JP3121419U - 貝類養殖篭 - Google Patents

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章 佐々木
政 俊 辻
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佐々木商工株式会社
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Abstract

【課題】開閉手段を必要とすることなく開口部の開閉が簡単かつ確実に行え、引上げ後は直ちに開口部を開けることができる貝類養殖篭を提供する。
【解決手段】面内にクッション性の棚網14を張設した支持枠10を縦方向に多段に連結し、その外周に各段毎に上下の支持枠間を連結することにより支持枠の内外を区画する仕切網15を備え、各支持枠の上下対を1つの篭単体として海中に連段状態に吊下され、支持枠10は、角部が円弧状に形成された略正方形状をなし、前記支持枠10の各辺の略中央部に、支持枠内において十字形に交叉する仕切部材12を連結することにより、支持枠10内を四分割状態に仕切り、支持枠10間の上下に対向する角部1箇所において、開口部17を形成する。
【選択図】 図6

Description

本考案は、ホタテ貝などの貝類養殖篭、特に、面内に棚網を張設した支持枠を縦方向に多段に連結し、その外周に各段毎に上下の支持枠間を連結することにより支持枠の内外を区画する仕切網を備え、各支持枠の上下対を1つの篭単体として海中に連段状態に吊下される連段式の貝類養殖篭に関するものである。
ホタテ貝を養殖篭を用いて成貝まで育成を行う場合には、ホタテ貝の入数が過密状態になりやすく、貝の成長に難点がある。
このため、周知のように、ホタテ貝の養殖には、貝の耳に孔を明けて、ロープに吊る、所謂耳吊方式が行われている。
しかし、この耳吊方式では、殻長の生育は良好であるが、身及び貝柱の厚さの成長に難がある場合がある。これは、耳吊方式の場合にはロープで拘束されるため、貝自体の運動不足によるものと推察される。
また、下記特許文献1にも示されるように、連段式の貝類養殖篭には、上記支持枠を円形とした、いわゆる、丸篭が一般に用いられている。
実用新案登録第3111273号公報
しかしながら、上記丸篭を用いた場合には、開口部の開閉位置が支持枠の上下で食い違いがちとなり、開口部の開閉に不都合が生じるため、開口部を針金やファスナー等で閉じる面倒がある。
次の技術課題としては、篭育成方式では、前述する耳吊り方式の場合とは逆の現象が生ずることが多いことが掲げられる。つまり、ホタテ貝はテリトリー性の強い貝で、何枚かを自由に動き回ることができるように篭内に収容すると、生育上の障害を生じてしまうおそれがある。
さらに他の技術課題としては、従来から用いられている連段篭の一段当りの高さは、その直径に比べて低くなっているので、陸上部でホタテ貝を取出した後に洗浄作業を行う場合に、各段の部が重複して配列されるため、十分に洗浄できず、一面を洗浄した後は、配列を裏返して再度他面を洗浄しなければならず、洗浄作業に手間取ることである。
そこで、本考案は以上の課題を解決するものであって、開口部の開閉手段を必要とすることなく、開口部の開閉が簡単かつ確実で海中での閉鎖安定性があり、陸上部に引上げた後は直ちに開口部を開いて取出せるようにした貝類養殖篭を提供するものである。
本考案の他の目的は、篭内を複数のテリトリーに区画することで、順調な生育を育めるようにすることにある。
本考案のさらに他の目的は、ホタテ貝を取出した後の篭の洗浄作業を容易、かつ迅速に行えるようにすることにある。
前記目的を達成するために、本考案の貝類養殖篭は、面内に棚網14を張設した支持枠10を縦方向に多段に連結し、その外周に各段毎に上下の支持枠間を連結することにより支持枠の内外を区画する仕切網15を備え、各支持枠の上下対を1つの篭単体として海中に連段状態に吊下される養殖篭4において、前記支持枠10は、角部が円弧状に形成された略正方形状をなし、前記支持枠10の各辺の略中央部には、支持枠内において十字形に交叉する仕切部材12を連結することにより、支持枠10内を四分割状態に仕切り、前記棚網14をその上部に張設して支持枠の面内を上下に仕切る。前記仕切網15は、その上下を上下の支持枠10に連結した複数の縦糸15aと、縦糸15aに編組された複数の横糸15bからなり、かつ弾性に富む非伸縮性の素材からなる所定メッシュの角目孔形状のネットである。前記縦糸15aは、前記上下の支持枠10間の上下に対向する角部1箇所において、互いに重合状態に固定され、かつその重合位置の横糸15bは互いに切離されて、その間に開口部17を形成している。
吊下荷重により前記仕切網15に張力が作用している状態で、前記重合位置の縦糸同士が密着することで開口部17を閉じ、前記吊下荷重が除かれ、前記支持枠10間の近接による縦糸の弾性変形により、前記重合部の横糸同士が離間して篭内外が開口される。
前記開口部17は、開口縁を構成する前記縦糸15aどうしが、互いに少なくとも一メッシュ分重合状態に配置されることが望ましく、かつその重合位置の横糸15bは互いに分離されている。
前記支持枠10内の平行辺部分の直径寸法に対し、上下の支持枠10間の高さ寸法が略等しいか大きいことを特徴とする。
前記仕切網15を構成する弾性に富む非伸縮性素材が、ポリエチレン単糸であって、蛙又結節により、その縦糸及び横糸を角目孔状に編組したものであることを特徴とする。
前記棚網14は、ポリエチレンラッセル繊維と、ラッセル繊維の編目間をくぐらせた状態で角目孔状に編組される複数のポリエチレン細繊維からなり、貝類の重力が作用することにより下方向に撓むようにしたものであることを特徴とする。
本考案によれば、支持枠を、角部を円弧状とした略正方形状とし、縦糸の重合により閉鎖される開口部を、支持枠の角部に形成すると共に、養殖篭の外壁をなす仕切網を、角目孔形状としたネットにより構成したので、海中吊下による引張り荷重により、縦糸に張力が作用する結果、重合部は重なり合って開口を閉じ、陸上に引上げ張力が除かれた状態で、自然に開口が開くため、開口部の開閉が正確で安全である。また、角目孔状とすることで鼓状収縮が防止され、張力が作用している状態で、メッシュを縮径する力は作用しないため、開口率を一定に保つことが出来、海水の通りが良好で閉鎖されにくい。
本考案では、角部を円弧状とした正方形状としているため、吊下状態における曲率半径の小さな角部における開口部の重合部の緊縮力がより大きく作用するため、確実に開閉する。また、開口部が上記円弧状の角部にあるため、貝の出し入れも容易となる。
さらに、床網となる棚網が、十字形の仕切部材により、角を円弧状とした4個の正方形の室に分かれ、且つ各室における棚網が貝の重量により下方に撓むため、1つの養殖篭に4枚のホタテ貝を入れれば、各仕切部材を境界としてホタテ貝のテリトリーが自然に定り、テリトリーの奪い合いによる成長阻害因子が解消され、生育状態も良好となる。また、海水の通りが良くそれにより餌であるプランクトンも充分に捕ることができる。
上記各室の棚網の底に膨らみをもたせ、さらに、各室の隅部に貝の形に揃えた丸みを持たせているため、貝特にホタテ貝の収まりが良く、4枚のホタテ貝のテリトリーが自然に定ることになる。
上記のように、一段に入れる貝の数を制限することにより、従来よりも篭にかかる重さが減り篭及びロープの耐荷重強度が増す。さらに、台風など条件の悪い気候において、波の影響を受けにくい。
請求項4のように、支持枠内の平行辺部分の直径寸法に対し、上下の支持枠間の高さ寸法が略等しいか大きい構成とすることにより、陸上部において篭を洗浄する際には、支持枠同士の重なり合いがないか小さいため、一面側から洗浄するだけで、付着物などを完全に除去でき、洗浄作業も簡単である。また、各段の間の長さが長くなるので、海水とプランクトンの流通が良好となり、貝類の成長が良い。
さらに、ポリエチレンの持つ耐候性や耐食性の利点を生かすとともに、欠点であった滑性による編み位置のほどけ易さを蛙又結節により解消できる。
またさらに、ポリエチレンの持つ耐候性や耐食性の利点を生かし、かつラッセル繊維の持つ伸縮性により、いわばハンモック効果を生じ、ホタテを安定して着床状態に保持することができる。
以下、本考案の最良の形態につき、添付図面を参照して説明する。
図1は本考案に係る連段篭としての養殖篭を海中に吊下した状態を示している。図において、アンカーなどで定位置に拘束され、かつ複数の浮子1により平水域の海面WL上に浮遊する養殖筏2の下部には、吊手3の一本当りに対して上下方向に三連とした複数の養殖篭4が海中に吊下げられ、吊手3の最下端部に連結した沈子5の荷重によって海中にほぼ鉛直状態に吊下げ保持され、潮位差に応じた海流がそれぞれの養殖篭4の内部を通過できるようになっている。
なお、前記養殖篭4の一本当りの長さや、大きさ、連結数は(図1では3連としている)、育成しようとする貝数、海面WLから海底面GLまでの深度などに応じて適宜設定される。
各養殖篭4は、図2,3に示すように、角部が円弧状に形成された平面視略正方形状の上下の支持枠10を一対として、上下に10〜20個分連続する篭単体11(図1では10連)を一本の前記吊手3により連結したものである。各支持枠10にはその中央部で十字型に交叉する一対の仕切部材12が連結され、この仕切部材12により支持枠内部の4つの区画に仕切っており、その上部において棚網14が各支持枠10の面内に配置され、支持枠10の上下を区画している。
また、前記上下の支持枠10間にはその外周部を仕切網15で覆われ、その上下端を支持枠10に結束することで、仕切網15により各篭単体11の内外を区画するとともに、この仕切網15及び前記棚網14により形成され篭単体11内の空間をホタテ貝の収容空間としている。なお、図3に示すように、以上の各篭単体11の高さ寸法Hは一辺の長さ寸法Lに比べて高く、この内部に収容されるホタテ貝の縦方向の居住空間を広く取ると同時に、後述する清掃作業に利便性を与えている。
前記吊手3はポリエチレンなど耐腐食性に富む繊維素材を編組した所定太さの強靱なロープであって、各仕切部材12の十字形交差端を連続した結び目としてその連段数に応じた長さに連結したものである、吊手3の上端を前記筏2に連結し、下端を前記沈子5に連結することにより、海中吊下状態においては、前記結び目を引締めつつ、個々の篭単体11及び養殖篭5全体に沈子5による荷重を加えつつ、吊下げ保持するものである。
さらに最上部の支持枠10の各辺中央部と仕切部材12との交差端には、姿勢保持用の前記と同様の繊維素材であって同じ太さの補助吊手16の両端部が舫結びなどによって固定されている。この各補助吊手16は、上部位置で吊手3とともに束ねられて前記筏2の取付位置に吊下げ固定される。
前記棚網14は、伸縮性素材により構成されたものであり、例えば縦糸をポリエチレンラッセル繊維とし、横糸をラッセル繊維の編目間をくぐらせた状態で編組される複数のポリエチレン細繊維で構成し、それぞれの外側端部を支持枠14に結束することにより、所定メッシュの角目孔形状とし、支持枠12の面内を上下に仕切っている。
以上の各篭単体11内にはこれに適した大きさの成貝前の4枚のホタテ貝が収容されるようになっている。収容当初はそれぞれのテリトリーを巡った諍いが生ずるが、最終的には、各仕切部材12を境界として、図4に示すように、ホタテ貝Kはそれぞれ各区画内をテリトリーとして一枚ずつ収り、かつ収った状態では、図5に示すように、ホタテ貝Kの重量による前記棚網14の弾性変形により、所謂ハンモック効果を生じ、それぞれの区画の最も収りの良い中央位置に着床保持され、安定した収容状態になる。
前記仕切網15は、その上下端を上下の支持枠10に連結した弾性に富む非伸縮性の耐久性並びに耐腐食性に富んだ素材、例えば、ポリエチレン単糸を複数の縦糸15aと、縦糸15aに蛙又結節により角目孔状に編組された同じくポリエチレン単糸により構成された複数の横糸15bからなる所定メッシュのネットである。なお、蛙又結節は、ポリエチレン単糸の欠点である滑性に伴う網目となる結節位置の滑りを解消し、網目形状を保つための結節方式である。
そして、この仕切網15は、図3に示すように、前記支持枠10の角部(図3の中央位置)の一箇所で互いに1メッシュ分相手側の辺に対して重合状態に連結され、かつこの重合部に形成される開口部17では、前記横糸15bは切離され、この角部位置を開口可能としている。
従って、各篭単体11に吊り荷重が加わった状態では、従来の菱目編みに比べて、縦糸15aのみに鉛直方向に張力が生じ、この結果、前記開口部17では重なりあって閉じられ、内部に収容されたホタテ貝Kの散逸を防止する。加えて、従来の菱目編みに比べて編目を狭める方向の作用がなされず、当初のメッシュに保たれる。
この状態で図1のごとく養殖篭4を海水中に浸漬しておけば、各篭単体11の内部に収容されたホタテ貝Kは網目を通過して流れる海流によるプランクトンを餌として順次成育されるものとなる。
すなわち、この篭方式で育まれたホタテ貝Kは、従来の耳吊り方式に比べて篭単体11の内部を自由に動き回ることが出来、かつそれぞれのテリトリーも確保できるため、順調に生育できることになる。
成育中間状態における洗浄作業や、成育後のホタテ貝Kの取出しや、さらなる成育を図るため、養殖篭4をこれに見合った大きさのものに交換するために、養殖篭4を海中より引上げて吊下荷重が除かれると、前記支持枠12間が接近することにより、図6に示すように、縦糸15aは外側に膨出して弾性変形し、前記重合部17の横糸15b同士が自然離間することにより、篭単体11の内部が開口され、ホタテ貝Kの取出しあるいは入替えが可能となる。
つまり、従来のようにてぐす、その他の縫合または連結手段を要することなく、吊り荷重の除去により自然に開口して出し入れ可能となるのである。
次に前記ホタテ貝Kを採りだした後の前述する清掃作業について、図7を用いて説明する。
図において、貝の除去後の養殖篭4には海草や、異貝類などの海中夾雑物が付着しているが、養殖篭4を陸上部の清掃作業場18上に展開すると、前述のごとく長さ寸法Lに比べ高さ寸法Hが大きいため、個々の支持枠10同士は作業場18に離間した状態で配列され、棚網14及び仕切用ネット15は作業場18上にその面に露出した状態に配列される。
そこで、この各ネット14,15の面にホース19で水を掛けながら、デッキブラシ20などでこすり落すことで、洗い流すことができるため、裏返すことなく一度の清掃作業で、海中夾雑物の除去が可能となる。
本考案に係る養殖篭を海中に吊した状態を示す説明図である。 同養殖篭の斜視図である。 図2のA部拡大斜視図である。 同養殖篭の各篭単体内にホタテ貝を収容した後の収りを示す平面図である。 図4のB−B線断面図である。 養殖篭を引上げ、開口部を開いた状態を示す斜視図である。 ホタテ貝除去後の養殖篭の洗浄作業を示す説明図である。
符号の説明
3 吊手
4 養殖篭
10 支持枠
11 篭単体
12 仕切部材
14 棚網
15 仕切網
15a 縦糸
15b 横糸
16 補助吊手
17 開口部
18 洗浄作業場
19 ホース
20 デッキブラシ
K ホタテ貝

Claims (5)

  1. 面内に棚網を張設した支持枠を縦方向に多段に連結し、その外周に各段毎に上下の支持枠間を連結することにより支持枠の内外を区画する仕切網を備え、各支持枠の上下対を1つの篭単体として海中に連段状態に吊下される養殖篭において、
    前記支持枠は、角部が円弧状に形成された略正方形状をなし、
    前記支持枠の各辺の略中央部には、支持枠内において十字形に交叉する仕切部材を連結することにより、支持枠内を四分割状態に仕切り、前記棚網をその上部に張設して支持枠の面内を上下に仕切り、
    前記仕切網は、その上下を上下の支持枠に連結した複数の縦糸と、縦糸に編組された複数の横糸からなり、かつ弾性に富む非伸縮性の素材からなる所定メッシュの角目孔形状のネットであり、
    前記縦糸は、前記上下の支持枠間の上下に対向する角部1箇所において、互いに重合状態に固定され、かつその重合位置の横糸は互いに切離されて、その間に開口部を形成しており、
    吊下荷重により前記仕切網に張力が作用している状態で、前記重合位置の縦糸同士が密着することで開口部を閉じ、
    前記吊下荷重が除かれ、前記支持枠間の近接による縦糸の弾性変形により、前記重合部の横糸同士が離間して篭内外が開口されることを特徴とする貝類の養殖用篭。
  2. 前記開口部は、開口縁を構成する前記縦糸どうしが、互いに少なくとも一メッシュ分重合状態に配置され、かつその重合位置の横糸は互いに分離されていることを特徴とする請求項1記載の貝類の養殖篭。
  3. 前記支持枠内の平行辺部分の直径寸法に対し、上下の支持枠間の高さ寸法が略等しいか大きいことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項記載の貝類の養殖用篭。
  4. 前記仕切網を構成する弾性に富む非伸縮性素材が、ポリエチレン単糸であって、蛙又結節により、その縦糸及び横糸を角目孔状に編組したものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の貝類の養殖篭。
  5. 前記棚網は、ポリエチレンラッセル繊維と、ラッセル繊維の編目間をくぐらせた状態で角目孔状に編組される複数のポリエチレン細繊維からなり、貝類の重力が作用することにより下方向に撓むようにしたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の貝類の養殖篭。
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KR101423301B1 (ko) * 2012-11-15 2014-07-28 대한민국 참가리비 인공 종묘 부착율과 중간육성 향상을 위한 참가리비 인공 채묘 및 육성 장치
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