JP3121593B1 - 乾海苔の検査装置 - Google Patents

乾海苔の検査装置

Info

Publication number
JP3121593B1
JP3121593B1 JP11240687A JP24068799A JP3121593B1 JP 3121593 B1 JP3121593 B1 JP 3121593B1 JP 11240687 A JP11240687 A JP 11240687A JP 24068799 A JP24068799 A JP 24068799A JP 3121593 B1 JP3121593 B1 JP 3121593B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
laver
dried
inspection
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11240687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001061450A (ja
Inventor
藤夫 川島
Original Assignee
株式会社川島製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社川島製作所 filed Critical 株式会社川島製作所
Priority to JP11240687A priority Critical patent/JP3121593B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121593B1 publication Critical patent/JP3121593B1/ja
Publication of JP2001061450A publication Critical patent/JP2001061450A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【要約】 【課題】 (1)乾海苔の表面に付着した異物、(2)
乾海苔の裏面に付着した異物、(3)乾海苔の内部に含
まれる異物を確実に検出できる乾海苔の検査装置を提供
すること。 【解決手段】 乾海苔mの下面を吸引ドラム11で軽く
吸着し、光源12の光を照射してその反射光L2を光学
手段13で受光して、乾海苔mの表面に付着する異物を
検出する。また光源22の光を光拡散板21で散乱させ
て乾海苔mを透過させ、光学手段23で受光して内部に
含まれる異物を検出する。また乾海苔mの上面を吸引ド
ラム31で軽く吸着し、光源32の光を照射してその反
射光L4を光学手段33で受光して、乾海苔mの裏面に
付着する異物を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾海苔製造装置で
製造されたシート状の乾海苔に付着した異物を検出する
ための乾海苔の検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾海苔製造装置で製造されたシート状の
乾海苔には、ゴミなどの異物が付着していることが多
い。そこで、乾海苔に付着した異物を検出する検査が行
われる。
【0003】この種の検査は、一般に、乾海苔を搬送路
を搬送しながら、カメラなどの光学手段で乾海苔を観察
することにより行われる(例えば特公平7−65973
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乾海苔に付
着する異物としては、(1)乾海苔の表面に付着した異
物、(2)乾海苔の裏面に付着した異物、(3)乾海苔
の内部に含まれる異物がある。
【0005】そこで本発明は、上記(1)〜(3)の異
物をより確実に検出できる乾海苔の検査装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、吸
引ドラムに吸着された乾海苔の表面に光源から発せられ
た光を照射しその反射光を光学手段で受光することによ
り、前記表面に付着した異物を検出する第1の検査手段
と、光源から発せられた光を光拡散板で散乱させ、この
散乱光を乾海苔に透過させて、この透過光を光学手段で
検出することにより乾海苔の内部に存在する異物を検出
する第2の検査手段と、吸引ドラムに吸着された乾海苔
の裏面に光源から発せられた光を照射し、その反射光を
光学手段で受光することにより、前記裏面に付着した異
物を検出する第3の検査手段とを備え、前記第1、第
2、第3の検査手段を乾海苔の搬送路に設置したもので
ある。また好ましくは、前記第2の検査手段において、
乾海苔は前記光拡散板に接地して搬送されるようにした
ものである。
【0007】上記構成において、乾海苔の表面や裏面に
付着する異物は、第1および第3の検査手段において、
乾海苔を吸引ドラムに吸着した状態で光を照射し、その
反射光を光学手段で受光することにより検出するので、
検査中に乾海苔がブレるなどして光の反射状態が不安定
になることはなく、したがって異物検出を安定して行う
ことができる。
【0008】また第2の検査手段において、乾海苔に光
を透過させることにより、その内部に含まれる異物を検
出するが、この場合、光拡散板で光源から照射された光
を散乱させて乾海苔に透過させることにより、乾海苔全
体に均一な光を透過させ、信頼性の高い検査結果を得る
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は乾海苔の検査装置の側
面図である。
【0010】図1において、1はベルトコンベヤであ
り、このベルトコンベヤ1により乾海苔mは右方へ搬送
される。乾海苔mの搬送路には以下に述べる検査手段が
順に並設されている。2は搬送路を搬送される乾海苔m
に向って下方から光を照射する光源、3はこの光源2に
対向して設置された光学手段である。光源2から照射さ
れた光L1は乾海苔mを透過し、上方の光学手段3に受
光される。この光学手段3の受光結果から、乾海苔mの
破れ、穴あき、欠け、寸足らずなどを検出する。なおこ
のような外観検査手段は周知である。
【0011】11は乾海苔mを下方から吸着する吸引ド
ラムであり、乾海苔mはこの吸引ドラム11に軽く吸着
されて右方へ搬送される。吸引ドラム11の上方には光
源12と光学手段13が設けられている。光源12から
発せられた光L2は、吸引ドラム11に吸着された乾海
苔mの表面に反射され、その反射光L2は吸引ドラム1
1の斜上方に設けられた光学手段13に受光され、乾海
苔mの表面に付着する異物を検出する。吸引ドラム1
1、光源12、光学手段13は第1の検査手段である。
【0012】21はスリガラスのような光拡散板であ
り、乾海苔mは好ましくは光拡散板21上に接地して右
方へ搬送される。光拡散板21の下方には光源22が配
設されており、またその上方には光学手段23が配設さ
れている。光源22から発せられた光L3は光拡散板2
1で散乱され、乾海苔mの全面を均一な散乱光として透
過して上方の光学手段23に受光され、これにより乾海
苔mの内部に含まれる異物を検出する。光拡散板21、
光源22、光学手段23は第2の検査手段である。
【0013】31は乾海苔mを上方から吸着する吸引ド
ラムであり、乾海苔mはこの吸引ドラム31に軽く吸着
されて右方へ搬送される。吸引ドラム31の下方には光
源32と光学手段33が設けられている。光源32から
発せられた光L4は、吸引ドラム31に吸着された乾海
苔mの裏面に反射され、その反射光L4は吸引ドラム3
1の斜下方に配設された光学手段33に受光され、乾海
苔mの裏面に付着する異物を検出する。吸引ドラム3
1、光源32、光学手段33は第3の検査手段である。
【0014】4は乾海苔mの送りローラ、5は乾海苔m
の搬送路切り替え用爪である。検査結果、良品と判断さ
れた乾海苔mは、矢印a方向へ搬送される。また不良品
と判断された乾海苔mは爪5を上方(鎖線位置)に切り
替えることにより、矢印b方向へ搬送される。なお乾海
苔mの送りローラは、図示する位置以外にも、適所に配
設されている。また上記光学手段3、13、23、33
としては、例えばラインセンサなどが使用される。また
各光学手段13、23、33の受光結果から異物を検出
するためのアルゴリズムやコンピュータのプログラムな
ど周知であり、したがってその説明は省略する。
【0015】この乾海苔の検査装置は上記のような構成
より成り、次に全体の動作を説明する。乾海苔製造装置
(図外)により製造された乾海苔mは、ベルトコンベヤ
1から送り出され、まず光学手段3により上述した外観
検査が行われる。
【0016】次に光源12と光学手段13により乾海苔
mの表面に付着する異物が検出される。この場合、乾海
苔mは吸引ドラム11で軽く吸着されているので、右方
へ搬送中の乾海苔mがブレることはなく、したがって安
定した反射光L2を光学手段13で受光し、信頼性の高
い検査を行うことができる。なお、吸引ドラム11が無
いとすると、搬送中の乾海苔mは特に上下方向にブレる
こととなって光学手段13は安定した反射光を受光する
ことはできず、検査ミスを発生しやすい。
【0017】次いで光学手段23により乾海苔mの内部
に含まれる異物を検出するが、この場合、乾海苔mがブ
レないように光拡散板21に接地させ、その状態で均一
な散乱光を乾海苔mの全面に透過させるので、乾海苔m
の内部に含まれる異物を確実に検出できる。
【0018】次いで乾海苔mの上面を吸引ドラム31に
吸着し、光学手段33によりその裏面に付着する異物を
検出するが、この場合も乾海苔mは吸引ドラム31で軽
く吸着されているので、乾海苔mがブレることはなく、
したがって安定した反射光L4を光学手段33で受光
し、信頼性の高い検査を行うことができる。そして検査
が終了したならば、良品の乾海苔mは、矢印aで示すよ
うに次の工程へ送られ、不良品の乾海苔mは、矢印bで
示すように回収部(図示せず)に回収される。
【0019】本発明は上記実施の形態に限定されないの
であって、例えば上記実施の形態では、外観検査・第1
の検査手段による表面検査・第2の検査手段による内部
検査・第3の検査手段による裏面検査の順に検査を行っ
ているが、この検査の順は任意に変更してもよいもので
あり、例えば、第3の検査手段を第1の検査手段よりも
上流に設置してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、乾
海苔の表面・内部・裏面に付着する異物をより確実に検
出することができる。殊に、吸引ドラムで乾海苔を吸着
し、その状態で光を照射してその反射光を光学手段で受
光するようにしているので、検査中に乾海苔がブレるこ
とはなく、したがって安定した反射光を光学手段で受光
して信頼性の高い検査を行うことができる。また光拡散
板で散乱させた光を乾海苔全面に透過させることによ
り、乾海苔の内部に含まれる異物をより確実に検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾海苔の検査装置の側面図
【符号の説明】
11、31 吸引ドラム 12、22、32 光源 13、23、33 光学手段 21 光拡散板 m 乾海苔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引ドラムに吸着された乾海苔の表面に
    光源から発せられた光を照射しその反射光を光学手段で
    受光することにより、前記表面に付着した異物を検出す
    る第1の検査手段と、光源から発せられた光を光拡散板
    で散乱させ、この散乱光を乾海苔に透過させて、この透
    過光を光学手段で検出することにより乾海苔の内部に存
    在する異物を検出する第2の検査手段と、吸引ドラムに
    吸着された乾海苔の裏面に光源から発せられた光を照射
    し、その反射光を光学手段で受光することにより、前記
    裏面に付着した異物を検出する第3の検査手段とを備
    え、前記第1、第2、第3の検査手段を乾海苔の搬送路
    に設置したことを特徴とする乾海苔の検査装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の検査手段において、乾海苔は
    前記光拡散板に接地して搬送されることを特徴とする請
    求項1記載の乾海苔の検査装置。
JP11240687A 1999-08-27 1999-08-27 乾海苔の検査装置 Expired - Fee Related JP3121593B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11240687A JP3121593B1 (ja) 1999-08-27 1999-08-27 乾海苔の検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11240687A JP3121593B1 (ja) 1999-08-27 1999-08-27 乾海苔の検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3121593B1 true JP3121593B1 (ja) 2001-01-09
JP2001061450A JP2001061450A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17063226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11240687A Expired - Fee Related JP3121593B1 (ja) 1999-08-27 1999-08-27 乾海苔の検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121593B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100514896B1 (ko) * 2002-10-09 2005-09-14 주식회사 디쌤 김 이물질 선별 장치
WO2007096953A1 (ja) * 2006-02-22 2007-08-30 Saga University 異物検出装置及びその方法
JP5739211B2 (ja) * 2011-04-13 2015-06-24 株式会社川島製作所 海苔の異物選別機
JP2022129528A (ja) * 2021-02-25 2022-09-06 株式会社日本選別化工 乾燥板海苔の異物検出装置及び良品仕分け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001061450A (ja) 2001-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4830194A (en) Granule inspection apparatus
JP2891973B2 (ja) 選別機用受皿並びに農産物選別装置
JP3121593B1 (ja) 乾海苔の検査装置
JP3154218B2 (ja) 被検体検査装置
JPH0360381B2 (ja)
JPS61191944A (ja) 粉粒体検査装置
JP2000162136A (ja) 粒状体検査処理装置
JP2001264256A (ja) 粉粒体検査装置
JP3358560B2 (ja) 粉粒体中の異物検査方法および異物検査装置
JP3446651B2 (ja) ゆで卵検査装置
JP2603038Y2 (ja) 粉粒体検査装置
JP2004045097A (ja) 外観検査装置
JPH09229871A (ja) 微粒子検出方法およびその装置
JP7213735B2 (ja) 粉粒体検査処理装置
JPH05240797A (ja) 表面検査装置
JP2005144642A (ja) シート体の加工装置
JP4638187B2 (ja) 粉粒体検査方法及び粉粒体検査装置
JP4811737B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP2004246171A (ja) 透明板の欠陥検出方法及びその装置
JPH0630305Y2 (ja) 検査装置
JP7458744B2 (ja) 印刷装置
JP2003202295A (ja) ペットボトルの検査用照明装置
CN110178021A (zh) 改进的清洁检查系统
JPS589477B2 (ja) 紙葉類検知装置
JPH0540439Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees