JP3120563B2 - 再閉路方式 - Google Patents
再閉路方式Info
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Description
置において、主検出リレー、事故検出リレーが存在する
ときの再閉路方式に関する。
事故検出リレーから構成されている。主検出リレーは、
遮断器CB入(152AX),両閉路使用ロック選択
(143RC),遮断器トリップ情報(152TMX+
152TBX),送電・受電選択(143RCS)等の
信号を取り込み,所定のシーケンスにより条件が成立し
たときに再閉路指令(179M)を出力する。
ク選択(143RC),トリップ情報(152TMX+
152TBX)を取り込んで所定のシーケンスにより条
件成立時に再閉路指令(投入指令)179FSを出力す
る。主検出,事故検出の投入指令79M,79FSは図
2に示すように、両者の論理積で投入している。
示す。
保護継電装置において、スペース上の問題などにより入
力部に事故検出リレーが実装できないため、CB条件,
再閉路使用・ロック選択信号を事故検出リレーに取り込
めないことがある。このようなシステムでは従来の再閉
路シーケンスは使用できない。その一例を図3について
説明する。
成され、入力盤1にはPTからの系統電圧信号とLP
(線路保護)用CTからの遮断器線路側電流信号を取り
込み事故検出用データ、主検出用データを演算処理する
事故検出リレー11及び主検出 リレー12が、入力盤2
にはBP〔母線保護)用CTからの遮断器母線側電流信
号を取り込み主検出用データを演算処理する主検出リレ
ー21が設けられている。入力盤からのデータは伝送に
よってリレー演算処理を行うCPU盤3へ送られる。C
PU盤3には事故検出リレー31及び主検出リレー32
が設けられており、演算結果によりリレーが動作したと
きはCPU盤3のトリップ回路・投入回路33のトリッ
プ回路に指令を出すとともに、出力盤4に表示出力す
る。また再閉路使用・ロックなどの制御信号は出力盤4
の制御回路43から取り込み、伝送によってCPU盤3
に送られる。ここで、CB条件を取り込む入力盤2及び
制御信号を取り込む出力盤4には主検出リレー21、4
1が実装されているが、事故検出リレー(FSCPU)
はスペース上の問題などによって実装されていない。
再閉路使用・ロック信号は主検出リレーで認識できる
が、事故検出リレー11,31ではわからない。また、
主検出リレーと事故検出リレーは完全に独出させる必要
があるため、主検出と事故検出間でこれらの信号のやり
とりを行うことはできない。従って事故検出リレー1
1,31は従来の再閉路シーケンスを使用することがで
きない。
てなされたものであり、その目的とするところは、従来
事故検出リレーの再閉路シーケンスに必要であった再閉
路使用・ロック及び遮断条件を不用とし、遮断条件を取
り込む入力盤及び出力盤に事故検出リレーが実装されて
いなくても事故検出リレーによる再閉路を可能とした再
閉路方式を提供することにある。
に、本発明における再閉路方式は、系統電圧信号と遮断
器線路側電流信号を取り込み事故検出用データ,主検出
用データを演算処理する事故検出リレー及び主検出リレ
ーの入力部が実装された第1の入力盤と,遮断器母線側
電流信号及び遮断器条件信号を取り込み主検出用データ
を演算処理する主検出リレーの入力部が実装された第2
の入力盤と,第1の入力盤からの事故検 出用データを用
いて事故検出リレー演算をする事故検出リレーと第1,
第2入力盤の各主検出用データ及び出力盤からの再閉路
使用・ロック選択信号などの信号を用いて主検出リレー
演算をする主検出リレー及び遮断機器のトリップ回路と
投入回路を有するCPU盤と,CPU盤の主検出リレー
のデータを演算処理して表示出力すると共に再閉路使用
・ロック選択信号などの信号を演算処理してCPU盤の
主検出リレーに出力する主検出リレーの出力部が実装さ
れた出力盤からなり、第2入力盤及び出力盤に事故検出
リレーが実装されていないデジタル型保護継電装置にお
ける再閉路方式であって、主検出リレーは再閉路使用・
ロック選択信号,遮断器条件信号,トリップ情報信号の
論理積で再閉路指令を出力するシーケンス回路を有し、
この再閉路指令信号を事故検出リレーに受け渡す回路を
設け、事故検出リレーに、事故検出リレーのトリップ指
令、主検出リレーのトリップ指令、非点検信号が夫々入
力するトリップ回路を構成している直列に接続された各
半導体素子のオンで出力する各アンサー信号の論理積で
トリップ確認信号を出力する論理積回路と、前記受け渡
す回路で受けた再閉路指令信号とトリップ確認信号が夫
々入力する各ワンショットマルチとこの各ワンショット
マルチの出力の論理積で事故検出リレーの投入指令を事
故検出リレーの投入指令,主検出リレーの投入指令,非点
検信号の論理積で動作する投入回路に出力するシーケン
ス回路とを設け、事故検出リレーに再閉路使用ロック選
択信号及び遮断器条件信号を取り込まずに再閉路しうる
ようにしたことを特徴とするものである。
出力盤にも実装されているので、再閉路使用・ロック選
択信号,遮断条件信号,トリップ情報信号を取り込んで
その論理積にて再閉路指令信号を出力する。
令,事故検出リレーのトリップ指令及び非点検信号が夫
々入力する直列に接続された半導体素子で構成されてい
るので、事故検出リレーにおいてトリップ回路の各半導
体素子のオンで出力する各アンサー信号の論理積でトリ
ップを確認できる。
トマルチにて主検出リレーから受け渡された再閉路指令
信号とトリップ確認信号の立ち上がりを検出しその論理
積にて事故検出リレーの投入指令を出力する。このため
主検出リレーから事故検出リレーに誤って再閉路指令信
号が出力されても事故検出リレーは投入指令を出力しな
いので誤投入が防止される。
実施例は、本発明発明を従来の技術で説明した図3の保
護リレーに適用したものである。
(a)に示すように、出力盤4から再閉路・ロック43
RC「使用」信号と遮断器トリップ情報(52TX 1, 5
2TBX)及び入力盤2のCB,LS取込み22から遮
断器CB入(52AX)信号を取り込み、AND回路A
1による43RC「使用」信号と遮断器トリップ情報の
論理積信号とCB入信号を3秒タイマーT1を通しイン
バータN1で反転した信号をAND回路A2に入力してそ
の論理積として再閉路指令(79F動作信号)を出力す
る。
は図1(c)に示すように、ディジタルインプット・デ
ィジタルアウトプットDI・DOによって事故検出リレ
ー31(図3)へ渡される。
よって示すように、トリップコイルCC1と直列にAN
D回路を構成するトランジスタFET1 ,FET 2 、FE
T3が接続されており、FET1,FET2,FET3は夫
々事故検出リレーのトリップ指令FS,主検出リレーの
トリップ指令M,非点検信号11TでONするように構
成されており、主検出リレーの非点検中に主検出リレー
のトリップ指令Mと事故検出リレーのトリップ指令FS
が出たとき遮断器CBが遮断される。
ように、トランジスタFET1〜FET3のONで出力さ
れるFS「ON」アンサー,M「ON」アンサー,11
T「ON」アンサーの各信号をAND回路A4に取り入
れてその論理積でトリップの確認をする。
ているためトリップ確認信号を事故検出リレー31に取
り込むことは容易である。
レーから受け取った79F動作信号と事故検出リレーの
トリップ確認信号を夫々100msワンショットマルチ
MM1,MM2を通してアンド回路A3に入力し、両信号
が同時(100ms以内)にきたときに事故検出リレー
は投入指令79FSを出力する。
入コイルCC2と直列にAND回路を構成するFET4〜
FET6が接続されており、トランジスタFET4,FE
T5,FET6は夫々事故検出リレーの79FS信号,主
検出リレーの投入指令79M(79F),非点検信号で
ONするように構成されており、主検出リレーの非点検
中に主検出リレーの投入指令79Mと事故検出リレーの
投入指令79FSがでたとき遮断器CBが投入され再閉
路される。
リレーにより79F動作信号を出力させ、トリップ回路
からアンサー信号を事故検出リレーに取り込んでトリッ
プ確認をし、事故検出リレーに投入指令79FSを出力
させることができるので、入力盤及び出力盤に事故検出
リレーを実装することなく、遮断器の再閉路が可能にな
る。また主検出リレーから事故検出リレーに誤って事故
検出リレー動作信号が出力されたとしても事故検出リレ
ーでトリップ確認シーケンスが成立しないため誤出力が
防止される。
ので、次に記載する効果を奏する。
スに従来必要であった再閉路使用・ロック信号,遮断条
件が不要となる。
及び制御信号を取り込む出力盤に事故検出リレーが実装
されていなくても、CPU盤における事故検出リレーを
用いた再閉路が可能となる。
作することがない。
検出リレーシーケンスを示すブロック回路図、(b)は
事故検出リレーシーケンスを示すブロック回路図、
(c)は再閉路指令の受渡しを示す説明図、(d)はト
リップ確認シーケンスを示すブロック回路図。
チャート。
PU) 22…遮断条件取り込み部 33…トリップ回路,投入回路部 43…制御回路 79FT,T1…タイマ A1〜A5…AND回路 MM1,MM2…ワンショットマルチ
Claims (1)
- 【請求項1】 系統電圧信号と遮断器線路側電流信号を
取り込み事故検出用データ,主検出用データを演算処理
する事故検出リレー及び主検出リレーの入力部が実装さ
れた第1の入力盤と, 遮断器母線側電流信号及び遮断器条件信号を取り込み主
検出用データを演算処理する主検出リレーの入力部が実
装された第2の入力盤と, 第1の入力盤からの事故検出用データを用いて事故検出
リレー演算をする事故検出リレーと第1,第2入力盤の
各主検出用データ及び出力盤からの再閉路使用・ロック
選択信号などの信号を用いて主検出リレー演算をする主
検出リレー及び遮断器のトリップ回路と投入回路を有す
るCPU盤と, CPU盤の主検出リレーのデータを演算処理して表示出
力すると共に再閉路使用・ロック選択信号などの信号を
演算処理してCPU盤の主検出リレーに出力する主検出
リレーの出力部が実装された出力盤からなり、 第2入力盤及び出力盤に事故検出リレーが実装されてい
ないデジタル型保護継電装置における再閉路方式であっ
て、 主検出リレーは再閉路使用・ロック選択信号,遮断条件
信号,トリップ情報信号の論理積で再閉路指令を出力す
るシーケンス回路を有し、この再閉路指令信号を事故検出リレーに受け渡す回路を
設け、 事故検出リレーに、事故検出リレーのトリップ指令、主
検出リレーのトリップ指令、非点検信号が夫々入力する
トリップ回路を構成している直列に接続された各半導体
素子のオンで出力する各アンサー信号の論理積でトリッ
プ確認信号を出力する論理積回路と、前記受け渡す回路
で受けた再閉路指令信号とトリップ確認信号が夫々入力
する各ワンショットマルチとこの各ワンショットマルチ
の出力の論理積で事故検出リレーの投入指令を事故検出
リレーの投入指令、主検出リレーの投入指令、非点検信
号の論理積で動作する投入回路に出力するシーケンス回
路とを設け、事故検出リレーに再閉路使用ロック選択信
号及び遮断器条件信号を取り込まずに再閉路しうるよう
にしたことを特徴とした再閉路方式。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04141861A JP3120563B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 再閉路方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04141861A JP3120563B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 再閉路方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336648A JPH05336648A (ja) | 1993-12-17 |
JP3120563B2 true JP3120563B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=15301876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04141861A Expired - Fee Related JP3120563B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 再閉路方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120563B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP04141861A patent/JP3120563B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05336648A (ja) | 1993-12-17 |
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