JP3120669B2 - 液晶パネルの貼り合わせ方法 - Google Patents

液晶パネルの貼り合わせ方法

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JP3120669B2 JP06281752A JP28175294A JP3120669B2 JP 3120669 B2 JP3120669 B2 JP 3120669B2 JP 06281752 A JP06281752 A JP 06281752A JP 28175294 A JP28175294 A JP 28175294A JP 3120669 B2 JP3120669 B2 JP 3120669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの組み立て
工程において、透明基板と透明基板または透明基板と半
導体基板を光硬化型の接着剤で貼り合わせる液晶パネル
の貼り合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶画面には透過型と反射型がある。透
過型液晶画面は、液晶パネルとそれを制御するドライバ
および液晶パネルを裏面から照明するバックライトから
構成されている。液晶パネルは液晶を封入し、それに掛
ける電圧を制御することによりバックライトからの光を
透過させたり遮光したりして、画面を表示させる。この
場合、液晶パネルは2枚のガラス基板から構成されてい
る。
【0003】一方、反射型液晶画面は、バックライトを
使用せずに室内光を利用するもので、片方の基板が光を
反射する鏡面を有する半導体基板等で構成されている。
液晶パネルに入射した室内光はガラス基板、液晶層を通
過した後、前記反射鏡面で反射され、再び液晶層、ガラ
ス基板を通過して画面を表示させる。反射型液晶画面
は、バックライトを使用しないために、消費電力が少な
いという利点を持つ。
【0004】最近ではコストダウンのためにガラス基板
の代わりに樹脂基板を用いることも行われている。通
常、液晶パネルを構成する2枚の基板の一方(ガラス基
板、樹脂基板もしくは半導体基板)には液晶を駆動する
ための駆動素子、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)
や透明導電膜で形成された液晶駆動用電極が形成されて
いる。
【0005】他方のガラス基板(または樹脂基板)には
ブラックマトリックスと呼ばれる遮光膜、およびカラー
液晶パネルの場合はカラーフィルタ等が形成されてい
る。ブラックマトリックスは例えば、クロム蒸着膜や黒
色の樹脂等で形成されており、画像の表示に関係のない
液晶以外の部分、すなわち液晶駆動素子や配線の部分等
からバックライトまたは反射鏡面からの光が漏れて画像
を乱さないように目隠しの役割をする。
【0006】図6は上記した液晶パネル(カラー液晶パ
ネル)の一例を示す図であり、同図において、101は
カラーフィルタ基板、102はTFT基板、103はT
FT素子(薄膜トランジスタ)、104はブラックマト
リックス、105は散布スペーサ、106は配向膜、1
07はシール剤、108は表示ITO電極である。な
お、同図は理解を容易にするため、横方向を縦方向に比
べて縮尺して示している。
【0007】液晶パネルの製造工程では、上記2枚のガ
ラス基板を別々に製作した後、接着剤(図6におけるシ
ール剤107)で貼り合わせる。この時、2枚のガラス
基板の間に、スペーサと呼ばれる球状の微粒子(図6に
おけるスペーサ105)を噴霧して2枚のガラス基板の
間に液晶を注入する隙間(ギャップ)を形成する。液晶
が漏れないようにするためのシールは前記の接着剤が兼
用する。すなわち、接着剤は画面表示部分を囲むように
細い線状に塗布される。その線の幅は1〜1.5mm程
度である。
【0008】図7はガラス基板(または樹脂基板)上に
接着剤(シール剤)を塗布した状態を示す図であり、同
図に示すように、通常、ガラス基板上には複数(同図で
は4面)の製品が搭載されている。そして、各製品を囲
むように接着剤が塗布され、その一部に接着後、液晶を
注入するための注入口が設けられる。ガラス基板の4隅
には、必要に応じて、仮止め用に接着剤が塗布され、2
枚のガラス基板を仮止め用に接着剤により仮止めした後
に、2枚のガラス基板が貼り合わされる。
【0009】接着剤の塗布には、スクリーン印刷が用い
られる。また、最近では、ディスペンサーと呼ばれる注
射器のようなプローブから糸状に接着剤を押し出し、こ
のディスペンサーを移動させながら接着剤を塗布する方
法が行われている。この方法は、印刷による塗布に比
べ、スクリーン等が基板表面に接触しないので、塵埃が
基板に付着することが少なく、塵埃汚染による不良が起
こりにくいという利点を持つ。
【0010】2枚の基板を貼り合わせるとき、前記のブ
ラックマトリックスが正しく前記遮光したい部分と重な
るように、2枚の基板の位置合わせを行う。さらに、隙
間(ギャップ)が基板全面に渡って均一になるように、
2枚の基板が相対的に接近する方向に圧力を掛けながら
接着剤を硬化させる。従来、2枚の基板を貼り合わせる
工程においては、熱硬化型の接着剤を使用して貼り合わ
せていた。しかし、この方法では接着剤を硬化させるた
めに高い温度処理を行うため、基板の熱膨張により接着
・硬化中に2枚の基板がずれてしまい、製品不良の原因
となっていた。
【0011】このため、最近では、光硬化性の接着剤を
使用して、熱を掛けずに光で硬化させる接着技術が開発
され、使用されるようになってきた。この方法は、隙間
(ギャップ)が基板全面に渡って均一になるように、2
枚の基板が相対的に接近する方向に加圧しながら光を照
射して接着剤を硬化させるものであり、この方法によれ
ば、基板の熱膨張により接着・硬化中に2枚の基板がず
れてしまうといった問題点を大幅に解消することができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た光を照射して接着剤を硬化させる従来方法において
も、次のような問題点があった。 (1)2枚の基板に圧力を掛けると、2枚の基板に挟ま
れる接着剤およびスペーサには圧縮する力が働き、わず
かに変形する。
【0013】この状態で接着剤が硬化すると、図8
(a)に示すように接着剤およびスペーサがわずかに変
形した状態で2枚の基板のギャップが固定される。そし
て、硬化後、加圧を止めると、接着剤およびスペーサが
元の形に戻ろうとする力(残留応力)が働き、2枚の基
板はギャップが広がる方向に動かされる。この時、接着
剤とスペーサでは残留応力の大きさが異なり、スペーサ
の残留応力の方が大きい。これは、硬化前の接着剤はゲ
ル状であるために、完全に硬化する前に加えられる圧力
はゲルの流動により緩和され残留応力が減少するのに対
し、スペーサは最初から固体なので大きな応力が残留す
るためである。
【0014】この残留応力の違いにより、図8(b)に
示すようにスペーサがあって接着剤から遠い部分ほど接
着・硬化後にギャップが大きくなり、ギャップが不均一
となって、電気的特性が変化したり、画面に変色や色縞
・干渉縞が出たりして製品不良の原因となっていた。ま
た、加圧・減圧を急激にした場合、ショックでスペーサ
が移動してギャップが不均一となったり、2枚の基板が
ずれたりすることが起こり、製品不良の原因となってい
た。 (2)ワークを加圧した場合、ゲル状の接着剤が流動し
て塗布された接着剤全体が同じギャップ距離になじむに
は時間がかかる。これは、塗布された接着剤の幅や量に
部分的なバラツキがあるためである。このバラツキは前
記したディスペンサで接着剤を塗布する場合に特に大き
くなる。
【0015】すなわち、均一な圧力で加圧しても、加圧
する時間が短いと接着剤が充分になじまず、残留応力に
部分的なバラツキが出て、均一なギャップが形成できな
いという問題があった。 (3)最近は、液晶画面用基板の製造技術の進歩によ
り、基板の平面度が飛躍的に良くなり、圧力で基板の反
りを矯正する必要が無くなってきている。
【0016】2枚の基板の平面度が良好な場合、接着剤
の硬化時に加圧すると、逆に基板を反らしたりして悪影
響を及ぼすことがあった。本発明は上記した従来技術の
問題点を解決するためになされたものであって、本発明
の目的は、均一なギャップを形成・保持することがで
き、また、基板のずれ/反り等を防止することができる
液晶パネルの貼り合わせ方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、透明基板と透明基板ま
たは透明基板と半導体基板とを光硬化型の接着剤で貼り
合わせる液晶パネルの貼り合わせ方法において、予め2
枚の基板の間に接着剤およびスペーサを挟み込んで一体
形状としたワークに対して、先ず、上記2枚の基板が相
対的に接近する方向に、漸次もしくは段階的に、前記ス
ペーサが移動しない程度にゆっくりと圧力を上昇させて
加圧し、該圧力を所定の第1の圧力に至らせ、次いで、
漸次もしくは段階的に圧力を減少させて、上記圧力を第
2の圧力に至らせ、次いで、上記第2の圧力に保持させ
た状態でワークに光を照射して接着剤を硬化させる液晶
パネルの貼り合わせ方法であって、第2の圧力を0とし
たものである。
【0018】本発明の請求項2の発明は、透明基板と透
明基板または透明基板と半導体基板とを光硬化型の接着
剤で貼り合わせる液晶パネルの貼り合わせ方法におい
て、予め2枚の基板の間に接着剤およびスペーサを挟み
込んで一体形状としたワークに対して、先ず、上記2枚
の基板が相対的に接近する方向に、漸次もしくは段階的
に、前記スペーサが移動しない程度にゆっくりと圧力を
上昇させて加圧し、該圧力を所定の第1の圧力に至ら
せ、次いで、漸次もしくは段階的に圧力を減少させて、
上記圧力を第2の圧力に至らせ、次いで、上記第2の圧
力に保持させた状態でワークに光を照射して接着剤を硬
化させる液晶パネルの貼り合わせ方法であって、2枚の
基板の内、上の基板の位置を固定し、下の基板を移動可
能状態として加圧する際、第2の圧力を、第2の圧力と
下の基板の受圧面積を乗じた値が下の基板の重量に略等
しい値となるようにしたものである。
【0019】本発明の請求項3の発明は、請求項1また
は請求項2の液晶パネルの貼り合わせ方法において、上
記圧力を第1の圧力に至らせたのち、該圧力を第1の圧
力に所定時間保持させるようにしたものである。
【0020】本発明の請求項4の発明は、請求項1また
は請求項2の液晶パネルの貼り合わせ方法において、上
記第2の圧力に至らせたのち、所定時間経過後に光を照
射するようにしたものである。
【0021】
【作用】本発明の請求項の発明においては、2枚の基
板が相対的に接近する方向に加圧してギャップを形成し
たのちに、接着剤を硬化させない状態で圧力を減少させ
ているので、接着剤やスペーサに残留応力が残らない
か、残っても僅かに抑えることができる。
【0022】このため、良好なギャップを形成すること
ができ、残留応力がない状態で光を照射して接着剤を硬
化させることができるので、硬化後も良好で均一なギャ
ップを保つことが可能となり、製品不良が起こることが
ない。また、加圧・減圧を漸次もしくは段階的にゆっく
りと行っているので、ショックでスペーサが移動してギ
ャップが不均一となったり、2枚の基板がずれたりする
こともない。さらに、第2の圧力を0としたので、接着
剤の硬化時に基板に不必要な圧力が加わることがなく、
基板の反りを防止することができる。
【0023】本発明の請求項2の発明においては、上記
請求項1の発明と同様、接着剤やスペーサに残留応力が
残らないか、残っても僅かに抑えることができるととも
に、良好なギャップを形成することができ、硬化後も良
好で均一なギャップを保つことが可能となり、製品不良
が起こることがない。また、ショックでスペーサが移動
してギャップが不均一となったり、2枚の基板がずれた
りすることもない。さらに、2枚の基板の内、上の基板
の位置を固定し、下の基板を移動可能状態として加圧す
る際、第2の圧力を、第2の圧力と下の基板の受圧面積
を乗じた値が下の基板の重量に略等しい値となるように
選定したので、下の基板の重量による2枚の基板を剥が
す方向に働く力をそれと同等の圧力でキャンセルするこ
とができ、加圧時に形成されたギャップが広がってしま
うことがない。また、必要以上の加圧を基板に加えるこ
とがないので、平面度の良好であった基板が反ることも
ない。
【0024】本発明の請求項3の発明においては、上記
圧力を第1の圧力に至らせたのち、該圧力を第1の圧力
に所定時間保持させるようにしたので、均一な圧力で充
分時間を掛けて加圧することができ、接着剤を充分にな
じませ、残留応力の部分的なバラツキを無くすことがで
きる。このため、均一なギャップを形成することができ
る。
【0025】本発明の請求項4の発明においては、上記
第2の圧力に至らせたのち、所定時間経過後に光を照射
するようにしたので、第2の圧力で接着剤を充分になじ
ませることができる。すなわち、第2の圧力におけるギ
ャップは第1の圧力でのギャップより広いので、光を照
射することなく第2の圧力で所定時間保持させることに
より、上記ギャップに接着剤を充分なじませ、残留応力
の部分的なバラツキを無くすことができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の液晶パネル貼り合わせ装置の
第1の実施例を示す図である。同図において、1は紫外
線を放射する高圧水銀灯やメタルハライドランプ等のラ
ンプ、2はミラー、3は光透過窓、4は前記した2枚の
ガラス基板の間に接着剤を挟み込んで一体形状とした液
晶パネル等のワークであり、ランプ1が放射する光はミ
ラー2で反射して集められ、光透過窓3を通過してワー
ク4のブラックマトリックスを設けた基板側に入射す
る。
【0027】5はワーク処理室であり、6はワークを保
持するワークステージ、7はガイド、10は水冷管であ
り、照射される光によりワークが不所望に加熱しないよ
うにするため、水冷管10により冷却することができ
る。11は貫通穴であり、ワークステージ6の下の空気
導入口から貫通穴11を介してワーク4の下面にエアー
を供給することにより、ワーク4を上方に押し上げ加圧
する。
【0028】また、12はエアー供給管、13は圧力調
整弁であり、図示しないコンプレッサから供給されるエ
アーは圧力調整弁13で所定の圧力に調整され、エアー
供給管12を介して処理室5に供給される。14は制御
装置であり、制御装置14は上記圧力調整弁13を操作
して、処理室5に供給されるエアーの圧力を後述するよ
うに同図のA(a)または(b)に示すパターンで制御
する。
【0029】図2、図3は本発明におけるワークの加圧
パターン例を示す図であり、図2は基板に多少の反りが
ある場合の加圧パターンを示し、図3は基板に反りが無
い場合の加圧パターンを示している。図1において、液
晶パネルの貼り合わせは次にように行われる。 (1)処理室5内のワークステージ6を下降させ、ワー
クステージ6上にワーク4をセットする。 (2)ワークステージ6を所定の位置まで上昇させる。 (3)制御装置14は圧力調整弁13を操作して、図示
しないコンプレッサから供給されるエアーを、ワークス
テージ6の貫通穴11を介してワーク4の下面に供給す
る。ワーク4は空気圧により上昇し、上面が光透過窓3
に接触して、エアーの圧力により2枚の基板が相対的に
接近する方向に加圧されるようになる。
【0030】その際、制御装置14は圧力調整弁13を
操作して、ワーク4に加わるエアーの圧力を次のように
制御する。 (イ)基板の多少の反りがある場合。 下記、(i) もしくは(ii)のパターンで圧力を制御する。 (i) 図2(a)に示すように、エアーの圧力を漸次上昇
させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間tだけ
その圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を漸次減少さ
せ、基板の反りを矯正するに必要な所定の第2の圧力P
2に達したらその圧力を保持する。 (ii)図2(b)に示すように、エアーの圧力を段階的に
上昇させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間t
だけその圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を段階的に
減少させ、基板の反りを矯正するに必要な所定の第2の
圧力P2に達したらその圧力を保持する。 (ロ)基板の平面度が良好な場合。
【0031】下記、(i) もしくは(ii)のパターンで圧力
を制御する。 (i) 図3(a)に示すように、エアーの圧力を漸次上昇
させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間tだけ
その圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を漸次減少さ
せ、エアーの圧力を0にする。 (ii)図3(b)に示すように、エアーの圧力を段階的に
上昇させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間t
だけその圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を段階的に
減少させ、エアーの圧力を0にする。
【0032】上記(イ)(ロ)における所定時間tは接
着剤がワーク4に充分なじみ、残留応力の部分的なバラ
ツキがなくなるまでの時間に選定する。 (4)エアーの圧力がP2まで減少したら〔上記(2)
(イ)の場合〕、あるいはエアーの圧力が0まで減少し
たら〔上記(2)(ロ)の場合〕、その圧力に保持した
まま、所定時間t’経過後、ランプ1から紫外線を照射
し、ワーク4に塗布された接着剤を硬化させる。その
際、必要に応じて水冷管14に冷水等を供給してワーク
4の不所望な温度上昇を防止する。 (5)接着剤の硬化後、ワークステージ6を下降させ、
接着済のワーク4を取り出す。
【0033】上記のように、本実施例においては、ワー
ク4を加圧してギャップを形成したのち、接着剤を硬化
させない状態で圧力を減少させているので、接着剤やス
ペーサに残留応力がほとんど残らず良好なギャップが形
成される。そして、残留応力が無い状態で光を照射して
接着剤を硬化させているので、硬化後も良好で均一なギ
ャップを保つことができる。
【0034】また、ワーク4に多少の反りがある場合、
ワーク4に、反りを矯正するのに必要な圧力P2を加え
ながら光を照射して接着剤を硬化させているので、ワー
クの反りを矯正することができ、接着剤やスペーサに残
留応力が残ることもない。さらに、ワーク4の平面度が
良好な場合には、接着時ワーク4に加わる圧力を0にす
ることにより、基板に不必要な圧力が加わることがな
く、基板の反りを防止することができる。
【0035】また、上記(3)(イ)(ロ)において、
所定圧力まで上昇させたのち、その圧力を所定時間tだ
け保持しているので、接着剤がワーク4に充分なじみ、
残留応力の部分的なバラツキをなくすことができる。さ
らに、ワーク4を漸次もしくは段階的に加圧しているの
で、ショックでスペーサが移動してギャップが不均一に
なったり、2枚の基板がずれることがない。また、圧力
を下降させたのち、所定時間t’経過後、光を照射して
いるので、圧力が低下することにより広くなったギャッ
プに接着剤を充分なじませることができる。
【0036】図4は本発明の液晶パネル貼り合わせ装置
の第2の実施例を示す図であり、本実施例は、ワークス
テージを油圧機構等により上昇させて、ワークを加圧す
るようにしたものであり、その他の構成は図1に示した
ものと同様である。同図において、1はランプ、2はミ
ラー、3は光透過窓、4はワークであり、ランプ1が放
射する光はミラー2で反射し、光透過窓3を通過してワ
ーク4に入射する。5はワーク処理室であり、6はワー
クを保持するワークステージ、7はガイドである。ま
た、8は油圧機構、9は油圧調整弁、10は水冷管、1
4は制御装置であり、制御装置14は油圧調整弁9を操
作して、油圧機構8に供給される油圧を前記した図2、
図3のパターンに制御する。
【0037】本実施例における液晶パネル貼り合わせ工
程は図1に示した実施例の場合と同様であり、本実施例
においては、前記(3)の工程で、空気圧を制御する代
わりに油圧機構8への油圧を制御し、油圧機構8により
ワークステージ6を上方に押し上げてワーク4を加圧す
る。本実施例においても、ワーク4を図2、図3に示す
パターンで加圧したのち、光を照射して接着剤を硬化さ
せているので、前記した第1の実施例と同様な効果を得
ることができる。
【0038】図5は本発明の第3の実施例を示す図であ
り、本実施例は図1に示したエアー加圧型の処理室に、
ワークを固定する真空チャックを設けた実施例を示して
おり、同図では、図1に示した水冷管10、圧力調整弁
13、制御装置14等は省略されている。同図におい
て、1はランプ、2はミラー、3は光透過窓、4はワー
クであり、ワーク4は上基板4aと下基板4bから構成
されている。また、3aは光透過窓に設けられた貫通
穴、15はエアー排出管であり、エアー排出管15は図
示しない真空源に接続されており、ワーク4の加圧/接
着剤硬化時、真空源よりエアーを吸引することにより、
ワーク4を固定する。
【0039】5はワーク処理室、6はワークを載置する
ワークステージ、11は貫通穴であり、図1に示した実
施例と同様、上記貫通穴11を介してワーク4の下面に
エアーを供給してワーク4を加圧する。図5において、
液晶パネルの貼り合わせは次にように行われる。 (1)処理室5内のワークステージ6を下降させ、ワー
クステージ6上にワーク4をセットする。 (2)ワークステージ6を所定の位置まで上昇させる。 (3)エアーを、ワークステージ6の貫通穴11を介し
てワーク4の下面に供給する。これにより、ワーク4は
空気圧により上昇し、上基板4aが光透過窓11に接触
して、エアーの圧力により上基板4aと下基板4bが相
対的に接近する方向に加圧されるようになる。また、図
示しない真空源によりエアーを吸引してエアー排出管1
5、光透過窓3に設けられた貫通穴3aを介して、ワー
ク4の上基板4aを固定する。
【0040】その際、ワーク4の下面に加えるエアーの
圧力を次のように制御する。 (イ)基板の多少の反りがある場合。 下記、(i) もしくは(ii)のパターンで圧力を制御する。 (i) 図2(a)に示すように、エアーの圧力を漸次上昇
させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間tだけ
その圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を漸次減少さ
せ、所定の第2の圧力P2’に達したらその圧力を保持
する。 (ii)図2(b)に示すように、エアーの圧力を段階的に
上昇させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間t
だけその圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を段階的に
減少させ、所定の第2の圧力P2’に達したらその圧力
を保持する。
【0041】ここで、本実施例においては、光透過窓3
に貫通穴3aが設けられ、ワーク4の上基板4aが貫通
穴3aに供給される真空により光透過窓3に固定されて
いる。このため、下基板4bの重量により2枚の基板が
離れる方向の力がはたらき、上基板4aと下基板4b間
にはエアーによる加圧力より小さな力が加わる。そこ
で、本実施例では上記(i)(ii) において、第2の圧力P
2’を次のような値に選定する。 ・下基板4aの受圧面積:A(cm2 ) ・下基板の重さ:W(kg) ・基板の反りを矯正するに必要な圧力 :p(kg/cm2 )としたとき、 P2’≒W/A+p(kg/cm2 ) すなわち、光を照射して接着剤を硬化させる際、基板の
反りを矯正するに必要な圧力p(kg/cm2 )と、下
基板4bの重さWを支える力に相当する圧力W/A(k
g/cm2 )の和の圧力P2’で下基板4bを上方向に
加圧する。
【0042】これにより、光照射による接着時、上基板
4aと下基板4bを剥がす方向に働く力をキャンセルし
ながらワークの反りを矯正するに必要な適正な力を加え
ることができ、ギャップを適正な値に保持し、ワークの
反りを矯正することができる。また、接着剤やスペーサ
に残留応力が残ることもない。 (ロ)基板の平面度が良好な場合。
【0043】下記、(i) もしくは(ii)のパターンで圧力
を制御する。 (i) 図2(a)に示すように、エアーの圧力を漸次上昇
させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間tだけ
その圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を漸次減少さ
せ、エアーの圧力をP2”=W/A(kg/cm2 )に
する。なお、W,Aはそれぞれ前記したように、下基板
4bの受圧面積、および、下基板の重さである。 (ii)図2(b)に示すように、エアーの圧力を段階的に
上昇させ、所定の第1の圧力P1に達したら所定時間t
だけその圧力を保ち、ついで、エアーの圧力を段階的に
減少させ、エアーの圧力をP2”=W/A(kg/cm
2 )にする。
【0044】基板の平面度が良好な場合、第1,第2の
実施例では、エアーの圧力を段階的に減少させたのち、
エアーの圧力を0としているが、本実施例では、上基板
4aが真空チャックにより光透過窓3に固定されてお
り、下基板4bの加圧力を0とすると、下基板4bの重
量により2枚の基板を剥がす方向の力が働き、一度形成
したギャップが広がってしまう。
【0045】そこで、光照射による接着時、下基板4b
の重量をキャンセルする大きさの力P2”で加圧し、一
度形成されたギャップを適正な値に保持する。また、基
板の平面度が良好な場合、不必要な加圧を行うと基板が
反ることがあるが、上記のように下基板4bの重量をキ
ャンセルする大きさの力P2”で加圧することにより、
不必要な加圧が行われることがなく、基板の反りが発生
することもない。
【0046】また、上記(イ)(ロ)における所定時間
tは第1の実施例と同様、接着剤がワーク4に充分なじ
み、残留応力の部分的なバラツキがなくなるまでの時間
に選定する。 (4)エアーの圧力がP2’もしくはP2”まで減少し
たら、その圧力に保持したまま、所定時間t’経過後、
ランプ1から紫外線を照射し、ワーク4に塗布された接
着剤を硬化させる。その際、必要に応じて水冷管10に
冷水等を供給してワーク4の不所望な温度上昇を防止す
る。 (5)接着剤の硬化後、ワークステージ6を下降させ、
接着済のワーク4を取り出す。
【0047】本実施例においては、上記のようにエアー
により下基板4bの重量をキャンセルしているので、ワ
ーク4の上基板4aが真空チャック等により固定されて
いる場合でも、下基板4bの重量により一度形成したギ
ャップが広がってしまうことがなく、第1、第2の実施
例と同様な効果を得ることができる。なお、上記第1〜
第3の実施例においては、エアーもしくは油圧機構によ
り加圧する例を示したが、ワークを加圧する手段として
は、上記手段の外、ダイヤフラム等を用いることもでき
る。すなわち、ワークステージとワーク間にダイヤフラ
ムを設け、ダイヤフラムにエアーを供給し、ワークを加
圧することもできる。
【0048】また、特開平5−34653号公報に記載
されているような2枚の基板の間を真空引きすることに
より加圧する方法を用いることもできる。この場合は排
気口と真空ポンプの間に真空圧力調整弁を設ければよ
い。さらに、上記第1〜第3の実施例においては、制御
装置によりワークの加圧を制御する例を示したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、作業者が手
動で調整弁等を操作してワークの加圧パターンを制御し
てもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1) 2枚の基板を加圧してギャップを形成したのちに、
接着剤を硬化させない状態で圧力を減少させているの
で、接着剤やスペーサに残留応力が残らないか、残って
も僅かに抑えることができ、良好なギャップを形成する
ことができる。
【0050】このため、残留応力がない状態で光を照射
して接着剤を硬化させることができ、硬化後も良好で均
一なギャップを保つことが可能となり、製品不良の発生
を防止することができる。また、加圧・減圧を漸次もし
くは段階的にゆっくりと行うことにより、ショックでス
ペーサが移動してギャップが不均一となったり、2枚の
基板がずれたりすることもない。さらに、第2の圧力を
0とすることにより、接着剤の硬化時に基板に不必要な
圧力が加わることがなく、基板の反りを防止することが
できる。 (2) 2枚の基板の内、上の基板の位置を固定し下の基板
を移動可能状態として加圧する際、第2の圧力を、第2
の圧力と下の基板の受圧面積を乗じた値が下の基板の重
量に略等しい値となるように選定することにより、下の
基板の重量による2枚の基板を剥がす方向に働く力をそ
れと同等の圧力でキャンセルすることができ、加圧時に
形成されたギャップが広がってしまうことがない。ま
た、必要以上の加圧を基板に加えることがないので基板
が反ることもない。
【0051】(3) 圧力を第1の圧力に至らせたのち、該
圧力を第1の圧力に所定時間保持させることにより、均
一な圧力で充分時間を掛けて加圧することができ、接着
剤を充分になじませ、残留応力の部分的なバラツキを無
くすことができる。 このため、均一なギャップを形成す
ることができ、良好な液晶パネルを得ることができる。 (4) 第2の圧力に至らせたのち、所定時間経過後に光を
照射することにより、圧力を下降させることにより広く
なったギャップに接着剤を充分になじませることがで
き、残留応力の部分的なバラツキを無くすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明における加圧パターンを示す図である。
【図3】基板の平面度が良好な場合の加圧パターンを示
す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】液晶パネル(カラー液晶パネル)の一例を示す
図である。
【図7】基板上に接着剤(シール剤)を塗布した状態を
示す図である。
【図8】加圧時と減圧時における液晶基板およびスペー
サの変形を示す図である。
【符号の説明】
1 ランプ 2 ミラー 3 光透過窓 3a 貫通穴 4 ワーク 4a 上基板 4b 下基板 5 ワーク処理室 6 ワークステージ 7 ガイド 8 油圧機構 9 油圧調整弁 10 水冷管 11 貫通穴 12 エアー供給管 13 圧力調整弁 14 制御装置 15 エアー排出管
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1339 505 G02F 1/13 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と透明基板または透明基板と半
    導体基板とを光硬化型の接着剤で貼り合わせる液晶パネ
    ルの貼り合わせ方法において、 予め2枚の基板の間に接着剤およびスペーサを挟み込ん
    で一体形状としたワークに対して、 先ず、上記2枚の基板が相対的に接近する方向に、漸次
    もしくは段階的に、前記スペーサが移動しない程度にゆ
    っくりと圧力を上昇させて加圧し、該圧力を所定の第1
    の圧力に至らせ、 次いで、漸次もしくは段階的に圧力を減少させて、上記
    圧力を第2の圧力に至らせ、 次いで、上記第2の圧力に保持させた状態でワークに光
    を照射して接着剤を硬化させる液晶パネルの貼り合わせ
    方法であって、第2の圧力が0であることを特徴とする 液晶パネルの貼
    り合わせ方法。
  2. 【請求項2】 透明基板と透明基板または透明基板と半
    導体基板とを光硬化型の接着剤で貼り合わせる液晶パネ
    ルの貼り合わせ方法において、 予め2枚の基板の間に接着剤およびスペーサを挟み込ん
    で一体形状としたワークに対して、 先ず、上記2枚の基板が相対的に接近する方向に、漸次
    もしくは段階的に、前記スペーサが移動しない程度にゆ
    っくりと圧力を上昇させて加圧し、該圧力を所定の第1
    の圧力に至らせ、 次いで、漸次もしくは段階的に圧力を減少させて、上記
    圧力を第2の圧力に至らせ、 次いで、上記第2の圧力に保持させた状態でワークに光
    を照射して接着剤を硬化させる液晶パネルの貼り合わせ
    方法であって、 2枚の基板の内、上の基板の位置を固定し、下の基板を
    移動可能状態として加圧する際、第2の圧力を、第2の
    圧力と下の基板の受圧面積を乗じた値が下の基板の重量
    に略等しい値となるように選定した ことを特徴とする液
    晶パネルの貼り合わせ方法。
  3. 【請求項3】 上記圧力を第1の圧力に至らせたのち、
    該圧力を第1の圧力 に所定時間保持させることを特徴と
    する請求項1または請求項2の液晶パネルの貼り合わせ
    方法。
  4. 【請求項4】 上記第2の圧力に至らせたのち、所定時
    間経過後に光を照射することを特徴とする請求項1また
    は請求項2の液晶パネルの貼り合わせ方法。
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