段が左右方向に移動するのみならず、遊戯者の操作により該遊戯手段が一定半径で回転移動をもする景品獲得ゲーム機が開示されている。このような景品獲得ゲーム機では、景品の展示位置が任意と考えられ、従って前記クレーンゲーム機等の有していた課題が解決される可能性が高い。しかし、一般の遊戯者の慣れ親しんでいない回転移動をする遊戯手段を用いることから、遊戯内容が複雑であるまたは特異であると遊戯者に認識されて敬遠されがちになるという課題を有する。
つまり、一般の遊戯者が慣れ親しんでいる、遊戯者の操作により第1の方向へ遊戯手段を移動する第1のステップと、遊戯者の操作により第2の方向へ遊戯手段を移動する第2のステップで遊戯課題を達成するものでありつつ、それぞれのステップに遊戯としての実効があり、かつ遊戯課題達成の瞬間が良好に視認されるような景品獲得ゲーム機が好ましいのである。
特開2002−239209号公報 意匠登録第1208735号意匠公報 特開2008−54796号公報 実用新案登録第3121836号登録実用新案公報 特開平5−277253号公報
本発明は以上に説明したような問題点を解決するためになされたものである。つまり、一般の遊戯者が慣れ親しんでいる、遊戯者の操作により第1の方向へ遊戯手段を移動する第1のステップと、遊戯者の操作により第2の方向へ遊戯手段を移動する第2のステップで遊戯課題を達成する景品獲得ゲーム機でありつつ、それぞれのステップに遊戯としての実効があり、かつ遊戯課題達成の瞬間が良好に視認され、もって遊戯者の遊戯意欲を惹起できる景品獲得ゲーム機を提供することを課題としている。
(1)前記課題を解決するため、本発明においては、少なくとも一部が透明または半透明の素材で遮蔽された遊戯空間内に、遊戯者の操作によって少なくとも2方向に移動可能な遊戯手段を備え、該遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払い出し可能である景品獲得ゲーム機において、該遊戯手段は少なくとも遊戯者から見て左右方向及び奥手前方向に移動可能であり、かつ遊戯開始後に該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含むことを特徴とする、景品獲得ゲーム機としている。
上記構成とすることで、遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動するので、景品獲得ゲーム機の手前側、すなわち遊戯者に近い側に景品を展示したり、あるいは目標穴を設けたりしても、奥側から手前側への遊戯手段の移動距離が十分に確保される。つまり、第2のステップが遊戯として実効あるものとなる。なお、この効果は遊戯手段の移動方向が左右方向と奥側から手前側方向の場合、つまり、遊戯者の操作による位置決めが水平面内で行われる場合で顕著であるが、本発明の構成はこれに限られない。
例えば、遊戯手段の移動方向が左右方向と上下方向の場合、つまり、遊戯者の操作による位置決めが遊戯者にほぼ対向する垂直面内で行われる場合で、その後、遊戯手段が奥側から手前側へ移動する場合をも本発明は含むものとする。遊戯手段が奥側から手前側へ移動する動作が遊戯者の操作によるものであっても、自動的に行われるものであっても、この動作によって遊戯課題達成の位置(遊戯手段である把持機構が景品を把持する位置や、遊戯手段であるプッシャー棒が目標穴を通過する位置等)を景品獲得ゲーム機の手前側に設定することが可能になるので、遊戯者が最も緊張感を持って観察している遊戯課題達成の瞬間を間近で見ることが出来るという効果が得られることになんら相違は無いからである。
さらに、本発明において、「遊戯手段が奥側から手前側へ移動する」とは、遊戯手段そのものが変形して実質的に奥側から手前側へ移動したと解釈できる場合をも含むものとする。例えば、奥側に設けられた伸縮自在のプッシャー棒が手前側に伸長して、手前側に設けられた目標穴を通過すれば遊戯課題達成となる場合は、プッシャー棒自体が手前方向に移動しているわけでは無いが、プッシャー棒先端が手前方向に移動しているため、「遊戯手段が奥側から手前側へ移動する」に含まれるものとしている。あるいは、プッシャー棒先端に遊戯手段という称呼を与えたと考えればよい。
また、本発明において、「遊戯開始後に該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含む」とは、「遊戯開始後に、遊戯課題が達成される又は非達成に終わるまでの間、つまり、実質的に遊戯が完了するまでの間に、該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含む」ことを指している。遊戯開始後、遊戯者の操作などによって遊戯手段が移動するのであるが、遊戯完了後に次回の遊戯に備えて遊戯手段が遊戯開始時の位置に復帰する必要があることは自明であるからである。つまり、遊戯開始後、遊戯課題が達成される又は非達成に終わるまでの間に遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含むことが本発明の特徴である。したがって、実質的に遊戯完了後、遊戯手段が遊戯開始時の位置に復帰するために遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含んでいたとしても、実質的な遊戯中にこのような動作を含まないものは本発明に含まれない。
(2)本発明においては、 遊戯者の操作によって前記遊戯手段が遊戯者にほぼ対向する垂直面内で移動する第1のステップと、該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する第2のステップとを含むことを特徴とする、(1)に記載の景品獲得ゲーム機とすることが好ましい。
遊戯課題達成時の遊戯手段の位置が景品獲得ゲーム機の手前側付近であることが、遊戯者が最も緊張感を持って観察している遊戯課題達成の瞬間を間近で見ることが出来る点で好ましいことはすでに説明したとおりである。この意味では、まず遊戯手段が奥側から手前側に移動し、その後、左右方向または上下方向に遊戯手段が移動してもかまわない。
しかし、遊戯手段が奥側から手前側に移動しているということは、遊戯者に対して離れた位置にある遊戯手段が遊戯者に向かって迫ってくるということであり、視覚上大いに迫力を感じさせる動きである。一方、遊戯手段が左右方向に移動している際には、このような視覚上の効果はさほど大きいものでは無い。遊戯者が最も緊張感を感じる瞬間、すなわち景品獲得ゲーム機による遊戯のクライマックスはいうまでも無く遊戯課題達成または非達成の瞬間であるので、この直前に視覚上の迫力を強く感じさせるように構成することが好ましい。つまり、まず遊戯者から離れた奥側で左右または上下といった垂直面内で遊戯手段を移動させ、つぎに奥側から手前側へ遊戯手段が移動することで、遊戯課題達成に向けて遊戯者の興奮を高め、ついに遊戯手段の達成・非達成が決するという構成とすることで、結果に関わらず景品獲得ゲーム機での遊戯に対する満足感をより高めることが出来るのである。
(3)本発明においては、前記遊戯手段は把持爪を備えたキャッチャーであり、前記第2のステップの後に該キャッチャーが降下して把持動作を行う第3Aのステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の景品獲得ゲーム機とすることが好ましい。
遊戯手段として把持爪を備えたキャッチャーを備え、遊戯空間下部に設けられた景品載置台に載置された景品を該キャッチャーで把持する、いわゆるクレーンゲーム機では、第2のステップでキャッチャーが奥側から手前側へ移動する構成とすることで、景品を景品獲得ゲーム機の手前付近に展示しても第2のステップが実効ある遊戯要素となるという効果が得られる。景品を景品獲得ゲーム機の手前側付近に展示すると、景品の視認性がよくなり遊戯者の目を引き易くなる。つまり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなるという効果が得られる。
なお、キャッチャーが降下して把持動作を行う第3Aのステップは通常、遊戯者の操作は受け付けずに自動的に行われる。しかし、遊戯者の操作によって決められた位置において第3Aのステップが行われる、つまり、結局は遊戯者の操作で決まった位置によって遊戯課題の達成・非達成が決するのであるから、第3Aのステップが自動的に行われることは、これが景品獲得ゲーム機の手前付近の視認性のよい位置で行われることの効果をなんら損なうものでは無い。
(4)本発明においては、前記遊戯手段は上下方向に伸縮可能なプッシャー棒であり、前記第2のステップの後に該プッシャー棒が伸長動作を行う第3Bのステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の景品獲得ゲーム機とすることが好ましい。
遊戯手段として伸縮自在のプッシャー棒を備え、遊戯空間下部には穴(目標穴)の開いた遮蔽板が設けられており、伸長したプッシャー棒を遮蔽板の目標穴に通過させることを遊戯課題とするプッシャーゲーム機においても、第2のステップでプッシャー棒が奥側から手前側へ移動する構成とすることで、プッシャー棒が目標穴を通過する位置を景品獲得ゲーム機の手前付近としても第2のステップが実効ある遊戯要素となるという効果が得られる。これにより、プッシャー棒が目標穴を通過する瞬間(または、惜しくも遮断板に衝突して目標穴を通過できなかった瞬間)を遊戯者が間近で観察可能となり、より高い臨場感や興奮を与えることができる。つまり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなるという効果が得られる。
なお、プッシャー棒が伸長して目標穴を通過する第3Bのステップも、前記第3Aのステップ同様に通常自動的に行われる。しかし、このことが本発明の価値をなんら損なうものでは無いことは、前記の通りである。
(5)本発明においては、前記景品獲得ゲーム機は前記景品を紐状体で吊下支持可能であり、かつ前記遊戯手段は紐状体を切断可能な切断手段であり、前記第2のステップの後に該切断手段が切断動作を行う第3Cのステップを含むことを特徴とする、(2)に記載の景品獲得ゲーム機とすることが好ましい。
遊戯手段として切断手段を備え、これによって遊戯空間内の紐状体を切断することで、該紐状体に吊下げられた景品を落下させることを遊戯課題とするカットゲーム機においても、第2のステップで切断手段が奥側から手前側へ移動する構成とすることで、景品を吊下げる紐状態を景品獲得ゲーム機の手前付近としても第2のステップが実効ある遊戯要素となるという効果が得られる。
一般に、景品獲得ゲーム機では遊戯手段の達成から景品の払い出しに至るプロセスが直接的であればあるほど、遊戯者に好まれる傾向がある。遊戯手段の達成と景品の払い出しに至るプロセスに、例えば電子的な視認できない過程が存在すると、遊戯者は遊戯課題を達成した際に本当に景品が公正に払い出されるかどうか等について意識的・無意識的に疑念を抱くからである。その意味で、クレーンゲーム機同様、カットゲーム機も遊戯課題の達成(紐状態の切断)と景品払い出し(景品の落下)が直接的に結びついた理想の構成を有した景品獲得ゲーム機である。
しかし、カットゲーム機では、切断手段が手前側から奥側へ移動する構成では、切断手段で遊戯者の視線が遮られ、紐状体の切断位置の視認性が損なわれてしまうという弱点がある。ここで、切断手段が奥側から手前側へ移動する構成とすると、遊戯者は切断手段が紐状体を挟み込む様子を間近に障害なく観察できる。切断手段が遊戯者に向かって迫ってくる迫力と、紐状体が遊戯者の間近で切断手段によって切断されるという臨場感や興奮を演出可能となり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなるという効果が得られる。
(6)本発明においては、前記景品獲得ゲーム機は前記景品を紐状体で吊下支持可能であり、前記遊戯手段は紐状体接触部であり、前記第2のステップで該紐状体接触部が該紐状体に接触すると該紐状体の吊下支持が解除されて景品が落下し得るように構成されていることを特徴とする、(2)に記載の景品獲得ゲーム機とすることが好ましい。
横押しプッシャーゲーム機は、景品そのものをプッシャー棒で突き落とす構造とすることが可能であり、遊戯手段達成から景品の払い出しまでのプロセスを極めて直接的にできる。しかし、遊戯手段やプッシャー棒で遊戯者の視線が遮られ、目標穴等の視認性が低下するという弱点がある。そこで、遊戯手段が奥側から手前側に移動する構成とし、景品を奥側から手前側に向かって突き落とす構成をとると、今度は景品によって遊戯手段やプッシャー棒の視認性が低下してしまうことになる。
そこで、景品を紐状体によって吊り下げる構成とし、紐状体を遊戯空間上部のフック等に掛けることとすると、プッシャー棒で突くことで紐状態がフックから外れて景品ごと落下し、払い出される構成とできる。この場合、紐状体はまさに紐のような細いものや、あるいは太さがあっても透明性を有する素材のものを採用することで、前記のような視認性の課題が解消される。つまり、プッシャー棒が遊戯者に向かって迫ってくる迫力と、紐状体が遊戯者の間近で突き落とされるという臨場感や興奮を演出可能となり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなるという効果が得られる。
なお、紐状体への景品の取り付けは、どのような手段を使用しても良い。例えば、紐状体が柔軟なものである場合は景品を紐状体で縛ればよく、この方法は景品がぬいぐるみなどの大型で様々な形状のものである場合にも対応可能であり都合が良い。一方、紐状体として柔軟性に乏しいものを使用している場合は、紐状体先端に例えば鈎針構造を設け、これに景品を固定する構造としても良い。この場合は、景品を鈎針構造と係止できる構造を有するケースに収めることが好ましい。あるいは、景品がぬいぐるみのような布製品である場合は、景品にタグ取付用係止片を取り付けてこれに紐状体を固定すればよい。タグ取付用係止片の一例として、例えばタグメイト(エスジ―工業株式会社の登録商標)として市販されているものを挙げることができる。
(1)以上説明した通り、本発明にかかる景品獲得ゲーム機においては、遊戯手段が遊戯開始後、遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含む構成としたので、遊戯課題達成の位置(遊戯手段の備える把持機構が景品を把持する位置や、遊戯手段の備えるプッシャー棒が目標穴を通過する位置等)を景品獲得ゲーム機の手前側に設定することが可能になり、その結果、遊戯者が最も緊張感を持って観察している遊戯課題達成の瞬間を間近で見ることが出来るという効果が得られる。
(2)遊戯者の操作によって前記遊戯手段が遊戯者にほぼ対向する垂直面内で移動する第1のステップと、該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する第2のステップとを含む構成としたので、遊戯者に対して離れた位置にある遊戯手段が遊戯者に向かって迫ってくることにより視覚上の迫力を与え、この直後に遊戯者が最も緊張を感じる遊戯課題達成または非達成が決する瞬間がくるという効果が得られる。これにより、結果に関わらず景品獲得ゲーム機での遊戯に対する満足感をより高めることが出来る。
(3)クレーンゲーム機においては、景品を景品獲得ゲーム機の手前側付近に展示し難いという課題を解決し、景品の視認性がよくなり遊戯者の目を引きつけ易くなるという効果が得られる。つまり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなる。
(4)プッシャーゲーム機においては、プッシャー棒が目標穴を通過する瞬間(または、惜しくも遮蔽板に衝突して目標穴を通過できなかった瞬間)を遊戯者が間近で観察可能となり、より高い臨場感や興奮を与えることができる。つまり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなるという効果が得られる。また、切断手段によって紐状体がさえぎられて視認性が低下するということもない。
(5)カットゲーム機においては、切断手段が遊戯者に向かって迫ってくる迫力と、紐状体が遊戯者の間近で切断手段によって切断されるという臨場感や興奮を演出可能となり、遊戯者の遊戯意欲を惹起し易くなるという効果が得られる。
(6)横押しプッシャーゲーム機においては、景品によって遊戯手段やプッシャー棒の視認性が低下してしまうことなく、プッシャー棒が遊戯者に向かって迫ってくる迫力と、紐状体が遊戯者の間近で突き落とされるという臨場感や興奮を演出可能となるという効果が得られる。
本発明に係る景品獲得ゲーム機の一実施例を説明する説明図である。 本発明に係る景品獲得ゲーム機の遊戯手段の一実施例を説明する説明図である。 本発明に係る景品獲得ゲーム機の遊戯手段が紐状体の真後ろに移動した状態を説明する説明図である。 本発明に係る景品獲得ゲーム機の遊戯手段が紐状体の位置に移動した状態を説明する説明図である。 本発明に係る景品獲得ゲーム機の遊戯手段によって紐状体が切断された状態を説明する説明図である。
以下、本景品獲得ゲーム機について、特に本発明の特徴が顕著に現れるカットゲーム機の実施例を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る景品獲得ゲーム機の一実施例の説明図である。
景品獲得ゲーム機1は、ボタン等を配置した操作卓10a、10bを備え、遊戯者がこれを使用して景品獲得ゲーム機の遊戯課題の達成を試行する。なお、本説明図の景品獲得ゲーム機は同時に2人の遊戯者が遊戯可能であり、図の左側(1P側)と図の右側(2P側)でそれぞれ独立に遊戯者が遊戯を楽しめるものとなっている。景品獲得ゲーム機1は遊戯者が遊戯課題を達成した際に景品を払い出す景品取出口11a、11bも備えている。以下、図の左側(1P側)をもとに説明を行う。
本発明に係る景品獲得ゲーム機では、図に示すように景品8を紐状体7の一端に縛り付けるなど任意の方法で取り付け、紐状体7の他端に取り付けられた吊下フック9を、景品獲得ゲーム機1の天井部付近に設けられた景品吊下パイプ6a、6bに掛けている(数多くの景品を図示しているが、煩雑になるため7,8,9についての符号はおのおの枝番a〜cを付した3つにのみ付し、他は省略している)。なお、紐状体7は細い紐であるので、これによって背後の切断手段5aの視認性はほとんど損なわれない。
景品獲得ゲーム機1は天井付近に切断手段左右方向移動手段2を備え、切断手段左右方向移動手段2には切断手段前後方向移動手段3aが取り付けられている。さらにこれらにはそれぞれ切断手段取付金具4aを介して切断手段5aが取り付けられている。これらの詳細については後述する。以上の構成により、切断手段5aは左右方向、前後方向に自由に移動可能である。
さて、遊戯の開始時には、切断手段5aは景品獲得ゲーム機の左側奥付近に停止している。そして、遊戯者による操作卓10aの操作に従い、切断手段5aはまず切断手段左右方向移動手段2によって、右方向に移動する。遊戯者が操作卓10aの操作を終えると、切断手段5aの左右方向での位置が決定する。続けて、遊戯者による操作卓10aの操作に従い、切断手段5aは切断手段前後方向移動手段3aによって奥側から手前方向に向かって移動する。遊戯者が操作卓10aの操作を終えると、切断手段5aの前後方向での位置が決定する。
この状態で、切断手段5aの備える刃状体が自動的に閉じる動作をするのだが、ここで切断手段の詳細を図2を用いて説明する。
切断手段5は第1の刃状体15aと第2の刃状体15bを備えており、これが間に入ったものを挟み込むように閉じる動作をする。これらにはそれぞれ、第1のカット部、第2のカット部が設けられており、この部分に挟み込まれたものを切断することが出来る。逆に、第1の刃状体15aと第2の刃状体15bに挟み込まれたとしても、第1のカット部、第2のカット部の設けられた位置でなければ切断されることは無い。
このような構造の切断手段5aが備える刃状体が閉じる動作を行うので、切断手段5aが適切な位置に移動され首尾よくカット部に紐状体7が挟み込まれると、紐状体7が切断され、これによって吊り下げられていた景品8が落下し、景品取出口11aまたは11bから払い出されるのである。
本発明に係る景品獲得ゲーム機では、切断手段5aが奥側から手前側に移動するので、紐状体7は切断手段5aによって遮られることなく、常に良好に遊戯者より視認されることになる。この様子を図3から図5に示す。
図3は、遊戯者の操作により、切断手段5aが左右方向で移動されて位置が決定した状態を示している。紐状体7は細い紐であるために背後の切断手段5aの視認性を低下させることが無い。従って、遊戯者は正面より紐状体7に合わせて切断手段5aを良好に視認しつつ位置を決めることが出来る。
図4は、遊戯者の操作により、切断手段5aが奥側から手前側に移動して位置が決定し、切断手段5aの備える刃状体15がまさに閉じようとしている状態を示している。切断手段5aが奥側から手前に向かって、すなわち、遊戯者に向かって迫ってくるので視覚的に大いに迫力があることに加え、紐状体7と切断手段5aの位置関係が常に良好に視認されるので、遊戯者は正面より紐状体7に合わせて切断手段5aを良好に視認しつつ位置を決めることが出来る。
図5は、切断手段5aが備える刃状体15が閉じきり、これの備えるカット部16によって紐状体7が切断され、景品8が落下した瞬間を示している。この後、景品8は景品取出口11aより払い出される。このように、本発明に係る景品獲得ゲーム機はまさに遊戯課題の達成・非達成が決する(紐状体7が切断されるまたはされない)瞬間を遊戯者は目前に観察できる構成なのである。
なお、カットゲーム機の実施例をもとに説明を行ったが、他の景品獲得ゲーム機の場合においても本発明は同様の効果を奏することは言うまでも無い。
以上に説明したように、本発明に係る景品獲得ゲーム機は、一般の遊戯者が慣れ親しんでいる遊戯者の操作により第1の方向へ遊戯手段を移動する第1のステップと、遊戯者の操作により第2の方向へ遊戯手段を移動する第2のステップで遊戯課題を達成する景品獲得ゲーム機でありつつ、それぞれのステップに遊戯としての実効があり、かつ遊戯課題達成の瞬間が良好に視認され、もって遊戯者の遊戯意欲を惹起できる景品獲得ゲーム機を提供することを可能とする、きわめて有用なものである。
1 景品獲得ゲーム機
2 切断手段左右方向移動手段
3a 切断手段前後方向移動手段(1P用)
3b 切断手段前後方向移動手段(2P用)
4 切断手段取付金具
4a 切断手段取付金具(1P用)
4b 切断手段取付金具(2P用)
5 切断手段
5a 切断手段(1P用)
5b 切断手段(2P用)
6a 景品吊下パイプ(手前側)
6b 景品吊下パイプ(奥手側)
7 紐状体
7a〜7c 紐状体
8 景品
8a〜8c 景品
9a〜9c 吊下フック
10a 操作卓(1P用)
10b 操作卓(2P用)
11a 景品取出口(1P用)
11b 景品取出口(2P用)
15a 第1の刃状構造
15b 第2の刃状構造
16a 第1のカット部
16b 第2のカット部

Claims (6)

  1. 少なくとも一部が透明または半透明の素材で遮蔽された遊戯空間内に、遊戯者の操作によって少なくとも2方向に移動可能な遊戯手段を備え、該遊戯空間内に配置された景品を遊戯者に払い出し可能である景品獲得ゲーム機において、
    該遊戯手段は少なくとも遊戯者から見て左右方向及び奥手前方向に移動可能であり、
    かつ遊戯開始後に該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する動作を含む
    ことを特徴とする、景品獲得ゲーム機。
  2. 遊戯者の操作によって前記遊戯手段が遊戯者にほぼ対向する垂直面内で移動する第1のステップと、
    該遊戯手段が遊戯者から見て奥側から手前側に向かって移動する第2のステップとを含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の景品獲得ゲーム機。
  3. 前記遊戯手段は把持爪を備えたキャッチャーであり、
    前記第2のステップの後に該キャッチャーが降下して把持動作を行う第3Aのステップを含む
    ことを特徴とする、請求項2に記載の景品獲得ゲーム機。
  4. 前記遊戯手段は上下方向に伸縮可能なプッシャー棒であり、
    前記第2のステップの後に該プッシャー棒が伸長動作を行う第3Bのステップを含む
    ことを特徴とする、請求項2に記載の景品獲得ゲーム機。
  5. 前記景品獲得ゲーム機は前記景品を紐状体で吊下支持可能であり、
    かつ前記遊戯手段は紐状体を切断可能な切断手段であり、
    前記第2のステップの後に該切断手段が切断動作を行う第3Cのステップを含む
    ことを特徴とする、請求項2に記載の景品獲得ゲーム機。
  6. 前記景品獲得ゲーム機は前記景品を紐状体で吊下支持可能であり、
    前記遊戯手段は紐状体接触部であり、
    前記第2のステップで該紐状体接触部が該紐状体に接触すると該紐状体の吊下支持が解除されて景品が落下し得るように構成されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の景品獲得ゲーム機。
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